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自分を解き放つセルフ・コンパッション
立ち上がる勇気をくれる私たちの怒りの本当の力──。 感情に飲み込まれず、苦しみの根源と向き合う勇気を持つにはどうすればいいのか。 セルフ・コンパッション研究の第一人者による、優しさと強さを兼ね備えた新しいセルフ・コンパッション! ◆優しさのセルフ・コンパッション/強さのセルフ・コンパッションとは◆ セルフ・コンパッションは、これまで自分自身を慰め受容するためのものとして注目されてきました。これを著者は、「優しさのセルフ・コンパッション」と呼びます。しかし、セルフ・コンパッションには、もう一つの重要な側面がありました。それが困難の根源に立ち向かう勇気を養う「強さのセルフ・コンパッション」です。 著者のクリスティン・ネフは、『セルフ・コンパッション[新訳版]』(金剛出版)で自己受容の大切さを語り、世界的な反響を呼びました。新しいこの本では、自分自身をいたわり癒やすことでエネルギーを取り戻すだけでなく、そのエネルギーで困難の原因に向き合い変化を起こすための道筋を紹介しています。 ◆親しみやすく実践的な内容◆ 豊富な研究結果、自身の体験、多くの人の経験に裏付けられた実践方法をもとに語られる、職場や家庭での困難の乗り越え方。500ページ超えの大著ながら、その語り口はユーモアも含んだ親しみやすいものとなっています。 木蔵シャフェ君子(一般社団法人マインドドフルリーダーシップインスティテュート理事)と海老原由佳(一般社団法人セルフ・コンパッション・サークル代表)監修による、27のワーク付きです(うち8つは日・英の音声ガイド有り)。 -
ツァラトゥストラはこう言った
本書『ツァラトゥストラはこう言った』がニーチェ畢生の書にして、ドイツ文学史上屈指の作品であることは言を俟たない。故郷を捨てて山に入ったツァラトゥストラは「私は惜しみなくあげたいし、頒かち与えたい。人間たちのあいだで賢者がもう一度愚かさを愉しみ、貧者がもう一度豊かさを愉しむようになるまで」という言葉とともに山から下り、人間たちの世界に入っていく。「神の死」を告げ、しかし人類は現状に甘んじることなく高みを目指して進んでいくべきだとする「超人」の思想を伝えるツァラトゥストラは、生きとし生けるものは現状以上を目指すという原理、すなわち「力への意志」の原理に「超人」が基づいていることを説く。しかし、没落を始めるツァラトゥストラは、この世に新しいものなど起こらず、すべては同じことの繰り返しであるという「永遠回帰」の思想にたどりつく――。 生田長江による最初の邦訳(1911年)以来、すでに本書の日本語訳は15種類を数える。そのすべてに目を通した上で作られた本訳書は、21世紀にふさわしい日本語で「声に出して読める翻訳」を実現するものである。学術文庫『愉しい学問』の訳者が満を持して送り出す、渾身の訳業! [本書の内容] 第一部 ツァラトゥストラの序説 ツァラトゥストラは語る 三段階の変身/徳の講座/背後世界論者/肉体の軽蔑者/情熱にひそむ喜びと苦しみ/青ざめた犯罪者/読むことと書くこと/山に立つ樹/死の説教者/戦争と戦士/新しい偶像/市場のハエ/純 潔/友/千の目標と一つの目標/隣人愛/創造者の道/老いた女と若い女/毒ヘビにかまれる/子どもと結婚/自由な死/惜しみなく与える徳 第二部 鏡をもった子ども/至福の島にて/同情者たち/司祭たち/有徳者たち/汚い奴ら/毒ぐもタランチュラ/有名な識者たち/夜の歌/舞踏の歌/墓の歌/自己克服/崇高な人/教養の国/純粋無垢の認識/学 者/詩 人/大いなる出来事/占い師/救 い/賢い世渡り法/最も静かな時 第三部 放浪者/幻影と謎/不本意な幸福/日の出前/卑小にする徳/オリーブ山にて/通り過ぎるということ/離反した者たち/帰 郷/三つの悪/重さの地霊/新旧の石板/快復しつつある人/大いなるあこがれ/もう一つの舞踏の歌/七つの封印 第四部・最終部 蜜の捧げ物/助けを求めて叫ぶ声/王たちとの対話/ヒ ル/魔術師/失 業/最も醜い人間/進んで乞食になった人/影/正 午/歓迎のあいさつ/晩 餐/高等な人間/憂鬱の歌/学 問/砂漠の娘たちのもとで/目覚め/ロバ祭り/夜の放浪者の歌/しるし 訳 注 訳者あとがき 索 引 -
なぜ皆が同じ間違いをおかすのか 「集団の思い込み」を打ち砕く技術
ハーバード教育大学院で〈個性学研究所〉設立の心理学者が、「みんな同じ」の危険性と脱却法を解説! 「集合的幻想」とは―― 事実に見えたことが実際には思い込みだったにもかかわらず、間違った認識に基づいて大勢が行動すること。 ・品不足と勘違いして買い占めに走り、本当に品不足を引き起こす。 ・欠陥があるとの誤解により、移植用の腎臓の10%以上が廃棄される。 ・周囲から期待されているという思い込みのため、自分の人生を犠牲にする。 ありもしないことを皆で信じる「集合的幻想」は、社会や組織、個人にいたるまで大きな弊害をもたらす。自身も「幻想」を体験した心理学者が、脳科学・心理学の知見と多くの事例をもとに、幻想にとらわれる過程、打破する方法を解説。ぶれない思考や正しい認識を身につけ、豊かな人生を送るための必読書! 【内容】 はじめに――ある小さな町の秘密 第1章 裸の王様たち――「物まね」の連鎖が起きる理由 第2章 仲間のためなら嘘もつく――個の利益より集団の利益 第3章 裏切りの沈黙――脳が求める多数派の安心感 第4章 模倣の本能――他人のまねが絆をつくる 第5章 多数派の恐ろしさ――「自分はバカじゃない」ルール 第6章 安全さの落とし穴─―「みんな」の価値観は誤解だらけ 第7章 自己一致を高める――満たされた人生のために 第8章 信頼は何よりも強い――不信の幻想を打ち砕く 第9章 真実とともに生きる――信念に基づく声の力 -
医療系のための臨床心理学
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 医、看護、薬、臨床検査、理学療法、栄養など医療系学部の学生ならば知っておきたい臨床心理学の基礎知識が1冊にまとまった教科書。豊富なカラーイラストで心理学のエッセンスをやさしく楽しく学べる! ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 -
こころを旅する数学
知られざる数学3カ条 ◎数学は身体活動 ◎数学が大得意になる方法がある ◎偉大な数学者も私たちも脳は同じように動く たくさんの生徒が苦手意識をもち、大人になってもコンプレックスが消えない数学。 得意なひとと苦手なひと、極端に分かれてしまうのはなぜだろう。 数学は「学ぶ」ものではなく「やる」もの。 スプーンの持ち方や自転車のこぎ方のように、正しい方法を教えてもらい、 使うことで自分の身体の一部になる。 歴史上の偉大な数学者たちは、直観と好奇心を総動員する術(すべ)を知っていた。 さまざまなエピソードをひも解きながら、深い理解と柔軟なメンタルへ導く。 「1+2+3+……+100」出てくる数式はこれひとつ! -
観音像とは何か
観音像はいかに平和を象徴する存在として広く認識されるようになったのか。近代以降に美術概念の影響を受け制作されるようになった観音像は、寺院や墓地のように従来から仏像が設置されてきた空間だけではなく、公園などの公共空間にもモニュメントとして建立された。戦前から戦時期には興亜や戦死者慰霊の観音像が多く建立され、大東亜共栄圏を象徴するモニュメントという時代性も背負うことになった。 戦後、戦争死者の慰霊や地域の復興などを目的に、観音像は平和を象徴するモニュメントに姿を変えていき、ランドマークとなる巨大な観音像も作られていった。また、平和観音の寄贈活動、硫黄島やレイテ島に建立されたマリア観音など、ほかの尊格の仏像とは異なるユニークな活動もみられるようになった。 戦争や社会状況、人々の信仰や思いを背景に時代ごとに性格を変えながらも、平和の象徴として共通認識されることでモニュメントとして独自の発展を遂げた観音像の近・現代史を描き出す。 -
