哲学・宗教・心理作品一覧

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  • 忘却の効用 「忘れること」で脳は何を得るのか
    3.7
    認知機能、創造力、メンタルヘルス、人格形成、 そして記憶にも、「忘れること」が必要だった 従来の研究では、物忘れは脳のエラーと考えられていた。しかし、近年になって「忘れること」には脳機能を支える重要な役割があることが分かってきた。 過剰に記憶力がいい自閉症の症例から、忘却の役割について何がわかるか? 暗記が苦手な医師が、どうして名診断医になれたのか? 認知症の画家の作品から、創作と忘却の関係について何が言えるか? 記憶と忘却はパーソナリティにどんな影響をおよぼすのか? 神経生物学、医学、心理学、コンピューター科学などの分野の知見をつなぎ合わせて、脳の機能としての〈忘却〉にまつわる驚きの発見を描いた、出色のポピュラーサイエンス。 ::::::::::本書の推薦のことば:::::::::: 「忘れっぽいことは正常であるばかりか、有益でさえある。そのわけを教えてくれる、実用的で、すばらしい本」 ――ウォルター・アイザックソン『イーロン・マスク』著者 「忘却は災いではなく、幸いだった。記憶の最新科学を一般読者に向けて情熱的かつ簡潔明瞭に解説した」 ――アントニオ・ダマシオ『進化の意外な順序』著者 眼鏡を置いた場所がわからなくなったり、知り合いの名前を思い出せなくなったりして、記憶力に自信をなくした人は、本書を読むといい。(……)忘れっぽいことは、アルツハイマー病の兆候ではなく、脳の大切な機能であることがわかるだろう。 ――スー・ハルパーン『A Dog Walks into a Nursing Home』著者

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  • 「悪い私」はいない 内的家族システムモデル(IFS)による全体性の回復
    -
    【内容紹介】 よくないとわかっていながら、ついやるべきでないことをしてしまう。 温和な家庭を望んでいるのに、ついパートナーに厳しくあたってしまう。 一見矛盾している現象の背景には、合理的なシステムがあります。 その構造を俯瞰し、一見マイナスに見える行動や反応をする「わたし」の役割を理解し、受け入れ、内面を調和させることで、 本来の力が発揮できるようになるアプローチが、「内的家族システム(IFS・インターナル・ファミリー・システム)」です。 IFSとは、40年近い歴史を持つ、臨床から生まれたアプローチです。 IFSは、家族療法士である米国のリチャード・シュワルツ氏が開発した、トラウマ治療を得意とする画期的な心理療法として臨床の現場で発展し、数十年にわたり心理学を変革してきました。 近年では、日本でも注目を集めつつあります。 この本では、なぜIFSがトラウマの回復、依存症治療、うつ病治療などの分野で非常に有効なのか、そしてこの新しい意識の理解がいかに私たちの人生を根本的に変える可能性があるのかを学ぶことができます。 そして、この新しい意識の理解が、私たちの生活を根本的に変える可能性を秘めていることを学ぶこともできるでしょう。 さまざまな内省手法を試したけれど、 根本的に自分を変えられないと感じる人に向けて、臨床心理の現場で発展してきたその手法を、 第一人者が説く書籍です。 【目次】 第1部 内的家族システム 第1章 私たちはみんな多重人格 第2章 パーツがブレンドする理由 第3章 これがすべてを変える 第4章 システムの詳細 第5章 私たちの内なるシステムを見える化する 第2部 セルフ・リーダーシップ 第6章 癒しと変容 第7章 行動する「セルフ」 第8章 ビジョンと目的 第3部 身体の中のセルフ、世界の中のセルフ 第9章 人生の教訓とトーメンター 第10章 内なる物理の法則 第11章 セルフを体現すること ~セルフとして身体の中にいること~
  • パースの宇宙論
    -
    パースの知られざる宇宙生成の哲学.機械論的世界観を超え,現代の宇宙論に接近するその宇宙の描像を,論理学的・数学的探究と詩的・宗教的想像力の両面から立体的に再構成する.進化論的で多宇宙論的なヴィジョンに結晶した最も美しい算術のシステムへの憧れ──「早すぎた」知性の夢を追う.

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  • [ザ・シーダーズ]神々の帰還(上)
    4.0
    人類創造の先導者たちが、ついにテラ(地球)に帰還しました! 真実の探究者、佐野美代子を訳者に迎えて公開する 銀河連合特使エレナ・ダナーンの驚愕のコズミック・レポート第3弾! 「真の人類史」への偉大な旅が、いま始まります! これは、SFのように見えるが、 実は歴史ドキュメントである! シーダーズとは、人類を創始したこの銀河の2 4種族! エンリルの一族が地球の支配権を失い、 エンキ(人類の父)が彼らと共に戻ってきたのです―― 私たちの成長を見届けるために! すべての悪が太陽系から去り、地球の波動が上がりました。 光側の銀河連合の138隻の母船が太陽系に、550隻の銀河間連合の大艦隊が木星の軌道上に、その4隻が地球の軌道上にあります! 2022年10月以来、銀河連合と地球アライアンスによる民間人とのコンタクトの準備も進められています。 シーダーズ、エンキ、宇宙を管理する超意識集団「ナイン」、そして地球派遣プログラムでこの星に来た魂たち――本書は知られざる宇宙存在から人類への愛を伝える感動のドキュメンタリーです。 「地球人類の祖エンキや銀河間連合は、人々がワクチンから受けた被害の修復テクノロジーやオリジナルのDNAテンプレートを持参しています。我々、一人一人も自分の内なる神聖なパワーに目覚めて、立ち上がる時が来ました!人類にとって最高にエキサイティングな時代です」(佐野美代子) 「"The Seeders"は絶対に読むべき1冊で、読者の目覚めを促す驚きと感動がたくさん詰まっています。本書を読むと、抑圧されてきた歴史の全貌が明かされると共に、私たちが完全に解放された種族として、銀河コミュニティの中で、本来あるべき立ち位置を確立するようになるという、信じられないような未来が広がっていることに気づかされます」(マイケル・サラ博士) 下巻も2023年9月刊行予定! あわせてお楽しみください。 ※本書はElena Danaan著『THE SEEDERS: THE RETURN OF THE GODS』の全訳です。

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  • 実践 日々のアナキズム 世界に抗う土着の秩序の作り方
    4.4
    アナキズムとは特別な政治運動でも革命でもなく,日々の暮らしの中から社会を変えていく実践である――東南アジアでのフィールドワークを通じて,国家の束縛から離れた社会のあり方を希求してきた政治学・人類学の泰斗スコットが,西欧文明社会で暮らす自らの経験からたどり着いた実践的アナキズムのエッセンスを,軽妙洒脱に説き明かす.

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  • 日本とイエスの顔[増補新版]
    -
    《 日本精神史のシリーズ〈叡知の書棚〉第3弾 》 イエスを探すなら『聖書』のなかの言葉にだけでなく、眼前で生きる人のまなざしの奥にその姿を探さねばならない。 苦難を生きる人たちが生きる姿によって語る無音のコトバ、その光によってイエスの生涯を受容し直そうとすること、そこに井上洋治の神学の現場があった。 ──若松英輔 --------- 日本を代表するカトリック司祭にして作家・遠藤周作の盟友としても知られる井上洋治(1927-2014)の代表作。 イエスとその言葉をめぐる通説や常識に挑んだ井上神学の苦闘を記す本書は、刊行当時、異例の反響を呼んだ。 日常と思想、信仰を架橋し「キリスト教は日本人を救えるか?」を探究する日本精神史の必読書。 --------- 【目次】 〈 第一部 日本人の心で読む聖書 〉 ■第一章……ことばといのち ■第二章……聖書を読むにあたって ■第三章……イエスの生涯 〈 第二部 イエスの教え 〉 ■第四章……イエスの神・アッバ(父よ) ■第五章……神の国・永遠の生命 ■第六章……キリストの生命体[からだ] ■第七章……悲愛(アガペー) ■第八章……幼子の心・無心 ■第九章 悲愛の突入 ■あとがき 『日本とイエスの顔』をふりかえって ■[増補]遠藤さんのこと ■解説──語られざる神学を求めて……若松英輔
  • 完訳 論語
    4.5
    「仁」とは誠実な思いやり,人間愛──.のびやかにして剛毅,おおらかな楽観主義と陽性の健やかさに満ちた,人間・孔子.はつらつと弟子たちと語り合い,学問や音楽を心から愛し,どんな不遇のどん底でもユーモアを失わずに生きぬいた,力強い「肯定の思想」とは.今こそ新鮮な大古典の魅力を存分に味わえる,必携の一冊.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.

