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『哲学探究』は、ウィトゲンシュタインの後期の主著として、哲学史上に燦然と輝く名著です。
すでに、邦訳も出ていますが、古すぎたり、哲学としての解釈に不足があったりして、歴史的な名著の割には、名訳に恵まれませんでした。
このほど、もっとも信頼のおけるテキストである最新第4版の版権を取ることができました。
翻訳は、現在の日本で、もっとも厳密かつ魅力的な研究を続けている鬼界彰夫氏が担当します。
鬼界氏は、『哲学探究』というテキストが、どのような構造になり、何をめざしているのか、日本語で明確にわかるよう、特に版権所有者の許可を得て、見出しや解説等を、十分に入れていきます。
この企画によって、ついに、決定版の『哲学探究』の訳が世に出ることになったのです。
Posted by ブクログ 2023年12月12日
まだまだ理解できているとは言えないけれど、
訳者による目次付けによって、だいぶ読みやすいのではないかと思う。
ウィトゲンシュタインは、『論考』の言語観を解体するために言語ゲームを導入したのだが、
『論考』のような言語の論理の代わりに、言語ゲームを置きたかったのではないという点をこれまで誤解していた...続きを読む
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