裁判事例で学ぶ対人援助職が知っておきたい法律 弁護士にリファーした後に起きること
本書は、①離婚にあたっての慰謝料や親権、②発達障害の若者の自己破産、③精神障害のある独居高齢者への自宅売却詐欺、④職場のパワハラによる自殺未遂、⑤母親と交際相手からの虐待による施設入所そして家族再構築といった、いずれも裁判所にて調停・審判等を行う案件で、対人援助職から弁護士へリファーされた事例を、裁判過程(時系列)に沿ってQ&AやColumnで解説。また各章末には、対人援助職から弁護士への質問も掲載。裁判の実際を体感的に学びながら、困難事例の解決への流れや、弁護士の探し方・費用、対人援助職として関われることが把握できる。 -
ステップアップ心理学シリーズ 発達心理学 こころの展開とその支援
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 発達心理学の各理論と、それを踏まえた支援方法の両方がわかる入門書。 心理学を学んだことのない人も、豊富なカラーイラストとステップアップ形式の解説で、すらすら楽しく読めます。 基礎はもちろんのこと、最新知見もたっぷり紹介しました。 公認心理師カリキュラム標準シラバスに準拠。 【目次】 Part1 発達の基礎理論 第1章 発達・発達心理学とは 第2章 生涯発達 Part2 こころとからだの機能の発達 第3章 神経系の発達 第4章 視知覚の発達 第5章 認知機能の発達 第6章 思考の発達 第7章 言語の発達 Part3 社会のなかにおける発達の多様性 第8章 アタッチメント 第9章 子育ての悩み 第10章 子ども虐待 第11章 児童~青年期の悩み 第12章 発達障害1:自閉スペクトラム症 第13章 発達障害2:注意欠如・多動症 第14章 神経関連疾患 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 -
コロナ禍における医療・介護従事者への心のケア 支援の現場から
コロナ感染症パンデミックは、多くの人の生活スタイルを変え、職を失わせ、人間関係も変えていった。そのようななか、メンタルヘルスにおいて最もハイリスクなのが、最前線の医療従事者である。治療薬もない状況下、ワクチン接種のみで患者の治療やケアを担う医療従事者は、クラスター発生がもたらす混乱のなかで疲弊し、さらに偏見やデマ、スティグマなどが追い打ちをかけ、まさにギリギリの状態で医療活動に従事している。 このような背景のなか、クラスターの起きた病院関係者への心の支援に注力している福島県立医科大グループにより、第一線で感染症対応にあたっている医療・介護従事者(レスポンダー)への外部からのさまざまな支援方法、病院への対応方法、セルフケアなどをまとめたものが本書である。Ⅱ部には医療従事者による座談会も掲載した。 互いに支え合うことすら制限される現場で、それでも離職者を減らし、レジリエンス・士気を高めるための奮闘の過程が示されている。 -
自殺学入門
自殺という現象については,古代の哲学者から現代の精神科医や心理学者まで,多くの人が考えを述べているが,いまだに分からないこともたくさん残されている。 本書ではそれら先人の理論や考え方をふまえながら,著者独自の視点で自殺という現象を捉え,今現在分かっていることを平易に解説している。 今までヒューマニティの視点から語られることが多かった自殺や自殺予防について,科学的な知見をもとに宗教・文化的な背景も交えて考察し,自殺のメカニズムや危機介入の実際が述べられ,また,自殺予防の経済的価値やSNSなどの現代的なメディアの功罪から,幸福な人生についての考え方まで,今までの成書にはないトピックにも丁寧に触れられている。 自殺や自殺予防に関心のある読者だけでなく,幸福な生と死について考えるあらゆる年代の人にとって最適の自殺学ガイドブック! -
デカルトはそんなこと言ってない
我思う、故に我在り〉はかくも誤解されてきた! 「〈我思う、故に我在り〉は大発見」「人間の身体は単なる機械」「動物には何をしたっていい」……ぜんぶ誤解だった! 世界的権威が21の「誤解」を提示、デカルトにかけられた嫌疑をひとつひとつ晴らしていく。 「近代哲学の父」「合理主義哲学の祖」などと持ち上げられながら、その実デカルトほど誤解されている哲学者はいない。それでよいのか? 見かねて立ち上がったデカルト研究の世界的権威が、私たちの誤解に逐一反駁を加えながら、デカルト本来の鋭く豊かな思考を再構成する。デカルトが言ってたのはこういうことだったのか! 硬直したデカルト像を一変させるスリリングな哲学入門。 目次 凡例 日本語版への序文 はじめに 1.学校で教わることはどれも役に立たない 2.感覚は私たちを欺く 3.明晰判明でなければ決して真ではない 4.方法の規則は少ししかない 5.神はやろうとすれば3+2=4にできる 6.「私は考える、だから私は在る」というのは大発見である 7.人間の魂は、自分に対して透き通るように立ち現れてくる純粋な思考のことだ 8.人間の精神は、思考するのに身体を必要としない 9.人間の精神は、独り観念を介さなければ何も認識しない 10.人間の意志は無限である 11.人間は、自然の主人にして所有者になるべきだ 12.物質は延長に他ならない、すなわち空間である 13.自然学に経験や実験は不要である 14.人体は、純然たる機械である 15.私たちの魂は、身体を動かすための力を持っている 16.私たちは動物に何をしたって構わない 17.理性は、情動なしで済ませられる 18.私たちの実践上の判断はどれも不確実だ 19.完璧な道徳は手に入らない 20.高邁とは、自由の情念のことだ 21.政治は君主に任せておくべきだ 弁明――簡潔に、対話篇のスタイルで デカルト主要年譜 訳者後書き 人名索引 -
言語と行動の心理学
わたしたちは言葉や行動をどうやって学んできたのか? ゆらぐアイデンティティを言語で確立するには? 変えたい行動はどうすれば変わるのか?――言葉は感情・行動・思考に大きな影響を与えていて、言葉がなければ感じることも考えることもむずかしい。にもかかわらず、言葉はまるで空気のように生活に浸透していて、言葉を定義するのはもっとむずかしい。 行動分析学、機能的文脈主義、関係フレーム理論、そしてACT(アクセプタンス&コミットメント・セラピー)が、この難問に答えを与えてくれる。ありふれた日々の出来事、カウンセリング現場、そして働くことを題材に、謎がいっぱいの「言語」と「行動」をまなぶ。 公認心理師発展科目「学習・言語心理学」準拠、「言語」と「行動」をまなぶ心理学入門講義! -
罪を犯した女たち
罪を犯した女性たちは、どこでどのように間違えて犯罪に至ったのか? 犯罪に走るまでの人生は、どのようであったのか? 自身が犯罪に走ってしまった、あるいは走っていることをどのようにみなしているのか? 犯罪に至った自分をどう思っているのか? 本書では、筆者がインタビューを行って得た当事者の語りを紹介していく。いずれも、匿名を条件に公表する許諾を得、一般ではなかなか触れることが難しい貴重な資料である。 心理臨床家のうち、非行や犯罪に走る人にターゲットを当てている人はそれほど多くはない。自分の領域とは接点がないと思っている方もいるかもしれないが、疾患を抱えていることによる「生きづらさ」が非行や犯罪の促進要因になっていることもある。人として質を保った生活を送るためには、就労支援や住む場所といった多角面からの支援が有用であることを本書を通じて伝えたい。 -
クライエントの言葉をひきだす認知療法の「問う力」
