詩歌作品一覧

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  • 江戸詩歌の空間
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    1巻2,992円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 虫・蛍・いけ花など、自然を生活に取り込み、楽しむ術を発達させた江戸時代の人々は、どのような詩歌を残したのか。絵画とのイメージの交響や新鮮な題材など、江戸詩歌の多彩な世界を描く。

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  • NHK「100分de名著」ブックス 良寛詩歌集 「どん底目線」で生きる
    4.5
    1巻880円 (税込)
    子どもたちと手まりをついて遊ぶお坊さん――として、今なお多くの日本人から愛され続けている良寛。どん底の立場から世の中を見据えた清貧な乞食僧は、漢詩と和歌を愛し、亡くなる直前まで「こころの言語化」という精神活動を深めた表現者でもあった。厳しい競争と経済至上の社会のなかで「自分」というものを見失いがちな今日、みずからの姿でもって「人間の座標軸」を示そうとした良寛の生きざまを見る。 [内容] はじめに 「どん底目線」と「徹底した言語化」 第1章 ありのままの自己を見つめて 第2章 清貧に生きる 第3章 「人」や「自然」と心を通わす 第4章 「老い」と「死」に向き合う ブックス特別章 良寛さんの仏教理解
  • 大人のための恋歌の授業 “君”への想いを詩歌にのせて
    5.0
    1巻880円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「観覧車回れよ回れ想ひ出は君には一日我には一生」(栗木京子)、「離婚届」(谷川俊太郎)、芥川龍之介の恋文など、恋愛の様々なシチュエーションを綴った143の詩・短歌・俳句・手紙を収録。 国語教師として、生徒のことばの感覚を目覚めさせる授業が評判となった著者による、大人のための恋歌の読み方・作り方・楽しみ方。 年月を重ねたいまだからわかる恋心の機微。いまことばにしたい、あの時の気持ち。大家達の繊細な表現に触れると、忘れかけていた感情が甦り、自然にことばが紡ぎだされる。これからの日々を潤す大人のための恋歌の授業。

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  • 折口信夫古典詩歌論集
    -
    「私にとっては寧ろ解釈することが創作する事の様にすら感じられる。」学者にして詩人、ともに比類ない業績をのこした折口信夫が生涯その中核においた歌。遥かに見透しまた限りなく近く、鋭敏な眼は三十一文字に沈潜し読みひらく。「叙景詩の発生」「女房文学から隠者文学へ」など様々な視角から論じた全13編を収録、注を付す。

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  • 漢代五言詩歌史の研究(東洋学叢書)
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 従来、古詩を中心とする漢代五言詩の成立は、建安文壇に隣接する後漢時代後期と目されてきたが、本書はこれまで見過ごされてきた資料や、文献上に現れている微細な徴候に目を留め、新たな説を導き出す。数ある古詩の中に埋もれた特別な一群の存在を指摘して、その特定の古詩の成立年代を後漢初頭以前と推定するとともに、古詩の生まれた場を考察、さらにはその後の古詩の展開経緯を、近接ジャンルである古楽府との関連性も含めて明らかにする。漢代五言詩歌の清華である古詩という作品群の生成展開の経緯を解明し、研究史に新たな一頁を加える画期的業績。著者の明快で細やかな論述により、読者は自ずと古詩誕生の場面へと引きこまれるであろう。 【目次より】 序章 一 本書の目指すところと基本姿勢 二 考察の概要 三 各章の要点と初出一覧 第一章 古詩の成立年代 はじめに 第一節 第一古詩群の存在 第二節 第一古詩群の成立時期 第三節 五言詩の成立時期に関する先行研究 結び 第二章 原初的古詩の成立 はじめに 第一節 第一古詩群の成り立ち 第二節 古詩誕生の場 第三節 古詩の始原的性格 結び 第三章 原初的古詩の展開 はじめに 第一節 前漢宴席文化の広がりと古詩の流布 第二節 宴席に言及する古詩の成立 第三節 古詩の展開と死後の世界 結び 第四章 後漢時代における古詩の伝播とその展開 はじめに 第一節 第一古詩群の編成時期に関する仮説 第二節 後漢前期における五言詩の文学的位置 班固の傅毅に対する対抗意識を通して 第三節 後漢中期における古詩流伝の一系譜 古詩「凛凛歳云暮」を手がかりとして 第四節 漢代五言詩史上に占める蘇李詩の位置 第五節 後漢中期以降における五言詩の展開 結び 第五章 古詩と古楽府との関係性 はじめに 第一節 『宋書』楽志と『楽府詩集』 古楽府研究において拠るべき資料 第二節 古楽府の歴史的性格 第三節 古楽府と古詩との交渉 結び 第六章 建安文壇の歴史的位置 はじめに 第一節 曹操の楽府詩を通して見る漢末士人社会の一側面 第二節 貴族制の萌芽と建安文壇 結び 第七章 呉の文学風土と陸機の「擬古詩」 呉人から見た五言詩歌史 はじめに 第一節 呉の文学風土 第二節 cにおける「擬古詩」制作の動機 第三節 「擬古詩」に読み取れる陸機の思い 古詩との狭間に見えるもの 結び 終章 結びにかえて 遊戯的宴席文芸から個人的詠懐詩へ あとがき ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 柳川 順子 1959年生まれ。中国文学者。県立広島大学教授。 九州大学文学部卒業、同大学大学院文学研究科(中国学専攻)博士課程単位取得満期退学。博士(文学)。 著書に、『漢代五言詩歌研究』などがある。
  • 近現代詩歌
    3.7
    近代以降、変革と共に多様な形で展開してきた詩歌の世界。明治から平成までの詩を池澤夏樹、短歌を穂村弘、俳句を小澤實が精選、その魅力と真髄を紹介する。 解説=池澤夏樹 月報=北村薫、アーサー・ビナード
  • こども「折々のうた」100 ~10歳から読みたい日本詩歌の決定版!~
    値引きあり
    5.0
    1巻1,039円 (税込)
    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 10歳から大人まで俳句・短歌入門に最適! 日本文学史上に輝く現代の詩歌選集『折々のうた』の中から、10歳から読んでほしい短歌と俳句をそれぞれ 50ずつ選び、分かりやすく解説しました。 登場する作者は、73人。 万葉集掲載の額田王・柿本人麻呂から、平安時代の歌人和泉式部、江戸時代に活躍した松尾芭蕉・小林一茶、近現代の歌人石川啄木など、 教科書でもなじみ深い作者から現代作者までの作品を 時代の流れに沿って並べ替えました。 俳人の長谷川櫂さんによる前書きの一部を紹介します。 「人生には恋も老いも死もあることを、子どものうちから知っておいていい、知っていなくてはならないのではないかと考えて「大人向け」の短歌や俳句も入れることにしました。 こうしてこの本は短歌や俳句を知るだけでなく、人間一生の案内図になりました。 君たちの長い人生の「折々に」ページを開いていただけたらいいなと願っています」。 すべての漢字と歴史的かなづかいにふりがなをつけ、詩歌には現代語訳と、大岡信さんの解説文には、ことばの解説をつけました。 解説文もあわせて読んでいただくことで、短歌や俳句の味わい方がわかり、読むことが楽しくなっていきます。 【ご注意】※この作品は二色刷りです。
  • 「詩歌の午後」について
    無料あり
    -
    1巻0円 (税込)
    この電子書籍ファイルは青空文庫のデータをもとに制作しております。

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  • 詩歌の森へ 日本詩へのいざない
    5.0
    一篇の詩が、苦境から脱出するきっかけになったり、人情の奥行きをかいま見せたりすることは、誰しも経験するだろう。そんな、心に働きかけてくる詩を知れば知るほど、人生は豊かになる。本書は、記紀万葉のいにしえから近現代までの、日本語ならではの美しい言葉の数々を紹介するエッセイである。古今東西の文学・藝術に精通した著者が、みずからの体験を回想しつつ、四季折々の詩歌味読のコツを伝授する。
  • 詩歌遍歴
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「私たちは、好きな詩歌は手帖に写し、覚えて口ずさんだ。若いときにこうして覚えた詩歌は、わりにくっきりと心に刻みこまれ、いまでも思いがけないときに口をついて出てくる。」かく言う哲学者にとっての、若き日々に出会った忘れ得ぬ不滅の詩歌とは?芥川、茂吉、白秋、芭蕉、中也、プレヴェール、ランボー等々、とっておきの愛誦詩アンソロジーにして、とびっきりの名詩・名歌逍遙。
  • 四季のうた ―詩歌の花束
    -
    春夏秋冬、人の営みをよそに季節は巡りつづける。目の前を流れていく時の移ろいを、わずかな言葉で瑞々しく描き出すのが、俳句であり、短歌である。現代の句歌は、日常に紛れて見落としがちな事々に生命をあたえ、古人の言葉は今なおかわらぬ心の機微をにじませる。本書で著者は、平生の景色を鮮やかに切り取った古今の俳句や短歌を紹介する。読売新聞連載コラム「四季」の二〇一二年四月から一年分を採録。
  • 中原中也全詩歌集(上)
    5.0
    1~2巻1,881~1,980円 (税込)
    孤独な魂の叫びを2冊の詩集に托して逝った早世の詩人。「汚れつちまつた悲しみに」と詠った早熟老成の詩才。生涯を懸けて己れに徹し、誠実、過激に生きた詩人の刊行詩集『山羊の歌』『在りし日の歌』を全篇収録の上、短歌、俳句、新発見詩篇をも加えた未刊詩篇全270余を詩想、詩法の関連から緩やかに分類し、新たに編纂し、甦った中原中也の全体像を上下2巻に定着した決定版詩集。
  • 日本詩歌の伝統 七と五の詩学
    -
    1巻4,620円 (税込)
    和歌が獲得してゆく主題の深まり,俳句の七五の型の中での成熟,この七五調の制約が近代詩歌のリズムにもたらした宿命.日本の古典詩歌の伝統を大きな枠組みの中で,斬新な角度から精彩に論じた新しい日本詩歌入門.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.

