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仁科克男は、ある日勤務先近くのレストランで、店主が撮った自主映画を観せてもらい、そこに映っていた女性・清水杏子に惹かれた。しかし、彼女は撮影直後、事故で亡くなったという。その直後、会社の人事異動で、系列の新会社P・フレックに出向することになり、開発業務に就くことになった。仕事内容は「時間軸圧縮理論」を応用した装置を作り出すという途方もないこと。同期の野方によるとそれは時間を操作し、過去や未来へ行くことが出来る装置らしい。そして、彼はこの装置を“クロノス”と呼んでいた。克男は、この装置を使えば、杏子を助けることが出来るのではないか、と思いつき……。 前作『クロノス・ジョウンターの伝説』(2015年刊行 徳間文庫 全7篇)に収録された作品は、二度の映画化(2005年「この胸いっぱいの愛を」、2019年「クロノス・ジョウンターの伝説」)と、5回舞台化され、再演を繰り返しているタイムトラベル・ロマンスの傑作人気シリーズ。 その最新作は、〈クロノス〉の制作秘話を描いたシリーズ初の長篇。 2022年に刊行された後、この作品も舞台化されている。 解説は、〈クロノス〉シリーズを舞台化した演劇集団キャラメルボックスの演出家・脚本家の成井豊氏。 帯に小説家・辻村深月氏の推薦文。
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夢の世界で危機を切り抜け、学校の美形男子四人組のひとりヘンリーとつきあいはじめたリヴ。幸せいっぱいのはずだったが、運命の女神はそう甘くなかった。義理の祖母(予定)の大事な植木を破壊したことがみんなにばれるし、妹のミアは夢遊病にかかるし、夢の世界では〈死の将軍〉なる怪しい人物に追いかけられるし……。おまけにある秘密をめぐって、大好きな彼ともぎくしゃくする始末。どうするリヴ! 大人気の〈夢の書〉三部作、第二弾。
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君塚育人はゲーム屋の女の子に「他人と会話するのが苦手」とずばり言われてしまうような男の子。ゲーム屋でもらったクロノレイヤー・オンラインというゲームにコンタクトしてみた。自分のキャラをイクトとして、ゲームスタート。出てきた世界は40年前の日本だった。そして受け取ったクエストは…。※巻末ページのリンク先にはジャンプ出来ませんのでご了承下さい。
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沖縄本島の遙か南に位置する宇嘉見島には、人間を拐かす黒豚の悪神ウヮーガナシーの伝説がある。島育ちで映画好きの中学生・ヨナと東京からの転校生・波多野清子は『オズの魔法使い』をきっかけに接近するが、清子は「黒い豚に呪われている」と告白をする――離島に棲まう神々と悪童たち、ひと夏の異界譚。
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森に消えた母の姿を求める“母なしむすこ”りゅうと、不思議な霊力をおびた“銅のくし”を懐にした“口なし娘”たみは、闇の一族、菜の花一族、夢の衆たちが住み、悪と死のつかい“放れ熊”の支配する黒森へ旅立っていく。闇の世界、山の住人、森の精霊たちが、その生滅をかけて戦い、語りかける壮大なファンタジー。
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「実は、クローンの研究をしているんだ」おれの耳許で囁くように言う。「ク、クローン? そういえば、イギリスで羊のクローンを誕生させることに成功したニュースが流れたけど、あれと同じようなものなのか」おれが興味津々に言うと、「ちっちっち」彼は舌を鳴らし、口の前で人差し指を左右に動かした。「あんなものは、とてもクローンなんて言えないよ。ただ同じ遺伝子を持っているというだけ。年齢の離れた双生児を人為的に作っただけじゃないか。おれたちが研究しているのは、そんなレベルのもんじゃない」(「クローン・クローン」より) 奇想天外なアイデアが満載、SFドタバタ・コメディ短篇集。 *天邪鬼 *シンデレラ現象 *愛しの悪妻 *ストーカー *クローン・クローン *刺青綺譚 *堪忍袋 ●高井 信(たかい・しん) 1957年、名古屋生まれ。東京理科大学理学部卒業。1979年、大学在学中にSF専門誌「奇想天外」にて作家デビュー。以後、ショートショートやSFアイデアストーリーを中心に活躍。1990年代にはRPGに材をとった小説やシナリオも執筆。2000年ごろからショートショートの研究に着手。著作多数。
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日本SF大賞受賞の『華竜の宮』で人類滅亡の危機と闘いもがく人々を描き話題を呼んだ著者が、初めて紡ぐたおやかなる少女のビルドゥングスロマン&至高のファンタジー。 生態系が一変した未来の地球。その熱帯雨林の〈カナピウム〉と呼ばれる地上四十メートルの林冠部で少女は暮らす。 豊かなる生態系を誇る樹上には多彩な動植物が集まり、少女たちは彼らが発散する匂いを手がかりに、しなやかに樹上を跳び回る。一方で、彼方には銀糸のごとく煌く軌道が見え、森の住民には作れない先端テクノロジーも存在する。 ある日やってきた旅の者たち。そして森に試練が与えられる――。 解説・池澤春菜
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極北の冷たい海に囲まれた隔絶の地、トゥーレに5頭のホッキョクギツネが生まれた。やがて子ギツネ達は自分で狩りをするようになるが、ソルだけはどうしても狩りができなかった。「ボクのために何かを新たに殺すのはダメなんだよ」そういってソルが食べるのは既に死んでいる生き物ばかり。ホッキョクギツネは生まれて約3カ月で親離れをする。はたしてソルは極北の冬という長い試練を耐え抜き、トゥーレの地で生きて行けるのか。「生きるってことは、食うってこった」――雄大な自然と命のつながりを、極北の島に住む生き物たちの目線で描いたファンタジー小説。
