詩歌作品一覧

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  • 現代短歌パスポート1 シュガーしらしら号
    続巻入荷
    -
    新シリーズ創刊!最注目の歌人10名による書き下ろしの新作短歌アンソロジー歌集。 榊原紘 伊藤紺 千種創一 柴田葵 堂園昌彦 谷川電話 吉田恭大 菊竹胡乃美 宇都宮敦 初谷むい 【収録作品】 榊原紘「Classic」 伊藤紺「雪の匂い」 千種創一「White Train」 柴田葵「おさしみ」 堂園昌彦「春は水さえとろけさせる」 谷川電話「夢を縫う、たき火を保つ」 吉田恭大「フェイルセーフ」 菊竹胡乃美「火のぬいぐるみ」 宇都宮敦「羊毛期の到来(ウール、ウール、ウール)」 初谷むい「天国紀行」 【目次】 榊原紘 Classic 伊藤紺 雪の匂い 千種創一 White Train 柴田葵 おさしみ 堂園昌彦 春は水さえとろけさせる 谷川電話 夢を縫う、たき火を保つ 𠮷田恭大 フェイルセーフ 菊竹胡乃美 火のぬいぐるみ 宇都宮敦 羊毛期の到来(ウール、ウール、ウール) 初谷むい 天国紀行 執筆者プロフィール 【著者】 榊原紘 1992年愛知県生まれ。奈良県在住。第2回笹井宏之賞大賞受賞。2020年、第一歌集『悪友』刊行。ゆにここオンラインカルチャースクールで「推しと短歌」の講師を務める。短詩集団「砕氷船」の一員。 伊藤紺 歌人。1993年生まれ。横浜在住。著書に歌集『肌に流れる透明な気持ち』『満ちる腕』(いずれも短歌研究社)、ミニ歌集『hologram』(CPcenter)。 千種創一 1988年愛知県生まれ。2015年、『砂丘律』。2016年、日本歌人クラブ新人賞、日本一行詩大賞新人賞。2020年、『千夜曳獏』。2021年、現代詩「ユリイカの新人」に選出。2022年、『イギ』、ちくま文庫版『砂丘律』。 柴田葵 歌人、ライター。第2回石井僚一短歌賞次席。第1回笹井宏之賞大賞受賞により、第一歌集『母の愛、僕のラブ』(書肆侃侃房)を出版。東京都在住。身長164センチ。 堂園昌彦 1983年東京都生まれ。早稲田短歌会を経て、現在、短歌同人誌「pool」所属。2013年、第一歌集『やがて秋茄子へと到る』(港の人)刊行。ブログに歌書紹介サイト「短歌のピーナツ」。 谷川電話 1986年愛知県生まれ。2014年、角川短歌賞を受賞。歌集に『恋人不死身説』(2017年、書肆侃侃房)、『深呼吸広場』(2022年、書肆侃侃房)。 吉田恭大 1989年鳥取県生まれ。「塔短歌会」「早稲田短歌会」で短歌を学ぶ。2019年第一歌集『光と私語』(いぬのせなか座)を刊行。同年より詩歌の一箱書店「うたとポルスカ」を運営。 菊竹胡乃美 1995年福岡県生まれ。2015年から短歌を始める。第一歌集『心は胸のふくらみの中』(書肆侃侃房、2023年)。 宇都宮敦 1974年千葉県生まれ。歌集『ピクニック』(2018年、現代短歌社)。ブログ「Waiting for Tuesday」(https://blog.goo.ne.jp/utsuno)。 初谷むい 1996年生まれ、札幌市在住。第一歌集『花は泡、そこにいたって会いたいよ』(書肆侃侃房、2018年)、第二歌集『わたしの嫌いな桃源郷』(書肆侃侃房、2022年)。
  • 文學界 2024年7月号
    NEW
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    ■目次より 【創作】 町田康「男花嫁」 結婚の条件に、舅の敵幹部の店への嫌がらせを命じられた竹治郎は―愚かしく哀しい“愛”の顛末 古川真人「風呂の順番」 「家族ばするって、なんや?」―年の暮れ、「新しい方の家」に集う吉川家の人々が形づくる、家族とは 山下紘加「可及的に、すみやかに」 離婚し、子どもを連れて実家に戻った詩織。折り合いが悪い母と暮らし、旧友とショッピングモールに行く生活だが 又吉直樹「生きとるわ」短期集中連載第7回 【新連載】 渡辺祐真「世界文学の大冒険」第1回 歴史学はどのように変化してきたか 【対談】 北方謙三×松浦寿輝「創造の熱情は枯れず」 小林エリカ×中脇初枝「いまに繋がる戦争を書く」 【リレーエッセイ 身体を記す】 第6回 上田岳弘 【連載】 筒井康隆「自伝」第3回 喜劇への道―青年前期 松尾スズキ「家々、家々家々~男、松尾スズキ。魂の物件漂流物語~」 江南亜美子「『わたし』はひとつのポータル」第4回 津野青嵐「『ファット』な身体」第5回 【窓辺より】 鈴木結生/芝田幸一郎 【詩歌】 向坂くじら 【強力連載陣】 綿矢りさ(最終回)/金原ひとみ(最終回)/東畑開人/千葉雄喜/金川晋吾/江崎文武/王谷晶/辻田真佐憲/藤原麻里菜/津村記久子/平民金子/松浦寿輝/犬山紙子/渡邊英理/宮崎智之 【文學界図書室】 表紙画=下山健太郎 グラフィックデザイン=REFLECTA,Inc. ※「文學界」電子版は、紙雑誌版とは一部内容が異なる場合、また、応募できないプレゼントや懸賞がある場合があります。ご了承のほど、お願いいたします。
  • 顔さえよければいい教室 (1)
    続巻入荷
    5.0
    音楽、演技、ダンスにファッション。あらゆる分野の天才が集まり、 一流のスターを生み出す為に創られた学び舎…私立繚蘭高等学校。 この学園では、「顔」をはじめとした外見で、すべての評価が左右される。 そこへ突如現れた、野暮ったい見た目の新入生・池袋詩歌。 兄ナシでは生活出来ない要介護人間である詩歌だが、 ――その正体は、ネットで顔を隠して活動する新進気鋭のVSINGERだった!? 外見重視の教室で巻き起こる、天才たちによる人気獲得学園バトル!
  • バブルの子
    NEW
    -
    1巻1,210円 (税込)
    55の作品の中に少なくとも一つ、あなたの心に刺さる作品がある。そうだよなーと思う作品がある。 時には胸に響き、時には微笑み、時には苦々しい思い出をつれてくる。助廣俊作の詩があなたに問いかける。人生をいかに生きていくか、生きてきたか。。 「手 そして石 思うに僕の人生には 棚からぼた餅という言葉は存在しない わらしべ長者的な展開もない 銀のスプーンも金の延べ棒も持っていないから こつこつと何かを積みあげていくしかないのだ 石を一つひとつ積み上げていくのだ」(本書収録「手 そして石」より一部抜粋) 【目次】 バブルの子 バブルの子/宣 言/一週間かぞえ歌/ひたむきさをもういちど ~ 十九歳になった気で/日本男児/紙やすり/パワーゲーム/羊になりたい/許せないこと/ハンカチ/My life as a traveling man/モスクワ/闘う人/やっちまった/甘くない生活/手 そして石/しごと/絶望の岬に置き去りにしないで/もし希望があるとしたら/There was a wall/If you sit in the chair/Once upon a time you loved music/Eat Around the Clock スパゲティ・ナポリタン 宝くじ/家族のいないこの部屋で/転校生/あやまち輪廻/消えない思い出/Woman said/ブービークッションにひっかかる/ハニーライフ/つまるところ/スパゲティ・ナポリタン/幸せの定義/ 連作:ひとときの夢 ひとときの夢/オン&オフ/暗闇の大河/口の運動/暗い夜道/土の匂い/ 再 会 再 会/君のしつもん/最古の記憶/ここはひとつ/Giving/四分前/真夜中の目覚め/心がうごいた/どつかんでもよろしい/言わなくてもいいこと 言わなくてはいけないこと/愛されてもよし、嫌われてもよし/一生モノ/元 旦/かなわぬねがい/苦しさと孤独と星空と 【著者】 助廣俊作 会社勤務のかたわら詩を書き続ける。アメリカ、 イギリス、ロシアでの海外勤務は10 年を超え る。主な作品:詩集『ひこうき雲』『ラ行の試練』 『バブルの子』『ありがとうはさようならを意味するか』など。作品「暗所のほとり」で第17回日本詩歌句随筆評論協会賞奨励賞受賞。
  • 京都 銀月アパートの桜
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    生粋の京都人淺山泰美は百年前の大正ロマンが漂う銀月アパートの魅力と庭に咲くしだれ桜の美しさを物語る。 京都が、いきいきと目を覚ます。 このような才媛に声をかけられるのは、 千年来のことなので。 わたくしも、目を瞠る。 ピュアな水晶少年のイメージをもって登場した詩人の、多彩きわまりない円熟ぶりに。 (帯文:新川和江) 京都に生まれ育った詩人が、京都のまち・人・自然・文化を慈しむように綴るエッセイと短歌と写真。 【目次】 Ⅰ 桜めぐり ポエトリーガーデン ウエサク祭の夜 観音さま日和 月晶丸 いぬの仔もねこの仔もひとの子も 四月のダライラマ 伯母するひと ライアーに出逢った頃 読む詩歌う詞 ライアーと歩む日々 Ⅱ 昭和ドリームランド あの人は、今 石好き 「塩」を運ぶ 明美さんの灯り 一期一会ということ 茶道入門 天女座を訪ねて 妖精の声 猿のはなし 水絵の町で 高野橋西詰 奇 跡 東福ノ川会 『オーク』があった頃 Ⅲ 久世光彦さん ゆめまぼろし 幻の唄 神様の演出 幸福の電話 久世さんと神戸で 卒 哭 アスパラ豆腐の味 久世さんの墓所で Ⅳ 銀月アパートの桜 あとがきにかえて 銀月アパートという謎 撮影データ 初出一覧 略歴 【著者】 淺山泰美 1954年5月、京都市伏見区に生まれ。同志社大学文学部文化学科美学専攻卒。第一詩集「水槽」を28歳で出版後、ポエトリーリーディングを始める。1988年、詩誌「庭園」を創刊。編集発行人を務める。『月暈』『ミセスエリザベスグリーンの庭に』『ノクターンのかなたに』等九冊の詩集を刊行するほか、写真文集『木精の書翰』小説集『エンジェルコーリング』がある。2000年にライアー(竪琴)に出逢い、2001年6月、ゲルトナーのソプラノライアーを得てライアーを学び始める。
  • 日々の外来 院長室の随想録
    -
    東洋医学の臨床医であり文学にも精通する著者が書き綴る、珠玉のエッセイ集。 「先生、長生きすることはきついことですよ」 ハッと驚く患者さんの言葉、詩歌から読み解く長寿の心得、若者にも知ってほしいこころの健康。 変わりゆく時代、こころの機微、身体のしくみの奥深さ。 80年の人生、開業してから42年の思索を瑞々しく記した一冊。

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  • 和の思想 日本人の創造力
    4.0
    和服,和装,和食……,私たちになじみ深い「和」の一字だが,これは一体何を意味しているのだろうか.歴史をさかのぼってこの国の生活や文化を一望すると,海を越えてもたらされる文化を受容・選択し,さらに変容させた力が見えてくる.日本の詩歌もまたその創造力によって育まれた.俳句の実作者が和の核心を読み解く快著.

