作品一覧

  • ペンローズの幾何学 対称性から黄金比、アインシュタイン・タイルまで
    3.0
    1巻1,100円 (税込)
    ペンローズが追い求めた「驚きの図形」が見つかった! 世界中の数学ファンを熱狂させたペンローズ・タイルの発表(1974年)から半世紀──。 「隙間も重なりもなく平面を敷き詰める図形」=平面充填を探究するシンプルな問題は、幾何学を発展させ、結晶科学においてはノーベル賞をもたらす成果を挙げてきた。 2023年には、「存在しない」と考えられてきた図形「アインシュタイン・タイル」がついに発見された。 非周期モノ・タイルとよばれるこの図形は、いったいどんな形状で、どこがどうすごいのか? 数学者だけでなく、アマチュア愛好家によっても偉大な発見が続々となされてきた平面幾何の世界。 パズル感覚で楽しむことができ、しかも奥行きの深いこの分野で、「次の大発見」をもたらすのは、あなたかもしれない!
  • ギャンブル等依存症対策士資格認定テキスト
    -
    1巻2,420円 (税込)
    ギャンブル等依存症に対応する人材育成が目的の民間資格「ギャンブル等依存症対策士」。資格制度のファーストステップである「ベーシックコース」の講義にて必携のテキスト。ギャンブル等依存症の理解と対策に加え、知っておきたいギャンブルの基礎知識も学べる1冊。 ※本電子書籍は同名出版物(紙版)を底本として作成しました。記載内容は、印刷出版当時のものです。 ※紙版とは異なる表記・表現の場合があります。また、電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。
  • 「社会調査」のウソ リサーチ・リテラシーのすすめ
    4.1
    1巻850円 (税込)
    政府・官公庁・社会運動団体・マスコミが発表する社会調査の大半はゴミである。我々はいかにしたらデタラメ社会から脱却できるか 世の中に蔓延している「社会調査」の過半数はゴミである。 始末の悪いことに、このゴミは参考にされたり引用されることで、新たなゴミを生み出している。 では、なぜこのようなゴミが作られるのか。 それは、この国では社会調査についてのきちんとした方法論が認識されていないからだ。 いい加減なデータが大手を振ってまかり通る日本―デタラメ社会を脱却するために、我々は今こそゴミを見分ける目を養い、ゴミを作らないための方法論を学ぶ必要がある。
  • ラスヴェガス物語 「マフィアの街」から「究極のリゾート」へ
    3.5
    1巻640円 (税込)
    ひとつの砂漠のオアシスが、いかにして世界有数の巨大娯楽都市になりえたのだろうか? ラスヴェガスの歴史をつくった三人の男たち――禁酒法の時代にギャンブルの街を支配したマフィアのボス、B〈バグジー〉・シーゲル。マフィアを追い出し、自らの桃源郷実現を夢見てたH・ヒューズ。そしてすべての人々が楽しめる〈究極のリゾート〉を完成させ、1990年代の大躍進をもたらしたS・ウィン。本書では、三人の男たちの波乱万丈な生涯を通じて、アメリカ史の縮図ともいえるラスヴェガスの歴史を明らかにする。 【目次より】●ラスヴェガス誕生――かつて砂漠のオアシスだったところが、ギャンブルのメッカになりえた理由 ●ラスヴェガス暗黒時代の幕開け ●ラスヴェガスに桃源郷を夢見た男 ●ラスヴェガスで「究極のリゾート」の精神を具現化した男 ●ラスヴェガスの陽は沈むか このきわめてユニークな街の歴史物語を「三人の男」を中心にひもとく一冊である。
  • カジノが日本にできるとき 「大人社会」の経済学
    -
    1巻660円 (税込)
    娯楽なき「大人の社会」はありえない。ギャンブル後進国日本も、もはや禁止するのではなく、自己責任のもとにそれを認めるべきではないか。20世紀以降に誕生した都市で唯一百万人都市になったラスベガス。何も観光資源のない貧しかった小さな街、チュニカの大成功……。本書では、カジノ合法化がもたらすプラスとマイナスの影響を、アメリカの先例をもとに客観的に分析。日本で懸念されている「青少年への悪影響」「勤労精神の減退」「闇社会への資金流出」などは心配なく、逆に「失業率の低下」「地域振興」「税収の確保」などの経済的・社会的効果の方がはるかに大きいことを指摘する。 〈主な内容〉◎「カジノ」という不思議な空間 ◎カジノにはどんなタイプがあるか ◎パチンコはカジノか ◎カジノの経済効果と社会的コスト ◎カジノ経営 ◎娯楽産業(楽しませる産業)の哲学 生産と娯楽の両方に価値を見出す「大人の社会」への脱皮を提言した、異色の社会経済論。