クライエントにちゃんと「質問」できてる? 認知療法の経験豊富な中堅臨床家たちが,セラピストの質問力・問いかける力を高めて,心理療法を効果的に実践できるコツを伝授。 第1部は、海外のテキストで必ず言及されている「ソクラテス的手法」について詳細に解説したオーバーホルザーの論文を包括的かつ実践的に説明。第2部では、短期間の認知療法で症状が改善するのはどのような人たちなのかを、サフラン&シーゲルが開発した短期認知療法適合性尺度(Suitability for Short-Term Cognitive Therapy Rating Scale:SSCR)を紹介しながら解説。 認知療法の初学者には先輩からの「紙上後輩指導」として,すでに認知療法を実践されている方には過去の面接を振り返り,自身の「問う力」を再分析・再検討するのに最適な一冊! -
大人の発達障害の真実
「自分は発達障害ではないか?」と疑って一般の精神科病院や精神科クリニックを受診する大人が増加している。発達障害の知識が広く一般にも認識されるようになり、自分にも当てはまるのではないかと気づく人が増えてきたのだと考えられる。 しかし本来、発達障害は生来性のものであるため、その特徴的な症状は幼児期から小児期に最も現れやすいはずである。なぜ、大人になるまで見過ごされてきたのだろうか。なぜ、大人になって初めて不適応をきたすようになったのだろうか。そして、小児期と大人の発達障害の病態は、どう異なるのだろうか。 本書では、大規模なコホート研究の結果を紐解くことでこうした疑問に答える。さらに、児童精神科医として長年子どもを診てきた著者がはじめた「大人の発達障害外来」のなかで見えてきた、その特徴、実態を明らかにし、クリニックで行われている診断方法、心理教育・薬物療法・精神療法などの治療、そして今後極めて有望な方法である認知機能リハビリテーションについて、具体的に紹介する。 大人の発達障害は決して特別な疾患ではなく、積極的な治療や支援が可能なのだ。 -
事例でわかる思春期・おとなの自閉スペクトラム症
おとなになるまで診断もアセスメントもされなかった自閉スペクトラム症の人たちは、何を知る必要があるのか? そしてどのようなサポートを必要としているのか? 自閉スペクトラム症のアセスメントや診断プロセスのわかりやすい解説、コミュニケーションや感覚に関する自閉特性との上手な付き合い方、自閉スペクトラム症をもつ人たちの年齢別ケースレポート、そして当事者の声を通じて、当事者と家族の知りたい気持ちにしっかり応えていく。どのように自分と家族の「自閉スペクトラム症」を理解していけばよいのかを伝える自己理解ガイド。本田秀夫推薦(信州大学教授・精神科医)! -
不登校支援の手引き
「不登校」という現象は,子どもの表れの多様化と,その変化に柔軟に対応できない教育システム,家庭の支持機能の低下などを背景にして,近年さらに複雑になっている。 不登校の診たてに操作的診断(ICD, DSM)が役に立つことは稀であり,支援についても,有用なガイドラインやアルゴリズムが存在しているとは言い難い状況にある。したがって,個々のケースを適切に診たて,支援していく際には,治療者がこれまで培ってきた臨床力が問われることになる。筆者は,「先人の教えや自らの経験を積み重ねて,『常識的な診たてや支援方法』を身につけ,それを骨格にしながら,個々のケースは『応用問題』として柔軟に対応していくことを心掛けている」と述べている。 本書は,児童精神科臨床を主なフィールドとし,子どもの支援を実践してきた筆者が,自身の臨床経験をベースに,子どもや保護者への具体的な言葉のかけ方などをふんだんに盛り込んだ,不登校支援の集大成とも言える一冊である。医療現場のみならず,相談機関や学校など,さまざまな場で不登校の子どもたちを支援する方たちの役に立ってくれるであろう。 付章として,児童精神科臨床における初回面接の要点がまとめられている。言うまでもなく,初回面接は,その後の治療の展開を大きく左右する極めて重要なセッションである。多くの臨床家に参考にしていただきたい。 -
自己なき自己 ― ラマカント・マハラジとの対話
「本書『自己なき自己』がダイレクトパス(直接的な道)の古典となることは間違いない。 もし、ニサルガダッタ・マハラジの『アイ・アム・ザット 私は在る』 を持っているなら、この本は、本棚でその隣に並ぶ価値があると言うだけでは言い足りない。 著者(シュリー・ラマカント・マハラジ)は19年間をグルと『物理的にともに』過ごした。 しかも、この対話は英語でなされたので、翻訳者によって歪められていない。 これは自己なき自己によって、自己なき自己のために書かれた本だ。 ページをめくるごとに、衝撃を受けるだろう」 ロンドン Watkins Books 店長 リッキー・ジェイムス 「本書では賢者に質問が投げかけられ、それに対してまさに適切で明確な答えが与えられる。 熱心な読者は、求めていた質問と答えを、この本の中にきっと見つけるだろう。 全編を読み通せば、自らを統合し、悟りに向かう偉大な旅に進むのに必要なすべてが見つかる。」 英国ラマナ・マハルシ財団会長 アラン・ジェイコブス 1000年以上も前から伝わるインチェゲリ・ナヴナート・サンプラダーヤの系譜で、ニサルガダッタ・マハラジもその系譜に属し(バウサヒブ・マハラジ→シッダラメシュヴァール・マハラジ→ニサルガダッタ・マハラジ)、その系譜では、「ナーム・マントラ」(グル・マントラ)を伝授してゆく。 ラマカント・マハラジは、師のニサルガダッタ・マハラジから1962年から 「ナーム・マントラ」を伝授される。ラマカント・マハラジは、ニサルガダッタ・マハラジが他界するまでの19年間を師の側にいた。 ラマカント・マハラジは言います。「グル・マントラ(ナーム・マントラ)を唱えれば、真の真我知識に至ることができる。これがもともとの状態に帰るための唯一、真に効果的な方法なのだ」 ラマカント・マハラジはニサルガダッタ・マハラジの言葉を引用します。「あなたは自分の自己なき自己を忘れてしまった。あなたの自己なき自己以外に神はないし、ブラフマンもアートマンもパラマートマンもマスターもない」。 私たちは実在、マスター、神、ブラフマンについて、すべての正しい「スピリチュアルな」本を読んできましたが、ラマカント・マハラジは次のように尋ねます。「あなたはそういった本を読んだけれど、読む者を読んだことはあるのか?」 ※注:この本では「ナーム・マントラ」が何を指すのかは書かれていません。「ナーム・マントラ」は、与えられる資格のある者から口頭で伝えられるものだからです。本書の巻末に、「ナーム・マントラ」の伝授についてのご案内があります。 -
わたしたちのウェルビーイングをつくりあうために その思想、実践、技術
「ウェルビーイング(Wellbeing)」とは、身体的にも、精神的にも、そして社会的にも「よい状態」のこと。心身ともに満たされた状態であることを指す言葉です。情報技術が私たちの暮らしを便利にする一方で、利用者の心の状態への負の影響も指摘されている現在、ウェルビーイングに対する注目が高まっています。 本書は、ウェルビーイングとは何なのか、そしてそれをどのようにつくりあうことができるのかについて解説した書籍です。わかりあえなさのヴェールに包まれた他者同士が、根源的な関係性を築き上げ、共に生きていくための思想、実践、技術を照らし出します。 ユーザーに愛されるプロダクトやサービスの設計を目指すデザイナー、エンジニア、ビジネスパーソン、また、組織環境を良くしたい人事・総務担当者などにおすすめの一冊です。 「わたし」のウェルビーイングから、「わたしたちの」ウェルビーイングへ。「個でありながら共」という日本的なウェルビーイングのあり方を探求します。 論考: 伊藤亜紗/生貝直人/石川善樹/岡田美智男/小澤いぶき/神居文彰/木村大治/小林 茂/田中浩也/出口康夫/水野 祐/安田 登/山口揚平/吉田成朗/ラファエル・カルヴォ -
空海さまと七福神が隠して伝えた「世界文明の起源」 謎だらけこの国の《重要聖地》を守れ!