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  • 当世具足症候群
    -
    1巻616円 (税込)
    著作の多い著者における初の詩集。「詩は音楽的な存在」という考えのもと、第一部では人間心理の持つ「気」の奇異さを追究し、ある部分では逆説的に、ある部分では大真面目に、結果、「音楽で言う『スケルツォ』(諧謔曲)」的な味わいを出そうと試みている。第二部では、高校三年生の二学期頃に着想したものも含めて集大成的に多くの詩歌作品を収録。巻末では第一部のテーマ曲の楽譜も載せている。
  • 美しい日本の言霊 歌謡曲から情緒が見える
    4.0
    切々たる恋の記憶、いつも笑っていた若い日々。父が風呂場で歌ったヒットソング、母が台所で口ずさんだメロディ。たとえ時代は変わっても、歌は生き続ける。人間の限りある命と「別れ」は不可分であり、だからこそ私たちは惜別の念と共に、豊かな情緒、文化を育むことができた。歌謡曲を愛する数学者が、日本の詩歌に込められた万感の思い、失われたものが喚起する力を読み解く。 【本書に登場する主な童謡・歌謡曲・詩】ぞうさん/たきび/ふじの山/浅草の唄/花/空の神兵/わたしが一番きれいだったとき/花の街/異国の丘/柿の木坂の家/急げ幌馬車/別れの一本杉/赤いハンカチ/白い想い出/22才の別れ/なごり雪/赤い靴のタンゴ/ふれあい/秋桜/喫茶店の片隅で/学生街の喫茶店/さくら/ダンスパーティーの夜
  • 四季のうた 微笑む宇宙
    -
    1~9巻660~880円 (税込)
    自分がこの世界に人間として誕生していることを知らない赤ん坊も、歌声に合わせて全身が動き出す。リズムをとる赤ん坊を中心にして宇宙全体が微笑んでいる。やはり、こうでなくっちゃいけないのだ。詩歌も、言葉も、人間も――。読売新聞に連載されたコラム「四季」の二〇一三年四月から一年分を収録。
  • 物語としての旧約聖書 人類史に何をもたらしたのか
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    2018年度のNHK「宗教の時間」ガイドブックとして大好評を博した『物語としての旧約聖書』が、満を持して待望の単行本化! 【「はじめに」より】  聖書には、旧約聖書と新約聖書があり(略)旧約聖書のほうは、大小39の書から構成されています。そのほぼ半分は古代イスラエルの先祖たちの物語や王国の歴史記述ですが、預言者たちの言葉、イスラエルの民が詠った詩歌、さらに短編小説を思わせる物語や人生を省察した作品などがそこに加わります。聖書と呼ばれるので、堅苦しい宗教的な教えを思い浮かべる方もおられるかもしれませんが、そこには人間味あふれる物語が少なくありません。(略)  ユダヤ教の聖書がキリスト教に受容されることにより、旧約聖書に伝わる思想の多くもキリスト教へと引き継がれました。唯一神観、自然観、歴史観、人間観など、キリスト教思想の多くは旧約聖書に由来します。それだけではありません。ユダヤ教やキリスト教を介して、旧約聖書の物語や思想はイスラム教にも受け継がれました。初期のイスラム教徒が自分たちを創世記に物語られるアブラハム(イブラヒム)の子孫と理解したことなどは、その一例です。  旧約聖書を残した古代イスラエルの民は、紀元前1200年前後にパレスチナに定住した弱小の一民族でした。紀元前1000年ころに王政に移行したあとも、彼らは弱小の民であるがゆえに、南のエジプトと東のメソポタミアに興ったアッシリアやバビロニアといった大国のはざまで翻弄され続けました。王国は南北に分かれ、北王国は紀元前七二二年にアッシリアに滅ぼされ、南のユダ王国は紀元前586年にバビロニアによって滅ぼされ、主だった人々は失ってバビロニア捕囚民となりました。捕囚から帰還した紀元前6世紀後半以降、エルサレムを中心とする彼らの地はペルシア帝国の一属州になり、ペルシア帝国が滅亡してからは、エジプトのプトレマイオス朝の、またシリアのセレウコス朝の支配下に組み込まれました。旧約聖書に記されたもっとも新しい時代は、マカベア戦争と呼ぶ、ユダヤの民が蜂起し、セレウコス朝に独立戦争を挑んだ紀元前二世紀前半です。その後、独自の王政が敷かれた時期もありますが(略)反ローマ独立戦争に敗れたユダヤの民は故地を失い、世界に散在する民(ディアスポラ)となるのです。  古代イスラエルのこのような歴史のなかで、旧約聖書は書き記されました。そしてそれが、ユダヤ教成立の基礎となり、キリスト教誕生の土壌となり、イスラム教にまで浸透しました。当時の古代オリエントの強大国に翻弄され続けた弱小の民が残した旧約聖書は、こうして、その後の宗教の歴史にはかりしれない影響をおよぼすことになりました。それは人類宗教史に生起した一大逆説と呼びうるような現象です。(略)  本書では、ヘブライ語で伝わる旧約聖書にもとづき、古代西アジア文明地の一隅に歴史を刻んだイスラエルの民が伝える物語をたどりながら、そこにたたみ込んだ思想と信仰の特色を探ってゆきます。それによって、人類の宗教史にはかりしれない影響をおよぼしえた旧約聖書の秘密の一端を、また旧約聖書のもつ今日的意義の一端を明らかにできれば、と願っています。 【内容】 第1章 天地創造 人間と自然の調和を願って 第2章 エデンの園 人は塵から造られ塵に帰る 第3章 カインの末裔 都市文明への批判的視座 第4章 大洪水 物語の現代的意味 第5章 アブラハム おそれとおののきのなかで 第6章 ヤコブとその子ら 目に見えない神の摂理 第7章 出エジプト 苦境からの解放 第8章 カナン定住 嗣業の地の配分 第9章 ダビデとその後 翻弄される王国 第10章 預言者の言葉 時代批判と将来への希望 第11章 預言者群像 その素顔と個性 第12章 小さき者たちの神 多様性と逆説性
  • やさしい俳句入門 17音で世界が変わる! 心がおどる!
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    【電子版のご注意事項】 ※一部の記事、画像、広告、付録が含まれていない、または画像が修正されている場合があります。 ※応募券、ハガキなどはご利用いただけません。 ※掲載時の商品やサービスは、時間の経過にともない提供が終了している場合があります。 ※この商品は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。 また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 以上、あらかじめご了承の上お楽しみください。 十七音で思いをどう伝えるか、世界をどう表現するか、俳句上達のヒントがぎっしり。おもしろい!と言われる句がすぐできる! 俳句を始めようと思っている人、上達のコツを知りたい人に向けた、徹底的にやさしい俳句入門。 日々、俳句ビギナーとふれ合い、初心者の句を添削している著者のアドバイスは、わかりやすく実践的。十七音で思いをどう伝えるか、世界をどう表現するか、基本のルールからステップアップのポイントまで、すぐに参考になるヒントがぎっしり。楽しみながら上達の手ごたえがつかめ、俳句がさらにわくわくするものになります! 江戸時代の有名句から最近の句まで、例句が豊富。それらも参考に、具体的な作句方法・ブラッシュアップの仕方のイメージがつかみやすい。「わかりづらい」「説明しすぎ」「思い込み」「ありがち」など、ビギナーがやりがちな失敗をズバリ。「自分の句のどこが良くないのかわからない」というミスがなくなります! 人気イラストレーターの影山直美が描く柴犬たちが案内役。日本の四季にぴったりな和のワンコたちの絵に心なごみます。 1章:俳句の基本ルールは3つだけ 2章:すぐに俳句が見違えるコツ6 3章:推敲で俳句が劇的ブラッシュアップ! 4章:やってしまいがちな俳句のワナ6 5章:句会・吟行で楽しく俳句力アップ! 辻 桃子(ツジモモコ):1945年、横浜に生まれ、東京で育つ。1987年、月刊俳句誌『童子』を創刊、主宰。第1回資生堂花椿賞、第5回加藤郁乎賞、手島右卿特別賞受賞。「いちばんわかりやすい俳句歳時記」シリーズ、『まいにちの季語』、『毎日が新鮮に! 俳句入門 ちょっとそこまで おでかけ俳句』(いずれも共著・主婦の友社)など、著書および連載多数。日本伝統俳句協会理事、日本現代詩歌文学館理事、NHK「俳句王国」主宰、「俳句甲子園」 審査員長なども務める。 安部 元気(アベゲンキ):1943 年、旧満州に生まれ、島根県で育つ。元朝日新聞記者。「童子」大賞受賞。「童子」副主宰。NHK文化センター(弘前市)俳句講師のほか、首都圏16カ所で「一からはじめる俳句講座」「やさしい句会」を主宰。第13回加藤郁乎賞、文學の森賞大賞受賞。著書多数。 影山 直美(カゲヤマナオミ):イラストレーター。歴代4頭の柴犬と暮らし、彼らが登場するイラストエッセイや4コマ漫画などを多数手がける。『柴犬さんのツボ』シリーズ(辰巳出版)、『柴犬テツとこまのほほんな暮らし』(ベネッセコーポレーション) 、『しば犬こたのしっぽっぽ』(神宮館) 、『柴犬のトリセツ』(西東社) ほか。

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  • 万葉集(一)
    4.8
    日本の詩歌の源,最古の歌集.奈良時代末に編まれて以降,読み継がれてきた二十巻四千五百余首には,宮廷歌人から無名の男女に至る人々の心が映される.本冊には巻一―巻四,雄略天皇・額田王・柿本人麻呂・大伴旅人らの雑歌・相聞・挽歌・譬喩歌を収録.新日本古典文学大系に基づき,86年ぶりに全面刷新した文庫版.(全五冊)※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.

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  • 日本詩歌の伝統 七と五の詩学
    -
    1巻4,620円 (税込)
    和歌が獲得してゆく主題の深まり,俳句の七五の型の中での成熟,この七五調の制約が近代詩歌のリズムにもたらした宿命.日本の古典詩歌の伝統を大きな枠組みの中で,斬新な角度から精彩に論じた新しい日本詩歌入門.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.

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  • 精選訳注 文選
    -
    中国古典文学の集大成であり、中国文学の誕生とその進化を体現する、中国最古にして最大の詞華集「文選」(もんぜん)。南朝梁の昭明太子蕭統(しょうとう)が編集した、唐以前の詩文の精華となる美文集であり、模範文例集です。中国では科挙の模範とされ、日本では万葉集や日本書紀に影響を与えました。日本では平安貴族の必読書となり、明治期までは文章の手本とされてきました(清少納言、吉田兼好、大田南畝、永井荷風ほか多数)。 本書では、全三十巻から王粲、曹植、劉邦、李陵、陸機、曹丕、諸葛亮孔明などの秀作を厳選し、中国の古典文学研究の第一人者による充実した解説とともに全容を一望します。 【本書「総説」より】 現在の日本語の中で用いられている「文章」の語は、詩歌に対する散文を意識させることが多いが、中国語のもとの意味は、韻文・散文をひっくるめたありとあらゆる種類の書きものということである。そしてこの「章」という字の原義も、やはり「あや」とか「かざり」とかにほかならない。だから「文」ないしは「文章」の語には、「美しい」という概念が生まれついてのもちまえとして備わっているといっても、決して言い過ぎではないのである。 【目次(抄)】 序 総説 文選の序 賦 登楼の賦 洛神の賦 蕪城の賦 恨みの賦 詩 大風歌 秋風の辞 蘇武に与う 三首(うち一首) 怨歌行 飲馬長城窟行 古詩十九首(うち五首) 短歌行 七哀詩 二首 従弟に贈る 三首(うち一首) 雑詩 二首(うち一首) 公讌 応氏を送る 二首(うち一首) 美女篇 雑詩 六首(うち一首) 詠懐詩 十七首(うち二首) 悼亡詩 三首 詠史 八首(うち三首) 洛に赴く道中の作 二首(うち一首) 雑詩 十首(うち一首) 五君詠(うち一首) 池上の楼に登る 石壁の精舎より湖中に還りて作る 江中の孤嶼に登る 詠史 東武吟 宣城に之かんとして新林浦を出で版橋に向かう 雑体詩 三十首(うち二首) 范安成に別るる詩 文章 出師の表 呉質に与うる書 典論論文 山巨源に与えて交わりを絶つ書 情事を陳ぶる表 北山移文
  • あなたに語る日本文学史
    4.0
    古来、日本文学は詩歌を中心に展開してきた。「万葉集」から始まり、「古今和歌集」「新古今和歌集」に注がれた情熱、中世の和歌と歌謡、江戸の連歌遊びと俳句――それらが近現代の散文にまで及ぼした影響に目くばせをしながら、詩人・大岡信が次世代のために語り継ぐ日本文学史。「文学史とはその言語への、無限定で深い愛着を、文学作品というある種の限定のもとにあるものを通じて、なんとか披瀝してみせるものだ」(「あとがき」より)。
  • 浅野順一著作集1:予言者研究I
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 神学者にして牧師の浅野順一の「著作集」全11巻の第1巻「予言者研究1」。 【目次より】 目次 序   高倉徳太郎 序(改版) エリヤの宗教改革 一 序言 二 予言者エリヤの時代的背景 三 対カナン文化の問題 四 アハブ時代の宗教及び道徳問題 五 エリヤの宗教改革運動 六 結語 アモスの宗教 一 彼の人物 二 彼の時代 三 神観 四 宗儀の問題 五 罪観 六 審判 ホセアの宗教 一 彼の人物と時代 二 彼の家庭 三 神観 四 罪観 五 審判 六 結語 イザヤの贖罪経験 イザヤ書第六章の研究 一 彼の見たる幻 二 神観 三 贖罪 四 召命 五 審判 ミカの宗教思想 一 序言 二 彼の人物と時代 三 彼の神とイスラエルの罪 四 審判と希望 五 結語 エレミヤの召命経験 エレミヤ記第一章の研究 一 序言 二 彼の生い立ち 三 万国の予言者 四 巴旦杏の枝 五 沸騰る鍋 六 結語 神とエレミヤ 「主の僕」の歌 イザヤ書四二・一―四、四九・一―六、五〇・四―九、五二・一三―五三・一二の研究 一 序言 二 「主の僕」の歌の成立 三 異邦人の光 四 苦難の僕 五 「主の僕」とイエス・キリスト 六 結語 附録 旧約研究の方法論について 《旧約聖書》 序 第一章 旧約聖書の意義と価値 イ 一般文化的価値 ロ 旧約と新約との関係 ハ 旧約宗教の特質 二 旧約聖書に対する解釈 第二章 旧約聖書の正経性 第三章 律法の意義とその発達 イ 律法と契約 ロ モーセ五書の資料 ハ 律法の成立 ニ 天地の創造と始祖の信仰 ホ 出埃及とモーセ 第四章 旧約の歴史書 イ 歴史記述の意義と目的 ロ カナン侵入と定住 ハ 王国の建設 二 南北朝時代 第五章 予言者及び予言文学 イ 予言者の意義と使命 ロ アモスとホセア ハ イザヤ ニ ヨシアの宗教改革及びエレミヤ ホ エゼキエル へ 第二イザヤと「主の僕」の歌 第六章 詩歌、教訓及び黙示 イ エズラ、ネヘミヤとユダヤ教の発達 ロ 詩篇の宗教 ハ ヨブと苦難 ニ 知恵と懐疑 ホ 終末の書 参考書目 解説   大内三郎 木田献一 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 机邊散語 随筆集
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 法学の泰斗であり、実務家として弁護士も務めた著者が、法にまつわるさまざまな話柄を取り上げ綴る随筆集。 【目次】 はしがき 法律の視野からの文芸を見る シェークスピーアと法律 チャタレー夫人の苦笑 鴎外とユーモアと皮肉 モデル問題 肉体文学と法律 創作か模倣か 創作と模倣との境 著作権・出版権と最近の出来ごと 鰐と法律 詩人と犯罪 ポーとコナン・ドイル ユーゴーとゴーチェと著作権 ノラは帰るか 文芸と法律 美術・師・友 芸術と道徳 美術品及び美術家の法律的保護 日本文化の出なおし 蔵書印と蔵書票 牡丹を描く 画友、葱南木下杢太郎を憶う 杢太郎二十五周忌、喜久雄二十周忌に参じて 医学・文学・南画 阿部家正月画会のこと 切支丹宣教師の見た慶長時代の日本 蓬里雨子を想う ルヴォン先生と日本文学 現代詩歌のころ 富井先生を憶う 織田萬博士と乃木大将 鵜沢博士と人身売買 ある哲学者の死 老法学者の遺言を読む 旅情点滴 エルサレム紀行 マンデルバウム門 カイロ紀行 壮大カルナックの柱列 ヒットラーの山荘を訪う ヴェルレーヌの歩みし辺り 真珠とコダック 其他 真珠とコダック リヒドと法律 法律大いに笑う 遺産相続はうまくいっているか ソクラテスとある判事の死 権利の善用 天の逆鉾 孔子と契約 戴冠式事件 重役の停年制・婚姻の目的 素人の法律家 素人の法律家後聞 盥まわし 三つの事故とその対策及び救済 争議の目的と限界 企業の取引逼迫と事情変更の原則 七味からし 鉛筆 鮎釣りの解禁日を迎えて 鰆の味 真実とユーモア 動物園と憲法 猿と法律 手形で釣銭をかせぐ話 法律官僚 真実は何よりも雄弁に弁護する 幼児は叫ぶ 光と水についての史話 ディオゲネスと日照権 眺望権について 自然公害についての随想 宝暦治水と明治維新 皓川詩稿 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 文字の組方ルールブック―タテ組編
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 日本語の文章を本や印刷物にする場合にどのように組んだらよいか、 その基本となるもっとも標準的なルールを タテ組について簡潔・明瞭に示す。 全体を行の組方とページの組方に分け、それぞれに必要な個々のルールをまとめてあり、 簡単な印刷物から複雑な要素をもつ書籍にまで広く応用することができる。 読みやすく美しい日本語組版のための必携の書。 目次 (I)行の組方  1 行頭・行末のきまり  2 句読点・括弧類の組方  3 圏点(傍点)・傍線の組方  4 拗音・促音と音引の組方  5 本文中で文字を小さくした場合の組方  6 タテ組中の欧字・欧文の組方  7 調整の方法  8 ルビの組方  9 漢文の組方 (II)ページの組方  一 本文の組方  1 組方の基本形  2 柱とノンブルの組方  3 中とびらの組方  4 見出しの構造と組方  5 箇条書きの組方  6 引用文の組方  7 注の種類と組方  8 表組の組方  9 図版・写真の組方  10 詩歌・俳句の組方  11 参考文献の組方  二 前付の組方  1 とびらの組方  2 口絵の組方  3 序文の組方  4 凡例の組方  5 目次の組方  三 後付の組方  1 年表・年譜の組方  2 索引の組方  3 あとがきの組方  4 奥付の要素と組方 (III)原稿指定の実際 (本書は2001/04/01に日本エディタースクールより刊行された書籍を電子化したものです)
  • 転生女優奇譚【タテヨミ】第1話
    無料あり
    4.0
    全90巻0~67円 (税込)
    「綺麗な女ほど、信じちゃいけない…」 詩歌はできない。琴もできない。 良き妻の条件もわからない。 貴族の女性に必要な教養は一つたりともない。 一見美貌しか取り柄がないように見える彼女は、恐るべき才能を秘めていた…

