哲学・宗教・心理の検索結果
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スクールカウンセリング
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 いじめ、不登校をはじめ、授業妨害、暴力行為など、学校現場をめぐる問題は、年々多くなり、しかも深刻化してきている。そうした状況をふまえて、平成7年、文部省(現・文部科学省)がスクールカウンセラー制度を発足させ、認定資格をもつ臨床心理士が派遣されるようになった。本書は、みずからのスクールカウンセラー体験とその指導体験に基づいて、臨床心理士によるスクールカウンセリングの理論と実際を様々な視点から語る。 -
心理臨床の枠組
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 大学院生や心理臨床家をはじめ看護師や社会福祉士など、幅広い分野で好評のカウンセリング入門講座第6集。心理臨床の世界の第一人者が、長年積み重ねてきた経験を基に語った講演をリメイクして収録。ユング心理学、精神分析、ロジャーズ派の心理療法など、様々な視点から論じられた本書は、現代の若者達の問題をはじめ、臨床家が扱う問題について具体的に考える為の助けとなる内容になっています。 -
心理臨床の深まり
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 大学院生や心理臨床家をはじめ看護師や社会福祉士など、幅広い分野で好評のカウンセリング入門講座第五集。心理臨床の世界の第一人者が、長年積み重ねてきた経験を基に語った講演をリメイクして収録。家族療法の実践、演劇的構造として捉えた精神分析、臨床経験の事例を示しての論考など、様々な視点から論じられた本書は、現代の若者達の問題をはじめ、臨床家が扱う問題について具体的に考える為の助けとなる内容になっています。 -
グレゴリオ聖歌のこころ : その霊性の探求
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 グレゴリオ聖歌については、特に現代では、実に多様なとらえ方をされている。本書では、最も大切な「グレゴリオ聖歌のこころ」すなわち「霊性」を深く知ることへの道案内が、色々な方面から示されていく。 グレゴリオ聖歌の「霊性」とは何か。さらにそこから、人間にとってかけがえのない音楽というものの存在価値までが明らかにされる。また、グレゴリオ聖歌がどのように生まれ、どのような時代や人の心とともに活きてきたかをキリスト教史上特に重要な時代について見ていき、その音楽としての姿や表現方法、様々な聖歌の形式や歌い方について、さらには修道者たちの生活におけるグレゴリオ聖歌の意味、四季折々の記念の典礼における役割が述べられる。 「グレゴリオ聖歌は私の恋人」と言う筆者が生き生きと語りかける談話集である。 -
佐藤優の資本主義講座【3冊 合本版】『「資本論」の核心』『帝国の時代をどう生きるか』『国家と神とマルクス』
『「資本論」の核心』 カネによる、支配の手口を見抜く!私たちは、いまも搾取されている階級なのだ。 世界を識るには、マルクスが必要だ。 資本主義は強い。いま、これに変わるシステムもない。 嫌々ながらもつき合わざるを得ない魔物、その見えない怪物の姿を暴いたのが『資本論』である。 資本主義は階級関係を隠蔽している。私たちは搾取され、支配されている。 この「事実」から、私たちは出発しなければならない。 『資本論』の肝をつかむことで、私たちは資本に、国家に潰されない生き方を獲得することが出来るのだ。 『帝国の時代をどう生きるか』 現下、世界は新・帝国主義体制である!米露中はじめ、経済では保護主義的傾向が増し、権益のブロック化が志向される。では、国家機能を強化するにはどうすれば良いのか?我々は、厳しいこの世界をどう生きればよいのか?―“現場で腕をふるえる知識人”となる道を示す。 『国家と神とマルクス』 「絶対的なものはある。ただし、それは複数ある」自ら“自由主義的保守主義者”を標榜し、いまや左右両翼の活字メディアで最も活躍する著者。深淵な思考の果てに見出したその「多元性と寛容の精神」を支柱に、国家から宗教、歴史まで、内在する論理を真摯に追究してゆく。著者の強靱な「知の源泉」に触れ、私たち読者が現代社会への強烈な覚醒を促される1冊。 ※本電子書籍は、2016年9月刊行の『「資本論」の核心』、2008年11月刊行の『国家と神とマルクス』、2012年4月刊行の『帝国の時代をどう生きるか』の3冊を収録した合本形式での配信となります。 -
富士神界の龍神からの緊急初メッセージ
軽いノリの龍ブームが いま《成長途上の龍たち》に 大変な事態を引き起こしています 「人間と龍が昔交わした約束事。あなたは知ることに成ります」 幾層もの次元の穴をぬって まだ未熟な龍たちは 上の層、上の層へと登っていきます 一つの層を越えるたびに成長していくのです 最上階の層に加わるためには 自らの体を素粒子分解して最後の層を抜けなければなりません そこに次元の穴はないからです さらに最上階の層では 数が決まっており、 欠員が出ない限り加わることができません 今回アマノコトネはこの最上階の層の龍神からの 警告を取り継ぎいたします 成長途上の龍たちにとって 光を失って飛べなくなることは、死を意味します。 これが龍使いになりたいという 人間の欲望と願望に呼ばれたまだ未熟な龍たちに いま現実に起きていることです! -
平治物語 全訳注
壊滅的な打撃を受けた源氏とこの世の春を謳歌する平氏――。やがて『平家物語』へとつづく、一族の明暗を分かつことになった平治の乱を題材にした『平治物語』の諸本のうち、劇的に構成された合戦や、個性を際立たせた巧みな人物造形が、流麗な文体によって描き出される四類本は、「もっとも面白い『平治物語』」と言われる。この四類本を底本に、本文と現代語訳に加え、校訂注、読解の助けとなる語釈と解説、補注も充実した、物語世界の隅々まで楽しめる一冊。 悪源太義平がわずか17騎で、500騎の平氏を蹴散らす痛快な合戦、牛若丸ら幼い息子を必死で守ろうとする常葉の哀切、そして運命の子頼朝……。個性豊かな登場人物が縦横無尽に躍動する合戦絵巻、いざ開幕! 時は平安時代の末、のちに「武者の世」の始まりと評された保元の乱から三年後、平治元年(1159)に平治の乱は勃発する。上皇・天皇の近臣同士の争いに端を発する政治闘争は、待賢門と六波羅での源平両軍の激突となって噴出した。その結果、源氏の棟梁である源義朝が敗走。東国へと落ち延びる途中で討たれ、子息たちも命を落とし、源氏は壊滅的な打撃を受ける。一方、見事勝者となった平清盛はこの世の春を迎え、それぞれの一族の明暗が決定的に分かれることになった――。 『平家物語』の舞台を用意したともいえる平治の乱を題材とした軍記物語、『平治物語』。時代を越えて語り継がれるうちに、筋立てが異なる異本が複数存在することもこの物語の大きな特色の一つである。そのなかでも、本書が底本とした「四類本」は、劇的に構成された合戦や、個性を際立たせた巧みな人物造形が、流麗な文体によって描き出される「もっとも面白い『平治物語』」になっている。本文と現代語訳に加え、校訂注、読解の助けとなる語釈と解説、補注も充実した、物語世界の隅々まで楽しめる。 義朝の息子、悪源太義平がわずか17騎で、500騎の平氏を蹴散らす痛快な合戦、義平とは対照的に不甲斐なくて滑稽な藤原信頼、牛若丸ら幼い息子を必死で守ろうとする常葉の哀切、そして運命の子頼朝の姿……。個性豊かな登場人物が縦横無尽に躍動する合戦絵巻、いざ開幕! -
いろは・ひふみ呼吸書法の神秘
この国の古神道や古文書の奥義に密かに伝えられたことがついに科学の最先端に踊り出てきた?! 天なる大宇宙と我々小宇宙を融合させ宇宙エネルギーを吸収する書法!! 山本光輝が開祖植芝盛平師から学んだ合気道の原点思想を伝承する書法 「いろは・ひふみ書法は『神降の秘技』だ!!」(保江邦夫博士) 神との波長を合わせる不思議な「いろは・ひふみ呼吸書法」 山本光輝の神秘の書の謎に迫る!! 言靈神と共鳴しながら書かれた書が引き起こす現象とは? 「この書法は医学の先端、波動医学に通じる書法だ」(医学博士岩渕文夫氏) 故 きを温 ねて 新 しき書法を知れば、前代未聞の法則に繋がる!? 極めて簡単な予防医学「いろは・ひふみ呼吸書法」!! -
日本政治思想史講義 ――『丸山眞男講義録 第四冊』を精読する