日本建国の秘密は「世界の秘密」である! 天皇家とはイエス王家のこと! ついに日月神示ともリンク、チーム空海が作った「日月の山」を発見! 渾身の初発『世界文明の「起源は日本」だった!』も『[新装版]世界文明の「起源は日本」だった』として本書と同時発売! 誰にも予測できぬ神業的フィールドワークが「天地のびっくり箱」を次々に開く! 日本人もまだ知らない《この国の世界的聖地》がこのまま消えてしまっていいのか?! 卑弥呼の墓でもある婀月山(ルビ:あづきやま)と七福神様たちの陵墓が「環境にやさしいECOなまち・電気のまち神河町構想(案)」で破壊・消滅の危機!空海さま&七福神からの超緊急 メッセージ! ◎ 私の脳裏に閃いた!いよいよ〈日月神示〉の《一厘の神しくみ》の始まりの時が近づいている! 卑弥呼の墓、イエス・キリストの墓、地下神殿の位置までもが導き出される! ◎ 「〈日月の山〉に登れ!」見えない存在からの指示があった! ◎ 見えない存在に教えられた真の歴史……モーセは日本生まれ! ◎ イエス・キリストは日本の初代大王、日本では神武天皇であり、大国主命であり、稲荷神であり、猿田彦である! ◎ 剣山からモーセの陵墓に繋がる完璧な聖なる霊ラインとは? ◎ 空海は自身の亡骸さえも使って自分のルーツや卑弥呼の墓の場所を教えていたのだ! ◎ 最澄も空海も秘密を知っていた……2人は任務を共同で遂行していた! ◎ 地球と一体になれる場所、宇宙と繋がれる場所、天・地・人が一体になれる聖地とは? ◎ 一大聖地〈日月の山〉は人工的に造られた山だった!? 一体、誰が? それを造ったのは〈チーム空海〉! ◎ 世界文明の起源は日本だった!一万数千年前に日本で始まった文明が世界に広がったのだ! ◎ 空海が見守り続けてくれた世界文明の起源〈日本〉の真の歴史が今解き放たれる! 麻賀多神社と〈日月の山〉の謎が解けた日、それは奇しくも卑弥呼の生まれた日であった……見えない存在から降ろされる指示、もはや偶然とは思えない数々の出会い、私は閃いた図形を一心不乱に描き続けた……なんとそこから日本建国の秘密、つまり世界の秘密が見えてきた! ...etc. -
ストレス・マネジメント入門[第2版]
ストレスを自分でチェックし,軽減するようにコントロールする「ストレス・マネジメント」の技術をだれもが学べ,実践できるようにした本書初版は,多くの読者から好評をもって迎えられた。今回の改訂第2版では,「レジリアンス」についても論及し,さらに認知行動療法の第三の波とされる「弁証法的行動療法(DBT)」の心理社会的スキル・トレーニングから,マインドフルネスなどのストレス対処に有効なスキルを取り上げ,その習得方法を解説している。 本書では,タイプA性格をはじめストレスとパーソナリティの関連にふれ,具体的対処法として,認知行動療法の技法を応用したタイム・マネジメントや問題解決法,認知再構成法,リラクセーション法,怒りのコントロール,イメージリラックス・トレーニング,自己主張訓練などが提示される。そしてさまざまな技法を通して,自己の状態を客観的に把握しながら,効果的なストレス・マネジメントを行う方法を学べる仕組みになっている。各章の終わりには,実際に使える25種類の記述式心理テスト〈ストレス自己診断〉を収録した。 臨床心理士,医師,ソーシャルワーカー,学校関係者,企業カウンセラーの方々など,ストレスチェック,マネジメントに関心をもつ専門職の人々が,実践的に使えるワークブックとして活用することができるだろう。 -
CRAFTひきこもりの家族支援ワークブック
ひきこもり支援においては,当の若者へのアプローチが難しいため,まずは実現可能性の高い家族,特に親への支援が最も重要であると考えられる。本書は,米国で開発されたCRAFT(クラフト:コミュニティ強化と家族訓練:Community Reinforcement and Family Training)という治療プログラムを元にしており,認知行動療法の技法にもとづいて行われるものである。日本では,厚生労働省のガイドラインにおいて“ひきこもり”の家族支援として取り上げられ,今後ひきこもりの若者支援に活用が期待されている。全8回のプログラムを通して,ひきこもりのメカニズムを正しく理解し,コミュニケーションや問題解決の技法を家族に具体的に教えていくことで,家族関係の改善を促し,若者と社会をつなぐことができる。 -
仏教原論 ブッディスト・セオロジー 完全版
名講義「ブッディスト・セオロジー」を全面改稿、 仏教とは何か、いま仏教に何ができるかを問う完全版! 第1章 宗教の構造 ── 聖なるものと俗なるもの 第2章 世界について ── マンダラ 第3章 ブッダについて ── 如来の誕生 第4章 空について ── 言葉のよみがえり 第5章 実践について ── 「否定の手」 「あと一世紀も経てば、地球が食い尽くされてしまうのではないか。 水や空気、さらに他の資源をも人間たちは消費し尽くしてしまうように思える。(…) わたし自身は、今日の人類の行為にかんしてもっとも必要なことは 自分たちの有している欲望を抑制することだと思っている。 そのような抑制に際しては仏教が培ってきた思想が 重要なヒントを与えるであろうと考えるのだ。」 (第5章より) 宗教の人類史的意義を問い、 「空」の思想を更新する──。思考の集大成! -
意識的な行動の無意識的な理由
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 人間の理性的で意志や意図を伴ったように見えるふるまいも、その要因やメカニズムを探っていくと、驚くべき地平が開けてくる。「人間らしさ」はどこからやって来るのか? 巧妙に計画された実験を中心に、近年は脳神経科学や進化心理学のアプローチなどを駆使して、知的興奮に満ちた数々の発見を成し遂げてきた認知心理学の最前線から、知覚、記憶、思考、言語など人間の複雑で高度な心理的機能の謎を解き明かしていく。 -
脳がわかれば心がわかるか──脳科学リテラシー養成講座
はんらんする脳科学・脳情報に振り回されず、「脳の時代」を生き抜くための処方箋を示した、平易かつ本質的なマップ(『心脳問題』2004年、朝日出版社刊)から12年を隔てた増補改訂版。改訂にあたって改題しました。 【著書から|増補改訂版に寄せて】 「旧版刊行から約10年、じつにたくさんのことがありました。本書のテーマである心脳問題をめぐる状況も大きく動いています。 たとえば、脳科学における知見の蓄積、神経美学や神経経済学といった新分野の興隆、あるいは脳波によってコンピュータを操作するブレイン=マシン・インターフェイスのような技術の発展は、旧版で論じた問題をさらに先鋭化させています。これまで技術的な限界もあってウヤムヤのままにしてきた諸問題に、私たちはいよいよ直面しつつあるのです。 それだけではありません。私たちの無意識のバイアス(認知の偏り)を暴きだす行動経済学の知見や、数度目のブレイクスルーを果たしつつある人工知能研究は、脳科学とは別の角度で、私たちの自己認識と社会のあり方を根底から変えつつあります。いまや心脳問題自体が些細な問題となりつつあるのではないかとすら思えるほどです。 しかし、それは心脳問題の解決を意味しません。本文で確認するとおり、心脳問題は私たちの心と身体をめぐるもっとも根本的な哲学問題であり、これからも何度でも回帰してくるでしょう。見ぬふりを決め込むのでもなければ、このような厄介な問題に対処する方法は多くありません。ひとついつでも有効な手は、問題そのものの性質や条件を、一度は真正面から考え抜いてみることです。たとえ解決はできなくても、理解することが力になります。諸科学の知識と技術によって人間の定義そのものが揺らぎつつある現在、あらためて何が問題であるかを示す里程標として、この増補改訂版を提示する次第です。」 (「増補改訂版へのまえがき」より) -
アディクション臨床入門
アディクション臨床における「当事者」とは誰か? 「抵抗とともに転がる」とは何を意味するのか? 「家族の変化の起動点」はどこにあるのか? カウンセラーとクライエントの「共謀」とは何か?――医療モデルと司法モデルの境界線上で、アディクション臨床とともに走りつづける臨床家の思想遍歴と臨床美学を一挙公開! 藤岡淳子との対談を収録したアディクション・アプローチの聖典! ●長いコピー(HPに引用): アディクション臨床における「当事者」とは誰か? 「抵抗とともに転がる」とは何を意味するのか? 「家族の変化の起動点」はどこにあるのか? カウンセラーとクライエントの「共謀」とは何か? アディクション臨床は、その黎明期からつねに医療モデルと司法モデルの境界線上で揺れつづけ、当事者不在のなかで医療の無力化を、依存する当事者に苦しむ家族への支援の無効化を突きつけられてきた。しかし、ドメスティックバイオレンスや児童虐待をも視野に収める逆転の発想は、アディクション臨床における心理職の役割を確立することにもなる。アダルトチルドレン、自助グループ、治療的共同体、被害者臨床を補完する加害者臨床などのコンセプトと実践を取り込む機動力で、アディクション臨床とともに走りつづける臨床家の思想遍歴と臨床美学を一挙公開。 藤岡淳子との初対談を収録したアディクション・アプローチの聖典! -