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  • 神の亡霊 近代という物語
    4.7
    責任ある主体として語りふるまう我々の近代は、なぜ殺したはずの神の輪郭をいつまでも経巡るか。臓器の所有、性のタブー、死まで縦横に論じ反響を呼んだ小会PR誌『UP』連載に、著者の思考の軌跡をふんだんに注として加筆した渾身の論考。すべてが混沌とする現代の問題に、自分で思考することを試みる。 【本書「はじめに」より】 神は死んだ。世界は人間自身が作っていると私たちは知り、世界は無根拠だと気づいてしまった。もはや、どこまで掘り下げても制度や秩序の正当化はできない。底なし沼だ。幾何学を考えるとよい。出発点をなす公理の正しさは証明できない。公理は信じられる他ない。どこかで思考を停止させ、有無を言わせぬ絶対零度の地平を近代以前には神が保証していた。だが、神はもういない。 進歩したとか新しいという意味で近代という表現は理解されやすい。だが、近代は古代や中世より進んだ時代でなく、ある特殊な思考枠である。科学という言葉も同様だ。科学的に証明されたと述べる時、迷信ではなく、真理だと了解する。しかし科学とは、ある特殊な知識体系であり、宗教や迷信あるいはイデオロギーと同じように社会的に生み出され、固有の機能を持つ認識枠である。科学的真理とは、科学のアプローチにとっての真理を意味するにすぎない。 人間はブラック・ボックスを次々とこじ開け、中に入る。だが、マトリョーシカ人形のように内部には他のブラック・ボックスがまた潜んでいる。「分割できないもの」を意味するギリシア語アトモスに由来する原子も今や最小の粒子でなくなった。より小さな単位に分解され、新しい素粒子が発見され続ける。いつか究極の単位に行き着くかどうかさえ不明だ。 内部探索を続けても最終原因には行き着けない。そこで人間が考え出したのは、最後の扉を開けた時、内部ではなく、外部につながっているという逆転の位相幾何学だった。この代表が神である。手を延ばしても届かない究極の原因と根拠がそこにある。正しさを証明する必要もなければ、疑うことさえ許されない外部が世界の把握を保証するというレトリックである。そして、神の死によって成立した近代でも、社会秩序を根拠づける外部は生み出され続ける。 このテーゼが本書の通奏低音をなす。虚構なき世界に人間は生きられない。自由・平等・人権・正義・普遍・合理性・真理……、近代を象徴するキーワードの背後に神の亡霊が漂う。表玄関に陣取る近代が経糸を紡ぐ。その間を神の亡霊が行きつ戻りつ、緯糸のモチーフを描く。 【主要目次】 はじめに 序 近代という社会装置 第1回 死の現象学 第2回 臓器移植と社会契約論 第3回 パンドラの箱を開けた近代 第4回 普遍的価値と相対主義 第5回 「べき論」の正体 第6回 近代の原罪 第7回 悟りの位相幾何学 第8回 開かれた社会の条件 第9回 堕胎に反対する本当の理由 第10回 自由・平等・友愛 第11回 主体と内部神話 最終回 真理という虚構 あとがき
  • 応答、しつづけよ。
    5.0
    〈世界と向き合い、「つくる」ために〉 人類学とアートの刺激的な出会い。 --------- 現代の人類学を牽引する思想家が随筆、批評、寓話、詩などさまざまな形式を駆使して、アート、建築、デザインを論じる。 火、樹木、山、飛行、地面、時間、石、絶滅、線、糸、言葉、手書き、頭字語、色……創造と想像を刺激する思考の集成。 訳者・奥野克巳による詳細な解説を付す。 --------- 【目次】 ◆序と謝辞 ◆招待 森の話  ■はじめに  ■北カレリアのあるところで……  ■真っ暗闇と炎の光  ■樹木存在の影の中で  ■Ta, Da, Ça, ! 吐き、登り、舞い上がって、落ちる  ■はじめに  ■泡立った馬の唾液  ■登山家の嘆き  ■飛行について  ■雪の音 地面に逃げ込む  ■はじめに  ■じゃんけん  ■空へ(アド・コエルム)  ■私たちは浮いているのか?  ■シェルター  ■時間をつぶす 地球の年齢  ■はじめに  ■幸運の諸元素  ■ある石の一生  ■桟橋  ■絶滅について  ■自己強化ための三つの短い寓話 線、折り目、糸  ■はじめに  ■風景の中の線  ■チョークラインと影  ■折り目  ■糸を散歩させる  ■文字線と打ち消し線 言葉への愛のために  ■はじめに  ■世界と出会うための言葉  ■手書きを守るために  ■投げ合いと言葉嫌い  ■冷たい青い鋼鉄 ◆またね ◆原注 ◆訳者解説
  • アディクション・サイコロジー 依存・嗜癖問題からみた人間の本質
    5.0
    アルコールや薬物の依存・嗜癖の問題は多様化・蔓延化しており、ギャンブルやゲームなど、薬物によらない嗜癖の問題も顕在化するにつれて、心理職の関与も大きくなった。加えて、急速な高齢化の進行や職域でのストレス増大など、メンタルヘルスの危機は高まり、依存・嗜癖問題の拡大が懸念される。従来のように違法薬物の使用を規制し、規範意識を高めるだけではこうした問題には対応できず、問題の背景にある「人間の姿」を理解することがますます重要になった。  本書は、個別の検査法や治療・介入技法の解説には重点を置かず、人間の了解的な理解を試みる心理学の原点に立ち返って、依存・嗜癖(アディクション)問題とどのように向き合うかを考える。実験心理学、神経科学、薬理学を専門とする著者が、アディクションへのひとつの試論を、軽妙な語り口で臨床・支援の現場に投げかける力作。
  • 消費者心理学のための統計学[心理学のための統計学8] 市場調査と新商品開発
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書は、消費者の意思決定という点に着目し、「液晶テレビの商品選択」というテーマのもと、消費者行動の分析や、マーケティングリサーチなどで用いられる統計解析手法を解説する。分析事例はすべて生のデータを用いている。そのため、リアルなデータ分析を体験できると同時に、実際に調査研究を行う際に、どのように項目を作り、どのような形式のデータを収集すればよいのかもわかる。
  • 宗教とその真理
    -
    日本精神史の埋もれた鉱脈を掘り起こす新シリーズ〈叡知の書棚〉刊行スタート! ---------------------- 柳にとって重要だったのは、美は、人間を救い得るかということだった──若松英輔 明治・大正・昭和を生きた民藝運動の父。 その初期代表作を現代仮名遣いで復刊。 ---------------------- 神秘思想への考察を深めたのち民藝運動を立ち上げた知の巨人、柳宗悦による記念碑的な宗教哲学書。 「美の宗教」という独自の世界観を開陳した歴史的作品にして、雑誌「白樺」での西洋文化研究を昇華させた知と美の結晶。 ---------------------- 『宗教とその真理』と民藝運動のあいだには溝が存在しない。 むしろ、民藝の発見は、飽くなき宗教哲学の探究の先に訪れた美の花だったのである。 柳は宗教哲学者として出発しただけではない。彼自身の自覚においては、民藝運動もまた、宗教哲学者としての実践にほかならなかった。柳にとって重要だったのは、民藝における美が、どのように人を癒し、慰めるかではなかった。美は、人間を救い得るかということだった。──「解説」より
  • JASPで今すぐはじめる統計解析入門 心理・教育・看護・社会系のために
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 高性能な無料統計ソフトJASPを使ってみよう! 理論のポイントをおさえながら、操作手順を豊富なカラー画像で詳しく解説。 統計の基礎が身につき、初心者でもサクサク解析できる! 授業・研究・仕事に使える解析ができる、結果の書き方もわかる! JASPは日本語での使用も可能になったので、英語が苦手な人も大丈夫! 【本書はこんな人におすすめ】 ●統計をゼロから学びたい ●授業や研究、仕事で解析が必要だけど、何をしたらいいかわからない ●プログラミングや英語が苦手 【目次】 第1章 JASPのインストール 第2章 データの種類(尺度水準) 第3章 記述統計 第4章 統計的仮説検定 第5章 t検定 第6章 一元配置分散分析 第7章 二元配置分散分析 第8章 ノンパラメトリック検定 第9章 無相関検定 第10章 単回帰分析 第11章 重回帰分析 第12章 因子分析 第13章 カイ2乗検定 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • エコロジー社会主義 気候破局へのラディカルな挑戦
    5.0
    生産システムの集団的・民主的再組織化だけが、真に社会的な欲求を充足し、労働時間を短縮し、不要で危険な生産を規制し、化石燃料を太陽エネルギーで置き換えることができる。こうしたことすべては、資本主義的所有の根底に手をつけること、無料のサービスと公共部門を根本的に拡大することを意味する。つまり一言で言えば、民主的でエコ社会主義的な計画を意味するのである。(序章より)
  • 加害者臨床を学ぶ 司法・犯罪心理学現場の実践ノート
    -
    「罪を犯した人、非行に走った人を助ける仕事というものは、市民としての善意と専門家としての倫理観や技能に依って立つものであり、正しく善く、人の役に立つ愛他的な行為である――これは、どこまで本当だろうか」 逸脱と不適応から帰結した罪を見つめようとする加害者たち、みずからの価値観を問い返しつつ彼らと対話する臨床家、仲間との対話・多職種との協働・スーパーヴィジョンを通じてポジションを相互検証する専門家集団――交差する3つの観点を手がかりに、逸脱、適応と不適応、事件と罪、加害者臨床における契約の意味、問われる援助者のポジション、仲間・異業種との連携、スーパーヴィジョンの方法論まで、加害者臨床の本質に迫る実践レポートにもとづく臨床試論。

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  • ザ・メンタルモデルワークブック
    4.7
    【「私は本当はどう生きたいのか?」】 【 多くの人の人生を変えた話題の書『ザ・メンタルモデル』 待望の実践編 】 「あなたの苦手な人はどんな人?」「イケてる自分/ダメな自分とは?」など、日常にある些細なことを素材に誰でも簡単に取り組める12のワークを進めながら、それまで知らなかった「内側にある様々な自己」に出会い、自己理解を深めていくワークブック。 自分にダメ出しをしたり、自分を裁くのではなく、自分の中にただ「何があるのか」をあるがまま見つめていく方法を体得していきます。 様々な身体感覚や感情が湧いてくる自分の内側に意識を向けて感じ取る力を磨くことで、「私は何を満たしたいのか? 何を求めているのか?」に明確になり、自分の人生においてより明確な羅針盤を持てるようになるでしょう。 内側から湧き起こる願いにつながり、自然体で自分らしく命と調和して生きたい、と願うすべての人に贈る、待望のワークブックです。 【「はじめに」より】由佐美加子 このワークブックは、情報の提供ではなく、自分の内側の無自覚なものに光をあて、ありのままを観てみる、そして感じてみる、という体験ができるように構成されています。 本を読み、知識を得たり、概念を理解しても、意識の変容は起こりません。 体験を通して実感することで気づきが起こり、それによって、自身の内なる真実につながることができる。これが目の前にある世界に起きることや体験の認知そのものの変化につながる、意識変容の本質です。 このワークブックは、数々のワークを通じて、自分を見つめる内省的な体験を通して、自分の潜在意識に眠っている真実を「思い出す」ことを意図しています。 「自分を観る」という言葉は、とかく何か深刻で重苦しい感じがするものです。 あるがままの自分を見つめるという行為は、自分を責める反省とは違い、本当は人間にとって自然な行為であること、そしてこの内省を通して知らなかった自分と出逢い、自分に深くつながっていく感覚は何にも代えがたい充足を人生にもたらしてくれるものだ、ということを、一人でも多くの人に体験していただきたいと思っています。 【もくじ】 ●1章 自己分離の構造 ●2章 ダメな私の実体 ●3章 世界に対する私の信念 ●4章 他者分離の本質 ●5章 反応の構造 ●6章 内省と自己探求 ●7章 自己共感 ●8章 不快な感情の扱い方 ●9章 怖れの扱い方 ●10章 男性性と女性性の原理 ●11章 3つの自己の統合 ●12章 生存適合OSとメンタルモデル コラム 感じることでメンタルモデルを解除する
  • 感じる脳―――情動と感情の脳科学 よみがえるスピノザ
    4.2
    米国の著名な脳科学者である著者が、多くの脳障害・損傷患者の研究から導き出したのが、身体反応(=情動)を脳が受け取り感情を生みだすという考えです。これとほぼ同じ考えを持っていたのが、哲学者・スピノザでした。本書は最新の脳研究とスピノザの哲学的思考がどのようにリンクし、同一の考え方に至ったのかを説いた一冊です。
  • 言語隠喩論
    -
    言語における隠喩的本質とはどういうものか。さまざまな哲学的・思想的知見を渉猟するなかから、詩人でもある著者が詩の実践をとおして言語の創造的本質である隠喩性を明らかにする。これまでのどんな隠喩論とも詩的言語の研究とも異なる、詩の創造的瞬間の現場への考察から言語そのものの構造をとらえようとする、これまで世界の誰も試みたことのない詩人による実践的言語論。藤井貞和氏も推奨の力作評論。
  • キャリアカウンセラーのためのスーパービジョン 経験代謝理論によるカウンセリング実践ガイド
    5.0
    経験から学ぶ構造を理論化した「経験代謝理論」をもとに,キャリアカウンセリングにおけるカウンセラー自身の「自己概念の成長」,さらにはカウンセラー自らが自らのカウンセリングをマネジメントする「セルフスタディスーパービジョン(S-SV)」を解説。詳細な逐語録からなる事例研究には演習やエクササイズが用意され,設問に答えながら事例を読むことで,自分を振り返るスキルがみるみる身についていく。キャリアカウンセラー必携の実践ガイドブック。

