エッセイ・紀行作品一覧

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  • 鮎の宿
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    志賀直哉門下の著者が師にまつわる様々な出来事を中心に綴った滋味溢れるエッセイ集。志賀の臨終を描いた「終焉の記」をはじめ、滝井孝作、尾崎一雄ら同門の作家や「白樺」同人の里見、梅原龍三郎のこと。志賀と前後して亡くなった三島由紀夫、川端康成、文壇仲間吉行淳之介、遠藤周作との交流、親しかった人々や食、旅をめぐる話などを清澄な文章で記した初期のエッセイ59篇。
  • 歩みのあと
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    誰が選んでくれたのでもない。自分で選んで歩き出した道ですもの――と「女の一生」布引けいのせりふそのままに歩く、女優の道。多くの人との心深い出会い、そして別離。幕の閉じる間もない人生の坂道で、いつも無言の微笑をくれた人形たち。信念に満ちた一人の女優の、烈しさの奥にゆらめく情感にふれる半生記。
  • 歩みを止めるな!世界の果てまで952日リヤカー奮闘記
    4.5
    1巻1,188円 (税込)
    リヤカーを引いて徒歩で世界を旅してきた著者が、五大陸踏破を目指し、ついに最後の旅に出た。アルゼンチン最南端の町からひたすら北へ、目指すは南米大陸のゴール、赤道の町。そこで旅は終わるはずだったが……。
  • 洗えば使える 泥名言
    4.3
    いつか何かに効くときが来る! 言葉の劇薬!! 名言の主は無頼の編集者や勝負師、高知のヤンキー&おばちゃん、実母に我が子……。不恰好だけど、煮込めば味が出る、糧になる!
  • アラ還ナースの独り言 揺らぎの海を渡って
    NEW
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    看護師として多様な現場を経験してきて還暦を迎えるにあたり、心の奥底にあった迷いや不安と向き合おうと決めた著者。自身の人生と日々の看護体験を見つめ直しながら、患者のひと言、恩師のまなざし、心に染み入る出会いの数々を思い出す。そうやって、つぶやくように思いを書き連ねることでの気付きが、「もう一度、自分を生き直す力」になっていく過程が丁寧に綴られる。
  • アラ還バイクデビュー
    値引きあり
    -
    50代半ばで小型二輪免許を取得しバイクに乗り始めて2年半。転んだりぶつけたりしながらもめげずに乗り続けてきた。両親を見送り、子どもが育ち、アラ還暦目前の58歳になったけれど、人生をあきらめたくない。まだ何かできることがあるはず。そう思いながら125ccの小型バイクに乗って、早朝から新潟を目指す。困難が続いても高みを目指して走り続けるアラ還女性のエッセイ。
  • アラサーちゃん ラストシーズン
    4.0
    *自己肯定感大切☆ってどう上げんの? その画期的な方法 *「出会いないよ~」。足りないのは出会いじゃねえ。「力」です! *セフレから本命になるにはぶっちぎりに面倒くさいことをやれ *「40代からが人生最高に楽しい」という嘘案件 *「怒り」の感情を抱いている自分が誇らしいetc.  アラサーを卒業した人も、アラサー真っ最中の人も、これからアラサーの人も必読! 女の人生を生き抜くヒントが満載の、サバイバルエッセイです。巻末には『アラサーちゃん』特別編も収録!
  • 嵐ヶ熱血ポンちゃん!
    3.4
    楽しくなければ生きてる意味はない、と言わんばかりのポンちゃん流生き方をつづった極上エッセイ。バリ珍道中からトリップな毎日、懶惰な休暇から哀愁のヨーロッパまで、すべてをパラダイスにしてしまう極意とは?読めば読むほど幸福な気分になれる痛快ポンちゃんシリーズの決定版。目からウロコの1冊!
  • 改めて、自らの人生を顧みて
    値引きあり
    -
    戦中生まれの一人として、著者は「戦争とは何か」の答えを、多くの書物にあたり、探し続けている。ビジネスマンとして、経営者として活躍した人生を振り返るとともに、著者の仕事人生に大きな影響を与えた『戦艦大和の最期』の作者吉田満をめぐる考察のほか、「ポピュリズム」「戦争とメディア」等について、書物を繙きながら独自の見解を示していくエッセイ。
  • アラハバード憤戦記 : インド農村開発30年
    -
    1巻1,100円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 著者は、インドにおいて、農業指導者の養成、婦人たちの自立のための指導者の養成、農村開発事業と子どもたちに対する識字教育、自尊自立のための教育に35年間献身してきた。1997年から4年間の生活と宣教の記録を綴る。
  • アラベスケ 遠藤周作初期エッセイ
    4.0
    遠藤周作21歳。遠藤文学史上、最も若き日に執筆された表題作、初の単行本化。他、フランス留学中に家族へ宛てた新発見書簡も初公開。文学への瑞々しい情熱にあふれる美しき貴重な作品集。
  • あらゆる小さな運命のこと
    -
    シンガーソングライター加藤ミリヤ、デビュー15周年を記念した初のエッセイ集! 負けん気が強く生意気だった10代のデビューから、がむしゃらに走り続けて迎えた15周年。私生活では結婚・出産という大きな変化も体験した。めまぐるしい日常のなかで見つけた、ひとつひとつの小さくて愛おしい運命の瞬間について、心を開いて綴る。
  • あらゆる悩みを歩きながら根本解決! 100年歩き
    -
    【100歳まで自力で歩く! 画期的メソッド】 「歩き」は健康長寿の決め手。 全面的に賛成です!――和田秀樹(精神科医) 肩こり・腰痛・ひざ痛・猫背・便秘・ぽっこりお腹・冷え・むくみ・不眠・頭痛・・・・・・ あらゆる身体の悩みを歩くことで根本解決! 「100年歩き」は、現代人が衰えがちな筋肉を活性化し、緊張して硬くなった筋肉をゆるめる歩き方。この歩き方をマスターすると、身体の不調が改善し、全身のバランスも整います。 つまり、歩いている時間は無料のジムに通っているようなもの。身体の痛みや不調の根本原因にアプローチします。さらにメンタルにまで働きかける優れた歩き方。 これまでエクササイズや運動の習慣がなかった人にこそ実践してほしい。これは、人生100年時代の「教養としての歩き方」です。 【目次】 はじめに 1ヶ月トライして効果を実感! 「100年歩き」モニターの声 PART1 なぜこの歩き方がいいのか? PART2「100年歩き」徹底解説&万能エクササイズ PART3 悩み別・不調改善セルフケア PART4 日常動作のコツと「100年歩き」Q&A PART5 精神科医 和田秀樹 × 理学療法士 石崎翔大 対談 「歩き」が健康寿命を決める! おわりに 【プロフィール】 著者/石崎翔大(いしざきしょうた) 理学療法士。1990年生まれ。船橋整形外科病院入職後、関西、東京のクリニックを経て麻布十番に「GDS Clinical Lab」(https://gdsclinicallab.com)を開業。芸能人、経営者から圧倒的支持を得る。これまでの総施術数は8万件以上。患者さんの身体と真摯に向き合い、痛みや痛みから派生する心身の不調を改善してきた。東京大学医学部付属病院整形外科が開発に携わった再生治療を提供する自由診療機関と連携し、日々患者さんの治療にあたる。これが初の著書となる。 監修/齋藤琢(さいとうたく) 整形外科医。東京大学大学院医学系研究科整形外科学准教授・東京大学医学部附属病院骨粗鬆症センター長。1998年東京大学医学部卒業後、整形外科に入局。数年間臨床医として働いた後、大学院に進学したのを機に基礎研究を開始。軟骨の分化や変形性関節症の分子メカニズムなどを研究している。
  • アラン・デュカス、美食と情熱の人生
    -
    7月著者来日。世界屈指の三つ星シェフが語る、料理の真髄とは 12歳までレストランに行ったことがなかった少年は、いかにして当時最年少の三つ星シェフとなったのか? 農場で過ごした幼年期、料理学校での修業、飛行機事故、ジョエル・ロブションとの関係、日本食へのこだわり……文学的に語られる、自伝的エッセイ。
  • ありがちな女じゃない
    4.7
    ドラマ「Girls/ガールズ」製作、脚本、監督、主演を務める、時代の寵児による全米ベストセラー初エッセイ。フェミニズム、セックス、恋、仕事……赤裸々に語られる新世代エッセイ!
