文にあたる

文にあたる

1,760円 (税込)

8pt

《本を愛するすべての人へ》

人気校正者が、書物への止まらない想い、言葉との向き合い方、仕事に取り組む意識について——思いのたけを綴った初めての本。

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〈本を読む仕事〉という天職に出会って10年と少し。
無類の本読みでもある校正者・牟田都子は、今日も校正ゲラをくり返し読み込み、書店や図書館をぐるぐる巡り、丹念に資料と向き合う。

1冊の本ができあがるまでに大きな役割を担う校正・校閲の仕事とは?
知られざる校正者の本の読み方、つきあい方。

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校正者にとっては百冊のうちの一冊でも、読者にとっては人生で唯一の一冊になるかもしれない。誰かにとっては無数の本の中の一冊に過ぎないとしても、べつの誰かにとっては、かけがえのない一冊なのだ。

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文にあたる のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    校正という仕事が身近に感じられた1冊。本文には書かれていない背景までもとことん追求して、興味を持って調べ尽くすことが仕事になる。労力が膨大過ぎる。なんて大変な仕事なんだろう……。
    私が今まで読んできた本も、数々の校正を経て手元に届いてるんだなぁ。感謝。

    0
    2025年07月12日

    Posted by ブクログ

    最近校正の仕事に興味を持ったので、読んでみた本。話し口調で読みやすく、普段読むのが遅い私でもスイスイ読めた。

    校正とはどのような仕事なのか、実際に働いている方の葛藤や苦労、本に対する思いがとても伝わってきた。実際にあった誤植も紹介されていて面白い。

    生半可な気持ちでは続けられない、体力と精神力が

    0
    2025年04月03日

    Posted by ブクログ

    校閲の方のエッセイ。
    辞書の買い方がわからなった、が一番興味深かった。

    辞書を一冊だけじゃなく二十冊以上引くなんて、なんて気の遠くなるような作業なのだろう。

    本を読んで読んで、読みまくって本好きからすると羨ましい反面、辛いだろうなとも思ってしまう。

    0
    2024年07月12日

    Posted by ブクログ

    心震えました。
    校正者・牟田都子さんのエッセイ。

    文字を、文章を、読むことが好きであればたまらない世界です。

    どのお話も驚きと発見に溢れていて、読み終えてしまうのがもったいなくてひとつひとつ味わうように大切に読みました。

    校正の仕事は単に誤字脱字を直すだけだと思っていたら、記述が正確かどうかこ

    0
    2024年03月18日

    Posted by ブクログ

    たくさんの引用も含めて
    本を作る大勢のプロフェッショナルたちの仕事ぶりや心意気を伝えてくれる本。

    後世に残る仕事だからこそ、という思いを強く感じた。
    永六輔さんの「職人」などと親和性のある本。

    0
    2023年11月12日

    Posted by ブクログ

    校正のことは何も知らずに読みました。内容もおもしろく読みましたが、何より、読む前まで校正と全く縁なしと思っていた自分の、誰にも気づいてもらえないかもしれない、褒めてもらえない仕事が、烏滸がましくもある意味校正みたいだなと思え、視野が広がった感じがしました。読む以前よりも仕事に真っ直ぐ向き合えるように

    0
    2023年06月10日

    Posted by ブクログ

    校正者である著者が、校正・校閲という仕事のことについて書いた本。私は前の会社のときに少しだけ校正をかじったことがあるけど、専門的な校正・校閲はもっともっと根気と体力が求められる仕事なんだなあ。言葉に対して誠実に向き合うこと、作品を世に出すことについても読みながらいろいろ考えた。

    【読んだ目的・理由

    0
    2025年10月28日

    Posted by ブクログ

    本を読んでいて、誤字脱字を見つけると、世に出ている本も完璧ではないのだなと少し嬉しくなっていた。

    誰しも、どんなプロも、見落とすものがある。
    校正はそういう世界なのだと知る。

    SNSで切り抜かれた発言に対してあれこれ言ってるのをみると、元の投稿や発言、その文脈も知らずに乗っかっている人が多い。

    0
    2025年09月03日

    Posted by ブクログ

    校正・校閲のお仕事に興味があったので、読んでみました。勉強になって、何度も読み返したい内容でした。
    校正・校閲って、とっても奥が深くておもしろそうだけど、日々のプレッシャーがとんでもないお仕事なのだと思いました。0か100の世界で、ミスしないのが当たり前、でも実際、誤植が存在しない本はないっていう状

    0
    2024年12月13日

    Posted by ブクログ

    読者には見えない世界だが、なんと奥の深いことだと。決して押しつけがましくなく、そしてとても興味を引くように仕事の内容が綴られている。面白かった。、

    0
    2024年10月04日

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