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  • 講談社文芸文庫 解説目録 2023年4月現在
    無料あり
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 不朽の名作をラインナップする講談社文芸文庫。未来に伝えるべき小説、詩歌、評論、随筆、翻訳など文芸の精髄を刊行するシリーズの最新版刊行目録の電子版。
  • 詩歌川百景 1
    4.2
    『海街diary』と繋がる物語、開幕! 山形の山里にある小さな温泉町・河鹿沢温泉の旅館で湯守り見習いとして働く和樹。弟の守とともに、旅館の女将や周囲の大人の思惑に時に守られ時に翻弄されながら暮らしている。 大人たちの抱える過去、そして河鹿沢温泉に数年前に引っ越してきた旅館の大女将の孫娘・妙をはじめ幼なじみ達との友情と恋と人生が静かに紡がれていくーーー
  • 魔法の文芸―川柳を学ぶ
    -
    1巻1,408円 (税込)
    川柳協会副理事の著者が、五七五のリズム解析から日本語の特性をふまえ川柳の魅力を徹底解説。 全日本川柳協会副理事長の著者が、五七五のリズムの徹底解析から日本語の特性までも明解にしつつ「川柳」の魅力を徹底的に解説。楽しい例句も豊富に、自由で深い川柳の作り方、句会の楽しみ方を具体的、体系的に紹介。日本の短詩型文学の歴史的推移から、これからの川柳界のあるべき姿を忖度なしに提言しました。 【目次】 Ⅰ 川柳の魅力 1川柳は魔法の文芸 川柳で充実した日々を 他 2川柳に見る人間模様 Ⅱ 川柳の基本と日本語の特性 1創作にチャレンジ 2音数の数え方 3川柳のリズム 字余り・句跨がり 破調と自由律 「字足らず」感と「字余り」感 他 Ⅲ 川柳の技巧 1 比喩のいろいろ 2表記の工夫 3句語の発見、その他の技巧 4添削と推敲 5句会は「道場」です! Ⅳ 改めて川柳を考える 1ココが違う、俳句と川柳 2川柳史概観 ――「うた」から川柳が生まれた 3三つの提言 (1)日本語の魅力を活用しよう (2)ユーモア精神を取り戻そう (3)リアリズムを復権しよう 4頼もしや、ジュニア川柳 (真島久美子寄稿) 資料編 1どんな句が入選しているのか? 2全国主要結社とその指導者吟 3「全日本川柳協会」とは ? 4日本現代詩歌文学館ってどんなところ? 5川柳は行動する 6 Q&A あとがき 【著者】 江畑 哲男 昭和27年生まれ。早稲田大学教育学部国語国文科卒。 昭和50年千葉県公立高校教諭、私立高校講師 現在、東葛川柳会代表、全日本川柳協会副理事長。 主な著書に『アイらぶ日本語』(学事出版)『ユーモア党宣言!』(監修、新葉館出版)評論集『我思う故に言あり』(新葉館出版)『近くて近い台湾と日本日台交流川柳句集』(共著、新葉館出版)『よい句をつくるための川柳文法力』(新葉館出版)『はじめての五七五 俳句・川柳 上達のポイント』(共著、メイツ出版)ほか。
  • 句碑と遊ぶ
    -
    散歩道にて、俳句と出会う 高校時代の友人仲間と、月一度古街道歩きの会を始めてから十数年経つ。(中略)ここで私は度々期待してはいなかったある出会いをした。あちらこちらで目にする句碑である。公園の片隅に、城跡に、建物の陰に、山道の大樹の下に、寺や神社の境内に、田舎道の道祖神の隣に……。日本中の場所に人の詩心がばら撒かれている。世界中のどこに他にこんな国があるだろうか。様々な人々の、様々な年代の句碑と出会い、それぞれの一句の背景に想いを馳せるのも、歩きながらの私の楽しみの一つになった。(本文より) 全国津々浦々に散りばめられた詩心。 土地、自然、そして人。 詩歌の背景に想いを馳せる「町歩きエッセイ」。 【目次】 芭蕉と三角むすび 江ノ島 遠野物語 松原庵星布 北国街道海野宿  他 【著者紹介】 松下与志子(まつした よしこ) 早稲田大学教育学部卒業  元国語教師

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  • 毎日が新鮮に! 俳句入門 ちょっとそこまで おでかけ俳句
    -
    1巻1,540円 (税込)
    【電子版のご注意事項】 ※一部の記事、画像、広告、付録が含まれていない、または画像が修正されている場合があります。 ※応募券、ハガキなどはご利用いただけません。 ※掲載時の商品やサービスは、時間の経過にともない提供が終了している場合があります。 ※この商品は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。 また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 以上、あらかじめご了承の上お楽しみください。 庭先で、近所で、スーパーで、散歩中や通勤途上に…日常の「おでかけ」の中で俳句がどんどんできる! 初心者向けの俳句入門。 俳句初心者に多いのが、すばらしい風景を見たり、劇的な体験がないと句が作れないという思い込み。 でも、日常の中にこそ、俳句のタネはたくさん転がっています。 庭先で、近所で、スーパーで、散歩中や通勤途上に……「ちょっとそこまで」出てみて、俳句を作ってみませんか。 いつもの毎日が新鮮に感じられる、心おどる俳句入門。 俳句の基本から説明しているので、初めての人でもこの一冊でスタートできます。 ふだんの「おでかけ」から、俳句がどんどんできる! 1章 出かけて俳句を作ってみよう 2章 「吟行」をまいにちの中で 3章 おでかけ俳句が見違えるコツ 4章 屋外モチーフの季語を効果的に 5章 少し遠出もしてみよう 6章 おでかけ俳句を味わおう 巻末 春夏秋冬新年の「おでかけ季語」 辻 桃子(ツジモモコ):1945年、横浜に生まれ、東京で育つ。1987年、月刊俳句誌『童子』を創刊、主宰。第1回資生堂花椿賞、第5回加藤郁乎賞、手島右卿特別賞受賞。著書に『いちばんわかりやすい俳句歳時記』シリーズ、『イチからの俳句入門』(ともに安部元気と共著・主婦の友社)など。句集や連載も多数。日本伝統俳句協会理事。NHK「俳句王国」主宰、日本現代詩歌文学館理事なども務める。 如月 真菜(キサラギマナ):1975年、東京生まれ。6歳ごろから俳句を始める。1987年「童子」入会、辻桃子に師事。NHK文化センター、南大沢カルチャーセンターなどの講師を経て、現在「童子」副主宰。『童子』大賞、わらべ賞受賞。句集『琵琶行』で第12回田中裕明賞受賞。句集に『蜜』(蝸牛社)、『菊子』(ふらんす堂)、著書に『写真で俳句をはじめよう』(ナツメ社)など。「俳句甲子園」審査委員長を務める。