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  • 日本の詩歌 その骨組みと素肌
    4.2
    日本の叙景歌は,偽装された恋歌であったのか.和歌の核心にはいかなる自然観が存在していたのか.和歌と漢詩の本質的な相違とは? 勅撰和歌集の編纂を貫く理念とは? 日本詩歌の流れ,特徴のみならず,日本文化のにおいや感触までをも伝える卓抜な日本文化芸術論.コレージュ・ド・フランスにおける,全五回の講義録.(解説=池澤夏樹)

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  • 恥ずかしながら、詩歌が好きです~近現代詩を味わい、学ぶ~
    4.0
    今どき「詩歌が好きです」と告白するのはかなり恥ずかしい。殊におじさんにとってはカミングアウトに近い。しかし、詩を口ずさみたくなるのは若者だけではないのです。歳を重ねたからこそ、若々しい詩も、達観した歌も、わがこととして胸に沁みるのではないか――。数々の受賞歴もある評論家が、ついに詩歌好きをカミングアウト。近現代詩歌を時代順に引きながら、喜びや悲しみを、詩人たちの実人生と共にしみじみと味わいます。
  • 良寛こころのうた : 良寛詩歌三百六十五日
    5.0
    1~3巻1,078円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 純真、清心、温和、高雅-しみじみと味わう良寛さまのうた。
  • 和漢詩歌源流考 : 詩歌の起源をたずねて
    -
    1巻2,640円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 タイトルが示すとおり、「君が代」論考から和歌の発生、阿倍仲麻呂の歌、漢詩の五言詩の起源の問題までと、和漢の文学の源流に及ぶ内容を扱う。この書で取り上げられた問題は、いずれも文学の基本に根ざす重要なものばかりで、それを斬新な切り口によって核心に迫る。 /序  第一章 「君が代」考  第二章 「君が代」九州王朝讃歌説批判―志賀海神社の神楽歌に寄せて―  第三章 阿倍仲麻呂の歌―古田武彦説批判―  第四章 和歌の発生について  第五章 漢詩・五言詩の発生について

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  • 詩歌川百景 1
    4.2
    『海街diary』と繋がる物語、開幕! 山形の山里にある小さな温泉町・河鹿沢温泉の旅館で湯守り見習いとして働く和樹。弟の守とともに、旅館の女将や周囲の大人の思惑に時に守られ時に翻弄されながら暮らしている。 大人たちの抱える過去、そして河鹿沢温泉に数年前に引っ越してきた旅館の大女将の孫娘・妙をはじめ幼なじみ達との友情と恋と人生が静かに紡がれていくーーー
  • 湖風、きらめく ~新訳アーサー王物語~ (上)
    -
    新訳アーサー王物語!アーサー王にエクスカリバーを授け、円卓の騎士ラーンスロットを守護したことで知られる「湖の乙女」ヴィヴィアン。謎の魔術師マーリンとの出会いで、彼女の運命は大きく動き出す…。ゴルロワ公の妃イグレインの侍女として暮らしていたヴィヴィアンは、物怖じしない性格に、利発そうな輝きを持つ青い瞳の少女。ある嵐の夜、岬の古城に身を隠す美しき妃イグレインの元に、なぜか遠方にいるはずの夫ゴルロワ公が訪ねてくる。傍らに仕えるのは端正な顔立ちのローブの男。ヴィヴィアンは危険を感じイグレインに知らせようとするが…。無情な現実に抗おうとする女たち。復讐と情愛に彩られた、新たなアーサー王物語。
  • 顔さえよければいい教室 1.詩歌クレッシェンド
    5.0
     音楽、ダンス、ファッション――あらゆる分野の天才が集う芸能学校・私立繚蘭高校。  だがその実態は、「顔」をはじめとした外見ですべての評価が左右される教室だった。  俺の妹・池袋詩歌はヒキコモリで、兄ナシでは生活できない要介護人間のせいか、配信のセンスもスター性も壊滅的。  この学校では最弱かと思われた。  だが俺は知っている。ネットで顔を隠して伝説になったVSINGER。その正体こそが詩歌だと。 「――青、この曲の色。私はそれに合わせて歌うだけ」  ゆえに詩歌の歌声は唯一無二。学校のあらゆる常識を覆し、彼女の才能は見出されていく――!
  • 異国情緒としての堀口大學 翻訳と詩歌に現れる異国性の行方
    -
    1巻4,400円 (税込)
    明治から昭和まで歌人・詩人・フランス文学者として活躍して、多くの翻訳をなした堀口大學。10年以上にわたる海外生活や翻訳の業績がこれまで注目され、堀口の翻訳が日本近代文学に与えた影響という側面から主に議論されてきた。 だが、堀口自身が精力的に展開した文学実践や、彼の活動が日本文壇に与えた「異国情緒/エキゾチシズム」のインパクトは注目されてこなかった。 堀口大學の文学者としての経歴を、創作詩作『月光とピエロ』や訳詩集『月下の一群』などを中心に理解する。そのうえで、原文と翻訳テクストの比較などをとおして、堀口によるポール・モラン作品の翻訳とモダニズムの関係性、「新しさ」への志向、堀口自身の詩歌・随筆の射程を明らかにする。 堀口大學が日本文壇で異国情緒というイメージをまとい、それが解体・展開していくプロセスを比較文学的な視点から追い、堀口の詩歌や随筆が日本の翻訳――文体・語句・テーマ性――に与えた影響に光を当てる。
  • 俳遊の人・土方歳三 句と詩歌が語る新選組
    3.7
    報国の心ころをわするゝ婦人哉(ほうこくのこころをわするるおんなかな)―。京、大坂の太夫や舞妓の雅(みやび)を詠んだこの句の作者は、新選組副長・土方歳三(ひじかたとしぞう)。小説などでは、「バラガキ」「鉄の組織をつくりあげた男」などと描かれるが、その等身大の姿とは?土方が詠み残した 『豊玉発句集』(ほうぎょくほっくしゅう)などを読み解いていくと、俳諧に遊び、“ハイカラ”に憧れた、その人物像が浮かびあがる。一方、対照的な“バンカラ”の局長・近藤勇(こんどういさみ)。その実像も漢詩・和歌や、留守宅を気遣う誠実さにあふれる初公開の書簡から伝わってくる。無名道場出身ながら攘夷を志して新選組で活躍するも、幕府の瓦解と近代化の到来を迎えることに。その真っ只中で初志を貫こうとする近藤の純粋さと、近代人へと生まれ変わろうとする土方の時代感覚に迫る。文芸に励んだ、知られざる新選組を描いた注目の書!!

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  • 顔さえよければいい教室 (1)
    続巻入荷
    5.0
    音楽、演技、ダンスにファッション。あらゆる分野の天才が集まり、 一流のスターを生み出す為に創られた学び舎…私立繚蘭高等学校。 この学園では、「顔」をはじめとした外見で、すべての評価が左右される。 そこへ突如現れた、野暮ったい見た目の新入生・池袋詩歌。 兄ナシでは生活出来ない要介護人間である詩歌だが、 ――その正体は、ネットで顔を隠して活動する新進気鋭のVSINGERだった!? 外見重視の教室で巻き起こる、天才たちによる人気獲得学園バトル!
  • ワンルーム白書
    -
    1巻880円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 若手女流俳人・椿屋実梛の第一句集「ワンルーム白書」(邑書林)を電子書籍で待望の刊行。 26歳から33歳までに作った240句に新たに12句を加え、252句を収録して再構成しました。 都会で一人暮らしをする女性の私生活や心情をストレートに表現した、17字の世界をお楽しみください。
  • アジアのなかの和歌の誕生
    -
    1巻9,680円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ウタは声のことばにおいてあらわれる。声のことばと文字ことばの中間で誕生する、和歌という詩形式に迫るため詩学を導入。和歌の本性をナショナリズムの狭い殻から救い出し、異なった言語圏の詩歌と比較しつつ、外部からの照射によって本質を炙り出す。音声学・音韻論・音楽学・心理学・比較言語学といったさまざまな分野の研究をひとつのテーブルに載せ、和歌誕生の経緯と全貌を究明した野心作。
  • 1日1分!忙しいビジネスマンの為の速読英語術  文頭からの順送り読みによる 英語速読即解の法
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    めんどくさがり屋でもOK!速読するだけで、『語彙力UP! スピードUP! 教養UP!』 日本人が最短で英語を習得するための最速メソッド! 【目次】 ◆I英文マインドをはやくつかむためには  1学校英語でない英文の読み方  2英文マインドを頭からとらえてゆくとどんないいことが?  3頭から読む英文マインドの事例 ◆II文頭からの順送り読みプラクティス  1物語の英語   The Little Match Girl / The Happy Prince / Sir Isaac Newton and the Apple / The Blind Men and the Elephant / Damon and Pythias  2名言・名句の英語   林語堂 / Helen Keller / Bertrand Russell / George Santayana  3演説の英語   米国第16代大統領リンカーンの「ゲティスバーグ・アドレス」  4実用英語   搭乗券 / 搭乗中の航空会社からのアンケ-ト / ホテルのチェックイン / ホテルのチェックアウト / ブロ-ドウェイの劇場 / 自由の女神 / ディズニーランド / 海外旅行―紛失した預託荷物の処理 / 中華料理レストラン―お箸の使い方/ イギリスの観光バス―チケットの注意書/ イギリスのホテル―ダブルチェックのためのカード/ ウィンブルドン・ローン・テニス・ミュージアム  5詩歌の英語
  • 歌垣と東アジアの古代歌謡
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    1巻6,160円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 歌垣という、古代日本にも存在していた習俗が残る、中国の少数民族の歌世界を取り込みながら、さらに中国の『詩経』や六朝の詩歌なども視野に入れ、『万葉集』を中心に、東アジア古代歌謡の成立に関する諸問題を論じる。人類の歴史とともに存在した「歌謡」の姿を明らかにしようとする。
  • 梅原猛の仏教の授業 法然・親鸞・一遍
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    生きとし生けるものすべては成仏できる――。鎌倉時代に生まれた浄土仏教は、衆生救済のみならず、悪人でさえも念仏を唱えれば必ず救われると説く革命的な思想であった。本書は、日本思想を長年研究してきた著者が、法然・親鸞・一遍という3人の宗祖の峻烈な人生とその思想の系譜を読み解く。「観想念仏」から「口称念仏」へと転じて民衆に極楽往生の門を開いた法然。「御影」と呼ばれる肖像や伝記『醍醐本』をもとに、法然の原点を辿る。なぜ親鸞は法然の弟子となり、「悪人・女人救済」の仏道を説いたのか。「親鸞は源頼朝の甥だった」という視点に立つと、親鸞の4つの謎が解ける。すべてを捨てて遊行の旅へ出た一遍。彼が踊り念仏に辿り着いた経緯を、「漂泊」「捨聖」「詩歌」「踊り」というキーワードから探る。「梅原日本学」を打ち立てた知の巨人が、生き方や死に方、そして21世紀を生きるヒントとしての「共生」の思想について語った一冊。

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  • 海潮音・牧羊神
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    1巻550円 (税込)
    英・独・仏・伊等の西欧詩を美しい日本語にうつしかえ、その韻律と色彩の薫りをたきこめて、わが国の詩歌にかつてなき荘厳さをもたらした不朽の名著「海潮音」に、劇作詩「牧羊神」を併せ、上田敏詩集に編まれた部分をも含めて完璧なものにした本詩集はその流麗典雅な諧調と新鮮な感覚により強く今日に生きている。
  • 【合本版】ムシウタ 全24巻
    5.0
    「ねえ、あなたの夢を聞かせてくれない?」人の夢を喰う代わりに、寄生主に超常の力を与える“虫”が出現して10年。薬屋大助は通学電車で少女・詩歌と出会い、強く惹かれあう。だが詩歌は“虫憑き”を収容する国の極秘施設からの逃亡者だった。特別環境保全事務局は最高のエージェントにして最強の虫憑き“かっこう”に出動を命じ、容赦なく詩歌を追い詰めようとする! せつなく激しい想いが織りなす、それは最高で最悪のボーイ・ミーツ・ガール! ※本作品は『ムシウタ』シリーズ全16巻、『ムシウタ bug』シリーズ全8巻を収録しています。 ※本商品は1冊に全巻を収録した合本形式での配信となります。あらかじめご了承ください。