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未来世界を舞台に繰り広げられる、血と凌辱に彩られた過酷な戦い 父親によって強制的に私設戦闘訓練所に入れられたクー。父の死後、訓練所から解放された彼女の部屋が何者かに荒らされる。彼女を追う謎の敵が姿を現した時、父の隠された過去とクー自身の秘密が明らかになるのだが、それは衰亡の一途を辿る人類にとっても重大な意味を持つものだった。悲劇のヒロイン・クーの孤独な戦いを描くSFバイオレンス。 ●竹本健治(たけもと・けんじ) 1954年、兵庫県生まれ。大学在学中にデビュー作『匣の中の失楽』を「幻影城」に連載し、1978年に幻影城より刊行。日本ミステリ界に衝撃を与えた。1999年には『入神』で漫画家としてデビュー。ミステリ、漫画、SF、ホラーと幅広く活躍し、ファンからの熱狂的支持を受けている。著書に『匣の中の失楽』(講談社)、『囲碁殺人事件』(東京創元社)など多数。
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数百年前に滅んだという古代科学文明の兵器が引き揚げ(サルベージ)られて… 聖暦二五四年、神聖イレリア王国国立近衛師団士官学校を史上最年少の一五歳で卒業した少年がいた。彼の名はレニー・カレッカ。卒業席次は三番ながら、学校創設以来最強の不良候補生である。そんなレニーが、皇后陛下のお声掛かりで、卒業生総代を押しのけて宮廷護衛官に任命された。理由は、まだ十歳であるイレリア女王陛下の遊び相手にぴったりだからということだったが……。“クールフェイス”と綽名されるレニーが、幼い女王を守るため巨大な陰謀に立ち向かう。 文明が中世まで後退した世界を描く未来ファンタジー「クールフェイス」シリーズ、第1弾。「電子版あとがき」を収録。 ●藤原征矢(ふじわら・せいや) 1960年東京都生まれ。東京大学法学部卒。著書に『かたゆでマック』シリーズ、『クールフェイス』シリーズ(以上、朝日ソノラマ)、『電子恐慌』(ケイエスエス出版)、『ドル・ハンターズ』(祥伝社)、『鳴弦の巫女』(HJ文庫)など。小説の他、ゲーム・アニメ等の脚本も手がけ、また経済ライターとして別名で取材・執筆活動を行っている。
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幾多の冒険をへたのち、いまは中原の大国ケイロニアの王となった豹頭の戦士グイン。だが、数奇なる運命の糸に導かれる彼には、平穏な日々の訪れることはなかった。邪悪なものの影は、まず恐るべき悪疫の姿をとってケイロニアの都サイロンを襲った。しかし、それはサイロンが迎える災厄のほんの一端でしかなかったのだ! 魅惑の外伝ここに登場!(※電子書籍版には口絵・挿絵が収録されておりません)
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「国と兄を取り戻す」隣国の伯父に助けを請う決意をしたうつけ姫トリナと侍女メル。迫りくる伯母の魔手から逃れ、着いた荒れ地は想像を絶する過酷な場所だった。絶体絶命の窮地に二人は――!?
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父を殺し、兄たちを幽閉し、国を簒奪した伯母オルウィナとの対決を誓い、帰国したトリナ姫と侍女メル。故国では《呪肉》狩りが激化していた。恐怖支配から民を解放するため、トリナ一行はある作戦を実行に移す。一方、妖姫ダルシベラもまた愛する夫を永らえる術を求め、隣国からブリュニエを連れて帰還していた。期せずして四人の乙女がシャナキャスケル城に集結、いよいよ決戦の刻が迫るのだった。堂々完結!
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※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 地図になく、検索でも見つからないイシュクト山。 時空がかかった疾患により説明不能なバグが相次ぐ世界で、 「偶然の聖地」を目指す理由(わけ)ありの4組の旅人たち。 秋のあとに訪れる短い春「旅春」、世界を修復(デバック)する「世界医」。 国、ジェンダー、S N S――ボーダーなき時代に鬼才・宮内悠介が描く物語という旅。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
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超能力を秘めた少女と少年の逃避行、その結末は…? ある夏の日。「乗っていかない?」車の中から声をかけたのは万智子。声をかけられた少年は、風に身をまかせる風来坊。それ以上は相手について何も訊かず、自分について何も語らない、そんな2人の旅が始まる。 2人はそれぞれ別の何者かに追われていた。その追手からの攻撃や、訪れる土地で出会う奇妙な現象に、目に見えない不思議な力で対処していく万智子。自分の理解を超えた力を持つ万智子に、少年は次第に惹かれていく…。果てしなく続く道を、2人を乗せた甲虫(ビートル)が疾走する。 『風の名はアムネジア』『インベーダー・サマー』などに連なるロードムービー風青春小説。 ●菊地秀行(きくち・ひでゆき) 1949年、千葉県生まれ。青山学院大学卒業後、雑誌記者の傍ら同人誌に作品を発表し、1982年『魔界都市“新宿”』でデビュー。1985年、『魔界行』三部作が大ヒット、人気作家の座を不動のものとした。伝奇・幻想・バイオレンス小説の第一人者。著作は300冊を超える。
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児童書や古典の名作に欠かせない、魅力的な脇役である動物たち。「動物物語」と「ファンタジー」が共通して持っている、心を惹きつける要素とは…? ファンタジー作家として人気抜群、本の読み手としても一流の荻原規子が、動物をキーにさまざまな本を紹介し、自分自身についても語ります。徳間書店PR誌「本とも」で人気を博したエッセーに新原稿をプラス。荻原ファンはもちろんのこと、ファンタジーや児童文学の読書案内としてもオススメです。
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グルア監獄、通称「軍人の墓場」。そのグルアへの過大な予算配分を巡って政争が勃発する。軍属の密偵・クロラは新兵を装っての潜入調査を命じられた。危険を顧みず潜入したその先は、とても同じ軍人とは思えない奇人変人苦労人たちの巣窟だった!
