あらすじ
「ママじゃないといや!」「買って、買って!」「いま食べる!」……言いだしたらきかない。でも言いなりになるのも……。しつけとは何か? 多くのママたちが、子どもの「いや」を前にして、どう関わればいいのか自信がもてず困惑しています。ママたちの質問に答えながら、理論に基づいた具体的なしつけ方をアドバイス!
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Posted by ブクログ
子供は生存本能として「イヤ」を発している、それがいやいや脳。
もう一方で成長につれて、おりこう脳が出来ていくと、イヤをコントロールできるようになる。
生存本能に必要なイヤを、無理に封じて、大人の都合でコントロール我慢させると別の箇所に歪みがでる。
イヤを封じ込めず、「〇〇できなくてイヤだね〜」と気持ちを代弁してあげて、理解の姿勢を取ること。
また、イヤの裏側にある生存本能に着目し、安心・安全を与える(受け入れてバグなどをする)ことで、イヤイヤは治まるというお話。
そりゃ生存本能でイヤイヤしているんだから、安心を与えたら治まるよね〜、いい内容です。
Posted by ブクログ
具体的なメソッドが書かれていて読みやすい。どんな状況においても、「枠」は変えないことが肝心である、と勉強になった。そうはいえ子育ては紆余曲折。メソッドは何かあったときに寄りかかるお守りのように。ギリギリの時に読むと自信を失いそうなので、自分に余裕のある時に読めてよかった。
Posted by ブクログ
相談事例がたくさんあり、アドバイスも具体的。そして、他の方の事例だと、こうすればいいのにとか、親の要望は無理なのではと思えるという発見があった。自分が直面する問題も客観視できれば、案外たいしたことのない悩みだったり、事態を改善させるための行動は見えてくるのかもしれない。
Posted by ブクログ
もっと早くこの本に出会いたかった!!
子供の脳の仕組みがとても分かりやすく書かれていて、その後の具体例も豊富で頭に入ってきやすかった。
子育て中の友達にも勧めたい一冊。
Posted by ブクログ
いやいや脳は生きるための本能が司っている。
そこからくる子供の「イヤ」を受け止めることが大切。
しつけの枠組みは守る。
ex)→お菓子を買ってほしくて泣き喚く子供に「泣いても買わないよ!」と叱って、泣き止まずに親が諦めて買ってしまう。これが良くない。
お菓子を欲しい気持ち、泣き喚きたい気持ちをまずは受け止めて「お菓子美味しいもんね。食べたいよね。」等、声をかける。抱きしめる。しかし、枠組みは守るのでお菓子は買わない。
これが信頼関係を育む。
うろ覚えの感想。。。
「気持ちは受け止め、しつけの枠組みは守る。」これは絶対覚えといて、実践している。
なかなか難しいときもあるが、効果はある。子供が声に出して、「したいけど、我慢しなきゃ。」「危ないから、やっちゃダメだね」と自分で言い聞かせるようになった。
親としても、叱らないように言葉を選んでる間に怒りの気持ちが鎮んでいく感覚がある。
気持ちに余裕を持ちましょう❤️みたいなふんわりした言葉ばかり並べた抽象的な育児本より、具体的で事例満載で、実践しやすかった。良書。ありがとう。
子の成長と共に何度も読み返す本
子供の成長の早さに自身の常識・認識のアップデートが追いつかなくなった時、繰り返し読み返すことで子供の目線に立ち返ることができる、めじるしのような本です。
よく泣くようになった、イヤと言うことが増えた、言葉を理解してるはずなのに…など、子供の行動に「なぜ?どうして?どうしたら?」と気持ちがザワザワした時に読み返すと、子供の気持ちと接し方がわかると同時に、自身の心にもゆとりを与えてくれます。
とても良い本に出会えました。
感謝。
Posted by ブクログ
素晴らしい本に出会えて救われた気分である。私にとっての育児のバイブルは長らく「子どもへのまなざし(佐々木正美著)」だったが、我が子が2歳を迎え、それだけではカバーしきれない領域に入ってきた。保育園への登園拒否や何をするのもイヤと主張するイヤイヤ期が始まり、対処に迷っていたときに保育のプロにこの本を紹介された。
我が子のイヤイヤに波はあるが、本人の気持ちを受け止めるように心がけたところ、瞬く間にイヤイヤのレベルが下がっていった。この本に出会わずに、そのまま育児をしていたらと思うとぞっとする。
Posted by ブクログ
子どもの脳の機能(いやいや脳とおりこう脳)に着目し、乳幼児期に育てたい感情コントロールの力の基礎に焦点を当てて、Q&A形式で具体的な場面での対応を示す育児アドバイス本。
いやいや脳とおりこう脳という視点や、本書で示されるしつけのプロセスは、イヤイヤ期の子育て真っただ中の自分にとってとても参考になった。
自分は父親の立場なのだが、ちょっと母親偏重な内容かなとは思った。
Posted by ブクログ
こどものイヤに対して動物的欲求は認めたうえで、人間的欲求に従わせるということ
イヤというのは本能だからそういう動物的欲求、たとえばお菓子食べたいとか遊びたいとかそういう気持ちがあることは認めて受け止めてあげたうえで、でもそれは今じゃない、これをやったあとならいいよ、とか時間になったらいいよ、と人間的なルールを教え納得させることが大事
Posted by ブクログ
2,3歳くらいのイヤイヤ期の子供について書かれた本。
我が子は4歳を過ぎているのでもっと早く読めば良かったと後悔しています。でもとても参考になりました。
子供がぐずったら、①子供の命に関わることと②社会的に大切なことを見極めてしつけをする(親の都合ではない事がポイント)
しつけの仕方はまず、ぐずる子供に寄り添う事。そしてルールの枠組みを説明する。子供がぐずっても寄り添いながらルールを説明するを繰り返す。
やってみたら、我が子はすんなりとぐするのをやめた訳ではないのだけれども効果はありました。
とにかく子供の気持ちに寄り添うことが大切みたいです。子供にしっかりいやいや脳を機能させて発散させてあげることが、理性を司るおりこう脳を発達させるみたいです。