学術・語学の検索結果

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  • 戦国武将名言録
    3.7
    常に自らの死に直面した戦国武将。その緊張感は、彼らをして現代にも通じる多くの警句を残させた。例えば、「敵に塩を送る」という言葉がある。上杉謙信のエピソードに由来し、「苦境にある敵を助ける」という意味で人口に膾炙している。しかし、彼の本心は、人の弱みに付け込んで姑息な手段を取るものではないというところにあったのではあるまいか。本書では、天下を制した織田信長、豊臣秀吉、徳川家康を始め、武田信玄、上杉謙信、毛利元就、伊達政宗などの戦国をリードした人物はもちろん、なるべく多くの武将の言葉を拾うことを心がけた。時代の風を読み、情況に応じて自在に変化する男たちの口をついて出た言葉は、日々変化を続ける現代に生きるわれわれにとって、またとない人生教科書だ。「言葉は人なり」の事例を、歴史作家が丁寧に掘り起こす人物読本。

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  • 落語DE古事記
    -
    日本の神様は、奔放で愉快でミステリアス! 海をかき混ぜて日本を作ったかと思えば、一目惚れしたり、噓ついたり、嫉妬に燃えたり。女の取り合いで大蛇と喧嘩する神様も、娘の恋人をイタズラでいじめ抜く神様もいる。さらに神同士の殺し合いも度々勃発。壮大すぎて難解と言われる日本最古の歴史書を、落語家が爆笑解説でスラスラ読ませる。
  • なぜ若者は優先順位がつけられないのか?
    3.3
    何をしたらいいのか自分で決められない若者たちが多い。有名スポーツ選手などのメンタルトレーナーとして豊富な経験を持つ著者が、彼らの実例を挙げ、タイプ別に分析し、対処法及び解決策を提示する。若者たちの心と向き合うための書である。

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  • 日本の10大新宗教
    3.3
    多くの日本人は新宗教をずっと脅威と好奇の眼差しで見てきた。しかし、そもそも新宗教とはいかなる存在なのか。「宗教」の概念が初めてできた明治以後それがいつどう成立したか案外、知られていない。超巨大組織・創価学会に次ぐ教団はどこか、新宗教は高校野球をどう利用してきたか、などの疑問に答えつつ、代表的教団の教祖誕生から死と組織分裂、社会問題化した事件と弾圧までの物語をひもときながら、日本人の精神と宗教観を浮かび上がらせた画期的な書。
  • 死にたくないが、生きたくもない。
    4.0
    人生、終盤にさしかかれば、心身にガタがくるのは自然の定め。しかし、いまや六十になっても、なかなか「老人」とは認めてもらえず、やれ「生涯現役」だ、「アンチエイジング」だと、世間は喧しい。もう一花咲かせる気力や体力はもちろんないが、残り時間は、なるべく不幸せでなく埋めていきたい――そんなささやかな願いはどうしたらかなえられるのか? 自らの老いの真情を吐露しつつ問う、枯れるように死んでいくための哲学。
  • 本願寺と天下人の50年戦争 信長・秀吉・家康との戦い
    3.0
    織田信長が入洛し本願寺に矢銭五千貫を課した時から、本願寺と天下人との長い戦いが始まった。戦国最大の長期戦闘・石山合戦の真相、秀吉による強制移転、東西に分裂する内部抗争と家康の策略など50年にわたる民衆教団と戦国覇者の闘争の全貌を描き出す!

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  • 数字が語る現代日本の「ウラ」「オモテ」 地図と統計でみる意外な実態
    3.7
    自然・国土、経済や産業、文化、生活…地理にまつわる興味深い&意外なデータの裏を探ってみると、実に奥深い背景がそこにはあった!今まで見えてこなかった「知らない日本」の正体・真相を浮きぼりにする、日本地理の仰天講座。

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  • 最後の大奥 天璋院篤姫と和宮
    3.1
    密命を胸に秘めつつ十三代将軍家定に嫁いだ薩摩藩主の養女篤姫、武家の権力に屈して十四代将軍家茂の正室となった皇女和宮。変革期の動乱の最中、生い立ちと立場の違いから対立していた嫁姑が、暗躍する幕末志士の陰で手を取り「徳川」というお家存続のためにたちあがった――。江戸城下での戦いを回避し、無血で倒幕軍に城を明け渡した、武家の女の生きざまとは。江戸城大奥に生きた最後の女性を通じてひもとく、明治維新の裏表。
  • 平城京 全史解読 正史・続日本紀が語る意外な史実
    3.2
    日本書紀に続く第二の正史・続日本紀とは、どのような書物なのか? 意外に知られていない続日本紀のさまざまな謎と問題点、そして、中央集権国家の成立、大仏開眼、鑑真来日、長屋王の叛乱、道鏡事件など、黎明期日本における大事件の記述を今、総検証する!

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  • 聖書の名言100
    3.0
    「なんじの敵を愛せ」「心の貧しき人は幸いなり」「人はパンのみに生きるにあらず」「求めよ、さらば与えられん」……など、旧約聖書・新約聖書から心をうつ100の名言を厳選紹介。ユダヤ、キリスト教3000年の知恵による、生き方のヒントを学ぶ本!

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  • 「祟る王家」と聖徳太子の謎
    -
    聖徳太子の活躍した飛鳥時代と現代の日本はよく似ている。――停滞する国力、流動化する大陸との関係、強い政権の不在、大きな変革が待望される社会。悲劇の皇子「山背大兄王(やましろのおおえのみこ)の墓」はなぜ見つからないのか? 「聖徳太子の末裔」を名乗る者はなぜ歴史に現れてこなかったのか? 聖徳太子こそが「古代史の謎」を解く最大の鍵なのである。日本人の心の底に横たわりながら詳らかにされなかった「天皇と神道」の関係を明らかにする気鋭の論考! ●100年以上も忘れられていた聖徳太子 ●天皇と神道との関係 ●太子は即位していたのか ●長屋王と聖徳太子をつなぐ「上中下」 ●差別される者たちに広がった太子信仰
  • マンガ ダーウィン進化論入門
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 人間を創造したのは神か、それとも猿が人間の祖先なのか――。19世紀、西洋キリスト教世界の人々を仰天させた「進化論」の提唱者ダーウィン。22歳の青年ダーウィンを乗せた軍艦ビーグル号が世界一周の航海へ。ガラパゴス諸島での不思議な生物たちとの出会いは、若き生物学者に大いなる感動とインスピレーションを与えた。『種の起源』出版から約150年。今も欧米社会では、信仰か科学か百家争鳴は尽きない。大発見? 神の摂理への冒涜? 異端視された異才の苦悩と喜びの生涯をマンガで読み解く!
  • 「女性天皇」誕生の謎
    -
    現在も皇位継承問題で揺れる「女性天皇」。だが古代、6人8代も即位した女性天皇は決して中継ぎではなかった。邪馬台国の卑弥呼、台与に始まり時代の節目に登場した女帝たち。豊穣の女神か、巫女王か、「妹の力」か。世界史にも稀な女性への権力移譲から見えてくる、知られざる皇位継承のルールとは? 推古、皇極(斉明)、持統の激動の生涯を追って、ヤマト建国の本質を浮き彫りにする、古代「天皇制」シリーズ第2弾。女帝たちは歴史を大きく動かしていた! ●「記紀」はなぜ、女帝の時代で筆を置いたのか ●女帝・推古と2つの勢力 ●斉明という霊力の奪い合い ●天武の外交を継がなかった持統 ●万葉集「白栲の衣」の秘密
  • 「余命3ヶ月」のウソ
    3.8
    「進行性胃がんで、余命3カ月です。今すぐ手術を」 医者にこう言われたら、あなたなら、どうしますか? 本書を読めば、余命宣告のカラクリと、がん治療の真実がわかること間違いなし! 医者のすすめる「がん治療」で、あなたの余命が削られないように、 話題沸騰の近藤誠医師が余命宣告のウソにメスを入れた1冊です。
  • 西国巡礼の寺
    4.5
    霊場はなぜ、どのように生まれたのか。われわれの祖先はそこで何を信仰し何に祈りを捧げたのか。三井寺、善峰寺、華厳寺ほか、西国三十三所観音霊場を案内。その宗教的意義や霊場としての環境をやさしく解説。 ※本作品は電子書籍化にあたり、許諾等の理由から写真の一部を掲載しておりません。
  • 婦人部指導集 希望の花束3
    5.0
    池田名誉会長がヤング・ミセスに贈った珠玉の随筆、長編詩等を収録。 若き「幸福の太陽」であるヤング・ミセスの友に、さらなる歓喜の波動を広げ「聖教新聞」(2005年~2011年2月)、「大白蓮華」(2006年~2010年)に掲載された池田名誉会長の随筆、講義、巻頭言等のなかから「婦人部指導集」として収録。 第一章 「随筆 我らの勝利の大道」から 今日も元気で!――創価の母に幸福と平和の花を! 偉大なる母に幸あれ!――尊き「母桜」よ 勝利 勝利と咲き薫れ 私の創立八十周年――共々に偉大な「人間革命」の一年を! 「地区」こそ創価家族の広布城――偉大な理想へ 実践は足元から 「人間革命」と我が人生――皆が「冬は必ず春」の法理の証明を 第二章 「随筆 人間世紀の光」から 尊き婦人部の皆様に贈る――母を幸福に! それが平和の大道 尊き広布の天使――希望の母は「心」の勝利者 世界一の婦人部を讃う――幸福と正義の「灯」で世界を照らせ! 創価の母に万歳を!――「太陽の婦人部」は世界一の輝き 尊き「多宝会」の同志、万歳!――「仏」とは戦い勝つ忍耐の生命 創刊五十五周年を祝す――無冠の友に心から感謝 第三章 「大白蓮華」巻頭言から 賢明なる母――「婦人部の日」を祝して 創価の女性は元初の太陽なり 五・三「創価の母の日」万歳! 「生涯青春」の多宝の友、万歳! 最前線の「太陽」に最敬礼を! 第四章 講義「御書と師弟」から 女人成仏の宝冠――創価の母に永遠の感謝 第五章 友へ贈る詩――和歌・句から
  • 悪いのは私じゃない症候群
    3.4