  • ありがとう。
    3.9
    ――もう一度、これまで私を育ててくれたすべての芸術、すべての文学、すべての映画、すべての音楽、すべての愛するものたちと、それを創ってくださったすべての人々に。ありがとう。(「あとがき」より)。2004年、35歳の若さで自殺した著者の未発表原稿も収録した珠玉のエッセイ集。
  • ありがとう肝硬変、よろしく糖尿病
    -
    「糖尿病」に始まり、61歳にして「肝硬変」の宣告。 くわえて「食道がん」「胃がん」を発症。 襲いかかる病を、いかにして強力な生命力にしたか。初書き下ろし自伝小説。 糖尿病からアルコール性肝炎。医師の禁酒勧告もなんのその、毎日四合六合と酒を飲み続けた道太郎。80以下が正常値のγ-GTP検査の数値、4000台をたたき出す。それから1年、61歳にして「肝硬変」を宣告される。くわえて「食道がん」「胃がん」が身体を襲う。取り囲む献身的な妻、親思いの娘。美しき女友だち、犬…。そんな闘病中、自身の身体が起こす奇跡も知る。重なる病にたじろぎながらも、病をエネルギーに生命を燃やす自伝的小説。
  • ありがとうだよ スミちゃん 欽ちゃんの愛妻物語
    -
    欽ちゃんの亡き妻への“ラブレター” 最後にぼくはこう言いたい――。亡くなって今夏で三年になる妻・澄子さんへの思いをはじめ、欽ちゃんの名言満載のエッセイ集。
  • ~ありがとうのことのはな~
    -
    よみがえる全編に渡る温かすぎるメッセージ。全国で多くの人々の涙腺をカラカラにしたポエムの数々! 現代の常識を一新し、新時代を作る本物の著書シリーズ登場!「これは、世の中を変える本。」愛の言霊フルコンプリート第一集。これこそが本物なんだよ。スピリチュアル界の新人類ともくんが放つ命がけの大・開・花プラン発動!せいいっぱいのいのちを懸けた、これがほんものの、ありがとうのことのはな(言霊の花)。
  • ありがとうノートのつくり方
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 自分の気持ちと身のまわりを整理し、身軽に生きる! ノートづくりの名手が、60歳を過ぎ、大ヒットした「夢ノート」の進化版が必要と考えだしたのが「ありがとうノート」。このノートを考案した著者の思いはふたつ。よりシンプルに始末よく暮らしたい、老いていく自分と目を逸らさずにつきあいたい。 まだエンディングノートはシリアスすぎるし、ハードルが高いという世代に打ってつけ。無理しないで書ける「更新スタイル」にし、メモ帳感覚で、「自分のデータ」をまとめ、「気がかりなこと」「したいこと」などもリスト化する。そして、その時「ありがとう」と言える自分になるために「ありがとうノート」を活用する!
  • 「ありがとう」は祈りの言葉
    4.5
    延命よりも「安らかな死」を願うお年寄りのために、著者は隠岐の知夫里島に看取りの家を開きました。自然の摂理に逆らわず、死を受け入れて生きる島民たちの姿を通して、生と死の原点を見つめていきます。
  • ありがとう! 僕の役者人生を語ろう
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 今年2020年で芸能生活50周年を迎える草刈正雄さん。その歩みは、まるで、山のてっぺんから一気に谷底まで転げ落ちるような、アップダウンの激しいものでした。もがき、苦しみ、思い定めたことは「自分にはこの道しかない」という覚悟。目の前の「役」を懸命にやり切るうちに視界は開け……。昔からのファンには懐かしいMG5のCMのことから、再ブレイクのきっかけとなった『真田丸』の話、さらには『なつぞら』など最近の話まで、山あり谷ありの役者人生を赤裸々に語り尽くします。撮りおろしの写真もお楽しみください。
  • ありがとう、わたし 乃木坂46を卒業して、心理カウンセラーになるまで
    4.3
    乃木坂46に1期生として加入した中元日芽香さんは、「ひめたん」の愛称で多くのファンに愛された人気絶頂の中、アイドルとしての活動を停止します。 実はこの5年ほど前、アンダーメンバーの頃から、彼女には異変が起きていました。摂食障害(過食症)を経験したのです。選抜入りどころか、なかなかアンダーの最後列から前に行けないストレスが、彼女を食べ物に向かわせたのです。 ようやく選抜メンバーに上がり、今度は1列目を目指す、という時期に彼女は、仕事を楽しめていないボロボロの自分に気づいたのです。家から出られない、涙が止まらない、リハーサルに行けない、笑えない、喋れない、伏し目がち……。ついには休業を余儀なくされました。医師の診断は「適応障害」でした。 それからの彼女の大きな支えとなったのは、カウンセラーの言葉でした。 「(カウンセリングで)あなたは秀でたものが何もないと言ったけれど、五年間も頑張り続けてきたことがすごいことだと思うよ。誰もができることじゃないんじゃないかな」 「今まで自分が泣けなかったから、代わりに身体が泣いてくれていたんだね。辛かったでしょう。頑張ったね」…… 日芽香さんは心身が回復していくにつれ、カウンセリングに魅力を感じはじめます。そしてカウンセラー養成スクールに入り、カウンセラーとして、自分の辛かった経験を生かす道を歩みはじめました。 アイドルとして何を感じ、いかにして適応障害を乗り越え、人の悩みを受け止める立場になったのか――。日芽香さんのこれまでの思いを余すところなく綴る、初の書下ろし作品です。 乃木坂46樋口日奈さん推薦!
  • ありきたりの痛み
    3.0
    直木賞作家の魂の叫びが、ここにある 幼いころ過ごした台湾の原風景、 直木賞受賞作『流』のモデルになった祖父の思い出、 サラリーマンになりたての頃の愚かな喧嘩、 マエストロの資格を取るほど惚れ込んだテキーラ、 そして、愛する本と音楽と映画のこと――。 売れなかった時代も、受賞直後の狂騒の日々も、この人の姿勢は変わらない。 作家の魂に触れるエッセイ集。
  • アリシア がんを克服した母娘からのメッセージ
    -
    小児がんを乗り越え、生きようとする少女と母の戦い 小児がんはすべての親がもっとも恐れる病気の一つである。もし、自分の子どもが小児がんと診断されたら、あなたはどうするだろうか? 2002年1月、ある家族が直面したことはまさに悪夢だった。わずか6歳のアリシアが骨のがんと診断された。闘病を始めたアリシアと母親のルネは、この悲劇に立ち向かい「一生懸命生きていく」ことを諦めなかった。そして、母娘は自分たちの近況をメールで周囲に伝えはじめ、手術や治療を通じて成長する家族の軌跡を残したのだ――。本書は、がんに直面しても幸せであろうとした母親の思いがつづられている闘病記。どんな逆境においても人生は楽しくなるのだということをぜひ、知ってもらいたい。

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  • 有栖川有栖の鉄道ミステリー旅
    4.3
    車窓を流れる汽車の黒煙。基地に佇む機関車の勇壮な姿。幼少期の朧な記憶。大学生のときに出合った一冊の本が、有栖川青年に眠っていた「テツごころ」を覚醒する。学生時代、友人との貧乏旅行、車窓にかぶりつく道楽亭主の隣で熟睡する妻とのふたり旅……。著者が、乗りテツ遍歴を明かし、ミステリーと鉄道の親和性を説く。「この鉄ミスがすごい! ベスト60」収録。
  • 「アリの足音」が聴こえますか 「いのち」が聴こえる学校をめざして
    -
    子どもの声は「いのち」そのものです。全存在をかけた唯一無二の「いのち」を、いつまでも「アリの足音」のままにしておくことはできません。 不登校児童生徒が過去最多を更新し続け、もはや子どもたちにとって学校は安心できる場所とは言い切れません。 そんな現状を変えるために必要なのが、どんなに小さくともたしかにそこにある声なき声、「アリの足音」を聴くことです。 公立小中学校の教頭・校長を歴任し、現在は教育支援センターで子どもたちと向き合う著者が、自身のこれまでの経験やいまの学校のシステムから、「アリの足音」がどうすれば聴こえるようになるのかを考えます。 子どもたちの「いのち」を聴くために奮闘する先生たちに寄り添う教育エッセイです。 【目次】 はじめに 第1部 「アリにだって足音はある」 2%のゆとり オンリーワンについて考える ほか 第2部 「アリの足音」を聴くために 1 不登校の現状 2 なぜ、不登校は増えているのか ほか おわりに 【著者】 道前弘志 1962 年兵庫県生まれ。公立中学校(兵庫県たつの市)教諭、教職大学院(兵庫教育大学)を経て、兵庫県教育委員会指導主事(県立山の学校、県立教育研修所)、たつの市教育委員会学校教育課長、公立小中学校教頭・校長を歴任(管理職歴10 年)。 現在、太子町(兵庫県)教育委員会教育支援センター(2024 年4 月名称変更)支援員。日本臨床教育学会並びに武庫川臨床教育学会会員。 著書に「寄り添う」をテーマとした『リンゴがリンゴであるために』(2024 年 幻冬舎)がある。
  • ありのすさび
    4.0
    要するに、「ありのすさび」という言葉は未来だけを視つめている青年には似合わないので、その青年を他人事のように眺められる中年にこそ、もしくは中年にさしかかって過去を振り返りはじめた小説家の、随筆のタイトルにこそふさわしいと、そういうことである。(本文より) 机に向かい原稿を一枚一枚増やしてゆく日々―。日常の中に物語が浮かび上がる名随筆。