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  • 季刊 びーぐる 詩の海へ〈17〉
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 <特集>杉山平一 人と作品 <論考エッセイ>鈴村和成/以倉紘平/山田俊幸ほか <アンケート>杉山平一のこの一篇 新川和江/神山睦美ほか <詩作品>草野信子/江口節/岸田将幸ほか

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  • 京都 銀月アパートの桜
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    生粋の京都人淺山泰美は百年前の大正ロマンが漂う銀月アパートの魅力と庭に咲くしだれ桜の美しさを物語る。 京都が、いきいきと目を覚ます。 このような才媛に声をかけられるのは、 千年来のことなので。 わたくしも、目を瞠る。 ピュアな水晶少年のイメージをもって登場した詩人の、多彩きわまりない円熟ぶりに。 (帯文:新川和江) 京都に生まれ育った詩人が、京都のまち・人・自然・文化を慈しむように綴るエッセイと短歌と写真。 【目次】 Ⅰ 桜めぐり ポエトリーガーデン ウエサク祭の夜 観音さま日和 月晶丸 いぬの仔もねこの仔もひとの子も 四月のダライラマ 伯母するひと ライアーに出逢った頃 読む詩歌う詞 ライアーと歩む日々 Ⅱ 昭和ドリームランド あの人は、今 石好き 「塩」を運ぶ 明美さんの灯り 一期一会ということ 茶道入門 天女座を訪ねて 妖精の声 猿のはなし 水絵の町で 高野橋西詰 奇 跡 東福ノ川会 『オーク』があった頃 Ⅲ 久世光彦さん ゆめまぼろし 幻の唄 神様の演出 幸福の電話 久世さんと神戸で 卒 哭 アスパラ豆腐の味 久世さんの墓所で Ⅳ 銀月アパートの桜 あとがきにかえて 銀月アパートという謎 撮影データ 初出一覧 略歴 【著者】 淺山泰美 1954年5月、京都市伏見区に生まれ。同志社大学文学部文化学科美学専攻卒。第一詩集「水槽」を28歳で出版後、ポエトリーリーディングを始める。1988年、詩誌「庭園」を創刊。編集発行人を務める。『月暈』『ミセスエリザベスグリーンの庭に』『ノクターンのかなたに』等九冊の詩集を刊行するほか、写真文集『木精の書翰』小説集『エンジェルコーリング』がある。2000年にライアー(竪琴)に出逢い、2001年6月、ゲルトナーのソプラノライアーを得てライアーを学び始める。
  • 現代短歌パスポート1 シュガーしらしら号
    続巻入荷
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    新シリーズ創刊!最注目の歌人10名による書き下ろしの新作短歌アンソロジー歌集。 榊原紘 伊藤紺 千種創一 柴田葵 堂園昌彦 谷川電話 吉田恭大 菊竹胡乃美 宇都宮敦 初谷むい 【収録作品】 榊原紘「Classic」 伊藤紺「雪の匂い」 千種創一「White Train」 柴田葵「おさしみ」 堂園昌彦「春は水さえとろけさせる」 谷川電話「夢を縫う、たき火を保つ」 吉田恭大「フェイルセーフ」 菊竹胡乃美「火のぬいぐるみ」 宇都宮敦「羊毛期の到来(ウール、ウール、ウール)」 初谷むい「天国紀行」 【目次】 榊原紘 Classic 伊藤紺 雪の匂い 千種創一 White Train 柴田葵 おさしみ 堂園昌彦 春は水さえとろけさせる 谷川電話 夢を縫う、たき火を保つ 𠮷田恭大 フェイルセーフ 菊竹胡乃美 火のぬいぐるみ 宇都宮敦 羊毛期の到来(ウール、ウール、ウール) 初谷むい 天国紀行 執筆者プロフィール 【著者】 榊原紘 1992年愛知県生まれ。奈良県在住。第2回笹井宏之賞大賞受賞。2020年、第一歌集『悪友』刊行。ゆにここオンラインカルチャースクールで「推しと短歌」の講師を務める。短詩集団「砕氷船」の一員。 伊藤紺 歌人。1993年生まれ。横浜在住。著書に歌集『肌に流れる透明な気持ち』『満ちる腕』(いずれも短歌研究社)、ミニ歌集『hologram』(CPcenter)。 千種創一 1988年愛知県生まれ。2015年、『砂丘律』。2016年、日本歌人クラブ新人賞、日本一行詩大賞新人賞。2020年、『千夜曳獏』。2021年、現代詩「ユリイカの新人」に選出。2022年、『イギ』、ちくま文庫版『砂丘律』。 柴田葵 歌人、ライター。第2回石井僚一短歌賞次席。第1回笹井宏之賞大賞受賞により、第一歌集『母の愛、僕のラブ』(書肆侃侃房)を出版。東京都在住。身長164センチ。 堂園昌彦 1983年東京都生まれ。早稲田短歌会を経て、現在、短歌同人誌「pool」所属。2013年、第一歌集『やがて秋茄子へと到る』(港の人)刊行。ブログに歌書紹介サイト「短歌のピーナツ」。 谷川電話 1986年愛知県生まれ。2014年、角川短歌賞を受賞。歌集に『恋人不死身説』(2017年、書肆侃侃房)、『深呼吸広場』(2022年、書肆侃侃房)。 吉田恭大 1989年鳥取県生まれ。「塔短歌会」「早稲田短歌会」で短歌を学ぶ。2019年第一歌集『光と私語』(いぬのせなか座)を刊行。同年より詩歌の一箱書店「うたとポルスカ」を運営。 菊竹胡乃美 1995年福岡県生まれ。2015年から短歌を始める。第一歌集『心は胸のふくらみの中』(書肆侃侃房、2023年)。 宇都宮敦 1974年千葉県生まれ。歌集『ピクニック』(2018年、現代短歌社)。ブログ「Waiting for Tuesday」(https://blog.goo.ne.jp/utsuno)。 初谷むい 1996年生まれ、札幌市在住。第一歌集『花は泡、そこにいたって会いたいよ』(書肆侃侃房、2018年)、第二歌集『わたしの嫌いな桃源郷』(書肆侃侃房、2022年)。
  • 恋する罪びと
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    秘めやかに、深く烈しくつのる想いは、ときに生死を超え、時空を超えて成就する――そんな究極の恋の見本帳がここにあります。本書は、『伊勢物語』『今昔物語』などの古典や『万葉集』『古今和歌集』などの詩歌、今に残る伝説・史実などから、お気に入りの恋物語を取り出して田辺流解釈で楽しむ本です。「死ぬ前にもう一度、情の深い男に抱かれたい」という老女と契った在原業平の本当の“色男”ぶり。出世のために自分を棄てた夫をミイラになるまで待ちつづけた女房と、その幽鬼の妻と一夜を共にした男の話。心で結ばれていたために永遠を獲得した、お通と宮本武蔵の純情秘話。紫式部と年上の夫との可愛くも機知に富んだ恋のかけひき……など、著者が「なんと日本人は<恋する能力>に長けた<血の熱い>民族だったのか」と嘆息する、とっておきの24話を収録。1篇ごとに味わいの異なる恋物語。あなたの心にときめきと潤いを与えてくれます。

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  • 御所本和漢兼作集 宮内庁書陵部蔵
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 書陵部蔵本を影印。鎌倉時代中期に成立した私撰詩歌集で、漢詩・和歌の両方を能くする人々の作品を編纂した書。日本漢文学史及び和歌史の資料として極めて注目されるべき内容をもつ。完本は全二十巻と推定されるが、本書は十巻を備える零本であり、孤本である。付解題。
  • 佐藤文香詩集「新しい音楽をおしえて」
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    「じゃあこれから焼鳥食って君は帰りなさいと家をふたりで出るときに窓をしめながら、君に東のビルに映ったのと北の赤いのを見せた、それらは夕焼けでした。」(『パンツ』より) 現代詩歌の実験的ブログ「日々が紙から飛びだして」(マイナビ)の連載「アルミレコーズ」に加え、「神仏」「明日には忘れよう」かものはしソング「くちばしロック」など未発表作品を含む30編を収録。流れる景色と傷む心を緻密な言葉で描いた、若手俳人・佐藤文香のはじめての詩集。 【目次】 01 かるく風に吹かれながら/02 川など/03 きっとなりたい/04 だいぶ/05 合皮のソファ/06 星/07 イエイ/08 4C/09 明日には忘れよう/10 手紙/11 わごむ/12 かじかむ/13 レ点/14 あの松/15 かざふすたん/16 見てきたもの/17 また海/18 僕の鴉/19 港区のこと/20 神仏/21 頬杖/22 くちばし音頭/23 くちばしロック/24 かものはしのうた/25 こだま/26 だから/27 鳩サブレー/28 鳥が/29 羊羹/30 パンツ
  • 釈迢空全歌集
    5.0
    折口信夫(釈迢空)は近代日本にまるで奇蹟のように、古代の心、古代の詩歌のひびきを、鮮烈に蘇らせた歌人であった――。 短歌滅亡論を唱えるも、その真意は再生への願いであり、日本語の多彩な表記を駆使しながらつねに短歌の未来と格闘し続けた。折口が残した6冊の歌集に私家版・自筆選集、短歌拾遺、さらに関東大震災に直面し、短歌形式に収めることのできない苛烈な体験を詠んだ詩作品含めた、初の文庫全歌集。 「葛の花 踏みしだかれて、色あたらし。この山道を行きし人あり」 生涯「旅びと」であった折口の姿が立ち現れてくる。 (目次) 海やまのあひだ 春のことぶれ 水の上 遠やまひこ 天地に宣る 倭をぐな 私家版・自筆選集 短歌拾遺 詩拾遺 解題 解説 岡野弘彦 略年譜 作品初句索引
  • 「情」の文化史 中国人のメンタリティー
    3.0
    1巻1,408円 (税込)
    男女のあいだのほか、親子の情、兄弟の情、友の情、惻隠の情など、人の基本倫理も「情」という言葉で表現してきた中国。人間関係の情愛をめぐる多様な「情」のかたちを、比較文化として詩歌・文学に探る。
  • 人生の黄金時間
    -
    一見無用に見えるものの貴さを語る第1章を始め、詩歌のなかに日本人のあり方をみる第2章、親交の深い造形美術作家の魅力に触れる第3章で構成。日常のなかで誰もがもてる「黄金時間」を綴った大人のエッセイ集。
  • 千夜恋歌1巻
    完結
    -
    全5巻660円 (税込)
    時を越え、国を越えて、愛は静かに燃え上がる! 遠き昔に詠われた、あの歌のように…。古い土鈴をお守りにした真由は、憧れの演劇部のヒロインから衣装をお願いされる。剣道部の恵一とも仲良くなれ、願いがどんどん叶っていくかのように思えたが…。原ちえこが贈る、詩歌が結ぶラブロマンス集!
  • 太平記 蜂起之章
    完結
    4.5
    全2巻550円 (税込)
    鎌倉倒幕から足利滅亡まで、半世紀にわたる動乱の世!! ときの帝・後醍醐天皇は学識文才は和漢に通じ、詩歌に長じ、じつに巧みで、そして何より政が好きであった。公卿一統の世を実現するために密かに倒幕計画を進行していった…
  • 高杉晋作 情熱と挑戦の生涯
    4.0
    往復書簡や日記・詩歌、そして地元の古老たちの話など、豊富な史料を検証。激動の時代の流れに葛藤しつつも、近代日本への変革に向けて突き進んだ、「青年・高杉晋作」の実像と内面に迫る本格評伝。
  • 中学生のことばの授業 : 詩・短歌・俳句を作る、読む
    -
    1巻1,100円 (税込)
    独自の授業内容で、教師・研究者から高い評価と注目を集める著者の詩歌授業実践集。俵万智の恋人になって『サラダ記念日』への返歌をつくり、島崎藤村の初恋の相手、まだあげ初めし前髪の“きみ”の目線で『初恋』を書きかえ、森の中で木に向かって谷川俊太郎の『き』を読む…など、選りすぐりの授業とみずみずしい生徒の作品を収録。

