伊藤亜和の作品一覧
「伊藤亜和」の「アワヨンベは大丈夫」「存在の耐えられない愛おしさ」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「伊藤亜和」の「アワヨンベは大丈夫」「存在の耐えられない愛おしさ」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
エッセーというのはある程度自己を開示してそこから削り取るように文章を絞り出さないといけないものなんだなあとつくづく感じる。昔、ビジネス英語の杉田先生の本で、ある程度の自己開示がコミュニケーションでは必要と読んだ。その線引きが、米国と日本では違うし(来客に寝室まで見せるおもてなしとか)、日本人でも個人で違うし、それが上手い人と下手な人がいて、下手な人は自己嫌悪に陥りがちである。多分あわさんもその下手な一人で、インキャで暗いけど突然キレて思っていることを全部ぶちまけるみたいな、両極端なわけで、その中間をうまーく泳げる人になりたいと思って大殺界の20年を生きたに違いない。自分もなんとなく似たところが
Posted by ブクログ
面白かった!読売日曜の書評にあってすぐ買いに行った。この前の古生物学者の奥さんといい、世の中には面白いエッセイを書く人がたくさんいて嬉しい。最近重い長編が多かったからちょっと休憩って感じでエッセイを挟んでみたけど、また面白いエッセイストに出会えた。アフリカ系のお父さんと日本人のお母さんのハーフなのかな?外見によることでの生きづらさがたくさんあったんだと思う。文章が上手。使う語彙も面白い!小学生前後の幼い思い出がたくさん綴られていて思わず爆笑して共感しきりのものがあったり猫の話ではじーんとしたり、小学生時代ってホントめんどくさかったなみたいな自分のこと振り返ったりしながらとても楽しく読んだ。世の
Posted by ブクログ
〈忘備録・ネタバレあり〉
「パパと私」がやっぱりすばらしいな。
普通なら隠したいような父親の気質や2人の喧嘩を(しかも現在進行形)、ユーモアある表現で少し笑いも交えながら書き、私たちに公開してくれた。それはただ自分の過去現在を書いたというよりも、父へのちょっと荒いラブレターのようだった。絶縁状態でも父は近くに住んでいてTwitterフォローしてくるし、その後リムるし、娘は父の仕事にいく姿を見つめている。形はちょっと歪だけど、2人は心で想い合っている。こんな文章を読ませてくれたことに、ありがとうね、という気持ち。
言語の違いで自分の親と完全には意思疎通ができず、厳格な宗教が生活や教育に絡む状態
Posted by ブクログ
文筆家・伊藤亜和さんの4冊目のエッセイ集。
『私が私でいるだけなのに、それ自体が悪いことのように思えていた』という強烈な一文が帯に書かれている。なぜか生きていてそんな風に思ってしまうことがある人は、ぜひ読んでほしい。
自他共に認める「変な奴」である伊藤さん。
幼い頃の思い出を、今を生きる20代の女子として見つめ直しながら綴ったエッセイ。めっちゃ面白い。記憶力が半端なく、子供の頃の色々な思い出を、当時の感情ともに瑞々しく書いてくれているので、読んでいて自分の子供時代の記憶が蘇ってきた。同時に、自分にもあった「変だった部分」が炙り出される。
特に『いじめられていたわけでも、仲間はずれにされた
Posted by ブクログ
文筆家・伊藤亜和さんの3冊目のエッセイ集。
面白いねえ〜。じっとり、優しく、でも確実に刺しにくる感じがたまらない。自己肯定感は低いけど、今の自分のことは嫌いじゃないという絶妙な温度感が文章から伝わってくる。
セネガル人の父を持つハーフゆえに、小さい頃から目立ってしまいそれ嫌だった伊藤さん。特別な存在になることよりも、何の変哲もない人間として好かれることが望みだった。そのために「日本人らしい」丁寧な所作や、話し方を身につけ、異質でなくなろうと努めた。特に日本語への執着は特別なものだった。
エッセイ集はそんな伊藤さんが愛する「言葉」をテーマに記れている。苦い思い出、どうしようもできなかったこ