小俣和一郎の作品一覧

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作品一覧

2022/09/09更新

ユーザーレビュー

  • 精神医学の近現代史 歴史の潮流を読み解く
    旧優生保護法の問題を調べる中で、優生学と精神医学の関係を論じた著作は少なく、手にとった書物である。近代精神医学は主に欧州で発展してきたが、その背景に欧州の思想の流れが背景にあることを説明。それは古代ギリシア時代にも遡るが、それはさておきその思想的流れが精神医学の生物学的流れと心理学的流れに影響してい...続きを読む
  • 異常とは何か
    新書は難しい専門性の高い知見や話題を平明に広く還元することにその主眼があると思う。それを隠れ蓑に内容の薄い新書もあるがこれは違う。さにタイトル通りのことをいろいろと語っている。社会的な規範や慣習で決まってくる枠組みとその社会自体の移ろいにどういう分岐があったかそもそも今の認識はどうなのかといったよう...続きを読む
  • 異常とは何か
    異常も正常も、その時々の時代で人間が作った概念でしかない。本当はどちらも、ただそこにあるだけ。読むと、世界に対する視野が広くなる本。
  • 異常とは何か
    結局、今の時代のうつの多さも、歴史が何かしらの証明を出すんではないだろうか。あの時代は病んでいた、と。まともって何だろうと深く考えさせる一冊。
  • 異常とは何か
    発達障害当事者として、ずっと「自分は異常だ」という自覚があった。しかしうまく言語化できず、周囲と馴染めず衝突し、迷惑をかけまくって孤立した。周囲からは「個性的だが普通の人」として「普通たれ」というプレッシャーがあったし、病識のない頃は自分で自分にも「普通」を強い、40年適応できず二次障害的な精神疾患...続きを読む

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