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  • あなたのカウンセリングがみるみる変わる!感情を癒す実践メソッド
    -
    ダイアナ・フォーシャ(AEDP創始者)推薦! 「なぜ人間関係と感情を育むのは難しいのか? クライエント中心主義は誤解されている? 愛着体験は依存だろうか? 感情を恐れているのは一体誰なのか?」――カウンセラーなら誰もが一度は抱くこれらの疑問にお答えします! 感情理論、愛着理論、トランスフォーマンス理論をベースとするAEDP(Accelerated Experiential Dynamic Psychotherapy:加速化体験力動療法)、なかでもカウンセリングスキルの基本中の基本ながらあまり知られていない、クライエントの感情やカウンセラーとの関係の「トラッキング(追跡=探索=分析)」にフォーカス。逐語録として登場する豊富な事例はセッションの実際を生き生きと伝え、まるで個人レッスンを受けるようにAEDPを学ぶことができる。今まさに変わろうとするクライエントをやさしく支える、一歩先へ進むためのカウンセリングガイド。

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  • 実践の環境倫理学
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 人間こそが環境に最も大きな付加をもたらす――それ故に人間は環境に対しての責任をもっとも持たなければならず、持続可能性を追求し、最適な環境を未来世代に引き渡す義務があるともいえる。 本書は空疎な議論の開陳ではなく、身近で重要な問題を取り上げながら、環境に対する人間中心主義的態度を改め、未来世代に対しての責任を果たすべく、本書を読んでくれた人々がこれから何をすべきか何が大事かを日々、一人一人が実践できる実例を提示した。 その身近な倫理学的問題として、「クルマ」「タバコ」「肉食」がまず取り上げることができる。これらはいろいろ問題、害を指摘されながらもやめることがなかなかできない事柄である。しかし、これら身近にして重要な課題へのアプローチを変更すれば、革命的と言ってよい甚大な変化が訪れることは間違いない。肉食をやめ、タバコを吸わず、車に乗らない人生は間違いなく善い人生であり、善い社会なのである。 本書はこれら現代社会における「三悪習」を断ち切るためにいかに生きるのか、本書ではその倫理的考察を深め、未来世代に対しての責任を果たすべくライフスタイルの見直しを求める。 ベジタリアンの立場からベジタリアニズムを擁護し、ベジタリアンの倫理を主体的に論じたわが国初の著と言える。
  • 愛着障害児とのつきあい方 特別支援学校教員チームとの実践
    -
    「愛着障害」という言葉が,その子どもに適切な環境を与えるためにあるのではなく,その子どもにかかわることに対して防衛的に使われたり,「手がかかる」子どもというレッテルを強化するために使われるようなことがあれば,それは最も避けたいことである。 本書では,知的障害特別支援学校の現場で増えつつある愛着の問題を抱える子どもたちと,その子どもたちへの対応に苦慮する教師への介入を試みた著者が,精神分析的な理論や著者自らが作り上げた愛着障害児対応教育モデル(EMADIS)仮説を用いて当事者関係の悪循環を断ち切る方途を探る。 具体的な事例を通して描き出される子どもたちと教師たちが変化していくプロセスは,集団力動が働くあらゆる場面においても共通するものとして,臨床心理学的な介入を行う上で大いに参考になるであろう。

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  • 若者のためのコミュニケーションスキル練習帳 学生の就職支援および新入社員教育のために
    4.0
    「挨拶もできない」「人の話を聞いていない」「質問もできない」「何を言っているのかわからない」「ちょっと違う意見を言われるとすぐにつぶれる」「必要なときに相談してこない」「ミスしたときに立ち往生する」「根回しが全然わかっていない」「提案をまとめられない」「時間管理ができていない」……若者が社会に出たときに,こういった批判の声が上がることは少なくない。 本書では若者に社会人として身につけてもらいたいコミュニケーションスキルの基本を,豊富な場面設定を参照しながら1つずつわかりやすく解説している。 大学の就職支援スタッフ,学生相談をしているカウンセラー,ご家族を主な対象としながら,新入社員教育などコミュニケーションスキルを伝えるさまざまな場面でも繰り返し活用できるテキストブックである。

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  • 読書大全 世界のビジネスリーダーが読んでいる経済・哲学・歴史・科学200冊
    4.0
    ◆人類の歴史と叡智を力に変える「最強のブックガイド」◆ 「ビジネスの世界で修羅場をくぐってきた堀内さんならではの選書。 この二百冊を読めばその人の知的生産力は桁違いに高まる。」 ――山口周氏 「ビジネスは人間の営為。 本書は、その本質の追求すなわち人間の本質に近づく最高の『知の航海図』である。」 ――冨山和彦氏 「ペスト禍がニュートンに万有引力を発見させたように、 コロナ禍は堀内さんに『読書大全』を書かせた。 そう言いたくなるほどすごい本。 これはいったいなんという本でしょうか…。 普通はトレードオフになるはずの情報の「質」と「量」とが、 とんでもなく高い次元で両立していることにまず圧倒されました。 なんという濃密さ。なんという情熱。これを「偉業」と呼ばずしてなんと呼ぶのでしょう! 」 ――孫泰蔵氏 重大な選択を迫られたとき、危機的な状況に陥ったとき、 人生の岐路に立たされたとき……真の読書体験が、 正解のない問いに答えるための「一筋の光明」となる。
  • 公認心理師ベーシック講座 発達心理学
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 公認心理師カリキュラムおよび国家試験出題基準(ブループリント)に準拠した教科書。生まれてから死に至るまでの変化を心理的に追究します。フルカラー図解で視覚的な理解をお助け。 【公認心理師ベーシック講座】 ・豊富な図解とイラストで、初学者でも基礎からよくわかる ・練習問題も豊富に掲載 ・覚えにくい専門用語は赤字でしっかりフォロー ・国家試験の出題基準(ブループリント)をおさえつつ、「楽しく・興味深く学ぶことができる」にこだわったつくり 〈 目 次 〉 第1章 私たちの発達:そのメカニズムを考える発達心理学 第2章 胎芽期・胎児期・新生児期の発達 第3章 乳児期の発達 第4章 アタッチメントの発達 第5章 幼児期の発達 第6章 児童期(学童期)の発達 第7章 青年期の発達 第8章 成人期の発達 第9章 老年期の発達 第10章 個人差の発達(1):「気質」の発達 第11章 個人差の発達(2):発達初期の脆弱性 第12章 個人差の発達(3):パーソナリティの発達 第13章 個人差の発達(4):家族関係とパーソナリティの発達 第14章 個人差の発達(5):文化によるパーソナリティの形成過程 第15章 ヒトの発達を研究するための倫理と方法論 第16章 発達心理学:仕事とのかかわり ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 性の歴史I 知への意志
    4.3
    一つの社会は、権力、快楽、知の関係をいかに構成し、成立させているか。古代ギリシャ・ローマから現代まで、性の諸相を社会的、医学的、宗教的に論述する。
  • 信頼の構造
    4.1
    信頼と裏切りの起源とメカニズムを、進化ゲーム論と実験データからみごとに解明し、日本が従来の集団主義社会を脱し、他者一般に対する信頼で成り立つ開かれた社会を形成することの大切さを説く。 日経・経済図書文化賞受賞
  • イエスの意味はイエス、それから…
    4.0
    #MeToo運動が起きたことで、いろいろなことが明らかになった。個人的な出来事だとされてきたことが、そうではなかったことがわかった。暴力と見なされていなかったことが暴力だと認識されるようになってきた。セクハラを受けた側が居場所を失い、声を上げたことで社会の期待を裏切る存在となる。加害者の言うことが信用され、被害者の言うことは思い込みとされる。この論理のすり替えはなぜ起きるのだろう。著者エムケは系統だって論じるのではなく、つぶやくように、自問自答するように、暴力とそれが見過ごされるメカニズムを掘り下げていく。子供の頃に言われた言葉、職場での出来事、友人の家で起きたこと……違和感とともに記憶の彼方にあった出来事の意味が明らかになっていく。私たちは、そう思わされているように、無力でも孤立してもいない。暴力を支える仕組みを問い直し、私たちのものの見方、言葉、イメージ、その共有のしかたをひとつひとつ考え、小さな声で世界を変えていく一冊。
  • 近代の虚妄―現代文明論序説
    3.5
    「ポピュリズム」「ニヒリズム」に象徴される近代の危機を乗り越えられる思想はあるのか。 「グローバリズム」と対峙するアフターコロナの価値観とはなにか。 西洋近代の限界を縦横無尽に論じ、日本思想の可能性を探る。 「当代随一の思想家」による「近代論」の集大成であり、「知の巨人」が新境地を開拓する主著。 トランプに象徴されるポピュリズム現象。 しかしこれは今に始まったことではない。すでに1930年代のナチス台頭から始まっていたことだ。 その原動力となったのは「ニヒリズム」。何も信じられない事態に絶望し、疲れきったため、その時々の状況に身を任せ、流れるように生きるという態度である。 これが後にユダヤ人大虐殺の「ホロコースト」につながっていった。 現在、先進各国を覆い尽くしているのも、こうした「近代の病」であるニヒリズムである。 近代のこのような虚妄≒ニヒリズムを乗り越えることは可能なのか。 その可能性として日本思想、とりわけ西田幾多郎「無の思想」などに象徴される京都学派に再び光を当てつつ、西洋近代思想と比較分析。 その現代的価値を問い直す。
  • ひと目でわかる 心のしくみとはたらき図鑑
    4.5
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 心の病を支援する臨床心理学をはじめ、身近な人間関係から学校、職場、地域社会、産業・文化など、心理学の関わる広大な領域を、カラフルなイラストと簡潔な解説でやさしく学べるビジュアル図鑑。心理学の概観から始め、さまざまな心の病とその治療法を解説し、さらには実生活の中での応用を見てゆく。これから心理学を学ぼうとする人たちだけでなく、不可思議な心のしくみに関心のある一般の人たちにも、ぜひお薦めしたい一冊。 [本書の特徴] ●精神疾患を幅広く個別に解説 疾患の分類・診断を概観し、個々の疾患については、症状や診断の仕方、治療法など、押さえておくべきポイントをわかりやすく簡潔に解説。 ●さまざまな治療法の紹介 現在、治療の現場で用いられているさまざまな考え方や方法、技法を紹介。治療の枠組みの違いがよくわかり、1人ひとりの疾患に合った治療法を探せる。 ●心理学の広大な領域を網羅 臨床心理学だけでなく、恋愛関係など身近な人間関係をはじめ、学校、職場、地域社会、産業・文化に至るまで、心理学が応用されている領域を幅広く取り上げている。 ●理解を助けるカラフルなイラスト シンプルなイラストを用いて要点がうまく整理されているため、記憶に残りやすく、興味や関心が持続し、楽しみながら学習できる。 ●必要な情報がコンパクトに 1つのテーマが1ページか見開き(2ページ)にわかりやすくまとまっており、短時間で、必要な知識が網羅的に学べる。
  • 感情や行動をコントロールできない子どもの理解と支援 児童自立支援施設の実践モデル
    -
    実践・研究・教育の循環的な取り組みを学ぶ。情緒や行動上の問題を示す子どもの内面と、その家族や地域を包括する社会のシステムや制度に働きかける理論と実践を紹介。
  • 社会心理学のための統計学
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 自尊心、対人魅力、関係へのコミットメントなど、学生に学んでほしい社会心理学理論や概念をジャーナル論文に似せたストーリーに盛り込み、各種分析法を解説。統計手法は特定のソフトウェアに限定せずに解説しているので、汎用性の高い教材となっている。
  • インテグラル理論 多様で複雑な世界を読み解く新次元の成長モデル
    -
    本書の著者であるアメリカの思想家ケン・ウィルバーが提唱した「インテグラル理論」は、人・組織・社会・世界の全体像をより正確につかむフレームワーク。「インテグラル(統合的)」であるとは、差異の中にある共通性を大切にすること、多様性の中にある統一性を尊重することを意味します。多様化、複雑化した世界を読み解き、人・組織・社会というあらゆるセクターで存在している課題に向き合うにあたり、大きなヒントを与えてくれるものです。現実的に、私たちが生きている社会は、複雑化の一途をたどっています。昨今目覚しい発展を遂げているAIやブロックチェーン技術の台頭は、新たな恩恵をもたらす一方で、新たな課題を生み出しているのもまた事実です。こうした現実に直面した私たちに対して、「インテグラル理論」が与えてくれる示唆のひとつは、「個人の内面、そして社会・文化の発達度合い」という視点です。哲学、心理学、人類学、社会学、宗教、生物学、システム科学など多様なテーマ、ジャンルを統合的に捉えることを通して、「人・組織・社会の健全な発達のモデル」を示しました。人材開発、組織開発、事業構想、社会課題の解決・・・・・・本書が示す成長モデルは、VUCA時代のリーダーに大きな示唆を与えてくれます。
  • Q&Aで学ぶ 遊戯療法と親面接の考え方・進め方
    -
    遊戯療法と親面接は並行して行われることが多く、両者は複雑に絡み合っている。本書は実際問題に焦点を当て、退室しぶり、ズル、親からの要求、セラピスト間の不一致など、現場で起こる具体的な問題を200のQ&Aにまとめて詳しく解説。「唯一の正しい答え」として提示するのではなく、いくつかの可能性に触れながら、クライエントへの受け答えの例を豊富に示す。考え方・進め方に悩む初心セラピスト必読の書。
  • はじめてまなぶ行動療法
    4.3
    行動科学研究から臨床応用まで,心理臨床の歴史そのものと呼ぶにふさわしいほど長い歴史と蓄積をもつ行動療法。「パブロフの犬」の実験から認知行動療法,臨床行動分析,DBT,ACT,マインドフルネスまで,行動療法の基礎と最新のムーブメントをていねいに解説する研究者・実践家必読の行動療法入門ガイド。