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  • 中国詩境の旅
    -
    中高年層を中心に、静かな漢詩ブームが続いている。李白・杜甫・白楽天・陶淵明らの詩を愛誦するばかりでなく、実際にゆかりの地を訪ねる人も跡を絶たない。古来より日本人が強い憧れを抱き、想像をたくましくして詩歌や俳句にうたい上げてきた中国の詩文の世界を、現実に体験できる時代になったのだ。ことに、うららかな春の江南地方(長江下流の南側)は、いにしえの文人たちの詩境に想いを馳せる上で最高の舞台となる。本書では、日中双方の古典文学に深い造詣を持つ著者が、揚州・蘇州・杭州・紹興……と旅をしながら、それぞれの詩文の情趣豊かな作品世界を見事に読み解いている。さらに著者の思索は、芭蕉や蕪村の作品を引きながら、日本人の意識の深層にある中国文化までを鮮やかに照らし出すのだ。たんなる漢詩の解説書や旅行ガイドでは物足らない人たちにとって、知的好奇心を刺激するまたとない「詩と旅のガイド」である。

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  • 中世和歌連歌の研究
    -
    1巻8,580円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 中世詩歌の総体。和歌・連歌の史的関連を択る。
  • 定本 言語にとって美とはなにかI
    4.3
    『万葉集』『古事記』といった古典や現代の詩歌をはじめ、森鴎外、国木田独歩、夏目漱石などの作品を豊富に引用して詳細に解説。表現された言語を「指示表出」と「自己表出」の関連でとらえる独創的言語論の第I巻。
  • 天文歳時記
    -
    古来、日本人は空を見上げ、虫の音に耳を傾け、詩歌を詠んできた。詩歌は人々の想いや生活、自然観を映す鏡でもある。国立天文台台長を務めた著者が、彗星や日蝕を科学的に解説し、天文と詩歌を綴るエッセイ。
  • 当世具足症候群
    -
    1巻616円 (税込)
    著作の多い著者における初の詩集。「詩は音楽的な存在」という考えのもと、第一部では人間心理の持つ「気」の奇異さを追究し、ある部分では逆説的に、ある部分では大真面目に、結果、「音楽で言う『スケルツォ』(諧謔曲)」的な味わいを出そうと試みている。第二部では、高校三年生の二学期頃に着想したものも含めて集大成的に多くの詩歌作品を収録。巻末では第一部のテーマ曲の楽譜も載せている。
  • 日本語を書く作法・読む作法
    4.3
    文章を書くのはあまり好きではない。好きではないから短く書く。書くことより読むことが好きで、文章を覚えた。読む人にわかりやすく、ふっくらとした日本語を書くのは簡単ではない。読書や朗読、落語、詩歌、尻取り、かるた……子供の頃から、長い時間をかけて日本語に親しむ中で培うものだ。芥川、漱石、谷崎など、日本に伝わる名文を引きながら、言葉と日本語に対する向き合い方を小説家がやさしく綴った、知的エッセイ集!
  • 俳句のはじまる場所 実力俳人への道
    4.0
    1巻1,408円 (税込)
    俳句はなぜ縦に書くのか、なぜ季語を含むのか、写生とはなにかなどの疑問・難問を丁寧に解説。古代歌謡以来の詩歌文芸の歴史のなかに俳句という詩を位置付けて、「俳句とは何か」を解明する。
  • バブルの子
    NEW
    -
    1巻1,210円 (税込)
    55の作品の中に少なくとも一つ、あなたの心に刺さる作品がある。そうだよなーと思う作品がある。 時には胸に響き、時には微笑み、時には苦々しい思い出をつれてくる。助廣俊作の詩があなたに問いかける。人生をいかに生きていくか、生きてきたか。。 「手 そして石 思うに僕の人生には 棚からぼた餅という言葉は存在しない わらしべ長者的な展開もない 銀のスプーンも金の延べ棒も持っていないから こつこつと何かを積みあげていくしかないのだ 石を一つひとつ積み上げていくのだ」(本書収録「手 そして石」より一部抜粋) 【目次】 バブルの子 バブルの子/宣 言/一週間かぞえ歌/ひたむきさをもういちど ~ 十九歳になった気で/日本男児/紙やすり/パワーゲーム/羊になりたい/許せないこと/ハンカチ/My life as a traveling man/モスクワ/闘う人/やっちまった/甘くない生活/手 そして石/しごと/絶望の岬に置き去りにしないで/もし希望があるとしたら/There was a wall/If you sit in the chair/Once upon a time you loved music/Eat Around the Clock スパゲティ・ナポリタン 宝くじ/家族のいないこの部屋で/転校生/あやまち輪廻/消えない思い出/Woman said/ブービークッションにひっかかる/ハニーライフ/つまるところ/スパゲティ・ナポリタン/幸せの定義/ 連作:ひとときの夢 ひとときの夢/オン&オフ/暗闇の大河/口の運動/暗い夜道/土の匂い/ 再 会 再 会/君のしつもん/最古の記憶/ここはひとつ/Giving/四分前/真夜中の目覚め/心がうごいた/どつかんでもよろしい/言わなくてもいいこと 言わなくてはいけないこと/愛されてもよし、嫌われてもよし/一生モノ/元 旦/かなわぬねがい/苦しさと孤独と星空と 【著者】 助廣俊作 会社勤務のかたわら詩を書き続ける。アメリカ、 イギリス、ロシアでの海外勤務は10 年を超え る。主な作品:詩集『ひこうき雲』『ラ行の試練』 『バブルの子』『ありがとうはさようならを意味するか』など。作品「暗所のほとり」で第17回日本詩歌句随筆評論協会賞奨励賞受賞。
  • 文学者 會津八一論
    -
    1巻1,540円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 俳人會津八朔郎として越後の文学的風土と数多の文人墨客との交流のなかで花開いた自画像は、やがて、彼の文学観、詩歌観、芸術観が渾然一体となり、自他共に認める歌人會津八一として豊かに実を結ぶのである―透徹した識見を蔵した著者の眼光は、會津八一の文学者像に鋭く迫る。
  • 文法的詩学
    -
    1巻4,950円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「物語を読む、うたに心を託す」ために必要な言語理論を案出する書。「時枝、佐久間、三上、松下、三矢、そして折口、山田、大野、小松光三、あるいはチョムスキー......絢爛たる文法学説の近代に抗して、機能語群(助動辞、助辞)の連関構造を発見するまでの道程を、全22章(プラス終章、附一、附二)によって歩き通す」物語や詩歌を読むことと、言語学のさまざまな学説たちとのあいだで本書は生まれた。古典語界の言語を当時の現代語として探究する。
  • ヘタな人生論より良寛の生きかた
    3.3
    幕末の時代を、ホームレスにも似たボランティア僧として生きた良寛。人をうらむな、うらやむな。追い求めるな、こだわるな……。師の遺した詩歌や手紙を現代文で紹介し、心穏やかに生きるヒントを授ける。
  • 万葉集の恋うた
    4.0
    初恋のときめき、恋の成就の歓び、恋ざめのさびしさ、別離の苦しみ……、さまざまな恋の形を詠った歌が収められた万葉集は、日本最古の愛の歌集であり、現代人にも通じる「恋の練習帳」。カルチャースクールで大人気の清川妙による読み解きレッスンに加え、万葉の恋の歌それぞれとイメージを重ねられる小説、映画、詩歌なども紹介されているので、歌の味わいをさらに深く堪能できる。林静一の抒情あふれる挿画が彩りを添え、万葉集の解説書ではなく、恋愛小説でも読んでいるような気分になれるはずだ。
  • 光圀伝 角川文庫合本版
    3.0
    なぜ「あの男」を自らの手で殺めることになったのか。老齢の光圀は、水戸・西山荘の書斎で、誰にも語ることのなかったその経緯を書き綴ることを決意する。父・頼房に想像を絶する「試練」を与えられた幼少期。血気盛んな「傾奇者」として暴れ回る中で、宮本武蔵と邂逅する青年期。やがて学問、詩歌の魅力に取り憑かれ、水戸藩主となった若き「虎」は「大日本史」編纂という空前絶後の大事業に乗り出す――。生き切る、とはこういうことだ。誰も見たこともない「水戸黄門」伝、開幕。第3回山田風太郎賞受賞。【解説:筒井康隆】 ※本書は、角川文庫版『光圀伝』上下巻を一冊にまとめた合本版です。 ※本書には電子特典「冲方3作品お試し版」が収録されています。『はなとゆめ』『オイレンシュピーゲル 壱』、コミック版『光圀伝(一)』の三作品の冒頭部分がお読み頂けます。
  • 『モブキャラ生徒Aが彩る高校青春グラフィティ』も3期に突入な件。
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    1巻550円 (税込)
    物語れない刹那にも、ポエジーは宿っている――。 電子詩集「『モブキャラ生徒Aが彩る高校青春グラフィティ』も3期に突入な件。」は、ライトノベルみたいな雰囲気で、ライトポエムと呼べそうな身軽で身近な詩を17編収録! 学級日誌や黒板の端っこで、君も僕も生きている、だけの日常だとしても、なんだか愛しくて憎めないそんな未来が、君にも僕にも訪れることを願って。詩集『フラット』(思潮社)で注目される若手詩人そらしといろ初の電子詩集。2015年1月~5月にかけてマイナビブックス詩歌サイト「ことばのかたち~日々が紙から飛びだして~」に連載された作品です。 【目次】 【1月23日】アルファベットや数字として認識されている僕らがいないと君はきっと寂しい思いをする。 【1月30日】最低限必要な演出だから僕も走るんです、群れからやや離れて。 【2月6日】膝下15センチのスカートの奥に装備されたガーターベルトを取り締まる校則はさすがになかった。 【2月13日】ドーナツの穴にタナトスが宿っていると仮定した場合の問1を解いてはいけない。 【2月20日】強いコーヒーになったら優しいミルクな君とカフェオレみたいな放課後を過ごしたい。 【2月27日】存在しない俺、なんて存在しなかったことにするために吹け春一番。 【3月6日】情報処理室のパソコンみたいに私たち、フリーズしている暇なんてないのだ。 【3月13日】【急募!新入部員!】劇団卒業準備委員会【未経験者歓迎・裏方同時募集中】 【3月20日】誰でもいいと言えば嘘になる足はあぜ道の通学路を選んだので、つまり。 【3月27日】春休みなんてあってないようなもので自分みたいだと親近感がわいちゃった君たちに告ぐ。 【4月3日】「これが先生にとって不正解でも僕にとっては正解なんですが、留年はしたくないので補習は受けてあげますよ?」 【4月10日】エイプリル∞ミラージュ――エンドレスモード解除のヒント:物理〔モノノコトワリ〕 【4月17日】「三階建てだった第二校舎の三階部分が取り壊されてから時々出現するカイダンの巻(新説・七不思議より)」 【4月24日】 二人一組のストレッチ素材形状記憶しながら背中しなやかに伸ばしている。 【5月1日】柱がなくても空は落ちてこないから大丈夫だって真顔で言う委員長、嫌いじゃないよ。 【5月15日】戦隊ヒーローのグリーンの微妙な立ち位置の似合う人がクラスメイトの大半ではある。 【5月22日】『モブキャラ生徒Aが彩る高校青春グラフィティ』も3期に突入な件。
  • やさしい俳句入門 17音で世界が変わる! 心がおどる!
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    【電子版のご注意事項】 ※一部の記事、画像、広告、付録が含まれていない、または画像が修正されている場合があります。 ※応募券、ハガキなどはご利用いただけません。 ※掲載時の商品やサービスは、時間の経過にともない提供が終了している場合があります。 ※この商品は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。 また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 以上、あらかじめご了承の上お楽しみください。 十七音で思いをどう伝えるか、世界をどう表現するか、俳句上達のヒントがぎっしり。おもしろい!と言われる句がすぐできる! 俳句を始めようと思っている人、上達のコツを知りたい人に向けた、徹底的にやさしい俳句入門。 日々、俳句ビギナーとふれ合い、初心者の句を添削している著者のアドバイスは、わかりやすく実践的。十七音で思いをどう伝えるか、世界をどう表現するか、基本のルールからステップアップのポイントまで、すぐに参考になるヒントがぎっしり。楽しみながら上達の手ごたえがつかめ、俳句がさらにわくわくするものになります! 江戸時代の有名句から最近の句まで、例句が豊富。それらも参考に、具体的な作句方法・ブラッシュアップの仕方のイメージがつかみやすい。「わかりづらい」「説明しすぎ」「思い込み」「ありがち」など、ビギナーがやりがちな失敗をズバリ。「自分の句のどこが良くないのかわからない」というミスがなくなります! 人気イラストレーターの影山直美が描く柴犬たちが案内役。日本の四季にぴったりな和のワンコたちの絵に心なごみます。 1章:俳句の基本ルールは3つだけ 2章:すぐに俳句が見違えるコツ6 3章:推敲で俳句が劇的ブラッシュアップ! 4章:やってしまいがちな俳句のワナ6 5章:句会・吟行で楽しく俳句力アップ! 辻 桃子(ツジモモコ):1945年、横浜に生まれ、東京で育つ。1987年、月刊俳句誌『童子』を創刊、主宰。第1回資生堂花椿賞、第5回加藤郁乎賞、手島右卿特別賞受賞。「いちばんわかりやすい俳句歳時記」シリーズ、『まいにちの季語』、『毎日が新鮮に! 俳句入門 ちょっとそこまで おでかけ俳句』(いずれも共著・主婦の友社)など、著書および連載多数。日本伝統俳句協会理事、日本現代詩歌文学館理事、NHK「俳句王国」主宰、「俳句甲子園」 審査員長なども務める。 安部 元気(アベゲンキ):1943 年、旧満州に生まれ、島根県で育つ。元朝日新聞記者。「童子」大賞受賞。「童子」副主宰。NHK文化センター(弘前市)俳句講師のほか、首都圏16カ所で「一からはじめる俳句講座」「やさしい句会」を主宰。第13回加藤郁乎賞、文學の森賞大賞受賞。著書多数。 影山 直美(カゲヤマナオミ):イラストレーター。歴代4頭の柴犬と暮らし、彼らが登場するイラストエッセイや4コマ漫画などを多数手がける。『柴犬さんのツボ』シリーズ(辰巳出版)、『柴犬テツとこまのほほんな暮らし』(ベネッセコーポレーション) 、『しば犬こたのしっぽっぽ』(神宮館) 、『柴犬のトリセツ』(西東社) ほか。

