「ありがとう」は祈りの言葉

「ありがとう」は祈りの言葉

小説・文芸
1,320円 (税込)

6pt

4.5

延命よりも「安らかな死」を願うお年寄りのために、著者は隠岐の知夫里島に看取りの家を開きました。自然の摂理に逆らわず、死を受け入れて生きる島民たちの姿を通して、生と死の原点を見つめていきます。

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    Posted by ブクログ

    ★☆★【 読 了 】★☆★
    柴田久美子『「ありがとう」は祈りの言葉―隠岐の離島に生きる幸齢者たち』

    島根県隠岐の島にある看取りの家「なごみの里」代表 柴田久美子さんの書
    柴田さんの講演を二回ほど聴きに行ったことがあるけども、そのやさしさの溢れる語り口と同じく心にしみる書。

    高齢者を”"幸齢者”と表記し、そこで体験されたことや感じられたことを、ご自身の言葉で語っておられる。

    様々な死に方や生き方があるけども、そのどれもが尊いと思える。
    その反面、その生き死にがないがしろにされている場は多くあり、深く考えさせられる。

    死を遠ざけることなく、いのちを感じながら生きていくことの尊さを感じる。
    感じるだけではなくて、実際に臨んでおられる姿は非常に参考になる。

    柴田さんの活動に賛同している方は多くあるようだけども、順風満帆な運営ではないみたい。
    わずかばかりの応援でも、していきたい。

    ----------------
    【内容(「BOOK」データベースより)】
    「ババはこの島に生まれたんだ。やっぱり、この島で死にてぇよ」 延命よりも自然死を望む「幸齢者」たち…。人生の最期とどう向き合うのか? 隠岐の小さな島での「幸齢者」との暮らしから、いのちと死の尊さを問いかける。
    ———————
    【著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)】
    柴田/久美子(しばたくみこ)
    1952年、島根県出雲市生まれ。福岡県の老人福祉施設に勤務。その後、離島での老人介護に魅かれ、1998年に島根県の知夫里島(知夫村)に移住。現在、NPO法人看取りの家「なごみの里」の代表を務める
    ----------------
    【目次】
    第1章 凛として生きる
    ・最期は自宅で
    ・心の中に生きる先人たち
     ほか

    第2章 この島で逝きたい
    ・看取りの原点
    ・足るを知る
     ほか

    第3章 看取りの家で幸せを手に
    ・「あうん」の呼吸
    ・人生訓に酔いしれる
     ほか
    第4章 生と死の原点を見つめて
    ・たとえ痴呆になっても
    ・真心が身に染みる
     ほか
    ————————

    0
    2014年03月09日

    Posted by ブクログ

    41ページからの、福岡の田崎和子さんのエピソードは、GDPという統計値の、生々しく、具体的な、そして醜いその素顔を見る思いがする。

    0
    2011年09月03日

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