例を見ていて、共感する。育てられたように、育てようとしてしまう。しかし、それは大きな問題をはらんでいる。著者の厳しくも愛ある言葉。子育ての教科書にすべきなんじゃないかな。子どもの感情を受け止め、支えるになる。子どもが感情をもち、表現できる環境で育てる。子どもとどっぷり関われるのはほんのわずかな時間と
...続きを読む考え、できる限りの関わりをしたいと思った。
メモ
感情を育てる義務、子どもを愛する覚悟
わたしたちの誤解。優しく思いやりのある大人になるには、子ども時代も思いやりのある子どもでいることが必要だと思い込んでいること。
人の迷惑顧みずのエネルギー=生きる力。幼児でも、自己中心的で自分の身体から出てくるエネルギーのまま感情を表出することが健康。子どもたちがちゃんと自分の感情を感じることが大事。
いらいらしたり、むしゃくしゃしたりするネガティブな感情も、ママに支えられると、それは安全な感情として抱えられるようになるのです。抱きしめるって、そういう意味でもあるのです。
幼い子どもが、自分を守るために、必死に攻撃的、乱暴になりながら生きていくと、結局はそれをまた叱られて、だめな子、悪い子というレッテルを貼られてしまうことにつながりますから、かわいそうなことです。
子どもが興奮しているときに、刺激をするともっと興奮してしまうようなとき、そういうときは少し、距離を置いて放っておくことは必要です。(略)放っておきながらも様子を見て、子どもを抱き寄せるタイミングを測っているのです。