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  • 異国情緒としての堀口大學 翻訳と詩歌に現れる異国性の行方
    -
    1巻4,400円 (税込)
    明治から昭和まで歌人・詩人・フランス文学者として活躍して、多くの翻訳をなした堀口大學。10年以上にわたる海外生活や翻訳の業績がこれまで注目され、堀口の翻訳が日本近代文学に与えた影響という側面から主に議論されてきた。 だが、堀口自身が精力的に展開した文学実践や、彼の活動が日本文壇に与えた「異国情緒/エキゾチシズム」のインパクトは注目されてこなかった。 堀口大學の文学者としての経歴を、創作詩作『月光とピエロ』や訳詩集『月下の一群』などを中心に理解する。そのうえで、原文と翻訳テクストの比較などをとおして、堀口によるポール・モラン作品の翻訳とモダニズムの関係性、「新しさ」への志向、堀口自身の詩歌・随筆の射程を明らかにする。 堀口大學が日本文壇で異国情緒というイメージをまとい、それが解体・展開していくプロセスを比較文学的な視点から追い、堀口の詩歌や随筆が日本の翻訳――文体・語句・テーマ性――に与えた影響に光を当てる。
  • 着眼と考え方 現代文解釈の方法〔新訂版〕
    5.0
    伝説の現代文教本には続きがあった! 『現代文解釈の基礎』の著者二人による発展編であり、長年読み継がれた定評のある参考書。現代文を読むには、特殊な知識は必要ない。「考える力」という武器が必要なのだ──。70の小説や評論、詩歌などを題材に、まずは何が書かれているかを理解する「内容的意味の把握」、次にその内容がどのように表現されているかを理解する「表現的意味の把握」、そして両者の総合に必要な「考え方」を丁寧に説く。受験生だけでなく、簡単には正解の出せない問題を、言葉をつかって考えようとする全ての人へ贈る現代文参考書。
  • 顔さえよければいい教室 1.詩歌クレッシェンド
    5.0
     音楽、ダンス、ファッション――あらゆる分野の天才が集う芸能学校・私立繚蘭高校。  だがその実態は、「顔」をはじめとした外見ですべての評価が左右される教室だった。  俺の妹・池袋詩歌はヒキコモリで、兄ナシでは生活できない要介護人間のせいか、配信のセンスもスター性も壊滅的。  この学校では最弱かと思われた。  だが俺は知っている。ネットで顔を隠して伝説になったVSINGER。その正体こそが詩歌だと。 「――青、この曲の色。私はそれに合わせて歌うだけ」  ゆえに詩歌の歌声は唯一無二。学校のあらゆる常識を覆し、彼女の才能は見出されていく――!
  • 青き時雨のなかを
    -
    1巻2,090円 (税込)
    絶句形式のうた、四行詩は歯切れよく スタッカートのようにリズミカルで、鋭い 【収録歌より】 今宵ある 頭痛は青き夕ぞらの しらしらとして 鷺より尖る 眼前の エスカレーターは止まりいて 恐竜の骨 光る夜の底 核のなき 世界をめざすという誓い さらなる兵器を 引き寄せながら グローバル経済は死す という声す 否つかのまの 燦たる眠り 【目次】 青き時雨のなかを 【著者】 加藤孝男 歌人、東海学園大学人文学部教授。1960年、愛知県岡崎市生まれ。1984年、まひる野会に入会。篠弘に師事。歌集に『曼荼羅華の雨』など。『近代短歌史の研究』、『与謝野晶子をつくった男―明治和歌革新運動史』(2020、第16回日本詩歌句随筆評論大賞優秀賞受賞、第19回日本歌人クラブ評論賞受賞)など多数。
  • 詩経 中国の古代歌謡
    -
    古代人の豊かで鮮烈な精神を伝える、中国最古の詩歌集。儒教の聖典として長く特殊な解釈にさらされ失われてきたこの躍動的な歌謡の世界を、成立基盤の類似した『万葉集』との比較の観点から、見事に復活させた。  337ページ
  • 泥鰌のわた
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 画家、随筆家、歌人として類い希な才能を発揮した著者のエッセイ集に、本人が描いた挿画を収録。反骨を生きた失明の画家の豊饒な世界を味わう。 【目次】 にぎり箸 明盲妄語 落日 めざめ 泥鰌のわた 苦作の像 火葬小屋 雪の思い出 隅田川回想 歩く 自然遍歴 月 母恋 友交 小泉清追悼 先生がた 偉い人 後日譚(一) 後日譚(二) 後日譚(三) 日本最初の仏和字書 佐渡と越後 蛮船屏風 七十の稚気 あとがき 文中カット "富士大沢 噴烟1 噴烟2 噴烟3 八ヶ岳編笠 桜島 八ヶ岳  写真 阪本幼稚困時代の作者" 挿画目次 桜島月夜(油絵) 上高地暁 砂丘一(油絵) 毛無連峰 熔岩の原 塩尻峠にて パンジー 砂丘二 曽宮 一念 1893~ 1994年。洋画家、随筆家、歌人。東京美術学校卒業。二科展で樗牛賞受賞。その後失明。随筆や狂歌を始める。 著書に、『曽宮一念作品集 第1-3輯』『いはの群』『すその 素描集』『夕ばえ』『裾野』『袖の中の蜘蛛』『榛の畦みち』『海辺の熔岩』(日本エッセイスト・クラブ賞受賞)『曽宮一念 現代作家デッサン集38編』『日曜随筆家』『泥鰌のわた』 『曽宮一念作品集』『東京回顧』『紅と灰色 画集』『火の山 画集』『白樺の杖』『夕ぐも 書画集』 『みどりからかぜへ』 『砂上の画 自選エッセイ集』『風紋 詩画集』『夏山急雨』『武蔵野挽歌』『雁わたる』『ニセ家常茶飯』『火の山巡礼』(大沢健一編)『画家は廃業 98翁生涯を語る』『九十九の店じまい 画文集』『雲をよぶ 詩歌集』(大岡信編)『へなぶり拾遺』『曽宮一念作品集』などがある。
  • 夏山急雨
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 画家、随筆家、歌人として類い希な才能を発揮した著者のエッセイ集に、本人が描いた挿画を収録。反骨を生きた失明の画家の豊饒な世界を味わう。 【目次】 落合の道 落合秋草堂 描けなかった美人画 花下竹人 煉瓦焼き はるかなる日 めでたき風景 わだつみのいろこの宮 耕到天 コマ絵と夢二 お釜帽子 七十年前の晩秋 工部大学 万鉄五郎の「裸体美人」 三人の先生の若がき 山下繁雄の「軍鶏」 中川紀元の「アラベスク」 鈴木保徳の「農婦」 小島善太郎の「若き日の自画像」 遠山教円の「榛の畦みち」 小糸源太郎の「屋根の都」 高間惣七の「鷭」 耳野卯三郎の「汽車」 寺内万治郎の「落椿」 角野判治郎の「浮浪者」 賀来清三郎の「旅芸人」 清水良雄の「ビロード」 名人レタッチマン石橋武治 鶴見守雄の「裾野」 平沢大璋の「荒野の道」 金観鏑の「水浴の図」 宮芳平の「海のメランコリー」 近江の人 じゃんがらぼっち他 じゃんがらぼっち 石町のおばさん 生首芝居 乳母 塩湯 こんにゃく島と芳町 観音と水天宮 悔 書雑筆 白昼夢 岩礁 迷路 におい マロニエ 声と音 潤井川と鴨 あとがき 〈別刷挿画目次〉 洋上夕日(巻頭) 天狗の湯 椿 函館ガンガン寺  シャルトル遺跡教会 曽宮 一念 1893~ 1994年。洋画家、随筆家、歌人。東京美術学校卒業。二科展で樗牛賞受賞。その後失明。随筆や狂歌を始める。 著書に、『曽宮一念作品集 第1-3輯』『いはの群』『すその 素描集』『夕ばえ』『裾野』『袖の中の蜘蛛』『榛の畦みち』『海辺の熔岩』(日本エッセイスト・クラブ賞受賞)『曽宮一念 現代作家デッサン集38編』『日曜随筆家』『泥鰌のわた』 『曽宮一念作品集』『東京回顧』『紅と灰色 画集』『火の山 画集』『白樺の杖』『夕ぐも 書画集』 『みどりからかぜへ』 『砂上の画 自選エッセイ集』『風紋 詩画集』『夏山急雨』『武蔵野挽歌』『雁わたる』『ニセ家常茶飯』『火の山巡礼』(大沢健一編)『画家は廃業 98翁生涯を語る』『九十九の店じまい 画文集』『雲をよぶ 詩歌集』(大岡信編)『へなぶり拾遺』『曽宮一念作品集』などがある。
  • 海辺の熔岩
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 東京美術学校に絵画を学び、二科展で樗牛賞受賞した洋画家であった著者によるエッセイ集(日本エッセイスト・クラブ賞)受賞作。カラー挿画も収録。 【目次】 ダ・ビンチ曰く 桜島 大王崎に打つ怒涛 波の画 巌 房総の画 青木と中村 海辺の村 中村彝回想 遺作 坂本先生にあった時 不安一 不安二 榛の畦みち 童顔の画家 寂寥 病友へ 疎遠 しっと 肉芽 入学試験 霊岸島 早稲田 戸山が原 空想と現実 美の起動 色彩 幻の泥仏 8ミリ礼讃 筑後柳河 美の創造 炎 ビル 聴き落とした話 乞食渡世 水の音 無限の空 暑さ 秋雨 秋の声と香 自然児 富士のあけくれ あとがき 挿画目次 曽宮 一念 1893~ 1994年。洋画家、随筆家、歌人。東京美術学校卒業。二科展で樗牛賞受賞。その後失明。随筆や狂歌を始める。 著書に、『曽宮一念作品集 第1-3輯』『いはの群』『すその 素描集』『夕ばえ』『裾野』『袖の中の蜘蛛』『榛の畦みち』『海辺の熔岩』(日本エッセイスト・クラブ賞受賞)『曽宮一念 現代作家デッサン集38編』『日曜随筆家』『泥鰌のわた』 『曽宮一念作品集』『東京回顧』『紅と灰色 画集』『火の山 画集』『白樺の杖』『夕ぐも 書画集』 『みどりからかぜへ』 『砂上の画 自選エッセイ集』『風紋 詩画集』『夏山急雨』『武蔵野挽歌』『雁わたる』『ニセ家常茶飯』『火の山巡礼』(大沢健一編)『画家は廃業 98翁生涯を語る』『九十九の店じまい 画文集』『雲をよぶ 詩歌集』(大岡信編)『へなぶり拾遺』『曽宮一念作品集』などがある。
  • 日曜随筆家
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 画家、随筆家、歌人として類い希な才能を発揮した著者のエッセイ集に、本人が描いた挿画を収録。旅と愛の画家による珠玉の随筆集。 画家が本業で分泌は日曜随筆家。北海道から信州・九州路への紀行文、人物点描、食物譚、芸術論、ならびに淡彩素描画10点を収録する。 【目次】 空想の定着 旅と画家 函館山 はまなす 噴火湾 信濃初秋 カッコウとホトトギス 蜩 九月 長崎の墓 桜島熔岩 黒神 噴烟の中を飛ぷ * 電車以前の乗物 明治年代の大久保 浜田青陵先生の思い出 山本森之助と宮崎与平 吉野以後 友来る 落葉林 永江の思い出 * 山海の珍味 納豆閑話 草木の芽の味 * 冬の富士 画のもと 茅屋 反抗 雷神の身内 茶話 りくつをいわぬりくつ 美術の季節に思う 須磨明石 日曜随筆家 アカゲット * 母 凸凹鏡 夢 幻の行列 * あとがき 曽宮 一念 1893~ 1994年。洋画家、随筆家、歌人。東京美術学校卒業。二科展で樗牛賞受賞。その後失明。随筆や狂歌を始める。 著書に、『曽宮一念作品集 第1-3輯』『いはの群』『すその 素描集』『夕ばえ』『裾野』『袖の中の蜘蛛』『榛の畦みち』『海辺の熔岩』(日本エッセイスト・クラブ賞受賞)『曽宮一念 現代作家デッサン集38編』『日曜随筆家』『泥鰌のわた』 『曽宮一念作品集』『東京回顧』『紅と灰色 画集』『火の山 画集』『白樺の杖』『夕ぐも 書画集』 『みどりからかぜへ』 『砂上の画 自選エッセイ集』『風紋 詩画集』『夏山急雨』『武蔵野挽歌』『雁わたる』『ニセ家常茶飯』『火の山巡礼』(大沢健一編)『画家は廃業 98翁生涯を語る』『九十九の店じまい 画文集』『雲をよぶ 詩歌集』(大岡信編)『へなぶり拾遺』『曽宮一念作品集』などがある。
  • 東京回顧
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 画家、随筆家、歌人として類い希な才能を発揮した著者のエッセイ集に、本人が描いた挿画を収録。失明の画家にして随筆家の名手が失われた東京を召喚する。 【目次】 東京回顧 明治乗物記 花見 物売り声 たべもの さかり場・祭・緑日と市 童うた 髪と衣服 武蔵野 幻の明治村 いろは歌留多 日清日露前後 佃島 大正震災 学生時代 其の他 二人の独身芸術家 オシャリ自画像 石 学生時代 草むら 寺内万次郎君の思い出 信濃と私 釜無川 八ヶ岳驟雨 師の墓 佐渡の野仏 越後にて(一) 越後にて(二) 越後にて(三) 霧島と阿蘇 黒神 かいた山 日出と日没 葛の花 神鳴をかく どっこいしょ考 毒人参 重き袋 自戒 遠ざれば 酒 落葉林 熱叢 幼年と老年 あとがき 曽宮 一念 1893~ 1994年。洋画家、随筆家、歌人。東京美術学校卒業。二科展で樗牛賞受賞。その後失明。随筆や狂歌を始める。 著書に、『曽宮一念作品集 第1-3輯』『いはの群』『すその 素描集』『夕ばえ』『裾野』『袖の中の蜘蛛』『榛の畦みち』『海辺の熔岩』(日本エッセイスト・クラブ賞受賞)『曽宮一念 現代作家デッサン集38編』『日曜随筆家』『泥鰌のわた』 『曽宮一念作品集』『東京回顧』『紅と灰色 画集』『火の山 画集』『白樺の杖』『夕ぐも 書画集』 『みどりからかぜへ』 『砂上の画 自選エッセイ集』『風紋 詩画集』『夏山急雨』『武蔵野挽歌』『雁わたる』『ニセ家常茶飯』『火の山巡礼』(大沢健一編)『画家は廃業 98翁生涯を語る』『九十九の店じまい 画文集』『雲をよぶ 詩歌集』(大岡信編)『へなぶり拾遺』『曽宮一念作品集』などがある。
  • いつまでも ALWAYS
    -
    【電子版のご注意事項】 ※一部の記事、画像、広告、付録が含まれていない、または画像が修正されている場合があります。 ※応募券、ハガキなどはご利用いただけません。 ※掲載時の商品やサービスは、時間の経過にともない提供が終了している場合があります。 ※この商品は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。 また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 以上、あらかじめご了承の上お楽しみください。 「いつまでぼくのおかあさん?」愛らしいくまの親子の会話を通じ、母と子の絆を描く心温まる絵本。寝る前の読み聞かせにピッタリ 森のなかで、こぐまのオリがおかあさんにたずねます。 「おかあさんはいつまでぼくのおかあさんなの?」「いつまでもよ」と、おかあさんはこたえます。 「いつまでも」がどんな感じなのかわからないオリに、おかあさんは優しく何度も説明します。 それは「おおきな きが のびていく かんじ」「ほしの そらが つづくかんじ」と。 親子でいることの温かさをかみしめられる幸せいっぱいな絵本。 大人と読むなら2才から、一人で読むなら6才から。 ことばの旅が、いつしか心の旅になっていく……訳しながら、何度も息子を抱きしめたくなりました。―俵万智 アンナ・ピンヤタロ(アンナピンヤタロ):1965年オーストラリア、メルボルン生まれ。幼いころから絵本作家になることを夢み、美術大学を卒業後、世界中を旅して、古書や絵画を見てまわる。手がけた児童書は25冊以上にのぼり、うち多数がオーストラリア児童書評議会の推薦をうけている。 俵 万智(タワラマチ):大学在学中に短歌を始め、卒業後、国語教師をつとめながら歌をつくり続ける。1987年、第一歌集『サラダ記念日』を上梓、翌年、第32回現代歌人協会賞受賞。以来、歌集・エッセイ・評論など、次々と世に出しつづけ、2004年『愛する源氏物語』で第14回紫式部文学賞受賞。2007年歌集『プーさんの鼻』で第11回若山牧水賞受賞。2022年、歌集『未来のサイズ』で、詩歌文学館賞と迢空賞を受賞。

