【感想・ネタバレ】異常とは何か のレビュー

ユーザーレビュー

Posted by ブクログ 2017年12月18日

新書は難しい専門性の高い知見や話題を平明に広く還元することにその主眼があると思う。それを隠れ蓑に内容の薄い新書もあるがこれは違う。さにタイトル通りのことをいろいろと語っている。社会的な規範や慣習で決まってくる枠組みとその社会自体の移ろいにどういう分岐があったかそもそも今の認識はどうなのかといったよう...続きを読む

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Posted by ブクログ 2013年04月16日

異常も正常も、その時々の時代で人間が作った概念でしかない。本当はどちらも、ただそこにあるだけ。読むと、世界に対する視野が広くなる本。

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Posted by ブクログ 2010年09月02日

結局、今の時代のうつの多さも、歴史が何かしらの証明を出すんではないだろうか。あの時代は病んでいた、と。まともって何だろうと深く考えさせる一冊。

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Posted by ブクログ 2018年02月22日

「異常」の定義づけを試みた一冊。

同時に「正常」についても定義づけをしていき、同一の対象が、ある時は正常である時は異常となる現象を中心にして、果たしてある客体が異常な状態とはどういう「状況」なのか、から異常性について紐解く。
異常とは、正常ではない状態ではあるのだけど、そもそもその正常とは時代によ...続きを読む

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2011年06月06日

 「正常」と「異常」の境界線について現役の精神科医が論じた本。精神医学を「狂気を排除する」と主張したフーコーの説も批判的に検討されている。

 正常、健康であることが常にポジティヴ、異常、不健康であることが常にネガティヴであるというのは今も昔も同じだが、その物差しは時代ごとに変わります。現代語の「マ...続きを読む

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Posted by ブクログ 2010年06月23日

さすがに『アイヒマン調書』を訳した方。期待を裏切らず、知識が幅広く、読みながら、様々な視点、角度より、この「奥深いテーマ」について、考えさせられた。「あとがき」に記されているように「十分に語りきれなかった」部分はもちろんあるだろうが(むしろ、あって然るべきだろうが)ぜひ、続編を期待したい。

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Posted by ブクログ 2011年08月01日

まだ途中であるがなかなか読みがいがある。こういった本は買った時のモチベーションが続かないと積本になってしまうので中が必要である。正常と異常の境界はどこなんでしょうねぇ・・・?

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Posted by ブクログ 2010年05月15日

医学の立場から広く社会を見ての「異常」論。基本的に数が少ないものを異常として排除する差別のメカニズムであることが前半で述べられる。またこの本の白眉は、正常を追求していくと異常になるとか、正常と異常の裏腹の関係について述べている部分だ。正常と異常を対立するものとする弊害を取り除くためにグラデーションで...続きを読む

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Posted by ブクログ 2018年01月03日

正常と異常、これも状況によりけりで判断されるのかな。何を正常と位置付けるかで全てが変わるし、それを位置づける人がどうやって正常と異常を判断するのか。

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Posted by ブクログ 2012年01月13日

異常と正常は時代によって異なる。また、対極のものではなく、メビウスの帯のように繋がっている。正常が行きすぎると異常となる。

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Posted by ブクログ 2012年01月14日

「異常」の意味について考察した。
異常という言葉が、正常の捉え方からくるものでしかないという事が本書のメインである。
特に、正常の過剰体としての異常を強調したかったようだ(その例がナチスドイツのユダヤ人迫害であり、糞真面目なアイヒマンである。本書ではやけに強調されている)

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Posted by ブクログ 2011年05月20日

すごく興味深いタイトルだ!と思って買いました。
異常だ異常だ!じゃぁ、正常ってどういう状態?という感じで人の感覚、価値観の奥底にあるものを解き明かすべく検証が淡々と進んでいく感じ。

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