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  • ありのままに。 筆談議員ママ奮闘記
    4.0
    筆談ホステスとして脚光を浴び、著書が累計39万部のベストセラーとなり、私生活ではシングルマザーとなることを決意し、ひとりハワイで出産。その後、2015年4月施行の東京都北区区議会議員選挙にて、過去最多票を獲得しトップ当選する。聴力障がいを持ちながら多忙な議員の仕事をこなしつつ、プライベートでは一児の母として子育てに従事。現在、母となり、親との確執をようやくカミングアウトした本人が、聴力障害を乗り越え、いまだからこそ伝えられる、ありのままの自身を綴った告白エッセイ。
  • 有吉佐和子の中国レポート
    -
    「どうぞいい面も、悪い面も見てください」――予想外の中国要人の言葉に驚きながら、著者は予定された見学コースを外れて、前人未到の人民公社に泊りこむ。農民と寝食を共にし、語り合い、農薬の害を説き、監視労働の旧地主との会見に成功する――。人間へのつきぬ好奇心と優しい洞察力、バイタリティー溢れる行動力によって、激動する中国の深層をすくい上げた大胆率直な体験記。
  • 或る男の断面
    -
    著者自身と画家東郷青児との出会いから破局、その死にいたるまでの波瀾に満ちた恋物語を綴った表題作『或る男の断面』と、プリマドンナ三浦環の若き愛人が語った彼女の生き様を詳細に綴った『三浦環の片鱗』の2編を収録した珠玉のエッセイ集。
  • あるかしら書店
    4.3
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【本にまつわる妄想アレコレ】 ある町のはずれにある、一軒の書店。 その書店は、知る人ぞ知る“なんでもある”書店。 その店のしぶい店主が、お客様の「ありますか?」の質問に、必ず「ありますよ」と、本を差し出してくれるという。 その書店で出会える、不思議な本や、あるかもしれない本にまつわるグッズや仕事、文化を通して、「本ってやっぱりいいよねェ」とつい言いたくなるような一冊。
  • あるがままに自閉症です
    4.3
    会話で気持ちを伝えられない、思うように行動できず叱られる。本当は感覚のまま、自由でいたいだけなのに――。 息苦しさを感じながらも、自分の感性に耳をすませ、言葉を綴ることで自閉の世界の豊かさを伝える著者。 18歳で始めたブログを元に自らの体験や心情の変化を記した本書には、当事者や家族へのメッセージが込められている。 「あるがままを受け入れるのは、ひとりひとりの心です」ロングセラーの単行本を増補して文庫化! (目次) 第一章 自閉症という僕の個性 ◇話したいのに話せない ◇制御不能な身体 ◇記憶とこだわりと気持ちの折り合い 第二章 振り返って思うこと ◇学び ◇幼稚園・学校 ◇家族 第三章 生きやすくなるために ◇わかってほしい ◇支援 第四章 「自閉症だから」じゃない ◇心地いい時間 ◇独自の世界観 ◇毎日をやり過ごす 短いお話・詩 あとがき
  • あるがままの自分になる
    3.0
    なぜ人は悩むのか 生きる目的は何なのか どうすれば幸せになれるのか その答えがこの本にあります。 ヒマラヤ大聖者の深遠なるメッセージ 「本質である、あるがままの自分は、愛に満ちていて、知恵があり、生命力にあふれています。(中略)本当の自分つまり、あるがままの自分になることこそが、人間がこの世に生を受けた理由であり、生きる目的なのです。」(序章より) ヒマラヤ大聖者・ヨグマタ相川圭子さんが、葛藤しながら幸せを求める人々の悩みに応える形で伝える救いの言葉。 目次 序章「あるがままの自分」とは 1章「心の悩み」を浄化する 2章「体の悩み」を浄化する 3章「人生の悩み」を浄化する 終章 あるがままの自分になる 特別付録 実践! あるがままの自分になる生活習慣
  • 歩きながら、飲みながら ワインとドイツと故郷と
    値引きあり
    -
    好きなものをとことん愛し、いつでも好奇心旺盛な、充実した人生を送ることができました。ハイデルベルク、ドナウ川、ブレーメン、日本とドイツのワイン、琉球焼酎、鮎釣りなどなど、自分の人生に彩りを加えてくださったすべてのもの、方々に、たくさんの感謝と、これからもよろしくという思いを込めて書き上げた、バラエティ豊かなエッセイ集です。
  • 歩き遍路の独り言
    -
    1巻1,078円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 私は「歩き遍路」を十八年五月に終えて、歩いた遍路旅の喜怒哀楽など数多い思い出を日記風にまとめました。歩かなければわからない四国の素晴らしさ、地元の人々とのかかわりを通した体験・体得を多くの方々にお伝えできればと思い、出版しました。 四国には、人との会話、心のふれあいなど、今わすれられている心暖まる貴重な何かが残っており、豊かな心の旅になりました。(著者より)
  • 歩くこと、または飼いならされずに詩的な人生を生きる術
    3.4
    「自分の人生を、主導権をもって歩き続けるとはどんなことか?」北欧における"世界文学の道先案内人"が、作家達の言葉に触れながら思索を深める哲学紀行。現代ノルウェーの金字塔的作品。
  • あるく魚とわらう風
    3.5
    あるく魚―というのはおれのことである。水の中にゆっくりしていればいいものを陸にあがってきてうろつき回り、息ぎれしてアップアップしている。(あとがきより)小説を書き、映画を撮り、焚火を囲み、酒を呑む。東奔西走、八面六臂、“慌ただしいドタドタ人生”を送る超人シーナ。その1995年から96年の1年半を記録した驚異の日記。あまりのパワフルさに絶句する毎日を、本人撮影の写真多数を添えて公開!
  • 歩くということ As You Walk 人工関節という希望
    -
    健康寿命を延ばし、残された人生を幸福に生きるためには「歩く」ことが一番手軽で効率的な方法です。寝たきりにならず、いつまでも自分の足で歩くこと。もしそれができなくなっても諦めないで。人口関節という選択肢があります。

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  • 歩くパワースポットと呼ばれた僕の大切にしている運気アップの習慣
    4.0
    シリーズ7万部! 「スッキリ」(日本テレビ系)、CM出演、他各メディアで話題沸騰中のSHOCK EYE(ショックアイ)が贈る、いま最強の「運気アップ」本。 「スペシャル待ち受け画像5種」の豪華特典付き! ある日、人気占い師ゲッターズ飯田氏に「いままで占ってきた中で、1、2位を争う運の強さ」「歩くパワースポット」と言われた男、湘南乃風 SHOCK EYE。 “SHOCK EYE を待ち受けにすると、いいことがあるらしい” いつしか、そんな噂が芸能界、SNSで広まり、「CMの仕事が決まった」「彼氏ができた」など、様々な運気アップ報告が寄せられるように。 「占い師でも、超能力者でも、聖人でもない自分に、そんな力があるのか? 「歩くパワースポット」って、なんなんだろう? ……何が起こっているのかはわからないけれど、 僕にできることがあるのなら、期待に応えたい」 戸惑いながらも、彼は「歩くパワースポット」という名前に恥じない人間になろうと決意。 自分にできることを模索しながら、一つずつ行動した結果、わかったことがあった。 「運がいいって、こういうことなんじゃないかな」 本書では「歩くパワースポット」と呼ばれたSHOCK EYEが、 この1年間「歩くパワースポット」活動をしてみてわかったこと、 大切にしている考え方、習慣 を余すことなくご紹介。 5万部突破の『歩くパワースポットと呼ばれた僕の大切にしている小さな習慣』刊行から1年。さらに運気アップしたSHOCK EYEが、今をよりよく生きたいと願うすべての人に贈る、「運の引き寄せ方」決定版! 【目次】 ●第1章 運との付き合い方を考える ●第2章 心を整えたい時は、神社に行く  ・SHOCK EYEお気に入り授与品  ・SHOCK EYEおすすめ神社 ●第3章 目の前のことに夢中になれば、大きな夢に繋がっていく  ・SHOCK EYEのわくわく相談室 ●第4章 「自己肯定感」は、人との出会いで高められる ●第5章 今を受け入れて「感謝」する 【特別付録】 スペシャル待ち受け画像5種
  • 歩くような速さで
    3.7
    「立ち止まって足元を掘り下げる前の、もっとたわいない、もっと柔らかいもの。作品と呼ばれるものが、水の底に静かに沈澱されたものだとするならば、まだそれ以前の、水中をゆっくりと漂っている土つぶのようなもの。このエッセイ集はそんな土つぶの集まりである」(本文『まえがきにかえて』より) 監督という仕事、少年時代の原体験、3.11以降のこと、カンヌ受賞の瞬間…気鋭の映画監督が日々の思考の軌跡を綴った初のエッセイ集。
  • 歩けるって奇跡なんだな! 脊髄難病で車いすから復活した元テレビマン12年間の記録
    値引きあり
    -
    テレビマンとして慌ただしい日々を送っていた著者が、突然倒れた。脊髄の難病だった。一命はとりとめたが動くことすらできない。懸命のリハビリも、ネガティブになりがちな感情も、「自分との勝負」と見定め、できるようになっていくことを喜んだ。そして、歩けることは本当は奇跡だったのだと気づいた。闘病者へのエールの書であり、見守り続ける家族を再確認する書でもある。
