この胸いっぱいの愛を

この胸いっぱいの愛を

627円 (税込)

3pt

もし、もう一度、あの時間に戻れるとしたら。そして、やり直すことができるとしたら――。大好きだった年上のある女性、産んだ直後に死んでしまった母、交通事故で亡くなった息子……。 一九八六年、門司。“あること”をきっかけに、過去に戻ってしまった登場人物たちそれぞれの群像劇。映画『黄泉がえり』原作者・梶尾真治氏が、新たな試みとして取り組んだ、映画『この胸いっぱいの愛を』の原作者自らの手による異色のノベライズ作品。

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この胸いっぱいの愛を のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2020年05月21日

    「花は育てればまた咲く。でも、ここにまた花が咲いたら、あの子はここを通るたびに自分のやった事を思い出して胸を痛めるに違いないんだ。そう思うと、わいよりあの子の方がずっとかわいそうだ」

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    Posted by ブクログ 2012年01月02日

    映画よりも、内容が詰まっていてとても良かった。


    「そんなこと起きない。でも、もしかしたら、そんなことが起きうるかもしれない。そしたら、僕も勇気を出してもみよう。」


    そんなことを思わせてくれる作品でした。

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    Posted by ブクログ 2011年08月11日

    とある出来事をきっかけに1986年にタイムスリップするお話し。

    その時に後悔の念が残るものだけがタイムスリップする。

    死に目に会えなかった盲導犬。
    割ってしまった大切な鉢。
    交通事故で死んでしまった息子。
    自分を産んだ直後に亡くなった母親。

    何もしてあげられなかった大好きな年上の女性。

    そん...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年01月30日

    すごくすごく良かった。布川の話が1番好きです。でもどの話も温かくて優しくて心がほんわかする。それのせいで泣いてしまうけれど。後半はババッと読んでしまうほど、引きつけられました。映画にもいつか手を出してみたいと思う。

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    Posted by ブクログ 2010年08月24日

    結局、一気読みしてしまった。映画を先に見たので、いつもとは逆に満足感UP。映画の不満が解消されて、幸せです。梶尾さんの小説は、やっぱり泣けるわ~。「黄泉がえり」も原作は泣けたんだけどね。言葉というか文章の力は凄いと思う。画像でみるよりイマジネーションが湧くし、人物にも感情移入できる。好きです。

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    Posted by ブクログ 2009年10月31日

    映画と同時に出版された作品。
    「もし、自分がもう一度、やり直すことができる時間に戻れるとしたら」、という誰もが思った事がある体験を実際にしてしまう登場人物たちの話。
    映画と本では違う点が多々あり、本の方が個人的には好きです。

    感動いっぱい、希望や愛を与えてくれる作品です。

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    この本はまず映画で知り、とても面白かったので小説でも読んでみることにした。舞台が地元であったこともあり、親近感がありすらすら読むことができた。そして映画とはまた違った面白さがあり、小説も読んで良かったと思う。タイムトラベルの要素のある話で、始めに見たときはそういう話だとは思っていなかったので、驚いた...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    もし、もう一度、あの時間に戻れるとしたら。そして、やり直すことができるとしたら―。大好きだった年上のある女性、産んだ直後に死んでしまった母、交通事故で亡くなった息子…。一九八六年、門司。“あること”をきっかけに、過去に戻ってしまった登場人物たちそれぞれの群像劇。

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    Posted by ブクログ 2018年02月14日

    再読。 時間跳躍の作品としては、キッカケだったり展開だったりがありきたりではある。 キレイに終わるのでエンタメ小説としてはそれなりに楽しめる。 改めて読み返してみても『クロノス・ジョウンターの伝説』とは別物という印象しかなかったな。 印象としては『LOST』や『神はサイコロを振らない』なんかと重なる...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年02月18日

    梶尾先生作品は久々です。
    6年前(!)の映画の原作者によるノベライズ。
    さすがというか、映像作品前提の作品
    (厳密には「原作」=この作品の原作作品があるんですが)
    にもかかわらず、この本だけでも読ませます。
    ちょっと優しすぎる物語かな、とは思いますが
    とても優しい気持ちになりますね。

    話的にはとて...続きを読む

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