無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません
近代詩歌俳句、と聞いてみなさんは誰を思い浮かべるでしょうか。正岡子規?与謝野晶子?中原中也? そもそも学校の授業では、近代文学そのものに接する時間をそう長くは持てなかった方も多いかもしれません。
本作は、□街(詩歌の「し」・短歌の「か」・俳句の「く」で「しかくがい」!)という近代日本のような架空の街に住む、萩原朔太郎や北原白秋、室生犀星、三好達治、正岡子規などの詩人や作家本人ではなく作品イメージをもとに創作されたキャラクターたちが、詩を作ったり、作れなくて苦しんだり、街はずれの丘の上にある天上松にかかっている身元不明の縊死体を見つけて検証したり考察したりしながら、ひいては文学と戦争の関係が匂わされたりする、詩歌俳句ファンタジーマンガです。読んでいて次から次へとジェットコースターのように話題が転換していくので、支離滅裂なようにも見えますが、史実とフィクションのバランスが非常に絶妙で、読み進めずにはいられないほど先が気になるのです!
キャラクターとして登場する詩人に全集があればすべて読んでいるという作者の知識がふんだんに生かされた本作、すべての文学少年少女&元文学少年少女必読の書です! 作中にちりばめられたいろいろな作品が気になった方は、それぞれの詩人の詩集なども是非ご一緒にどうぞ。
この本を読むまでは登場人物として出ている詩人にあまり興味はなかったのですが、すっかりとハマってしまいました。
名前だけは知っている詩人ばかりですが一人ひとりの個性が強烈で面白いです。
とにかく情報量が多く文字の多い作品なので読むのは大変ですが読後は良い刺激に満たされています。
気付いたら一晩で全巻購入していました。
タイトルや表紙や設定からマニアックな雰囲気が漂っていて、実際内容もマニアックですが、過激な表現があるにもかかわらず趣味に走りすぎとか自己満とかそういう感じはしません(趣味に走ってるっぽい表現があっても、この作品ではそこにちゃんと意味もある)。
物語の構
有名文人がいっぱい
詩人そのものではなく、その作品群から得た印象をキャラクターにして、仮想の世界でワチャワチャする話。
絵が綺麗で内容も不思議だけど面白いし、それぞれの原作の詩集を読みたくなる。白さん(北原白秋)がイケメンすぎ。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。