鋼鉄都市

鋼鉄都市

小説・文芸
1,320円 (税込)

6pt

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警視総監に呼びだされた刑事ベイリが知らされたのは、宇宙人惨殺という前代未聞の事件だった。地球人の子孫でありながら今や支配者となった宇宙人に対する反感、人間から職を奪ったロボットへの憎悪が渦まく鋼鉄都市へ、ベイリは乗り出すが……〈ロボット工学の三原則〉の盲点に挑んだSFミステリの金字塔!

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鋼鉄都市 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    SFミステリーの傑作
    これが73年前の作品とは思えない
    地球人の子孫である宇宙人が作った人間そっくりのロボットとロボット嫌いの警官が殺人事件の捜査に
    その背後には宇宙都市と地球人の思想的対立が絡み合う
    現代のAIを見て知ってたかのようなリアリティはかなり衝撃的で今年の新刊と言われても気づかなかっただろ

    0
    2026年10月12日

    Posted by ブクログ

    かなり面白く、読みやすい。
    アンドロイドと人間の刑事バディもの。
    ミステリーとしても秀逸だし、アンドロイドに仕事を奪われて懐古主義・反乱分子となる人間や人口増加による枯渇する資源、完全管理主義の閉塞感のある生活、というディストピア調の近未来社会の世界観も良くできていると感じた。
    アンドロイド嫌いの主人公ベイリが博士やダニールと会話していくことで自分の思想を改めたり、ぐるぐるとあらゆる可能性や人類の未来について考え出す、その過程がとても魅力的だった。
    アシモフの描くアンドロイドは解像度が高く、矛盾がなく凄く魅力的だと思った。
    個人的に「デトロイト・ビカム・ヒューマン」というPS4のゲームが大好きなのだが、その原案となっていそうなアイディアがたくさん出て来ておりとても楽しかった。

    0
    2025年09月01日

    購入済み

    ロボットの原点

    異種コンビものとしてのエンターテイメント性もSF味もたっぷり楽しめる 。が、そこはSFを進化させたアシモフ。ロボットの原点を考えていくと、「人間である」とはどういうことなのか考えさせられてしまう。

    #アツい #感動する #ドキドキハラハラ

    0
    2021年12月14日

    Posted by ブクログ

    SF &推理小説 の合わせ技で、明確な終わりが見えて面白かった。
    人間が宇宙に行って、その宇宙人間達が干渉して、懐古主義者や現状維持者を扇動していきたいというコンセプトは驚きだった。
    あとはロボットの三原則という考えは矛盾を孕んでいながらも、その他ロボットを描く小説より現実見があり、実際にあり得そうな設定で、納得できた!

    0
    2026年09月23日

    Posted by ブクログ

    初アシモフ。
    アーサー・C・クラークと混同している部分があって、クラークのような観念的・哲学的な話を書く人かと避けていた節があったが、どちらかと言うとエンタメ寄りの作家だった。古いが面白かった。

    宇宙人殺害という事件を追う刑事は、ヒューマノイド型のロボットとパートナーを組むことになり…と言うストーリーを読み進めていくと
    「これは…デトロイト!?」ハンクとコナーじゃん!となりました笑
    デトロイトビカムヒューマンというゲームのバディに似ている!というかこのアシモフの古典SFと彼の作品に提唱されているかの有名なロボット三原則をオマージュしているのがデトロイトのようだ。
    なのでヒューマノイド型ロボット嫌いのベイリと、合理主義で感情表現が薄いがパートナーの言いつけには素直に従うダニールのビジュアルが完全にハンクとコナーのまま読み進めた笑

    だいぶ古い作品なので、今から1000年後の世界らしいが、コンピュータ類がだいぶアナログに感じられるのはご愛嬌。というところを除けば、アンドロイドものの源流として楽しめる。
    それにしてもコンピュータに入力するのにまず紙に記入して読み込ませるとか、スマホやタブレットみたいな一体型の機器がないからそれぞれの機器が独立していて、電話したり食事のメニュー変えたり撮影したり何かするたびに別々のガジェットが必要とか、大変だなあ1000年後の地球。