  • 悪魔の証明 ――なかったことを「なかった」と説明できるか
    3.3
    事実ではないことを「そんなことはなかった」と説明するのは、実際にあったことを立証するよりも困難だ。しかし人は往々にして、そんな「悪魔の証明」を他人に強要する。思い込みが先行した追及は、ともすると自らの挙証責任をないがしろにするので、相手に説明の「無限ループ」を迫ることになる。敵を混乱させたり、イメージ悪化を図るには有効だが、もはや建設的な議論や問題点の抽出は望めない。本書では、犯罪学や統計学、そして宗教学も参照しながら、悪魔の証明の正体に迫ろう。
  • ランキングのカラクリ
    3.0
    1巻1,540円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ★【国語教科書 紹介図書】『新 現代の国語』(令和4年度~用、三省堂高等学校国語教科書)「ブックガイド」欄にて本書をご紹介いただきました。 メディアで報じられるとついつい見てしまう、気になるランキング。でもその順位、本当ですか?統計のプロフェッショナルが教える数字とデータの「正しい」読み解き方。
  • 世界を変えた暦の歴史
    -
    1巻660円 (税込)
    古代マヤ文明や古代オリエント文明では驚異的な天文知識があり、暦に関する仕掛けや工夫が多く存在した――そう聞くと、すごい! と感じてしまうほど現代は暦の常識から遠ざかっているが、暦によって農業の生産力を高められたし、暦を司るものは権力を確実にした。つまり、集団を統治するうえで重要なものだったのだ。それらが構築され、洗練されることで集団は「社会」へと発展していく。では、暦は社会とどのような関係があったのか。歴史的には古代に遡る。世界各国で影響を与えていたが、たとえば古代ギリシャでは、リュディア軍とメディア軍が、太陽が隠れたのを見て両軍はおののく。そして武器を捨てて和平に合意した。これは科学者タレスが日食を的中させ利用したものだった。暦が果たす役割を歴史学的にはあまり重要視されてこなかったが、本書では社会誕生のプロセスに焦点を当てて、暦の影響力を考察する。
  • 定年後の知的生産術
    3.0
    1巻770円 (税込)
    定年退職後こそ、クリエイティブに、好きな研究、夢や目標に向かって打ち込むチャンスである。これまでの仕事や人生で得た経験が、意外な組み合わせによる新しい発想や、本質を見抜く眼力に通じる。時間的・金銭的な余裕が比較的あることは、シニア世代の大きなアドバンテージである。本書は定年後のクリエイティブ・シニアを応援する一冊。役に立つ情報の取捨選択法、資料整理術、最終的には著書の刊行へ。「知」の発信者になるノウハウを開陳。充実した知的生活へ、ようこそ。
  • 40歳からの知的生産術
    3.2
    1巻770円 (税込)
    忙しくて時間はないのに、責任は大きくなるばかり……。増え続けるプロジェクトをこなし、確実に成果を出すにはどうすればいいのだろう? 本書は、あなたのパフォーマンスを最大化するための、とっておきの技術を披露する。究極の時間管理術から、ファイルを駆使した情報整理術、情報発信の戦術と戦略まで、今すぐ使えるノウハウの数々を大紹介。少ない時間で最大の効果をあげるための、知的生産の秘訣を明かす。
  • 科学研究とデータのからくり 日本は不正が多すぎる!
    4.0
    1巻730円 (税込)
    ノバルティス社のデータ改竄(かいざん)なんてかわいいものだった――なぜ、科学者たちはうそをつくのか。STAP細胞事件、ノバルティスファーマのデータ改竄事件、厚労省が記者発表したギャンブル依存症問題……とにかく捏造や不正が多すぎる。日本では犯しやすく、発覚してもペナルティが甘いからではないか。そして、根本的なところでは、日本の「複雑怪奇な研究費助成システム」が原因といっていい。研究者たちはどうやって人を騙すのか。どう切り抜けようとするのか。本書では、世間を騒がせた事件を中心に解説し、現状を暴いていく。どこまでが単なるミスで、どこからが犯罪になるのか。過失と不正の評価をわかりやすく表にした。絶対にやってはいけない掟とは何か明らかにする。