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  • ムシウタ 01.夢みる蛍
    4.1
    「ねえ、あなたの夢を聞かせてくれない?」人の夢を喰う代わりに、寄生主に超常の力を与える“虫”が出現して10年。薬屋大助は通学電車で少女・詩歌と出会い、強く惹かれあう。だが詩歌は“虫憑き”を収容する国の極秘施設からの逃亡者だった。特別環境保全事務局は最高のエージェントにして最強の虫憑き“かっこう”に出動を命じ、容赦なく詩歌を追い詰めようとする! せつなく激しい想いが織りなす、それは最高で最悪のボーイ・ミーツ・ガール!
  • 転生女優奇譚【タテヨミ】第1話
    無料あり
    4.0
    全90巻0~67円 (税込)
    「綺麗な女ほど、信じちゃいけない…」 詩歌はできない。琴もできない。 良き妻の条件もわからない。 貴族の女性に必要な教養は一つたりともない。 一見美貌しか取り柄がないように見える彼女は、恐るべき才能を秘めていた…

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  • 文學界 2024年7月号
    NEW
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    ■目次より 【創作】 町田康「男花嫁」 結婚の条件に、舅の敵幹部の店への嫌がらせを命じられた竹治郎は―愚かしく哀しい“愛”の顛末 古川真人「風呂の順番」 「家族ばするって、なんや?」―年の暮れ、「新しい方の家」に集う吉川家の人々が形づくる、家族とは 山下紘加「可及的に、すみやかに」 離婚し、子どもを連れて実家に戻った詩織。折り合いが悪い母と暮らし、旧友とショッピングモールに行く生活だが 又吉直樹「生きとるわ」短期集中連載第7回 【新連載】 渡辺祐真「世界文学の大冒険」第1回 歴史学はどのように変化してきたか 【対談】 北方謙三×松浦寿輝「創造の熱情は枯れず」 小林エリカ×中脇初枝「いまに繋がる戦争を書く」 【リレーエッセイ 身体を記す】 第6回 上田岳弘 【連載】 筒井康隆「自伝」第3回 喜劇への道―青年前期 松尾スズキ「家々、家々家々~男、松尾スズキ。魂の物件漂流物語~」 江南亜美子「『わたし』はひとつのポータル」第4回 津野青嵐「『ファット』な身体」第5回 【窓辺より】 鈴木結生/芝田幸一郎 【詩歌】 向坂くじら 【強力連載陣】 綿矢りさ(最終回)/金原ひとみ(最終回)/東畑開人/千葉雄喜/金川晋吾/江崎文武/王谷晶/辻田真佐憲/藤原麻里菜/津村記久子/平民金子/松浦寿輝/犬山紙子/渡邊英理/宮崎智之 【文學界図書室】 表紙画=下山健太郎 グラフィックデザイン=REFLECTA,Inc. ※「文學界」電子版は、紙雑誌版とは一部内容が異なる場合、また、応募できないプレゼントや懸賞がある場合があります。ご了承のほど、お願いいたします。
  • 月に吠えらんねえ(1)
    完結
    4.2
    全11巻712~855円 (税込)
    □(シカク:詩歌句)街。そこは近代日本ぽくも幻想の、詩人たちが住まう架空の街。そこには萩原朔太郎、北原白秋、三好達治、室生犀星、高村光太郎らの作品からイメージされたキャラクターたちが、創作者としての業と人間としての幸せに人生を引き裂かれながら詩作に邁進する。実在した詩人の自伝ではなく、萩原朔太郎や北原白秋らの作品から受けた印象をキャラクターとして創作された、詩人たちと近代日本の業と罪と狂気の物語。
  • 悪文・乱文から卒業する 正しい日本語の書き方
    3.8
    累計20万部のベストセラーが』増補改訂で待望の復刊! 本書の対象と特色 ①まず、本書では、主にビジネス・パーソンを対象にした。報告書、会議録、業務日報や社内試験など、ビジネス・パーソンは、常に基礎的な文章力を必要とされる。それなのに、多くの場合、自己流で適当に書いてしまっている。また、ウェブ上で使われている文章にも、乱れが多い。 この本では、仕事を進めるにあたって求められる、最低限の文章力が得られるように工夫した。そのため、表記法、避けるべき表現や文法の知識など、文章についての項目を細かく分解して説明した。 ②したがって、中学生、高校生をはじめ、大学生、大学院生や国家試験の受験生などに対しても、入学試験や就職試験、また、レポートや論文の作成などで、本書のルールは十分に役立つものである。 ③また、私的なハガキや手紙などを書くときにも、大いに参考にできる内容にした。 つまり、この本は、小説・詩歌以外のすべての文書に共通するルールを網羅したものである。よい文章を書くための一般的なルールについては、第Ⅰ章の記述に譲るが、いちばん大切なポイントを示しておこう。 それは、「よい文章とは、分かりやすく、簡潔な文章」ということである。文書で細かく説明したことは、すべてこの一点につながるといってもよい。 「分かりやすく、簡潔な文章」の内容は、(ⅰ)主題が明確であること(ⅱ)間違いがなく正しいこと(ⅲ)言いたいことがズバリと端的に表現されていることである。 「そのような文章は、自分には書けない」と思われるかもしれない。しかし、普段、仕事上の文書、また、レポート・論文や手紙などを書くにあたって、本書のルールを参考にしてもらえば、必ず「分かりやすく、簡潔な文章」が書けるようになる。 「文章はセンスだ」と言う人がいる。その意見にも、一理ある。しかし、小説や詩歌の類ではなく、ビジネス文書やレポート・論文・手紙などでは、とにかく毎日書いて量をこなすことが大切だ。たくさん書くうちに、よい文章の法則が自分なりにつかめてくる。「センス」も、その過程で自然に磨かれてくる。
  • 美しい日本の言霊 歌謡曲から情緒が見える
    4.0
    切々たる恋の記憶、いつも笑っていた若い日々。父が風呂場で歌ったヒットソング、母が台所で口ずさんだメロディ。たとえ時代は変わっても、歌は生き続ける。人間の限りある命と「別れ」は不可分であり、だからこそ私たちは惜別の念と共に、豊かな情緒、文化を育むことができた。歌謡曲を愛する数学者が、日本の詩歌に込められた万感の思い、失われたものが喚起する力を読み解く。 【本書に登場する主な童謡・歌謡曲・詩】ぞうさん/たきび/ふじの山/浅草の唄/花/空の神兵/わたしが一番きれいだったとき/花の街/異国の丘/柿の木坂の家/急げ幌馬車/別れの一本杉/赤いハンカチ/白い想い出/22才の別れ/なごり雪/赤い靴のタンゴ/ふれあい/秋桜/喫茶店の片隅で/学生街の喫茶店/さくら/ダンスパーティーの夜
  • ともに悲嘆を生きる グリーフケアの歴史と文化
    4.0
    超高齢社会をむかえて、喪失体験と悲嘆は身近だ。宗教学の泰斗がフロイトやエリクソンなどの理論から物語、詩歌、映画を題材に、自助グループなど現場との密接な対話を重ねて、グリーフケアの歴史と文化をたどった、待望の初の基本書籍。
  • 和の思想 日本人の創造力
    4.0
    和服,和装,和食……,私たちになじみ深い「和」の一字だが,これは一体何を意味しているのだろうか.歴史をさかのぼってこの国の生活や文化を一望すると,海を越えてもたらされる文化を受容・選択し,さらに変容させた力が見えてくる.日本の詩歌もまたその創造力によって育まれた.俳句の実作者が和の核心を読み解く快著.

