コニー・ウィリスの作品一覧
「コニー・ウィリス」の「犬は勘定に入れません」「オール・クリア」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「コニー・ウィリス」の「犬は勘定に入れません」「オール・クリア」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
コロラド州立大学卒。1971年に『The Secret of Santa Titicaca』でデビュー。ヒューゴー賞、ローカス賞を10回以上受賞。『最後のウィネベーゴ』、『ドゥームズデイ・ブック』、『見張り』、『女王様でも』など数多くの作品を手がける。
Posted by ブクログ
☆4.5
結構シリアスな展開な作品なので確かに読むのは疲れるけども、じゃあそこで読むのやめられるかってんだ。
だって希望が欲しいじゃないか。
その希望をくれるのがコニー・ウィリスじゃないか。
二つの時代で起こる感染症。
14世紀はメカニズムが判明していない故に、21世紀は世界が発展してるが故に、感染は広がる。
特に21世紀パートはコロナを経験した今、事実に即してると思えるほどの描写。
トイレットペーパーのくだりとかも、笑っちゃうけどフィンチは真剣そのもの。
貧乏くじな彼、結構好き。
下巻は特に第三部に入るともう怒涛の展開。
優しい人も、嫌いな人も、聡明な人も、人の話聞かない人も、尊敬する
Posted by ブクログ
テレパス同士がコミュニケーションできるようになり、混乱度はさらに上がる。そして伏線がどんどん回収されていく。CBや大叔母の言動の背景が明らかになっていくのだが、予想の範囲かなと思いつつも、「うわっ! !ややこし! 」と思うくらい真相もごちゃごちゃしている。とはいえ、背景も含めて物語は交通整理ができていくのだが、本当にこの背景で上巻の登場人物の言動に矛盾は生じていないのだろうかと心配になる(検証は面倒だから私はしない)。 上下巻合わせて約1000ページの長編である。でも、登場人物がそれほど多くないからか、読みやすかった。コニー・ウィリスらしい作品である。