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  • 高校の現代文が1冊でしっかりわかる本
    -
    1巻1,430円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「読めたはずなのに……」 「最後の二択で間違えた……」 「得点が安定しない……」 現代文のお悩みをスッキリ解決! □文字を眺めているだけでは、「読んだ」ことにならない? □小説や随筆・詩歌は、どのように読めばいいの? □読めているのに正解できない、そんなことあるの? □「新課程」で、現代文はどう変わる? 現代文を「運」や「センス」の科目にしない! 今すぐにできる攻略法を教えます! 現代文が読める!わかる!得意になる! 読解力アップに直結する「頼れる1冊」です! 【この本の5つの強み】 その1 正しい「読み方」と「解き方」が1冊で身につけられる! その2 やさしい練習問題ですぐに確認・定着できる! その3 重要なポイントをていねいに解説しているので正解への道筋が見える! その4 「新課程」問題へのアプローチの仕方がわかる! その5 「語彙力UP」のコーナーで現代文の重要語句をマスターできる!
  • 深夜の人・結婚者の手記
    3.0
    生涯で膨大な作品を残した室生犀星。大正から昭和初期にかけての著作の中から、結婚や家族を対象したもの、芥川龍之介を中心とした交遊関係に言及したもの、関東大震災を経験し生と死について触れたものを各章に分けて編纂。小説、詩歌のみならず、日記や書簡からも犀星の文学に対する姿勢や精神を読み解く作品集。 (※本書は2012/2/11に発売し、2022/4/13に電子化をいたしました)
  • やおいかん熊本地震
    -
    1巻1,980円 (税込)
    熊本の今は、私たちの明日かもしれない。 紙版の出版元は弦書房。1995年1月の阪神淡路大震災、2011年3月の東日本大震災、2016年4月の熊本地震など数えきれないほどの地震がどこかで起こる。そして地震は、火災や洪水と違って予測することができない。突然襲ってくる。地震直後の被災の現状、余震のようす、復興への苦難の道のりについて、いわゆる震災の実状を時の経過とともにまとめた書籍は意外にも少ない。本書は熊本から、障害者、農家、神社と村、仮設団地、病院、消防、熊本城、旅館など様々な立場にある人々の声を真摯に伝える渾身のレポート。 【目次】 I なにが起き、どう行動したのか 【震災直後の混乱】 聴覚障害者と支援 断らない救急 牛と生きる 防災消防航空隊と緊急消防援助隊 複合災害 【震災後の葛藤】 益城町、高い全壊率 南阿蘇村、高野台と袴野 仮設団地をつくる 仮設団地から自立する 旅館の再生 津森神宮のお法使祭 【震災を越えてゆく】 くまモンの力 被災の記憶を伝えるもの 姿を変える町 災害の詩歌 地震の意味 新たな一歩 II 復興への道標 家畜を助ける 運が生死を左右することがある 仕事か家族か―救命、報道の現場で 全力を尽くしてなお後悔―消防士 斜面は危ない―その前に逃げる 体の記憶に助けられる 仮設団地という共同体 公務員も被災者 聴覚障害者たち ◆熊本地震2016の概要 【著者】 岩永芳人 1962年、長崎市生まれ。九州大学文学部卒。読売新聞熊本支局長、読売新聞西部本社役員室などを経て2016年9月から熊本駐在編集委員。読売新聞西部本社編集局次長。
  • 原体剣舞連
    完結
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    原作は宮沢賢治が1922年に執筆した、岩手県奥州市江刺原体地区に古くから伝わる民俗芸能の一つである『原体剣舞』を見た若き日の体験を元に書き上げた詩歌『原体剣舞連(はらたいけんばいれん)』である。原体剣舞は先祖の霊を鎮めようと伝えられてきた念仏踊りの一種であると思われ、そのため踊り手の役はすべて子供達が演じ、その純真無垢で清らかさにより先祖の霊を鎮めようとしていたと考えられる。そんな少年剣士達の活躍、宮沢賢治の世界をより幻想的に描いた人気イラストレーター加藤洋之、改め加藤龍勇の幻想イラスト集である。
  • スコトゥスの存在理解
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 スコトゥス思想の中心に位置する「存在の一義性」をテクストの丹念な解読により初めて解明し、今後のスコトゥス研究の基盤を提供する重要著作。 【目次より】 はじめに 緒論 第一章 スコトゥスにおける諸概念の意味 第一節 概念の第一次的抽象 A 可知的形象の措定 B 能動知性の問題 第二節 実在概念 第三節 論理的概念 A クウィッドとクアーレ B 規定的と被規定的 C 外属的と被外属的 第四節 実体概念 第五節 実存概念 第六節 神の実存の非自明性 第七節 神の概念 第二章 知性のうちで一義性が主張される根拠 第一節 神と被造物の概念における一致 第二節 「自然的」であることの二重の意味 第三節 知性の第一対象について(1) 異論の検討 A われわれの知性の第一対象は質料的事物の本質ではないこと B われわれの知性の第一対象は神ではないこと 第四節 知性の第一対象について(2) 「第一主義」の定義 第五節 知性の第一対象について(3) 「存在」が第一のものである 第六節 諸概念における存在の一義性の証明 第三章 存在の一義性の証明 第一節 概念が「一義的」であること 第二節 概念の一義性の証明 1 第一の証明 2 第二の証明 3 第三の証明 4 第四の証明 5 第五の証明 6 その他の一義性の証明 第三節 一義性の証明の根拠について 第四章 結論 われわれが用いたテクストについて あとがき 索引 略記事項 註 引用文献表 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 八木 雄二 1952年生まれ。哲学者。東京キリスト教神学研究所所長。 慶應義塾大学大学院哲学専攻博士課程修了。文学博士。専門は西欧中世哲学。 著書に、『スコトゥスの存在理解』『鳥のうた 詩歌探鳥記』『中世哲学への招待』『イエスと親鸞』『古代哲学への招待』『生態系存在論序説』『「ただ一人」生きる思想』『天使はなぜ堕落するのか』『神を哲学した中世』『聖母の博士と神の秩序』『哲学の始原』『裸足のソクラテス』など、 訳書に、『エギディウス・ロマヌス 『Theoremata de esse et essentia』(訳)を巡って 中世存在論の一断面』(共訳)『カントが中世から学んだ「直観認識」 スコトゥスの「想起説」読解』などがある。
  • 根源的構想力の論理
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 経験と思想の基礎としての感覚は、その置き換え難い重みをもって、世界の根底にふれ鍛えあげられてソリッドな感覚となる。こうした感覚の根底にはたらく構想力、すなわち「感覚する力」としての根源的構想力の論理を解明する。非在(根源的に現前しえないもの)の根源的現前はいかにして可能か。純粋無垢の煌きは可能か。根源的構想力のはたらきは、純粋記憶の底からなされる、非在のものの反復・再現前化である。まず、直接性切断としての「祭り」と「仮面」そして「言語」が、そこを横切る超越的他者の痕跡と人格のアルケオロジーとして考察され、つづいて「根源的構想力の機動性の深い場」としての詩歌・絵画・彫刻の分析をとおして、そこに生起する命のかたちと永遠のフォルムが明らかにされる。 【目次より】 凡例 第一章 根源的構想力の論理 第一節 三木清の「構想力の論理」 第二節 構想力、その「非在のものの反復」 第三節 根源的構想力あるいは感覚する力 第四節 セザンヌのモティーフ 第二章 「仮構機能」としての構想力 第一節 構想力がめざすもの 第二節 仮構機能 第三節 構想力と身体図式 第四節 「形」の論理 第三章 表象をよぎるもの 柳田國男と折口信夫 第一節 戦慄せしめるもの 第二節 仮面の論理 第三節 祭りの構造 第四節 「まれびと」の他界性 第四章 仮面の不在 近代ヒューマニズムの陥穽 第一節 都市化現象の本質 第二節 直接性という神 第三節 仮面と人格 第五章 言語ゲームのかなた 言語の外部あるいは理性の他者 第一節 越境する知 第二節 直接性切断としての言語能力 第三節 言語ゲームが示すもの 第六章 感覚・経験・思想ー森有正論 第一節 もう―つの西洋体験あるいは「荷風的」 第二節 「日本人とその経験」 森有正の日本文化論 第三節 森有正の純粋感覚論 第七章 命のかたち 西行の思想 第一節 西行的なるもの 第二節 心なき身 第三節 無常と数寄 注 あとがき 参考文献 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 細谷 昌志 1943年生まれ。哲学者、大阪大学名誉教授。大阪外国語大学外国語学部ペルシア語科卒業。京都大学大学院宗教学専攻博士課程(文学博士)。 著書に、『文化の深淵としての宗教 宗教的作用論序説』『カント表象と構想力』『田辺哲学と京都学派 認識と生』『根源的構想力の論理』など。
  • 漢代五言詩歌史の研究(東洋学叢書)
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 従来、古詩を中心とする漢代五言詩の成立は、建安文壇に隣接する後漢時代後期と目されてきたが、本書はこれまで見過ごされてきた資料や、文献上に現れている微細な徴候に目を留め、新たな説を導き出す。数ある古詩の中に埋もれた特別な一群の存在を指摘して、その特定の古詩の成立年代を後漢初頭以前と推定するとともに、古詩の生まれた場を考察、さらにはその後の古詩の展開経緯を、近接ジャンルである古楽府との関連性も含めて明らかにする。漢代五言詩歌の清華である古詩という作品群の生成展開の経緯を解明し、研究史に新たな一頁を加える画期的業績。著者の明快で細やかな論述により、読者は自ずと古詩誕生の場面へと引きこまれるであろう。 【目次より】 序章 一 本書の目指すところと基本姿勢 二 考察の概要 三 各章の要点と初出一覧 第一章 古詩の成立年代 はじめに 第一節 第一古詩群の存在 第二節 第一古詩群の成立時期 第三節 五言詩の成立時期に関する先行研究 結び 第二章 原初的古詩の成立 はじめに 第一節 第一古詩群の成り立ち 第二節 古詩誕生の場 第三節 古詩の始原的性格 結び 第三章 原初的古詩の展開 はじめに 第一節 前漢宴席文化の広がりと古詩の流布 第二節 宴席に言及する古詩の成立 第三節 古詩の展開と死後の世界 結び 第四章 後漢時代における古詩の伝播とその展開 はじめに 第一節 第一古詩群の編成時期に関する仮説 第二節 後漢前期における五言詩の文学的位置 班固の傅毅に対する対抗意識を通して 第三節 後漢中期における古詩流伝の一系譜 古詩「凛凛歳云暮」を手がかりとして 第四節 漢代五言詩史上に占める蘇李詩の位置 第五節 後漢中期以降における五言詩の展開 結び 第五章 古詩と古楽府との関係性 はじめに 第一節 『宋書』楽志と『楽府詩集』 古楽府研究において拠るべき資料 第二節 古楽府の歴史的性格 第三節 古楽府と古詩との交渉 結び 第六章 建安文壇の歴史的位置 はじめに 第一節 曹操の楽府詩を通して見る漢末士人社会の一側面 第二節 貴族制の萌芽と建安文壇 結び 第七章 呉の文学風土と陸機の「擬古詩」 呉人から見た五言詩歌史 はじめに 第一節 呉の文学風土 第二節 cにおける「擬古詩」制作の動機 第三節 「擬古詩」に読み取れる陸機の思い 古詩との狭間に見えるもの 結び 終章 結びにかえて 遊戯的宴席文芸から個人的詠懐詩へ あとがき ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 柳川 順子 1959年生まれ。中国文学者。県立広島大学教授。 九州大学文学部卒業、同大学大学院文学研究科(中国学専攻)博士課程単位取得満期退学。博士(文学)。 著書に、『漢代五言詩歌研究』などがある。
  • 中唐詩壇の研究(東洋学叢書)
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 中国文学史において中唐は、文学に対する意識や価値観が大きく変容した、中世から近世への転換期である。文学観・世界観・処世観、また個我意識の表出や伝統との距離などの諸相を、歴史学的叙述に頼ることなく、文学に則し考察する。文学の規範性・担い手・影響関係を視座として、通史的観点から中唐に新たな定義を与え、後の中国古典詩歌の二大規範「唐音」「宋調」へと進展する視野を開く文学史研究。作品中の自然観への着眼は思想史への関心も促す。第一回吹野博士記念賞受賞。 【目次より】 中唐文学研究序説 第I部 大暦から元和へ 第一章 大暦から元和へ 「中唐」の文学史的意味 第二章 劉長卿詩論 長洲県尉時の左〓を中心に 第三章 韋応物詩論 屏居の位相を中心に 第四章 「王孟韋柳」評考 「王韋」から「韋柳」へ 第II部 韋応物と白居易 第一章 韋応物と白居易 第二章 諷諭詩考 韋応物の歌行・雑体詩の影響を中心として 第三章 閑適詩考 「閑居」から見た閑適の理念 第四章 白詩風景考 「竹窓」と「小池」を中心として 第III部 諷諭詩の系譜 第一章 中唐詩壇諷諭詩の系譜 第二章 張王楽府論 第三章 送寒衣 唐詩「送衣曲」をめぐって 第四章 元〓の文学理念 元和五年を中心に 第IV部 謫遷と文学 第一章 劉禹錫の謫遷と文学 朗州司馬期の寓言文学を中心に 第二章 劉禹錫の賦について 第三章 孟郊論 仕官前の恬淡と執着第 V部 周辺からの照射 第一章 中唐における「吏隠」について 第二章 郡斎詩について 第三章 大暦期の聯句と詩会 第四章 中唐の「意境説」をめぐって あとがき 初出一覧 英文・中文要旨 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 赤井 益久 1950年生まれ。中国文学者。國學院大學名誉教授・前学長。文学博士。専門は唐代文学、中国古典語法。早稲田大学第二文学部東洋文化専修卒業、國學院大學大学院文学研究科博士課程後期満期退学。 著書に、『中国山水詩の景観』『中唐詩壇の研究』『唐代伝奇小説の研究』『新釈漢文大系 詩人編 8 韓愈・柳宗元』などがある。
  • 第十 折々のうた
    -
    俳句・短歌から現代詩まで,日本詩歌の沃野へ読者を案内してきたシリーズの第十巻は,一九九二年四月まで一年間の新聞連載に加筆.特に反響の大きかった世界各地の子どもたちの「ハイク」や障害者の短歌作品を数多く収める.ブラジルの十一歳の少年は,こう詠んでいる.「言葉ってものは/傷つけもするし幸せにもする/単純な文法です」.

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  • 海老
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 人類との出会いからエビの科学,漁法,さらには調理法を語り,めでたい姿態と色彩にまつわる多彩なエビの民俗を,地名や人名,詩歌・文学,絵画や芸能の中に探る。
  • 冲方丁歴史小説4作品試し読み合本(『天地明察』『光圀伝』『はなとゆめ』『麒麟児』)
    無料あり
    4.5
    『天地明察』から『麒麟児』までの冲方歴史長編4作品、合計400ページ超(紙本換算)を収めた試し読み合本! 【収録作品】 『天地明察』 徳川四代将軍家綱の治世、あるプロジェクトが立ちあがる。即ち、日本独自の暦を作り上げること。当時使われていた暦・宣明暦は正確さを失い、ずれが生じ始めていた。改暦の実行者として選ばれたのは渋川春海。彼と「天」との壮絶な勝負が今、幕開く。日本文化を変えた大計画を瑞々しくも重厚に描く傑作歴史小説。 『光圀伝』 なぜ「あの男」を殺めることになったのか。老齢の水戸光圀はその経緯を書き綴ることを決意する。父・頼房に壮絶な「試練」を与えられた幼少期。「傾奇者」として暴れ回る中で、宮本武蔵と邂逅する青年期。学問、詩歌の魅力に取り憑かれ、水戸藩主となった若き「虎」は「大日本史」編纂という大事業に乗り出す。誰も見たこともない「水戸黄門」伝、開幕。 『はなとゆめ』 28歳の清少納言は、帝の妃である17歳の中宮定子に仕え始めた。華やかな宮中の雰囲気になじめずにいたが、定子に導かれ、その才能を開花させていく。機転をもって知識を披露し、清少納言は宮中での存在感を強める。しかし、権力を掌握せんとする藤原道長と定子の政争に巻き込まれて……。清少納言の心ふるわす生涯を描く、珠玉の歴史小説! 『麒麟児』 慶応四年三月。鳥羽・伏見の戦いに勝利した官軍は、徳川追討令を受け、江戸に迫りつつあった。軍事取扱の勝海舟は徳川家を守るべく、決死の策を練る。五万の大軍を率いる西郷隆盛との和議交渉に全てを賭けて――。 幕末最大の転換点「江戸無血開城」。命を賭して成し遂げた二人の“麒麟児”の覚悟と決断を描く、著者渾身の歴史長編。
  • 芭蕉の風景 上
    5.0
    1~2巻3,300円 (税込)
    ■寛文6(1666)年4月、芭蕉23歳。人生をかけた旅が始まる。 故郷・伊賀上野から出た芭蕉は江戸で自らの俳諧を確立。そして「野ざらし紀行」「笈の小文」「更科紀行」の旅へ。23歳から45歳までの芭蕉の吟行をなぞり、芭蕉と同じ土地で句を詠み続けた俳人・小澤實のライフワーク『芭蕉の風景』。句集未収録の約200句を収録。 2000年から2018年にかけて、旅雑誌「ひととき」などで連載された「芭蕉の風景」。毎月、芭蕉が句を詠んだ地を実際に訪れ、あるときは当時と変わらぬ大自然の中、またあるときは面影もまったくない雑踏の中、俳人と旅と俳句の関係を深くつきつめて考え続けた連載は人気を博し、200回を超えて続きました。俳人・小澤實の約20年間、そして芭蕉にとっては、20代前半から晩年までの約30年間。2人の俳人は300年の時を隔てて、日本中を旅し、句を詠み続けました。本書はその記憶の「交歓」であり、現地を見た、感じたからこそわかる、まったくあたらしい芭蕉像を造り上げた意欲作です。 [目次] 第1章 伊賀上野から江戸へ 第2章 野ざらし紀行 第3章 笈の小文 第4章 更科紀行 <著者略歴> 小澤實 (おざわみのる) 昭和31年、長野市生まれ。昭和59年、成城大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。15年間の「鷹」編集長を経て、平成12年4月、俳句雑誌「澤」を創刊、主宰。平成10年、第二句集『立像』で第21回俳人協会新人賞受賞。平成18年、第三句集『瞬間』によって、第57回読売文学賞詩歌俳句賞受賞。平成20年、『俳句のはじまる場所』(3冊ともに角川書店刊)で第22回俳人協会評論賞受賞。句集に『砧』(牧羊社)および『立像』『瞬間』、鑑賞に『名句の所以』(毎日新聞出版)がある。俳人協会常務理事、讀賣新聞・東京新聞などの俳壇選者、角川俳句賞選考委員などを務める。 ※この電子書籍は株式会社ウェッジが刊行した『芭蕉の風景 上』(2021年10月16日 第1刷)に基づいて制作されました。 ※この電子書籍の全部または一部を無断で複製、転載、改竄、公衆送信すること、および有償無償にかかわらず、本データを第三者に譲渡することを禁じます。
  • 憂行日記
    -
    ファーブルに憧れて自然豊かな松本高校に入学早々、日本は敗戦。社会の価値観は混乱し、家業の医者になることを期待される中、少年に文学への熱い思いが芽生えていく。登山、昆虫採集、卓球部、猛勉強、友との語らい――北杜夫18歳の息遣いを伝える稀有な日記。父・斎藤茂吉の作品に触発された多数の詩歌、自筆スケッチも収録。
  • 寂聴精撰 美しいお経
    -
    仏を祈る時は、ただその仏さまの真言をとなえればいい――。般若心経から宮沢賢治の「雨ニモマケズ」まで。不安に心がさいなまれた時に口にしたいお経や詩歌を、寂聴師が厳選。新装版 内容 仏に帰依する誓い――「三帰依文」 仏前でまずあげるお経――『懴悔文』 子供が欲しい時――『観音経』 相手を思いやる想像力――宮沢賢治「雨ニモマケズ」 極楽の花の香りにつつまれる――『阿弥陀経』 口に出して読めば心が静まる――『法句経』六〇番 長寿の秘訣――夢窓国師疎石 家康に教えた長寿法――天海僧正 生れた時もひとり、死ぬ時も――『一遍上人語録』 人の生涯の時間は決められている――「白骨の章」 人間はもともと仏――白隠禅師『坐禅和讃』 人の世は好いことずくめではない――慧澄『仏心印記饒舌談』 別れの詩、サヨナラダケガ――于鄴、井伏鱒二の訳詩 常にプラス思考で生きるには――空海『性霊集』 愛する人に死別することは――空海『性霊集』 嘆き悲しんでばかりいても――空海『性霊集』 虚心に阿弥陀仏を信ぜよ――蓮如『御文』 中将姫の「当麻曼荼羅」――中勘助『鳥の物語』 わたしを平和の道具に――アッシジの聖フランチェスコ 生き抜いた女の見事な一生――鈴木真砂女 祇王寺の尼僧の波瀾万丈――高岡智照尼 ぎゃてい、ぎゃてい、はらぎゃてい――『般若心経』 美しい日本を歌う僧侶――道元、明恵、良寛 それぞれの仏さまの真言……ほか、全71篇。
  • 第七 折々のうた
    -
    「白菜が赤帯しめて店先にうっふんうっふん肩を並べる」(俵万智),「わが――光輝く――角」(米国インディアンの詩),「霜柱どの一本も目ざめをり」(加藤楸邨)…….詩歌の宇宙を飛翔するシリーズの七冊目.「朝日新聞」一九八八年九月一四日付まで一年間の掲載分に加筆するこの巻では,初登場の歌人・俳人らの作品が多く収められる.