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  • 冲方丁歴史小説4作品試し読み合本(『天地明察』『光圀伝』『はなとゆめ』『麒麟児』)
    無料あり
    4.5
    『天地明察』から『麒麟児』までの冲方歴史長編4作品、合計400ページ超(紙本換算)を収めた試し読み合本! 【収録作品】 『天地明察』 徳川四代将軍家綱の治世、あるプロジェクトが立ちあがる。即ち、日本独自の暦を作り上げること。当時使われていた暦・宣明暦は正確さを失い、ずれが生じ始めていた。改暦の実行者として選ばれたのは渋川春海。彼と「天」との壮絶な勝負が今、幕開く。日本文化を変えた大計画を瑞々しくも重厚に描く傑作歴史小説。 『光圀伝』 なぜ「あの男」を殺めることになったのか。老齢の水戸光圀はその経緯を書き綴ることを決意する。父・頼房に壮絶な「試練」を与えられた幼少期。「傾奇者」として暴れ回る中で、宮本武蔵と邂逅する青年期。学問、詩歌の魅力に取り憑かれ、水戸藩主となった若き「虎」は「大日本史」編纂という大事業に乗り出す。誰も見たこともない「水戸黄門」伝、開幕。 『はなとゆめ』 28歳の清少納言は、帝の妃である17歳の中宮定子に仕え始めた。華やかな宮中の雰囲気になじめずにいたが、定子に導かれ、その才能を開花させていく。機転をもって知識を披露し、清少納言は宮中での存在感を強める。しかし、権力を掌握せんとする藤原道長と定子の政争に巻き込まれて……。清少納言の心ふるわす生涯を描く、珠玉の歴史小説! 『麒麟児』 慶応四年三月。鳥羽・伏見の戦いに勝利した官軍は、徳川追討令を受け、江戸に迫りつつあった。軍事取扱の勝海舟は徳川家を守るべく、決死の策を練る。五万の大軍を率いる西郷隆盛との和議交渉に全てを賭けて――。 幕末最大の転換点「江戸無血開城」。命を賭して成し遂げた二人の“麒麟児”の覚悟と決断を描く、著者渾身の歴史長編。
  • 講談社文芸文庫 解説目録 2023年4月現在
    無料あり
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 不朽の名作をラインナップする講談社文芸文庫。未来に伝えるべき小説、詩歌、評論、随筆、翻訳など文芸の精髄を刊行するシリーズの最新版刊行目録の電子版。
  • 浅野順一著作集1:予言者研究I
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 神学者にして牧師の浅野順一の「著作集」全11巻の第1巻「予言者研究1」。 【目次より】 目次 序   高倉徳太郎 序(改版) エリヤの宗教改革 一 序言 二 予言者エリヤの時代的背景 三 対カナン文化の問題 四 アハブ時代の宗教及び道徳問題 五 エリヤの宗教改革運動 六 結語 アモスの宗教 一 彼の人物 二 彼の時代 三 神観 四 宗儀の問題 五 罪観 六 審判 ホセアの宗教 一 彼の人物と時代 二 彼の家庭 三 神観 四 罪観 五 審判 六 結語 イザヤの贖罪経験 イザヤ書第六章の研究 一 彼の見たる幻 二 神観 三 贖罪 四 召命 五 審判 ミカの宗教思想 一 序言 二 彼の人物と時代 三 彼の神とイスラエルの罪 四 審判と希望 五 結語 エレミヤの召命経験 エレミヤ記第一章の研究 一 序言 二 彼の生い立ち 三 万国の予言者 四 巴旦杏の枝 五 沸騰る鍋 六 結語 神とエレミヤ 「主の僕」の歌 イザヤ書四二・一―四、四九・一―六、五〇・四―九、五二・一三―五三・一二の研究 一 序言 二 「主の僕」の歌の成立 三 異邦人の光 四 苦難の僕 五 「主の僕」とイエス・キリスト 六 結語 附録 旧約研究の方法論について 《旧約聖書》 序 第一章 旧約聖書の意義と価値 イ 一般文化的価値 ロ 旧約と新約との関係 ハ 旧約宗教の特質 二 旧約聖書に対する解釈 第二章 旧約聖書の正経性 第三章 律法の意義とその発達 イ 律法と契約 ロ モーセ五書の資料 ハ 律法の成立 ニ 天地の創造と始祖の信仰 ホ 出埃及とモーセ 第四章 旧約の歴史書 イ 歴史記述の意義と目的 ロ カナン侵入と定住 ハ 王国の建設 二 南北朝時代 第五章 予言者及び予言文学 イ 予言者の意義と使命 ロ アモスとホセア ハ イザヤ ニ ヨシアの宗教改革及びエレミヤ ホ エゼキエル へ 第二イザヤと「主の僕」の歌 第六章 詩歌、教訓及び黙示 イ エズラ、ネヘミヤとユダヤ教の発達 ロ 詩篇の宗教 ハ ヨブと苦難 ニ 知恵と懐疑 ホ 終末の書 参考書目 解説   大内三郎 木田献一 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • あなたに語る日本文学史
    4.0
    古来、日本文学は詩歌を中心に展開してきた。「万葉集」から始まり、「古今和歌集」「新古今和歌集」に注がれた情熱、中世の和歌と歌謡、江戸の連歌遊びと俳句――それらが近現代の散文にまで及ぼした影響に目くばせをしながら、詩人・大岡信が次世代のために語り継ぐ日本文学史。「文学史とはその言語への、無限定で深い愛着を、文学作品というある種の限定のもとにあるものを通じて、なんとか披瀝してみせるものだ」(「あとがき」より)。
  • 石川節子 愛の永遠を信じたく候
    3.0
    石川節子は、夫である石川啄木の愛と才能に命を賭けて生きた、果敢な女。天才詩人と謳われた啄木の多くの詩歌も、病気と貧困にめげぬ妻の献身なしにはありえない。だが、その晩年、節子は生活に疲れ、思想的に大きく成長していく啄木から、決定的に取り残されていく……ひとつの愛に殉じた、明治の女の哀切な生涯。
  • いつまでも ALWAYS
    -
    【電子版のご注意事項】 ※一部の記事、画像、広告、付録が含まれていない、または画像が修正されている場合があります。 ※応募券、ハガキなどはご利用いただけません。 ※掲載時の商品やサービスは、時間の経過にともない提供が終了している場合があります。 ※この商品は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。 また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 以上、あらかじめご了承の上お楽しみください。 「いつまでぼくのおかあさん?」愛らしいくまの親子の会話を通じ、母と子の絆を描く心温まる絵本。寝る前の読み聞かせにピッタリ 森のなかで、こぐまのオリがおかあさんにたずねます。 「おかあさんはいつまでぼくのおかあさんなの?」「いつまでもよ」と、おかあさんはこたえます。 「いつまでも」がどんな感じなのかわからないオリに、おかあさんは優しく何度も説明します。 それは「おおきな きが のびていく かんじ」「ほしの そらが つづくかんじ」と。 親子でいることの温かさをかみしめられる幸せいっぱいな絵本。 大人と読むなら2才から、一人で読むなら6才から。 ことばの旅が、いつしか心の旅になっていく……訳しながら、何度も息子を抱きしめたくなりました。―俵万智 アンナ・ピンヤタロ(アンナピンヤタロ):1965年オーストラリア、メルボルン生まれ。幼いころから絵本作家になることを夢み、美術大学を卒業後、世界中を旅して、古書や絵画を見てまわる。手がけた児童書は25冊以上にのぼり、うち多数がオーストラリア児童書評議会の推薦をうけている。 俵 万智(タワラマチ):大学在学中に短歌を始め、卒業後、国語教師をつとめながら歌をつくり続ける。1987年、第一歌集『サラダ記念日』を上梓、翌年、第32回現代歌人協会賞受賞。以来、歌集・エッセイ・評論など、次々と世に出しつづけ、2004年『愛する源氏物語』で第14回紫式部文学賞受賞。2007年歌集『プーさんの鼻』で第11回若山牧水賞受賞。2022年、歌集『未来のサイズ』で、詩歌文学館賞と迢空賞を受賞。

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  • うたげと孤心
    4.5
    1巻1,001円 (税込)
    詞華集の編纂,歌合,連歌といった古典詩歌の創造の場としての「うたげ」,これに対峙する創作者たちの「孤心」.『万葉』『古今』,そして『梁塵秘抄』等々,日本詩歌史上の名作の具体的な検討を通して,わが国の文芸の独自性を問い,日本的美意識の構造をみごとに捉えた名著.豊饒なる詩のこころへの誘い.(解説=三浦雅士)

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  • うたの動物記
    -
    動物は詩歌の友だちなのだ。斎藤茂吉の馬、宮沢賢治のこおろぎ、谷川俊太郎のかっぱ……現代の代表的歌人が、詩歌に詠まれた動物を、その生態、行動、歴史とともに、縦横無尽にユーモラスに読み解く。日本エッセイスト・クラブ賞受賞作の105篇の名コラム。
  • 海辺の熔岩
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 東京美術学校に絵画を学び、二科展で樗牛賞受賞した洋画家であった著者によるエッセイ集(日本エッセイスト・クラブ賞)受賞作。カラー挿画も収録。 【目次】 ダ・ビンチ曰く 桜島 大王崎に打つ怒涛 波の画 巌 房総の画 青木と中村 海辺の村 中村彝回想 遺作 坂本先生にあった時 不安一 不安二 榛の畦みち 童顔の画家 寂寥 病友へ 疎遠 しっと 肉芽 入学試験 霊岸島 早稲田 戸山が原 空想と現実 美の起動 色彩 幻の泥仏 8ミリ礼讃 筑後柳河 美の創造 炎 ビル 聴き落とした話 乞食渡世 水の音 無限の空 暑さ 秋雨 秋の声と香 自然児 富士のあけくれ あとがき 挿画目次 曽宮 一念 1893~ 1994年。洋画家、随筆家、歌人。東京美術学校卒業。二科展で樗牛賞受賞。その後失明。随筆や狂歌を始める。 著書に、『曽宮一念作品集 第1-3輯』『いはの群』『すその 素描集』『夕ばえ』『裾野』『袖の中の蜘蛛』『榛の畦みち』『海辺の熔岩』(日本エッセイスト・クラブ賞受賞)『曽宮一念 現代作家デッサン集38編』『日曜随筆家』『泥鰌のわた』 『曽宮一念作品集』『東京回顧』『紅と灰色 画集』『火の山 画集』『白樺の杖』『夕ぐも 書画集』 『みどりからかぜへ』 『砂上の画 自選エッセイ集』『風紋 詩画集』『夏山急雨』『武蔵野挽歌』『雁わたる』『ニセ家常茶飯』『火の山巡礼』(大沢健一編)『画家は廃業 98翁生涯を語る』『九十九の店じまい 画文集』『雲をよぶ 詩歌集』(大岡信編)『へなぶり拾遺』『曽宮一念作品集』などがある。
  • 英米女性5人詩集〈復刻版〉
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 19世紀の英米に生きた5人の女性詩集の再版です。初版時はフェミニズムと東日本大震災の被害者追悼がテーマとなりましたが、初版の好評を迎え、今回の再版版はより広範・世界的なロマン主義の復興祈願と重なります。 初版で試行された日本語翻訳文の七五調での翻訳はいまだに一般には受容・評価されておりませんが、ここに再版を重ね、繰り返し日本の詩歌文化の国際化を問います。
  • 海老
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 人類との出会いからエビの科学,漁法,さらには調理法を語り,めでたい姿態と色彩にまつわる多彩なエビの民俗を,地名や人名,詩歌・文学,絵画や芸能の中に探る。
  • 折々のうた
    4.5
    1巻814円 (税込)
    過ぎてゆく四季の折々に自然の輝きをとらえ、愛する人を想いながら、人びとはその心を凝縮された表現にこめてうたい続けてきた。「日本詩歌の常識づくり」を目ざす著者は、俳句・短歌から漢詩・現代詩に至るまで、日本人の心のふるさとともいうべき言葉の宝庫から秀作を選び、その豊かな光沢と香りを鑑賞する。朝日新聞連載一年分に加筆。