神曲
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 『神曲』には、訳の古さ、原典の曖昧さ、訳語選択の問題など、それぞれに難点がある。しかし本訳は評価の高いペトロツキ版(1968年刊)を訳出の軸として、原典に忠実でありながら、平明な訳文を実現。訳注は、当該の見開き内に収め、読み易く編集。訳注、各歌解説には、世界的ダンテ学者として名高い故ジョルジョ・パドアンに師事した訳者が、『神曲』研究の最先端の成果を盛り込んだ。ダンテ『神曲』の訳本の決定版です。(講談社学術文庫) -
治療的柔構造 : 心理療法の諸理論と実践との架け橋
外的条件が変わっても全体の形を保つような治療構造とは。 患者と治療者のニーズに応える標準的な治療法の提案。 第5章より抜粋■なぜ「標準」としての「治療的柔構造に基づく治療法」を考えることが必要なのかについて、以下に三つの理由をあげておきましょう。 一つには、各学派が依然として異なるドグマを持ち、それが心理療法についてこれから学ぼうとする人たちを混乱させているという事実があります。ある事柄についての一般的な理解を得たいのに、すでに特定のイデオロギーに染まった情報を与えられることになるからです。最初に心理療法とは一般的にどういうものかを、学派を超えて学ぶ機会を持つことは非常に重要なのです。 第二の理由は、患者は学派により治療者を選んできているわけではないということです。これはおそらくもっとも重要な問題です。そもそも患者さんは症状に悩んで治療者のもとを訪れるのであり、「~学派」の治療を受けるためにやって来ているわけではありません。多くの場合患者さんは特定の治療法との「相性(マッチング)」を持っています。精神分析的なやり方が性に合っている人もいれば、非常に具体的な行動療法的アプローチに向いている人もいるでしょう。そして治療者は、「この患者さんにはどのようなアプローチが一番合いそうだろうか?」と考え、検討するという役割を常に担っています。 第三の理由は、まだ経験の浅い治療者にとっては、治療理論や治療構造についての何らかの準拠枠の提示が必要だからです。「治療的柔構造に基づく治療法」は、ある種の雛形を提供する意味もあります。この療法の最大の眼目は、さまざまな原則を相対的に応用することですが、そのためには多くの人によって受け入れられるような基準、料理で言えば基本的な味付けがある程度できていなくてはならないのです。 柔構造による治療は多くの「いいかげんさ」、あいまいさ、恣意性を含みますが、そこに原則がないというわけではありません。むしろかなり熟慮された原則がいくつか必要となります。それがあってこその「良い加減さ」なのです。五重塔などの建築物は、そこに「心柱」という構造があることで地震などによる倒壊を防いでいるとされます。塔の各層は風や地震にさらされた際に大きく揺れ動きますが、心柱は常に全体のバランスをとって倒壊を防いでいます。そして治療の外的条件が変わっても治療構造の全体が形を保つのは、「柔軟性を重んじた治療原則」がちょうど塔の心柱のような役割を果たすからです。 -
研心抄
人間は心と身体の両面からもって生まれた潜在能力を100%発揮してこそ、充実した幸福な人生が送れる。そのためにはどうすればよいのか。 中村天風の創り上げた「心身統一法」における精神面について詳述した書。 古来、人間の不幸の根源は心が迷うことにある。一体、人間の「心」とは何なのか。人間の心の正体を深く分析し、いかに心を統御し強くするか、そしてその強い心でいかに人生を乗り切るか、哲学的な問題を扱いながらも具体的方法を明示していて、非常に理解しやすい内容である。 『真人生の探究』、『錬身抄』とともに天風哲学の三部作を為している。 -
真人生の探究
「心身統一法とは、人生を幸福に活きるために必要な条件を完全に作り上げる方法であります」と、中村天風はその講演でまず聴衆に語りかけた。 本書は中村天風が体系化した「心身統一法」の真髄を天風自身が最初に書き下ろしたものであり、心の在り方について深く考察した『研心抄』、身体の在り方について教示した『錬身抄』と三部作を為す「心身統一法」の教科書といえるものである。 現代人には一見難しい文語体で書かれているが、具体的な例えを挙げた合理的な解説で、内容は明快で理解し易い。 たった一度の人生を、有意義で価値高いものにするための必読の書。 -
宇宙の最終形態「神聖幾何学」のすべて11[十一の流れ]
「人間は、もっといろんな楽しみ方がある。 楽しみがたくさんある。 おもしろく回転できるようになっている。」 日日月神示をヒントに フラワーオブライフの完璧な「複々立体モデル」を作り上げてしまった 神聖幾何学アーティスト トッチ氏が 古神道の探究・実践者 礒正仁氏とともに 日月神示に新たな光を投げかけていくシリーズ。 フラワーオブライフ、エネルギーの仕組み、 科学とスピリチュアルを融合させる生き方とは―― 地球大変革期にある今、必要とされる 大切なメッセージが散りばめられています。 【目次より】 第1章 立体の世界――これからが、本当におもしろい時代 ・11は、5と6のゴロ合わせの数霊 ・大きな時代の変わり目ゆえに必要な立体世界の理解 ・綿棒で、自分で、作っていくことで、もらえるギフトが増える ・マカバは8点、発展 ・作った人だけがインプットができる 立体神聖幾何学の叡智とエネルギー 第2章 全部、必要だった ・作っていると、さまざまな誤解がとける ・地球・宇宙と同期する生命のキー=生命の樹 ・数字の世界を知れば知るほどおもしろくなる 第3章 よろこびの、はじまり ・「今」よりもっと先、越えた先の自分に意識を置く ・噛みあう数値になるまでは、削られる ・今この時代に、肉体をもって立体、神聖幾何学を探求できること ・「ズレていく」ことに意味があるから、綿棒を使う ・「光の柱を立てる」とは? ・幾何学にふれて潜在的な部分を整える ・よみがえり――黄泉からかえる、起きあがってくる世界 -
【νG7(ニュージーセブン)量子水】
使ったら分かる! 科学も驚く還元クリーン化のしくみ 病気とは無縁の元気の素【量子水】は、ニオイを消す、油を溶かす、復健、若返り、ダイエットなど、ふしぎと奇跡のオンパレード!本物しか扱わないジャーナリストが【世界を救う技術】を紹介する本! ・水を活性化させる六角形のコア「ヘキサゴンフィールドコンバーター(変換器)」から瞬時に機能性を帯びた水が生まれる! ・2008年1月には日本の特許、11月にはアメリカの特許を取得! ・形態波動共鳴技術『νG7(ニュージーセブン)』の特許内容は、 (1)制菌力、(2)消臭効果、(3)ノルマルヘキサン値(油分)の減少、 (4)水素の生成、(5)乳酸菌の増加、(6)界面活性力の向上(水道水の1.7倍) ・νG7(量子水)を流すだけで、油脂の汚れや臭いなどが解消できる! ・グリーストラップ(油脂分離阻集器)の設置を義務付けられているラーメン店・とんかつ店・唐揚げ店など、大量に出る油脂で困っている飲食店で実績! ・νG7(形態波動共鳴菅)は、水道の元に設置しただけで、建物全体の水が変わる!カートリッジなどの交換もなく、その後のメンテナンスは不要! ・νG7(量子水)は、美味しくて、腸をクリーニングし、健康に役立つ! ・νG7(量子水)は、水素、電子を発生させている?! ・νG7(量子水)の風呂に12分以上入ると、一酸化窒素が体の中に出てくる?! ・ ヘキサゴンフィールドコンバーター(変換器)は、水以外に、置くだけで内部のハニカム構造の作用によって、その場をパワーのある快適な空間にする! ・科学がまだ知らない六角形ヘキサゴンパワーは、人間、動物を還元クリーン化し、それは地球環境の還元クリーン化に直結する! -
フランス知と戦後日本:対比思想史の試み
なぜ、あれほど読まれたのか? 誰しも人生を変えた一冊があるはずだ。困難や逆境にあるとき、思わぬ力を与え、生きていく糧となった本。あるいは進むべき道を示してくれた本…… 本書は、「戦後日本」におけるそんな一冊を探し求める試みである。 敗戦を受け、「近代化」や「民主主義」を求めた戦後日本は、いわゆる知識人が活躍した時代であり、数多くの名著が生み出された。 とりわけ、「フランス知」が果たした役割は大きかった。 フランス文学からフランス革命史学まで、あるいは哲学・思想から社会・文化論まで、これらの知識人たちの著作は、フランスを対象にしながら、その根底に日本社会への強い問題意識がはっきりとみられた。 このフランスと戦後日本をつなぐ回路はいかなるものだったのか? そこには果たして必然性があったのか? こうした問いが本書の最大の焦点になる。 個々人の関心が多様化し、学問も細分化したと言われる。読書という経験も大きく変容している。だからこそ、社会全体がかなりの熱量をもって集約的に本を読んだ戦後の記憶は貴重である。戦後思想を読む異色のブックガイド! -