  • アルコール依存症だった私 断酒したいなら我慢は要らない
    -
    1巻1,100円 (税込)
    自らの成功体験をもとに書かれたアルコール依存症克服の方法。 重度のアルコール依存症に陥り、社会的破滅の崖っぷちまで追い詰められた著者。しかし、すべてを失う寸前で抜け出す糸口をつかみ、ついに依存症からの脱却に成功する。そんな著者による、アルコール依存症を克服するための方法とは!  なぜ著者はアルコール依存症になってしまったのか。さらに年月を経る中で悪化させていき、精神を病むまでに至ってしまったのか。著者自身の飲酒経歴を振り返りながら、アルコール依存症になる原因と悪化の過程が冷静に分析され、それを元にした「克服のための4つのステップ」が示される。 <著者紹介> 阿部 ケニー 一九七三年 愛媛県宇和島市生まれ。 高校卒業後、航空自衛隊に入隊するも一年で退職。その後全国の飲食店を転々とし神奈川県で独立。ミシュランガイドにも掲載され、飲食店合計五店舗を開店させるが、自他ともに認める「大酒飲み」が祟り、徐々に店舗数が減少。最後の一店舗となり自己破産を目前に四一歳でアルコール依存症を自覚、治療を始める。四四歳でアルコール依存症を克服、現在まで断酒を継続中。 アルコール依存症克服後の四八歳で飲食業を廃業。現在、執筆・動画配信活動を続ける。

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  • ある市井の徒 越しかたは悲しくもの記録
    3.5
    大衆文学に多くの傑作を生んだ著者が、逆境にありながらも独学を重ね、東京で新聞記者となるまでの半生を淡々と語った自伝随筆。〈解説〉伊東昌輝
  • ある少年の物語 ─四十五年目の再会─
    値引きあり
    -
    【空爆で家の周辺は火災に遭いましたが、自宅は無事でした。しかし、再度空爆があるとの噂で二キロぐらい離れた防空壕へ姉と二人で避難しました。(中略)母は家の後片付けをしてB野に来ましたが、肺結核になり、父が戦死したという二か月後、後を追うように亡くなりました】(本文より)。両親を相次いで亡くした少年は、田舎の祖母に育てられる。ある医師の激動の人生を綴ったエッセイ。
  • アルスのノート 昭和二年早春
    -
    この記録は実に只一つの夢にすぎないであらう。私は当分の間、私のこの大切なゆめについて、少しの関係もない口付は省くことにしようと思ふ…。

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  • アルツフルデイズ 笑いと涙の認知症介護
    値引きあり
    3.0
    ■アメブロ「介護日記」ジャンルの超人気ブログ、待望の書籍化! 65歳以上の認知症患者数は 2025年には約675万人(有病率18.5%)に達すると予測されています。 認知症になった親を介護するのは子どもたち。 ブログ・オブ・ザ・イヤー受賞の人気ブログ「アルツフルデイズ」は アルツハイマー型認知症の母と その家族が繰り広げる現在進行形のストーリー。 登場人物は4人。 ■ワフウフ=主婦、パート事務員、ブロガーの三足の草鞋を履くアラフィフ。 あーちゃん=ワフウフの実母。2017年に認知症が発覚。 たんたん=ワフウフの実父。お金と自分だけをこよなく愛するインテリDV男。 なーにゃん=ワフウフの姉。あーちゃん介護の頼れる相方。 あーちゃんの認知症発覚から ↓ あーちゃんの貯金を狙ったたんたんの暗躍 ↓ あーちゃん家出計画 ↓ 施設入所 こんな一連のストーリーですが 一度読み始めたら止まらない面白さ。 「親の認知症介護で毎日が地獄」 「そろそろ、うちの親も危ないかも」 全編面白すぎて削れるところがなく 新規書き起こしも含めて 400ページの超大作になっちゃいました。 成年後見制度のこととか ちょっとマジメに語ってるところもあるけど 笑えて泣けるストーリーでちょっぴり現実を忘れてみませんか。
  • ある日、ある午後
    3.0
    ゆっくりと流れる刻、良い書物、適当なスポーツ――午後は、一人で楽しむという束の間の時間。風が吹いた嵐の記憶、天気の良い夏の軽井沢の記憶、そして秋晴れの美しい昼下がりの記憶。小説を書きだしたのも、また劇的な昼下がりのことであった。身辺の出来事を綴ったエッセイに、音楽・ビデオ・読書の楽しみ、旅の魅力、お酒、ファッションについてのエッセイを集めた。
  • ある日、戦争がはじまった 12歳のウクライナ人少女イエバの日記
    3.8
    【ご注意】※この電子書籍は紙の本のイメージで作成されており、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 12歳の少女が日記につづったリアルな戦争。 2022年2月、12歳の誕生日を迎え、仲間や家族から祝福を受けて幸せを感じていた少女イエバの人生は、そのわずか10日後、ロシアのウクライナ侵攻が始まったことで一変した。 彼女が祖母イリナと共に暮らすハルキウは攻撃下に置かれ、地下へ避難したイエバは備忘録として日記を書き始めた――。 爆撃の恐怖に震えながらの避難生活、戦火を逃れるために故郷を離れて西へと向かう決断、離ればなれになってしまった友人たちとのメッセージのやり取り、突然の戦争に疲弊し、苦しみながらも前向きに生きようとする思いなど、少女がアイルランドに逃れるまでの67日間がリアルにつづられた日記は、2022年10月に欧米で『You Don’t Know What War Is : The Diary of a Young Girl from Ukraine』として書籍化されると、世界各地で大きな反響を呼んだ。 2023年2月には朝日新聞でも「現代版のアンネの日記」として取り上げられた話題の書が、邦訳版になって登場。 学校では絶対に教わらない戦争の「リアル」が、ここにある。 (底本 2023年12月発売作品)
  • ある日突然ダンナが手裏剣マニアになった
    2.3
    「今思えば手裏剣の入門書は 私たち夫婦にとって禁断の書でした……」 ある日突然、陽子さん(著者)のダンナがハマったもの。それは武道としての手裏剣だった。日に日に手裏剣のことしか見えなくなり、ついに会社を辞めて、道場まで開こうとするダンナと、とまどいながらも見事な天然ぶりで連れ添う妻がかもし出す、世にも不思議な世界…。 部屋の中でも夢の中でも、手裏剣投げの練習をしてしまうほどのハマりっぷり。北朝鮮の殺し屋と間違われたり、右翼の大物を怒らせたりという、夫婦のまれなる、あの実体験が、ついに爆笑コミックエッセイに。
  • ある日のメニュー ──絵のあるレシピ
    3.4
    フランス人のマダムが昼ごはんに作るにんじんのサラダ、サンフランシスコで出会ったブロッコリーのあつあつパスタ、山菜尽くしの秋田の朝食。はっとした「おいしい」記憶は、いつしかわが家の得意のメニューに。たくさんのイラストとともに綴られる堀井さんちのふだんのメニュー。
  • アルプスでこぼこ合唱団
    3.3
    したたかでアンフレンドリーな、アルプスの小さな山国スイス。在住20年にもかかわらず、いまだここが「居場所」とはいえない――。そんな悶々とした中で出会ったのは、妙に謎めいた、多国籍な仲間たちの合唱団だった。悪戦苦闘の日々、少しずつ謎がとけてゆく仲間たちと、声を合わせて歌いながら「スイスという国」に根を張ってゆく、異文化合唱エッセイ。 (本書「あとがき」より)  居場所ってなんだろう。歴史のどの時点で、世界のどの地点に生を受けるかなど、偶然の出来事でしかない。たまたま居合わせた場所や状況や歴史的時間の中で、人はどうやって居場所を探し、それを耕していけるのだろう。居心地の良い場所が築きにくい時に、息苦しい時に、仲間に入っていけない時に、どこにどうやって慰めを見つけたらいいのだろう。  花の種が風に吹かれてどこかの土に着地する。よく知らない両隣の人たちと共に声を合わせて歌いながら、そんなイメージを私は度々思い浮かべていた。小さな種が、着地したその場所でむっくりと芽を出し、固い土の中にじわりじわりと根を張っていく様を想像した。
  • アルプスの谷 アルプスの村
    4.2
    チューリッヒを出発した汽車は牧草地をぬけるとアルプスの山塊を登っていく。いきなり車窓に飛びこんできた巨大な岩壁のアイガー、朝日に全容を示した坐せる孤峰のマッターホルンをはじめ、人なつこい宿の主人シュトイリ氏、チナールの谷で逢った愛らしいベルギーの少女たちなど、憧れの土地で接した自然の風物と人情の機微を清々しい筆で捉えた紀行文。佐貫亦男氏の写真多数収録。

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  • ある翻訳家の取り憑かれた日常2
    4.3
    書き下ろし短編小説「メモリアル三姉妹」所収 「翻訳家がこんなにキツそうな仕事だと思わなかった」 「笑いながらあっという間に読んだ」等々ご好評いただいた1冊目に続く、1年間の記録。 翻訳・執筆・出張などの仕事のほかにも、愛犬ハリーの看取り、捗るネットショッピングや配信視聴、 ハードになっていく義父母の介護、ゴールデン・レトリバーのテオを迎え入れた経緯など、盛りだくさんでお届けします。 カラー口絵も8ページついてます!