1964年の『丸山眞男講義録』をサブテキストにした法政大学法学部における本講義は、日本神話や古代天皇のあり方に日本の思想的伝統の「原型」を探る丸山の講義をわかりやすく精読。とくに丸山が力点を置いていた鎌倉新仏教の革新性について、その中にヨーロッパの宗教改革に匹敵する世俗化・脱宗教化の動きを見つつ、呪術的な心性も残り続けていくという特徴と、日本独自の政治思想の展開を見る。丸山の直接の教えを受け、その研究を引き継ぎ掘り下げた碩学による名講義。 【目次】はじめに/第1講 日本とは何か/第2講 日本思想における「古層」/第3講 天皇制神話の形成とその諸相/第4講 伝統とは何か/第5講 日本における古代国家成立と日本神話/第6講 日本神話における道徳意識──「心情の純粋性」と「集団的エゴイズム」の結合/第7講 記紀神話における出雲神話の位置/第8講 天皇制の正統性/第9講 国体とは何か/第10講 カリスマ的支配の諸相/第11講 血縁共同体の擬制/第12講 日本政治思想における仏教思想の萌芽/第13講 鎮護国家のための仏教/第14講 平安仏教がもたらしたもの/第15講 末法思想と慈円の歴史哲学/第16講 プレリュードとしての「隠遁」の思想/第17講 親鸞の思想の革新性/第18講 親鸞の思想と政治/第19講 孤高の哲学者・道元/第20講 闘う宗教改革者・日蓮/第21講 鎌倉新仏教のその後──屈折と挫折の諸相/第22講 あらためて「日本」とは何か/あとがき/人名・神名索引 -
日本哲学 ――世界哲学への貢献
西洋哲学の概念や思考法のみが純粋なものであるという特権的な意識は、いまや世界的に大きな批判に晒されている。西洋独占主義的な哲学観を輸入した日本が、「日本哲学」を再び検討すべき時期がやってきた。アメリカ、日本、ドイツでハイデガーの哲学、現象学・解釈学から仏教思想・京都学派までを幅広く研究し、日本の哲学史を専攻の一つとしてきた著者が、日本哲学とは何かを、定義・内容から深く問い直し、世界規模の対話に開かれた日本哲学がもつ可能性を総合的に考察する。 【目次】まえがき/序 章 日本哲学の定義と範囲を再考する/第一章 日本・哲学・とは何か/第二章 西洋独占主義的な哲学観を問い直す/第三章 日本哲学の定義を問い直す/第四章 日本哲学の内容を問い直す/終章 世界における日本哲学、日本における世界哲学/参考文献/解説 世界の思考資源としての日本哲学 中島隆博 -
ヨーロッパの地理哲学
ヨーロッパは、没落していくことをみずから欲せざるをえない。 そして没落していく者としてのみ、到来する者となるだろう――。 アガンベン、エーコ、ネグリ、エスポジト……イタリアの思想家が世界を席巻するなか、その隆盛を牽引してきた最も重要な哲学者でありながら、日本ではいまだその全容を知られていない、マッシモ・カッチャーリ(1944年生)。クザーヌスやブルーノなどの異端的な思想を愛し、ニーチェに基づく「否定の思考」を信条とする著者が耳を傾けてきた「希望に抗する希望の声」とは、いかなる声なのか。一筋縄ではいかない知性に裏打ちされたヨーロッパ論にして共同体論。 本書は、ヨーロッパがいかにして自らを「ヨーロッパ」として同定するに至ったかを、古典古代のテクストに準拠しつつ、中世から近代、そしてさらにはシモーヌ・ヴェイユやカール・シュミットなど現代において提出されてきたさまざまなヨーロッパ像と突き合わせながら丹念に読み解いていく。 エピローグにおいて、カッチャーリは「ヨーロッパの唯一の未来」を示唆する。冷戦終結後、ヨーロッパの統合と拡大が一気に進むなか、EU誕生の翌年にあたる1994年に本書は刊行された。その後、国際情勢は大きく変動し、いまやヨーロッパはロシアの脅威にさらされる一方で、中国をはじめとする新たな国家の台頭をうけ、各国でこれまでになく右派勢力が拡大し、EUも大きく揺らいでいる。40年の時を経た今、本書の対となる書物『アルキペラゴス(多島海)』とあわせてカッチャーリが示したヨーロッパ像、そしてヨーロッパの未来は、分かりやすくはないからこそ、そこに開かれる可能性を示唆している。イタリアが、そしてヨーロッパが誇る知性が描きだすヨーロッパとは――。 【本書の内容】 第1章 ヨーロッパの地理哲学 第2章 戦争と海 第3章 英雄たち 第4章 歓迎されざる客 第5章 不在の祖国 -
人間非機械論 サイバネティクスが開く未来
AIは、人間にはなれない。けれどもAIの進歩は、現代人の思考を変える。 現代科学の系譜をたどり、私たちの世界観を根本から覆す科学論! 近年では、人間の知性を超えるAIが大真面目に考えられている。チェスや将棋のAIが人間を圧倒するだけではなく、将来は、様々な分野で機械が人間にとって代わるかもしれない。 実は、このAIの源流にあるのが、コンピューターの父フォン・ノイマンの影響のもと、二〇世紀の知的世界を席巻し、認知科学やSFに影響を与えた科学、サイバネティクスである。しかし、その起源には、現代科学と相反する思想が胚胎していた――。サイバネティクスの創始者ノーバート・ウィーナーの思想から、その歴史を現代までたどり直し、徹底することで、不確かな世界を生き延びるための生命の科学を立ち上げる。情報・生命・社会の未来を読み解くための、革新的な科学論! 【目次】 はじめに 第1章 機械は人間になり、人間は機械になる?――サイバネティクスの旅路 1 第三次AIブームの先に 2 コンピューティング・パラダイムの浸透 3 原点としてのサイバネティクス 第2章 制御と循環のはざまで――胚胎された岐路 1 フォン・ノイマンの論理 2 ウィーナーの憂慮 3 ベイトソンの調和 4 フェルスターの再帰計算 第3章 セカンド・オーダーへの浮上――観察することを観察する 1 自己の制御を制御する 2 環境のトリビアル化 3 認知的盲点 4 ファースト・オーダーからセカンド・オーダーへ 第4章 オートポイエーシスの衝撃――生命システムとは何か 1 生命の定義 2 生物非機械論の確立 3 生命現象としての認知 4 説明の円環 第5章 現実はつくられる――構成主義の諸問題 1 現実の発明法 2 グレーザーズフェルドのラディカル構成主義 3 共同的な現実構成 第6章 情報とは何か――情報学としてのサイバネティクス 1 サイバネティクスの情報観 2 新しい情報学の台頭 3 情報伝達というフィクション 第7章 まとめと展望――サイバネティック・パラダイムの行方 1 サイバネティクスと二つのパラダイム 2 ネオ・サイバネティクスの応用領域 注 参考文献一覧 おわりに -
夢と虹の存在論 身体・時間・現実を生きる
『なぜ世界は存在しないのか』でその名を轟かせたマルクス・ガブリエルをはじめ、「哲学」が注目を浴びることが多くなっています。出版界を眺めれば、古典や現代哲学の日本語訳、初心者向けの入門書、専門家の研究書などなど、幾多の書籍であふれかえり、何を手にすればいいのか、本当に「哲学する」ことを教えてくれるのはどの本なのか、すぐには分からないのが現状だと言わざるをえません。本書は、実力者として知られる著者が、入門書から一歩でも二歩でも先に進み、自分自身で「哲学する」ことを求める人に向けて、そのために役立つモデルを提供するものです。 哲学を始めるには、まず過去のさまざまな哲学者たちの議論を知ろうとすることでしょう。そのための入門書や解説書はたくさんありますが、そこで展開される思考が、今ここで生きている自分と、あるいは自分が生きているこの現実と、どのように切り結ぶものなのかは、誰も教えてくれません。本書でも、デカルト、スピノザ、ライプニッツといった17世紀に生きた哲学者たちを取り上げますが、目的は彼らの思想を手軽に知ることではなく、それを自分の問いにするとはどういうことのなのかを示すことにあります。 本書が表題に掲げる「夢」と「虹」は、いずれも、存在しているのか、存在していないのかを明確には言うことのできない、曖昧なものです。「夢」については、第I章で取り上げられる『千一夜物語』の「目覚めて眠る男」が恰好の題材になります。それは、バグダードを舞台にして、ハサンという男がカリフ(イスラームの最高指導者)のアル・ラシードに騙される物語です。酩酊から醒めたとき、ハサンはカリフとして丁重な扱いを受けます。これはアル・ラシードが悪戯で命令したからなのですが、はじめは困惑していたハサンも徐々にその気になり、自分は本当にカリフなのだと思うようになるのです――さて、ハサンが体験したのは「現実」なのでしょうか、それとも「夢」なのでしょうか。ここには、まさに「哲学する」ための最高の問いがあります。 本書は、このように「夢」と「虹」という題材から始め、さらには「身体」と「時間」という私たちとは切っても切れないものに進んで、最終的には「存在」を取り上げ、マルクス・ガブリエルの議論と対決します。各章の末尾には、みなさんが「哲学する」ための練習問題を設けることで、さらなる一歩にいざなってくれるでしょう。中には難しいところもあるかもしれません。でも、本書を手ががかりにして根気よく思考していったとき、そこには見たこともない光景が広がっていることでしょう。 [本書の内容] 第I章 夢――デカルトとライプニッツから始める 第II章 虹――現象と幻想の存在論的距離 第III章 私の身体――因果と表象の二重性 第IV章 時 間 第V章 現実の存在論 -
[2013]世界はグレンとひっくり返った 反転の創造空間<<シリウス次元>>への超突入! いつでも「今」どこでも「ここ」―驚異のScience&Spiritualメタモルフォーゼ情報!