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  • ツキの法則 「賭け方」と「勝敗」の科学
    3.9
    1巻640円 (税込)
    競馬のボックス買い、本命ねらい、同じ金額を賭け続ける…これらは得な賭け方か、損な賭け方か? 本書では確率・統計理論にもとづき、「必勝法の迷信・誤解」「より早く確実に負けてしまう方法」などを説きながら、「ツキの正体」を明らかにしていく。賭け方・勝敗の意外な関係と、賭けの真の醍醐味を教えてくれる「ギャンブルの科学」。

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  • 脳がよろこぶ思考力アップ!パズル エレガントに解ける魅惑の66題
    -
    1巻950円 (税込)
    古今東西のパズルから、解けた時に感動するほどの良問を厳選して出題。ひらめき、論理思考、総合的推理力、確率センスと計算力、幾何と図形のセンス、とんち力――脳の能力をスッキリ楽しく鍛える知的問題集。小学生に解けて高学歴の人に解けない……というような事も続出!?【「はじめに」より】良いパズルは、「エレガント」でなければなりません。本書は(あくまで主観ですが)「エレガント」なパズルを集めました。ここで言うエレガントさとは、問題が解けた時に(もしくはやむなく解答を見た時に)感ずる、「ああ、そうだったんだ……、なんで今までわからなかったんだろう」といった、驚きを込めた感激だと考えても、そう間違ってはいないでしょう。

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  • 確率・統計であばくギャンブルのからくり 「絶対儲かる必勝法」のウソ
    3.5
    1巻1,012円 (税込)
    胴元は確実に儲かる。なぜか? 明日のレースに、まだ間に合う!勝負に挑むギャンブラーはこれを読め! 胴元が確実に儲かるように設計されたギャンブルに、直感で挑んでは勝ち目はない。カタい目を押さえる流し買い、ワイド馬券や複勝転がし……、一見勝ちやすそうな手こそ負けへの近道とは、これいかに? 「必勝戦術」のあるゲーム、ないゲーム、スポーツ・ブッキングの仕組みなど、確率論で解き明かす、巧妙なからくりの数々。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 「社会調査」のウソ リサーチ・リテラシーのすすめ

    Posted by ブクログ

    筆者は毒舌で癖が強いですが、それでも良書と思います。やや古い本ですが、エッセンスは決して色褪せていないと感じます。
    研究者はもちろん、調査を委託する公務員等(特に幹部職員)にも読んでほしい。仕事で官公庁の受託調査に携わっていますが、意思決定に関わる立場の人間の「リサーチ・リテラシー」があまりにもお粗末と感じることが多々あるためです。

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    2024年04月28日
  • 「社会調査」のウソ リサーチ・リテラシーのすすめ

    Posted by ブクログ

    データを公開しない調査は嘘であるとよく分かった。

    バカな調査をキチンとバカにしないと無くならないという筆者の考えにも同意

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    2021年12月15日
  • 「社会調査」のウソ リサーチ・リテラシーのすすめ

    Posted by ブクログ

    刺激的な書きぶりだが、参考になることは多い。

    新聞記事の見出しを鵜呑みにしてはいけないということを改めて教えてくれる良書。

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    2021年04月02日
  • 「社会調査」のウソ リサーチ・リテラシーのすすめ

    Posted by ブクログ

    大学時代に読んだ本を再読。

    当時は新聞を始めとする報道メディアに日々触れる中での自分の判断を確かなものとするためのリサーチリテラシーを身につけたたい、と思って手に取った本だった。今でもその思いは変わっていないし、10年以上ぶりに読んで、その間にいくつか統計学の本を読んだりもしたけど、リサーチリテラシーの基本的な思想はこの本を読んで身につけたことが多いように感じる。

    一方で現在はNPO等の公益活動の支援に関わることが多く、その中で社会調査を実施する機会も少なくないので、自分自身が本書でいう「ゴミ(社会調査の体を成していないにも関わらず身勝手な分析結果を撒き散らし、二次利用三次利用されて誤解を

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    2020年11月18日
  • 「社会調査」のウソ リサーチ・リテラシーのすすめ

    Posted by ブクログ

    社会調査について書かれた本だが物事の考え方捉え方の方法論を具体的に、かつ、名指しで批判するなど刺激的かつ面白く書いてあり感動した。もっと早く出会えれば良かった。社会学部を卒業した身としてリサーチリテラシーが高くないことが誠に恥ずかしい。日々緊張感を持って情報と接していかねばと思った。また、参考文献も面白そうなので、ぜひ読んでみたい。

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    2021年08月08日

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