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  • 心理職のためのエビデンス・ベイスト・プラクティス入門 エビデンスを「まなぶ」「つくる」「つかう」
    5.0
    「エビデンスで人の心はわからない?」「統計的エビデンスは少数者を切り捨てる?」「エビデンスで治療は画一化する?」――エビデンスをめぐる誤解と迷信を、これ一冊で一挙解決!「そのセラピーが効く理由」をクライエント=患者に説明しながら心理臨床を実践するための、エビデンス活用ポケットガイド。

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  • からだの痛みを和らげるマインドフルネス 充実した生活を取り戻す8週間のプログラム
    -
    ※電子書籍版には、付属CDはありません。ご希望の方は、紙書籍版をお求めください。痛みを増幅させていたのは、痛みに抵抗する「心の働き」だった――。慢性痛を引き起こすメカニズムを学びながら、この「心の働き」を変えていくためのマインドフルネス瞑想を実践する。1回10分程度の瞑想を1日2回、8週間続けるプログラムで、慢性痛の苦しみやストレスに自分で対処できる方法を身につける。効果的に取り組める瞑想のガイダンスCD付き。からだへの負担の少ない姿勢や動きも図解で詳しく紹介する。
  • 七十人訳ギリシア語聖書 I 創世記
    -
    1~5巻3,080円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 現存する最古の聖書原本のひとつ、古代キリスト教世界の欽定訳聖書を、権威ある「ゲッティンゲン版」を底本として本邦初訳。本巻には、創世記の第1章「神、天地をつくる」から第50章「ヨセフの死」までを収録。
  • 共感と自己愛の心理臨床 コフート理論から現代自己心理学まで
    -
    「共感と自己愛の精神分析」とも言えるコフートや現代自己心理学派の理論は、自己愛の傷つきに苦しむ現代のクライエントの心理的援助にどのような有効性を持つのか。コフートのオリジナルな概念のほか、心理療法の基本に関わる土居健郎、ロジャース、ユングらの視点、さらにはコフート以降の現代自己心理学派や間主観性理論など精神分析の最新理論の臨床的意義を、著者自身の豊富な事例と照らし合わせながら考察していく。
  • こころ学への挑戦
    -
    こころは人間にとってかけがえのないものだが、そのはたらきの不全・不調は多くの困難な事態を引きおこす。京都大学こころの未来研究センターは、心理学、宗教学、神経生理学など異なる学問領域の研究者が集い、こころに関する学際的、統合的研究を行って、その成果を広く社会に発信してゆく、他に類をみない研究組織。本書は、同センターが創設以来取り組んできた「こころ学」の集大成である。こころはどこまで解明されたのか。
  • ビジュアル 新生バチカン 教皇フランシスコの挑戦
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 バチカンの改革を主導する教皇フランシスコの素顔に、撮り下ろし写真で迫る! ナショジオ本誌2015年8月号カバー特集「バチカンは変わるのか? ローマ教皇の挑戦」取材時の撮り下ろし写真に、教皇の言葉を添えて、新生バチカンを目指す教皇の知られざる素顔を明らかにする貴重なビジュアル書籍。 文=ロバート・ドレイパー ナショジオ本誌、「ザ・ニューヨーク・タイムズ・マガジン」「GQ」などで活躍するライター。著書に『ローリング・ストーン風雲録 アメリカ最高のロック・マガジンと若者文化の軌跡』(早川書房)、『ハドリアヌスの長城』(文春文庫)、『Dead Certain: The Presidency of George W. Bush』(未邦訳)、『Do Not Ask What Good We Do: Inside the U.S. House of Representatives』(未邦訳)など。 写真=デイブ・ヨダー ミラノとローマを拠点とする写真家。
  • ウィニコットがひらく豊かな心理臨床
    3.0
    ウィニコットの心理臨床論を解き明かしながら、著者本人の臨床家としての軌跡を総括する意欲的な試み。発達障がいの問題を「関係性」の観点から捉え直すなど独自の新しい考察を披露するとともに、ほどよい関係性に基づく豊かな生き方を探求する。
  • 読解レヴィ=ストロース
    -
    現代思想に一撃を与えたレヴィ=ストロースの思想を私たちはどのように受容し、解釈し、援用したのか。導入期から拡散期、そして新しい読解期である現在までの重要論文で思想の核心を提示し、影響の過程や格闘の軌跡を追体験する。

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  • 現代フェミニズムのエシックス
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 日本軍性奴隷制を裁く「女性国際戦犯法廷」の意義とアクティビスト松井やよりの思想性を振り返り、再評価する。「法廷」を経て今後より明確に把握されるべきマイノリティなどの視点をふまえながら、現代のフェミニスト・エシックスの可能的地平を切り開く。

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  • 脱暴力へのマトリックス
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 暴力をどのように引き受け、その連鎖を断ち切るのか。南京・台湾・群島・ヴェトナム・沖縄の「暴力の表象/表象の暴力」の痕跡をたどり、戦争が跳梁するこの時代にジェンダーやフェミニズムの視点から暴力の循環を断つための実践的可能性を展望する。

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  • 戦後思想のポリティクス
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 既成の戦後論/民主論/占領論は何を語らないのか──。いま・ここの構造的暴力に抗うために、敗戦後という時空間、ジェンダーというまなざし、東アジアという問題領域を照射し「戦後」を歴史化して、戦後思想の政治性を射抜くフェミニズム文化批評。

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  • ニーチェの遠近法
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ニーチェが残した無数のアフォリズム──この独特の表現形式の意味と言語的可能性を模索し、伝統的哲学とは異なる「認識」と「遠近法」を求めた哲学者の横顔を浮き彫りにする。ニーチェ哲学の内容と形式を問い直した創意あふれる論考。

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  • 話の聴き方からみた軽度発達障害 対話的心理療法の可能性
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 発達障害の人は社会や他者をどのように受けとめているのか? 対話という切り口から発達障害に光を当てた本書は、教育、相談機関などにおける支援にも実践的に役立つ。
  • 箱庭療法の心層 内的交流に迫る
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 箱庭療法が日本に導入されて40余年。その領域は心理臨床に留まらず、医療・教育・福祉にまで広がっている。しかし箱庭療法による治療と基礎的研究の間には依然ギャップがある。本書は箱庭制作者と面接者との関係性に焦点を当て、制作者側の内的体験を検討する。さらに箱庭(砂箱)そのものについても主観的体験や臨床事例を通して検討していき、箱庭制作者と面接者、そして箱庭の三者関係から、箱庭療法の治療的要因に迫る。
  • さまよえる狂気
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 心理学は内面と外とのズレから、精神医学は脳と行動の異常から「狂い」を探るが、本書では「狂うこと」の本質を、人が人たる所以に見て、迷路から逃れ出ることのできぬ様を真正面からとらえようと試みる。《精神学》と銘打った全く新しいアプローチは、人間の物語性を、おとぎ話やマンガ、TVドラマや映画から取材して、正気と狂気の境を縦横にさまよい巡る。なかでも《異形の英雄》論はユング派の著者「構想十年」の深奥の力作!
  • 現代人に語る聖書 POD版
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 牧師であり海外留学を経て宮城学院女子大学教授となった著者は、信仰と学識を踏まえて多くのキリスト教関連の著書を上梓している。本書は、聖書に軽い興味を持っている程度の人に向けて、読みやすく書かれた入門書。
  • 死の衝動と不死の欲望 脳死・自殺・臨死の思想
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 身体を機械化し、死を真空化する近代医療の彼方にあるものは何か? 東洋医学・心理学・哲学の知見を交差させ、自殺の心理と死の瞬間の意識を照射し、死の意味を解読する。死と生の欲望に引き裂かれた人間存在の限界についての考察。