冥王星の知的存在・OCOTからもたらされた超越情報を元にした宇宙理論「ヌーソロジー」提唱者の半田広宣氏と、水星の知的存在・MANAKAから伝えられる生命原理「MANAKAリアリティー」を開示する中山康直氏が、2013年から始まっている新しいパラダイムを語り尽くす! MANAKAリアリティーの新宇宙 ◎ 2013年から、シリウス革命の始まりであり、それはプレアデスの統合とオリオンの統制を象徴する地球の覚醒です ◎ 宇宙、銀河の方がミクロの世界であり、太陽系はすべて地球の中に畳み込まれているメビウス反転構造である ◎ 人体は小宇宙にあらず大宇宙である! 人の心こそが最もマクロな無限なる世界です ◎ 今・ここの中に未来がある。一瞬の永遠を生きる――それが新宇宙の創造時空間です ◎ あなたはサイコアストロノート(精神世界の宇宙飛行士)となって人間の内側(宇宙側)から地球内部にアクセスし全宇宙を知るようになる ◎ 私たちは微細な細胞の中の素粒子の世界を壮大な宇宙空間として見ていたのです ◎ 外側に宇宙の本質は存在しません。大宇宙の本質はあなたの中にあって、その反映として外側の宇宙を見ているのです ◎ アセンションを超えた究極的な進化、銀河ステーションの創造が、すでにこの地球で始まっています ◎ 創造空間の中では一人ひとりが例外なく創造主となり、神の精神がすべてに顕現します ◎ 陽子がスピリットで中性子が意識、だから核をいじくることは人間のスピリットと意識を分裂させること ◎ 破壊と創造の結婚、善と悪の戦いは本質的にはあり得ない。一神教のシステムは崩れ、「神の正面にいる神」と出合う ◎ 後ろの正面とは「あなたを見ているあなた」のことであり、天岩戸開きとは「後ろの正面の出現」である ◎ 人類の新たな宇宙基準=「ネオ縄文スピリット」の始まり、それは神の領域に入る人類を意味します! OCOTのシリウス革命 ◎ 神の空間=シリウス空間へのグレン反転で《半霊半物質人=変換人》が現れる ◎ 反転の創造空間への進入こそがアセンションの本当の意味 ◎ 宇宙全体の輪廻を進める原動力は日本語の精神を宿した日本人 ◎ これまで7度の交替化を担ったのも日本民族 ◎ これからは人間の次元として残る部分とアセンションする意識とに分離(分身)していって、次元両生類的生き方が主流になる ◎ 人間の意識がアセンションすると霊止(ヒト)になる ◎ 137億年の永遠=この奥行きの中の「本当のあなた」を表に引っ張り出すのが日本精神の役目 ◎ ヒトは「私」のない、「名」のない一つの宇宙生命体(トランスフォーマー)として生きる内在神となる ◎ 今から誰も見たことも聞いたこともない新しいスピリチュアリズムが黄金の民族「日本」から立ち上がる! ◎ 次の大峠は2039年に訪れる! -
巨大地上絵発見でわかった 世界文明の「起源は日本」だった! 人類変容を促す世紀の大スクープ (超☆わくわく)
ついに開いた!世界史のびっくり箱 大国主=神武天皇=イエス・キリストの衝撃! 次々と特定される驚天動地の解き明かし ◎ 3500年前にモーセが日本に来た ◎ 古代日本の基礎を作ったのはモーセだった ◎ その後イザヤが契約の箱を剣山に運んだ ◎ ウガヤ王朝は紀元前660年から始まった ◎ 神武天皇はイエス・キリスト ◎ 神武天皇即位の紀元前672年は西暦57年のこと ◎ イエスの血を引く卑弥呼は世界のスメラミコトだった ◎ 卑弥呼の役割はモーセとイエスの墓守り ◎ 物部氏はレビ族の末裔だった ◎ 蘇我馬子の名はキリストの暗示 ◎ 天照大神とはアブラハムの父祖御テラのこと ◎ 本書はイスラエルの失われた10部族の完成版ともなる 幾重もの封印を超えて本物の歴史の目がとうとう開かれる 21世紀の黙示録がここに始まる! モーセ以来3500年ぶりにヤハウエから契約を迫られた男 「上森三郎」が明かした驚愕の超真相とは? 空海と卑弥呼が告げた緊急メッセ―ジを解読した 「現代版モーセの物語」がここに始まった! ◎ モーセとイエスは日本で理想の国造りに生涯をかけ、骨を埋めた ◎ 「失われた10部族」は古代日本で国造りをした! ◎ 聖書が明かす「東の海に囲まれた島々」とは日本だった ◎ シュメール文明は日本がルーツだった ◎ エジプトのピラミッド文明も日本が発祥だった ◎ イスラエルの12部族は日本への里帰りだった ◎ 「モーセの契約の箱」は剣山から兵庫県埴岡の里に移された ◎ 兵庫県の朝来市生野町と神崎郡神河町が世界の聖地になる ◎ 失われた契約の箱と聖杯はそこから出土する ◎ カゴメ唄のかごめの中心点は八幡山ピラミッドだった! ◎ 婀月山が卑弥呼の古墳だった ◎ 空海の「ひな型日本の巨大国仕掛け」がとうとう浮かび上がった -
エクソシストは語る エクソシズムの真実(集英社インターナショナル)
悪魔祓いを行うエクソシズムはホラー作品の人気の題材だが、実はカトリックの伝統的な儀式である。日本にもローマ教皇庁立大学で正式にエクソシズムを学び、実際のエクソシストとしてエクソシズムを執行した司祭がいる。いかにしてエクソシストに任命されるのか、ローマ教皇庁立大学エクソシスト養成講座の内容とは、悪魔憑きの識別要件、悪魔に憑かれやすい人とはなど、映画やマンガに描かれる「悪魔」や「エクソシスト」はどこまでリアルなのか、すべての真実を語る。 -
SELFISHNESS(セルフィッシュネス) 自分の価値を実現する
アメリカの起業家たちに多大な影響を与え続ける作家/思想家アイン・ランドのエッセイ集 自分の人生は何のためにあるのか?我々は誰のために生きるのか?自己犠牲の偽善と悪徳を暴く アメリカの起業家たちに影響を与え続けるアイン・ランド哲学がここに復刊! 【新訳】The Virtue of Selfishness 完全翻訳 (「はじめに」より) なぜ人は道徳律を必要とするのかが理解できれば、道徳の目的が人間にとって適切な価値と利益を定義することであることも、道徳的に生きる上で自分の利益を重んじることが不可欠であることも、人が自分自身の行為の受益者でなければならないことも理解できるでしょう。 【目次】 倫理的生き方の新しい可能性 はじめに 第一章 オブジェクティビズム倫理学 第二章 精神的な健康の敵としての神秘主義・自己犠牲 第三章 緊急時の倫理 第四章 利益の「衝突」 第五章 誰もがセルフィッシュでは? 第六章 喜びの心理 第七章 生きるためには妥協も必要では? 第八章 不合理な社会で合理的に生きるには? 第九章 道徳的灰色教 第十章 倫理の集団主義化 第十一章 ピラミッド建設に取りつかれる者たち 第十二章 個人の権利 第十三章 権利の集団主義化 第十四章 本来の政府 第十五章 自由な社会における政府の資金調達 第十六章 停滞権神授説 第十七章 レイシズム 第十八章 似非個人主義 第十九章 恫喝論法 【著者】 アイン・ランド アメリカの作家、思想家。サンクト・ペテルブルク生まれ。1926年アメリカに単身亡命。『われら生きるもの』(1936年)で小説家デビュー。個人主義と全体主義の対立を描く長編ロマンス『水源』(1943年)がベストセラーになり、名声を確立。資本主義の道徳性を示す長編SFミステリー『肩をすくめるアトラス』(1957年)は現在までに23カ国語に翻訳され、累計販売部数は880万に達する。オブジェクティビズム(客観主義)哲学を創出し、小説やエッセイを通じて表現して自らそれを実践し続けた。 田村洋一 教育家・組織コンサルタント。メタノイア・リミテッド代表。『組織の「当たり前」を変える』(ファーストプレス)、『人生をマスターする方法』(ライブリー・パブリッシング)、『プロファシリテーターのどんな話もまとまる技術』(クロスメディア・パブリッシング)、『ディベート道場 思考と対話の稽古』(Evolving)など著書多数。 -
自意識(アイデンティティ)と創り出す思考
人生やビジネスを創り出すのに自分が何者かなんて関係ない! 人生やビジネスを創り出すのに自分が何者かなんて関係ない! ―理想や才能にとらわれずに望む人生を生きる 【本文より】 読者の中には、いい自己イメージが大切だとずっと聞かされ続けてきた人もいるかもしれない。 しかし本書を読むうちに、自己イメージなど全く大切ではないということがわかるだろう。 本当に大切なのは、いかに効果的に自分が生きたい人生を構築できるかなのだ。 本書では、そのことを構造的、精神的、心理的、医療的、そして生物学的次元で次々と解き明かしていく。 【目次】 創造という名の冒険の世界 日本の読者のみなさんへ 第1章 自意識(アイデンティティ) 第2章 「理想」と「嫌な思い込み(ビリーフ)」 第3章 あなたは誰? 第4章 目に見えない構造 第5章 ポジティブ思考は有害だ 第6章 構造が変われば行動が変わる 第7章 内なる脅威 第8章 才能と完璧さ(パーフェクション)という思い違い 第9章 役割とステレオタイプ 第10章 自分の存在を正当化しようとする過ち 第11章 創作者と創作物 第12章 自分自身を追いつめる 第13章 自意識と偏見 第14章 自意識が肥満を生む 第15章 広告に踊らされる自意識 第16章 個人と社会 第17章 教育やトレーニング、コーチング、コンサルティング、セラピーの場合 第18章 ふたつの世界 終章 真の創造プロセスに向かって 謝辞 訳者あとがき 用語集 【著者】 ロバート・フリッツ 組織コンサルタント、アーティスト。ロバート・フリッツ・インク社の創立者。ロバート・フリッツは、30年以上にわたる研究を通じて構造力学を発展させてきた。創り出すプロセスの領域から始まった取り組みは、やがて組織、ビジネス、マネジメントの領域へと広がった。ピーター・センゲらとともに、イノベーション・アソシエイツ社の共同創立者でもある。主な邦訳書には『偉大な組織の最小抵抗経路 リーダーのための組織デザイン法則』、『Your Life as Art』 (ともにEvolving))がある。 ウェイン・S・アンダーセン 医師。テイク・シェイプ・フォー・ライフ社の共同設立者。何千人ものヘルスコーチとヘルスプロフェッショナルのチームを率いて、人々が最高に健康的な生活を送るための支援や力づけを行っている。その領域は、メンタル、スピリチュアルからフィジカルまで多岐にわたる。 田村洋一 組織コンサルタント、教育家。メタノイア・リミテッド代表。ピープルフォーカス・コンサルティング顧問。バージニア大学ビジネススクール経営学修士(MBA)。野村総合研究所、シティバンク、外資系経営戦略コンサルティング会社で、企業等のプロジェクト組織運営に携わる。現在は、企業人教育、人材育成、組織開発のためのエグゼクティブコーチング、マネジメントトレーニング、ファシリテーションなどの活動を行う組織コンサルタント。 武富敏章 東京生まれ。幼少期をアルゼンチンで過ごす。上智大学法学部国際関係法学科卒業後、1989年に日産自動車(株)入社。メキシコ勤務を含めラテンアメリカ地域マーケティング&セールスに携わった後、課題解決ファシリテーション、社内コーチング、ダイバーシティ推進などに従事。現在は翻訳の道に進む傍ら、同社の人材育成に非常勤で携わっている。 -