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  • 西行全歌集
    4.0
    願はくは花の下にて春死なんそのきさらぎの望月の頃――.山家集,聞書集,残集,御裳濯河歌合,宮河歌合ほか,現在知られている西行の和歌のすべて約2300首を集成.脚注のほか,詳細な補注・校訂一覧を付し,広く日本の詩歌に関心のある読者にとって読みやすいだけでなく,専門家の研究にも資する決定版.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.

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  • とらべらんかpartⅡ
    -
    1巻660円 (税込)
    国内・ヨーロッパ・アメリカ・韓国・中国など旅をして、三位一体の夢を綴った詩歌。読み易い短歌集。
  • 日本回帰と文化人 ――昭和戦前期の理想と悲劇
    3.0
    西洋文化を旺盛に摂取しつつ繁栄を遂げてきた近代日本は、昭和期に入ると急速に「日本回帰」へと旋回する。そのうねりのなかで文学者や思想家たちもまた、ときにそうした運動の主導者となっていった。和辻による日本古典美の称揚、保田らの「日本浪曼派」、北原白秋や斎藤茂吉の戦争詩歌、そして三木の東亜協同体論や京都学派の「世界史の哲学」――。戦後タブー視されがちであったこれらの作品を、当時の時代状況や彼らの内的論理に注目しつつ読み解き、「日本的なもの」の核心に迫る意欲作。
  • 第四 折々のうた
    -
    一九七九年から「朝日新聞」の一角を占め始めた小さなコラム「折々のうた」.それはたちまち大反響をよんだが,筆者の企てた〈日本詩歌の常識づくり〉は,新書という形をとって実を結びつつある.広く親しまれている俳句・短歌から知られざる歌謡・川柳・現代詩まで,多彩な作品の心を伝えるシリーズ.一九八四年三月まで一年分を収める.

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  • 第三 折々のうた
    -
    古来,日本人の感性はどれほどの細やかさと豊かさを備え,自由奔放に羽ばたいてきたか――.日本詩歌の沃野へと読者をいざなう好評シリーズの三冊目は,一九八三年三月まで一年間の「朝日新聞」連載に加筆する.時代と空間をかろやかに超えて響き合う言葉と言葉.様式の垣根をとりはらって織りなされる華麗な絵巻物.

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  • 獺祭書屋俳話・芭蕉雑談
    -
    近代俳句の創始者正岡子規の生誕150年が迫っている.「獺祭(だっさい)書屋俳話」は,26歳の子規による近代詩歌としての俳句の独立宣言書.書名のみ高名でありながら,内容は近世俳諧の評釈がほとんどのため,一般読者が味読出来るテキストは,整備されてこなかった.「芭蕉雑談(ぞうだん)」は,神聖視されてきた芭蕉を的確に批評することで,芭蕉の再評価を試みる.正岡子規,近世俳諧研究を両立,推進させてきた研究者による本格的な注解と解説を初めて付す.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.

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  • 続 折々のうた
    -
    好評の前著に続く一年間の新聞連載に加筆して贈る.この二書において,俳句や短歌にとどまらず,狂歌や漢詩,さらに琉球の古歌謡に至るまで,広大な日本詩歌の世界に光があてられ,新しい〈常識〉が作り出された.簡潔な表現にこめられた哀切な想い,大らかな叙情を,詩人のこまやかな感性が的確に読みとり,奥深いことばの森に読者を誘う.

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  • 花のことば12ヶ月
    4.0
    1巻1,408円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 一輪の花がもっと愛おしくなる。 花ことばに秘められた歴史と伝説の事典 友人の幸せを願って咲いた花 −ラナンキュラス 優しい風が吹くのを待っていた −アネモネ 花屋さんで手に入る花を、花ことば、世界の神話や伝説、古典文学や詩歌などのエピソードとともに紹介します。 花の意味を知ることで、花選びが楽しくなることがテーマです。 また、その花に伝わる実用的なコンテンツも添えます。 (おまじないや日常への取り入れ方など) 【内容】 Part 1 SPRING 春の花のことば 春の花の行事カレンダー(3月 4月 5月) アイリス/アネモネ/アマリリス/アルストロメリア/エンドウの花/カーネーション/キンセンカ/クレマチス/ サクラ/スイートピー/スズラン/スミレ/チューリップ/ナノハナ/バイモ/バラ/ヒヤシンス/フリージア/ ボタン/マーガレット/ミモザ/ムスカリ/ヤグルマギク/ライラック/ライラック/ラナンキュラス/ワスレナグサ/ 春の樹の花 (ゲッケイジュ/サンシュユ/モクレン/ネコヤナギ) Part2 SUMMER 夏の花のことば 夏の花の行事カレンダー(6月 7月 8月) アザミ/アジサイ/アヤメ/アリウム/アンスリウム/オリーブ/カスミソウ/カラー/カンパニュラ/クチナシ/ グラジオラス/シャクヤク/スモークツリー/トケイソウ/トルコキキョウ/ノコギリソウ/ハイビスカス/ ハス(スイレン)/ヒマワリ/ブルースター/ベニバナ/ホオズキ/ポピー/マリーゴールド/ユリ/ 夏のハーブ(カモミール/ラベンダー/セージ/ミント/ディル) Part3 AUTUMN 秋の花のことば 秋の花の行事カレンダー(9月 10月 11月) キク/ケイトウ/コスモス/コットン(綿花)/シュウメイギグ/ストレリチア/スカビオサ/センリョウ/ダリア/ ネリネ/パンジー/ブーゲンビリア/フヨウ/ムラサキシキブ/モミジ/リンドウ/ワレモコウ/ 果実のことば (リンゴ/ザクロ/ブドウ/イチゴ/ブルーベリー)/ 彼岸の和花(オミナエシ/ススキ/ヒガンバナ/フジバカマ/ハギ) Part4 WINTER 冬の花のことば 冬の花の行事カレンダー(12月 1月 2月) ウメ/エリカ/ガーベラ/クリスマスローズ/クロッカス/シクラメン/スイセン/スノードロップ/ツバキ/ ナナカマド/ハボタン/ポインセチア/モモ/ラン(カトレア パフィオペディウム コチョウラン)/ 冬の樹木のことば(マツ/ヤドリギ/ヒイラギ/モミ)
  • 万葉百歌 こころの旅
    4.0
    今、たどりつく。万葉集の新境地。選り抜かれた100首と独自の解釈が、新たな〈万葉観〉へと導く! 長歌、短歌、旋頭歌など、全4500余首が収められた日本最古の撰歌集「万葉集」。京都、飛鳥、奈良といった古都の散策を主題とする随筆の名手が、その中から100首を厳選し、瑞々しい解釈と美しいエッセイを添える。内乱が頻発し混沌とした社会にあって、歌の作者たちは嘆きや悦び、叶わぬ願いや迸る想いを懸命に詠み上げた。そうした先の見えない時代を生き抜く逞しさに満ちた古の詩が、私たちに今ひとたびの生命力を与えてくれるはず。詩歌の来歴はもちろん、著者自身が万葉ゆかりの地で見聞きした余話に豊かな学びと温かな癒しがある。また、躍動感のある大和路の風光描写が――たとえ物理的な移動がままならない時であっても――想像力あふれる魂の旅へと誘ってくれる座右の書。
  • 雪月花のことば辞典
    -
    人々の心情と文化、歴史が結晶した雪月花のことば全2521語を三部構成にして収録。古今東西の自然と暮らし、祭りと習俗、詩歌や伝説に触れながら、詩情あふれることばとの出会いを愉しめる、極上の辞典!
  • もう一度かあさんの聲が聴きたい
    -
    1巻1,760円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 母という存在をなくして、心は声なき言葉を語りだす。 第21回日本自費出版文化賞「詩歌部門賞」受賞 いまだから、いまになってから、思い出すあの眼差し、あの温もり いまだから、いまになってから、叶わないことだけど、ただ願う―― 母という存在をなくして、心は声なき言葉を語りだす。 失ってから、ふたたび得る。ひとすじの救済への過程。 「かあさん、ありがとう」 オールカラーでお届けする魂の響き、日本画作品40余点

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  • 日本の詩歌 その骨組みと素肌
    4.2
    日本の叙景歌は,偽装された恋歌であったのか.和歌の核心にはいかなる自然観が存在していたのか.和歌と漢詩の本質的な相違とは? 勅撰和歌集の編纂を貫く理念とは? 日本詩歌の流れ,特徴のみならず,日本文化のにおいや感触までをも伝える卓抜な日本文化芸術論.コレージュ・ド・フランスにおける,全五回の講義録.(解説=池澤夏樹)

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  • 新古今の惑星群
    5.0
    正岡子規が称揚した『万葉集』の「写生」から『新古今集』の詩歌理念へ引き戻すことで、戦後日本文化の再建を目指して1975年に書下された『藤原俊成・藤原良経』。新字新仮名で刊行された同書を、塚本邦雄の信念=正字正仮名表記へもどして改題、さらなる深みと凄味を増し、新たな生命を吹き返した。新古今時代を支えた藤原俊成・藤原良経・藤原家隆・俊成卿女・宮内卿・寂蓮・慈円の7人を、渾身の力で論じ尽くした、歴史的名著。
  • 我が人生の応援歌 ~日本人の情緒を育んだ名曲たち~(小学館新書)
    値引きあり
    5.0
    思い出深い昭和歌謡にまつわるエッセイ集。  大ベストセラー『国家の品格』の著者・藤原正彦氏による、エッセイ集です。  藤原氏自らが明治から昭和期の歌謡曲、詩歌を厳選。詩、メロディに対するこれまでの想い出と、これからの行く末を感慨深く綴りました。藤原氏の父・新田次郎、母・藤原てい両氏の愛唱歌とともに、その人となりが目に浮かぶような、身近に感じさせるような「身内の」エピソードが満載です。  収録曲としては、童謡・唱歌『赤とんぼ』『夏の思い出』『この道』『椰子の実』や、昭和のヒット曲『山小屋の灯火』『誰か故郷を想わざる』『長崎の鐘』『津軽のふるさと』など、幅広いジャンルの中からの懐メロ全34曲。月刊誌『サライ』で大好評を博している連載エッセイに、今回は大幅加筆してまとめました。  NHK朝の連続ドラマ「エール」に端を発する昨今の「古関裕而ブーム」、「昭和歌謡ブーム」を大いに盛り上げます。
  • うたげと孤心
    4.5
    1巻1,001円 (税込)
    詞華集の編纂,歌合,連歌といった古典詩歌の創造の場としての「うたげ」,これに対峙する創作者たちの「孤心」.『万葉』『古今』,そして『梁塵秘抄』等々,日本詩歌史上の名作の具体的な検討を通して,わが国の文芸の独自性を問い,日本的美意識の構造をみごとに捉えた名著.豊饒なる詩のこころへの誘い.(解説=三浦雅士)