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  • COSMOSの法則 THE  LAWS OF COSMOS
    5.0
    「肉体は他人である」という気づきが、すべてを変える。 感謝と喜びで、生と死を超えるーー 死生観論争に終止符を打つ、壮大な宇宙法則の全貌が明らかに! AIが人間を滅ぼす時代に必読。 第1章 「肉体は他人」という真理 第2章 人類最大の悲劇とは 第3章 「心魂一如の愛」と「心魂分断の恩讐」 第4章 「肉体は他人」革命 第5章 物質世界と意識世界 第6章 「ZEROの法則」と「COSMOSの法則」 第7章 コスモスの意識に基づくコスモスの世界 第8章 COSMOSの法則に基づく生命原理 第9章 「COSMOSの法則」に基づく生命原理の検証 第10 章 「COSMOSの法則」と「CHAOSの法則」の検証 第11 章 コスモスの意識と私の意識の相関性 第12 章 「COSMOSの法則」の結論と確信 関連特集
  • 所有論
    4.0
    主体と存在、そして所有。著者の重ねる省察は、われわれを西欧近代的思惟が形成してきた「鉄のトライアングル」の拘束から解き放つ! 「ほかならぬこのわたし」がその身体を労して獲得したものなのだから「これはわたしのものだ」。まことにもっともな話に思われる。しかし、そこには眼には見えない飛躍があるのではないか……? ロックほか西欧近代の哲学者らによる《所有》の基礎づけの試みから始め、譲渡の可能性が譲渡不可能なものを生みだすというヘーゲルのアクロバティックな議論までを著者は綿密に検討する。そこで少なくともあきらかにできたのは、「所有権(プロパティ)」が市民一人ひとりの自由を擁護し、防禦する最終的な概念として機能しつつも、しかしその概念を過剰適用すれば逆にそうした個人の自由を損ない、破壊しもするということ。そのかぎりで「所有権」はわたしたちにとって「危うい防具」だという根源的な事実である。主体と存在、そして所有。著者の重ねる省察は、われわれを西欧近代的思惟が形成してきた「鉄のトライアングル」の拘束から解き放ち、未来における「手放す自由、分ける責任」を展望する。
  • 極限の思想 ラカン 主体の精神分析的理論
    -
    大澤真幸・熊野純彦責任編集「極限の思想」第6回配本。 精神分析家ラカンは人間をどのように捉えたのか。フロイトの「無意識」「事後性」など諸概念の可能性を掬い上げ、アリストテレスの原因論を足掛かりとして、新たに練り上げられる独創的な概念。 〈他者〉=シニフィアンの導入はいかに「主体」を原因づけるのか。またそこに構造的に内在する「欠如」はどのように「主体」に責任を引き受けるよう迫るのか。 原因と因果性をめぐる思考の果てに到達する、象徴界に穿たれた現実界への開口部とは? 【目 次】 序 章 精神分析家ラカンの軌跡 第1部 アリストテレスにおける「原因」  第一章 四つの原因  第二章 アウトマトンとテュケー  第三章 質料と偶然 第2部 ラカンにおける原因と対象  第一章シニフィアン因果性の三平面  第二章ラカンにおけるテュケー  第三章 原因としての真理、対象の機能
  • コーランⅠⅡ(合本版)
    -
    預言者ムハンマドに下された神の言葉、イスラム教の根本聖典。1923年に刊行された「標準エジプト版」に準拠。
  • 他者の甦り(長崎純心レクチャーズ) アウシュヴィッツからのエクソダス
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 アウシュヴィッツは、過去となった悲劇の一例ではない。その全体主義の思想は、今日の人類的危機や破綻の原点となっている。それでは、この悲劇を脱出する思想的手がかりは、どのように求められるか。本書はまず、アウシュヴィッツの思想的温床を問うてギリシア哲学の系譜をたどり、他者の抹殺、すなわち人間の非人間化という問題が、アリストテレス・デカルト・ニーチェ・ハイデガーに至る存在神論に根差すことを明示する。その上でキリスト教の思索に目を転じ、古代教父ニュッサのグレゴリオスと中世の神秘家エックハルトの思想を考察、さらに旧約物語の解釈を通して、ヘブライ的伝統の中に他者に開かれてある人間の共生への手がかりを見出す。これまで著者が一貫して探求してきたヘブライ的脱在の思索を、初めて平易に書き下ろした講演。 【目次より】 「長崎純心レクチャーズ」について 片岡千鶴子 目次 序 現代の野蛮からの脱出 第一章 アウシュヴィッツとは何か 第一節 生をうばう 第二節 死をうばう 第三節 根源悪とは? 第二章 存在神論の歴史と現代におけるその根本的性格 第一節 アリストテレスから 第二節 デカルト 第三節 ニーチェ 第四節 技術学 総かり立て体制 第五節 技術的存在神論の超出にむけて 第三章 古代中世キリスト教思潮から 第一節 ギリシア教父ニュッサのグレゴリオス 第二節 西欧中世ドイツの神秘家マイスター・エックハルト 第四章 ヘブライ思想 エヒイェロギアの構築へむけて 第一節 アブラハム物語り 死と再生 第二節 出エジプト物語り ヤハウェとモーセをめぐって 第三節 ハヤトロギア・エヒイェロギア・存在神論 第四節 エリヤ物語り 沈黙の声と「イスラエルの残りの者」をめぐって むすびとひらき 文献表 註 あとがき ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 宮本 久雄 1945年生まれ。神学者、哲学者。東京大学名誉教授。専門は、古代・中世のキリスト教思想。東京大学文学部哲学科卒、同大学院修士課程修了。東京大学博士(学術)。和辻哲郎文化賞受賞。 著書に、『教父と愛智』『宗教言語の可能性』『「関わる」ということ』『福音書の言語宇宙』『他者の原トポス』『存在の季節』『愛の言語の誕生』『恨と十字架』『「ヨブ記」物語の今日的問いかけ』『いのちの記憶』『他者の甦り』『身体を張って生きた愚かしいパウロ』『旅人の脱在論』『ヘブライ的脱在論』『他者の風来』『出会いの他者性』『隠れキリシタン』など、 訳書に、V.ロースキィ『キリスト教東方の神秘思想』など多数ある。
  • ドゥルーズとガタリの『哲学とは何か』を精読する 〈内在〉の哲学試論
    -
    ドゥルーズとガタリによる最後の共著『哲学とは何か』。難解をもって知られるこの著作をどう読んだらいいのか。 読解のため、本書では大きく三部で構成される。 第一部では、ドゥルーズとガタリの〈内在〉概念とはどのようなものかを明らかにする。単に内在と超越という二項対立ではなく、彼らが「内在野」と名指ししたものは何だったのか。スピノザ、ベルクソンなども参照しつつ、その形成過程を明らかにしていく。 第二部では、哲学・科学・芸術の三つを同じ形式をもったものとして、あえて並列に描こうとしたドゥルーズとガタリの意図に分け入っていく。そこから「脳」と「カオス」が析出される次第は、まさに『哲学とは何か』を解読する重要な準備となる。 第三部では、いよいよ『哲学とは何か』をきわめて精密に読み解く。各章に概要、用語、読解の見出しを立て、まさに一字一句を読んでいく。その先に見えてくる〈内在〉の哲学とは?
  • パリのマリア
    3.0
    何度もその前にマリアが出現し、埋葬後56年経てなお生前の姿を保っていたカトリーヌ・ラブレー。硬直した体を暗闇のベッドに横たえ眠らずに神の声を聞き、毎週金曜日にはその聖痕から血を流す。神父が運んでくる小さな聖体パンのみが食事という超常的な50年を送ったマルト・ロバン。第2次大戦中にパリの修道院でレジスタンスを支援しながら同時に戦場にある若い兵士を訪問したイヴォンヌ=エメ。たった100年ほど前に起きた奇跡の主人公たちを紹介し、その魅力を探る魂の書。
  • 縄文土器は神社だった!
    -
    縄文土器は単なる煮炊き用の土器でも観賞用の美術工芸品でもない! それは縄文人にとって一番身近な「神社」だ。そこに祈り奉られている神々はもちろん八百万の神々!イザナギであり、イザナミなのだ! なぜそれがわかるのか?それは「日本語とは漢字の皮を被ったシュメール語」であり、日本の神々はシュメールの神々とイコールだからわかるのです! ・「ウパラ土器」(カバー写真)こそは火焔型土器を筆頭に縄文土器の文様を読み解く為の基準土器である ・イザナギはシュメール(アヌンナキ)のエンキEn-ki(大地男神:牡牛神ハル) ・イザナミはシュメール(アヌンナキ)のニンキNin-ki(大地女神:蛇女神キ) ・天之御中主はシュメール(アヌンナキ)のアンAn(天神) ・鳥居とはシュメール(アヌンナキ)のエンリルEn-lil2(風神)の化身である白鳥が止まるところ ・「アラハバキ土偶」にはイザナギ(牡牛神ハル)、イザナミ(蛇女神キ)、コノハナサクヤヒメ(火山女神ニンフルサグ)の合体神が祀られている ・「月読(tuku-yomi)」はシュメール語でも「月・星・夜」の意味 ・「畏こみ畏こみ 祈り奉る」など神道に関するものはほぼシュメール語 ・日月神示の〇の中にあるにチョン「ゝ」の意味は、悪しき神のレッテルの「艮」に「ゝ」が戻り「良」神、即ち「正神」の座に戻ること ・これは国之常立神(火男神アンギビル一族)が「正神」となって復権することの証 ・「木之花佐久夜比売も祈り奉りてくれよ」とあるのは、アンギビル(国之常立神)のパートナーが木之花佐久夜比売こと火山女神ニンフルサグだから ・日本の伝統美の象徴である「富士fuji」は、実はシュメールのニンフルサグ女神(和名「木之花佐久夜比売」)そのものを表している

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  • 松下松蔵と「宇宙の大気(だいき)」
    -
    アメリカでは、十九世紀末から、心霊主義の運動が盛んになっていた。 それは、アメリカのチェスターフィールドで行われた交霊会での出来事であった。 安藤弘平は研究のために交霊会に参加していた。四十八歳のことである。 安藤は、グロリア・ターバー夫人より、霊による自動書記の石版を渡され、 石版には、Matsuzoという単語が書かれていた。 ターバー夫人から、Matsuzoは安藤の背後の指導霊と教えられた。 自動書記による石版の伝言にはこのように書かれていた。 ―あなたの指導者として、私はこのことを言い残しておきたい。 ―信仰こそは、人生の宝庫のあらゆる扉を開く万能の鍵である。 ―あなたの言葉の使い方によって、あなたは認められたり非難されたりするのだ。 ―人生は現実のものであり、厳粛なものである。 ―今日の人々に必要なものは、物の糧ではなく、魂の糧だ。 ―あなたの考えと思いを、常に正しいことに向けよ。 まつぞう(matsuzo) スペイン風邪の大流行の時(大正八年) 毎日200人以上の患者を「コクリコクリ」で瞬時に治した! 疫病も逃げていくその「秘法」に迫る! 日本人よ!伝統に蓄えられた英知を思い起こせ! 昭和の神人たちが伝える宇宙の無限の力を活用して この危機を乗り超えよ! 松下松蔵と、それに連なる、塩谷信男、政木和三、本山博らの力は、 この世の裏側で今も働いている。 日本に根深く継承される神人の系譜を見事によみがえらせてくれる本! 【著者あとがきより】 私は、ささやかながらも、忘れられていた明治、大正の神人、 川面凡児翁を発掘し、「体から神に入る」という手法を学んだ。 川面の一番弟子、小泉太志命の『祓い太刀の世界』を紹介し、 邪気、邪霊を祓う作法を知ることができた。 そして今回、遅まきながらやっと松下翁と塩谷先生という 神人(ホモ・デウス)にたどりつき一篇の物語を編むことができた。 どんな人も国も、物語なくして生き延びることはできない。 物語や神話を忘れた国民は滅びていくのである。 二十一世紀の我が国に必要なのは、物語と神話なのである。

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  • 発達とレジリエンス――暮らしに宿る魔法の力
    NEW
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    気候変動、災害、紛争、グローバル感染症といった地球規模の大惨事に対し、近年急速に関心が高まっているレジリエンス。 本書は、人間(特に乳幼児から若者まで)の発達におけるレジリエンスについて知見を深め、その向上を目指す研究者や専門家のために、理論、実践、および研究結果の確かなる基礎を提供するものである。
  • 臨床談義:松木邦裕とのQ&A 学会では聞けない質問を松木先生にぶつけてみた
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    16年続いてきた松木邦裕セミナーは、精神分析の知や視点を学ぶ目的で始まった。次第にセミナーは精神分析を現場に活かせるのか?何が肝なのか?など学会では聞きづらい臨床の問いを松木にぶつける「臨床談義」へと発展していった。編纂はセミナーを見つめてきた岩倉拓・佐藤幸江である。ユーモアとペーソスに満ちた58の対話には、こころを真摯に見つめ続けてきた松木の叡智が光り、読者の臨床と人生に深い影響を与えるだろう。