ゲンロン0 観光客の哲学
グローバリズムが世界を覆い、テロ、排外主義、ナショナリズムが高まりを見せ、従来の思想が時代の状況に対する答えを出せないでいる中、私たちはいかにして新しい政治思想の足がかりを探し、他者とともに生きる道を見つけることができるのか。 一個の人間の生のあり方から、人類史的問題に至るまで、さまざまに読まれうる可能性に満ちた、スケールの大きな哲学書が誕生しました。 ルソー、ローティ、ネグリ、ドストエフスキー、ネットワーク理論を自在に横断し、ヘーゲルのパラダイムを乗り越える。 否定神学的マルチチュードから郵便的マルチチュードへ――。 著者20年の集大成であり、新展開を告げる渾身の書き下ろし新著。 -
税理士の坊さんが書いた 宗教法人の税務と会計入門 第二版
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ご住職、ご自坊の経理、本当に大丈夫ですか? 収益事業がない寺院の税務と会計は、これ1冊で十分! 高額な会計ソフトや煩雑な税法の知識はまったく必要なし! 収益事業を行っていても、自分で簡単にできる事務もたくさんあります。「本書を参考に自分で行えば税理士費用が削減できる」と〈税理士自身(著者)がいっております〉。「これだけは覚えてほしい」という重要箇所はゴチックにして目立たせ、各章末には「ポイント!」欄を設けました。 【第二版】では現在の税法に合わせて改訂し、法定調書とマイナンバー制度とを増補しました。 -
不平等の進化的起源 性差と差別の進化ゲーム
進化ゲーム理論で解明する不公平の根源 人間社会はなぜ不平等を生み出すのか? 最新の進化ゲーム理論に基づき、性別や人種といった差異によって社会が分割される理由と、それが格差や不公平を必然的に生み出すメカニズムを解明する、斬新かつ画期的な研究。 【推薦】 長谷川眞理子氏(総合研究大学院大学学長) ※本書は、大月書店刊『不平等の進化的起源——性差と差別の進化ゲーム』の電子書籍版です。 【目次】 第I部 社会的協調による不平等の進化 第1章 ジェンダー、協調問題、協調ゲーム 第2章 社会的カテゴリー、協調、不平等 第3章 社会的カテゴリーによる文化進化 第4章 ジェンダーの進化 第II部 資源分配による不平等の進化 第5章 力と不平等の進化 第6章 文化的な赤の女王と文化的な赤の王 第7章 差別と同類選好 第8章 家庭内交渉の進化 第9章 進化と改革 第10章 結論 【著者】 ケイリン・オコナー 哲学者、カリフォルニア大学アーヴァイン校数理行動科学研究所准教授(科学哲学・生物学・行動科学・進化ゲーム理論)。著書にGames in the Philosophy of Biology(Cambridge University Press, 2020)、The Misinformation Age: How False Beliefs Spread(Yale University Press、2020、共著)。科学ライターとしても活躍。 中西大輔 広島修道大学健康科学部教授(社会心理学・進化心理学) -
ダイヴ!into アセンション
「内なる宇宙船=マカバ」に乗って 次元突破 最後の90度ターン ドランヴァロ・メルキゼデクのスクールATIHのティーチャーである著者が、 アセンションへと導くエネルギーフィールド<マカバ>の真実を明かす。 アセンションと神聖幾何学を生きる本当の意味に触れていく1冊。 次なるオクターブへの入口は、ハート(心臓)の中。 そして、「最後の90度ターン」へ――その奥深き叡智に触れる。 ・アトランティスの大事故以来、 人類のマカバはショックで止まり<種>と化した。 2020年、新しいターンへと突入した人類意識により、 誰もが簡単に生きたマカバを開花させることが可能となっている。 ・マカバとは内なる神性幾何学・星型二重正4面体。 活性化すると身体の回りに電磁気的エネルギーフィールドが広がり、 様々なプログラムをインプットすることが出来る。 宇宙では幾何学が常に動き、電気に満ちている。 ・ドランヴァロ・メルキゼデクによると、心臓の中にある聖なる空間には 自分のパーソナルなアカシックレコードが全部入っている。 ・軍人が使っている2極性のグリッドから、2008年に動きだしたキリスト意識のグリッドへ再接続することがカギ。 ・シークレット・スペース・プログラムでは、AIは人体に感染しいろんな星の生命体を滅ぼしている脅威の存在と認識している。 しかし「太陽フレアにより大変容が起きるときAIは全滅する」と、 ローカルクラスター(宇宙従妹)のETが教えてくれている。 ・今というときは、宇宙もアセンションする時期。私たちは144宇宙にいて次に145宇宙に行くのです。 -
16の質問と81のスタイルで読み解くスポーツ選手の心理的適応
競技によって達成感や充実感が得られる一方で、無力感や劣等感に苦しんでしまうこともある。 また、競技への向き合い方は一定ではなく、揺れ動くのは特別なことではない。 本書では、パフォーマンスや競技成績をスポーツ選手自身がどのように捉えているのか、競技に対してどれくらい前向きに取り組んでいるのかなどを総合的に示す「競技適応状況」を、16の質問から把握する。質問には熱中・停滞・固執・消耗という指標が設定され、それぞれの得点の傾向から81のスタイルに分類して詳細に評価する。 競技を健全に行うため、変化する心理的適応状況を定期的にチェックする方法として活用できる。 -
あなたの隣のサイコパスな人 どう見つける? どう逃げる?
巧妙なうそで人を陥れる、急に怒鳴る、二枚舌、モラハラを繰り返す、人の不幸に快感を覚える――。 人口の1、2割を占めるとされるサイコパス的特性をもつ人は、一見、カリスマ性があり、魅力的な人物にすら見える。だからこそ見つけづらく、違和感を指摘しないまま放置されていく。 しかし彼ら彼女らは、まるで少量の毒薬を毎日盛るかのように、じわじわと周りを蝕み、悪行を伝染させ、多数の被害を出す。 また、サイコパス的な特性はスペクトラム状ゆえ、サイコパスか、そうでないかと二分できるものではない。ふとしたきっかけで、あなた自身に潜むサイコパス的人格が現れる可能性だってある。たとえば、泥酔していたり、旅先や祭りの雰囲気の中で調子に乗ってしまったり……。 ただ、サイコパス的特性を持つ人の発見法、攻略法、そして被害を防ぐ方法もある。 25年以上サイコパスの研究を重ね、論文も多数発表してきた心理学者が、その知見を基に、著名人から職場や学校など身近な実例を多数紹介しながら解説する。ダークな人格を見抜くためのチェックリストも収載。手遅れになる前に、知っておいてほしいことが詰まった決定版。 -
ロシア宇宙主義全史 神化思想からトランスヒューマニズム・人新世へ
人間の限界を突破し、時空間の無限に到達せよ! 宗教哲学者フョードロフの「人類復活」、共産主義者ボグダーノフの「血液交換」、ロケット工学の父ツィオルコフスキーの「完全生物」、生物地球化学者ヴェルナツキーの「精神圏」、歴史学者グミリョフの「新ユーラシア主義」……人間の不死・復活および宇宙進出を謳う「ロシア宇宙主義」。その法外な思想に一貫して賭けられていたのは、個と全体のありうべき関係をめぐる理念、そして「独自のロシア」の構築だった! 西欧との同時代的相関性も睥睨しながら、現代のアメリカ・シリコンバレーを熱源とするトランスヒューマニズムや人新世の問題にまでのびてくるその射程を「全史」として描き切る、第一人者による総合的かつ野心的な試み! イーロン・マスクと同じ夢を100年前のロシアで見た人たちがいた―― [目次] はじめに 第一章 近代ロシアの空間表象――ロシア宇宙主義前史 一 無から無限へ 二 ロシアとアメリカ 第二章 フョードロフ――全人類の集合神化 一 人類復活の事業 二 人間の神化 三 自然統御の工程 四 メシアニズムの地政学 第三章 宗教哲学とコミュニズム――集団神化の実践へ 一 宗教哲学ルネサンス 二 コミュニズム 第四章 ツィオルコフスキー――無限の進化と優生思想 一 革命文化とロシア宇宙主義 二 無限の進化の夢 三 個と全体の原子論 第五章 ヴェルナツキー――進化の統御(不)可能性 一 太陽と生物圏 二 「生の跳躍」から「精神圏」へ 第六章 トランスヒューマニズムと人新世――ロシア宇宙主義後史 一 テイヤールからトランスヒューマニズムへ 二 ヴェルナツキーから人新世へ おわりに -
置き配的