  • あるようなないような
    3.9
    うつろいゆく季節の匂いが呼びさます懐かしい情景、ゆるやかに紡がれるうつつと幻のあわいの世界。じんわりとおかしみ漂う、味わい深い第一エッセイ集。 〈目次〉 困ること/蛇や墓や/祭の夜/秋の空中/かばん症/豆腐屋への旅/あめつちにつづく道/丸四角/嫌/蹴ってみる(ほか)
  • ある夜、ピラミッドで
    -
    1990年の春から1997年の末まで、著者はエジプトのカイロに暮らした。この本は、その滞在のときのことを中心に、エジプトで見聞きしたことを書いたものである。 滞在中に意識や関心に引っかかってきた事柄を、日常茶飯のできごとから観光、古代、宗教といったことまでジャンルに関わらず集め、エジプトの持つ多様な顔を表現するエッセイ。『旅行人』連載。
  • あれこれ好奇心
    4.0
    ショートショート千編記念に休筆なるものをやった著者は、視野がひろがってしまった!? ショートショートの形をとった無類のエッセイの数々。・ホシ式・好奇心のア・ラ・カルト、ご一緒にどうぞ。
  • 荒野の胃袋
    3.7
    映画『あちらにいる鬼』(2022年11月全国ロードショー)の原作者が紡ぐ、 「おいしいもの」にまつわる50の風景。食卓のおかげで、私たちは「家族」だった──。 2014年9月に刊行された、単行本『荒野の胃袋』の文庫化。 直木賞をはじめ、数多くの文学賞を受賞し、随筆やエッセイ、絵本の翻訳でも高い評価を受ける井上荒野さんは、食べることが大好きで、料理上手でも有名。そんな著者が軽妙な筆致で描き出す、「おいしいもの」にまつわる50のショート・エッセイ。 食べ物の記憶にはいつも味や匂いとともに、ステキな情景や思い出もついてくる――。本文に紹介された一品をおいしく作れるレシピを、色鮮やかなカラーイラストとともに収録。 巻末には文庫化のための豪華特別対談 角田光代 × 井上荒野「生きること 食べること」を収録!! 【本書内容】全50のテーマ項目を「春」「夏」「秋」「冬」に分けて構成。 ◎井上家の家訓 春 にぎやかな筍 ◎今年もお弁当 ◎にぎやかな筍 ◎キングオブエビフライ ◎フランスうどんの音 ◎うどん問題、あるいはルーツ ◎ステーキバトル ◎コンビーフ自分史 ◎塗りものと二日酔い ◎煮干しはえらい ◎混ぜごはんの領土問題 ◎クレッソンとサラドと鰐梨と ◎ササミ礼賛 夏 切ない梅酒 ◎外食考 ◎大人な茄子 ◎昔のとうもろこし ◎切ない梅酒 ◎香ばしき魂 ◎裏通りの冷やし中華 ◎ひみつのカニカマ ◎「しぼりたて」と「てかてか」 ◎王女様のチーズサンド ◎麦茶、あるいは敬意の問題 ◎青春のインスタントラーメン 秋 夜とロシアとコロッケと ◎ろくちゃんの茄子 ◎煮込みの明日 ◎キングオブ干物 ◎ケーキを焼く理由 ◎幻のミートパイ ◎ひとり羊 ◎夜とロシアとコロッケと ◎なんちゃってポルチーニの幸福 ◎パーフェクトな秋刀魚 ◎絶滅危惧種の卵 ◎男らしさと油揚げ ◎じゃがいもをする話 ◎母と食べる 冬 おせちを作る理由 ◎「ごろっとしたごはん」考 ◎レディとトランプのスパゲッティ ◎主婦の昼ごはん ◎葱の青いところ ◎孤高の牡蠣ごはん ◎干鱈と闘う ◎大晦日の鰤かぶら ◎悩ましきお雑煮 ◎黒豆の心 ◎おせちを作る理由 ◎元旦と甘酒 ◎がり餅と火鉢 ◎納豆と想像力 ◎最後の晩餐
  • あれも嫌いこれも好き
    4.2
    銀座のすし屋ではなにから注文したら正しいのか? 「このごろの若いもんは」と言いながら、ルーズソックス肯定派。ウンコ座りって小文字のbみたい――猫、病気、老い、大事な人たちについて等々、本音で過激に語ってしまう、胸のすくようなエッセイ集。

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  • あれも嫌い これも好き 新装版
    -
    猫、病い、子育て、若さ、おばあさんになっていくこと……。絵本作家で名エッセイストでもあった著者が、還暦過ぎての日々をつづったエッセイを復刊。よくぞ言ってくれましたとうなずくこと間違いなし。新装版に際し、三浦しをん氏が解説を寄稿。
  • あれも食いたいこれも食いたい 丸かじりヒットパレード
    4.0
    食は世につれ 世は食につれ どうにもとまらない 丸かじり傑作大全! 「週刊朝日」で36年続いた名物連載 「あれも食いたいこれも食いたい」より、 選りすぐりの"77かじり"。 食についてのあれこれを スルドイ観察眼とユーモアあふれる筆致でつづる 味わい深い傑作選。 プレイバック名場面集も必見! 連載企画編集者×初代担当者による特別対談 「丸かじりといつまでも」収載。
  • あれもこれもで12か月
    3.0
    秋は患者仲間と温泉旅行、春の花見はなぜかカップルばかりに目が行って……。先々のことは心配だけれど、あれもこれもと夢中になったり、文句をつけたりするうちに、一年なんてアッという間に過ぎるもの。がん手術後の再発リスクはありながら、好奇心いっぱいの日々を綴った岸本流歳時記。「ちょっぴり欲ばりに、ちょっぴり淑やかに」過ごしたいものですね。
  • アロハ 90歳の僕 ~ゆっくり、のんびり生きましょう~
    4.5
    高木ブーの全てがここに!90歳の自叙伝。 ザ・ドリフターズの高木ブーさんは、御年90歳。今や加藤茶さんと2人になったドリフですが、新たなコントにもチャレンジし舞台やテレビ番組でも活躍中。またウクレレ奏者としても、日本の第一人者として公演活動を続けている「元気でハッピーな90歳」なのです。 高木ブーさんは、「僕は普通の人」と語ります。「ノンキに長く生きていることが取り柄かも」とも。そして、「今は、毎日が楽しくてしかたがない」と。控えめで、でもいつも自分らしさを貫く高木ブーさんの生き方に触れると、私たちの心は、まるでハワイでそよ風に吹かれたような、穏やかでゆったりしたもの感じるはずです。そんな高木ブーさんが、幼少期からこれまでの日々を振り返り語りおろします。また、縁の深い著名人に“高木ブー”とはどういう人物なのかインタビューし、その“アロハ”な人物像に迫ります。ハッピーで健康なシニアとして生きるヒントが満載の一冊。 (底本 2023年4月発売作品)
  • アロハ魂
    3.6
    マラサダ、フリフリチキン、カバ汁……ロコフードの洗礼。大豪邸の裏庭での幸せなフラ修業。火山でパワーチャージ。同い年のパワフルなガイド・クミコさん。剛毛マイケルのロミロミマッサージ。十二年ぶりに訪れたハワイ島で出会った、いろいろな“アロハ魂”。さりげない発見と驚き、そして温かな笑いに満ちた、ハワイ島をめぐる旅エッセイ。
  • アロハで猟師、はじめました
    3.9
    都会育ちの素人猟師が、鴨を追いかけ、鹿を捌き、猪と格闘して掴んだこの社会の歪んだ構造と、自然や命の姿。ワイルド・サイドからこれからの「生きること」を考えた痛快ドキュメント。
  • アローン・アゲイン―最愛の夫ピート・ハミルをなくして―
    3.5
    “結婚しない女”と呼ばれたわたしが一緒になったのは、ニューヨークでも有名な作家で、プレイボーイ――。山あり谷ありの幸せな33年間を経て、「ふたたび一人」で生きていく。その声や仕草、におい、運命的な出会いから最期の表情まで、一足先に旅立ってしまった彼の記憶を抱きしめながら。心の筆で書き留めたエッセイ。
  • 淡路恵子 あなたが笑うと、私もしあわせ
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 激動の人生を生き抜いてこられた、女優・淡路恵子さん。仕事人として、妻として、母として、その視点はいつも凛として優しく、後の世を生きる私たちに、清々しい道しるべをくださいました。お亡くなりになるまでの1年、月刊誌『MISS plus』の巻頭連載に寄せてくださった、淡路恵子さんのお話を1冊にまとめました。心に響く、「一番強く、一番優しく、一番エレガントな女優」からのメッセージです。
  • OURHOME わたしの暮らし、かえる、かわる。
    4.4
    1巻1,200円 (税込)
    暮らしとの向きあい方をほんの少しかえたら、もっとわたしらしく、そして、家族もシアワセになる。人気整理収納アドバイザーEmiさんが実践している、ちょうどいい暮らしが見つかる、こころと家の整え方。暮らしの中の「かえる(変える、振り返る、切り替える、帰る)」をキーワードに、家族のこと、小学生の男女の双子の子育てのこと、家・家事のこと、仕事のこと、自分自身のことなど、Emiさんが日々、考えていること、心がけていることを語ります。第1章 帰るのが楽しみになる家/第2章 自分を振り返る/第3章 こころのスイッチを切り替える/第4章 仕事の向きあい方を変える/第5章 物事のつきあい方を変える 家族も仕事も大切にしたいからこそ生まれた「暮らしのヒント」が詰まっています。「こころをかえると、暮らしがかわる。暮らしをかえると、こころがかわる。かえる、かわる、かわっていく。」こころと暮らしはつながっている――だからこそ、小さなことから「かえてみる」。新しい発見がきっとあるはず。

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  • アワヨンベは大丈夫
    3.8