マインドフル・セルフ・コンパッション
セルフ・コンパッションとは、うつや気分の落ち込み、不安や恥といった「マイナス」な感情に押しつぶされそうなときに、自分自身に向ける「優しさ」のことです。 他人に対する「思いやり」はわかってはいても、自分自身にその「思いやり」を向けるのはとてもむずかしいことです。その「術」を本書で身につけていきましょう。コンパッションには限界がありません。自分自身にコンパッションを多く向けたからといって他人へのコンパッションが減ることにもなりません。 「つらい思い」は誰にでも起こり得ることです。そういうとき、これらの気持ちを避けたり、ないことにしようと無視するよりも「人間だから誰にでもあること」と認め、優しさを自分に向けてみましょう。そうすると、そのようなつらい気持ちを乗り越える力を養うことができ、自分自身の成長にも繋がるはずです。 -
立法者・性・文明:境界の法哲学
20年間の「旅の記録」 この20年間はどんな時代だったのか? 浮かび上がってくるのは、「公共性」・「性」・「文明」という巨大な問題群だ。 著者は第一論集『ショッピングモールの法哲学』で、1970年代以降の政治理論、とりわけ正義論の枠組みを「郊外」という具体的な場で再考してみせた。社会の境界で考えるという基本姿勢は第二論集である本書でも変わらない。 著者の大きな転換点となったのは2003年のいわゆる「性同一性障害」特例法の立法運動だ。そこで拓けた地平は、法を根幹から見つめ直すだけでなく、法と政治、法と社会の関係を問い直すものだった。 こうした視座は「立憲主義」が時代のキーワードとなった2010年代に計り知れない意味を持った。ジェンダー/セクシュアリティ、移民/難民はじめ、よりいっそう先鋭化していく問題について、政治的、社会的足場を重視しつつ、分析することを可能にしたのだ。 著者は、スナック研究を軸に「夜の公共圏」を提唱したことで知られる。もちろん、そこにも「公共性」・「性」・「文明」という問題が貫かれている。社会の最前線を走り抜けてきた法哲学者の「旅の記録」。 -
個人心理療法再考
著者が臨床の場で学んできたことを通じて「個人心理療法」の技能の内実、有効性、価値を問い直す。 日々の臨床は思い描くように進むものではない。いままでの心理療法は「ユーザーをどう理解するか」に重きが置かれることが多く「ユーザーにどのように還元していくか」にはあまり触れられてこなかった。 臨床において、援助者側の豊富な“スキル”をユーザー側のニーズに合致した支援となるよう、フルレンジで活かすために「クライエント・センタード的な介入姿勢をベースとして、事を力動論的な視点から考えていく」タイプの心理療法を改めて考える。 「失敗から学ぶこと」「いま目前にある失敗を修正すること」「ユーザーから学ぶこと」、この3つは著者の臨床家としての姿勢である。読者が蓄えたいままでの経験と合わせて読み進める内に、自然と著者の臨床観に引き込まれ、いくつもの気づきを得ることができるだろう。 -
ADHDの若者のためのマインドフルネスワークブック
本書は,ADHDをもつ若者たちが,より健康で幸せな生活を送るために著者カーヒルにより「ANCHORED(アンカード)法」と名付けられた,マインドフルネスの学習・実践の一連の流れが学べるワークブックです。ANCHOR(いかり)は希望,強さ,安定を象徴しています。 「ANCHORED」は,8つの項目を表す頭字語で,次のように各章のタイトルとして使われています。 第1章Attention and Acceptance:「注意を向けることと受け入れること(アクセプタンス)」,第2章Natural Awareness:「ありのままの状態に気づくこと」,第3章Concentrating on Purpose:「意図的に集中すること」,第4章Happy Homework:「楽しい宿題」,第5章Open and Organized:「心を開いて受け入れること,整理できていること」,第6章Recognize, Relax, and Reflect:「認識し,リラックスし,よく考えましょう」,第7章Emotions:「感情」,第8章Determination:「決意」。 8つの異なるステップから構成され,構造化された項目から成り立つエクササイズを,順を追って行うことにより,ADHDに関連する困難に対処するスキルを学ぶことができます。 -
アセンション!宇宙クリニック☆
産婦人科医?元・看護部長、 ぶっちゃけトークを堂々☆発令! 池川「これ、言っちゃっていいのかな?(笑)」 宇咲「ダメですよね、ふつう(笑)」 レゴラス「ほかの出版社なら、カットされちゃう☆」 --そのとおり!ノーカット&全出しがキホンの(?・)ヒカルランドだからこそ、実現した! 医療&介護業界トリセツ「裏」バージョン☆ このたび一挙!公開で~す。 いまや「アシュタール」にとどまらず、 メッセンジャーとして大活躍!宇咲愛さんが、 看護師時代の「ここだけの話」を 赤裸々☆カミングアウト。 産婦人科・外科・救命救急……と網羅したのち、 なんと!介護現場で施設長をも☆ つとめ上げた宇咲さん。 医療&介護現場の管理職のみが知る……? ぶっちゃけトークに思わず 「そこまで言って大丈夫!?・」な ツッコミどころが超☆満載。 迎え撃つはトーゼン!?・ スピ界きっての!ぶっとびDr.池川明先生。 今回も“現役”産婦人科医として、 さらなる過激&ショーゲキ!!・!!・トークで 攻めまくりまっす☆ はたして、医療&介護現場の実態とは? また、きわどいテーマの裏に隠された真実とは? あたらしい地球における「誕生~死生観」までをつづった☆永久バイブル的な超☆一冊! ぜひとも変容エネルギーをご体感ください! -
人間・社会・法(長崎純心レクチャーズ)
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 欧米に比べ、法意識が弱いと言われる日本人。私たちにとって法・法律とは何か。著者はまず、法と法律を明確に区別し、国家が定める法律を根拠づける広い意味での法の存在を指摘する。その上で日常生活の中から法や法律の問題を取り上げ、その意義や役割を平易に解説。更には近代国家の成立後わずか一五〇年で西洋法の導入に成功した日本における法の継受の歴史を辿ると共に、日本の法学を批判的に検討、法整備支援や法教育など新しい課題をも紹介する。基本的人権は私たちの生活や社会の仕組みを作る様々な法律の中に規定されているとの考えに基づき、人間と社会と法の関係を説き起こす講演。法に馴染みの薄い人文系読者にも良き入門書となろう。 【目次より】 「長崎純心レクチャーズ」について 片岡千鶴子 目次 はじめに 私たちの生活と法律 法律に対する無関心 生活と法律 法律による規律の意味 人が規範に従う種々相 I 法と法律の区別 日本人は法が嫌いか 言葉の区別 区別の歴史 規範とはなにか、その分類 法と法律の一応の定義 日本人は「法律嫌い」 法への関心 法と道徳 ソフト・ロー 法教育 II 人間・社会における法と法律 一 人間・社会の諸側面 二 法律の規律のしかた 抽象的に 三 法律の規律のしかた 具体的に 四 人間活動と法・法律 a 生存の維持 経済 b 人類の存続 家族 c 人類の安全の確保 d 学問・芸術 e 宗教 III 日本における法・法律と法学 一 日本法の歩み 二 日本の法学の特色 三 まとめ 注 あとがき ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 星野 英一 1926~2012年。法学者。東京大学名誉教授。東京大学法学部卒業。文化功労者。 著書に、『民法概論 I 序論・総則 改訂版』『民法概論 II 物権・担保物権 合本再訂版』『民法概論 III 債権総論[補訂版]』『民法概論 IV 契約 合本新訂版』『家族法』『借地・借家法』『民法の焦点PART1総論』『民法のすすめ』『民法のもう一つの学び方[改訂版]』『法学入門』『心の小琴に』『法学者のこころ』『ときの流れを超えて』『人間・社会・法』などがある。 -
甘え・病い・信仰(長崎純心レクチャーズ)