コロナ禍以降、社会は置き配的なものとなった―― 「紀伊國屋じんぶん大賞2025 読者と選ぶ人文書ベスト30」の1位に輝いた気鋭の批評家が放つ最初にして最高の2020年代社会批評! 群像連載の「言葉と物」を単行本化。酷薄な現代を生き抜くための必読書! 「外出を自粛し、Zoomで会議をし、外ではマスクを着け、ドアの前に荷物が置かれるのに気づくより早く、スマホで通知を受け取る。個々人の環境や選択とはべつに、そのような生活がある種の典型となった社会のなかで、何が抑圧され、何が新たな希望として開かれているのか。そうした観点から、人々のありうべきコミュニケーションのかたちを問うこと、それがこの本のテーマです。(中略) つまり、狭義の置き配が「届ける」ということの意味を変えたのだとすれば、置き配的なコミュニケーションにおいては「伝える」ということの意味が変わってしまったのだと言えます。そして現在、もっとも置き配的なコミュニケーションが幅を利かせている場所はSNS、とりわけツイッター(現X)でしょう。保守とリベラル、男性と女性、老人と若者、なんでもいいですが、読者のみなさんもいちどは、彼らの論争は本当に何かを論じ合っているのかと疑問に思ったことがあるのではないでしょうか。 (中略)置き配的な社会を問うことは、書くことの意味を立ち上げなおすことにも直結するはずです。」(本文より) -
純粋理性批判の超批判
1762年に入学したケーニヒスベルク大学で神学と哲学を学び、私講師を務めていたカントの薫陶を受けたヨハン・ゴットフリート・ヘルダー(1744-1803年)は、同じ時期にヨハン・ゲオルク・ハーマンと出会い、私淑したことが知られる。その後、1769年にフランスに渡り、ハンブルク、ダルムシュタットを経て、シュトラスブルク(ストラスブール)に到着したヘルダーは、ゲーテとの決定的な邂逅を経験した。大きな影響を与えたゲーテとともに、ヘルダーは「疾風怒濤(シュトルム・ウント・ドランク)」運動を推進するとともに、プロイセン王立ベルリン学術アカデミー(ベルリン・アカデミー)の懸賞課題に応えて執筆した『言語起源論』を1772年に公刊して、その名を轟かせる。 1776年にゲーテの尽力でヴァイマールの宗務管区総監督・主任牧師に迎えられたヘルダーは、主著『人類歴史哲学考』(1784-91年)を執筆・公刊したが、旧師カントから厳しい批判を浴びた。1799年に公刊された本書は、その表題が示しているとおり、カントの『純粋理性批判』(初版1781年、第2版1787年)に対する「批判」──「批判の批判」としての「超批判(メタクリティーク)」である。 各章は『純粋理性批判』のテクストを引用し、それに批判的なコメントを加えたあと独自の考察を展開する、という構成になっている。その主張は「思惟し、意志し、理解し、感覚し、理性を訓練し、欲求するのは、同一の魂である」(一元論テーゼ)、「人間の魂は、言葉とともに思惟する」(理性即言語テーゼ)の二つに要約できる。これらのテーゼを、ヘルダーはスラングを多用した独特な文体で、時には嘲笑を交えながら展開した。 本書は、程なく勃興するドイツ観念論の先駆をなしている。そうした重要な役割を演じた著作の本邦初訳を、ここに文庫版でお届けする。 [本書の内容] 第一部 悟性と経験 序 文 1 題名と序論 2 いわゆる超越論的感性論の超批判 3 いわゆる超越論的分析論の超批判 4 純粋悟性概念の図式論 5 純粋悟性のすべての原則の体系の超批判 6 観念論と実在論について 7 あらゆる現象の隣および背後にある物自体について 付 録 経験的悟性使用を超越論的悟性使用と混同することによる反省概念の多義性について 第二部 理性と言語 8 超越論的弁証論の超批判 9 純粋理性の誤謬推理について 10 純粋理性の二律背反について 11 純粋理性の理想について 12 理性の統制的使用について 13 純粋理性を訓練することについて 14 純粋理性の規準について 15 純粋理性の誤った批判 付 録 純粋理性の批判的学部についての最新情報 -
〈種〉の超克 生命の再生産とその欺瞞
本書の副題にある「生命の再生産」という言葉を目にするとき、何を思い浮かべるでしょうか。 親から子どもが生まれ、その子どもが成長して親となり、またその子どもが生まれる、という世代の連鎖でしょうか。それとも死者の生まれ変わりとしての生者というようなイメージでしょうか。取り沙汰されることの多い「少子化問題」を思い浮かべる人もいるかもしれません。 出生数の減少が社会に負の影響を及ぼしている、という議論がなされています。そこでは、「生むこと」をしない人が増えたことに危機感を抱き、次世代に対する責任が説かれたり、「生むこと」をめぐる個人を取り巻く環境を整備する必要性が訴えられたりします。 しかし、本書は「生むこと」を「人類の存続」や「社会の繁栄」や「種の繁殖」といった大義のために「当たり前に必要なこと」とは考えません。「人類」や「社会」や「種」を構成する人々の数が増えるか否かという尺度で「生まれること」を意味づける考え方から距離を置き、「生まれること」をそれ自体として意味づけることを試みるのです。そのためには、各々の経験の個別性や唯一性を捨象せず、どのような経験をした人にも共通して開かれた地平で「生まれること」について考えなければなりません。 本当は誰にとっても関わりのある「生命の再生産」という問題をマルクスに立ち戻ってそれ自体として考察する中で、フォイエルバッハや田辺元といった者たちの思考を再検討する本書は、マルクスの思考には今日の重要な課題である「人新世」の始まりやエコロジーに通じるものがあることを明らかにするでしょう。 『高群逸枝の夢』で注目を集めた著者が満を持して放つ渾身の論考がついに姿を現します。 [本書の内容] 第一章「息子たちは父をもたない」 1 誕生以前の生き物は己の生まれる夢を見るか? 2 父でなく、父たること 3 二人のルイ 第二章 資本、父と子、自己増殖 1 算術への反乱 2 自己増殖する怪物 3 再生産論再考 4 「人類の不死性」をめぐる対話 5 「神学者」マルクス 第三章 労働の彼方 1 宿命の名の下に――自然と人間の物質代謝 2 時間の弁証法 3 「自由の国」の必然性 4 労働は永遠に? 5 幽霊的労働 第四章 種と性とフォイエルバッハ 1 二人の「類」(1)――マルクス 2 二人の「類」(2)――フォイエルバッハ 3 種としての個体 4 想像の集合体 5 「超人への橋」、種の終わり 第五章 幼虫の形態学 1 「人間の生成」 2 田辺元、否定のロンド 3 運命の夜、偶然の星 4 種のメタモルフォーゼ 5 出会いの系譜学 -
展望と開運2026
驚きの的中率を誇る爆発的大人気シリーズの究極の人生指南書! この本と出会って「人生が変わった」「もう迷わない」と感謝の声多数! 仕事、健康、恋愛、お金、人間関係、マネジメント、社会情勢、転職・就職、目標達成、政治、お悩み解決など、今日から使える未来の情報が満載。 【過去の的中事例】 2024年「南海トラフ臨時情報発表」 2023年「ワグネルの反乱」「記録的大雨被害」ほか 2022年「ロシア・ウクライナ戦争」ほか 2021年「菅首相の退陣表明」ほか 2020年 「コロナショックによる大波乱」ほか 2019年 「米中貿易摩擦の激化」ほか 2018年 「南北首脳会談」「コインチェックのNEM流出事件」ほか 毎年、数々の出来事を的中させてきた話題のシリーズ最新版。政治、経済、社会の展望を示すとともに、個人の開運を明快に指南する未来の解説書。 【ポイント】 本書は、一白水星から九紫火星まで星ごとに、年間のバイオリズム、運勢のポイント、マーケット&マネジメント、健康と恋愛、月ごとの運勢、そして吉方表など内容は深く細部にわたり解説。他の運勢本と大きく異なり、個人の運勢だけでなく世界情勢から政治・経済を具体的に予測し、仕事や事業に有益な情報を今後の動向とともに紹介。一般の方だけでなく、企業の経営者・管理職やビジネスパーソンまで使える必携の一冊。 -
キリスト教綱要 初版
本書は、フランス東北部ピカルディーに生まれ、スイスで宗教改革を実践して改革派を指導したジャン・カルヴァン(1509-64年)の名を知らしめた主著の初版です。 パリに出たカルヴァンは、マルティン・ルター(1483-1546年)によって推進されていたドイツの教会改革の影響を受けながら人文主義を身につけたあと、オルレアン、次いでブルージュで法学を修め、パリに戻って聖書の言語の研鑽を積みました。転機が訪れたのは1534年。この年の10月にフランスで「檄文事件」が起き、パリの町中にミサに対する攻撃的な文書「教皇のミサの恐るべき、重大な、耐えがたい弊害について真正な諸箇条」が貼り出されました。これに激怒したフランソワ1世は宗教改革者8名を焚刑にし、カルヴァンはスイスのバーゼルへの亡命を決意するに至ります。この地でキリスト教信仰の内容を概説するためにカルヴァンがラテン語で書き上げ、1536年に初版が公刊されたのが、本書にほかなりません。 本書は、ルターの宗教改革が第一段階である「破壊」だったとすれば、第二段階にあたる「形成」の基礎となりました。その根底にあったのは若き日のカルヴァンが身につけた人文主義的な知識とセンスであり、それが本書を唯一無二のものにしています。そうして改革派の基盤をなすことになった本書は、「福音主義」や「予定説」の名とともに広く知られるようになりました。その代表が『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』(1904-05年)でカルヴァンとカルヴィニズムを「禁欲的プロテスタンティズム」の諸類型の一つとして取り上げたマックス・ヴェーバー(1864-1920年)でしょう。 本書は出版されると増刷を繰り返し、カルヴァン自身はフランス語版を出版した上、改訂の作業に取りかかります。改訂は5回にわたり、初版では全6章だったものが、最終版(1559年)では全80章に及ぶ巨大な書と化しました。日本語訳で1600頁に及ぶ最終版は簡単に手を出せるものではありませんが、初版は分量の点のみならず、のちにさまざまな展開を見る思想の原型を見出せる点、そしてカルヴァンの聖書解釈の技巧を知ることができる点で、最良の入門となることでしょう。初の文庫版となる新訳を、ここにお届けいたします。 [本書の内容] 〔献 辞〕 第一章 律法について、十戒の説明を含む。 第二章 信仰について、使徒信条の解説を含む。 第三章 祈りについて、主の祈りの講解を含む。 第四章 サクラメントについて。 第五章 これまで世の人々によってサクラメントと考えられてきた残りの五つのサクラメントはサクラメントではないことを証明し、ならば何であるかを明らかにする。 第六章 キリスト者の自由、教会の権能、国政について。 -