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  • 折口信夫文芸論集
    3.0
    釈迢空の別名を持ち、学者にして詩人、詩人にして学者という生涯を送った折口信夫は、古代から近代にいたる日本文化を貫く本質をとらえ、詩歌、小説、文学研究、民俗学研究と他の追随を許さない多岐にわたる業績を残した。源氏物語、隠者の文学、短歌の滅亡、近代文学など折口が関心を寄せた日本文学の諸相を多彩な切り口で整理し、批評家としての全体像に迫る画期的評論集。
  • [音声DL付]音読して楽しむ名作英文
    -
    ■読み継がれてきた名作は音読の理想的テキスト 体全体で英語になじんでいく音読は、英語として美しく、英語の音が楽しめるテキストが理想です。既存の教材を探しても、なかなか思うような英文テキストに出会えなかった著者は、自分の手で理想の音読教材を作ることを決心。時代の流れを経て人々に愛されてきた英語圏の物語や詩歌の一節を選び、この「夢の音読テキスト」を編みました。 ★収録した名作の例 『赤毛のアン』『あしながおじさん』『クリスマス・キャロル』など子供向けのものから『ジェーン・エア』『まだらの紐』『ロミオとジュリエット』といった大人向けの小説や戯曲や詩まで、アメリカ、イギリス、カナダの24作品 ★原文テキストを分かりやすく紹介 それぞれの作品から、音読5分以内に収まる原文を抜粋し、翻訳・注釈・作品解説・音読解説を施しています。 ★もちろん音声もご用意 無料ダウンロード音声に、英米のプロの読み手による美しい朗読が収録されています。 ※ダウンロード音声は、アルクのウェブサイトよりダウンロードの上ご利用ください。MP3音声は、お持ちのPCの音声プレーヤーや、スマホに同期して再生、もしくはスマホアプリ「語学のオトモALCO(アルコ)」(無料)から直接ダウンロードして、再生いただくこともできます。なお、本電子書籍のビューワー上で音声再生はできません。予めご了承ください。商品ご購入前に、ご利用の端末でのアプリ「語学のオトモ ALCO」インストールの可否を、ストア(App Store/Google Playストア)でご確認ください。 【対象レベル】 初級~ 英検3級/TOEIC L&R テスト400点~ 【ダウンロードコンテンツ】 ●基本情報:MP3音声、全24トラック、約72分 ●収録内容:本書収録の英文をプロのナレーターが朗読 【著者プロフィール】 安井京子: 1958年富山県生まれ。中学3年生で英語学習の面白さに目覚め、音読・暗誦によって英語を英語のまま理解する頭の回路の基礎を作る。東京都立大学(史学専攻)卒業後、都の中学校で英語教諭を務め、郷里にUターン。'95年、通訳案内士試験(英語)合格。'97年、富山で語学関連の仕事をする人たちに呼びかけ、通訳者・翻訳者の自助グループ「トランスネット富山」を立ち上げる。現在は、通訳・翻訳者、英語講師として活躍するほか、英語講座を主宰。趣味と実益を兼ねた英語ライフを満喫している。英語力にさらに磨きをかけるため、音読学習を折に触れて実践してきたが、"本当に自分が読みたい"英文を追い求めた結果、本書を編むこととなった。著書に『女は英語でよみがえる 新装改訂版』(アルク)。
  • 風の刻印
    -
    1巻550円 (税込)
    日々、刻々と動く社会の中で、みなさん、どのように暮らしていますか? 生き物のように動く実体をとらえようとした様々な学びがあります。 その一つが、経済学です。 これは単に理論ではなく、いかに社会から便益をうるか、あるいは寄与することで貢献するかという学問で、国家や企業、家庭を豊かにするものです。 そして実践経営、投資、マネー運用などに及びます。 私は、個人として生きていくのに、社会の力が必要です。その中で歯車がかみ合えば、その一員として力を尽くすことができます。 詩歌は一つの文化であり、小さな原動力です。ここで弱音をはいても、自分をひっぱっていけば、社会の力になることができます。 最後は、英詩にもチャレンジしています。 宜しくお願いします。
  • 角川ソフィア文庫目録2020
    無料あり
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 角川ソフィア文庫は、創業以来の伝統を受け継ぐ総合教養文庫レーベルとして、古典・歴史・詩歌・思想・自然科学など様々な分野の名著を刊行してまいりました。〈仏教の思想〉シリーズ、中学生からやさしく読める古典入門〈ビギナーズ・クラシックス〉、日本民俗学の父の代表作を精選した〈柳田国男コレクション〉、和のビジュアル文庫〈ジャパノロジー・コレクション〉、松岡正剛が読書の深奥を明かす〈千夜千冊エディション〉など、バラエティ豊かな作品やシリーズをそろえています。 ※掲載されているタイトルは2019年9月現在

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  • 彼方なる君の笑顔は鏡の向こう
    4.0
    誰もが憧れるような美少女、音和彼方。僕、兎下詩歌の幼馴染みはそう思われている。でもその本性は――僕と二人の時にだけ出てくるのだけれど――とんでもなくだらしない怠け者。不在がちの彼方の親に代わって彼方の世話をするのは僕の役目なのだ。そんな駄目な彼方と、取り壊しが決まった近所の神社を見に行ったときに古い鏡に激突。3つに割れてしまった鏡が急に光りだし――現れたのは、どこか彼方に似た3人の少女で!?
  • カムイ
    -
    1巻1,100円 (税込)
    ◆ふらんす堂電子書籍1000円シリーズ ◆第三句集 一瞬にしてみな遺品雲の峰 前の句集を出してから、思いのほか長い月日が過ぎた。途中、母の死をきっかけに句稿を何とかまとめたが、その二週間後に東日本大震災が起きてしまった。今思えば、あの震災は自分の作品を再び見つめ直すための厳しい機会だったのかも知れない。 ◆収録作品より 南風吹くカレーライスに海と陸 さまよへる湖に似てビヤホール 簡単な体・簡単服の中 帰心とは水引草にかがむこと いちじくの火口を覗く夜なりけり 風呂敷は布に還りて一葉忌 海流のぶつかる匂ひ帰り花 病棟は海鳴りのなか神の留守 しばれると皆言ひ交す夜空かな 大空に根を張るつららだと思へ 第57回俳人協会賞受賞! 第10回小野市詩歌文学賞受賞!
  • 機嫌直して、、、。
    -
    1巻1,056円 (税込)
    日常で感じた思いや生い立ちを振り返る詩歌集。また、作品名+その二として、当時の情景や背景を綴るエッセイも合わせて掲載。句読点を効果的にもちいて、日常会話のようなリズム感と余韻が伝わる詩には、人生の光と影を表現しながら、どちらも受け止め生きてきた人生観が綴られている。産経新聞朝の詩、毎日新聞毎日歌壇に選ばれた作品をふくむ110編の詩歌を収録。日常、季節、家族、人生と節目で感じる出来事を、前向きに感じるヒントが詰まった一冊。