    メディアでは、何か事件が起きるたび、誰が悪かったのかと犯人探しが始まる。メディアだけではなく、社会のあちこちで「悪いのは××だ!」という声が以前にも増して聞こえてくる世の中になった。そして、誰もがその後こう付け加える----「悪いのは私じゃない」。 でも、だれもが「悪いのは私じゃない」と主張して、他を罰してばかりいたら、社会はばらばらになり崩壊してしまう。いったい、私たちはどうしたらいいのだろうか? 本書は、新型うつ病、モンスターペイシェント、アダチル、パワハラ、スピリチュアル・ブーム等々、医学・心理・社会・政治の多角的側面から、悪の原因特定に見られる、「悪いのは私じゃない」という他罰的傾向の淵源に迫る。 《目次》 プロローグ----他罰の時代がやって来た! 第1章 学校が悪い!  学生のあいだで剽窃が横行  「学校が悪い、教員が悪い」  萎縮する教師、保身に走る学校 第2章 医者が悪い!  「医者が悪い」というモンスターペイシェント  "くずれる"医師と患者の関係  増える母娘共闘のプチモンスター 第3章 職場が悪い!  労災認定されるうつ病が増加  ギスギスした職場  会社のトップに直接メールする社員  新型うつは他罰の巣窟 第4章 家族の中の他罰主義  「子どもが悪い」と逆ギレする親  子どもは本来、自責感が強い  「親が悪い」と言う"子ども"----アダルト・チルドレン 第5章 「前世が悪い」?のスピリチュアル・ブーム  「原因が"私"じゃないなら、薬は要りません」  「前世が悪い」  スピリチュアル的原因論の"功罪" 第6章 科学の世界も「他罰のススメ」  かつて、自分を責めがちだったうつ病患者  「食べ物が悪い」  「脳の傷が悪い」  「遺伝子が悪い」 第7章 「悪いのは私だ」の歴史  日本人は「自責な人」?  「悪いのは日本ではない」  負けないためには勝つ、もし勝てないならそれを誰かのせいにする 第8章 ネットという他罰メディア  スマイリーキクチ氏のブログ炎上事件  ゆがんだ平等主義といびつな正義感  他人にだけ道徳的な人たち 第9章 他罰は自己責任論の裏返し  イラク日本人人質事件  「自己責任」と「自業自得」  "自己責任"を回避するための"先制攻撃合戦"  悪いのは私じゃない症候群の元凶は、成果主義と新自由主義的競争 エピローグ----悪いのは私じゃない症候群への処方箋  「ピンチはチャンス」の自己責任論より「ピンチはピンチ」の分かち合い精神を  「悪いのは私じゃない」----そう言わない勇気
  • パックンの中吊り英作文 : ハーバード流英訳術
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ボケ役でも実はハーバード大卒のパックンが、ちょいワル、熟年離婚、ホリエモン、格差社会など中吊りの見出しを英訳にしてみせる。お笑いで活躍中のパックンが、ありとあらゆる中吊り(週刊誌広告の見出し)を見事に英訳してみせる。格差社会、クールビズ、ホリエモン、イチロー、熟年離婚……、さて、どう訳す?

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  • 改訂版 4コマまんがでわかることわざ160
    1.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 日本に古くから伝わることわざや大人になってからも日常よく使うこどもに伝えたいことわざを楽しい4コマまんがと丁寧な解説で紹介。50音順の構成なのでこどもが読むのにも便利な一冊。
  • 闇の金融犯罪 ある日、あなたのお金が消えている
    -
    大量退職を迎えた「団塊マネー」。50億円とも80億円ともいわれる巨額なカネを闇の金融詐欺集団が狙っている。ネズミ講、「高利回り」「元本保証」の罠、怪しい「カリスマ」。巧妙化し、一見高度な金融用語が使われていても、その手口のベースはいつの時代も変わらない。多発した1990年代の金融詐欺事件を中心に、そのノウハウを徹底解析。さらには現在水面下で蠢く次の巨額金融詐欺を、身の危険を感じながら暴いた意欲作!
  • 雑学科学読本 身のまわりの理科
    -
    子どもの頃、誰もが目にしたであろう「理科の教科書に載った定点写真・連続写真」を数多く取り上げ、よく見てみると実に興味深い「観察・観測写真の世界」を提供する本。シンプルでわかりやすい本文解説により、大人の読者が“楽しく学びなおし”できるだけでなく、子ども達が副教材的に使えたりもする一冊!
  • 宇宙の謎が手に取るようにわかる本
    4.0
    人類が夜空を見上げて思索にふけるようになって以来、何千世代にもわたって繰り返し問われてきたこうした疑問が人類に望遠鏡を発明させ、宇宙を観測する手段を開発させ、科学を進歩させてきました。この本では、宇宙がどうなっているかという古来の疑問に最新科学がどう答えるかを、美しいカラー天体写真を豊富に使ってお見せします。最先端の観測装置によって得られた資料と写真をふんだんに使い、宇宙の正体とは?という疑問に視覚的に答えていきます。
  • 戦国武将 骨肉の修羅 同族殺戮の業火をかいくぐった十三将
    -
    家名存続のため、肉親でさえ殺さなければならなかった戦国時代。今川義元、武田晴信、三好長慶、斎藤義龍、龍造寺隆信、長尾景虎、島津義久、織田信長、徳川家康、豊臣秀吉、最上義光、伊達政宗、長宗我部盛ら、13人の武将の骨肉相食む苛烈な生き様を描く!

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  • 韓国時代劇にとことんハマる!歴史と人物の真実
    -
    古朝鮮・三国時代から朝鮮王朝時代まで、韓国時代劇に登場する人物と歴史の真実を読み物で構成。知られざるエピソードも満載し、さらに、時代別年表・歴史地図を見れば、より時代劇を楽しめる内容となっている。また、ドラマ撮影の裏話も掲載している。

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  • バーチャルインタビュー 北朝鮮が震える日 人民軍元帥が語る金王朝崩壊の予兆
    -
    哨戒艦撃沈、核、経済破綻、そして後継者……問題山積のまま迷走する「北」。独裁者2代に仕えた人民軍最高の実力者に、もしいま話を聞けたら……朝鮮情勢エキスパートの元自衛隊情報幹部が、大胆な仮説を駆使して描く「夢」の対談!独裁国家はどこへ行くのか?
  • 忍者と忍術
    3.0
    「歴史の深淵にかかわったかもしれない忍者とは、そもそもどのように成立し、どう働いたかを考えてみた。しょせん、忍術は一個の芸能であり、発生は遙かシルクロードの彼方にあると思う」(あとがきより)。大作『服部半蔵』の著者が、忍者研究の集大成として語る。歴史の闇に蠢動する、忍者の源流と足跡。
  • 日本仏教史入門
    4.2
    仏教は宗教であり、日本の暮らしに根差した思想でもある。私たちは仏教に何を求めてきたのか。仏教史から日本人の姿が見えてくる。
  • 京都 近現代建築ものがたり
    4.0
    京都は古建築だけでなく近現代建築の宝庫! 辰野金吾、ヴォーリズ、安藤忠雄……。現存する建築の見どころから日本建築史を概観。
  • 善悪の彼岸
    値引きあり
    3.7
    「みんながそうしているから」の「奴隷のモラル」を笑い飛ばせ! 新訳でよみがえった晴れやかなニーチェが贈る、人間への比類なき応援歌。 「怪物とたたかう者は、そのとき自分が怪物にならないよう用心するがいい。長いあいだ奈落をのぞいていると、奈落のほうもお前をのぞき込む」――。 有名なこの言葉が収められた『善悪の彼岸』は、1886年に自費出版で刊行されました。 「畜群社会」や、キリスト教道徳、神、真理など「既得権益としてのモダン」という巨大な敵に独り対峙しつづけたニーチェの言葉は、刊行から150年近くを経た今もなお、読む者の心を世界中で強く揺さぶり続けています。 「愛によってなされることは、いつも善悪の彼岸で起きる」 「思い上がった善意というものがある。それは悪意のように見える」 「自分自身を軽蔑する者は、いつもそのとき、軽蔑ができる自分を尊敬している」 「生と別れるときは、オデュッセウスが〔スケリア島の王女〕ナウシカアーと別れたときのようにするべきだ。――惚れているのに、というよりは、祝福する気持ちで」 これまでのイメージを覆す、晴れやかで軽やかなニーチェ訳に定評がある訳者がお届けする、21世紀の『善悪の彼岸』!  【本書の内容】 はじめに 第1部 哲学者たちの先入観について 第2部 自由な精神 第3部 宗教的なもの 第4部 格言と間奏 第5部 モラルの自然誌について 第6部 私たち学者は 第7部 私たちの徳 第8部 いろんな民族といろんな祖国 第9部 高貴とは何か? 高い山々から――後歌 訳者あとがき
  • 所有とは何か
    値引きあり
    -
    本書は、激動する19世紀フランスに生きた社会思想家ピエール=ジョゼフ・プルードン(1809-65年)の初期の主著である。 スイスとの国境に近いフランス東部のブザンソンに生まれたプルードンは労働者階級出身であり、向学心旺盛でありながら学業を断念せざるをえなかった。そうして働き始めた印刷所での日々は、のちの社会思想家を生み出す養分を提供することになる。すなわち、校正作業を通じてヘブライ語を習得したほか、聖書や言語学をはじめとする学的関心を養うとともに、同郷の社会思想家シャルル・フーリエの著書を校正することで、現実とは異なる社会を構想する動機を与えた。さらに、印刷工として働く傍らでフランス各地を巡行して印刷所の現場監督を務める中で労働者の境遇を身をもって知り、これが「社会の構成単位は仕事場である」という発想を導くことになった。これらの成果が結実したのが本書にほかならない。その冒頭には「最も数が多く最も貧しい階級の物質的、道徳的、知的境遇を改善する手段」を見出すというプルードンの動機が明確に宣言されている。 本書は第一章で提示される「所有とは盗みである」という警句によって物議をかもした。これは「奴隷制とは殺人である」という命題を「変形させただけ」だと言われるとおり、「所有」とは合法化された「盗みの権利」にほかならない。ならば、それが奴隷制につながらないための線引きを担保する必要がある。その方策を実現するものこそ、プルードンが構想した理想の社会だった。 紛れもない社会哲学の古典である本書の邦訳は1971年になされたあと半世紀以上、新しいものは登場していない。本書は、気鋭の研究者が清新な日本語で作り上げた新訳であり、格差が激化する今こそ熟読したい1冊である。 [本書の内容] ブザンソン・アカデミー会員諸氏へ 第一章 本書が従う方法論――革命という観念 第二章 自然権とみなされる所有について――所有権の始動因としての先占と民法について 第三章 所有権の始動因としての労働について 第四章 所有は不可能であること 第五章 公正・不公正の観念の心理学的説明および、統治と法の原理の確定 訳者解説