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  • ケースフォーミュレーションを語る 3人のエキスパートから学ぶ心理療法の奥義
    -
    ケースフォーミュレーションはCBTに限らず臨床介入の重要な鍵概念である。それを提示した上で臨床実践の中でどのように理解するか、臨床的介入のキーポイントはどこにあるのかを3人のエキスパートに語っていただく。坂野先生には認知行動療法の勘所を、中村先生には家族療法の視点からの論考を、遊佐先生には感情調節困難な事例をご提示いただいた。本書を通して読むことで治療の際に役立つ情報が何かしらもたらされるだろう。

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  • ストーリーで学ぶABA 「特別支援学級」「通級」担任の専門性UPのために
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    本書では,特別支援学級や通級の担任に向けて,応用行動分析学(ABA:Applied Behavior Analysis)の枠組みに基づく指導法をストーリー仕立てで具体的に紹介。ABAでは客観的に観察可能な事象を重視しており,教師-子ども両者の相互作用を基に明らかになっている「行動の原理」に着目する。ABAを学ぶことで,教師個人のセンスに頼るのではなく,科学的知見に基づいた指導によって誰でも「エース」「カリスマ」先生級の成果を出すことができるだろう。

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  • “心もとなさ”からはじまる心理臨床
    -
    知的障害などの発達障害のある人やさまざまなクライエントに支援する、多様なフィールドの心理職が、"心もとなさ"をめぐって思ったり考えたりしたことを、その人それぞれのことばで、できるだけすなおに自由につむぎます。口ごもりながら差し出されたことばが詰まったこの本には、スカッとした解決も、万能なテクニックも、示されてはいません。"心もとなさ"はどこまでも"心もとなさ"のままです。むしろ、さまざまな語りがからまりあい、重なりあって、ページを繰るごとに"心もとなさ"はますますたっぷりと豊かになっていきます。

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  • セラピストのためのスキーマ療法徹底ガイド
    4.0
    本書は、スキーマ療法を臨床現場で適切かつ効果的に実践できるセラピストを一人でも多く増やすために、工夫やコツをすべて紹介するガイドブックである。いま、「スキーマ療法を受けたい」というニーズは徐々に高まっている。だが、スキーマ療法を理解しているだけでは、「実践」できるようにはならない。実践に移すために本書を活用し、効果的な実践を目指そう。

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  • マスターセラピストが語る家族療法のターニングポイント インタビューで辿る革新の軌跡
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    家族療法は1960年代初頭の米国に登場し、家族関係への介入によって心理的問題を解決する新たな試みとして発展した。80年代以降、フェミニズムや社会構成主義の影響を受け、「制御から対話へ」への理論的転回が進む。本書はその変化を生き抜いたマスターセラピストたちへの貴重なインタビューを収録し、家族療法の倫理と可能性を再考する視座を与えてくれる。

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  • 精神分析的ジェンダー論入門 フロイトから現代へ
    -
    「ジェンダーをまとった文化的影響の層の下には,本質的なジェンダーではなく,あいまいで,多重に構築された,自分の性との非常に葛藤に満ちた関係がある」(ディーメン,本書より)  本書は、精神分析がいわゆるジェンダーをどう捉えてきたのかを、大まかに概観してみようとする試みである。ジェンダーや性差は,意識されているか否かにかかわらず,人間の生き方に深く関わっている。  精神分析はともすれば男性中心主義的な思想をもち、古典的なジェンダーロールを規範として押しつけるものという印象を与えているかもしれない。しかし現実には精神分析理論は、フロイト以降もそのジェンダー観を発展させながら現代に至っている。著者は,フロイトから現代へ,今改めて,ジェンダーについての課題を問い直す。

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  • 心理系大学院入試&公認心理師・臨床心理士試験のための心理学標準テキスト ’25~’26年版
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書は、公認心理師・臨床心理士等の心理系大学院入試と、臨床心理士試験のための心理学標準テキストです。試験によく出る問題・カンタンな問題から学べるステップアップ式テキストに、詳細ガイダンスと論述対策等の総合対策の組み合わせで合格を狙うものです。
  • パラノイア 極度の不信と不安への旅
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    オックスフォード大学心理学部教授のダニエル・フリーマンは30年間にわたりパラノイアの研究と治療の最前線で奮闘してきた。この素晴らしい本はその足跡を物語る。  数十年間にわたり,パラノイアは重症の精神保健の問題を抱えた人だけが経験するものであって,その悲惨な影響を修正する方法はほとんどないと従来は考えられてきた。  フリーマン教授は仮想現実といった最新のテクノロジーを活用して臨床的なパラノイアに対する画期的な治療法を開発した。不信感は社会の至る所に存在することを教授は明らかにした。パラノイアは幅広く存在し,陰謀論も根深く,その背後には複雑な感情が存在する。遺伝子,トラウマ,不眠,心配,自尊心の低さ,大麻の使用,幻聴等に基づいて,不気味な新型コロナウイルス陰謀論などが世界中に広がっていることにフリーマンは気づいた。パラノイアのために人生で手酷い影響を受けた人々の声に真摯に耳を傾け,それに光を当てて,画期的な治療によって多くの事例に変化をもたらした。  本書は実用的な本でもある。私たち自身の不信感をどのように自覚するかをフリーマンは指し示す。不信感がいかに根深いものであったとしても,それを改善することができるのであって,どのようにして不信感を改善することができるかが解説されている。最終的に,それは克服することが可能である。圧倒的な共感に富み,本書は不信感の最前線からの心強い言葉であり,私たち全員の信頼感を必死に再建する試みとなるだろう。

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  • 描画テストの読み方 事例検討会を通して学ぶ実施・解釈・所見
    -
    投映法の一つであるバウムテストをはじめとした描画テストは,心理アセスメントに欠かせないツールとしてさまざまな臨床現場で用いられているが,使いやすい一方で,解釈の過程や検査結果について,「言葉にするのが難しい」,「まとめるのが難しい」といった声も聞かれる。 本書では,そのような初学者の声にこたえるべく,描画テストの事例検討会を主宰する著者が,その実施法,解釈の進め方,所見のまとめ方についてわかりやすく丁寧に解説する。 第I部では,さまざまな描画テストの紹介にはじまり,導入と教示,行動観察や描画後の質問(PDI)の説明,また,全体的評価,形式・内容分析,描画指標のまとめ方について食レポやコアイメージの演算といった著者独自のたとえを巧みに使いながら,解釈過程を描きだし,所見やフィードバックの要点が述べられる。第II部では,架空の事例検討会を通して第I部で学んだことを再確認し,参加者によるディスカッションのポイントを講師がまとめていく。さらに,初学者からの質問とそれに対する回答をまとめた補講を付した。 絵の解釈過程に焦点を当てた本書は,初学者だけでなく,心理臨床の現場で働く専門職や心理アセスメントの教育や指導に当たっている教員にも大いに参考となるであろう。

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  • 発達性トラウマ症の臨床
    -
    本書の大きなテーマは2つ。1つ目は重症トラウマへの治療。子ども虐待によって生じる発達性トラウマ症ならびに複雑性PTSD親子への家族併行治療の実践報告であり、TSプロトコールを用いた治療である。重症トラウマの臨床は、多重人格への治療が必要になるなど、通常の精神科臨床とは非常に異なった展開や独特の要素が多彩に認められる。様々な精神科疾患の診断基準を満たすため、まさに誤診の山であり、この領域への治療実践はわが国においては未開拓の部分が大きく、臨床の現場で苦闘されている方々に参考になるのではないかと思う。  2つ目は、精神科の診断をめぐる混乱である。DSMに代表されるカテゴリー診断全盛の中で様々な弊害が目につくようになった。そだちの臨床、とりわけ神経発達症をめぐる精神科臨床においてその弊害が特に著しい。精神科の診断が、あたかも実態があるもののように一人歩きしている現状があり、それが精神科臨床のみならず、教育にも大きな混乱を引き起こしている。もちろん診断をめぐる問題は、1つ目のテーマであるトラウマ臨床にも大きく関わってくる。DSM診断で神経発達症と診断されるのに、神経発達症への治療を行ってもまったく改善しない事例がしばしば認められるが、それらは言うまでもなく、トラウマを基盤とする発達性トラウマ症の子どもや、時として大人である。このような場合、ともかくトラウマ処理という特殊な心理治療の実践が最優先になる。II型トラウマによって引き起こされるフラッシュバックの治療をまず実施しないと、何が問題なのかまったく見えてこないからである。

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  • 大乗仏教と小乗蔑視
    -
    部派仏教へのまなざしから読みとく大乗仏教史 インドにおける小乗蔑視の発生と受容、中国における小乗蔑視の受容と小乗批判の発生、そして、日本における小乗蔑視と小乗批判との受容―― 大乗仏教が辿ってきた道を、大乗経から中観派、唯識派、最澄まで多彩な文献を用いて説きあかす。 小乗批判から生まれた、本来の大乗仏教と異なる「日本式大乗仏教」とは何か。 日本人の大乗仏教理解に再考を迫る。

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  • 協働するメンタルヘルス “会う・聴く・共に動く”多職種連携/チーム支援
    -
    1980年代のフィンランド・ケロプダス病院、長期入院者地域移行のプロセスのなかで生まれた「オープンダイアローグ」は、90年代以降、急性期対応を含む地域精神医療保健システムとして広く人口に膾炙している。2014年と2017年の二度にわたるケロプダス病院の視察以来、「オープンダイアローグ」の日本での実装可能性、地域移行支援、患者中心の多職種連携の可能性を構想してきた著者は、「包括型地域生活支援プログラム(ACT)」から「精神障害者アウトリーチ支援事業」を経て、現在は脱施設化時代を迎えた日本の地域精神医療保健の可能性を探究している。 地域と生活のフィールドで、援助者と当事者は何を思い、語り、そして動くのか? 多彩な登場人物が織り成す仮想事例記録を通じて「対話」と「協働」のリアルを伝え、経験専門家ならびに多職種専門家との対話(ダイアローグ)と省察(リフレクション)を経て、地域から始まる協働的チーム支援、そしてまだ見ぬ地域精神保健ケアの可能性を探ってゆく。 “会う・聴く・共に動く”からはじまる「多職種連携/チーム支援」ガイド。

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  • 公認心理師必携!事例で学ぶ教育・特別支援のエビデンスベイスト・プラクティス
    -
    本書では,教育現場で活躍する公認心理師に求められる知識や技能を,第一線で活躍する執筆陣による豊富な実践事例とともに解説する。 これまで学校カウンセリングの領域においては,経験則による支援方法が慣例的に用いられてきた。本書ではそうした状況に対し,基礎心理学も含めた心理学領域が積み上げてきた「エビデンスに基づく知見を基準として検討を行う」という視点のもと,公認心理師の会 教育・特別支援部会が作成するコンピテンスリストに則って現職者および公認心理師を目指すすべての学生に,学びの指針を提供する。

