存在の耐えられない愛おしさ

存在の耐えられない愛おしさ

1,650円 (税込)

8pt

伊藤亜和――彼女はいったい“何者”なのか。
父の日、X(旧Twitter)上にぽつりと投稿されたnoteの記事「パパと私」が瞬く間に話題となり、著名人の目に留まった彼女。
彼女の淡々とした語り口で紡がれる物事の数々は、我々の世界の解像度を少しだけクリアにしてくれる。
彼女のフィルターを通して見えている世界を体感し、彼女の一端に触れることが出来る、家族、人間、愛にまつわる珠玉のデビュー作!

===
私の努力で報われたことなどなにもない。
だからせめて、この1冊目は愛してくれた貴方たちに捧げます。
私を信じてくれてありがとう。
互いの愛おしさに耐えられなかった私たちへ、言いそびれてしまったことが全て届きますように。

(「わたし」より)

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存在の耐えられない愛おしさ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    2024.10.18発売の雑誌『CU』の書評コラムで紹介させていただいた1冊。自分の人生がこれからどうなるかわからない、自分のやりたいこともできることもわからない——そんな漠然とした不安を抱えながら生きてきた経験と、その時々考えたことを赤裸々に、ユーモアたっぷりの文体で綴っている。

    飾っていない伊

    0
    2024年10月18日

    Posted by ブクログ

    4.5よりの5!
    文章が軽快でこんなにも人柄が出るんだって面白い。読者に何か伝えようとかそういうエゴが感じられない不思議な文章。脱力しすぎて5じゃないのかも?
    でも好きな文章を書いてて書籍も出版してってすごい素敵なストーリー。でも彼女としてはストーリーに消化されるのは嫌そう。これがゴールじゃないしゴ

    0
    2024年09月02日

    Posted by ブクログ

    絶妙—
    この本を読み始めてから最後まで一貫して私が感じたことである。

    日頃から私は人の気持ちや感情は白黒ではなく白と黒の間のグレーゾーンにあると考えているが、伊藤亜和さんはそのグレーゾーンを自由に動き回り、我々では言語化できない気持ちや感情をドンピシャで表してくる。
    だから、読んでいると妙に心地よ

    0
    2024年07月12日

    Posted by ブクログ

    家族、恋人、友人。それぞれの人たちをいろんな角度から愛している亜和さんを尊敬せずにはいられなかった。

    そして私の両親も国際結婚なので、家族を想いながら読んでいると自然と涙が出た。

    0
    2024年08月23日

    Posted by ブクログ

    ジェーンスーさんがnoteの記事「パパと私」をXで紹介していたのをきっかけに著者を知りました。
    登場する「山口」や「メメ」、同居する祖父母も魅力的だけどなんだか全体的に淡々と書かれた文章で読みやすい。表現力も絶妙で、今後の活躍に期待したい方です。

    0
    2024年08月12日

    Posted by ブクログ

    OVER THE SUNで紹介されてたから読んでみた。

    年下のエッセイってなんとなく悔しい気持ちになるから読まないんだけど、作者の生き方・境遇が自分とかけ離れているからなのかあまり嫉妬せずに楽しく読めた。

    ギョッとするような事件も、日常の些細な出来事も一貫して冷静な文章で書かれているのが独特。

    0
    2024年07月27日

    Posted by ブクログ

    ジェーンスーさんがラジオでおすすめしていたので、読みました。

    綺麗な文章なのに、なぜかSNSか動画コンテンツを見ているみたいに軽く読めるところに、人に読ませる文章を書き慣れているなと感じました。SNS世代だからか、これが文才というやつなのか…

    内容は、素直に赤裸々に日々の出来事を書かれています。

    0
    2024年07月14日

    Posted by ブクログ

    ジェーン・スーさんが絶賛してたのでいつかは読みたいと思ってて、いまだと思って買いました。よかった。共感はあまりしないし考え方自体がめちゃくちゃ好き!という感じではないけど、言葉の選び方は好き。小説も書いてらっしゃるのかな?読んでみたいな。

    0
    2024年11月07日

    Posted by ブクログ

    「パパと私」が評判になってた というのを知らずに読みました。各界の著名人激賞!とあって なるほど!という感じでした。読んでもらうより 読ませる 文章がすごく上手い。結構 キツイ内容もあるのに さらーっと読めちゃうのが 不思議。巻末対談で ジェーン・スーさんが
    文章は練習すれば上手くなるものだけど

    0
    2024年08月10日

    Posted by ブクログ

    over the sunでこの本を知る。

    エッセイはあまり読まず面白さも分からなかったが、人それぞれのものの見方を知ることができるものだと分かった。

    0
    2024年07月24日

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