  • 日本史を変えた 「最後の〇〇」
    -
    日本の歴史を見渡してみれば、「最後の〇〇」が様々あり、そこには、教科書には出てこないドラマ、意外すぎるラストが遺されていました。本書では、鎌倉幕府の幕を下ろした「最後の将軍」守邦親王の謎、後北条氏を滅亡に導いた「最後の君主」北条氏直の“その後”、大奥「最後の御年寄」が立ち会った江戸城明け渡しの顚末など、時代の転換期に登場した(せざるをえなかった)最後の人物たちの運命の結末に迫ります。
  • 西太后に侍して 紫禁城の二年間
    値引きあり
    5.0
    清朝末期、半世紀にわたって権力を握り続けた西太后を、側近として見つめた女性による迫真の手記。 満洲人外交官の父親のもと、フランスで語学力を身につけた著者・徳齢は、1903年から1905年まで、通訳兼女官として晩年の西太后に仕えた。そこで目にしたのは豪華な食事と太后自ら演出した劇に時を費やす贅沢な日常だった。普段は離宮・頤和園で過ごし、正式な宮廷行事の時のみ、何十人もの女官や宦官を連れた大行列で紫禁城に赴いた。西太后はキリスト教を嫌い中国古来の風習を誇りにしながら、写真など西欧技術には関心をもち、ロシアから来た曲馬団にも大興奮。聡明な著者に心を許し、戊戌の変法の内幕や、自ら「生涯唯一の誤り」という義和団の乱の真相を語る。そして、後にアメリカで文筆家として大成する著者のジャーナリスティックな視線は、陰険な宦官たちや、不遇の皇帝・光緒帝の実像など、宮廷の人々にも向けられていく。 本書の原著Two years in the Forbiddencityは英語で執筆され、西太后が没して3年後の1911年、辛亥革命の年に上海で刊行されて、いまも版を重ねている。 [日本語版原本:『西太后に侍して』生活社1942年、研文社1997年] 目次 訳者序文 第一章 序の巻 第二章 宮中にて 第三章 宮中の芝居 第四章 西太后との午餐 第五章 西太后の覲見 第六章 西太后に侍して 第七章 宮廷の事ども 第八章 宮眷たち 第九章 光緒皇帝 第十章 皇后様 第十一章 私どもの服装 第十二章 西太后とコンガー夫人 第十三章 西太后の画像 第十四章 光緒皇帝の万寿節 第十五章 中秋節 第十六章 万寿山の離宮 第十七章 召見の間 第十八章 新年の行事 第十九章 海の離宮 第二十章 結びの巻 解 説  (加藤徹)
  • 親のこと、自分のこと…介護の不安を解消 よくわかる!介護読本
    -
    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 親や家族の介護、自分の老後の不安を解消!  介護は誰にとっても他人事ではありません。親のこと、家族のこと、そして自分の将来のこと…。介護って大変と漠然とした不安を抱えている人は多いと思います。  しかし、いざ、介護に直面するまでは、公的な介護保険制度についてよく知らない人が多いのも現実。要介護申請をするタイミングを逃さず、適切な時期に介護支援を受ければ、長く自立した生活を送ることもできるのです。  介護で困らないためには、介護にまつわる正しい知識と情報を得ることが大切。そして、人生100年時代を迎えたいま、健康寿命をいかに長くするかが大きなテーマです。  女性セブンでは、介護の基礎知識やサービスの種類、高齢者住宅についてのわかりやすい記事、いつまでも元気でいるため健康術、食事法など記事をムックにまとめました。  さらに、小池百合子東京都知事への独占インタビューや結城アンナさんが明かす「親の介護」、米寿を迎えた高木ブーさんと娘・かおるさんのスペシャル対談では、元気の秘訣を大公開!料理研究家として生涯現役で活躍し、96才でその人生の幕を下ろした“ばぁば”こと鈴木登紀子さんが、遺した金言を収録するなど読み応えのある企画が満載。 ※この作品はカラー版です。
  • 誰にもわかるハイデガー 文学部唯野教授・最終講義
    3.6
    死を恐れつつも死について知りたい我々のために、あの唯野教授による世界一わかりやすい講義が一度かぎりよみがえる。読まずに死ねない名著『存在と時間』超入門。これが教授の遺言だ!
  • 阿蘭陀通詞
    値引きあり
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 〈ことば・情報・交易を一手に担う! 江戸と西洋を繋いだ知られざる異才たち〉 江戸時代にあって、唯一の西洋世界との窓口となった、長崎・出島。 そこで、難解なオランダ語を身につけ、通商・外交の現場で一心に働く者たちがいた。 彼らはどのような出自で、いかに学び、職務を務め、“西洋近代”に対峙したか。 歴代の通詞たちの顔ぶれ、通日の語学学習と実務のディテールを、膨大な資料を博捜した著者ならではの解像度で一望。 蘭学史研究の第一人者が、彼ら「阿蘭陀通詞」の実像を丹念に探り出す! 江戸時代の国際交流を深く知りたいひと必携の書。 ■本書より  大航海の時代、波濤を乗り越えて現われた南蛮人。全く異質のヨーロッパ文化を運んできた。一転、鎖国と呼ばれた時代を迎えても、その流入は、変わることはなかった。日蘭貿易で継続されていたからである。もたらす担い手が替わっただけだったのである。しかし、「ことば」のうえでは大転換がみられたのである。 「ことば」としては、南蛮人の用いる主としてポルトガル語から、紅毛人の使用するオランダ語への転換であった。来日の南蛮人は難解な日本語の習得に努め、布教と貿易に従事した。日本で南蛮文化の開花をみた。一転して、禁教と密貿易厳禁の政策に転換、その維持、存続のために、来日のオランダ商人には日本語の習得を許さず、替わってわが方がオランダ語の用意をしなければならなくなった。これは、当時の日本人にとっては大転換であった。  本書では、右にみえた転換によって必要となったオランダ語の通訳官「阿蘭陀通詞」の実態追究に努めることにしたいと思っている。 ■本書の内容 I 阿蘭陀通詞とオランダ語  一 実務が育てる語学  二 南蛮から紅毛へ、語学条件の大転換  三 阿蘭陀通詞の養成 II 長崎の阿蘭陀通詞  一 通詞採用の任命と辞令  二 職階と役料  三 職務と加役  四 通詞会所と通詞部屋  五 異国船と通詞 III 江戸の阿蘭陀通詞  一 江戸番通詞の参府御用  二 参府休年出府通詞の参府御用・  三 天文台詰通詞の御用と私用  四 江戸からの出張通詞 IV 多才で多彩な阿蘭陀通詞たち ※本書の原本は、2016年に『江戸時代の通訳官 阿蘭陀通詞の語学と実務』として吉川弘文館より刊行されました。
  • 人類は「パンデミック」をどう生き延びたか
    3.0
    見えないなにかに襲われる……。栄華を極めた国家も、トップに君臨した権力者も、あらがえない不安と恐怖に支配される「感染症」。時代をさかのぼると、今まで知らなかった“人間の本性”と“歴史の真相”が見えてくる。 「鎌倉幕府滅亡の決定打は疫病?」「ナポレオンのモスクワ遠征失敗の原因は、発疹チフス?」「医学界から敵視、子を二人亡くす、半身不随になる……それでもワクチン開発に賭けたパスツールのドラマ」……など。 本書は、「パンデミック」が変えた歴史秘話の決定版。
  • 江戸落語で知る四季のご馳走
    -
    日々を楽しく暮らすことを信条とした江戸っ子たち。落語のあらすじをベースに、彼らが好んだ四季のご馳走を、さまざまなうんちくを織り交ぜながら紹介する至極のエッセイ。
  • 中学入試でる順ポケでる 社会 政治・国際 四訂版
    -
    1巻759円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 でる順にスピードチェック!中学入試でる順シリーズポケット版 近年の中学入試を徹底的に分析し、頻出度の高い問題を「でる順」に掲載しました。 「重要ポイント攻略編」「ピンポイント攻略編」の2段階構成で、目的にあわせて、重要事項が無理なくおぼえられます。 ハンディサイズで持ち運びにも便利です。 ※印刷版書籍に付属の「赤シート」は、電子書籍版では割愛しています。予めご了承ください。
  • 中学入試でる順ポケでる 社会 地理 四訂版
    -
    1巻759円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 でる順にスピードチェック! 近年の中学入試を徹底的に分析し、頻出度の高い問題を「でる順」に掲載しました。 「重要ポイント攻略編」「ピンポイント攻略編」の2つの構成で、目的にあわせて、重要事項が無理なくおぼえられます。
  • 中学入試でる順ポケでる 理科 動物・植物、地球と宇宙 四訂版
    -
    1巻759円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 でる順にスピードチェック! 近年の中学入試を徹底的に分析し、頻出度の高い問題を「でる順」に掲載しました。 ステップ1 重要事項をチェック! 入試にでるポイントをわかりやすくまとめました。ここで全体の流れをつかんでおきましょう。 ステップ2 でる問題で集中トレーニング 入試によくでる問題を掲載しています。 ステップ3 テーマ別でる順でスピードチェック よくでる「用語」や「図」をあつめました。知識の整理にも効果的です。
  • 中学入試でる順ポケでる 理科 力、電気、物質とエネルギー 四訂版
    -
    1巻759円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 でる順にスピードチェック! 近年の中学入試を徹底的に分析し、頻出度の高い問題を「でる順」に掲載しました。 「重要ポイント攻略編」「ピンポイント攻略編」の2段階構成で、目的にあわせて、重要事項が無理なくおぼえられます。