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夜になると魔物がうろつく、呪われた町カーストン。母をなくし厳しい衛兵隊長の父に育てられた魔法使いの弟子ケラックとその弟ドリスコルは、ある怪事件の第一発見者となる。独自の手がかりをつかんだ二人は、無理解な父や衛兵隊とは別に捜査を開始。そこに貧しい盗賊の少女モイラも加わり、限られた時間内にある失われた魂を救うべく、危険な探索に挑む。やがて三人の少年少女は大人たちも知らない事件の真相に迫っていく。そして彼らが向かった先は、ゴブリン、ゾンビ、アウルベアがひそむ〈破滅の地下迷宮〉だった……。
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世界最強のRPG「D&D(ダンジョンズ&ドラゴンズ)」の伝説の傑作シナリオの興奮を120%再現、その快楽を凝縮! 荒俣宏完訳。剣、魔法、罠、怪物、ダンジョン! 魔法や水薬(ポーション)の数、ロープやクギの数などを気にしながら、火山の中に構築された壮大なダンジョンに挑む一行。罠、謎かけ、隠された財宝、魔法の武具、そして次々襲うスライム、ケルピー、スフィンクス、エリニュスなどのモンスター!! 機転をきかせ、限られた数の回復魔法を使いながら、絶望的な状況を切り抜けろ! 常に死と隣り合わせの、まさにこれぞ冒険!! 【あらすじ】白い羽毛のような噴煙を上げつづける山〈ホワイトプルームマウンテン〉。この活火山は、常に近隣の村人達の迷信的な恐れの対象となってきた。数多くのデーモンやデビルが棲息するというまことしやかな噂が口々にささやかれ、山に分け入る者はほとんどなく、また近づきすぎた者の多くは二度と戻らなかった。伝説の大魔術師〈ケラプティス〉がその山の奥深くに姿を消して以来、1300年が経過していた――。 今やかれの名を知る者はほとんどないが、かれがその地下に築いた迷宮(ダンジョン)は、今なお邪悪な罠、謎かけ、モンスターの数々を擁して、冒険者達を待ち受けているのだ。読者であるあなたは、凄腕のレンジャーである〈ジャスティカー〉率いるパーティーとともにある目的のため、この邪悪な迷宮に挑んで生きのび、その謎をとかねばならない。幸運を祈る!
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理化学の町〈キサ〉に留学中の、精霊の国〈セア〉の第二王子ティーダ。急に決まった兄の即位式のため、キサの民ミヤギを護衛に付けてもらい帰国の途についたが……。少年の冒険が始まる!《第3回C★NOVELS大賞特別賞受賞作》
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氏名、山崎ぶたぶた。職業、警察官。いわゆる刑事。でも、見た目はバレーボールくらいのピンクのブタのぬいぐるみ!? このベテラン刑事の手にかかれば、銀行強盗でも誘拐事件でも即解決! 配属されたての新人刑事も真っ青な活躍を10話収録。おなじみぶたぶたが繰り広げるシリーズ第三弾。
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第10回日本SF新人賞受賞作品。「馬を買いに来た。サラブレッドだ」北海道の新冠で小さな牧場を営む笹田伸人の許を、北海道を統括するロシア弁務官アレクセイ・イリッチが訪れた。小規模な牧場には珍しく、大活躍が期待される一歳馬だ。笹田は弁務官の高圧的な態度に拒絶反応を示すが、権力には勝てず、馬は買い取られていった。二十二世紀初頭、ロシアはその強大な軍事力により、経済力のみの日本に勝利し、支配下に置いていた。世界の競馬産業は衰退していたが、日本ではロシア侵攻中も馬産が続けられ、競馬人気は盛ん。しかし、「腹脳」という人口頭脳の業界団体である「腹推会」が、人間のサイボーグ化への足がかりとして、サラブレッドのサイボーグ化を競馬界に働きかけ、これが承認されてしまった。生身の馬体で行われる最後のダービーに向けて、男たちは、それぞれの戦いを始める。ポグロム―ロシア語で、虐殺、破壊―と名付けられたイリッチ弁務官の馬は、いかなる活躍を示すか!?※巻末ページのリンク先にはジャンプ出来ませんのでご了承下さい。
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親の見合い攻撃から逃れるため結婚相談所を訪れた咲は、目の前の相談員に訴えた。年収も容姿も問わない。今すぐ結婚してくれる人で!「では、私はいかがでしょうか」って!? いきなり始まった結婚生活だけど――?