    愛し愛されながらも寄る辺ない そんな彼女が紡ぐいとしい言葉たち ──帯文・山田詠美 日本人で文学好きのママと、セネガル人のキレやすいパパの間に生まれた亜和と弟。おだやかな祖父と口うるさい祖母、そして海の向こうにいるまだ見ぬ姉など、いずれも個性的な家族たちが織りなす、愛と旅立ちの物語。ジェーン・スー、糸井重里など多くの文化人がその才能を認める文筆家の第二作は、晶文社スクラップブックで大評判だった連載に、note記事、書き下ろしを加えた、せつなくも愛おしいエッセイ集。装画・我喜屋位瑳務、装丁・名久井直子。 まだなんの荷造りもできていないこの部屋から、私はきっと少しずつ荷物を運び出し、さりげなくいなくなっていくのだろう。それは他でもなく、私にまだ「さようなら」と言う勇気がないからだ。誰のためでもなく、私は家族と離れることが寂しいのだ。それでも私はこの家から出ていく。誰のためでもなく、私自身のため、いつか新しい家族を作るために、ひとりで生きてみたいのだ。(本文より) 【目次】 ■I 文才って オール・アイズ・オン・ミー 私を怒鳴るパパの目は黄色だった ハムスターの心臓 宇宙人と娘 ママの恋人 セイン・もんた いれもの ■II アヒルの子 Nogi 竹下通りの女王 ウサギ小屋の主人 小さいバッグとは人間に与えられた赦しである ごきげんよう 26歳 ジジ ■III 人のパラソルを笑うな 死んでいく MUMMY & AMY SAYS 陽だまりの季節 笑って損した者なし モンスター 「はっ」 アワヨンベは大丈夫 出ていきます! あとがき
  • ananの嘘
    3.8
    女の本音、最前線! 1970年創刊から50年。 女の欲望、好奇心の最前線に立ち、 人気雑誌となっていった「anan」の歴史をひもとき、 誌面に映し出されてきた女性たちの本音や 価値観の変遷を鋭く分析した本書。 女性たちの生き方、出版界の舞台裏をよく知る 著者ならではの辛口かつユーモラスな視点が冴える 話題満載のananクロニクル&エッセイ。 「ananの嘘」とは……。  江原啓之さんとのスペシャル対談収録
  • 安逸と危険の魅力
    3.0
    それぞれの人生 違うからおもしろい! ――私たちは、人と違うことを、恐れてはならない。それぞれの好みと価値観の違いこそが、人生のおもしろさを生み、ドラマや詩を生ぜしめ、ひいては社会の安全を保つのだ……。自分の生き方を再確認し、存在の根幹を問う大好評のシリーズ「自分の顔、相手の顔」第3弾。これぞ曽野流「フィロソフィア」の実践なり。
  • 安閑園の食卓 私の台南物語
    4.4
    台湾の古い街、台南の郊外にたたずむ広大な屋敷「安閑園」。緑豊かな庭園と季節の実りをもたらす果樹園や野菜畑。そして母たちが腕をふるう彩りあふれる日々の食卓の風景。1930年代の台湾で生まれ、この安閑園に育った著者が、子供時代の食の記憶を丹念に書き綴る。大家族のにぎわいと料理の音や匂いが鮮やかに立ちのぼり、人生の細部を愛することの歓びが心に響く幻の名エッセイ。
  • アンガールズ 山根良顕 家族の瞬間 ~Instagram*oment~
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「理想の夫、パパ」として、多くの女性たちの共感を呼び、またたく間にInstagramのフォロアーが19万人を超え(2016年9月時点)、メディアでも話題となった、アンガールズ山根良顕。 「娘が大きくなったときに見せるための、家族の日記」として始め、妻と娘を思う、温かく真っ直ぐな言葉と写真がぎっしり詰まった、山根のInstagramを初書籍化!! さらに、山根が考える「自然な子育てについて」「妻への気持ち」「娘の気持ち」などを素直な言葉で綴った、感動のエッセイ、山根のインスタの人気に一役買った、妻の可愛いDIYテクニック(ママデコテク)もたっぷり紹介。 「家族を思う気持ち」の大切さと、たくさんの“愛の瞬間"が詰まった、幸せを感じられる一冊!! 「『幸せにします』って誓ったから、奥さんと一緒に年を重ねて、全部を看取りたいな。それが僕の理想の人生」(本文より)
  • 暗渠パラダイス!
    3.8
    川もないのに現れる橋跡、くねくね道、車道に比べ広すぎる歩道……街中の違和感はそこが暗渠だった可能性がある。暗渠×猫/鉄道/人物といったお題に、異なる切り口の二人が縦横無尽にマニアック道を駆け抜ける。地方暗渠も紹介。暗渠的街歩き本の決定版!
  • あんこう刑事の鑑識事件簿(小学館文庫)
    3.0
    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 警察官として約40年を過ごした元刑事が、現場に携わる者ならではの視点で綴った32編の事件エッセイ。時効寸前の逮捕劇から、驚くべき詐欺の手口まで、取り上げられているのは、いずれも実際に起こった事件ばかり。豊かな経験に裏打ちされた著者のあたたかな視線が、当事者にしかわからない事件の裏側や、加害者や被害者の心情を浮かび上がらせる。小説よりも奇なる事件と人間ドラマ。ほのぼのとした味わいの中に、人間の喜怒哀楽が集約された一冊。
  • アンコールワットの「発見」(タイ篇)
    -
    1~3巻825~1,155円 (税込)
    【The Discovery of Angkor Wat】 19世紀、なぞに満ちたインドシナの王国の奥地。その森のなかには地元の人たちのみが知るクメール芸術の至宝がたたずんでいた。フランス人旅行家アンリ・ムオ(1826-61)は、バンコクからカンボジア海岸部、首都ウドン、プノンペン、トンレサップ湖をへて、シェムリアップに到達。そこで見たアンコール・ワットの大伽藍を詳細に記述し、世界に紹介した。 その後、旅を続けたムオは、「冷王が森」を越えてラオスへ足を伸ばし、ついにルアンプラバンに達するが……。情熱に突き動かされて旅を続け、35歳の若さで生涯を終えた探検家の「魂の記録」が読みやすくなって3分冊で登場!! [電子書籍版]第1巻(『アンコールワットの「発見」』の1~10章まで)では、ムオが訪ねたバンコクの街、タイ王宮の様子、またチャオプラヤー河を遡航して着いた旧王都のアユタヤ、漁船に乗ってチャンタブリーへ向かう旅など、タイ篇を収録。 [電子書籍版]第1巻タイ篇の目次 序 第1章 航海 第2章 バンコクの住民 第3章 王宮 第4章 寵妃と娘子軍 第5章 博奕と芝居 第6章 チャオプラヤー河の遡航 第7章 寺とパゴダ 第8章 バンコクへ帰る 第9章 漁船の旅 第10章 山の生活 1939年に刊行された『シャム、カムボヂァ、ラオス諸王國遍歴記』(大岩誠訳/改造社)を改題して分冊、現代仮名遣いに変更。ムオのたどった道など、豊富な図版をあわせて。
  • 安吾のいる風景 敗荷落日 現代日本のエッセイ
    5.0
    昭和34年、荷風散人逝く。享年79歳。時に夷斎石川淳、60歳、「一箇の老人が死んだ」に始まる苛烈極まる追悼文「敗荷落日」を記す。融通無碍の精神と和漢洋に亘る該博な知識とに裏打ちされた奔放自在な想像力、一貫する鋭い反逆精神。「安吾のいる風景」「三好達治」「京伝頓死」「秋成私論」「本居宣長」ほか中期評論エッセイ24篇。
  • 安吾のことば 「正直に生き抜く」ためのヒント
    3.3
    日本が焦土と化した昭和の激動期に、痛烈な批評精神で人々の心をつかんだ作家、坂口安吾。その名言は、かの「人間は生き、人間は堕ちる」だけではない。「戦争をいたしません、というのは全く世界一の憲法さ」「人間は、国家繁栄のためにギセイになってはならぬ」「家の制度があるために、人間は非常にバカになる」「夫婦は愛し合うと共に憎み合うのが当然である」等々、今もリアリティを失わず、むしろ、価値観が揺らぐこの時代だからこそ響く名フレーズの数々を、安吾を敬愛する同郷の芥川賞作家が編む。【目次】はじめに 稀有なる正直者・坂口安吾/I 生きるということ/II 戦争/III 政治/IV 文学・芸術/V 日本人/VI 家庭/VII 恋愛と性/おわりに 何かあったら海へ行け
  • 安西水丸 東京ハイキング
    4.0
    1巻1,540円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 イラストレーター・安西水丸さんが東京都内12エリアを歩き、残した足あとが一冊の本になりました。多様な街のたたずまい、通りかかる名所旧跡や思い出の地が、豊富なイラスト・俳句とともに綴られています。新緑の中「深川めし」を食べる。幼い頃に雨宿りした迎賓館赤坂離宮を通りかかる。勝鬨(かちどき)橋から眺めた夜景の向こうにマンハッタンを見る。止まることを知らず変わりゆく東京において、水丸さんが歩く道は、どこかこうした潮流から解放されている道ばかり。生まれ育った東京を、最晩年の水丸さんはどう捉えたのか。軽やかなまなざしが光ります。 *月刊『なごみ』内連載「メトロに乗って、東京俳句ing」(2013年1月号~12月号)をまとめたものです。
  • 安心したがる人々
    -
    「安心してはいけない」「世の中はもっと不安になる」「安心に暮らせる生活などない」。不安や悲惨さの中にこそ、希望や安心が残されている。学生時代からキリスト教者として生きてきた著者は、作家として社会を見つめる多くの問題作を生み出している。また社会的責任や発言力の大きい団体の代表などの役職も務めた。様々な立場から、欧米はいうに及ばず東南アジア、東、アフリカ、中南米など多くの問題を抱える数多く国々を訪問をしてきたなかで、否応なく「日本とは? 日本人とは?」という問題に直面する。このエッセイには私たちが見過ごし避けてきたものの本質が見えてくる。昭和ひとケタ女性の行動力と発言力が、次の時代を担う若者たちを刺激する!
