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「立ち止まって足元を掘り下げる前の、もっとたわいない、もっと柔らかいもの。作品と呼ばれるものが、水の底に静かに沈澱されたものだとするならば、まだそれ以前の、水中をゆっくりと漂っている土つぶのようなもの。このエッセイ集はそんな土つぶの集まりである」(本文『まえがきにかえて』より) 監督という仕事、少年時代の原体験、3.11以降のこと、カンヌ受賞の瞬間…気鋭の映画監督が日々の思考の軌跡を綴った初のエッセイ集。
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Posted by ブクログ
自身の作品や、メディア、映画、俳優さん、そのほか日常のことや思い出などについて。 それらを通して、社会や文化とかについて考えがさらりと書かれていた。 率直な感じがとても読んでて心地よかった。
『そして父になる』の監督のエッセイ集。血かともに暮らした年月かというテーマは自分の子育て体験を重ね合わせたことがわかる。歩くような速さでのタイトル・どおり、気負わず思う気持ちを文章にしてあって好感が持てる。
是枝さんの作品は見たり見ていなかったり。 なんとなく遠ざけていた作品もあるが 見てみようかなという気持ちになる。 映画の中のリアルな空気感が生まれる感じがすこし分かった。
この10年ぐらいの書かれた是枝監督のエッセイ集です。新聞連載だったようで、数ページのエッセイばかりテーマ毎に章立てされてます。大部分は過去の思い出とか、映画、テレビに関するお話で、若干政治的なお話も。少しずつ読めるので、暇つぶしに最適。
是枝裕和監督。日本の映画監督の中では、トップクラスに好きな監督です。その是枝監督の文字の作品を読むのは、初めて?という感じでしたので、ドキドキしながら読み始めました。「映画は大好きだけど、文字作品は、どうだろうなあ、、、あんまグッと来なかったら、個人的にはショックだなあ、、、」とか思いながら。 結...続きを読む果。杞憂でしたね。映画監督として抜群の存在の是枝監督は、文章家としてもお見事でした。やっぱそらね、映画が本業の方ですので、映画の方がグッとくる率は断トツですが、文章も良い。良いんだよ。こういう考え方をする人が好きなんだよ俺は!という感じの文章がズラリ、でしてね。読んでて嬉しくなっちゃった。 色々なエッセイが収録されていますが、その中の一つ、「欠如」というエッセイが、凄く印象に残りました。是枝監督自身の映画「空気人形」(自分はまだ未観なのです、、、すみません)に絡めた話のエッセイなのですが、文中で引用されている詩人・吉野弘氏の「生命は」という詩の素晴らしさがヤバい。 あと、是枝さんの言う「欠如とは欠点ではなくて可能性」という考えは、プロ野球人の落合博満さんの考え方とも繋がるなあ、と思った次第。落合さんは、中日ドラゴンズの監督をされていたとき、選手の欠点を見ると、まず「この欠点を直そう」とは考えずに「この欠点を逆に上手く利用できないか?」って考えた、んですって。「欠点を直すことは良い部分が失われることでもある」みたいな名言を残してもおらえるはず。禅問答みたいやな、とかも思いますが笑、いやあ、深いなあ~お二人とも。 色々とネットで調べてみると、是枝監督、書籍も沢山出しておられる感じです。これからは、ガンガン読んでいこうって思いましたね。で、映画の方も、ガンガンと観て行きたい。まだ、全作品は、観ること出来ていないんですよね、、、あかんがな。 ま、間違いなく、自分にとっては最高峰の存在です。是枝裕和さんという人物は。是枝監督の、物事に対する視点、視線。それがもう、たまらなく、好きなんですよええ~。
小さい頃の写真がめっちゃ可愛い。 今の面影ものこしつつ可愛い幼子が。 あっちゃんって子と仲良しだったんだね。 著者の映画もエッセイもドキュメンタリーも皆好き。 初めて撮った映画”ワンダフルライフ”スルーしてしまったけど、今度ちゃんと観てみよう。
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