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  • 啄木鳥探偵處
    3.8
    【TVアニメ『啄木鳥探偵處』原作!】日本一の高塔として名を馳せる浅草十二階で、幽霊が目撃された――。明治四十二年九月、僕、金田一京助のもとへ石川啄木が持ち込んできた、幽霊騒動を報じる新聞記事。抜群の詩歌の才能を持ちながらも世に認められない啄木は、家族を養うため探偵業をはじめたところだった。その才能にほれ込んでいた僕は、助手役として探偵業に巻き込まれるが、事件は意外な方向へ……。第三回創元推理短編賞受賞作「高塔奇譚」をはじめ、人形の頭が男の喉を咬み切ったという怪事件「忍冬」など、トリックとロジックが冴える五編を収録する傑作連作ミステリ集。/【目次】第一話 高塔奇譚/第二話 忍冬/第三話 鳥人/第四話 逢魔が刻/第五話 魔窟の女/解説=細谷正充
  • 机邊散語 随筆集
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 法学の泰斗であり、実務家として弁護士も務めた著者が、法にまつわるさまざまな話柄を取り上げ綴る随筆集。 【目次】 はしがき 法律の視野からの文芸を見る シェークスピーアと法律 チャタレー夫人の苦笑 鴎外とユーモアと皮肉 モデル問題 肉体文学と法律 創作か模倣か 創作と模倣との境 著作権・出版権と最近の出来ごと 鰐と法律 詩人と犯罪 ポーとコナン・ドイル ユーゴーとゴーチェと著作権 ノラは帰るか 文芸と法律 美術・師・友 芸術と道徳 美術品及び美術家の法律的保護 日本文化の出なおし 蔵書印と蔵書票 牡丹を描く 画友、葱南木下杢太郎を憶う 杢太郎二十五周忌、喜久雄二十周忌に参じて 医学・文学・南画 阿部家正月画会のこと 切支丹宣教師の見た慶長時代の日本 蓬里雨子を想う ルヴォン先生と日本文学 現代詩歌のころ 富井先生を憶う 織田萬博士と乃木大将 鵜沢博士と人身売買 ある哲学者の死 老法学者の遺言を読む 旅情点滴 エルサレム紀行 マンデルバウム門 カイロ紀行 壮大カルナックの柱列 ヒットラーの山荘を訪う ヴェルレーヌの歩みし辺り 真珠とコダック 其他 真珠とコダック リヒドと法律 法律大いに笑う 遺産相続はうまくいっているか ソクラテスとある判事の死 権利の善用 天の逆鉾 孔子と契約 戴冠式事件 重役の停年制・婚姻の目的 素人の法律家 素人の法律家後聞 盥まわし 三つの事故とその対策及び救済 争議の目的と限界 企業の取引逼迫と事情変更の原則 七味からし 鉛筆 鮎釣りの解禁日を迎えて 鰆の味 真実とユーモア 動物園と憲法 猿と法律 手形で釣銭をかせぐ話 法律官僚 真実は何よりも雄弁に弁護する 幼児は叫ぶ 光と水についての史話 ディオゲネスと日照権 眺望権について 自然公害についての随想 宝暦治水と明治維新 皓川詩稿 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 句集 戯画絵巻
    -
    1巻880円 (税込)
    川柳、自由律俳句、俳句が1冊になった短詩句集。自由律俳人・塩谷鵜平の俳句誌「俳藪」に参加していた兄の影響で、高校1年生から俳人として活動していた著者は後に川柳と出合い、やがて川柳に専念。現在、岐阜新聞「文芸川柳」選者、美濃加茂市文芸祭・川柳の部選者、羽島市文芸祭・川柳の部選者、城西川柳会会長などで活躍中。人間観察を怠らず、常に社会へ向ける目を磨き、生涯を通して尽きぬ著者の情熱と創作心が本書に込められている。「第一章 戯画絵巻」「第二章 世俗連歌」「第三章 自由詩歌」「第四章 セピア彩歌」の4章構成。 まだ戯画を描き続けるまつりごと 履歴書の山へそれでも置いてくる リストラと交換された花の束 二人だけなのに貴方は意気地なし 悪人にされた渋柿吊るされる この俺を要らぬと書いてある福祉 信仰の仮面がずれたとき地獄 いつの世も小言ばかりが降り積もる 楕円のしゃぼん玉また苛めがはじまる 冬木混む進学の意志すでになし
  • 句碑と遊ぶ
    -
    散歩道にて、俳句と出会う 高校時代の友人仲間と、月一度古街道歩きの会を始めてから十数年経つ。(中略)ここで私は度々期待してはいなかったある出会いをした。あちらこちらで目にする句碑である。公園の片隅に、城跡に、建物の陰に、山道の大樹の下に、寺や神社の境内に、田舎道の道祖神の隣に……。日本中の場所に人の詩心がばら撒かれている。世界中のどこに他にこんな国があるだろうか。様々な人々の、様々な年代の句碑と出会い、それぞれの一句の背景に想いを馳せるのも、歩きながらの私の楽しみの一つになった。(本文より) 全国津々浦々に散りばめられた詩心。 土地、自然、そして人。 詩歌の背景に想いを馳せる「町歩きエッセイ」。 【目次】 芭蕉と三角むすび 江ノ島 遠野物語 松原庵星布 北国街道海野宿  他 【著者紹介】 松下与志子(まつした よしこ) 早稲田大学教育学部卒業  元国語教師

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  • 幻想植物園 花と木の話
    -
    【複数色を使用したコンテンツです。モノクロ端末では一部読みづらい場合がございます。】身辺に生きている花と木。幼い日に記憶の中にある懐かしい花と木。旅で出会ったふしぎな花と木。友人や家族にまつわる花と木。神話や伝説、絵本、詩歌、映画や漫画の中で印象に残った花と木……を著者が優しく語る。全編に行き渡る「植物愛」を通して、日常が幻想を超え、生命の営みが透けて見えてくる。『PHPスペシャル』に3年間好評連載したものを加筆、再編集してまとめた1冊であるが、連載では盛り込めなかった逸話を写真とともに盛り込んでいる。連載当時タイトル周りに挿画を提供した「宇野亜喜良」による「Botanical Gallery」を掲載。月桂樹、アネモネ、桃、えにしだ……季節に合わせた花と木が3廻りし、よりいっそう日常と超現実の世界は自在な広がりをみせている。人はきっと森から生まれたのかもしれないと思わせる魔法のエッセー集。

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  • 高校の現代文が1冊でしっかりわかる本
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    1巻1,430円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「読めたはずなのに……」 「最後の二択で間違えた……」 「得点が安定しない……」 現代文のお悩みをスッキリ解決! □文字を眺めているだけでは、「読んだ」ことにならない? □小説や随筆・詩歌は、どのように読めばいいの? □読めているのに正解できない、そんなことあるの? □「新課程」で、現代文はどう変わる? 現代文を「運」や「センス」の科目にしない! 今すぐにできる攻略法を教えます! 現代文が読める!わかる!得意になる! 読解力アップに直結する「頼れる1冊」です! 【この本の5つの強み】 その1 正しい「読み方」と「解き方」が1冊で身につけられる! その2 やさしい練習問題ですぐに確認・定着できる! その3 重要なポイントをていねいに解説しているので正解への道筋が見える! その4 「新課程」問題へのアプローチの仕方がわかる! その5 「語彙力UP」のコーナーで現代文の重要語句をマスターできる!
  • 「古今和歌集」の創造力
    3.8
    1巻1,408円 (税込)
    なぜ梅にはウグイスなのか。なぜ秋は悲しいのか──。あらゆる詩歌や文学的感受性の〈型〉を創りあげた『古今和歌集』。第一線の古典和歌研究者が、レトリックと配列の緻密な分析から、天才編集者・紀貫之の企図を大胆に読み解く。
  • ここ過ぎて 白秋と三人の妻
    値引きあり
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    北原白秋をめぐる三人の妻を描いた長編小説。 国民的詩人・北原白秋が没して四年後の一九四六年暮れ、大分県香々地の座敷牢で一人の女性がひっそりと息を引き取った。歌人であり詩人であったその才女の名は江口章子。白秋の二番目の妻でもあった。詩集『邪宗門』をはじめ、数多くの詩歌を残し、膨大な数の童謡や校歌などの作詞も手掛ける一方で、姦通罪による逮捕など様々なスキャンダルにまみれた稀代の天才の陰には、俊子、章子、菊子という三人の妻の存在があった。丹念な取材を元に瀬戸内寂聴が一九八四年に発表した渾身の長編小説に最新書き下ろしの「あとがき」を収録。白秋の生涯を描いた2019年1月11日公開の映画『この道』の原点。
  • 風と雲のことば辞典
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    日本の空には、こんなにも多彩な表情がある――。気象現象のみならず、比喩表現、ことわざから、季語、漢詩、詩歌、さらに方言や歌謡曲に至るまで、尽きるところのない「風」と「雲」にまつわる語彙を、豊富な引用でお届けする。最先端の気象用語解説、災害への備えにも言及した、充実の「読んで面白い辞書」。ロングセラー『雨のことば辞典』の姉妹編。文庫書き下ろし。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。

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  • 根源的構想力の論理
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 経験と思想の基礎としての感覚は、その置き換え難い重みをもって、世界の根底にふれ鍛えあげられてソリッドな感覚となる。こうした感覚の根底にはたらく構想力、すなわち「感覚する力」としての根源的構想力の論理を解明する。非在(根源的に現前しえないもの)の根源的現前はいかにして可能か。純粋無垢の煌きは可能か。根源的構想力のはたらきは、純粋記憶の底からなされる、非在のものの反復・再現前化である。まず、直接性切断としての「祭り」と「仮面」そして「言語」が、そこを横切る超越的他者の痕跡と人格のアルケオロジーとして考察され、つづいて「根源的構想力の機動性の深い場」としての詩歌・絵画・彫刻の分析をとおして、そこに生起する命のかたちと永遠のフォルムが明らかにされる。 【目次より】 凡例 第一章 根源的構想力の論理 第一節 三木清の「構想力の論理」 第二節 構想力、その「非在のものの反復」 第三節 根源的構想力あるいは感覚する力 第四節 セザンヌのモティーフ 第二章 「仮構機能」としての構想力 第一節 構想力がめざすもの 第二節 仮構機能 第三節 構想力と身体図式 第四節 「形」の論理 第三章 表象をよぎるもの 柳田國男と折口信夫 第一節 戦慄せしめるもの 第二節 仮面の論理 第三節 祭りの構造 第四節 「まれびと」の他界性 第四章 仮面の不在 近代ヒューマニズムの陥穽 第一節 都市化現象の本質 第二節 直接性という神 第三節 仮面と人格 第五章 言語ゲームのかなた 言語の外部あるいは理性の他者 第一節 越境する知 第二節 直接性切断としての言語能力 第三節 言語ゲームが示すもの 第六章 感覚・経験・思想ー森有正論 第一節 もう―つの西洋体験あるいは「荷風的」 第二節 「日本人とその経験」 森有正の日本文化論 第三節 森有正の純粋感覚論 第七章 命のかたち 西行の思想 第一節 西行的なるもの 第二節 心なき身 第三節 無常と数寄 注 あとがき 参考文献 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 細谷 昌志 1943年生まれ。哲学者、大阪大学名誉教授。大阪外国語大学外国語学部ペルシア語科卒業。京都大学大学院宗教学専攻博士課程(文学博士)。 著書に、『文化の深淵としての宗教 宗教的作用論序説』『カント表象と構想力』『田辺哲学と京都学派 認識と生』『根源的構想力の論理』など。
  • 西行全歌集
    4.0
    願はくは花の下にて春死なんそのきさらぎの望月の頃――.山家集,聞書集,残集,御裳濯河歌合,宮河歌合ほか,現在知られている西行の和歌のすべて約2300首を集成.脚注のほか,詳細な補注・校訂一覧を付し,広く日本の詩歌に関心のある読者にとって読みやすいだけでなく,専門家の研究にも資する決定版.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.

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  • 西行論
    4.0
    若年のある時、在俗の名門武士が不明の動機で出家遁世した。真言浄土の思想に動かされながら、同時代の捨て聖たちとは対照的な生きざまを辿り、詩歌を通じてしか、いっさいの思想を語らなかった――西行とは何ものであったか。豊潤な感性を強靱な論理で見事に展開する西行論。「僧形論」「武門論」「歌人論」の3部構成で西行の〈実像〉に鋭く迫る!
  • 作家と楽しむ古典 松尾芭蕉/おくのほそ道 与謝蕪村 小林一茶 近現代俳句 近現代詩
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    芭蕉・蕪村・一茶、そして近現代詩・俳句へ――。数々の名句・名詩の魅力や読み解き方、歴史を、第一線の作家と俳人がやさしく深く講義する最良の詩歌入門。人気シリーズ第5弾。
  • 四季のうた 微笑む宇宙
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    1~9巻660~880円 (税込)
    自分がこの世界に人間として誕生していることを知らない赤ん坊も、歌声に合わせて全身が動き出す。リズムをとる赤ん坊を中心にして宇宙全体が微笑んでいる。やはり、こうでなくっちゃいけないのだ。詩歌も、言葉も、人間も――。読売新聞に連載されたコラム「四季」の二〇一三年四月から一年分を収録。
  • 詩経 中国の古代歌謡
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    古代人の豊かで鮮烈な精神を伝える、中国最古の詩歌集。儒教の聖典として長く特殊な解釈にさらされ失われてきたこの躍動的な歌謡の世界を、成立基盤の類似した『万葉集』との比較の観点から、見事に復活させた。  337ページ

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