配信予定・最新刊

作品一覧

  • 贈り物の本
    NEW
    5.0
    1巻2,200円 (税込)
    あなたの「忘れられない贈り物」はなんですか? 読むと、誰かを思い出す。 うれしさ、心温まる記憶、懐かしい風景、かすかな痛み、複雑な思い。 作家・詩人・ミュージシャン・俳優・漫画家など37人が、大切な記憶を持ち寄る、書き下ろしエッセイ集。 *** 【目次】 ・「キャサリンという贈り物」川内有緒 ・「受け取る深さ」斎藤真理子 ・「流氷のかんづめ」山崎ナオコーラ ・「白いもらいもの」名久井直子 ・「贈り物は難しい。」後藤正文 ・「鯛焼き」渡辺尚子 ・「娑婆は桜」武塙麻衣子 ・「バウムクーヘンと熱意」武田砂鉄 ・「母と蝶」青木奈緖 ・「要らない部分がある子供服」こだま ・「ヤクザと贈り物」鈴木智彦 ・「しわっとしたお札」佐藤ジュンコ ・「今夜、すべてのバーで」村井理子 ・「祖母の着物、祖母の記憶」安達茉莉子 ・「うなぎで釣竿を釣る」美村里江 ・「別れのダンス」金井真紀 ・「戻ってきた文庫本」青山ゆみこ ・「生まれてはじめての贈り物」西淑 ・「祖母としての私に贈られた万年筆」頭木弘樹 ・「お返し」浅生鴨 ・「それはもう愛」植本一子 ・「ずっしりと、重く」古田徹也 ・「緑の靴」近藤聡乃 ・「宛名のない場所」白川密成 ・「祖母の長財布」高橋久美子 ・「プレゼントロイヤルストレートフラッシュ」サンキュータツオ ・「ポカリ遺跡」藤岡みなみ ・「ホンダCD125-T」吉村萬壱 ・「差し入れ」日野剛広 ・「不器用を、自信を持って贈ります」古賀及子 ・「猫たち」田尻久子 ・「贈ったり贈られたり」辻山良雄 ・「贈られた小説」有松遼一 ・「持っていき」牟田都子 ・「夜明け前の戦いを贈ります。」和合亮一 ・「見えない贈り物」若松英輔 ・「はるちゃんの動画」くどうれいん ***
  • 文にあたる
    3.9
    1巻1,760円 (税込)
    《本を愛するすべての人へ》 人気校正者が、書物への止まらない想い、言葉との向き合い方、仕事に取り組む意識について——思いのたけを綴った初めての本。 -------------------------------------- 〈本を読む仕事〉という天職に出会って10年と少し。 無類の本読みでもある校正者・牟田都子は、今日も校正ゲラをくり返し読み込み、書店や図書館をぐるぐる巡り、丹念に資料と向き合う。 1冊の本ができあがるまでに大きな役割を担う校正・校閲の仕事とは?  知られざる校正者の本の読み方、つきあい方。 -------------------------------------- 校正者にとっては百冊のうちの一冊でも、読者にとっては人生で唯一の一冊になるかもしれない。誰かにとっては無数の本の中の一冊に過ぎないとしても、べつの誰かにとっては、かけがえのない一冊なのだ。
  • あんぱん ジャムパン クリームパン――女三人モヤモヤ日記
    3.6
    1巻1,430円 (税込)
    神戸在住のライター・青山ゆみこ、 東京で働く校正者・牟田都子、 琵琶湖のほとりで暮らす翻訳家・村井理子。 いろいろありながらも平和に生きてきた3人を(そして世界中を)疫病の影が覆い、生活は一変。 さあ、たいへん。めっちゃ辛い。 ——そうだ、交換日記をやろう。きっとみんな、同じ気持ちを抱えているだろうから。 仕事、急に増えた家事、家族やペットのこと、必死で探したほっとする時間。 人生を揺るがす出来事を前に、戸惑い、恐れ、苦しむ。 でも、おいしいものを食べて、みんなで話せば何とかやっていけるかも。 日々のモヤモヤを3人でつづるエッセイ集。 不安だらけだけど、おしゃべりしてひと息入れよ? 電子版では写真をカラーで掲載しています。 【目次】 ・人物紹介 ・まえがき 1 1 小さくなった世界 2 猫だけが変わらない 3 ひとりぼっち 4 絶望しても生きている 5 こわくてたまらない 6 記憶の鍋のフタ 2 おこもり生活を支えた美味しいもの ・暑苦しいほどの焼きそば愛 ・エンゲル係数が止まらない ・15年ぶりのパンケーキ 3 7 良いニュースは小声で語られる 8 途方に暮れる 9 三人から始めよう 10 できれば機嫌よくいきたい 11 みんなどうしてるんだろう 12 紙一重 4 13 わたしの初めての猫 14 最後かもしれない 15 当たり前を取り戻す 5 なくて困った! ・災い転じて!? ・なくて困った事務用品 ・図書館が閉まった 6 緊急事態宣言が解除されて 16 モヤモヤとともに 17 小さきものの呟き 18 コロナ、その後 ・あとがき1 ・あとがき2

ユーザーレビュー

  • 文にあたる

    Posted by ブクログ

    読書好きの前に本好き、という人にはほんまに読んでほしい本やった。
    本が書かれて、編集・校正・装丁を受けて作られて、書店に並んで買い手に読まれるまで。読まれて初めて作品が成立する。
    一冊の本が生まれるまでどれだけ多くの人と時間と労力がかかっているかあんまり考えたことはなかったけど、どんな本にも誰かの魂があって、誰かに届いている ということを感じた

    0
    2025年12月06日
  • 贈り物の本

    Posted by ブクログ

    校正者である牟田都子さん編の「贈り物をテーマにしたアンソロジー集」。
    私の好きな創作者が多く、バラエティに富んでいて楽しい。ひとつひとつを大切にゆっくり読みたい素敵な本。

    0
    2025年12月05日
  • 文にあたる

    Posted by ブクログ

    校正という仕事が身近に感じられた1冊。本文には書かれていない背景までもとことん追求して、興味を持って調べ尽くすことが仕事になる。労力が膨大過ぎる。なんて大変な仕事なんだろう……。
    私が今まで読んできた本も、数々の校正を経て手元に届いてるんだなぁ。感謝。

    0
    2025年07月12日
  • 文にあたる

    Posted by ブクログ

    最近校正の仕事に興味を持ったので、読んでみた本。話し口調で読みやすく、普段読むのが遅い私でもスイスイ読めた。

    校正とはどのような仕事なのか、実際に働いている方の葛藤や苦労、本に対する思いがとても伝わってきた。実際にあった誤植も紹介されていて面白い。

    生半可な気持ちでは続けられない、体力と精神力が求められる超ハードな仕事だと分かり、少し気後れしてしまったが、この仕事にますます魅力を感じた一冊でもあった。他の校正者の書いた本も読んでみたい。

    0
    2025年04月03日
  • 文にあたる

    Posted by ブクログ

    校閲の方のエッセイ。
    辞書の買い方がわからなった、が一番興味深かった。

    辞書を一冊だけじゃなく二十冊以上引くなんて、なんて気の遠くなるような作業なのだろう。

    本を読んで読んで、読みまくって本好きからすると羨ましい反面、辛いだろうなとも思ってしまう。

    0
    2024年07月12日

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