  • あんたはエライ!
    5.0
    人生は笑いとペーソスのてんこ盛り! 「しらけ鳥音頭」「小松の親分さん」など数々の芸をヒットさせ、日本を笑わせ続けた昭和のコメディアン小松政夫の最後のエッセイ集。「月刊はかた」に12年間、149回、死の直前まで連載したものからベスト・セレクション。全て単行本未収録作品。超多忙のなかの毎週連載は大変な力技。小松政夫のエネルギーに笑い倒され、ホロリの連続! ※初出誌「月刊はかた」(2008年5月~2020年9月)
  • アンダルシアは眠らない
    4.0
    「フラメンコ」とはある種の生き方を意味する言葉なのだ……。フラメンコ(本来は踊りではなく唄のことを指す)に魅せられ、自らも唄い手になってしまった画家が、南部スペイン・アンダルシアの魅力をあますところなく描く。ヒターノたちとの友情、音楽への愛。スペイン在住二十年の著者ならではの深い洞察がにじむ、絶妙な語り口の傑作エッセイ。
  • UNDER EXPOSURE JOURNAL
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 メンズファッション&カルチャー誌『ワープ・マガジンジャパン』にて、連載する「UNDER EXPOSURE JOURNAL」をコンパイルしたフォト・エッセイ集。ニューヨークのブルックリンバンクに集まるスケーター、ジャマイカの奥地に在るラスタファリアンのコミューン、インドの小さな町で写真屋を営むおじさん…。これまでに出会ったさまざまな人間や場所、そこで生まれたエピソードが写真と言葉で綴られている。
  • アンチガイドブック的ソウル出会い旅
    -
    1巻660円 (税込)
    「本を開かず、心を開く」 事前に予習し、計画したとおりに進むことが、必ずしも旅の成功ではありません(あとがきより) 旅先で、心を柔らかくし、想像力を広げ、少しだけ注意深く観察することで見えてくるものは? 隣国とのよりよい関係を願いつつ、繰り返し旅したソウルでの心に刻まれる出会いを(1)印象的な人々、(2)自由な食の愉しみ、(3)お金をかけないアクティビティの3つの切り口で綴った随想集。 【内容説明】 ===分量 四六版書籍236ページ相当=== 目次 はじめに 第一章 ソウルで人と出会う ・婦人服売り場の今どきのアガシ(お嬢さん) ・レストランの幸せ家族 ・フライトアテンダントと菓子パン 等、全12編 第二章 食の愉しみは出会いにあり ・二つのカムジャタン ・ソウルの飲食店の「空気」とは? 等、全6篇 第三章 無料で楽しむ、足で楽しむ ・無料イベントを狙え 清渓川周辺 ・大学の博物館 ・漢江を歩いて渡る 麻浦大橋 等、全7編 小さな文化論「韓国の桜、日本の桜」 あとがき フォトギャラリー 【著者紹介】 後藤裕子(ごとうゆうこ)。 東京生まれ、鎌倉在住。 東京大学文学部英語英米文学科卒業。情報サービス会社、国際特許事務所、翻訳会社勤務を経て、フリーの翻訳者として独立。2007年に単行本を初出版。 同年よりブログ(http://yukomaru.blogzine.jp/)を開設し、旅行記、随想、ドラマ・映画評などを精力的に掲載中。
  • アンチ整理術 Anti-Organizing Life
    3.9
    整理・整頓は何故必要なのか?   大学の研究室、芸術家のアトリエ、漫画家の作業場……。 素晴らしい作品が生まれているのは凄まじい散らかりようのなかだ。 物理的な整理ではなく、自分自身の内側と「環境」を整理・整頓してみよう。 人気作家が語る、自由に楽しんで生きるために大切な創造的思考と価値観。
  • アンチ整理術
    3.8
    1巻1,540円 (税込)
    ドラマ・アニメ化された『すべてがFになる』や、押井守監督によって映画化された『スカイ・クロラ』を生み出した人気作家による、創造的な仕事術&知的生産のヒント! 最近では「一日に一時間しか作家の仕事をしていない(実際には四十五分)」けれど、これまでの作家生活で350冊以上を執筆し、総収入は20億円を超えています。 シンプルな文体や洗練されたロジックが物語を彩るその作風からも、整った環境で淡々と作品を生み出しているイメージがある著者ですが、実は「書斎も工作室も、主な活動場所は散らかり放題」だといいます。 しかしその一方で、「メモは取らない」「ほとんどのデータは保存しない」などの一見ミニマリストのような習慣もあるそうです。 その独自の整理術の根幹にあるのは“ものを整理するのではなく、自分自身を整理する”という考え方。 本書は、そんな著者による「環境の整理・整頓」と「散らかった自己の整理・整頓」をめぐる知的エッセイです。 ・片づけ、整理整頓が苦手で、家や会社で肩身の狭いを思いをしている ・片づけなくても自分は何も困らないのに、親やパートナー・上司などから注意される といった、整理の必要に迫られている人や、 ・30代以上、中堅・ベテランといわれる歳になって、さらに成長したい ・頭打ち感を抱いていて、それを打ち破りたい など、整理を手がかりにして目指す自分になりたい人に、おすすめの一冊!
  • アンティークに魅せられて
    -
    家業・船具屋の倒産という試練をチャンスに変えて突っ走ったアンティークショップオーナーの奮闘記。「できることはすべてやる」そんな想いで、右も左も分からないまま、七つの海を渡り歩く買い付けの旅に出た日々。そこで、著者はアンティークの魅力に幾度となく心を動かされる。その最大のものは、アンティークという個(もの)の歴史を通して、人から人へ、未来に想いをつなぐことができるということ。著者の根底にあった「何事も人あってこそ。人の喜ぶ顔をみたい」という願いと重なり合ったとき、ショップの成功は現実のものとなる。常に全力で生きてきた半生を振り返りながら、「みんな、裸で生まれて裸で死ぬんだから、本気で生きなきゃ損だよ」と優しく語りかけます。本書は、夢を描いて何かをしたいと考えている人々への力強いメッセージとなる一冊です。

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  • Intelligence Artificielle En Meditation 瞑想する人工知能
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 この【瞑想する人工知能】は、私のエッセイ及び散文詩からパリス滞在中に書いたものを中心にフランス語訳されたものを集めたものです。今回、既に出版されたものの他に1994年の京都建都1200年に合わせてサンジェルマン・デプレで書かれた【超光速現実的へのメモ】【隔てられた情熱は超光速で大宇宙の端から端まで駆け抜けることができるだろうか?】等を加えています。欧米のイノベイテイブアート&サイエンスのヒストリーと日本の禅文化、俳句に代表されるような人間と大自然と大宇宙のはざまの直接体験-色即是空-直観リアリティが、一瞬の永遠の〈はざま〉に交錯するような風景が読者の方々に垣間見えてくれれば幸いです。表紙の円相の禅的カリグラフィーはパリジャンアーティスト、ソフィー・サーモンさんの作品。彼女は生粋のパリジャンながら若き日よりカリグラフィーを習得し数々のコラボレーションを展開しています。特筆すべきは、彼女の家系はシュールレアリストと親しく幼年時、父親と共にサルバドール・ダリ氏のフィゲラスの別荘でダリの姪と遊んでいたことです。しかし彼女は西洋の前衛より日本の伝統的アートに強く傾倒。フランスのマカロンより日本のわらび餅を好んでいます。彼女のカリグラフィー作品には、パリスの路地裏で日本のわらび餅に出会ったような感慨深いものがあります。地球はただ国境で分断されてはいない。我々のマインドは民族・国家を超えて繋がっていると思わせるものがあります。又、若き日にアメリカ🇺🇸カウンターカルチャーの中心地として現在、世界遺産となったサンフランシスコのシテイライツ書店&出版社の創始者で詩人だったローレンス・ファリンゲッテイ翁の薫陶をうけており、パリスのシェイクスピア&カンパニーの設立者、ジョージ・ホイットマン翁にも紹介され暖かく迎えて頂いた経緯があり今は亡き2人にこの本を特に捧げたく思います。又、ソフィー・サーモンさんとサヤカ・ヤマグチさんに心から感謝を送りたい。
  • アンデス奇祭紀行
    3.0
    1巻1,760円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 鞭がしなり、石が飛び交い、はさみがうち鳴らされる-血を流しながら、酒に足をとられながら、くったくなく笑い、踊って、神と一体化しようとする人たちを躍動感あふれる写真を添えて紹介する。

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  • アンデス、祭りめぐり
    -
    1巻1,760円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 雄大な自然と、古代インカ帝国の遺跡群に囲まれた土地アンデスにいまも伝わるさまざまな祭り。コイヨリッティの巡礼、聖カルメンの祭りなど、神話と歴史が交差する不思議な祭りの魅力を、現地ガイドを務める著者が写真とともにガイドする。

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  • アンドアイラブユウ
    -
    1巻1,100円 (税込)