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月桂樹の館で暮らす男の子ジェームズ。ある日館を逃げ出したジェームズは、フィルチングの町で、決して使うなと言われていた金貨でパンを買ってしまう。それがとんでもない事態を招くとも知らず……。物の声を聞く能力をもつクロッド・アイアマンガーと、勇敢な召使いのルーシー。世にも奇妙で怖ろしい運命に見舞われた二人の未来に待つのは? 堆塵館に何が起きているのか。著者本人によるイラスト満載。『堆塵館』で読書界に衝撃を与えた三部作第二部。/解説=深緑野分
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※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 芥子屋敷と呼ばれる大きなお屋敷に、ひときわ美しかったさちという人がいました。 わたしはその日もいっしょにさちとかくれんぼをしたのです。 さちは、かくれるのも忘れて大輪の、真紅の芥子の花に心を奪われておりました。 芥子畑から池へ向かうさち。 池の面は静でした。 かげろうのように揺らめきながら心に沁みる泉響子の幻想世界!泉響子幻想シリーズ4
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南アフリカ出身の母親と日本人の父親との間に生まれたダブルの少年・ジェリコは、小学校でいじめに遭ってから不登校になり、VRドローンレースにのめり込む。しかし、出場していたイスタンブールでのレースの最中に制御を奪われた彼のドローンが爆弾テロに使用されてしまう……。日本に居られなくなったジェリコは、母の遠縁を名乗る男性・マルグッドに導かれて、ミャンマーとタイの国境地帯にある小さな村に潜伏することになった。そこで出会ったのは、芥子を栽培する少女のリィ・レイと、ドローンを「歌」でコントロールする「ミツバチ」の女、ノーンとプロイだった。やがてジェリコは、自分と同年代ながら「戦争」「貧困」「ブラックビジネス」に向き合う少年少女たちと触れ合う中で、残酷過ぎる世界の真実を目の当たりにしていく。
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青白く燃える14個の恒星からなり、まるで空中に浮かぶ水晶のような大宇宙の奇蹟、結晶星団――! その中心部にはブラックホールともつかぬ謎の暗黒部分があった。だが、奇妙なことに、この部分には質量の増減があり、たった一度だけ赤い光を放ったことが観測された。太陽系からはるかに離れているこの結晶星団の周囲には多くの知的種族が住んでいる。彼らの間で神秘と呼ばれ禁忌とされている結晶星団に、今、全宇宙の中の最初の探索者として、太陽系から来たアイが挑もうとしている! ハードSFの白眉とされる表題作の他、全4編を収録。小松左京本人の手による昭和四十三年の大阪万博関連資料など、貴重な図版の入った解説つき。
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もしも阪急ブレーブスと阪神タイガースが日本シリーズで戦うことになったら。 1974年に発表された短編小説「決戦・日本シリーズ」を含む短編集。「まわる世間に」「背で泣いている」「追いこされた時代」「決戦・日本シリーズ」の4つのストーリーを収録。 <著者からのコメント> これは、1976年6月に早川書房から発行された、私の最初の短編集です。表題作「決戦・日本シリーズ」は、阪神タイガースと、いまはなき阪急ブレーブスが日本一を争うという、架空の設定によるドタバタ小説。当時、いささか話題になり、「別の二球団で書いてくれ」などという依頼もあって困りました。阪神と阪急だからこそ書けた小説で、それがなぜなのかは、お読みいただいてのお楽しみ。そういえば、鉄道マニアからの手紙も来たっけな。ともあれ、デビュー直後の四作品を、どうぞお楽しみください。
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古都プラハの扉の向こうにある“どこかの国”。歯や牙と引き換えに、願いを叶える魔法……。カルーはプラハで芸術を学び、美しく奇怪な生き物の絵を描く。だが誰もが想像の産物だと思うその題材は、みな真実だった。学校から帰ると、彼女は魔法の通路の先にある“願い事屋”に行く。獣と人の混じった姿のキメラ、ブリムストーンの、歯や牙と引き換えに願いを叶える店を手伝っているのだ。しかしある日、カルーの前に“天使”の男が現われ、すべてが変わった――彼女の希望と愛が、世界の運命を変えていく――運命の出会いを描く話題のファンタジイ三部作開幕!
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殺せ、犯せ、破壊せよ! 首都圏に無政府革命勃発! 朝のラッシュで混雑する高田馬場駅構内に、突如十数輌の自衛隊・歩兵戦闘車が出現、ホームに溢れる通勤客に向かって発砲した。同時刻、首都圏の数ヵ所でも、自衛隊が武装蜂起、民間人の大量虐殺を開始し、首都圏は大パニックに陥った。獣の凌辱、血の殺戮、そして果てしなき破壊…。民間人のみならず、自衛隊同士でも殺し合いは行われ、首都圏はしだいにその姿を廃墟と化していく。自衛隊の目的はいったい何なのか。スローガンに揚げられた“限りない自由”とは? 超近代都市を舞台に繰り広げられる狂気の戦闘を描く、長篇スプラッタパニック小説の問題作。「電子版あとがき」を追加収録して、ついに復刊! ●友成純一(ともなり・じゅんいち) 1954年福岡生まれ。1976年、早稲田大学在学中に「透明人間の定理リラダンについて」が幻影城新人評論部門に入選。映画評などでも活躍したのち、1985年「肉の儀式」で小説家デビュー。官能的でバイオレントな作風が注目を浴びる。以後、スプラッター小説のパイオニアとしてだけでなく、SF、ホラー、怪獣小説などでも鬼才ぶりを発揮し、多くの著作を発表。またロンドン関連の著書も多い。現在はバリ島在住。
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【電子書籍には特典としてカバーイラストを収録】獣の宮の巫女なぎはある日、島に流されてきた咎人の〈姫〉と出逢う。だがこの美しい〈姫〉は、どうやら性別を偽っているらしく……。
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――伽羅族の当主は、子を産むと死ぬ。 時は四国時代。千を下らないとされる多様な種族がいる中、伽羅族と呼ばれる生殖に特化した一族がいた。悲惨な歴史を経て、突如一族を守る力を手にした伽羅族の当主は、その代償として子を産むと死ぬ定めを神より与えられる。 新たに当主となったレイラは、ある日、森で諜報活動をしていた他国の青年に一目で恋に落ちる。そして己の過酷な運命を知りつつレイラは彼の子を身籠って――。 僅かな時間で青年と心を通わせる彼女の、切なく眩しい溺愛物語。