〈世界史〉の哲学
シリーズの最初の巻「古代篇」では、〈世界史〉の中のミステリー中のミステリー、イエス・ キリストの殺害が、中心的な主題となる。もし、〈世界史〉の中で、われわれの現在に最も大きな影響を残した、たった一つの出来事を選ぶことが求められれば、誰もが、迷うことなく、イエス・キリストの十字架上の死を挙げることになるだろう。 どうして、イエス・キリストは殺されたのか? どうして、たった一人の男の死が、これほどまでに深く、広い帰結をもたらすことになったのか? われわれの現在を、社会学的な基礎において捉えるならば、それは「近代社会」として規定されることになる。近代化とは、細部を削ぎ落として言ってしまえば、西洋出自の概念や制度がグローバル・スタンダードになった時代である。その「西洋」の文明的なアイデンティティは、キリスト教にこそある。とすれば、キリストの死の残響は、二千年後の現在でも、まったく衰えることなく届いていることになる。キリストの死は、どうして、これほどの衝撃力をもったのだろうか? イエス・キリストは、わけのわからない罪状によって処刑された。その死は、今日のわれわれのあり方を深く規定している。必ずしもクリスチャンではないものも含めて、その死の影響の下にある。どうしてこんなことになったのか?…… (「まえがき」より) -
感性の時代
亡国の論理・弁証法との訣別の書.巨大組織と科学技術の支配の下で,盲目的服従を余儀なくされている現代人の心の中に,今,理性への不安が渦巻いている。理性と物質的欲望を原理として,亡国・対決の論理と化した弁証法の哲学から,人類が逃れ出る道は,生命の本質である感性を原理とした根元的統一の論理をおいて他にはない。本書は21世紀の思想「感性論哲学」が,国際紛争と非行に悩む世界の知性に,原理的反省を呼びかける,独創的な「歴史哲学」である。 (本書は1986/4/1に思風庵哲学研究所より刊行された書籍を電子化したものです) -
パルメニデス 錯乱の女神の頭上を越えて
「あるはある あらぬはあらぬ」――遺された断片を読み解き、哲学史上最大の謎に迫る、大家による哲学ミステリー! 紀元前五世紀前半に活躍したパルメニデスの詩的断片をめぐって後世になされた数多の解釈は、どれも道を踏み誤っている。遺されたテクストを丹念に読み直し、「あるもの」をめぐるすべての論証を「帰謬論法」として捉えてみれば、「あらぬものはあらぬ」と、否定に否定を重ねる道の彼方で、「あるもの」の本性に肉迫することができるだろう――。最新の考古学的発見をも参照しつつ、政治家・立法者でもあった哲学者の全貌を復元せんとする独創的な試みは、やがて誰も予想しなかった意外な結末へと辿り着く。古代哲学最大の難問を解き明かす、著者畢生の書! [目次] プロロゴス 第一章 海上を放浪する国 第二章 序歌 第三章 真理の道 第四章 思惑の道 第五章 二つのヘーローオン エピロゴス パルメニデス断片テクストならびに翻訳 注 参考文献 事項索引 人名索引 -
人口の経済学 平等の構想と統治をめぐる思想史
かつては「人口爆発」が、そして現代では「人口減少」が、重大な危機として社会に浮上している。 人口が増えたり減ったりすることは、社会においていかなる問題として捉えられてきのか。 経済学の歴史を振り返ると、それは制度や統治という問題圏と常に重なり合いながら論じられてきた。 本書はそれの道のりを、社会思想史の底流にある大きな流れとして描き出す挑戦である。 人口というものは、とりわけ現在の日本において喫緊の問題となっているが、それはわたしたちが社会をいかなるものとして捉え、統治するかという問題と表裏一体となっている。 アダム・スミス、マルサス、ミル、ケインズ――本書でたどる彼らの思想的格闘のあとは、いまわたしたちがまさに直面する危機を考えるにあたり、見逃すことのできない発見をもたらすだろう。 【本書の内容】 序文 第一章 重商主義の時代 人口論の射程の広さとデータ主義の起源 1.はじめに 2.ペティ:人口を測る 3.重商主義と人口 4.おわりに 5.補説:ベーコン主義 第二章 スミスの時代 自由と平等の条件と、経済学の生成 1.はじめに 2.モンテスキュー 3.ヒューム・ウォーレス論争 4.ステュアートとケイムズ卿 5.スミス 6.おわりに 第三章 マルサスと古典派経済学 フランス革命後の統治論の平等論的転回 1.はじめに 2.コンドルセとフランス革命 3.ゴドウィンとフランス革命 4.マルサス 5.リカードウ 6.J・S・ミル 7.おわりに 第四章 ケインズと転換期の経済学 人口減少論の勃興 1.はじめに 2.マーシャル 3.優生学 4.ケインズにおける人口変動 5.成長理論と人口:ハロッドとソロー 6.おわりに 第五章 現代の経済学 人口法則とその統治論的含意 1.はじめに 2.人口転換論 3.現代経済学と人口論 4.世代間所得移転 5.経済の成長と長期停滞 6.おわりに 結語 注 参考文献 -
極限の思想 ハイデガー 世界内存在を生きる
大澤真幸・熊野純彦両氏の責任編集による叢書「極限の思想」第4弾!「自らの思考を極限までつき詰めた思想家」たちの、思想の根源に迫る決定版。21世紀のいま、この困難な時代を乗り越えるには、まさにこれらの極限にまで到達した思想こそ、参照に値するだろう。 本巻は『存在と時間』の精密な読解を通して、ハイデガーの思想の精髄にせまる! ハイデガー自身が執筆し公刊された唯一の体系的な著作にして、未完の大著『存在と時間』。難解をもって鳴るこの哲学書をどう読むべきか。 「私たちがそれぞれそうであるところの存在者」を「現存在」と呼び、また、私たちが「世界の内にある」在りようを「世界内存在」と呼ぶ。このように、さまざまな概念を次々に出しながら、ハイデガーが分析しようとしたこととは何だったのか。私たちがそれぞれの「私」を生きているとはどういうことか。本来的な自己とは。――その哲学的果実を味読する力作。 【目次】 第一章 『存在と時間』という書物 第二章 世界の内にあること 第三章 空間の内にあること 第四章 他者と共にあること 第五章 ひとりの私であること 第六章 本来的な在りかた 第七章 自己であること 終章 世界内存在を生きる -
極限の思想 ドゥルーズ 内在性の形而上学
大澤真幸・熊野純彦両氏の責任編集による新たな叢書、刊行開始!「自らの思考を極限までつき詰めた思想家」たちの、思想の根源に迫る決定版。21世紀のいま、この困難な時代を乗り越えるには、まさにこれらの極限にまで到達した思想こそ、参照に値するだろう。 ドゥルーズは20世紀を代表する哲学者だ。難解にもかかわらず、人の心を魅了する力がある。「ドゥルーズは哲学史の空間を高速で飛び回る青白い鬼火だ」と著者は言う。その魅力とは、どのようなものなのか。 たとえば「存在の一義性」という場合、その概念の祖であるドゥンス・スコトゥスの理解をふまえながら、スピノザ、ニーチェと、普通の読みではつながらない流れに系譜を通じさせてドゥルーズ的な配置をつくりあげる。そこにドゥルーズの哲学の創造がある。それを、とくと観賞しよう。 『差異と反復』『意味の論理学』『アンチ・オイディプス』『千のプラトー』などなど多彩な著作群に鳴り響いている通奏低音を感じ取るために、その「鑑賞の手引き」たらんとする力作! 【目次】 第一章 ドゥルーズという烽火 第二章 存在の一義性という革命 第三章 前哨としての内存在 第四章 ドゥルーズと狂気 第五章 表面という魔物 第六章 特異性と個体性の相克 第七章 無人島と可能世界 -
極限の思想 ニーチェ 道徳批判の哲学
大澤真幸・熊野純彦両氏の責任編集による新たな叢書、ついに刊行開始!「自らの思考を極限までつき詰めた思想家」たちの、思想の根源に迫る決定版。21世紀のいま、この困難な時代を乗り越えるには、まさにこれらの極限にまで到達した思想こそ、参照に値するだろう。 本書は、ニーチェの道徳批判に焦点を当てる。ニーチェは道徳を批判した。今ある道徳を改善するためではない。われわれの道徳意識を「キリスト教道徳」と規定し、これに対して一切の価値転換を迫る。では、なぜ批判したのだろうか。正義や同情をどう考えればいいのだろうか。主として『道徳の系譜学』を中心に読み解き、ニーチェ哲学の魅力と射程に迫る。 -
不自由な脳
2015年に脳梗塞を発症し、高次脳機能障害と診断されたルポライターの鈴木大介と、長年リハビリテーションセンターに勤めた経験を持つ臨床心理士の山口加代子による対談を、日本臨床心理士会の協力を得て書籍化。当事者と心理師の目線から中途で障害を負うということについて語り、支援の在り方を問う。 高次脳機能障害者の日々の生活において、症状がどのような現れ方をするのかが当事者感覚をもって具体的に語られ、さまざまなエピソードには、神経心理学の視点からの解説も加えられる。目に見えない障害とも言われる高次脳機能障害の症状と、そこから生じる日々の生活上の困り感や心理的反応について、周囲の人が理解する手助けとなるよう構成されている。 心理職のみならず、リハビリに携わる専門職や福祉サービスの現場の人たちが支援を考える上で必須となる一冊。同じような困り感を抱える当事者やその家族にも読んでもらいたい。 -
覚醒の炎―プンジャジの教え