  • 中学入試でる順ポケでる 算数 文章題・図形早ワザ解法テクニック 四訂版
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    1巻759円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 でる順にスピードチェック! 近年の中学入試を徹底的に分析し、頻出度の高い問題を「でる順」に掲載しました。 入試によく出るポイントが、例題をもとに掲載されているので実践的です。また、目で見て理解できる早ワザテクニックを伝授。これをマスターすれば応用力がつきます。 ポイントを理解したら入試問題にチャレンジ!実際に出題された入試問題をもとに、穴埋め形式で確認しましょう。
  • 中学入試でる順ポケでる 国語 四字熟語、反対語・類義語 三訂版
    -
    1巻759円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 でる順にスピードチェック!中学入試でる順シリーズポケット版。 近年の中学入試を徹底的に分析し、頻出度の高い問題を「でる順」に掲載しました。ハンディサイズで持ち運びにも便利です。 ※印刷版書籍に付属の「赤シート」は、電子書籍版では割愛しています。予めご了承ください。
  • 中学入試でる順ポケでる 国語 慣用句・ことわざ 四訂版
    -
    1巻759円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 でる順にスピードチェック! 最近の中学入試にでた問題から「慣用句・ことわざ・故事成語」を厳選し、テーマごとに“でる順”に配列してあるので、効率よく学習できる構成になっています。
  • 中学入試でる順ポケでる 国語 漢字・熟語 四訂版
    5.0
    1巻759円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 でる順にスピードチェック! 近年の中学入試を徹底的に分析し、頻出度の高い問題を「でる順」に掲載しました。
  • 中世ヨーロッパの結婚と家族
    値引きあり
    3.0
    学術文庫ですでに、『中世ヨーロッパの城の生活』、『中世ヨーロッパの都市の生活』、『中世ヨーロッパの農村の生活』、『大聖堂・製鉄・水車』、『中世ヨーロッパの家族』、『中世ヨーロッパの騎士』が好評を博している、ギースの「中世ヨーロッパシリーズ」の7冊目。本作では、人間の社会を構成する最も基本的な単位、「家族」と、その核心をなす「結婚」から、中世の社会史を掘り下げる。初訳。古今のあらゆる社会において、「家族」は、人が食べ、学び、経済生活を送る普遍的な場であったが、同時に、常に変化し続けるものでもあった。今日の家族は、ヨーロッパ中世が生み出した歴史の産物なのである。古代には、貴族の一夫多妻は当然であり、ローマ時代の「ファミリア」は、血族だけでなく奴隷や召使いをも含んでいた。中世の1000年間に、「解消不能な一夫一婦制」という原則はどのように定着し、「夫婦と子どもたちが一つの家に住む」という家族観はなぜ生まれたのか。14世紀の大災厄、黒死病以降に、家族のあり方や、子どもへの接し方はどう変わったのか。貴族や中流階級、農民や職人など、様々な人々の「結婚」と「家族」の進化の道筋を丹念に描く。[原著:Frances and Joseph Gies, Marriage and the Family in the Middle Ages,1987 ]目次/第一部 起源 第一章 歴史家、家族を発見 第二章 原点――ローマ人、ゲルマン人、キリスト教/第二部 中世前期 第三章 ヨーロッパの家族――五〇〇―七〇〇年 第四章 カロリング朝時代 第五章 アングロ・サクソン時代のイングランド/第三部 中世盛期 第六章 十一世紀の家族革命 第七章 十二世紀――新しいモデル 第八章 黒死病以前の農民たち――一二〇〇―一三四七年 第九章 貴族の系譜――長子相続がもたらす危機 第一〇章 中世の子どもたち/第四部 中世後期 第一一章 黒死病の影響 第一二章 中世後期の農民の家族――一三五〇―一五〇〇年 第一三章 イングランドの土地持ち紳士階級の家族 第一四章 十五世紀のフィレンツェ――商人の家族/第五部 中世末期 中世の終わり 第一五章 遺産/訳者あとがき
  • 精霊の王
    値引きあり
    3.0
    柳田國男の代表作に『石神問答』があります。石神=シャグジは四千~五千年前ほど前、この列島に国家が存在しなかった時代へと遡る「古層の神」です。国家が誕生するとこの古層の神は零落してしまいます。しかしながら、この縄文的な精霊は、芸能と技術の専門家たちの世界で、たくましく生き残っていたのです。「宿神(しゅくじん)」という名前で、能や造園といった分野では深く敬愛される存在でした。国家などの秩序を支える神に力をあたえ、秩序の世界に創造をもたらす存在は、中世には「後戸(うしろど)の神」と呼ばれていました。本書の旅は、蹴鞠の名人・藤原成通の不思議な話から始まります。そして金春禅竹の秘伝書『明宿集』と中世における宿神の奇跡を辿り、縄文的要素の残る諏訪へと向かいます。そこで出会う太古の記憶は不思議な感動を覚えずにはいられません。そこからさらにユーラシアに散在する宿神的な痕跡をおいかけることで、その人類的な普遍性へといたります。熱く力強い筆致でわたしたちの前に現出する世界に圧倒されずにはいられません。本当に世界を動かしている驚くべき力に触れる壮大な人類史を描ききった瞠目の書です。
  • 興亡の世界史 人類はどこへ行くのか
    値引きあり
    4.0
    歴史を問うことは、現在を問うことである。大好評のシリーズ最終巻では、マクロな視点で世界の歴史を通観し、現代人が直面する問題へのヒントを探る。急増する人口と資源、人類の移動・定住と海、宗教がもたらす対立と共生、世界史のなかの日本、そして、人類誕生の地・アフリカの現状。新たな世界史像を日本から発信することをめざして、文明の来し方とこれからを「人類史」の視座から多角的に論じる。全21巻完結。
  • ルネサンス再入門
    -
    ルネサンスは近代のはじまり? 中世の実り? それともたんなる過渡期? さまざまな文化要素が未決のまま共存する独自の時代としてルネサンスを見直す複数史観の試み。
  • 興亡の世界史 東インド会社とアジアの海
    値引きあり
    4.5
    17世紀のイギリス、オランダ、フランスに相次いで誕生した東インド会社。この「史上初の株式会社」の興亡を通して、世界が大きく変貌した200年を描きだす異色作。喜望峰からインド、中国、長崎にいたる海域は、この時代に「商品」で結ばれ、世界の中心となり、人々の交流の舞台となっていた。そして、綿織物や茶、胡椒などがヨーロッパの市場を刺激して近代の扉を開き、現代に続くグローバル社会の先駆けとなったのだった。
  • 荘子 全現代語訳(上)
    値引きあり
    -
    「胡蝶の夢」「朝三暮四」「知魚楽」「万物斉同」「庖丁解牛」「寿(いのちなが)ければ則ち辱多し」「無用の用」などがよく知られているが、それだけではない、西洋哲学を凌駕する深い哲学・思想がある。最重要である「道」が「一」であり、また結局は「無」であり、人間には決して把えられないものであるという根本テーゼを定立した。宇宙論、生き方、処世、芸事まで、幅広い哲学を展開した、汲めども尽きぬ名著。
  • 「めんどくさい人」の心理
    4.0
    〇なぜ、あの人はトラブルをいつも引き寄せるのか?〇やっかい事に巻き込まれやすいのは、「人を見る目」がない心理状態〇「悪口を言う人」に悩み相談をしてはいけない理由〇「劣等感」が強いと、それを利用しようとする人を周りに集めてしまう〇「一面的なものの見方」をやめてみよう〇「マインドフルネス」な自分になると、人生はうまくいく……あなたの人間関係はあなたの生き方を映す鏡!人間関係がうまくいかない自分を変える生き方のヒント
  • 道徳教育論
    値引きあり
    4.0
    宗教に依拠せず、自律した個人を確立する道徳教育とは――。『自殺論』『社会分業論』で実証的社会学を創設したデュルケムは、「規律の精神」と「社会集団への愛着」こそが道徳性の主要な要素であると説く。学級と教師の役割、体罰の禁止、科学教育の必要性など、現在の「教育問題」になお力強い方向性を与える、20世紀初頭のソルボンヌでの講義録。
  • 鎌倉と京 武家政権と庶民世界
    値引きあり
    4.0
    中世とは、地方武士と都市庶民の時代だった。武士擡頭の契機となった保元の乱に筆を起こし、源頼朝とその前後の政治史をふまえて読み解く、一貫した歴史の視座。生活の場(都市・農村・家)と、その場での営為(芸能・文学・宗教・政治)から明かされる、自我がめざめた「個」の時代の相貌。十二世紀後半から十四世紀前半にかけての中世像が鮮やかに甦る。
  • 王陽明「伝習録」を読む
    値引きあり
    5.0
    中国・明代の儒学者、王陽明。その当時、新儒教として学術思想界の主座にあった朱子学の論理構造を批判的に継承した彼の実践的儒学は、陽明学として結実する。近世以降の中国のみならず、わが国でも大塩中斎や吉田松陰、西郷隆盛ら、変革者たちの理論的背景となった思想とは何か。陽明学の最重要書籍を原テキストにしたがって読み解き、その精髄に迫る。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。

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  • 前方後円墳の暗号
    -
    世界で最も大きなお墓は、大阪にある! しかし、なんでそんなに大きなお墓を作ったのか……。われわれはどこからやってきたのか、われわれはどこに行こうとしているのか……。古墳がわかれば、古代史がわかる。古代史がわかれば、日本人の正体が解き明かされる。人気歴史作家・関裕二、渾身のオリジナル書き下ろし作品のテーマは、ズバリ「古墳」です。古墳の謎の旅に、いざ!