    私は子供の頃から、憧れの国、理想の国がきっとあると信じていました…。アイドルへの憧れ、神秘体験、運転免許の取り消し、精神病院の実態、医師への階段などをつづる。精神障害をわずらった医学生の体験記。
  • &BOOKS JUJU 10stories
    5.0
    1巻220円 (税込)
    デビュー10周年を迎えたシンガー・JUJU、初の電子書籍! これまでにリリースした全曲から、自ら選び抜いた10曲について語ったエッセイ。電子書籍書き下ろしの最新2曲と、これからのことについて語り尽くしたエッセイも収録。【目次】〈1〉光の中へ(2004)喜びも消えたデビュー曲〈2〉奇跡を望むなら…(2006)「契約打ち切り」と宣告されて〈3〉Wonderful Life(2007)終わりかけていた夢、蘇る〈4〉素直になれたら JUJU feat.Spontania(2008)彼への思い、ありのまま書いた歌〈5〉やさしさで溢れるように(2009)歌いたい歌があるから〈6〉明日がくるなら(2009)余命1カ月の花嫁の想い〈7〉この夜を止めてよ(2010)男性の心に響く、泣ける歌〈8〉Lullaby Of Birdland(2011)ただ歌が好きだった頃の私で〈9〉ありがとう(2012)お蔵入りした6年後に再び〈10〉Distance(2013)JUJU史上、もっとも切ない曲〈番外編〉「クリスマスの約束」で見つけた宝物/電子書籍・ボーナストラック〈11〉Hold me,Hold you(2015)この瞬間に出会うために生きている〈12〉始まりはいつも突然に(2015)みんなが口ずさめる歌に〈あとがきにかえて〉11年目の新たな扉を開いて
  • &BOOKS スキマ・ノート
    -
    結成15周年を迎えたスキマスイッチが、自ら選んだ10曲について語ったエッセイ。電子書籍オリジナルとして、読み応えたっぷりのインタビューや写真、思わずくすっと笑える直筆イラストも収録。【目次】まえがきにかえて 僕たち「いびつ」って言われてたんです/〈1〉奏(かなで)(2004年) もう「奏(かなで)」は歌いたくないと思っていた/〈2〉view(2003年) デビューは夏の野外のライブに映える曲で/〈3〉全力少年(2005年) 大工の友達の一言から生まれた曲/〈4〉ボクノート(2006年) 詞が書けない状況を曲にしてみたら/〈5〉ガラナ(2006年) あのときスキマスイッチは終わっていたかも/〈6〉虹のレシピ(2009年) 再び2人で歩き始めて/〈7〉ユリーカ(2012年) 楽屋で生まれた、宇宙の歌/〈8〉Hello Especially(2013年) デビュー10周年に“ウィッス!”な感じで/〈9〉ゲノム(2014年) 本当はシングルで出したかった曲/〈10〉星のうつわ(2014年) あとはシンタくんに任せた/電子書籍特典 スキマ・別冊ノート 大切なのは、スキマスイッチ印を押せているかどうか
  • &BOOKS トリコロールの台所
    -
    フランスに暮らすマダムたちのこだわりがつまった台所と、愛用の調理道具や調味料を徹底取材したフォトエッセイ。電子書籍オリジナルのフォトコラム「フランス旅お買い物帖」つき。【目次】まえがきにかえて/築110年の医院をキッチン中心に大改造…主婦(日本人・45歳)/会社員からパティシエに。マダムのプライベートな厨房…パティシエ(日本人・64歳)/半年かけたキッチンリフォームで見えたフランス…主婦(日本人・39歳)/「禅とモダン」を融合した白い台所…主婦(フランス人・44歳)/同時進行で家事をこなす達人の仕事場…主婦(日本人・53歳)/女子会も楽しい、音楽家たちとのセカンドライフ…大家(日本人・54歳)/住人たちの「切らすと困るもの」リスト/取材こぼれ話 フランスのお母さんは忙しい/電子書籍オリジナル特典 フランス旅お買い物帖【著者プロフィール】長野県生まれ。大量生産、大量消費の社会からこぼれ落ちるもの・こと・価値観をテーマに各誌紙に執筆。著書に『東京の台所』『ジャンク・スタイル』『もう、ビニール傘は買わない。』(平凡社)、『信州おばあちゃんのおいしいお茶うけ』(誠文堂新光社)、『日々の散歩で見つかる山もりのしあわせ』(交通新聞社)、『日曜日のアイデア帖~ちょっと昔の暮らしで楽しむ12か月』(ワニブックス)、『昭和ことば辞典』『かみさま』(ポプラ社)、ほか多数。
  • あんなこんなさんぽ坂
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 あんなこんなさんぽ【坂】 坂道ファン絶賛! 美しい坂で歴史に触れ合う 闇坂/幽霊坂/のぞき坂/まむし坂/芋洗坂/饂飩坂/此経難持坂    由来も歴史も十坂十色    登り坂を登りきると、その先の景観が楽しみ 【坂の魅力を再発見】 70種の様々な坂を紹介。 日々歩く坂、故郷を思い出すような懐かしい坂、美しい坂、 登りたくなるような坂、迂回したくなるような坂、 ここから始まり、ここで終わる。 全ての坂は行きたい場所への出入り口。 新しい世界に繋がる坂を探しに出かけてみませんか。 ※本書籍は『週刊実話』の連載を抜粋したものです。
  • あんなに可愛い猫ですら嫌う人がいるのにみんなから好かれようなんて不可能です。
    4.5
    ■根暗で陰キャであることに、きっと自信と誇りを持てるようになる。 「根暗」や「陰キャ」と聞くと、暗く内向的でコミュ力低め、 つねに後ろ向きな考えを持つような人を思い浮かべるでしょうか? たしかに、それは間違いではないかもしれません。 しかし、世間で大きく間違って捉えられていることが一つあります。 それは、「根暗」や「陰キャ」の人は、人生を損していると思われているということです。 あるいは、本人たちもこの世の中に“生きづらさ”を感じているかもしれません。 著者のしろねこ氏は自称陰キャであり、幼少期からその性格ゆえに苦労をしてきた人物です。 そんな人生を送るなかで、無理やり「陽キャ」を演じる必要も、友達をたくさんつくる必要も、 嫌いな人とつき合い続ける必要も、地獄のような職場で働き続ける必要もない、 ということに気がつき、自分自身を消耗させない「陰キャのための処世術」を習得しました。 ■本書は、 ◎敵はつくらないように、人間関係を整理する。 ◎自分にとって本当に必要な人を見極める。 ◎自分を大切にしてくれる人や自分にとって身近で大切な人を大事にする。 ◎苦しすぎる環境にあるなら、「逃げる勇気」を持つ。 ◎ありのままの自分でいる。 ◎「ない」ものより、「ある」ものの幸せを数える。 など、当たり前のことを当たり前にできるようになるために、 しろねこ氏がこれまでにX(旧Twitter)に投稿してきた言葉の一部を抜粋・ブラッシュアップし、 その言葉をつくった背景や意味、言葉に込めた想いなどを書き加えた1冊です。 人間関係がいつもうまくいかない、人づき合いが苦手、どうしても明るく振る舞えない、 職場の雰囲気がつらい、なんだか生きること自体が苦しい…。 そんな生きづらさを抱えているなら、 しろねこ氏の戦略をちょっとだけでも良いので参考にしてほしいと思います。 どうかあなたの心が少しでも軽くなりますように。 ■本書の目次 ・はじめに ・第1章 人生で一番長いつき合いになるのは、やっぱり自分。 自分を好きにならないなんてもったいないよ。 ・第2章 君はとても優しい人間だから傷つきやすいんだ。 ほんの少しコツをつかめば、きっと他人ともうまくいく。 ・第3章 しょせん仕事は人生の暇つぶし。 苦しすぎるなら、いつ逃げ出してもいいんだよ。 ・第4章 陰キャだってもっと幸せになれるから。 嫌われることを恐れるより、大切な人を大事にしよう。 ・第5章 根暗なりにも、暗い世の中に物申したいことがある。 「正論」を言うときは用法用量を守ろう。 ・おわりに
  • アンネ・フランクに
    -
    「僕には熱烈な信仰があるのだろうか? 貧しい信仰はあっても、熱烈な信仰はないのでは? 主よ、僕に祈り方を教えてください。本当の正しい祈りを教えてください」(「熱烈な信仰」より)自己と対峙し、激しくそして静かに想いを綴る。この本で、一人でも多くの人がキリスト教に導かれますようにとの思いを込めた、キリスト教伝道を目的としたエッセイ集。
  • アンネ・フランクの記憶
    -
    少女期『アンネの日記』を読み、作家を志した小川洋子。アンネの悲劇的境遇だけではなく、言葉が心を表現することに衝撃を受けたからだ。以来、アンネを心の友にしてきた著者は万感の思いでアンネの足跡を訪ねる。フランクフルトの生家、アムステルダムの隠れ家、アウシュヴィッツへと歩き、フランク家の恩人ミープさん、親友ヨーピーさんと語り合う。少女の言葉に導かれた作家の魂の旅路である。
  • 杏の気分ほろほろ
    4.0
    朝ドラ「ごちそうさん」から「花咲舞が黙ってない」に「デート」まで、女優として駆け抜けた日々──。ひたむきに役者の仕事に取り組み、私生活でも結婚・出産と大きく変化のあった激動の3年半を、のびやかな筆致でさわやかにつづる傑作エッセー集。
  • 杏のふむふむ
    4.3
    ラブラドールのハリーと過ごした小学校時代、歴女の第一歩を踏み出した中学時代、単身海外にモデル修業に行った頃、そして、女優として活動を始めたとき……。NHK連続テレビ小説のヒロインを演じ国民的な女優となった杏が、それまでの人生を、人との出会いをテーマに振り返って描いたエッセイ集。そのとき感じたことを次につなげて明日に向かう姿は、感動必至。(解説:村上春樹)

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