牟田都子作品一覧

  • あんぱん ジャムパン クリームパン――女三人モヤモヤ日記
    3.6
    神戸在住のライター・青山ゆみこ、 東京で働く校正者・牟田都子、 琵琶湖のほとりで暮らす翻訳家・村井理子。 いろいろありながらも平和に生きてきた3人を(そして世界中を)疫病の影が覆い、生活は一変。 さあ、たいへん。めっちゃ辛い。 ——そうだ、交換日記をやろう。きっとみんな、同じ気持ちを抱えているだろうから。 仕事、急に増えた家事、家族やペットのこと、必死で探したほっとする時間。 人生を揺るがす出来事を前に、戸惑い、恐れ、苦しむ。 でも、おいしいものを食べて、みんなで話せば何とかやっていけるかも。 日々のモヤモヤを3人でつづるエッセイ集。 不安だらけだけど、おしゃべりしてひと息入れよ? 電子版では写真をカラーで掲載しています。 【目次】 ・人物紹介 ・まえがき 1 1 小さくなった世界 2 猫だけが変わらない 3 ひとりぼっち 4 絶望しても生きている 5 こわくてたまらない 6 記憶の鍋のフタ 2 おこもり生活を支えた美味しいもの ・暑苦しいほどの焼きそば愛 ・エンゲル係数が止まらない ・15年ぶりのパンケーキ 3 7 良いニュースは小声で語られる 8 途方に暮れる 9 三人から始めよう 10 できれば機嫌よくいきたい 11 みんなどうしてるんだろう 12 紙一重 4 13 わたしの初めての猫 14 最後かもしれない 15 当たり前を取り戻す 5 なくて困った! ・災い転じて!? ・なくて困った事務用品 ・図書館が閉まった 6 緊急事態宣言が解除されて 16 モヤモヤとともに 17 小さきものの呟き 18 コロナ、その後 ・あとがき1 ・あとがき2
  • 贈り物の本
    NEW
    5.0
    あなたの「忘れられない贈り物」はなんですか? 読むと、誰かを思い出す。 うれしさ、心温まる記憶、懐かしい風景、かすかな痛み、複雑な思い。 作家・詩人・ミュージシャン・俳優・漫画家など37人が、大切な記憶を持ち寄る、書き下ろしエッセイ集。 *** 【目次】 ・「キャサリンという贈り物」川内有緒 ・「受け取る深さ」斎藤真理子 ・「流氷のかんづめ」山崎ナオコーラ ・「白いもらいもの」名久井直子 ・「贈り物は難しい。」後藤正文 ・「鯛焼き」渡辺尚子 ・「娑婆は桜」武塙麻衣子 ・「バウムクーヘンと熱意」武田砂鉄 ・「母と蝶」青木奈緖 ・「要らない部分がある子供服」こだま ・「ヤクザと贈り物」鈴木智彦 ・「しわっとしたお札」佐藤ジュンコ ・「今夜、すべてのバーで」村井理子 ・「祖母の着物、祖母の記憶」安達茉莉子 ・「うなぎで釣竿を釣る」美村里江 ・「別れのダンス」金井真紀 ・「戻ってきた文庫本」青山ゆみこ ・「生まれてはじめての贈り物」西淑 ・「祖母としての私に贈られた万年筆」頭木弘樹 ・「お返し」浅生鴨 ・「それはもう愛」植本一子 ・「ずっしりと、重く」古田徹也 ・「緑の靴」近藤聡乃 ・「宛名のない場所」白川密成 ・「祖母の長財布」高橋久美子 ・「プレゼントロイヤルストレートフラッシュ」サンキュータツオ ・「ポカリ遺跡」藤岡みなみ ・「ホンダCD125-T」吉村萬壱 ・「差し入れ」日野剛広 ・「不器用を、自信を持って贈ります」古賀及子 ・「猫たち」田尻久子 ・「贈ったり贈られたり」辻山良雄 ・「贈られた小説」有松遼一 ・「持っていき」牟田都子 ・「夜明け前の戦いを贈ります。」和合亮一 ・「見えない贈り物」若松英輔 ・「はるちゃんの動画」くどうれいん ***
  • 文にあたる
    3.9
    《本を愛するすべての人へ》 人気校正者が、書物への止まらない想い、言葉との向き合い方、仕事に取り組む意識について——思いのたけを綴った初めての本。 -------------------------------------- 〈本を読む仕事〉という天職に出会って10年と少し。 無類の本読みでもある校正者・牟田都子は、今日も校正ゲラをくり返し読み込み、書店や図書館をぐるぐる巡り、丹念に資料と向き合う。 1冊の本ができあがるまでに大きな役割を担う校正・校閲の仕事とは?  知られざる校正者の本の読み方、つきあい方。 -------------------------------------- 校正者にとっては百冊のうちの一冊でも、読者にとっては人生で唯一の一冊になるかもしれない。誰かにとっては無数の本の中の一冊に過ぎないとしても、べつの誰かにとっては、かけがえのない一冊なのだ。

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