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女友だちと大川の花火見物に出かけ、あわよくばいい男に出会いたいと願う16歳のお稲だが、意に反して何度も災難が降りかかる表題作『ケンカ売りの少女 ~ 大江戸イリュージョン ~』。そのほか、見かけるたびに違う帽子を被っている謎の女性との遭遇を描いた『帽子の女』、フラメンコの踊り子とギター職人の若い夫婦が絆を再生する物語『スイートライフ』の計3篇を収録したユーモア短編小説集。
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ふと、脇腹に痛みを感じた。おかしな姿勢でうたた寝をして、特殊な筋肉を使ったのか、鈍痛がある。やはりまぶしさを感じた瞬間に意識を戻したのだと、「気づいた」。いや「思った」。「気づいた」のだろうか「思った」のだろうか? ふっと、その少し前にも痛みを感じていたと「思った」。どういう自分なりの必然からか、それは次第に確信に近づいた。(「†」より) 調書、私信、寓話など実験的な手法で書かれた短編・掌編を収録。電子オリジナル作品集。 *カミラ蜂との七十三日 *王様はどのようにして不幸になっていったのか? *今年の夏は雨の日が多くて *私の中の東京、東京の中の私 *(失踪中の王妃からの手紙) *† *ショールーム ●石黒達昌(いしぐろ・たつあき) 作家、医師。1961年北海道生まれ。東京大学医学部卒業。「最終上映」で第8回海燕新人文学賞を受賞してデビュー。純文学誌を中心に数多くの中短篇を発表する。「平成3年5月2日,後天性免疫不全症候群にて急逝された明寺伸彦博士,並びに,」「真夜中の方へ」「目を閉じるまでの短かい間」で三度の芥川龍之介賞候補になる。また、「人喰い病」「希望ホヤ」で星雲賞日本短篇部門参考候補になるなど、SFファンからの支持も厚い。
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わたしは十二歳の女の子、イーディス・ハラー。このハラー劇場で生まれ育った。ある呪いのせいで、わたしは一歩も劇場から出ることができない。でも、本や町の資料を読んで、このノリッジの町を、世界を旅している。やがて、町の古今の資料を片っ端から読んでいくうちに、わたしはこの町の恐ろしい秘密に気がつき、町の人々に知らせるため芝居に書くことにする。その頃、大好きなお父さんがある女性と再婚すると聞かされるが……。『堆塵館』で読者を魅了した著者が再びおくる、少女と劇場と町の奇怪な物語。
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戦争は覚悟を要求する。女性型女性サイズ戦艦が宇宙を飛ぶ、SF小説シリーズ『プリンセス・プラスティック』外伝! 第1幕 全長890メートル、戦闘質量20万トンの宇宙重空母〈ホーネット〉がいままさに沈もうとしている。米宇宙軍第12艦隊駆逐艦〈ミッチャー〉艦長・シャーロット中佐は、〈ホーネット〉のクルーに通信で退艦を促す。撃ってきた“敵”は、どこにも見当たらない。漂う艦艇の破片や、艦艇クルーだった人間の破片。眼前に陰惨な光景が広がる──。 (初出:『月刊群雛』2014年07月号) 第2幕 時は戦闘前に遡る。火星へ向かう途中、米宇宙軍第12艦隊駆逐艦〈ミッチャー〉艦長・シャーロット中佐は、何度も訓練を行った。少しでもこの駆逐艦を、クルーとともに生き残らせるために。たとえクルーに嫌われようとも。入港直前、非常事態通報が。事実上、人類滅亡のトリガーが引かれたとの知らせだった。 (初出:『月刊群雛』2014年08月号) 表紙イラスト: ソメイヨシノ(『月刊群雛』2014年02月号表紙イラスト担当)
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地球から69光年離れたホープ・ネーション星系では、ド・マーネイ提督の指揮のもと、いまや30隻をこえる国連宇宙軍艦艇が集結し、謎の異星生命体“魚”の攻撃から植民惑星を守るため、哨戒を続けていた。そしてこの防衛艦隊に加わるべく、いま一隻の宇宙艦――〈ハイバーニア〉が地球から到着した。艦長は、ニコラス・シーフォート。航行不能の〈チャレンジャー〉を奇跡的に帰還させ、一躍英雄となった若き勇者であった。/掲出の書影は底本のものです
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方士の素月は、幽鬼を祓うことが生業だ。 今回の仕事はひどい家鳴りの調査。 屋敷では若い夫婦と、その幼馴染の男・耀天が待っていた。 方士を敵視する耀天に見張られながら、素月は悲しげな女の幽鬼が原因だと探り当てた。 幽鬼に導かれ地面を掘り返すと変死体が見つかる。 ――彼女の遺体らしい。 耀天は「この先は俺の仕事だ」と言う。 彼は捕吏、犯罪を取り締まる役人だった。 仕事を取るなと憤る素月も譲らず、二人はともに屋敷の前の持ち主を訪ねるが――。 人間嫌いの方士と敵を追い続ける役人が挑む、中華ファンタジー。
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江戸は浅草川に浮かぶ島、箱崎の小さな船宿「若狭屋」を切り盛りする女将のお涼。彼女は父親譲りの見えてしまう体質で、その面倒見の良い人柄からか、あやかしたちの世話をつい焼いてしまうのだった。探し物をしている片目片足の小僧、小さな蹴鞠の神様たち……。人間以外のお客が今日もまたお涼の元をふらりと訪れる。あの世とこの世をつなぐ不思議な船宿を舞台に贈る、愛おしくてあたたかい、あやかし奇譚。好評シリーズ第2弾。
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第34回ノベラボグランプリ最優秀賞受賞作品! 王の所有する奴隷であり、王軍師であり、剣の達人。 ある時は笛の名手、ある時は踊り子、ある時は御用聞き。 霊を従え戦場を駈け巡る少年は、一つの野望を抱いていた。 やがて野望は圧政に苦しむ民衆と共鳴し始める……。 壮大な長編歴史戦記ファンタジー。
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わたしは花見堂小春、横濱女子仏語塾の三年生。うちの学校はフランス風の魔女養成学校で、生徒の半分は妖魅、つまり妖怪なの。わたしは抜け首、仲良しの宮さんは女郎蜘蛛よ。今夜は寮で月蝕の観察会なんだけど、もう一人の仲良し、幽谷響の透子さんがまだ来ない。宮さんと二人で捜しにいったら、山下町にいた透子さん、迷子の女の子を連れていた。その子は一見普通の女の子なんだけど……。折も折、横濱では分限者の子どもを狙った連続誘拐事件が発生。次に狙われるのは我が校の聴講生千秋くん? 大正期の横濱を舞台にした好評シリーズ第2弾。
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世の中には、わざわざ飢えた魔(マーラー)の顎(あぎと)へ首を突っ込みたがるような輩(やから)がいるのでございますよ。我が殿アーモンさまもそのおひとり。今回は人語を解する狼の話に興味をもたれ、シヴァ神が舞い降りるというムリカンダ山という雪山(ヒマヴァツト)へ出掛けたのでございます。そこは月の種族(チャンドラ・ヴァンシャ)が棲む地だと人は怯えているのですが……。九十九乱蔵(つくもらんぞう)の原型キャラ、アーモンの活躍を描く、古代インド怪異譚!