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 著者が精神医学界に問うた「甘え」という新しい概念はその後、世界の学会に着実に受け入れられてきた。個の自立を強調する思潮に対し、人間関係の根底で「甘え」と信頼が果たす役割を明快に論ずる。さらに「甘え」の視点から聖書に光を当てて、愛されること、愛の受容がもつ深い意味を浮き彫りにし、癒されて在ることの真実の姿を示す、病める現代に送るメッセージ。 戦後、現代社会において「甘え」の経験を好ましくないとする風潮が生まれた。そこから引き起こされた社会的病理現象を明らかにするとともに、人間関係の根底で「甘え」と信頼が果たす意義と役割を論じる。 隣人愛に象徴される他者への愛が強調されてきたキリスト教の従来の見方にたいし、「甘え」の視点から聖書に光を当てて、愛されること、愛の受容がもつ深い意味を浮き彫りにし、癒されて在ることの真実の姿を示す。病める現代に贈る、甘えの大切さを語ったメッセージ。 【目次より】 「長崎純心レクチャーズ」について 片岡千鶴子 序言 稲垣良典 目次 第一日 甘えの話 「甘え」という言葉 甘えの心理 なぜ欧米語には「甘え」に相当する言葉がないか 甘えの移り変わり 妬みの心理 ニーチェの場合 聖書の読みと日本的発想 甘えを可能とするもの 「甘え」という概念 言葉の理解 甘えと縦関係 結婚生活と甘え 第二日 病いの話 病気とは何か 心と病気 心の病気の種類 病気と甘え 家庭の問題 なぜ治るのか キリストの奇跡の意味するもの 悪霊の問題 「分かる」ことの危険 人の心が分かるとはどういうことか 日韓「甘え」の比較 甘え・しつけ・教育 第三日 信仰の話 聖書と甘え イエスと甘え 神に対する甘え 聖フランシスコの祈り 愛することと愛されること パウロの愛の讃歌 癒しについて あとがき ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 土居 健郎 1920~2009年。精神科医、精神分析家。東京大学名誉教授。聖路加国際病院診療顧問。 東京帝国大学医学部卒業後、米国メニンガー精神医学校などに留学。著書『「甘え」の構造』は日本人の精神構造を解説する日本人論のロングセラー。 著書に、『精神療法と精神分析』『精神分析と精神病理』 『精神分析』『漱石の心的世界 「甘え」による作品分析』『「甘え」の構造』 『「甘え」雑稿』『方法としての面接』『精神医学と精神分析』『表と裏』『「甘え」の周辺』『「甘え」さまざま』『信仰と「甘え」』『時のしるし『注釈「甘え」の構造』『日常語の精神医学』『「甘え」の思想』『聖書と「甘え」』『「甘え」理論と精神分析療法』 『土居健郎選集(全8巻)』『続「甘え」の構造』『甘え・病い・信仰』 『臨床精神医学の方法』など、 訳書に、ローレンス・S.キュービー『精神分析への手引』ローレンス・S.キュービー『神経症と創造性』ヘルマン・ホイヴェルス『私の好きな言葉』などがある。 -
現代語訳 法華経
本書は、仏の大慈大悲と智慧が脈打つ普遍的な教えである「法華経」が、現代人にとってより読みやすく、より親しめるものにとの十年来にわたる現代語訳事業として、刊行されたものです。 鳩摩羅什(くまらじゅう)の漢訳『妙法蓮華経』の現代語訳として、創価学会発刊『妙法蓮華経並開結 新版』に基づき訳されています。近年までの法華経研究の学問的成果と、原典のサンスクリット本なども参照して反映。読みやすさを重視し、句読点・改行・振り仮名・かぎ括弧が適度に付与されています。 また、『妙法蓮華経並開結 新版』と併読できるように対応ページを記載。巻末には、注および日蓮大聖人の仏法に関連する事項・語句の索引がまとめられています。 【目次】 発刊にあたって 妙法蓮華経 巻第一 序品第一 方便品第二 妙法蓮華経 巻第二 譬喩品第三 信解品第四 妙法蓮華経 巻第三 薬草喩品第五 授記品第六 化城喩品第七 妙法蓮華経 巻第四 五百弟子受記品第八 授学無学人記品第九 法師品第十 見宝塔品第十一 妙法蓮華経 巻第五 提婆達多品第十二 勧持品第十三 安楽行品第十四 従地涌出品第十五 妙法蓮華経 巻第六 如来寿量品第十六 分別功徳品第十七 随喜功徳品第十八 法師功徳品第十九 妙法蓮華経 巻第七 常不軽菩薩品第二十 如来神力品第二十一 嘱累品第二十二 薬王菩薩本事品第二十三 妙音菩薩品第二十四 妙法蓮華経 巻第八 観世音菩薩普門品第二十五 陀羅尼品第二十六 妙荘厳王本事品第二十七 普賢菩薩勧発品第二十八 注 注索引 事項索引 -
蒐集める人(あつめる人)
モノと人間のつながりを読み解いた唯一無二の書、ついに邦訳! 溜めてしまう、捨てられない、散らかる…… なぜ「モノ」は我々を翻弄するのか? その解が、本書にはある。 「量は安心感や力強さの象徴。 いわば食料を集めて身を守るようなものだ」 ★各誌絶賛の名著! 「面白い!」ワシントン・ポスト 「わくわくさせ、背筋をぞくっとさせる」ウォール・ストリート・ジャーナル 「興味深い。ドラマチック」NYタイムズ 収集行動の背景にある心理、文化と歴史とのつながりも考察。 そこから、人間の行動についてのきわめてユニークで説得力ある見解が浮かび上がる。 「蒐集(しゅうしゅう)。 それは、かつて失ったものを取り戻そうとする衝動。 モノとは本質的には「補償」だ。古い傷を覆い隠そうとして使われる。 だが同時に、それらが目の前にあることで、過去の傷や屈辱を思い出させ続けてしまう――。」 【目次より】 はじめに 第1部 蒐集へのプレリュード 第1章 情熱――蒐集の源泉 第2章 情熱の芽生え――得られなかったものへの補償 第3章 「無生物」生物――モノに命を与える 第2部 魔力をもつモノ 第4章 所有と征服――人類と所有はいつから分かち難い? 第5章 生まれ持った渇望――首狩りから聖遺物へ 第3部 3人の蒐集家 第6章 世界中の本を集めようとした男――金がなくても 第7章 浪費と見栄――文豪バルザックの蒐集生涯 第8章 のめりこみ――追いかけずにはいられない 第4部 私たちに流れる「蒐集」の血 第9章 時代の力――「空気」が人を動かす 第10章 「分類」という快感――好奇心の時代 第11章 物体欲――「所有」は心を癒やし、修復する 第5部 喜びを求めて 第12章 深く静かな経路――禁じられた願望の成就 第13章 喜びを約束するモノたち――所有の底にあるもの -
女新世
人新世は、進歩と壊滅の両方の可能性を内包している。技術と医学の進歩をもたらし、女性解放の時代である〈女新世〉の成立を可能にしつつある一方で、環境汚染や気候変動をもたらし、経済的不平等や格差を生んだ。 19世紀末以降、資本主義の経済的・社会的力学によって女性たちは家事労働に長時間を費やす暮らしから少しずつだが解放され、自由な時間を持てるようになっていく。工業化に少し遅れて公衆衛生と医学の進歩が進み、乳児死亡率を大きく低下させ、子孫を残すために多くの子供を産まなければならない状態からも女性を解放した。 人新世の始まりとともに人間社会が経験した幾つかの現象は、女性の地位にとって決定的なものであったと考えられる。どの現象も女性解放の単一の原因とみなすことはできないが、いずれもその成立条件である。女性解放をフェミニズム闘争の成果とする思考から自由になれば、誰もがこの関係に気づけるだろう。人新世に基づく一連の現象がなければ女性解放は起こらず、〈女新世〉は訪れていない。西洋社会に暮らす人々は便利な生活に慣れていて、自身を取り巻く物質的環境を当たり前のものと思いがちだが、それは長い人類史のなかでつい最近生じたものにすぎない。 フェミニストであるということは、フェミニズムを可能にした諸条件を維持しようとすることである。平和な社会関係を維持することもそれに含まれる。女性の自由の維持に欠かせない諸条件を悪化させないこと。これこそが今のフェミニズムの中心的課題であるべきではないだろうか。 人新世の解放的側面と破壊的側面の歴史的・論理的な絡み合いは、善と悪、進歩とリスク、自由と隷属が表裏一体となった人間存在の悲劇へと私たちを立ち返らせる。女性解放と環境危機、人新世における2つの主要な指標をもとに、フランス気鋭の研究者が新しいフェミニズムを探究する話題の論考。 「人類学に根ざした実証的な見地から書かれたこの重要な著作は、フランスだけでなく、日本の読者にとっても間違いなく示唆に富む視座を与えてくれるだろう」エマニュエル・トッド氏 【著者略歴】 ヴェラ・ニコルスキ 政治学博士。旧ソ連の科学者一家に生まれ、1991年に家族とともにフランスに移住。エコール・ノルマル・シュペリウール(パリ高等師範学校)を卒業し、社会科学のDEA(修士号に相当)および政治学の博士号を取得。著書に『女新世』他。 【訳者略歴】 橘明美(たちばな・あけみ) 仏語・英語翻訳家。お茶の水女子大学文教育学部卒業。訳書にローラン・ビネ『文明交錯』、エディス・ウィダー『深海の闇の奥へ』、ポール・モーランド『人口は未来を語る』、スティーブン・ピンカー『人はどこまで合理的か』、ミチコ・カクタニ『エクス・リブリス』、イザベル・オティシエ『孤島の祈り』、ピエール・ルメートルその女アレックス』シリーズ他。 -
死って、なんだろう?