  • 興亡の世界史 イスラーム帝国のジハード
    値引きあり
    4.4
    7世紀、アラビア半島の一角にムハンマドによって確立されたイスラームの共同体。それは人間の平等と弱者救済を訴え、迫害を受けながらアラビア半島全域に広がり、さらにビザンツ帝国、ササン朝ペルシアを滅ぼしてイベリア半島から中央アジアに至る大帝国を築き上げる。多くの異なる民族、多言語、多宗教の壁を乗り越えて大帝国を実現させたイスラームのジハードと融和の原理とは何か明らかにする。
  • 詩人が読み解く自民党憲法案の大事なポイント 日本国憲法/自民党憲法改正案 全文掲載
    -
    1巻759円 (税込)
    *学校では教えてくれない *マスコミも伝えない *基本的人権がなくなる *国家のために犠牲を強いる 詩人が読み解いた憲法改正案。 初めて読む人にもわかりやすい、やさしい憲法比較。 現行憲法との違いを、その「言葉」から丁寧に読み解き、 底流に隠された「危ない」思想をあぶり出す。 国民は国家の奉仕者となり権力者が好きなように振舞うようになる……。 この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力により、保持されなければならない。 国民は、これを濫用してはならず、自由及び権利には責任及び義務が伴うことを自覚し、 常に公益及び公の秩序に反してはならない(改正草案より)
  • 要点解説 世界の歴史〈アジアの歴史〉〈現代の歴史〉編
    -
    大帝国の盛衰から民族の興亡、そしてめまぐるしく変わる近・現代まで――アジアの歴史と「今」がわかる第二巻!◆秦・漢帝国へ、古代中国はどう統一されたか?◆イスラム世界はどう生まれ、拡大したのか?◆モンゴル民族が打ち立てた大帝国、その盛衰は?◆朝鮮半島はどんな歴史をたどってきたのか?◆欧米列強はいかにしてアジアに進出したか?◆帝国主義列強は世界をどう分割していったか?◆二度の世界大戦、その発端と結末◆冷戦から同時多発テロまで――変動する世界の構造と経済は?「要点解説」で、重要ポイントを一気におさえる!
  • 要点解説 世界の歴史〈人類の誕生と歴史の始まり〉〈ヨーロッパ・アメリカの歴史〉編
    -
    古代文明からヨーロッパ・アメリカ世界の繁栄まで、「壮大な人間ドラマ」を追う第1巻! ◆古代四大文明の誕生――なぜ人類は急速に発展したのか?◆小都市ローマは、なぜ大帝国となり、そして没落したのか?◆迫害されたキリスト教がなぜ国教に?◆ジャンヌ・ダルクの登場――百年戦争はどう展開したか?◆ルネサンスはなぜイタリアから興ったのか?◆フランス革命からナポレオン帝国へ――全欧に広がった波紋◆アメリカ合衆国の誕生――独立の転機は何だったのか?「要点解説」で、重要ポイントを一気におさえる!
  • ためらいの倫理学 戦争・性・物語
    3.9
    ためらい逡巡することに意味がある。戦後責任、愛国心、有事法制をどう考えるか。フェミニズムや男らしさの呪縛をどう克服するか。原理主義や二元論と決別する「正しい」おじさん道を提案する知的エッセイ。
  • 聖徳太子I仏教の勝利
    3.0
    1~4巻759~1,100円 (税込)
    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 梅原古代学の聖徳太子第1弾。アジア東端の島国に、今しも新しい宗教が伝来した。このとき太子が考え、なそうとしたことは何であったか。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字サイズだけを拡大・縮小することはできませんので、予めご了承ください。 試し読みファイルにより、ご購入前にお手持ちの端末での表示をご確認ください。
  • 400年の時の旅江戸東京博物館(小学館文庫)
    4.0
    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 第一部では、江戸・東京の歴史を物語る貴重な資料や復元模型を展示している江戸東京博物館を通して、各時代の政治経済や文化、娯楽、庶民の生活を振り返ることができる。そこには、日々の生活を楽しみながら生きる人々の元気な姿があった。第二部では、“幕府のしくみ”や“江戸の食文化”“女性のオシャレ”“江戸の歌舞伎”“昭和のくらし”など江戸・東京を楽しむためのとっておき話11篇も収録している。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字サイズだけを拡大・縮小することはできませんので、予めご了承ください。 試し読みファイルにより、ご購入前にお手持ちの端末での表示をご確認ください。
  • スペシャルばん ラブリーまちがいさがし
    -
    女の子が大好きな、ラブリーなイラストがいっぱい。おとぎの国や星空、ファッションショーやダンスパーティー、いろんな世界のまちがい探しが楽しめます。
  • 空海「三教指帰」 ビギナーズ 日本の思想
    3.9
    日本に真言密教をもたらした空海が、渡唐前の青年時代に著した名著。放蕩息子に儒者・道士・仏教者がそれぞれ説得を試みるという設定で各宗教の優劣を論じ、仏教こそが最高の道であると導く情熱の書。
  • 梅棹忠夫の京都案内
    3.5
    京都には隅々まで張り巡らされた暗黙のルールがある。生粋の京都人にして民族学の第一人者が、その美意識や本音を、京ことば、観光都市とあらゆる角度から鋭い視点で解説。辛口でユーモアたっぷりなエッセイ。
  • 空海入門
    3.5
    革新的な思想で宗教界を導き、後に弘法大師と尊称された空海。その生涯と事績を丹念にたどり、『三教指帰』『弁顕密二経論』『秘蔵宝鑰』をはじめとする著作を紹介。何者にも引きずられない、人間空海の魅力に迫る!
  • 日本語質問箱
    -
    ふだん使っている日本語に疑問を感じることはありませんか。何気なく使った言葉が思わぬ誤解を招いてしまったり、よく耳にするが日本語としてどうなのだろうとか、似たような言い方だがいったいどう違うのかなど。たった一字違うだけで意味や言い回しが変わってしまう日本語の仕組みを、実際に寄せられた質問や相談に答えながら易しく解き明かします。適切でよりよい日本語の表現をめざし、一緒に考えてみましょう。
  • アジアの人々が見た太平洋戦争(彩図社文庫)
    5.0
    1巻763円 (税込)
    1941年12月8日に始まったあの大戦争は、地球の表面積の約8分の1にあたる、東アジアと南太平洋の広大な領域を戦場にした。大多数のマスメディアや学校教育は「アジアの人々を苦しめ、搾取した『侵略』だった」と断じることが多い。 一方で、近年とくに述べられるようになった言説が「欧米の植民地支配に苦しむアジアの人々を独立に導いた『解放』だった」というものだ。侵略と解放。この相反する評価のどちらが正しいのか。それを検証することが本書の目的である。 しかし、それをする上で直面する問題がある。侵略だったと考える人々が語ることも、解放だったと考える人々が語ることも、ある一定の真実なのだ。そこで本書では、可能な限りアジア諸国の視点を盛り込みながら、アジアにとって太平洋戦争がどんな戦争だったか、そしてアジアにとって日本軍がどんな存在だったかを眺めていく。 そうすることによって、太平洋戦争を客観的に俯瞰することができ、公平な評価ができるはずだ。
  • 胃がんは「ピロリ菌除菌」でなくせる
    4.0
    2013年のピロリ菌除菌に対する保険適用実現によって、40年間毎年5万人だった胃がん死亡者数が、ついに減少傾向に。胃がんの原因は「ピロリ菌」であることが証明されたいま、いよいよ胃がん撲滅プロジェクトが本格的に動き始める。胃がんで死なない“正しい知識”の集大成がこの一冊に。もう胃がんでは死なない時代が到来する。
  • 中国化する日本 増補版 日中「文明の衝突」一千年史
    4.5
    若手日本史学者が軽やかなタッチでものした、まったく新しいライヴ感あふれる日本通史が登場! 高校生レベルの知識だけを前提にしながらも、次々と日本史の常識がくつがえされ、「真説」が提示されます。全体を貫くキーワードは「西洋化」でも「近代化」でもなく、「中国化」と「再江戸時代化」。教科書の常識とアカデミズムの行儀よさを突き抜け、いまの社会にも役に立つ「日本史」を再構築する著者の才気が本書には横溢しています。これぞ、右も左も驚愕の「本当に新しい歴史教科書」なのです。宇野常寛氏との特別対談も収録。
  • 1日1分レッスン!新TOEIC TEST千本ノック!6
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    これ1冊で、文法、単語、リスニングを効率よく学習できる。 今すぐ結果を出したいあなたにぴったりの問題集です。 公開テストを毎回受験し、出題傾向を熟知する著者が厳選した問題のボールを122個ご用意しました。 ジャンル、難易度、さまざまな問題が出てくるTOEICの千本ノック、今回も最後までついてこられるかな? 「使いやすい」「これなら続けられる」「スピードアップに最適」「スコアの伸び悩み対策に使える! 」 点数アップの喜びの声、続々届いています!