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2034年。木星圏へ投入された探査機「さいせい」は、ミッションの途上で奇妙な電波源に遭遇する。カメラに映り込んだ巨大な黒い影──直径100メートル、全長500メートルの円筒は、現生人類がはじめて接触する異星種族の宇宙船だった。彼らは1万6000年前に放たれた人類の全遺伝情報(ゲノムデータ)を受信し、発信源を辿って太陽系を訪れたのだという。だがあらためて言うまでもなく、当時の地球上には高度な文明など存在しなかったはずだ。ゲノムを他星系に送信したのは、未知の超古代文明なのか? それとも……。圧倒的な知的興奮を喚ぶ、人類史×宇宙SF。
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「ぼくは、ゲルニカっていう本を読んだんだよ。その中に、ちょっと、おもしろい…というか、気にひっかかることがあったんだ」TVディレクターの安田修平は、ふとしたことから、日本がすでに戦争状態にあるのではないかという疑惑にとらわれた。しかし、妻も同僚も一笑に付して相手にしようとはしない。心を閉ざし、何かにおびえ、見えざる影に追われる修平。「戦争ははじまってるんだ…いまは戦時下なんだ。…皆、見ないふりをしてごまかしてる…そうなんだろう?」おそるべき感性で、見えざる恐怖を鮮やかに描き出した問題長篇!
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遙かな未来、人類は辺境の惑星アリエカに居留地〈エンバシータウン〉を建設し、謎めいた先住種族と共存を続けてきた。アリエカ人は、口に相当する二つの器官から同時に発話するという特殊な言語構造を持っている。そのため人類は、彼らと意思疎通できる能力を備えた〈大使〉をクローン生成し外交を行っていた。だが、平穏だったアリエカ社会は、ある日を境に大きな変化に見舞われる。新任大使エズ/ラーが赴任、異端の力を持つエズ/ラーの言葉は、あたかも麻薬のようにアリエカ人の間に浸透し、この辺境惑星を動乱の渦に巻き込んでいった……。現代SFの旗手が描く新世代の異星SF。
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荒涼たる未知の大地に送り込まれ、愛と冒険の旅が今始まる! 異様な光景であった。見渡す限り赤茶けた砂地が拡がり、眼前に、巨大な髑髏がひとつ、その空虚な眼窩から、彼を見下していた…。 宇土羅光男、21歳。大学3年の夏休み、「旅に出る」という葉書一枚を最後に、行方の知れない父の手がかりを求めて伊豆の別荘に来ていた。書斎にあった石塊に埋め込まれた金色に輝く球体を握り、パソコン内に残されたファイルを調べているうちに、異世界に入りこんでしまったのだ。突然、背丈2メートル近い獣人が現われ、ジャグアと名乗った。途方もない冒険の旅は始まっていた! 冒険SFファンタジーの傑作、第1弾。 ●川又千秋(かわまた・ちあき) 1948年、北海道小樽市生まれ。作家、評論家。慶應義塾大学文学部卒。学生時代よりファン活動を始め、SF専門誌で評論を発表。『火星人先史』で第12回星雲賞を、『幻詩狩り』で第5回日本SF大賞を受賞。他に『ラバウル烈風空戦録』シリーズ(中央公論社)、『亜人戦士』シリーズ(徳間書店)、『創星記』(早川書房)など著書多数。
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フランス帰りの熱血漢が押しつけられた仕事は、コック兼ボディガード兼園丁!? フランス帰りのコック島千尋が勤めて三日目のレストランを飛び出すと、街はドラコニア騎士団とアカシャ公国の銃撃戦のまっ最中。拐われかけたアカシャの王女フリーダ姫を助けたばかりに、島は大使館に雇われ、国会議事堂の中央塔に幽閉された「幸運の一角獣救出作戦」に加わる破目になった。銃火器エキスパートの美少女まり子と新米魔術師大塚を相棒に、ドラコニアの殺人鬼と魔術師に挑む島の活躍が始まる! ●朝松 健(あさまつ・けん) 1956年札幌生まれ。東洋大学卒。出版社勤務を経て、1986年『魔教の幻影』でデビュー。ホラー、伝奇など、幅広い執筆活動を続けている。2006年『東山殿御庭』が第58回推理作家協会賞短編部門の候補となる。近年は室町時代に材をとった幻想怪奇小説〈室町ゴシック〉、一休宗純を主人公とした〈一休シリーズ〉、妖怪と人間との心温まる交流をユーモアたっぷりに描いた〈ちゃらぽこ〉ほかの妖怪時代コメディなどを発表している。
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就職浪人中の安倍アズサは、「なりたいものになればいい」と親から言われてきたけれど、なりたいものってなんだかわからない。そんなときに特技欄に“探し物”と書いて提出していた履歴書を見て、アルバイト決定の連絡が。アルバイト先は、山の上、ぽつんとたたずむ不思議な郵便局。そこで出あった不思議な人々と不思議な世界とは……。ようこそ、登天郵便局へ。オリジナルのものから改稿し、さらにグレードアップ! 読書メーター読みたい本ランキング第1位。(講談社文庫)
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『幻想郵便局』で大ブレイク。ほんのり恐怖でほっこりとする「癒しファンタジー」に恋が加わった! 趣味はシリトリ。古風な高校生スミレは、ある日父の不倫現場を目撃。後を追い、商店街の映画館に迷い込む。そこで映写技師に一目惚れしたスミレは、アルバイトを始めることに。そこは実は「走馬灯」を上映する不思議な映画館だった。恋するスミレは商店街の行方不明事件に巻き込まれる! (『幻想電氣館』改題)(講談社文庫)
