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病院での受診の際、症状や心配していることをうまく伝えられず、受けた治療に不満を感じた経験を持つ人は多いのではないだろうか。こういう場合医師の側も、患者の期待に応えられなかったことに忸怩たる思いを抱くことになる。医療現場でのトラブルは実は患者と医師のコミュニケーション不全に起因するものが多い。言い換えれば患者と医師の会話がうまくいっていれば、防げる問題も多い。受診するとき心配事を上手に伝えるにはどうしたらよいか、医師は患者の思いをどうやって汲み取ったらよいか、臨床と医学教育の現場に長く身を置いてきた医師が具体的に提言する。【目次】はじめに/1 コミュニケーションの失敗による不幸/2 コミュニケーションギャップの形成/3 異文化に生きる患者と医師/4 患者の世界/5 医師の世界/6 科学的根拠に基づいて行う医療の功罪/7 患者と医師の新たな接点を求めて/おわりに
...続きを読むPosted by ブクログ 2022年07月09日
まさに今、自分が直面していることを端的に言い表しているタイトルだと思い、手に取りました。
私がかかっているのは精神科です。精神科はCTやレントゲンといった目に見えるデータが得られない分、医師と患者が正しく情報を共有するのが、よりいっそう必要なのではないかと思いました。
よい医師とは、気の合う医師...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年02月05日
臨床と医学教育の現場に長くたずさわられた著者が、医療現場でトラブルの主要な原因となる「患者と医師のコミュニケーション不全」に焦点をあて、具体的な事例を元に、その原因と改善方法について著している一冊です。
本書は医師・患者のそれぞれの視点で、医療に詳しくない人にもわかりやすい言葉で、具体的な事例をも...続きを読む
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