  • 1日1分レッスン!新TOEIC Test 千本ノック!
    4.2
    解いた分だけ点数UP!難問。良問。頻出。基本。全てあります。カリスマ講師・中村澄子が,有料メールマガジンや英語教室の教材として作製した膨大な問題の中から、「点数アップに直結」「よく出る」問題172問を厳選。詳細な解説と難易度表示で、効率的な学習が可能なこの千本ノックに、あなたは最後までついてこられるか?TOEIC受験生必読の「緑本」シリーズ、待望の電子化スタート!
  • 生命の星の条件を探る
    3.0
    早逝した天才研究者による科学ジャーナリスト大賞受賞作 満天に星が輝くこの空のどこかに、生命を宿す星はあるのだろうか。誰もが抱く疑問に、宇宙生命学の泰斗が答える。もし地球の水の量が10分の1だったら? もし太陽系に木星がなかったら? 様々な「if」を想定しながら、生命が存在できる惑星の条件を明らかにする。 解説・阿部彩子/須田桃子
  • 自殺のサインを読みとる 改訂版
    -
    1年に3万人以上の人間が自殺で亡くなっている。しかし「死の意志が固まっている人」はいない。周囲の人間が気を遣えば自殺は予防できるのだ。性格や体験などから発する「自殺のサイン」はどう発見すればよいのか。背後に隠れる心の病を見つける方法と治療を、第1章を最新の知見で全面的に改訂して解説。(講談社文庫)
  • 乙女の古典
    3.5
    もう何百年も前から、日本の女性たちが憧れや共感を持って大切に読み継いできた物語たち。恋の深淵や人生の別れなどを書くこれらの古典は、文学の遺産とも言えます。夫の裏切りを憎みながらも、「椿の花のようにいとしい夫よ」とうたわずにはいられなかった『古事記』の磐姫。風光る5月のようにさわやかな清少納言。夢を抱きながら、平凡な主婦の座に生きた更級の女など、あなたの人生に触れる物語を紹介。
  • なぜ北朝鮮は崩壊しなかったのか 日本の鏡としての北朝鮮
    -
    虎視眈々、自らの国益のためのみに動く関係諸国それぞれの本音と思惑を凝視。朝鮮半島問題の事象ひとつひとつに秘められた真実を歴史のなかに位置づけた衝撃の一冊!
  • そうだ神さまに訊こう! 京都の神社仏閣に学ぶビジネスの極意
    -
    次元をはるかに越えるおもしろさ、役立つビジネスヒント満載! 1000年越えの神社仏閣が守り続けているものとは? 京都パワーを解き明かす一冊! 世界遺産の下鴨神社、上賀茂神社。清水寺をはじめ有名無名の神社仏閣33の極意をご紹介 著者は、「京都の伝統文化をしてサポートしてきた黒子的な存在」ともいえる人物です。 たとえば下鴨神社や京都銀行、あるいは「伊右衛門」でおなじみの福寿園、菓子司 鼓月ほか、京都の神社仏閣、金融、呉服、菓子、宿泊施設、メーカー…あらゆる分野の経営・財務、人財教育を、経営コンサルタントとして50年以上にわたって支えてきました。 京都をテーマにしたさまざまなガイドブックは多数ありますが、京都のことを知り尽くした著者だからこその情報がたくさん詰まっています。読めば読むほど味わい深い、ほんものの「京都本」。ビジネスヒントだけではなく、生き方のヒントも満載です。
  • 人は何故騙されるのか?フェイクニュースと陰謀論の世紀!30分で読めるシリーズ
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    さっと読めるミニ書籍です(文章量24000文字以上 32,000文字未満(30分で読めるシリーズ)) 【書籍説明】 陰謀論とフェイクニュースと人間と SNSやインスタが一般的な昨今、情報は鮮度が命!早く広まれば広まるほど良いと言う風潮があります。 でも一方で、こんなわたしたちの活動に乗じて、悪さをする存在がいるのも事実です。 例えばフェイクニュースと言う困ったお邪魔虫は、世界を席巻していると言っても過言ではないでしょう。 重要なニュースは全て共有して、色んな人に広めなくちゃと言う人々の善意に乗っかって広がる病原菌の如き存在である彼らは、 嘘の情報に踊らされた人たちを混乱に陥れるだけではなく、災害地のデマ情報を流して、実際の救助活動を遅らせたりして、被災者の命を危険に晒すことまでしています。 そんなフェイクニュースと似た存在に陰謀論があります。 こちらも我々の真相を知りたくてするネット検索や憶測含みの噂を利用して広まり、いつの間にか自らこそが真実と言う顔をして、 正しい情報を隠してしまう魔法のマントを着た詐欺師みたいな存在ですが、時にはありもしない悪意を人々に信じ込ませ、罪もない誰かを迫害するように仕向けたりする凶悪なヴィランです。 どちらも私たちの善意や正義感を利用し、真偽を見極めるのが困難なだけに怖いですよね? 写真の合成などを見抜いてくれるフリーソフトもあり、それを使うことを専門家の方は勧めてくれますが、実際に良いねを押して拡散をするのは本当に一瞬の判断だったりします。 要は対処に割ける時間に対して、我々が捌かなくてはならない情報量が圧倒的に多すぎて、そんな手間暇のかかることしてられないのです。 でも、そうは言ってもフェイクニュースや陰謀論は、我々の身近に潜んでいるのです。 皆さま不安になることも多々あるのではないでしょうか? そんな不安を払拭するためにも、安心して情報を楽しむためにも、対策用のフリーソフトを使わない対策も含めて、 心構えなどを身につけておいた方が、情報社会を自由に生きることができるのではないでしょうか? この本で身につけて欲しいのはたったの5つです。 この5つのことを実行するだけで、あなたは情報を安心して活用できる通の情報社会人になれるのです。
  • 賢い研究者は仕組み化をうまく使う プロセス自体はシンプルそのもの30分で読めるシリーズ
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    さっと読めるミニ書籍です(文章量24000文字以上 32,000文字未満(30分で読めるシリーズ)) 【書籍説明】 ビジネスの世界では、業務効率化を進める目的で、「仕組み化」というものが積極的に取り入れられている。 この「仕組み化」では、「いつでも・どこでも・誰でも」同質の結果が得られることを実現するための「マニュアル化」に加えて、効率的なビジネスモデル構築や市場調査・分析などのための、「フレームワーク」の概念が活用されている。 現在に至るまで、数多くのフレームワークが提唱され、各所で応用されているとのことである。 研究の世界でも、研究計画立案から成果発表までの流れの中で、仕組み化の考え方を取り入れることによって、これまで以上の効率化ができるかもしれない。 複数人数でチームを組んで行う共同研究でも、仕組み化の考え方は「皆で一つのテーマについて考えて、意義ある成果を確実に獲得する」という目的に活かすことができるだろう。 本書では研究活動、特に理工系の共同研究において、仕組み化の考え方をどのように応用するかということに関して、考えてみたい。 【著者紹介】 Bowing Man(ボウイングマン) 理学博士。専門は地球科学および環境科学。複数の大学や国立の研究所、民間企業を渡り歩く経験を有し、研究そのもの以外の部分(主に悪い方)も幾分割り増しで見聞きしてきた。 街中の面白い看板などを見て歩く、路上観察者としての顔も持つ。
  • かゆい。けどまあ、大丈夫。アトピー性皮膚炎と上手に向き合う、心と体のやさしい改善法。30分で読めるシリーズ
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    さっと読めるミニ書籍です(文章量24000文字以上 32,000文字未満(30分で読めるシリーズ)) 【書籍説明】 「4436」――この数字は、私が受けた血液検査の「TARC値」というものです。 TARC値は体内の炎症の強さを表す、アトピー性皮膚炎(以下、アトピー)の重症度の指標。 健康な成人の基準値は、「450以下」です。 これを読むあなたは、もっとひどい苦痛を味わってきたかもしれません。 そして様々な治療に挑み、翻弄され、打ちのめされた経験があるかもしれません。 多種多様な情報の中から、自分に合うものを見極めるのも至難の業です。 もうあがくのは疲れたと思っている人も中にはいることでしょう。 ですが私は、「アトピーでありながら、少しでも幸福になる」ための新たな可能性を提示したいと思います。 本書で紹介するのは、心も体も可能な限り犠牲にしないで済む、心身の改善法。 得られる豊かさと労力が釣り合わずして、改善法は続きません。 私はこの姿勢で前向きに工夫を続けていたら、症状は軽く、どんどん健康になっていきました。 精神面から柔軟になり、身体にも健やかさを拡げていく。 やさしく継続可能なメソッドを紹介します。 この本を読み、あなたが少しでも「アトピーだけど、まあいっか」と思えるようになれたら幸いです。 【目次】 第1章 症状改善マインドセット 第2章 治療ストレスゼロ 第3章 食事 第4章 運動 第5章 洗浄 第6章 睡眠環境 第7章 日常アイテム 【著者紹介】 仲葉彗(ナカバケイ) 幼いころよりアトピー性皮膚炎の症状に悩まされる。学生時代にはうつ病を発症し、大学院を中退。 その後、生活を試行錯誤する中で健康法を確立。自身の体験とそれらのメソッドを書籍にて紹介。 著書に「人生を治す! 一人でできる至高のメンタルリカバリー」、「発達障害クリアリング 今からできる思考・感情ハック24」など。
  • 麻酔と蘇生 高度医療時代の患者サーヴィス
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    十九世紀なかばに、アメリカ合衆国で初めてエーテル麻酔が行なわれるまで、手術室はまさに修羅場であった。しかし、それから一五〇年の間に、麻酔・蘇生学の領域は、単に痛みの軽減に留まらず、手術前から後への患者の全身的なケアまでを受け持つことになった。本書は、黎明期からの先人の苦心の跡を辿り、麻酔がかかる仕組みを探り、今後の手術室がより快適であるための方法と可能性を、大学病院の現場から報告するものである。