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大学一年生の友哉が雑木林の茶畑で出会った謎の美女、猩子。彼女が営んでいるのは、「あなたにぴったりの日記が見つかる」日記堂というお店。友哉は日記堂で働くことになる。猩子が日記堂を開いている理由は、「ある日記」を探し続けているかららしい。「ある日記」とは一体何か? そしてその日記を探さなければならない理由は? そんな時に世間をにぎわせている「怪盗花泥棒」の盗難予告が――。(講談社文庫)
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「自分」を見つけたいときは、この探偵社へ。ただし、幽霊限定ですーー。野球部を休部中の中学二年生、海彦は落とし物をした同級生のユカリを追いかけて「たそがれ探偵社」にたどりつく。そこは幽霊専門の探偵社で、海彦とユカリは、ヤンキー姿の幽霊、大島の頼みを解決することに。ふたりの通う中学校のある伝説も気になりはじめーー。やんわり恐怖&癒しファンタジー、待望の4作目。
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登天郵便局は、亡くなった人が成仏する前に寄る郵便局。来た人は貯金窓口のオンライン端末で生前の善行を「功徳通帳」に記入し、地獄極楽門をくぐって次の世へと渡る――はずが、門の手前で突然消える人が続出。成仏できない人たちは、どうやら生前、罪を洗い流す温泉に入っているらしい。占い師によると、その温泉郷を探し当てるにはふたご座B型の女性が必要だという。それはまさに、探し物が得意なアズサのことだった。
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届けられなかった思いを載せた手紙が届く登天郵便局と、幽霊専門の案件を扱うたそがれ探偵社を舞台に、この世とあの世の間に漂う六つの謎を解く、シリーズ初の短編集。謎の向こうに見えてくるのは、切ない過去か、くすぶる怨念か。ちょっぴり怖くてのちほっこり。今を大切にしたくなる温かな物語。<文庫書下ろし>
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家を出て行った恋人へのあてつけに、睡眠薬を大量に飲んだ篠原多聞。死ぬつもりはなかったのに、目を覚ますとそこは……死神の村。しかし多聞がここに来たこと自体が手違いだと言われ、現世に戻るための旅がはじまった。<文庫書下ろし>
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いらっしゃいませ。 ここは、あの世のお客様も訪れる商店街。 市からの立ち退き要求に、 ひとりの少女が立ち上がる! 累計45万部突破! あの世とこの世は、本当はつながっている――。 人々の“思い” を優しくつなぐ、幻想シリーズ あの世からのお客様も訪れる、世界のヘソ商店街に、立ち退きの危機が迫っていた。新しくできた大型モールへ移転するよう市の担当者が説得にくるが、納得できない一人の少女が立ち上がる。そんなとき「交差点のアカリさん」という怪談が広がり始めて――。亡き人の思いをつなぐ大人気シリーズ。〈文庫書下ろし〉 <文庫書下ろし>
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「幻想シリーズ」全10冊合本版登場! 『幻想郵便局』『幻想映画館』『幻想日記店』『幻想探偵社』『幻想温泉郷』『幻想短編集』『幻想寝台車』『幻想蒸気船』『幻想商店街』『幻想遊園地』収録。 就職浪人中の安倍アズサは、「なりたいものになればいい」と親から言われてきたけれど、なりたいものってなんだかわからない。そんなときに特技欄に“探し物”と書いて提出していた履歴書を見て、アルバイト決定の連絡が。アルバイト先は、山の上、ぽつんとたたずむ不思議な郵便局。そこで出あった不思議な人々と不思議な世界とは……。ようこそ、登天郵便局へ。オリジナルのものから改稿し、さらにグレードアップ!/『幻想郵便局』(講談社文庫)
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令和の今もまだ「鎖国」をしている島が、浦島湾にあるという。亡くなった両親がその島の出身だと聞かされたツムギは、半信半疑だったが……。ツムギが働くことになった浦島汽船に起きる不思議な出来事。あの世とこの世を結ぶという「ペリーの黒船」は、埠頭から亡くなった人たちを乗せていく。生きている人と亡くなったとの優しい交流を描く大人気シリーズ、最新作!<文庫書下ろし>
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編者仁賀克雄氏はこう述べる。「第一のポイントは、1950年代を中心として、既訳の作品のなかから、これはと思われる[幻想味]や[怪奇色]のあるものを選んだ。もう一つのポイントは、読者にとって面白い作品を提供しようと努めたことである。本書はマニアを対象としたものではない。私が考える面白さというのは、昔の見世物にあった「お化け屋敷」の面白さである」本巻①にはハイスミスの「すっぽん」ほか5編を収めた。
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たそがれ探偵社に持ち込まれた今回の依頼は、「友達の影が突然変わった」というもの。探偵が不在の中、恋多き「元」幽霊、真理子さんが捜査を進めることになる。 みんなから忘れ去られた遊園地。突如現れた団地。 どこか抜けたところもある真理子さんが、忘れられていく哀切さを知りながら、謎の解決に奮闘する。 累計45万部突破! あの世とこの世は、本当はつながっている――。 人々の“思い” を優しくつなぐ、幻想シリーズ。 <文庫書下ろし>