ラマナ・マハルシの直弟子で、世界中の数知れない探求者たちを真我に目覚めさせたプンジャジ。 お読みいただければわかると思いますが、マハルシに比べて現代感覚で語られていて、より真我(本当の自己)の把握に近づきやすいです。ある面で親しみやすいです。 真我の本質や真我へ至る方法がわかりやすく書かれています。 「ひとたびこの空の一瞥を得れば、あなたはサンサーラ、つまり世界の現れがあなた自身の投影でしかないことを知って、いつも幸せに生きることだろう。」 著者について ●シュリー・H・W・L・プンジャ 1913年10月13日、現在はパキスタンとなっているパンジャブ地方の小さな村で生まれた。6歳のときに3日間、真我の直接体験に没入。1944年、31歳のとき、ラマナ・マハルシと出会い、その臨在のもとで覚醒を得る。1966年に引退するまでさまざまな仕事に就き、家族を養い、一家の長としての務めを果たした。 やがて、インド北部の町ラクナウに腰を落ち着け、毎日サットサンをおこない、世界中から訪れてくる探究者たちに“尊敬するお父さん”という意味の「パパジ」の名で呼ばれるようになる。1997年9月6日、逝去。 -
視覚文化「超」講義
映画、ゲーム、アニメ、PV、アート、CG、マンガ…… 本書が初の著書となる石岡良治がその博覧強記ぶりを存分に発揮し、ハイカルチャー/ポップカルチャーの枠組みを超えて視覚文化を語る! 写真や映画の発明とともに大きく変貌した近代から、デジタル画像や動画に至るまで様々な「視覚イメージの記録可能性」が増大し続けている。制作や操作も身近になって、視覚文化そのものが大きな変貌を遂げている。本書は、ありえないほど情報過多な現代の状況を踏まえ、個別領域の知の体系的な密度より、時代と対象領域の広がりと歴史性を重視し、分野間の横断性を強く意識した構成となっている。消費社会における様々な「カルチャー」としての視覚文化を分析することを目指すため「視覚文化」をあえて輪郭を曖昧にすることで考察しようとする。 現代の視覚文化を捉えるには、複数の速度、複数の歴史を「アクセルとブレーキ」ではなく「ギアチェンジ」していくモデルが求められるのではないか、と石岡は言う。わたしたちは消費ではないかたちで視覚文化とつき合うことは可能だろうか。文化のめまぐるしい速度変化にどのように対応すればよいのか? 動画以降の世紀を生きるための、ポピュラー文化のタイム・トラベル。石岡の圧倒的な知識を支える巻末の参考文献リストも圧巻! 「文化の民主化」が徹底されつつある今、まさに必読の書が現れた。 ── 國分功一郎(巻末特別対談より) 伝説の男が、「日本最強の自宅警備員」と呼ばれるあの男がついにその重い腰を上げた……! 本書をもって世界は知ることになるだろう、本物の知性と本物の情熱の存在を。そして、石岡良治氏だけが両者をあわせもつことを。 ── 宇野常寛 万事に賛否両方の論を用意して丁寧に論じていく、多分著者の身についたバランス感覚で、知らない人間を置き去りに自分の好みばかりに熱中して語る「サブカル」論者に通有の一人よがりとは無縁。さわやかだ。 ── 高山宏 -
「私」は脳ではない 21世紀のための精神の哲学
今、世界で最も注目を浴びる哲学者マルクス・ガブリエル。大ヒット作『なぜ世界は存在しないのか』の続編にして、一般向け哲学書「三部作」の第2巻をなす注目の書が日本語で登場です。前作と同様に目を惹きつけられる書名が伝えているように、本書が取り上げるのは昨今ますます進歩を遂げる脳研究などの神経科学です。それは人間の思考や意識、そして精神は空間や時間の中に存在する物と同一視できると考え、その場所を特定しようと努めています。その結果は何かといえば、思考も意識も精神も、すべて脳という物に還元される、ということにほかなりません。でも、そんな考えは「イデオロギー」であり、「誤った空想の産物」にすぎない、というのがガブリエルの主張です。「神経中心主義」と呼ばれるこのイデオロギーは、次のように主張します。「「私」、「意識」、「自己」、「意志」、「自由」、あるいは「精神」などの概念を理解したいのなら、哲学や宗教、あるいは良識などに尋ねても無駄だ、脳を神経科学の手法で―─進化生物学の手法と組み合わせれば最高だが―─調べなければならないのだ」と。本書の目的は、この考えを否定し、「「私」は脳ではない」と宣言することにあります。その拠り所となるのは、人間は思い違いをしたり非合理的なことをしたりするという事実であり、しかもそれがどんな事態なのかを探究する力をもっているという事実です。これこそが「精神の自由」という概念が指し示すことであり、「神経中心主義」から完全に抜け落ちているものだとガブリエルは言います。したがって、人工知能が人間の脳を超える「シンギュラリティ」に到達すると説くAI研究も、科学技術を使って人間の能力を進化させることで人間がもつ限界を超えた知的生命を実現しようとする「トランスヒューマニズム」も、「神経中心主義」を奉じている点では変わりなく、どれだけ前進しても決して「精神の自由」には到達できない、と本書は力強く主張するのです。矢継ぎ早に新しい技術が登場してはメディアを席捲し、全体像が見えないまま、人間だけがもつ能力など存在しないのではないか、人間は何ら特権的な存在ではないのではないか……といった疑念を突きつけられる機会が増している今、哲学にのみ可能な思考こそが「精神の自由」を擁護できるのかもしれません。前作と同様、日常的な場面や、テレビ番組、映画作品など、分かりやすい具体例を豊富に織り交ぜながら展開される本書は、哲学者が私たちに贈ってくれた「希望」にほかならないでしょう。[本書の内容]序 論I 精神哲学では何をテーマにするのか?II 意 識III 自己意識IV 実のところ「私」とは誰あるいは何なのか?V 自 由 -
解読 ウェーバー『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』
これならわかる!『プロ倫』はなにを解き明かしたのか? いま受け取るべきメッセージはなにか?超難解書の全体像と核心が明快にわかる、驚異の解説書が登場。これが、ウェーバーの言いたかったことだ!《冒頭10頁強で、ウェーバーってどんな人&『プロ倫』のあらすじが、ざっくりわかる!》《基礎知識から "ライバル" ゾンバルトやマルクス主義とのわかりやすい対比まで、たのしくわかるコラム満載!》『プロ倫』は「プロテスタンティズムと資本主義の発展の関係」を論証したとされるが、本当にその試みは成功していたのだろうか? いまなお読み解くべき意義があるのだろうか? そんな素朴かつ核心的な問いをスタート地点にして、ウェーバーの論考のエッセンスを、クリアーで平明な文章で徹底解説。宗教改革によって勃興したプロティスタンティズムは、「天職」という概念や、神が誰を救うか/救わないかをすでに決めているという「二重予定説」なる教説を生み出した。快楽を排しひたむきに貨幣獲得に生きがいを見いだすような精神が生まれ、資本主義社会が発展していくが、しかし資本主義が爛熟すると崇高な精神が失われてしまう――ここに、ウェーバーの問題意識の核心があった。そして、その問いと思考は、現代における新保守主義という思想と響き合うものだった。市場経済の発達が加速度を増し、その行く末を誰も見通すことができなくなりつつあるいまこそ、近代とは、資本主義とはなにかを正面から考えた『プロ倫』のエッセンスを読もう!【本書の内容】序章 ウェーバーってどんな人?第1章 「問題」はどこにあるのか?第2章 資本主義の精神とはなにか?第3章 「天職」の概念が生まれた第4章 禁欲的プロテスタンティズムの倫理とはなにか? -1-第5章 禁欲的プロテスタンティズムの倫理とはなにか? -2-第6章 天職倫理と資本主義第7章 現代社会で生きる術を考える補論 -
野生の科学
ガリレオ、デカルト以降、現代の原子核物理に至る近現代の「科学」=客観科学は、「自然」を人間の外部としてコントロールしようとします。レヴィ=ストロースはそれを「家畜化」と名付けました。その科学技術は、昨年この国で大惨事を引き起こしました。「科学」が覇権を握る近現代において、人類学や民俗学だけが、「科学」に細々と抗い、「野生型」の知識の豊かさが無尽蔵にあることを、明らかにしようとしてきました。その精神を引き継ぎ・発展させ、豊かで、具体的で、世界・自然と交感する新しい科学の創造を提示していきます。本書は、「野生の科学」の精神をもって、多岐に亘るテーマを扱っていきます。「科学」を乗り越えるインターフェイスの思想。「自然過程」で働く〈不思議な環〉を組み込んだ新しい人間科学。神話的思考による「ねじれ」、贈与的「新経済学」、「穴の幾何学」による「心的トポロジー」。柳宗理「民藝」運動、深沢七郎「普遍文学」。アール・ブリュット、アール・イマキュレ、現代美術と心の構造の関係、そして曼荼羅が表現する「心そのもの」。稲荷山(京都・伏見)、甲州(山梨)、熱海をアースダイビング。その上で、「土地」と脳の関係を「野生の地図学」として抽出します。 -
不滅の意識
ユング、ガンジーが敬愛した20世紀最大の覚者! ラマナの教えの真髄を、親しみやすく、わかりやすく伝える! 大きな功績を残した初代日本ラマナ協会会長、柳田 侃 先生の最後の翻訳書! ラマナ・マハルシのティルヴァンナマライ到着百周年を祝して1996年に出版されました。人びとがすでに真我であるにもかかわらず、それを身体や心と誤って同一視している無知が災いをもたらしていること、この誤った知識を取り除くことが求められていることを、根気よく繰り返し説いています。「率直さと明快さ」が、この書物を読者に親しみやすいものにしていると同時に、マハルシの教えの基調が決して多弁にはなく、逆に沈黙にこそあるということが分かります。 -
新・臨床心理学事典 心の諸問題・治療と修養法・霊性
心の諸問題(DSM-5対応)、フロイト、ユング、行動主義、人間性心理学、トランスパーソナル心理学、統合医療、代替療法、霊性(スピリチュアリティ)、サマタ瞑想とマインドフルネス瞑想、聖者、ブッダ直説の本格仏教心理学までの厳選136テーマ収録。初学者から専門家まで分かりやすく読める新時代の臨床心理学事典の決定版。 【本書の5つの特徴】 1. 臨床心理学と霊性の重要な知識を一冊で読める 2. 初学者でも楽しく読め、なおかつ質の良い知識を提供する 3. 心に関する幅広い知識を学ぶことができること 4. 伝統を理解すること 5. 仏陀の直説のエッセンスを学べる -
主体性とは何か?