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 世界中の5~15歳の子どもから集まった「死」に関する質問に、2人の作家と1人のイラストレーターが丁寧にこたえる一冊。生物学者や心理学者の監修のもと、科学・哲学・心理の視点から、やさしく向き合います。家庭や教室で語り合うきっかけに最適。気になる質問から自由に読み進められる構成で、考える楽しさが広がります。ミュンヘン国際児童図書館の児童書推薦カタログ『ホワイト・レイブンズ2024』選出。 -
一般教養 心理学
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 大学の一般教養向けの教科書。文系・理系問わず心理学の総合的な知識を学ぶために最適の1冊。カラーの図とイラストで見やすい。 【 目 次 】 序章:本書の全体像 第1部 人とのつながり 第1章 対人認知と社会行動 第2章 性格と知能 第3章 人の発達 第4章 心の病気 第5章 幸福と健康 第2部 心をどう測り、研究するか 第6章 脳と神経系 第7章 心の測定法と歴史 第8章 データの処理と統計的視点 第9章 学習と条件づけ 第10章 感情と動機づけ 第3部 認知と心理バイアスの起源 第11章 判断と思考 第12章 視覚と注意 第13章 長期記憶と作業記憶 第14章 感覚と知覚 第15章 多感覚と情報統合 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 -
仏伝身読
キリスト教ではイエスの伝記を最重要視するのに、なぜ日本の仏教ではブッダの伝記が読まれないのか。ブッダがどのようにして悟りに至ったのかを身体を通して深く読む。筆者畢生の仏道修行と研究の精華! キリスト教には「霊操」という、体操で身体を鍛えるように霊性を鍛えることを目的とする修業法がある(イグナチオ・デ・ロヨラ『霊操』岩波書店、教文館など)。イエスの生涯を、祈り、黙想、観想、口祷、念祷などを通して、自分の心身をかけて読み取る修業法である。本書は、ロヨラの「霊操」のごとく、ブッダが成道に至るまでのプロセスを、ブッダになりきって身読することを目標としている。(筆者) 【目次】 第一章 「仏伝」と「身読」をめぐって 第二章 「誕生」の身読 第三章 「四門出遊 出家の決意」の身読 第四章 「修行 禅定と苦行」の身読 第五章 「目覚め 樹下の打坐」の身読 第六章 「梵天勧請」の身読 あとがき -
意識魂の時代におけるライフレッスンアート
未来へ向けての発展的アートセラピー・芸術療法の指南書 アートで自己認識を深め、人生に向き合う力を養おう! 20年以上の実践を重ね、他のメインストリームのアートセラピーとは、全く違った視点で書いています。 一昔前の、環境が魂を変化・成長させれくれる時代は終わりを迎え、今の時代は、自らが自力で魂を変化・成長させていかなくてはいけない時代になりました。 ライフレッスンアートとは、アートで自分を知り、自分を受け入れ、変容させ、本当の自分に出会わすための手段の1つです。 自分に起る問題やケガ、病気などに意味はあるのでしょうか? 治癒するとはどういうことなのでしょう? 様々な方向からの自分見るための視点を得て、ライフレッスンアートの基礎的な実践の方法や事例などを紹介します。 -
虚構も偶然も超えて〈第2の道〉へ跳べ! 霊性と科学の狭間に見える量子の世界
タイムウェーバー創始者が明かす12次元のしくみ! あなたの現実は嘘かもしれない──見える世界がすべてだと思うな! 科学者であり探求者でもある著者が示す、量子と魂の統合への航路! 情報フィールドは、眠る意識を呼び覚まし、あなたの未来を書き換える! 量子の海を渡り、魂の本質へ帰還する旅の始まり! ・マトリックスを抜ける方法は、もう目の前にある。 ・あなたの現実は、情報でできている──そのコードを書き換える鍵が、ここにある。 ・偶然は存在しない──すべては意味によってつながっている。 ・科学が諦めた「なぜ」を、霊性が取り戻す。 ・物質と精神、科学と霊性──本来交わらないはずの二つを結ぶ「情報フィールド」とは? ・量子物理学、ヴェーダ哲学、そして意識の探究が導く〈第2の道〉。 ・ 現実のコードを書き換えるその鍵を、いま開ける時が来た! ・物質的成功の先に待っているのは虚無か、それとも覚醒か。 ・情報フィールドが示す新しい現実の扉が、いま開かれる。 ・それは量子物理学と古代ヴェーダが交差する地点に眠っている。 ・量子の確率さえ「意味」によって変化する──最新物理学と古代ヴェーダが告げる真実。 ・科学と霊性の狭間で編まれた「量子意識の物語」──さあ、〈第2の道〉へ跳べ! -
私は何者かを知りたい──匿名の精子提供を生きる
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書には、AID(第三者の精子による人工授精)で生まれた人たちの、生の声がつづられている。男性不妊の夫婦にとって自分たちの子を得る「最後の希望」とされる医療は、秘密を前提に実施されてきた。成長して親の嘘を知った子どもは、自身のルーツが分からないことに苦しみ、「出自を知る権利」を求めて声をあげる。生殖医療がもたらした命と家族、社会に対する問いを、ぜひ一緒に考えていただきたい。 -
宇宙のなぞを解く12平均律のはなし 12が神聖幾何学からのアンサー
なぜ12平均律がピタゴラスから2400年もの間 人々の心をとらえ続けてきたのか?! 12平均律という音律は、西洋音楽が紀元前6世紀から、 19世紀まで約2400年かけて至った一つの答えだ。 発案者のピタゴラスの死後一度は忘れさられ、クラウディオ・プトレマイ オスや、ヨハネス・ケプラーなどに再発見されてきた。 そしてその長い歴史の中で、ルネサンスのジョヴァンニ・ピエルルイー ジ・ダ・パレストリーナ、クラウディオ・ジョヴァンニ・アントニオ・モンテヴェルディ、 バロックのヨハン・セバスティアン・バッハのような様々な 美しい音楽を生み出し、ジャン・フィリップ・ラモーのような理論家によって 音楽にとって必然的な流れとして、辿り着いた答えだ。 第一章 ドレミファソラシ音楽は特殊な音楽? 第二章 音階と数学 第三章 12平均律、純正律、自然倍音とは何か? 第四章 楽譜の誕生 第五章 12平均律前と後 ~ピアノの誕生と新しい音楽~ 第六章 数学ということ 第七章 これからの音楽 第八章 良い音楽とそうでない音楽 第九章 音楽と建築 パラボラ実験 第十章 質疑応答 -
うつと不安の認知療法練習帳[増補改訂版]
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書の第1版は刊行後、すでに世界で100万部以上の実売を誇るベストセラーとなっている。初版から20年近くの間に認知療法の適用範囲も広がり、さまざまな分野で活用されるようになっている。本書では、そうした臨床上の発展の成果をもとに、新たに不安に対する内容を充実、マインドフルネス、受容、赦し、感謝、ポジティブ心理学などの新しい取り組みについても加筆。研修医向けの実践的な教材のみならず、専門教材としても優れた内容になっている。
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