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魔法の世界に行けたらいいなと、夢のようなことを考えていた涼宮弓弦は、偶然、出会ったホームレスから「祈って願って念じることだ」と教えられ、それを実践していくうちに、ある日、突然、世界が変わる。24歳の弓弦はいつの間にか高校生になっており、すべてが魔法の世界に変わっていた――。
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『幻魔大戦』の新作続編が、電子書籍オリジナル書下ろしで登場! 幻魔の襲来を免れた平行宇宙の世界で、超能力が顕現することなく50代を迎えた作家・東丈は、伴侶を得ぬまま、姉の三千子と暮らしていた。 ニューヨークで失踪した弟・東卓の娘、東美叡は、特殊な超能力を活かし警視庁で活躍するが、警察組織の腐敗を感知したことで身の危険を感じ、退職の道を選ぶ。 “午前3時の訪問者”に悩まされる美叡の抱えるトラブルを解決するため、二人は伊勢の霊能力者を頼ってクルマを西に走らせた。それが、間違った迷路に入り込んだ東丈の人生を修復する転機となっていくのだった。 懐かしい人々との邂逅を経て破滅に向かう世界を修復する、深化版「幻魔大戦」!! [全8巻。2005年発表]
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「あたしの一族は死神に狙われているの。だからそいつを追い払うために、幻魔法師を探している」峠の宿屋で手伝いをしていたハーブラギスに、旅の薬師見習いミリナはそう告げた。だが、ハーブラギスがミリナの旅に同行することを決めたのは、彼女が持っていた金貨のせいだった。遠い昔に消えた王国エディムーンの金貨。ハーブラギスが子供の頃暮らしていた施設で、面倒を見てくれた不思議な女性が持っていた本に描かれていた紋章と同じだったのだ。エディムーンとは何なのか? 第1回創元ファンタジイ新人賞選考委員特別賞受賞後第1作!
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強い想いを持った動物達の前に現れるゲート。それは彼らが心から「行きたい」と願い場所に繋げてくれる不思議な場所。ただし人間は通ることができない。なぜなら人間嫌いの門番がいるから。どうして彼は憎くむかのように人間を嫌うのか。今日もゲートには、必死の想いを持った動物たちがやってきた……。異空間で繰り広げられる人間によって傷つけられた動物と異形の門番との物語。
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26歳のOL・桐子がある事情で同居することになったのは、水族館や古代魚が好きな幼なじみの大学生・佐倉井真也。一緒に出かけた水族館、熱帯魚ショップ、展望台。日々を通じて知らなかった互いの一面に触れ――。
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幼馴染み、クラスメイト、先輩と後輩、上司と部下、恋人、夫婦――。人の数だけ、いろんな恋がある。でも、どの恋も、きっと私は知っている。人気作家の書き下ろし短編やコミックも入った、贅沢な20人の恋物語。
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母親の再婚で伯爵令嬢となった九条綾音。 しかし学友の罠で婚約破棄となり、義父から勘当を言い渡されてしまう。 ――もう我慢はやめだ。 綾音は『小野綾音』として人生を再スタートする。 横濱のカフェーを間借りして始めたのは代筆屋。 依頼人のため危ないことにも首を突っ込む綾音を、いつもは飄々と綾音をからかうリヒトも心配する。 常連客の実や店主も見守る中、綾音を罠に嵌めた元学友の薔子が現れて……? 「手紙を書いて欲しい」 依頼が呼ぶのは恋か事件か、過去の自分か? 元令嬢が奔走する横濱大正浪漫!
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政治力学への要諦と現今世界情勢の完璧な予測。『CKOYする世界 男心と秋の空』に続く、シリーズ第2弾。 ■巫山戯 瑠奈/フザケ ルナ 慶應義塾大学法学部政治学科卒業
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82歳の長寿をまっとうし、43人もの子宝に恵まれた平戸藩主、松浦静山。剣豪にして博識の名君と謳われた が、実は、誰にも言えない秘密を抱えていた。座敷わらしなどのもののけを視ることができ、彼らと幼い頃から深く関わってきたのである。『甲子夜話異聞』として書かれた、若き日の静山ともののけ達の物語。
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勝手に、部屋に住み着き、突然、学校に登場。わたしのピンチを、察知し!? 木の枝を使って、意思表示。あいつが現れたその日から、わたしの生活は、何かが変わった。猫の、名前は・・・初めまして、申し遅れましたが、名前は、『トリコ』と言います。
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若くして隠居した孫一郎が、父から受け継いだ屋敷に移り住むと、庭の池には人魚が暮らしていた。その名は、おたつ。彼女に懐かれ「夫婦になってあげる」と言われた孫一郎は、結婚をあきらめさせるため、人と人ならざる者が恋に落ち、不幸な結末を迎えた話を語る。だが、二人の間には少しずつ変化が起き――。選考委員全員が「これ以上ないラスト」と驚嘆した日本ファンタジーノベル大賞受賞作。(解説・大森望)