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  • ASDとカモフラージュ CAT-Qからわかること
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    この本によって、あなた自身のカモフラージュ行動に対する洞察を深め、どれがあなたの助けとなり、どれがあなたの妨げとなっているのか、そして、心の健康を改善するためには、どのようにすれば小さな変化を起こすことができるのか、気づくようになっていただければと願っています。……本書の目的は、私が経験したこと、私が学んだこと、そして最も私の助けになったツールを皆さんにお伝えすることです。これは、カモフラージュを完全にやめてしまうということではありません。自分の思考や思い込み、目標に関して、より大きな気づきを得るということなのです。本書に何度も書いているように、カモフラージュは必ずしも悪いものではありません。あらゆる人間が成長のために取り入れ用いるスキルであり、そうやって私たちは種としての社会性を身に着けてきたのです。それは多くの点で私たちが生き延びる助けとなりました。私たちは幼くしてそのことを学んだ賢さと驚くほどの強さを賞賛するべきでしょう。(本書「はじめに」より)

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  • サイコドラマをはじめよう 人生を豊かにする増野式サイコドラマ
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    「サイコドラマ」は人を活かす! 人は誰もが幸せになる力を持っているものであるが、多くの人がそれが何なのかわからず、また、歳をとるごとに社会的・心理的役割にがんじがらめになっていくのではないだろうか。幸せになる力とは「自発性」であり、人が属している「集団」でそれは育まれていく。 ただ、その集団は安心できるものではなければならず、その経験が保障されているわけではない。そこで「サイコドラマ」の登場である。「サイコドラマ」を通じて役割を固定することなく、さまざまな役割を体験してみることで新たな発見があるはずだ。 本書では、「サイコドラマ」の具体的な実施方法はもちろん、簡単な用語解説も付している。人間関係に悩んでいる方やサイコドラマを知らない方、また実施するのに躊躇している方にも、自分の置かれている状況に応じて読み進められるようになっているので、気軽に手に取っていただきたい。

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  • 愛着トラウマケアガイド 共感と承認を超えて
    -
    幼少期に虐待やネグレクトなど不適切な養育環境を過ごして発達課題を達成できなかったがゆえに生じる「愛着トラウマ」は、自分の考えや感情に自信がもてず、他者を信頼できずにコミュニケーションを回避するなど、生活の質(QOL)を低下させる要因にもなりうる。しかし自己と他者への信頼を培いながら愛着トラウマを癒し、相談者自身が望む人生=生活を歩むことは決して不可能ではない。 心のケアに携わる支援者には、相談者が安心して心の内を打ち明けられるアタッチメント対象となり「安全基地(Secure Base)」を提供することが求められる。相談者の心と境界(バウンダリー)を守り、その怒りに深く共感し、相談者を承認していく姿勢、それと共に変わりゆく相談者の主体性・自律性の回復をサポートする「セキュア・ボンディング(Secure Bonding)」アプローチを紹介する。 第I部「愛着トラウマケアを理解する」では、愛着トラウマを癒すためには欠かせない「3つのセオリー」(アタッチメント理論・行動変容ステージ理論・アサーション権)、そして「安全基地」を提供する「セキュア・ボンディング」アプローチを紹介する。続いて第II部「愛着トラウマケアを実践する」では、安全基地の提供、治療的アセスメント、そして面接室の外の世界で人間関係を築いていくための戦略を、詳細な逐語録とともにわかりやすく解説する。最終第III部「愛着トラウマケアを研究する」では、相談者目線も取り入れながら、事例を通して愛着トラウマケアを学んでいく。 愛着トラウマに苦しむ相談者と、その変容と回復に連れ添う支援者のための、事例と逐語でわかりやすく学べる「トラウマケアガイドブック」。

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  • 〈効果的な〉精神科面接 力動的に診るということ
    -
    本書は、日々の臨床実践を重ねた精神科医が、精神療法に関心をもっている、あるいは、その研修を始めたばかりの心理学部学生や大学院生、臨床研修医、精神科専門医を目指すひとたちへ向けて、〈効果的な〉精神科面接のための力動精神医学の視点を論じた1冊である。 「第I部 精神科医の視点」では、「適応障害(適応反応症)」「ボーダーラインパターン(境界性パーソナリティ障害)」「解離症とヒステリー」の概念と診断や治療を概説し、性ホルモンの影響に絞った女性のこころとからだの特徴や、医療面接で求められているコミュニケーション技能とそのトレーニング方法を概説する。 「第II部 精神科臨床と精神分析的精神療法」では、構造化された時間をとって行う精神療法の治療者でもあり、一般外来診療で短時間の診療を行う立場から薬物療法と精神療法をめぐる話題や、女性のセクシュアリティと精神分析的精神療法について論述し、また精神分析的精神療法を背景にもつ治療者が短時間の精神科外来診療の中で、どのような心的態度と視座を重視して診療を行っているかについて述べる。さらに、精神分析理論における精神力動論を概説し、その現代的な意義、精神分析と力動精神医学との関係についても論じる。

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  • 暴力を手放す 児童虐待・性加害・家庭内暴力へのアプローチ
    5.0
    支援の現場で出合う暴力は,本質的には防止や制圧をするものではなく,クライエント自身が主体的選択として「手放す」ものである。しかし,クライエントは欲求や感情を言葉ではなく暴力という対処行動として表出し,そのことに苦しむ場合でも自ら援助を求めることはほとんどない。なぜなら,援助を求めるとは欲求や感情を言葉で表出することそのものだからである。その結果,暴力を振るうクライエントへの支援は困難を極めることになる。 本書では,暴力の定義,起源,要因を解説し,医療・司法・福祉各領域におけるDVや児童虐待への支援実践を概観しながら,思春期以降の児童から成人までを対象とした暴力を手放すための四つのフェーズからなる支援モデルとセラピストの適切な「ありよう」を提示する。 また,児童による性暴力と施設における暴力についての支援モデルを適用した二つの事例と,最終章で著者が提言する「情理の臨床」を通して,暴力を手放す臨床心理学的支援に迫る。

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  • ラディカル・アクセプタンス ネガティブな感情から抜け出す「受け入れる技術」で人生が変わる
    -
    あるがままの自分すべてを受け止めよう。といっても簡単なことではない。「自分はダメな人間だ」と誰しも思ったことがあるだろう。ただそれにとらわれていては見えるものも見えなくなってしまう可能性がある。「思い込み」は怖い。それを取り去るには積極的な心と頭のトレーニングが必要であり、本書ではそのトレーニング方法を提示する。ありのままにすべての物事を受け入れられた瞬間あなたにとって真の自由が開かれるだろう。

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  • マインドフルな先生,マインドフルな学校
    -
    学校にマインドフルネスを取り入れるためには,まず教師が実際にマインドフルネスを体験することが必要です。教師自身が「マインドフルな先生」として生徒にマインドフルネスを教えることで,やがて学校全体にマインドフルネスを広め,定着させることができます。 著者は自身の教師,校長,ソーシャルワーカーとしての経験から,学校にマインドフルネスを定着させるその道筋を分かりやすく解説しています。本書では,世界各国における教育現場からの声と,著者自身の経験,そして豊富なエクササイズを通して,教師が仕事と私生活の両方を充実させるためのセルフケアに役立つ実用的なスキルを学ぶことができます。 本書は教師はもちろんのこと,カウンセラー,心理士,そして保護者といった,子どもの教育に携わるすべての方に向けて書かれたマインドフルネスのガイドブックです。これからマインドフルネスを学ぼうと考えている方,より深く学びたい方,そしてその学びを自身の教育の場で実践し,共有したいと考えている方にとって必携の書であり,あなたとあなたの生徒の人生をより豊かなものにしてくれることでしょう。

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  • 性暴力被害の心理支援
    -
    性暴力被害は,想像されるよりもずっと身近で生じており,その人の人生を大きく変えるほどに精神的衝撃が大きな被害です。 本書は,心理臨床の現場で,性暴力の被害に遭遇した方の支援を行う場合に,まず知っておくべき基礎的な知識や,心理支援の基本について記した本です。 第I部では性暴力とは何か,性暴力や性犯罪の現場で何が起こっているのか,二次的被害や心理教育,リラクセーションなど,被害者の心理にスポットを当てて説明しています。また,多機関・多職種との連携や支援者におこる二次受傷についても紹介します。 第II部では6つの架空事例をとおして,支援について具体的に示しました。この領域に慣れていない方でも,支援の実際がイメージできるように,事件概要や司法手続き,心理支援の流れが詳細に書かれています。 さらに,心理職が,被害者の回復に役立つ働きをするために必要な,法律,医学,政策や制度,連携機関等に関する周辺知識をトピックとして掲載しています。

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  • 強迫症を克服する 当事者と家族のための認知行動療法
    3.8
    強迫症は本人の生活がとても苦しくなり、また、家族や近くにいる人が巻き込まれてしまうことも多い。本書では、さまざまな強迫症のタイプを提示しているので、困っている人にとっては自分に合ったケースを見つけることができるだろう。また、治療についても「ひたすら我慢する」「嫌なことをする」といった誤解のない理解を目指し、臨床現場でよく聞かれるQ&Aも盛り込みながら家族対応についても詳細に記載している。

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  • 学校現場から発信する 子どもの自殺予防ガイドブック いのちの危機と向き合って
    -
    現在,世界では年間約百万人が自殺で亡くなっており,日本においても毎日80人近くの人が自ら命を絶っている厳しい現実がある。特に,若い世代(10代後半から39歳)においては自殺が死因のトップという深刻な状況がみられるとともに,いじめ,不登校・ひきこもり,非行といった学校問題と結びついた子どもの自殺の実態が注目されている。また数多く存在する,自死遺族・遺児やハイリスクな子どもへの対応は喫緊の課題である。 本書は,二十年余りにわたって学校教育の現場で教師・スクールカウンセラーとして自殺予防教育に関わってきた著者による,子どもの自殺リスクとアセスメント・危機介入についての「新しい自殺予防プログラム」をまとめたものである。 著者は数多くの詳細なデータを駆使し,自殺に関する基礎知識を整理したうえで,米国やオーストラリアにおける自殺予防教育を参照し,「教師を対象とした自殺予防プログラム」「子どもを対象とした自殺予防プログラム」の二つを本書で提示する。さらに後半では,学校現場における自殺リスクへの対応の実際を事例に沿って解説している。

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  • ハームリダクション実践ガイド 薬物とアルコールのある暮らし
    -
    薬物・アルコールの使用や誤用による「ハーム(害)」を「リダクション(低減)」するための具体的なメソッドが解説された日本で最初の実践書。 「ダメ。ゼッタイ。」や「断酒・断薬」などの「やめるか/やめないか」だけにとらわれず,自分に合ったより安全でより健康的な使用方法や減薬・減酒/断薬・断酒へのステップを一歩ずつ進め,今より少しでも暮らしやすく・生きやすくしていくためのプロセスが学べる一冊。

