長田安司の作品一覧
「長田安司」の「「便利な」保育園が奪う本当はもっと大切なもの」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「長田安司」の「「便利な」保育園が奪う本当はもっと大切なもの」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
子育て支援について、見落としがちだけれど、とても大事なことに気付かせてくれた良書。
筆者は、保育園の経営者として、現在の、サービス拡充偏重の保育環境整備について警鐘を鳴らしている。
保育園のサービスは、一体誰のためのものか。
母親が働くための託児施設であればいいのではない。
子どもの健全な成長を助ける場であるべきだ。
三歳児神話といって、幼少時には、母親がそばにいて、愛情と信頼の絆をきちんと築き、それによって反発や反抗を伴う子どもの自立を支えることが大事。
この深い愛情に支えられた自立心が、他者への興味や社会性を身に付ける根拠となる。
この愛情の絆が欠けたまま、他の子どもたちと接しても
Posted by ブクログ
利用者目線(親)で便利な保育園が増えていて、保育園は親の代わりに子供を育ててくれる場所と認識している未熟な親が増えている。
便利さを追求し、仕事を優先し子育てを外注したツケは必ず子供の成長に跳ね返ってきて、落ち着きのない子供や不安定な子供が増えることになる。
それはひいては日本の未来に影響してくることで、政府も行政も親も子育ての本質をもう一度考え直さなければいけない。
犬猫だって生後50日程度は親から引き離すと凶暴になってしまうので親元に置いておくことという法律がある中で、人間だけ大丈夫なわけがない。
オランダなどは養育中は父、母2人で1.5人分(12時間)以上の働き方はしないように決めてい
Posted by ブクログ
保育園は保護者向けサービスではない!親とともに子どもが育つ場所。
安易な知識で女性の社会進出は大事で、待機児童ゼロ施策は急務と思っていたけど、もっと親子が向き合える関係が築ける社会を考えて行くべき、と思った。企業のワークライフバランスは心身の健康のためと認識してたけど、家族のあり方について自分なりに考えて、バランシングすべきやね。しかし、会社はそんなことを支援できるだろうか。知的生産、ワーカー、サービスなどの職種特有の働き方、自身のキャリアパス、全てが円滑に行く方法なんてあるのだろうか。難しい問題だろうけど、お金の問題、時間の問題、本人の意識の問題など、問題を切り分けて、少しずつ解決するしか