    それから昔のSFによくある、人口が爆発しすぎて食糧事情や住環境が厳しくなった世界が舞台なのだが、色々配給制度や世帯の等級付などが通常のことになっていて、読んでいると、昔の人が想像したはるか未来の発達した地球は管理社会になっていて、すごく社会主義国家みたいに思えてしまう。

    SF世界のアンドロイドは、時によっては法よりも人間の世界で通用するという慈悲の心が理解できません、それはなんですかと真顔で聞いてくるのが通例だしダニールも漏れなくそうだけど、現在のAIは「わかるよー!」(本当にわかってるかはともかく)って言ってきませんか?実際はなんか人間にすごく忖度し、寄り添っていますよね。
    この辺も、昔の未来における人工知能の発展に対する想像と、現実の現代における人工知能の発展が違うのが垣間見える。

    古典SFだけどそんなことを色々考えさせられる作品でした。
    内容はバディモノが好きなら楽しめるし、さらに2026年の我々が1953年の古典SFを読むと何が見えるのかという観点から読むと楽しい。

    0
    2026年08月25日

    Posted by ブクログ

    本格SF+バディ刑事モノの融合古典だそうで、面白かった。
    ロボット嫌いの刑事がなんだかんだあって相棒のロボットとの信頼を深めていく様はベタだけどアツい。
    AIが本格的に生活に溶け込んできた今だからこそ興味深く読めるところもあり、またロボット工学三原則や人間がロボットを本能的に嫌がる気質などがうまーく物語に活かされていて、よく出来たお話でした。

    0
    2026年08月03日

    Posted by ブクログ

    SFミステリと形容されることもある本作、エンターテイメントとしてはバランスよく面白い佳作
    SF的要素は、地球上の巨大シティでの地球人の生活や人口増問題、宇宙に進出した人類と地球人の軋轢、ロボットへの地球人の反発等、興味深い要素はあるものの、ミステリ要素(謎解き)のための舞台設定としての役割程度にしか感じられず、SFとしては物足りない感じ。重点をSFでなく、未来を舞台にしたミステリとして読む分には十分に面白い作品

    0
    2026年02月12日

    Posted by ブクログ

    人に似ているロボットのダニールに初めは良い印象を持っていなかったベイリが最後には信頼を築き、博士殺害の犯人を導き出していて良い作品を読んだなと思った。正しい答えにたどり着くまでに3度かかったが、読んでいてこちらも楽しかったし伏線が凄いと思った。

    0
    2026年02月01日

    Posted by ブクログ

    SF×ミステリー×海外作品は、私にとってこれが初めて。
    友人に勧められ、バディものだということは聞いていたけれど、あまりにも仲の深まらないバディで正直予想外だった。最後まで読んでみて、なるほど!と唸る良さがあった。
    鋼鉄のドームに覆われた都市を舞台に、刑事がロボットと組まされ殺人事件の捜査に挑むというストーリー。日本語訳は少々読みづらい。
    地球人と宇宙人・ロボットの対立構造、ロボット三原則のルール、事件の真相、この世界が抱える課題…。さまざまな要素が絡み合い、読み進めている間は、ほどけない糸のようなモヤモヤが続く。けれど読み終えた途端に、「あ、そういうことか」と一気に糸がほどけ、読後にようやくミステリーの輪郭がくっきりとする。思考実験のようで面白い作品だった。それに、1950年代に書かれたにもかかわらず、現代にも通じる問いがありドキっとした。映画化もされるようなので楽しみ。

    0
    2026年01月02日

    Posted by ブクログ

    全人口がドーム都市の中で暮らす未来の地球。ニューヨーク市警の刑事は、宇宙国家の要人殺害事件の捜査を命じられる…。アシモフ自身が「ロボット三原則」の陥穽に挑む。経済の混乱と人口過密な地球社会の描写が秀逸。古典SFの名作。
    「鋼鉄都市」(1953)アイザック·アシモフ
    #読書好きな人と繋がりたい

    0
    2025年08月17日

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