  • 明末の文人 李卓吾 中国にとって思想とは何か
    4.0
    明末中国は既成の世界観が崩壊し、すべての価値観の再編が迫られる時代であった。五十歳を過ぎて「求道の巡礼」を志した李卓吾は、「知」と「言」の乖離する時代精神に抵抗して儒教の裏切者、異端と迫害され、ついに自刎した文人である。高踏的反俗性と草の根気質が合体した過激な言動は狂者を思わせたが、人間存在の意味を問う「性命の道」を貫いた後半生は中国哲学史の主流に連なり、そのラディカリズムは数百年を経て今日に蘇える。
  • 教育ルポ&インタビュー つなぐ
    -
    どうすれば子どもや保護者と心をつなぐことができるのか。地域の人と人をつなぎ、「子どもの幸福」第一の社会を未来へ継つないでいくことができるのか――。『教育ルポ&インタビュー つなぐ』は、聖教新聞に連載された学校や保育園などの教育ルポと、国内外の識者のインタビューを書籍化したもの。また、教育現場で奮闘する教員らの悩みに先輩がアドバイスを送る「お悩みカフェ」を収録するなど、教育や子育てに携わる方々のみならず、多くの読者にとって、未来へ希望をつなぐ一助となるだろう。
  • 薬害エイズ 今だから伝えておきたいこと
    -
    1巻770円 (税込)
    「薬害エイズ」事件、それは多くの血友病患者が輸入された血液製剤によってエイズウイルス(HIV)に感染し、500人以上の方が命を落とした事件である。この血液製剤の原料は献血による血液ではなく有償採血によるものであった。最初に血友病患者のエイズ症例が報告されたのは1982年で、それはちょうど著者が医師になった年である。 そして、輸血学と血液学を専門にする著者は、この「薬害エイズ」と長年、関わることになった。国は、「薬害エイズ」を反省し、厚生労働省の敷地内に医薬品による被害を再発させないことを誓った「誓いの碑」を設置した。また、「安全な血液製剤の安定供給の確保等に関する法律」(血液法)を2002年に制定した。著者は厚生労働省の委員として血液法に関する議論に参加している。当初、血液製剤の献血による国内自給を高らかに歌い上げていたが、だんだんトーンダウンしていく状況を目の当たりにし、著者はこの出来事が風化することを憂えているのである。今、薬害エイズを起こした血液凝固因子製剤は90%以上が遺伝子組み換え製剤に取って代わっており、感染のリスクは減少した。しかし、その技術は残念ながら国産ではない。結局、今も血友病の治療薬は大半を国外製品に依存しているのである。 本書は「薬害エイズ」を風化させないために書かれたものであるが、血液製剤の製造方法や安全対策、そして残存するリスクなどが解説されており、ちょっとした輸血学の教科書としても、お薦めである。
  • 21世紀への遺書
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    世界を救うのは“科学”であり“技術”ではない……物理学者が語る21世紀という未来  環境問題は科学の問題である。科学の問題であるとは、ごまかしがきかないということだ。21世紀は存在するかという問いは、全人類が21世紀にふさわしい存在になりうるかという厳粛な問いになる。それは例えば、環境問題を解決するにたる頭がもてるかという問いにもなる。全人類が十分に賢くなることが、21世紀を存在させる条件になるだろう。(本文より)  刻々と深まる地球環境の悪化の下で、我々は何を次代に伝えるべきか……。1994年の執筆当時、92歳だった科学者が遺した厳しく烈しいメッセージとは? 今だからこそ読みたい、先見の明に長けた思想書。 ●三石 巌(みついし・いわお) 1901年、東京都生まれ。物理学者。東京帝国大学(現東京大学)理学部物理学科および同工学部電気工学科大学院卒業。日本大学、慶應義塾大学、武蔵大学、津田塾大学、清泉女子大学の教授を歴任。還暦を機に医学にも造詣を深め、独自に編み出した「分子栄養学」を創設。理科の教科書、子供のための科学書から専門書まで、生涯著作は300冊以上にのぼる。科学読み物の古典『ロウソクの科学』の訳者としても有名。1997年1月、死去。その2週間前まで、雪山でのスキーを楽しんだ。
  • Workbook
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 現代はグローバル社会、IT 社会と呼ばれて久しい。テクノロジーも日進月歩で進み、AI の発展により、若者の将来の職業でさえ、予測不可能な時代になっ てきている。そのような社会状況の中で、本書は、English for the Global Twenty-first Century: Topics in Economics, Business, and Information Technology に掲載されている経済・経営・情報に関するWords and Expressions のワークブックである。各章は、1. 重要な英単語、2. 単語の意味、3. 重要英単語を使った英語の例文、4. 例文の訳、5. 穴埋めの問題の5ページから構成されている。
  • エール ~これからのキミへ~
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    1巻770円 (税込)
    痛みは本人にしかわからない孤独な闘い。いじめも、受けた本人にしか痛みや傷み、悔しさ、悲しさはわからない。だけど生きている喜びはすばらしい。(著者「あとがき」より)──幼少時代から「白血病」などの病気や「いじめ」と闘ってきた著者が半生を綴る。困難と闘う人たちへ「いっしょに、がんばって生きよう。」というエールも込めて……。
  • 雍正帝 中国の独裁君主
    4.2
    康熙帝の治政を承け中国の独裁政治の完成者となった雍正帝。 その生き方から問う、東洋的専制君主とは? 「雍正朱批諭旨解題」併録。 〈解説〉礪波 護
  • 医者いらず、老いしらず 人生100年時代の新・健康常識
    5.0
    科学的に正しい知識・食事・運動 こんな時代だから、自分の健康は自分が守る。「分子栄養学」を打ち立てた著者が実践する健康法とは?健康についての情報は日一日と増えつつある。古いものをいつまでも信じている人間は科学というものを知らないことになるのである。体の中の問題は目に見えないから、どんなおかしな考えも、口先ひとつでまことしやかに聞こえるものだ。私は分子栄養学の旗を、そしてメガビタミン主義の旗をかかげている。その旗を支えるポールの実体が、科学であり近代合理主義である。(「プロローグ」より)
  • 1日1分レッスン!新TOEIC TEST 千本ノック!7
    4.5
    公開テストを毎回受験し、出題傾向を熟知した著者が、今回も基本、頻出、良問、難問143問を厳選しました。解けば解くほど点数アップ。高得点を約束する厳選143問に、あなたも食らいついてきてください。 ネイティブが本文の英文を朗読した音声ダウンロードのダウンロードにつきましたは、祥伝社ホームページをご覧ください。
  • チベット人の民族意識と仏教 その歴史と現在
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    中国の仏教弾圧により民族意識は強化され、チベット仏教の平和思想ゆえ独立運動は抑制される。政治と宗教の奇妙な対立の構図を検証。 チベット問題は、二一世紀に残る大きな課題の一つである。これらは、よく漢民族とチベット民族のあいだの民族問題とされる。そう考える人々にとっては、冒頭のような光景は信じがたいかもしれない。しかし、それは紛れもなく現実である。そしてこの光景はチベット問題を単なる民族問題とみるべきではないことを如実に物語っている。 では、このチベット問題を我々はどのようにみるべきなのであろうか? 本著ではこの問題について、民族意識と仏教をキーワードとして考えていきたい。具体的には、まずチベットが「近代の衝撃」を受けた結果、原初的ながら民族意識が生まれ、「近代国家」を目指したダライラマ十三世時代を中心に、一九五九年の十四世亡命までの状況をふり返る。その際には﹃見えざる者の案内﹄や﹃ダライラマ十三世伝﹄といったチベット語史料を中心に、英語や漢語の史料も用いる。チベット語史料を中心にするため、その歴史はチベットから見たものとなる。そして後半は、現在のチベット、特に亡命チベット人社会の状況について紹介することとする。(本文より抜粋) 【目次】 はじめに 一 一九五一年以前のチベットの状況 1 チベットの「前近代」 2 チベット民族意識の萌芽──ヤングハズバンドの遠征と清朝軍のラサ侵攻(一八七六─一九一三) 3 ダライラマ十三世による「近代化」運動とその挫折(一九一三─一九三三) 4 ダライラマ十四世の登場と人民解放軍のラサ進軍、十四世の亡命(一九三四─一九五九) 二 チベット人の民族意識 1 中国領チベットと亡命チベット人社会における「民族」──チベット族とチベット人 2 民族意識の源泉──亡命チベット人社会における中国政府の弾圧の記述 3 チベット民族意識の拡大──「ヒマラヤ民族運動」 三 チベット民族と仏教 1 民族意識とチベット仏教 2 民族を越えるチベット仏教──ダラムサラの漢人たち おわりに 補遺 あとがき 【著者】 日高俊 大谷大学大学院文学研究科国際文化専攻博士後期課程満期退学。大谷大学文学博士。 現在、大谷大学非常勤講師。 主な論文に「1927~28年におけるポユル・カナム領主の反乱について:ガンデンポタン政権による「近代化」とその影響」(『日本西蔵学会会報』第57号)、「民国成立期(1912-13)中国とダライ・ラマ政権:ダライ・ラマ帰還と和平交渉」(『中国研究月報』第62巻第8号)などがある。(2014年現在)
  • 境界の考古学 対馬を掘ればアジアが見える
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    1巻770円 (税込)