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  • 精神科長期入院よ さようなら 最良の精神療法とは何か?
    -
    精神科の長期入院は,患者さんの社会性を奪い生活上のスキルを衰えさせてしまうため,また退院が難しくなるという負のスパイラルに陥ることが多い。著者は,そのような状況に医療者の立場から(1)「退院支援」が長期入院患者に最も必要な「精神療法」そのものではないか,(2)退院や回復の意欲が次々と感染(転移)するのを支援することが私たちの務めなのではないか,と提言し,「退院支援」について症例を中心として解説していく。

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  • 新版 症例でたどる子どもの心理療法 情緒的通いあいを求めて
    -
    長期におよぶ,ある少年との心理療法のプロセスを治療者とクライエントの心の通いあいを軸にたどった本書初版は,幾度か版を重ねてきたが,今回大幅な修正と新たな論考を加えて増補改訂版を刊行することになった。  子どもの心理療法において,セラピストは,何を考え,どんなことを感じるのだろうか。クライアントに対する基本的態度とはどういうものなのか。また,言葉による表現力を持たない子どもとのかかわりあいにおいては,言葉を越えて感じられる交流が大きな意味を持ち,その実践はどのようなものか。  精神分析的心理療法を治療基盤とする著者は,アンナ・フロイト,クライン,スターン,ウィニコット,ストロロウらの理論と技法を援用しつつ,日常臨床における具体的な知見,見立てと初回面接,言葉の使い方,身体接触,治療の終わり,そしてクライアント・セラピスト間に展開する転移・逆転移などの臨床治験を間主観的な観点からわかりやすく解説している。精神分析的心理療法における治療構造の理解と子どものセラピーの基本を身につけるための,懇切丁寧な臨床指導書である。

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  • プラグマティック精神療法のすすめ 患者にとっていい精神科医とは
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    精神療法に正解などない。人の心に携わる方なら「精神療法をきちんと学びたい」と誰しもが思うだろう。しかし治療者側も患者側も「こうしなければならない」と強迫的になることで大事な点を見落としてしまうかもしれない。 精神療法は人間対人間の付き合いであるから両者の相性もある。ただ両者の関わりから生まれるもので患者の心の成長が促されるのは明白だ。本書では、理論だけではなく実用的に取り組める治療法を提案していく。

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  • [決定版]子どもと若者の認知行動療法ハンドブック
    -
    「子どものやる気をどう保つ?」「子ども中心のセッションを進めるには?」――リアルな事例をヒントに,よくある疑問を根本解決。アセスメント,介入,軌道修正,「次なる一手」を創造的(クリエイティブ)に繰り出して,変わりゆくクライエントを柔軟(フレキシブル)にサポートする! ひとりひとりの個性や状況にしっかり寄り添い,それぞれの課題を共感的に理解し,たしかな信頼関係を結び,問題解決法を組み立てる――子どもと若者の認知行動療法(CBT)に求められる基礎知識とスキルを,今すぐ現場で使える資料とともにわかりやすく解説。好評既刊『子どものための認知行動療法ワークブック――上手に考え,気分はスッキリ』(金剛出版[2020]),『若者のための認知行動療法ワークブック――考え上手で,いい気分』(金剛出版[2020])と併用すれば,子どもと若者に特化した認知行動療法がさらに巧みに実施できるヒントが満載。 子どもの生きる力を重視する,世界にひとつしかないオーダーメイドCBTガイド。

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  • 異端 モンタノス派
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    アシア(アナトリア地方)で起こり、聖霊に憑かれた預言者による異言にしたがうモンタノス派はなぜ異端として排斥されたのか。
  • 大人のADHDのためのマインドフルネス 注意力を強化し,感情を調整して,目標を達成するための8つのステッププログラム
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    本書は,ADHD(Attention-Deficit/Hyperactivity Disorder:注意欠如・多動症/注意欠如・多動性障害)にみられる特徴に悩んでいる人のために書かれた一冊です。 Part1では,マインドフルネスについて詳しく説明し,このアプローチがADHDと診断された方々にどのように役に立つのかを紹介しています。 中心となるPart2では,ADHDのための8週間でできるマインドフルネスの8ステッププログラムを紹介します。ステップ1~3では,自動操縦から抜け出し,注意力を鍛え,今この瞬間に集中する能力を強化します。 ステップ4~8では,これらのマインドフルネスの中核となるスキルを使って,自分の思考や感情,行動を観察してマネージメントする方法を紹介します。 各ステップはお互いに支え合うようにできているので,順番に行っていくのが一番ですが,自身のペースで自由に進むことができます。 最終章では,ADHDの日常生活でのマインドフルネス活用法について論じ,よくある質問に答えています。 マインドフルネスを実践した人の脳を対象としたさまざまな研究から,感情のコントロール,柔軟な対応,洞察力,共感力,賢さなどを司る脳の実行回路が活性化し,強化されることが一般的にわかっています。脳にエネルギーを送り込み,運動が筋肉を鍛えるように,本書のエクササイズで心の筋肉を鍛えましょう。 マインドフルネスの主要な実践方法を解説したオーディオCD付!

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  • 薬物依存症の回復支援ハンドブック 援助者,家族,当事者への手引き
    -
    現在薬物依存症の患者は全国に10万人と言われ,覚せい剤事犯者の再犯率は6割を超える。このように近年深刻な社会問題となっている「薬物依存症」であるが,わが国においては一部の特定施設を除き,標準化された治療システムが見当たらず「無医村」的状況が続いている。  本書は,「ようこそ外来」や「ごほうび療法」を実践する著者が,20年以上にわたる依存症臨床の経験から,患者や家族と向き合い,個別や集団での治療プログラムを使い,依存症者との信頼関係を構築することで依存症からの回復を目指すための指針を公開したものである。  当事者とその家族をはじめ,医療・福祉・行政・司法・教育など薬物依存症に携わるすべての人々に。

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  • 犯罪精神病
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    『性愛公会議』により風俗壊乱罪で故国を追われ皮肉にも精神病院で逝ったパニッツァの本業(?)=19世紀精神病学たる奇書。全集個人訳までしたタネムラ偏愛の作家。遺訳稿。
  • マインドフルネス実践講義 マインドフルネス段階的トラウマセラピー(MB-POTT)
    -
    「マインドフルネスの難しい専門用語がわからない」「マインドフルネスをセラピーやセルフケアにどう取り入れたらいいかわからない」という声にこたえて,好評『マインドフルネス入門講義』の続篇が,マインドフルネスを使いこなすための理論と方法をガイドする実践篇として刊行。  対象は,フラッシュバックや身体症状など不可解な現象をもたらすトラウマ=PTSD。トラウマからの回復という孤独な長距離走を,「安全基地(secure base)」としてのセラピストと共に走り抜き,サバイバーとして日常を生きるために,マインドフルネスにはいったい何ができるのか?  「PTSD症状安定」「トラウマ統合」「日常生活の安定」「ポスト・トラウマ成長」という4段階プロセスを通じて,フラッシュバックや身体症状など不可解な現象をもたらすトラウマからの回復を,マインドフルにケアするための理論と方法を学ぼう!  ビギナーセラピストやベテランセラピスト,そしてセルフケアにトライしてみたい当事者にとっても役に立つ,「マインドフルネス段階的トラウマセラピー」(MB-POTT)が学べる最良の実践ガイド!

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  • 心理療法家の気づきと想像 生活を視野に入れた心理臨床
    -
    「心理的援助とは、他者の生きる上での痛みや苦しみがあることによって、必要とされている……」(本書より)。 こころがかかわる課題は、社会の変容を反映してますます多様化、複雑な問題を引き起こしている。心理援助職の仕事の重要性が高まりつつある現在、セラピストにはバランス感覚を持った対処能力が要請されているといえよう。 本書においては、臨床家としての著者の「プロフェッショナル論」が全編に亘って展開される。村瀬の方法は、臨床現場の事実から帰納法的に導き出され形成されたものであり、このうえもなく現実的、実践的に洗練されたものである。それが「統合的心理療法」であり、クライエントと援助者を繋ぐ、クライエントの内的現実と外的現実を繋ぐ、またさまざまな理論と技法をクライエントの状態に応じて活かす意味での統合、といった多面的な内容を含んでいる。 収載された著者最新の論考を読むことで、心理療法面接の理論と技術、原則と治療のプロセスを学ぶうえでの多くの有益な知見が得られるであろう。

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  • ジャック・デリダと精神分析 耳・秘密・灰そして主権
    4.0
    この「暗い時代」(ハンナ・アーレント)をともに生きる「われわれ」,厳しい宿命を分かち合う,すべての人間のために――.「科学的エヴィデンス主義」に侵された精神医療にいかに抗するか.「対テロ戦争」や難民問題に揺れる現代社会の倫理的諸課題にいかに応答すべきか.デリダの思考を触媒とし,「脱構築としての精神分析」を指し示す導きの書.

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  • M-GTA 修正版グラウンデッド・セオリー・アプローチ多分野多領域における実践と応用
    -
    福祉、介護、保健、医療、保育、教育、心理、司法といった、多分野多領域にわたるヒューマンサービスにおける実践課題に応えうる質的研究法であるM-GTA(修正版グラウンデッド・セオリー・アプローチ)。 本書は、そのM-GTAによって分析され導き出された結果(実践理論)を、現場にフィードバックさせてきた執筆者らによる、実践の理論化から理論の実践化をめざす好事例集である。
  • 裂け目に世界をひらく 「共生」を問う 東大リベラルアーツ講義
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    希望を見出すための倫理的な出発点を探る――人類社会、地球環境に様々な危機が差し迫る現代の「共生」は、「すべての存在が豊かに生きるための哲学」によって実現しうる。東京大学東アジア藝文書院が、新たなリベラルアーツの実践のために言葉と思索の力で問いかける12の連続講義。 【主要目次】 まえがき(石井 剛:東京大学大学院総合文化研究科・東京大学東アジア藝文書院院長) Ⅰ わかつ 第1講 共生をめぐる小さな自伝的物語り――トラウマを生きる(青山和佳:東京大学東洋文化研究所) 第2講 先住民族との共生(張政遠:東京大学大学院総合文化研究科) 第3講 他者と共生する「私」とは誰か――レヴィナスの思想を手がかりに(藤岡俊博:東京大学大学院総合文化研究科) 第4講 仏教から見た共生――私ひとりで幸せになれるのか?(柳 幹康:東京大学東洋文化研究所) Ⅱ わたる 第5講 自然に意義を見出す価値観を育てる――中国の自然保護活動における共生(呂植:北京大学/[訳]片岡真伊:国際日本文化研究センター) 第6講 類を違える物と共に生きる世界――中国思想から問う新しい環境倫理(田中有紀:東京大学東洋文化研究所) 第7講 共生を求めること・共生を堪えること――魯迅を手がかりとして(王 欽:東京大学大学院総合文化研究科) Ⅲ ただす 第8講 いかにして共に生きるか――食べること、あるいは共同体のリズム(星野 太:東京大学大学院総合文化研究科) 第9講 共生と生政治(中島隆博:東京大学東洋文化研究所所長) 第10講 文学研究と「ポストクリティーク」――批判は共生のための技術になりえないのか?(村上克尚:東京大学大学院総合文化研究科) 第11講 有機体論的な隠喩をこえて、あるいはサイバネティクスのあとの哲学(ユク・ホイ:エラスムス大学ロッテルダム/[訳]伊勢康平:東京大学大学院人文社会系研究科博士課程) 終講 よりよく生きるためのスペースを想像する(石井 剛) あとがき(中島隆博)

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