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  • 毎日読める! 小学生のための 日本と世界の名作200
    -
    1巻1,870円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ●小学生の1年間で登校日が約200日。1日×1話、200作品あるので学校で毎日読めます。類書にない、圧倒的に作品量です。 ●読書習慣がつき、読書力、語彙力、集中力、感受性がみにつき 頭がよくなります。 ●小説だけでなく、古典・詩歌・落語まで網羅しています。 【目次】 第1章 世界と日本の名作(低学年向け) 第2章 世界と日本の名作 第3章 世界の名作(高学年向け) 第4章 日本の名作(高学年向け) <電子書籍について> ※本電子書籍は同じ書名の出版物を紙版とし電子書籍化したものです。 ※本電子書籍は固定型レイアウトタイプの電子書籍です。 ※本文に記載されている内容は、印刷出版当時の情報に基づき作成されたものです。 ※印刷出版を電子書籍化するにあたり、電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。また、印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。 株式会社西東社/seitosha
  • 魂の邂逅―石牟礼道子と渡辺京二―
    4.0
    唯一無二の世界文学と高く評価される『苦海浄土』をはじめ、詩歌、物語、歴史小説、随筆、新作能とおびただしい作品を書き続けた作家、石牟礼道子。地方の文芸誌編集者として出会い、道子の執筆を支えながら水俣闘争に身を投じた渡辺京二。その半世紀に亘る共闘と愛を、秘められた日記や書簡、発言から跡づける。
  • うたの動物記
    -
    動物は詩歌の友だちなのだ。斎藤茂吉の馬、宮沢賢治のこおろぎ、谷川俊太郎のかっぱ……現代の代表的歌人が、詩歌に詠まれた動物を、その生態、行動、歴史とともに、縦横無尽にユーモラスに読み解く。日本エッセイスト・クラブ賞受賞作の105篇の名コラム。
  • ローマの丘より 水崎野里子 世界の旅
    -
    1巻550円 (税込)
    私はかなり頻繁に海外交流や旅に出かけます。日本国内も含みます。趣味でもありますが、いろいろな方々とお話できる幸運な人間の一人であるとも思います。特に、新しいグループとの出会いもあり、2018年九月末から2019年にかけて私はかなり国内と海外への旅に出かけました。 いささかのその私の幸運と見聞を皆さまと分かち合いたいと思いました。ブックウエイさまのご企画もあり、以前に出かけた外国への旅や最近の日本国内の旅の見聞や感動・得た土地の知識・経験が、ここに一冊の詩集としてまとまることになりました。世界の国への旅が国別に分かれたユニークな構成です。 みなさまもご一緒に、日本・アジアも含めた世界への旅に参加してくだされば光栄です。旅と放浪は日本の詩歌における一つの伝統、羇旅(きりょ)という定型ジャンルでもあります。 最後になりますが、本詩集を読んでくださる皆様、本詩集の刊行を了承いただき、企画・編集にご協力いただいたブックウエイ出版さまに繰り返し御礼、感謝申し上げます。
  • 悪文・乱文から卒業する 正しい日本語の書き方
    3.8
    累計20万部のベストセラーが』増補改訂で待望の復刊! 本書の対象と特色 ①まず、本書では、主にビジネス・パーソンを対象にした。報告書、会議録、業務日報や社内試験など、ビジネス・パーソンは、常に基礎的な文章力を必要とされる。それなのに、多くの場合、自己流で適当に書いてしまっている。また、ウェブ上で使われている文章にも、乱れが多い。 この本では、仕事を進めるにあたって求められる、最低限の文章力が得られるように工夫した。そのため、表記法、避けるべき表現や文法の知識など、文章についての項目を細かく分解して説明した。 ②したがって、中学生、高校生をはじめ、大学生、大学院生や国家試験の受験生などに対しても、入学試験や就職試験、また、レポートや論文の作成などで、本書のルールは十分に役立つものである。 ③また、私的なハガキや手紙などを書くときにも、大いに参考にできる内容にした。 つまり、この本は、小説・詩歌以外のすべての文書に共通するルールを網羅したものである。よい文章を書くための一般的なルールについては、第Ⅰ章の記述に譲るが、いちばん大切なポイントを示しておこう。 それは、「よい文章とは、分かりやすく、簡潔な文章」ということである。文書で細かく説明したことは、すべてこの一点につながるといってもよい。 「分かりやすく、簡潔な文章」の内容は、(ⅰ)主題が明確であること(ⅱ)間違いがなく正しいこと(ⅲ)言いたいことがズバリと端的に表現されていることである。 「そのような文章は、自分には書けない」と思われるかもしれない。しかし、普段、仕事上の文書、また、レポート・論文や手紙などを書くにあたって、本書のルールを参考にしてもらえば、必ず「分かりやすく、簡潔な文章」が書けるようになる。 「文章はセンスだ」と言う人がいる。その意見にも、一理ある。しかし、小説や詩歌の類ではなく、ビジネス文書やレポート・論文・手紙などでは、とにかく毎日書いて量をこなすことが大切だ。たくさん書くうちに、よい文章の法則が自分なりにつかめてくる。「センス」も、その過程で自然に磨かれてくる。
  • 角川ソフィア文庫目録2020
    無料あり
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 角川ソフィア文庫は、創業以来の伝統を受け継ぐ総合教養文庫レーベルとして、古典・歴史・詩歌・思想・自然科学など様々な分野の名著を刊行してまいりました。〈仏教の思想〉シリーズ、中学生からやさしく読める古典入門〈ビギナーズ・クラシックス〉、日本民俗学の父の代表作を精選した〈柳田国男コレクション〉、和のビジュアル文庫〈ジャパノロジー・コレクション〉、松岡正剛が読書の深奥を明かす〈千夜千冊エディション〉など、バラエティ豊かな作品やシリーズをそろえています。 ※掲載されているタイトルは2019年9月現在

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  • 啄木鳥探偵處
    3.8
    【TVアニメ『啄木鳥探偵處』原作!】日本一の高塔として名を馳せる浅草十二階で、幽霊が目撃された――。明治四十二年九月、僕、金田一京助のもとへ石川啄木が持ち込んできた、幽霊騒動を報じる新聞記事。抜群の詩歌の才能を持ちながらも世に認められない啄木は、家族を養うため探偵業をはじめたところだった。その才能にほれ込んでいた僕は、助手役として探偵業に巻き込まれるが、事件は意外な方向へ……。第三回創元推理短編賞受賞作「高塔奇譚」をはじめ、人形の頭が男の喉を咬み切ったという怪事件「忍冬」など、トリックとロジックが冴える五編を収録する傑作連作ミステリ集。/【目次】第一話 高塔奇譚/第二話 忍冬/第三話 鳥人/第四話 逢魔が刻/第五話 魔窟の女/解説=細谷正充
  • 恥ずかしながら、詩歌が好きです~近現代詩を味わい、学ぶ~
    4.0
    今どき「詩歌が好きです」と告白するのはかなり恥ずかしい。殊におじさんにとってはカミングアウトに近い。しかし、詩を口ずさみたくなるのは若者だけではないのです。歳を重ねたからこそ、若々しい詩も、達観した歌も、わがこととして胸に沁みるのではないか――。数々の受賞歴もある評論家が、ついに詩歌好きをカミングアウト。近現代詩歌を時代順に引きながら、喜びや悲しみを、詩人たちの実人生と共にしみじみと味わいます。
  • 茂吉秀歌『赤光』百首
    -
    前衛歌人で稀代の批評家、そして剛腕アンソロジストでもある塚本邦雄が、斎藤茂吉の秀歌に対して「弟子、一門の徒」とは別角度から真摯に迫り、批評・鑑賞を施した歴史的名著。茂吉の歌を照射し、その秘密に肉薄につつ、短歌を含めた日本詩歌のあるべき姿を追究する、茂吉ファン、塚本ファン、短歌ファンのみならず、日本文学に関心のあるすべての人へ。言語芸術の粋がここにある。
  • カムイ
    -
    1巻1,100円 (税込)
    ◆ふらんす堂電子書籍1000円シリーズ ◆第三句集 一瞬にしてみな遺品雲の峰 前の句集を出してから、思いのほか長い月日が過ぎた。途中、母の死をきっかけに句稿を何とかまとめたが、その二週間後に東日本大震災が起きてしまった。今思えば、あの震災は自分の作品を再び見つめ直すための厳しい機会だったのかも知れない。 ◆収録作品より 南風吹くカレーライスに海と陸 さまよへる湖に似てビヤホール 簡単な体・簡単服の中 帰心とは水引草にかがむこと いちじくの火口を覗く夜なりけり 風呂敷は布に還りて一葉忌 海流のぶつかる匂ひ帰り花 病棟は海鳴りのなか神の留守 しばれると皆言ひ交す夜空かな 大空に根を張るつららだと思へ 第57回俳人協会賞受賞! 第10回小野市詩歌文学賞受賞!
  • P+D BOOKS 女誡扇綺譚・田園の憂鬱
    値引きあり
    -
    1巻423円 (税込)
    台南を舞台にした表題作等、珠玉の短編5編。 明治、大正、昭和の3つの時代にわたって、詩歌や小説、文芸評論など幅広い分野で足跡を残した佐藤春夫の、珠玉の小説アンソロジー。 表題の『女誡扇綺譚』は、日本時代の台南を舞台に、鄙びた町の姿や、没落豪族の娘の霊との出会いを描いた作品で、作者自ら「五指に入るであろう」と評した幻想的な傑作。 改稿を重ねた渾身の一作『田園の憂鬱』は、田舎に移り住んだものの周囲と溶け込めず、次第に病んでいく文学志望の青年を描く。 他に処女作品『西班牙犬の家』のほか、『のんしゃらん記録』『美しき町』を収録。 『大正幻影』で佐藤春夫を掘り下げた評論家の川本三郎氏が解説。
  • 折々のうた
    4.5
    1巻814円 (税込)
    過ぎてゆく四季の折々に自然の輝きをとらえ、愛する人を想いながら、人びとはその心を凝縮された表現にこめてうたい続けてきた。「日本詩歌の常識づくり」を目ざす著者は、俳句・短歌から漢詩・現代詩に至るまで、日本人の心のふるさとともいうべき言葉の宝庫から秀作を選び、その豊かな光沢と香りを鑑賞する。朝日新聞連載一年分に加筆。

