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Posted by ブクログ
父・伊勢崎博士の手で容易ならぬ超能力を与えられた少女・遥。彼ら親子は、属していた秘密組織「ZOO」から逃亡していた。そして、七年を経て、組織の追っ手により、再び戦いの中へ身を投じることに!激闘で父を失った遥は、やはり特殊能力を持つ犬・アレキサンダーと孤児院に身を潜めるが―。殺戮、数奇な運命、成長する少女。彼女の行く手に待つのは何か。
「劫尽」の説明は物語中盤を過ぎた頃に起こる大厄災を象徴する言葉として出てくる。「こうじんか、劫尽火」、悪いことをすると地獄の劫火に焼かれるその火のこと。世界が崩壊する時に、世界を焼き尽くす火のことでもある。
この単語の意味を知らなかったので、単純に身体能力が高い子供、と思って読み進めていたので驚いた。こんなにも分かりやすいタイトルだったとは。
よくあるラノベのような設定で、最後はいつものメンバーでほのぼの終了かと思いきや全くそうではなかった。
あとがきで外園先生も言っていたが一章から「えー!」と思わされ、二章で更に「マジか!」と驚く。そして最後は語り過ぎず読者に今後を委ねる。
ちっとも詳しく教えてくれない。最後まで生き方と言う重たいテーマを抱えた少女の物語。すごい能力でも役に立てるって難しい。なにが正義か分からないのに利用されているのかしているのか。
最後までアレキサンダーが寄り添ってくれていたのが救いだった。
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