    かつて要塞の島として閉ざされた「辺境」対馬。豊かな遺跡からは境界なき時代のアジアの躍動が浮かび上がる。 本書のタイトル「境界の考古学」には「考古学の境界」という意味をも含ませている。本来の意味は、もちろん地理的「境界」に関するものである。対馬は、日本列島と朝鮮半島の「境界」であり、また広くは、ユーラシア・アジアの大陸世界と環太平洋の海域世界との「境界」である。ほかにも目的によって大小いくつもの地理的「境界」を設定できようが、ただし、必ずしもそれらは文化的内容を意味するものでもない──たとえば日本文化、朝鮮文化など──ことは注意しておく必要がある。 もう一つの意味は、「考古学」という学問の「境界」に関するものである。……歴史学としての考古学にしろ、人類学としての考古学にしろ、「科学的思考」にしたがって研究するという点はなんら変わらない。ただし、先にふれたように、近代的思考そのものが問われている現在、考古学もほかの人文社会科学と同じく、複数の学問領域の知見を借りることなどによって、その問いに答えていく必要性もあるのではないだろうか。(本文より抜粋) 【目次】 はじめに──対馬という「境界」 一 考古学の「境界」──戦後対馬と日本考古学 1 戦前の対馬と考古学 2 「日本の考古学」と東亜考古学会 3 東亜考古学会対馬調査とオリエンタリズム 4 九学会連合対馬調査と「日本考古学」 5 戦後対馬調査の残したもの 二 「境界」の考古学──対馬の先史・原史・古代 1 「対馬」の誕生 2 対馬の先史 3 対馬の原史・古代 4 原史・古代対馬の集落 5 原史・古代対馬の土器 6 原史・古代対馬の金属器文化 7 まとめ──「南北市糴」の新たな可能性 おわりに──「境界」の未来 【著者】 俵寛司 九州大学大学院比較社会文化研究科日本社会文化専攻博士後期課程修了。博士(比較社会文化)。 現在、東京外国語大学特定研究員(サイバー大学世界遺産学部客員講師)。 主な論著に、「近代としての「東洋」考古学」(『東南アジア考古学』26号、2006年)、「戦後対馬と日本考古学」(Quadrante 9、東京外国語大学海外事情研究所、2007年)、『対馬ヤマネコブック エコツーリズム特集』(共編、みつしま印刷、2004年)などがある。 (2014年現在)
  • 清朝の蒙古旗人 その実像と帝国統治における役割
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    1巻770円 (税込)
    清朝のモンゴル旗人はモンゴル・チベット等北方「藩部」統治の実務を担った。彼らの言語能力・仏教信仰のあり様からその実像に迫る。 本書の目的は、蒙古旗人の「モンゴル」としての特徴がいかなる点に見られるのか、また清朝がその特徴をいかに認識し、帝国統治において蒙古旗人をどのように活用したのかを明らかにすることにある。本書では、清朝の勃興・成立期である一七世紀前半から、清朝が最盛期をむかえる一八世紀後半までの時期を考察の対象とする。一九世紀の蒙古旗人に関してはこれまで本格的な研究が行われたことがなく、筆者自身もまだ検討が及んでいない。そもそも一九世紀に関しては八旗研究そのものが深化しておらず、支配集団としての八旗・旗人は、清朝の弱体化・堕落・腐敗の象徴的存在として語られるのみで、本格的な研究の対象とはなってこなかったのである。このような状況を踏まえ、本書では一八世紀末までの蒙古旗人の実像をより詳細に明らかにし、この時期の清朝の帝国統治構造を考察することとしたい。(本文より抜粋) 【目次】 はじめに 1 清朝史への関心の高まり 2 帝国統合の中核組織──八旗 3 蒙古旗人は「満洲」か、「モンゴル」か? 一 清朝の帝国統治における蒙古旗人の役割 1 清朝に帰順したモンゴル人と蒙古旗人 2 清朝の藩部統治と蒙古旗人 二 蒙古旗人のモンゴル語能力と清朝の言語政策 1 順治・康煕年間の蒙古旗人に対する言語政策 2 蒙古旗人のモンゴル語喪失問題 3 蒙古旗人の昇進ルート 4 乾隆帝のモンゴル語政策 三 蒙古旗人とチベット仏教 1 清朝とチベット仏教 2 『百二老人語録』にみる松?の自己認識 3 モンゴル・チベット統治に従事した蒙古旗人のモンゴルアイデンティティ 四 清朝の帝国統治構造と八旗の多様性 結びに代えて 【著者】 村上信明 筑波大学大学院博士課程人文社会科学研究科修了。博士(文学)創価大学文学部准教授。 主な論文に、「清朝中期における蒙古旗人の自己認識:正藍旗蒙古旗人松筠の例を中心に」(『内陸アジア史研究』第20号、2005年3月)、「パンチェンラマ三世の熱河来訪と清朝旗人官僚の対応:十八世紀後半の清朝・チベット関係の一側面」(『中国社会と文化』第21号、2006年)、「駐蔵大臣の『瞻礼』問題にみる18世紀後半の清朝・チベット関係」(『アジア・アフリカ言語文化研究』第81号、2011年)など。(2014年当時)
  • 民衆 対 陸軍 太平洋戦争の原因は「民衆の台頭」だ!
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    1巻770円 (税込)
    戦前日本の軍国主義の背景に「民衆の台頭」への恐怖があるとする斬新な近代史観を提示する。20世紀前半、民主主義が普及し、民族自決の思想が広がるなど、世界的な規模で民衆が発言権を増した。わが国においても日露戦争の講和に反対した「日比谷焼き打ち事件」、民衆が国会議事堂を包囲して時の首相を退陣に追い込んだ「大正政変」、これも政権交代を促した「米騒動」など、民衆の声と行動が政治を左右するようになった。わが国指導層はこの「民衆の台頭」が社会主義革命や天皇制の転覆につながることを恐れ、まず社会主義勢力を弾圧し、沈黙させる。男子普通選挙が実現した後、軍部をはじめとする保守派は議会勢力の強大化、議会を通じた社会主義への接近を恐れ、この情勢下いくつもの暗殺事件が発生し、議会勢力もまた沈黙してしまう。そして満州事変に始まる戦争の時代、指導層は軍国主義と皇国思想を鼓吹し、民衆もこれを受け入れた。「民衆の台頭」への恐怖は消え去ったかに見えた。しかしこれは同時に合理性の喪失でもあった。
  • 自殺について 他四篇
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    『意志と表象としての世界』を著したショーペンハウアー(一七八八―一八六〇)の『余録と補遺』から,生と死をめぐる五篇を収録.人生とは意志=欲望が満たされぬ苦しみの連続であるが,自殺は偽りの解決策として斥ける.皮肉と遊び心に富んだ人生観察家による珠玉の哲学的散文.新訳.

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  • せっかく離婚したのに
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    冴えない中年男の再就職先にいた社長は、大変身した「元妻」。さらに、現在、同居している女の「元夫」がそこに……。二組の元夫婦を軸に、個性的な面々のエピソードが楽しく展開する小説である。「最初の結婚と反対の甘い生活を送りましょうね」と復縁を宣言し、オープンカーで男を迎えに来る女性の明るさとたくましさと美しさに未来への希望が輝く。
  • 私の介護八年 ─死に至る病との闘い、そして介護する側の想いとは─
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    1巻770円 (税込)
    これから好きなことに打ち込もうとしていた矢先、「進行が速い人は一、二年の間に死に至る病」と告げられた夫。歩行、言葉や飲み込みの障害から始まり、筋緊張、頸部が後方に反るという症状が次々に現れる。転倒の恐れから見守りが必要とされ、介護者の負担は大きい。著者は医療、福祉の専門家に率直に相談し、夫の兄や友人と協力し合いながら、「介護者が倒れない介護」を模索していく。
  • 都会と田舎 日本文化外史
    値引きあり
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    花のみやこか、懐かしきふるさとか――。日本列島の文化の歴史は、海の外からやってきた最新の情報があつまる都会への憧れと、生まれ育った郷土への思い入れのはざまで紡がれてきた。奈良、京都、のちには江戸・東京という「みやこ」に対する「地方」の憧れと反発、さらに中国大陸や欧米という「中央」に対する「辺境」日本の憧れと反発という二重の交錯を見据え、そこに織りなされる綾を丹念に描き出した唯一無二の列島文化史。 夷なる日本が華なる中国に劣らないと主張した京都生まれの伊藤仁斎と、関東出身で田舎固有の文化に価値を見出し江戸学芸を京から自立させた荻生徂徠。日本文化や日本的なるものの一貫性を否定した内藤湖南と「国史」の範囲に苦悩した黒板勝美。日本文化が基底のところで一体のものであることを前提にしたことで「郷土を捨象した」と批判された、民俗学の父・柳田国男が敬意をいだいていたのは、田舎に「いにしえのみやび」を見出した本居宣長だった。 古代の青銅鏡が示す畿内王権や記紀神話にはじまり現代にいたるまで時代を縦横無尽に扱いながら、独自の視点で日本文化の形を照らし出す。(原本:平凡社、1991年) 【本書の内容】 はじめに 第一章 都市の論理――先進・後進論の背景 第二章 反都市文明――「地方」主張の論理と背理 第三章 国家という単位――単一の「国」と「くに」の複合 第四章 民衆知と文字文化――ひとつの試み あとがき 解 説(長﨑健吾)
  • 改訂新版 一番わかりやすい小学算数の教え方
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできません。 この一冊でお母さんも「算数の先生」になれる! 塾業界30年のカリスマ講師が、 親子で、キッチンでできる小学算数の「解き方」「教え方」を伝授。日常生活の中で教えられる小学算数のノウハウをいこの一冊に凝縮。 子どもの学力がみるみる伸びる、親子学習の秘訣がこの一冊に!

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