小坂井敏晶の作品一覧

「小坂井敏晶」の新着作品・人気作品や、最新のユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

2023/07/28更新

ユーザーレビュー

  • 答えのない世界を生きる
    作者の思考されたものではなく思考の仕方が自伝がてら語られる。
    答えのない、正しい答えが存在しない世界だからこそ問い続けなければならないこと、この世界を異端、異邦として見つめることで、画一化される正しさに疑義を与える。
    今、この世界に生きるとき、大事な姿勢。
  • 答えのない世界を生きる
    「解のない世界に人間は生きる。・・・
         (中略)
    ・・・考えることの意味を知ることが重要だ。」

    この世界で生きていく上での答えなどない。
    自身の問いに向き合えているのか、そう著者に問われている気がした。

    とても読みやすく、何度も読み直したい本だ。
  • 増補 責任という虚構
    一般的には自由と責任は表裏一体の因果関係であり、なので法や規範の判断の元になる自由意志によって罰される。

    ただ、人の行動は脳の信号を起点に人が意識を持つ以上、自由意志はないので責任はないはず。それにもかかわらず規範で人を罰する矛盾をつく。

    結局自由も責任も、社会が決めた虚構であり、自由意志みたい...続きを読む
  • 答えのない世界を生きる
    同著者の『社会心理学講義』や『責任という虚構』読もうとしたが重かったので、ちょっと寄り道。紆余曲折の末にフランスで社会心理学者として教鞭を執った著者の半生を振り返った本。
    異文化の中で培った普遍性を疑う感性から見た世界を綴る。

    「文科系学問は役に立つのか」という章の〆の一文が象徴的だった。
    「文...続きを読む
  • 答えのない世界を生きる
    考えるとは悩むこと。
    人は他人の頭で考えることができないのだから、借り物の知識だけでなく、”不思議だな”と思うことをしつこく追及していくしかない。しつこく悩み考えるなかにスッキリした瞬間があらわれる、たとえそれが大したことない”なーんだ、そんなこと当たり前じゃないか”と言えるものが、実は思考の結果だ...続きを読む

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!