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  • 文学に描かれた「橋」
    -
    これまでに著者が読んできた詩歌、小説、随筆、折にふれて見てきた絵画などを通じて、「橋」の記憶を掘り起こしつつ、人々にとって「橋」とはどのようなものだったのかを描く。
  • 月に吠えらんねえ(1)
    完結
    4.2
    全11巻712~855円 (税込)
    □(シカク:詩歌句)街。そこは近代日本ぽくも幻想の、詩人たちが住まう架空の街。そこには萩原朔太郎、北原白秋、三好達治、室生犀星、高村光太郎らの作品からイメージされたキャラクターたちが、創作者としての業と人間としての幸せに人生を引き裂かれながら詩作に邁進する。実在した詩人の自伝ではなく、萩原朔太郎や北原白秋らの作品から受けた印象をキャラクターとして創作された、詩人たちと近代日本の業と罪と狂気の物語。
  • 作家と楽しむ古典 松尾芭蕉/おくのほそ道 与謝蕪村 小林一茶 近現代俳句 近現代詩
    -
    芭蕉・蕪村・一茶、そして近現代詩・俳句へ――。数々の名句・名詩の魅力や読み解き方、歴史を、第一線の作家と俳人がやさしく深く講義する最良の詩歌入門。人気シリーズ第5弾。
  • 詳講 漢詩入門
    -
    二千数百年の歴史をもつ中国文学。日本人にとっては、文学のみならず教養の主軸を為してきたといえるが、その中国文学の中でも、とりわけ詩歌の占める地位は高い。孔子が活躍していた春秋時代に最古の詩集『詩経』は成立したが、それ以前から中国に詩歌の歴史があったことは間違いない。その文明と共に長い歳月、詩歌は人々に愛され、その努力と工夫を蓄積しつつ歩んできたのだ。本書は、一般に「漢詩」と呼ばれる中国古典詩の、概念・テーマ・韻律上の規則・その他技巧等々について、初歩から易しく体系的に学べるものである。
  • 万葉集の詩性 令和時代の心を読む
    4.0
    「万葉集とはなにか」「万葉集をどう読むか」――国文学はもとより、ロシア文学や中国古典文学、小説、詩歌、編集工学まで。各斯界の第一人者たちが、初心をもって万葉集へ向き合い、その魅力や謎、新時代への展望を提示する。新元号「令和」の典拠となった、日本最古の歌集を鑑賞するための格好の手引き。全編書き下ろしによる「令和」緊急企画。 「三つの詩性」  中西 進 「自伝的万葉の旅」  池内 紀 「詩情と形式、あるいは魂と建築  巻十五「遣新羅使詩篇」を例に」  池澤夏樹 「万葉集とわたし」  亀山郁夫 「山上憶良と中国の詩」   川合康三 「いや重く謎」   高橋睦郎 「ふらふら万葉習養記」  松岡正剛 「万葉集エキサイトメント」  リービ英雄
  • 石川節子 愛の永遠を信じたく候
    3.0
    石川節子は、夫である石川啄木の愛と才能に命を賭けて生きた、果敢な女。天才詩人と謳われた啄木の多くの詩歌も、病気と貧困にめげぬ妻の献身なしにはありえない。だが、その晩年、節子は生活に疲れ、思想的に大きく成長していく啄木から、決定的に取り残されていく……ひとつの愛に殉じた、明治の女の哀切な生涯。
  • ともに悲嘆を生きる グリーフケアの歴史と文化
    4.0
    超高齢社会をむかえて、喪失体験と悲嘆は身近だ。宗教学の泰斗がフロイトやエリクソンなどの理論から物語、詩歌、映画を題材に、自助グループなど現場との密接な対話を重ねて、グリーフケアの歴史と文化をたどった、待望の初の基本書籍。
  • 楊貴妃 大唐帝国の栄華と滅亡
    5.0
    唐6代目皇帝、玄宗(712-756年)。名君と呼ばれ、100万人国家を築いた56歳のとき、22歳の楊玉環(のちの楊貴妃)と出会う――。唐王朝の権力闘争、玄宗による華麗なる「開元の治」、安史の乱、国家転覆までの100余年を、『旧唐書(くとうじょ)』『新唐書』『開元天宝遺事』『唐会要』といった文献や、白居易、杜甫の詩歌など豊富な原資料や図版から、詳細なエピソードを採取、検証。平安時代より清少納言、紫式部をも魅了した"世界三大美女"の生涯を、唐の歴史とともに読み解く!*本書の原本は、一九九七年、中公新書より『楊貴妃 大唐帝国の栄華と暗転』の書名で刊行されました。目次 はじめに 第一章 玄宗とその時代 玄宗登場/花は舞う長安の春 第二章 玉環から楊太真へ 鉄牛につながれた橋/女の闘いの渦/女道士楊太真となる 第三章 楊貴妃の栄華 三千の寵愛一身にあり/楊氏六家の栄え/宮中の行楽 第四章 天下大乱 安禄山反す/李林甫と楊国忠/滝関の攻防 第五章 玄宗蜀幸 馬嵬事変/国破レテ山河アリ/安史の乱の背景 第六章 長恨歌の世界 玄宗の晩年/比翼連理の誓い 第七章 余聞・遺事 楊貴妃の最期/日本渡来伝説/宦官高力士/『梅妃伝』をめぐって/画題となった玄宗・楊貴妃 第八章 楊貴妃と文学 楊貴妃と中国文学/楊貴妃と日本文学玄宗・楊貴妃略年表
  • こども「折々のうた」100 ~10歳から読みたい日本詩歌の決定版!~
    値引きあり
    5.0
    1巻1,039円 (税込)
    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 10歳から大人まで俳句・短歌入門に最適! 日本文学史上に輝く現代の詩歌選集『折々のうた』の中から、10歳から読んでほしい短歌と俳句をそれぞれ 50ずつ選び、分かりやすく解説しました。 登場する作者は、73人。 万葉集掲載の額田王・柿本人麻呂から、平安時代の歌人和泉式部、江戸時代に活躍した松尾芭蕉・小林一茶、近現代の歌人石川啄木など、 教科書でもなじみ深い作者から現代作者までの作品を 時代の流れに沿って並べ替えました。 俳人の長谷川櫂さんによる前書きの一部を紹介します。 「人生には恋も老いも死もあることを、子どものうちから知っておいていい、知っていなくてはならないのではないかと考えて「大人向け」の短歌や俳句も入れることにしました。 こうしてこの本は短歌や俳句を知るだけでなく、人間一生の案内図になりました。 君たちの長い人生の「折々に」ページを開いていただけたらいいなと願っています」。 すべての漢字と歴史的かなづかいにふりがなをつけ、詩歌には現代語訳と、大岡信さんの解説文には、ことばの解説をつけました。 解説文もあわせて読んでいただくことで、短歌や俳句の味わい方がわかり、読むことが楽しくなっていきます。 【ご注意】※この作品は二色刷りです。
  • 「古今和歌集」の創造力
    3.8
    1巻1,408円 (税込)
    なぜ梅にはウグイスなのか。なぜ秋は悲しいのか──。あらゆる詩歌や文学的感受性の〈型〉を創りあげた『古今和歌集』。第一線の古典和歌研究者が、レトリックと配列の緻密な分析から、天才編集者・紀貫之の企図を大胆に読み解く。
  • にっぽんのカラス
    4.1
    1巻1,584円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ベストセラー「カラスの教科書」の著者・松原始氏の最新刊! カラスたちの魅力に美しくユーモラスな写真とテキストで迫ります。 生態を動物行動学者・松原始が解説し、多彩な表情や仕草を野鳥写真家・宮本桂が撮る。 カラスたちの魅力を生態のわかる雑学要素も盛り込みつつ紹介していく本格ビジュアルガイド。 ゴミを漁る、人を攻撃してくるらしい、なんだか縁起が悪そう ──真偽のほどはさておき、カラスの悪評は枚挙にいとまがありません。 しかしそれは、カラスに関する情報不足からくる人間の思い込み、偏見です! 人の暮らしに密接した環境に生息、人に敵視されたりしながらも頭の良さを駆使して さまざまな学習を重ねながら生き抜いてきたカラス。芸術家の故岡本太郎など、 その頭の良さ、色眼鏡なしに見れば美しくかっこいい姿などを深く愛する人もしっかり存在する野鳥なのです。 これまでスポットの当たることのなかった意外なカラス像をたっぷり味わえる一冊で 「カッコイイ! 」「かわいい♪」「知らなかった~」カラスの姿に出会い、カラスとその周囲の生物、環境などに対して さらなる理解を育んでいただけましたら幸いです。 ≪目次≫ 巻頭スペシャル 日本で会える!(かもしれない)カラスたち にっぽんのカラスを描いた詩歌 PART1 カラススタイル 〈COLUMN 1〉カラスと光り物 PART2 カラスの復習 PART3 カラスライフ 特別収録 カラスライフin 札幌 Special Interview 中村眞樹子(NPO法人 札幌カラス研究会 主宰) 〈COLUMN 2〉カラスが向かってくるとどれくらい怖いか 〈COLUMN 3〉カラスの葬式と裁判 PART4 カラスの研究 〈COLUMN 4〉カラスを食べてみる Welcome! カラスファンクラブ Key Person Interview 宮崎学(写真家) 吉野かぁこ(カラス友の会 主宰) Books/ Various Goods Staff Comments 宮本桂 /大橋裕之 おわりに 松原始
  • 文豪と酒 酒をめぐる珠玉の作品集
    3.0
    鴎外がビールに、荷風がウィスキーに託した思いとは? 本書は酒が様々なイメージで登場する傑作を厳選。古今東西、人類の友である酒になぞらえた憧憬や哀愁は今でも現代人を魅了し続ける。近代文学に足跡を残した漱石、露伴、安吾、谷崎、太宰ら16人の作家と白秋、中也、朔太郎ら9人の詩人、歌人による魅惑のアンソロジー。 収録作品 屠蘇……夏目漱石「元日」 どぶろく……幸田露伴「すきなこと」 ビール……森鴎外「うたかたの記」 食前酒……岡本かの子「異国食餌抄」 ウィスキー……永井荷風「夜の車」 ウィスキーソーダ……芥川龍之介「彼 第二」 クラレット……堀辰雄「不器用な天使」 紹興酒……谷崎潤一郎「秦准の夜」 アブサン酒……吉行エイスケ「スポールティフな娼婦」 花鬘酒……牧野信一「ファティアの花鬘」 老酒……高見順「馬上侯」 ジン……豊島與志雄「秦の出発」 熱燗……梶井基次郎「冬の蝿」 からみ酒……嘉村礒多「足相撲」 冷酒……坂口安吾「居酒屋の聖人」 禁酒……太宰治「禁酒の心」 ●諸酒詩歌抄 上田敏「さかほがひ」 与謝野鉄幹「紅売」 吉井勇「酒ほがひ」 北原白秋「薄荷酒」 木下杢太郎「金粉酒」「該里酒」 長田秀雄「南京街」 高村光太郎「食後の酒」 中原中也「夜空と酒場」 萩原朔太郎「酒場にあつまる」
  • ここ過ぎて 白秋と三人の妻
    値引きあり
    -
    北原白秋をめぐる三人の妻を描いた長編小説。 国民的詩人・北原白秋が没して四年後の一九四六年暮れ、大分県香々地の座敷牢で一人の女性がひっそりと息を引き取った。歌人であり詩人であったその才女の名は江口章子。白秋の二番目の妻でもあった。詩集『邪宗門』をはじめ、数多くの詩歌を残し、膨大な数の童謡や校歌などの作詞も手掛ける一方で、姦通罪による逮捕など様々なスキャンダルにまみれた稀代の天才の陰には、俊子、章子、菊子という三人の妻の存在があった。丹念な取材を元に瀬戸内寂聴が一九八四年に発表した渾身の長編小説に最新書き下ろしの「あとがき」を収録。白秋の生涯を描いた2019年1月11日公開の映画『この道』の原点。
  • 全文現代語訳 浄土三部経
    -
    釈迦如来が説いた聖典として、浄土経典のなかでもとくに重要視され、法要等でもよく読まれる「浄土三部経」(仏説無量寿経、仏説阿弥陀経、仏説観無量寿経)。 日本の仏教文化に深く浸透しているその重要経典全文を現代語訳。祭事における経典のリズムを重視しつつ、繰り返しの多い言葉の列挙などを詩歌の文体にならって改行を多く加え、章題や小見出しを挿入して経文に区切りを付して読みやすく整理する。「日本の浄土教と文化」にまつわる秀逸なコラムも収録。
  • ひと目で見分ける340種 日本の樹木ポケット図鑑(新潮文庫)
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 北海道から沖縄県までの野山でよく見かける樹木、街路樹、公園樹、庭木など日本の主要樹木を網羅。出会った樹木を調べやすいように「花」「実」「葉」「木肌」「形」の5つに分類し、写真やイラストで樹木全体を視覚的に説明します。このような基本情報のほか、樹木の興味深い個性や和名の由来、文学、詩歌唱歌などにまつわる話題も多く紹介する、「樹木ポケット図鑑」の決定版です。
  • 折口信夫古典詩歌論集
    -
    「私にとっては寧ろ解釈することが創作する事の様にすら感じられる。」学者にして詩人、ともに比類ない業績をのこした折口信夫が生涯その中核においた歌。遥かに見透しまた限りなく近く、鋭敏な眼は三十一文字に沈潜し読みひらく。「叙景詩の発生」「女房文学から隠者文学へ」など様々な視角から論じた全13編を収録、注を付す。

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  • 風の刻印
    -
    1巻550円 (税込)
    日々、刻々と動く社会の中で、みなさん、どのように暮らしていますか? 生き物のように動く実体をとらえようとした様々な学びがあります。 その一つが、経済学です。 これは単に理論ではなく、いかに社会から便益をうるか、あるいは寄与することで貢献するかという学問で、国家や企業、家庭を豊かにするものです。 そして実践経営、投資、マネー運用などに及びます。 私は、個人として生きていくのに、社会の力が必要です。その中で歯車がかみ合えば、その一員として力を尽くすことができます。 詩歌は一つの文化であり、小さな原動力です。ここで弱音をはいても、自分をひっぱっていけば、社会の力になることができます。 最後は、英詩にもチャレンジしています。 宜しくお願いします。
  • 英米女性5人詩集〈復刻版〉
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 19世紀の英米に生きた5人の女性詩集の再版です。初版時はフェミニズムと東日本大震災の被害者追悼がテーマとなりましたが、初版の好評を迎え、今回の再版版はより広範・世界的なロマン主義の復興祈願と重なります。 初版で試行された日本語翻訳文の七五調での翻訳はいまだに一般には受容・評価されておりませんが、ここに再版を重ね、繰り返し日本の詩歌文化の国際化を問います。
  • 近現代詩歌
    3.7
    近代以降、変革と共に多様な形で展開してきた詩歌の世界。明治から平成までの詩を池澤夏樹、短歌を穂村弘、俳句を小澤實が精選、その魅力と真髄を紹介する。 解説=池澤夏樹 月報=北村薫、アーサー・ビナード
  • 蝶

    4.4
    三島由紀夫、中井英夫、澁澤龍彦らの系譜を継ぐ“美の幻視者”皆川博子の一頂点を示す珠玉の短篇集! 男がインパール戦線から帰還すると、妻は情夫と同棲していた。二人を銃で撃ち下獄した男は、出所後、小豆相場で成功。北の果ての海に程近い「司祭館」に特攻帰りの下男とともに暮らす。ある日、そこに映画のロケ隊がやってきて……。戦後の長い虚無を生きる男を描く表題作ほか、現代最高の幻視者が綴る、詩句から触発された8つの短篇。 「空の色さへ」はポオル・フォル、「蝶」は別所真紀子、今井豊、音羽和俊、「艀」「龍騎兵は近づけり」は横瀬夜雨、「想い出すなよ」はロオド・ダンセイニ、「妙に清らの」はハインリッヒ・ハイネ、「幻燈」は薄田泣菫、「遺し文」は伊良子清白の詩歌が引かれている。 解説・齋藤愼爾
  • 北天に楽土あり 最上義光伝
    4.6
    伊達政宗の伯父にして山形の礎を築いた戦国大名・最上義光(もがみよしあき)。父との確執、妹への思い、娘に対する後悔、甥との戦(いくさ)。戦場を駆ける北国の領主には、故郷を愛するがゆえの数々の困難が待ち受けていた。調略で戦国乱世を生き抜いた荒武者の願いとは……。策謀に長けた人物とのイメージとは裏腹に、詩歌に親しむ一面を持ち合わせ、幼少期は凡庸の評さえもあったという最上義光の苛烈な一生!
  • [音声DL付]音読して楽しむ名作英文
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    ■読み継がれてきた名作は音読の理想的テキスト 体全体で英語になじんでいく音読は、英語として美しく、英語の音が楽しめるテキストが理想です。既存の教材を探しても、なかなか思うような英文テキストに出会えなかった著者は、自分の手で理想の音読教材を作ることを決心。時代の流れを経て人々に愛されてきた英語圏の物語や詩歌の一節を選び、この「夢の音読テキスト」を編みました。 ★収録した名作の例 『赤毛のアン』『あしながおじさん』『クリスマス・キャロル』など子供向けのものから『ジェーン・エア』『まだらの紐』『ロミオとジュリエット』といった大人向けの小説や戯曲や詩まで、アメリカ、イギリス、カナダの24作品 ★原文テキストを分かりやすく紹介 それぞれの作品から、音読5分以内に収まる原文を抜粋し、翻訳・注釈・作品解説・音読解説を施しています。 ★もちろん音声もご用意 無料ダウンロード音声に、英米のプロの読み手による美しい朗読が収録されています。 ※ダウンロード音声は、アルクのウェブサイトよりダウンロードの上ご利用ください。MP3音声は、お持ちのPCの音声プレーヤーや、スマホに同期して再生、もしくはスマホアプリ「語学のオトモALCO(アルコ)」(無料)から直接ダウンロードして、再生いただくこともできます。なお、本電子書籍のビューワー上で音声再生はできません。予めご了承ください。商品ご購入前に、ご利用の端末でのアプリ「語学のオトモ ALCO」インストールの可否を、ストア(App Store/Google Playストア)でご確認ください。 【対象レベル】 初級~ 英検3級/TOEIC L&R テスト400点~ 【ダウンロードコンテンツ】 ●基本情報:MP3音声、全24トラック、約72分 ●収録内容:本書収録の英文をプロのナレーターが朗読 【著者プロフィール】 安井京子: 1958年富山県生まれ。中学3年生で英語学習の面白さに目覚め、音読・暗誦によって英語を英語のまま理解する頭の回路の基礎を作る。東京都立大学(史学専攻)卒業後、都の中学校で英語教諭を務め、郷里にUターン。'95年、通訳案内士試験(英語)合格。'97年、富山で語学関連の仕事をする人たちに呼びかけ、通訳者・翻訳者の自助グループ「トランスネット富山」を立ち上げる。現在は、通訳・翻訳者、英語講師として活躍するほか、英語講座を主宰。趣味と実益を兼ねた英語ライフを満喫している。英語力にさらに磨きをかけるため、音読学習を折に触れて実践してきたが、"本当に自分が読みたい"英文を追い求めた結果、本書を編むこととなった。著書に『女は英語でよみがえる 新装改訂版』(アルク)。

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