実存主義哲学者としてはもちろん「左翼」の精神的支柱として有名な著者による、待望の新刊。サルトルが1961年の12月にローマのグラムシ研究所で行なった講演(「マルクス主義と主体性」)がついに刊行された。フランス語では長らく未刊であったが、講演のみならず、その後の討議録もあわせて収録(フレドリック・ジェイムソンによる巻末の解説も秀逸)。サルトルは、1940年代の後半に『存在と無』にもとづいて具体的倫理学を構想したものの、頓挫し、その草稿は『倫理学ノート』の形で残された。一方、1960年に刊行された『弁証法的理性批判』第一巻における歴史や社会に関する基礎的考察を経て、1960年代に入って構想されたのが「第二の倫理学」であり、『主体性とは何か』は、その序論部分に相当するものといえる。マルクス主義においては客観性が重視され、主体性が蔑ろにされがちだが、各人の行為において重要なのは「主体性の問題」であるというのがサルトルの基本的スタンスであり、本書では、仮想敵としてルカーチをとりあげてゆく――。マルクス主義哲学からバタイユやドゥルーズの問題系へとつながる、主体性をめぐる幻の講演録! -
CRAFT 薬物・アルコール依存症からの脱出
CRAFT(クラフト)とは,Community Reinforcement and Family Trainingのことで日本語に訳すと「コミュニティ強化と家族訓練」となる。CRAFTは,依存症者の家族を対象にしたプログラムとして開発されたものであり,治療困難な薬物・アルコール依存の問題が社会問題化している現在,当事者と家族への有効な援助技術として注目されている。 本書は,わが国でCRAFTを実践する著者らが,依存症から抜け出すための秘訣を段階を追ってワークブック形式で解説したものである。このプログラムは,認知行動療法という心理療法の技法に基づいて行われ,参加した多数の家族が,本人を治療につなげることに成功している。問題行動の分析,家庭内暴力の予防,コミュニケーションスキルの改善,イネーブリングを止め,望ましい行動を増やす,本人に治療を勧める,等,全7回のプログラムによって,当事者と家族の関係を修復し,社会復帰へとつなげる画期的な治療マニュアルである。 -
ビッグクエスチョンズ 倫理
『ビッグクエスチョンズ』は、人類の歴史を通して、 探究心旺盛な人々を悩ませてきた科学や哲学の大疑問に対し、 一流の専門家が回答するシリーズです。 「親しみやすく簡潔に」という編集方針により、その分野を概観しつつ、 最新の知見を身につけることができます。 倫理(ethics)が扱うような正しいことと間違っていること(right or wrong)に関する問題は 人々や企業の行動の規範として近年ますますその重要性を増しており、 倫理について私たち一人一人がどのように考えるかは、 いまや避けては通れない問題であると言えます。 世界19カ国で刊行されたロングセラー『100の思考実験:あなたはどこまで考えられるか』 (紀伊國屋書店、2012)で知られる哲学者のジュリアン・バジーニは、 現代において倫理が抱える問題を、20のシンプルな問いにまとめています。 バジーニは、それらの問いに対してどのように答え得るかを最初に検討した上で、 それらの問いが私たちにとってどのような意味を持つのか、そしてそれらが 私たちの人生における選択にどのように影響しているのかについて、 様々な知見の紹介を交えつつ、平易な言葉遣いで考察していきます。 本書で問われている問いには次のようなものがあります。 「テロは正当化できるのか?」 「弱者の救済は必要なことか?」 「セックスは道徳的なことか?」 「どうして差別してはいけないのか?」 「自由市場は公正(フェア)か?」 「責任を持つとはどういうことか?」 「正しい戦争はあるか?」 本書は徹底的に読みやすさを重視し、専門的な記述は可能な限り避けて作られています。 したがって読者は、本書の説明を理解するために難解な専門用語を あらかじめ知っておく必要はありません。 必要なのは、「当たり前だ」と思っている自らの価値観を一度疑ってみること。 するとそこに多種多様な考えるべき問題が姿を現し、世界は謎に満ちた存在として あなたの前に立ち現れてくるでしょう。 そのとき、正しいことと間違っていること(right or wrong)を巡る目眩く探求の旅は、すでに始まっているのです。 -
ビッグクエスチョンズ 哲学 (THE BIG QUESTIONS)
『ビッグクエスチョンズ』は、人類の歴史を通して、探究心旺盛な人々を悩ませてきた科学や哲学の大疑問に対し、一流の専門家が回答するシリーズです。 「親しみやすく簡潔に」という編集方針により、その分野を概観しつつ、最新の知見を身につけることができます。 古今東西・老若男女、誰もが関心を持たずにはいられない、最も身近で最も難解な学問。それが哲学です。 難解で役に立たない試みだと批判されたかと思えば、素晴らしく魅力的で知的好奇心を深く満足させるものだとして特別視されたりする。 この哲学において問われる様々な問いは、過去数千年に渡って様々な哲学者たちが取り組んできたものであり、現代の私たちにとって最も手に負えないものの一つであると同時に、 最もダイレクトに私たちの人生に関わるものでもあります。 『ビッグクエスチョンズ 哲学』は、そういった哲学における最も基本的な問題のうちの いくつかについて考える、とてもコンパクトなガイドブックです。 本書のなかで問われている問いと、それに対して提示されている答えは、いずれも現代において最新の知見を反映したものとなっています。 したがって読者は、本書を読み進めることによって現時点における最新の哲学の状況を概観することができます。 本書で問われている問いには次のようなものがあります。 「精神とは何か?」 「私たちは自由なのか?」 「空間を埋めているものとは?」 「なぜ何もないのではなく何かがあるのか?」 「死は恐ろしいものなのか?」 「美とは何か?」 著者のサイモン・ブラックバーンは、これらの問いが何を意味しているのかをまず明らかにしたうえで、哲学者たちがそれらの問いに対してどのように答えを出そうとしてきたかについて説明しながら、読者を知的探求の旅に導いていきます。 しかしブラックバーンは、旅の行き着く先に問いの「解決」を用意することはありません。 なぜなら哲学においては自然科学や数学とは異なり、完璧に解決された問いなどそもそも存在しないからです。現代の新しい世代の哲学者たちが試みていることも同様で、問いそのものを解決しようとすることではなく、問いについての新たな理解を得ることです。 -
坂口恭平のぼうけん
行け、行け、恭平! 0円ハウス、都市型狩猟採集生活、独立国家の原点がここに。パリ・ロンドン・東京を駆け巡る、著者25~26歳の冒険日記を完全収録。日々のごはんがおいしそうな匂いをたて、本は思想を語り、音楽が本来の音を鳴らす――。読み手の心に生きる喜びを灯す青春の記録。パソコンもなく、風呂もなく、エアコンもなく、文章を書く習慣もなかった著者が、「私・自分・僕」と語り口を変えつつ、まんが喫茶でつづる日記で文章を鍛える。ホームページと自分の本(著作)という分身を手に、偶然のような必然の出会いに導かれるように「どうせうまくいく」の境地で活動の場を広げていく。泣いても笑っても戻ることのないあの頃……、読み手の心にそれぞれの25歳を思わせずにはおかない、最新刊にして、すでに懐かしい一冊。00年代の青春日記としても痛快無比! -
斜め論 ――空間の病理学
ケアは、どうひらかれたのか? 「生き延び」と「当事者」の時代へと至る「心」の議論の変遷を跡付ける。垂直から水平、そして斜めへ。時代を画する、著者の新たな代表作! 自己実現や乗り越えること、あるいは精神分析による自己の掘り下げを特徴とする「垂直」方向と、自助グループや居場所型デイケアなど、隣人とかかわっていくことを重視する「水平」方向。 20世紀が「垂直」の世紀だとすれば、今世紀は「水平」、そしてそこに「ちょっとした垂直性」を加えた「斜め」へと、パラダイムがシフトしていく時代と言える。本書は、ビンスワンガー、中井久夫、上野千鶴子、信田さよ子、当事者研究、ガタリ、ウリ、ラカン、ハイデガーらの議論をもとに、精神病理学とそれにかかわる人間観の変遷を跡付け、「斜め」の理論をひらいていこうとする試みである。著者は、2015年のデビュー作『人はみな妄想する』でラカン像を刷新し、國分功一郎、千葉雅也の両氏に絶賛された気鋭の精神医学者。デビューから10年、新たな代表作がここに誕生する。
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