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政府・官公庁・社会運動団体・マスコミが発表する社会調査の大半はゴミである。我々はいかにしたらデタラメ社会から脱却できるか
世の中に蔓延している「社会調査」の過半数はゴミである。
始末の悪いことに、このゴミは参考にされたり引用されることで、新たなゴミを生み出している。
では、なぜこのようなゴミが作られるのか。
それは、この国では社会調査についてのきちんとした方法論が認識されていないからだ。
いい加減なデータが大手を振ってまかり通る日本―デタラメ社会を脱却するために、我々は今こそゴミを見分ける目を養い、ゴミを作らないための方法論を学ぶ必要がある。
Posted by ブクログ 2020年11月18日
大学時代に読んだ本を再読。
当時は新聞を始めとする報道メディアに日々触れる中での自分の判断を確かなものとするためのリサーチリテラシーを身につけたたい、と思って手に取った本だった。今でもその思いは変わっていないし、10年以上ぶりに読んで、その間にいくつか統計学の本を読んだりもしたけど、リサーチリテラ...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年08月08日
社会調査について書かれた本だが物事の考え方捉え方の方法論を具体的に、かつ、名指しで批判するなど刺激的かつ面白く書いてあり感動した。もっと早く出会えれば良かった。社会学部を卒業した身としてリサーチリテラシーが高くないことが誠に恥ずかしい。日々緊張感を持って情報と接していかねばと思った。また、参考文献も...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年08月08日
社会調査のやり方、調査結果の扱い方について、詳しくわかりやすく述べられていた。せっかく行った社会調査のデータが役に立たない無駄なものになったり、誤った結果を導き出さないために、非常に参考になる。具体的な統計・分析については触れられていないが、まずい調査結果分析の実例が多く挙げられているため、理解しや...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年06月16日
「ビジネス定量分析」クラス、講師推薦の第2弾。
世の中にはびこるデータの真意を考えるキッカケに最高の1冊。
P.9 「ゴミ」は1回だけで終われば、さして問題ではない。ところが迷惑なことに、ゴミは次々と引用されることで、他のゴミを生み出すことがある。
P.13 街頭で「サッカーくじ反対」などと書か...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年02月28日
堅い本と思って読んだら、いい意味で裏切られた。
マスコミなどで紹介されている社会調査のデータを
大多数はゴミと呼び、痛快だ。
この本を読んで、私自身ニュースの見方がかなり変わった。
しかし、こんなに実名や実際の記事で切り捨てて大丈夫だったんだろうか?
特に朝日新聞・産経新聞はどう取り扱ったのか興...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年07月18日
読んでいて爽快なほど新聞記事やアンケートを実名を挙げてばっさりとごみ呼ばわり
ただひねくれてごみ呼ばわりするのではなく、理由を聞くと納得させられる
今後、テレビや新聞で社会調査の内容を見てもまずは疑うところから始めてしまいそうだ。というか実際ほとんどの内容が疑わしいのだろう。
自分ももう少しリサーチ...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年02月14日
必読の書。
この本以降、類似の本を何冊も読んだが、明快さ、インパクトはこれが一番。一発で谷岡先生のファンになった。
故意であれ悪意であれ、データと調査にはゴミが混じり易く、ゴミはゴミを呼び、本当に必要なことを覆い隠して行く。
身を守る為には、自分が強くなるしかない。
今も全く状況は変わらない。
てか...続きを読む
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