哲学・宗教・心理の検索結果
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ひと目でわかる 心のしくみとはたらき図鑑
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 心の病を支援する臨床心理学をはじめ、身近な人間関係から学校、職場、地域社会、産業・文化など、心理学の関わる広大な領域を、カラフルなイラストと簡潔な解説でやさしく学べるビジュアル図鑑。心理学の概観から始め、さまざまな心の病とその治療法を解説し、さらには実生活の中での応用を見てゆく。これから心理学を学ぼうとする人たちだけでなく、不可思議な心のしくみに関心のある一般の人たちにも、ぜひお薦めしたい一冊。 [本書の特徴] ●精神疾患を幅広く個別に解説 疾患の分類・診断を概観し、個々の疾患については、症状や診断の仕方、治療法など、押さえておくべきポイントをわかりやすく簡潔に解説。 ●さまざまな治療法の紹介 現在、治療の現場で用いられているさまざまな考え方や方法、技法を紹介。治療の枠組みの違いがよくわかり、1人ひとりの疾患に合った治療法を探せる。 ●心理学の広大な領域を網羅 臨床心理学だけでなく、恋愛関係など身近な人間関係をはじめ、学校、職場、地域社会、産業・文化に至るまで、心理学が応用されている領域を幅広く取り上げている。 ●理解を助けるカラフルなイラスト シンプルなイラストを用いて要点がうまく整理されているため、記憶に残りやすく、興味や関心が持続し、楽しみながら学習できる。 ●必要な情報がコンパクトに 1つのテーマが1ページか見開き(2ページ)にわかりやすくまとまっており、短時間で、必要な知識が網羅的に学べる。 -
インテグラル理論 多様で複雑な世界を読み解く新次元の成長モデル
本書の著者であるアメリカの思想家ケン・ウィルバーが提唱した「インテグラル理論」は、人・組織・社会・世界の全体像をより正確につかむフレームワーク。「インテグラル(統合的)」であるとは、差異の中にある共通性を大切にすること、多様性の中にある統一性を尊重することを意味します。多様化、複雑化した世界を読み解き、人・組織・社会というあらゆるセクターで存在している課題に向き合うにあたり、大きなヒントを与えてくれるものです。現実的に、私たちが生きている社会は、複雑化の一途をたどっています。昨今目覚しい発展を遂げているAIやブロックチェーン技術の台頭は、新たな恩恵をもたらす一方で、新たな課題を生み出しているのもまた事実です。こうした現実に直面した私たちに対して、「インテグラル理論」が与えてくれる示唆のひとつは、「個人の内面、そして社会・文化の発達度合い」という視点です。哲学、心理学、人類学、社会学、宗教、生物学、システム科学など多様なテーマ、ジャンルを統合的に捉えることを通して、「人・組織・社会の健全な発達のモデル」を示しました。人材開発、組織開発、事業構想、社会課題の解決・・・・・・本書が示す成長モデルは、VUCA時代のリーダーに大きな示唆を与えてくれます。 -
ビジュアル 新生バチカン 教皇フランシスコの挑戦
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 バチカンの改革を主導する教皇フランシスコの素顔に、撮り下ろし写真で迫る! ナショジオ本誌2015年8月号カバー特集「バチカンは変わるのか? ローマ教皇の挑戦」取材時の撮り下ろし写真に、教皇の言葉を添えて、新生バチカンを目指す教皇の知られざる素顔を明らかにする貴重なビジュアル書籍。 文=ロバート・ドレイパー ナショジオ本誌、「ザ・ニューヨーク・タイムズ・マガジン」「GQ」などで活躍するライター。著書に『ローリング・ストーン風雲録 アメリカ最高のロック・マガジンと若者文化の軌跡』(早川書房)、『ハドリアヌスの長城』(文春文庫)、『Dead Certain: The Presidency of George W. Bush』(未邦訳)、『Do Not Ask What Good We Do: Inside the U.S. House of Representatives』(未邦訳)など。 写真=デイブ・ヨダー ミラノとローマを拠点とする写真家。 -
箱庭療法の心層 内的交流に迫る
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 箱庭療法が日本に導入されて40余年。その領域は心理臨床に留まらず、医療・教育・福祉にまで広がっている。しかし箱庭療法による治療と基礎的研究の間には依然ギャップがある。本書は箱庭制作者と面接者との関係性に焦点を当て、制作者側の内的体験を検討する。さらに箱庭(砂箱)そのものについても主観的体験や臨床事例を通して検討していき、箱庭制作者と面接者、そして箱庭の三者関係から、箱庭療法の治療的要因に迫る。 -
さまよえる狂気 精神学からの提言
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 心理学は内面と外とのズレから、精神医学は脳と行動の異常から「狂い」を探るが、本書では「狂うこと」の本質を、人が人たる所以に見て、迷路から逃れ出ることのできぬ様を真正面からとらえようと試みる。《精神学》と銘打った全く新しいアプローチは、人間の物語性を、おとぎ話やマンガ、TVドラマや映画から取材して、正気と狂気の境を縦横にさまよい巡る。なかでも《異形の英雄》論はユング派の著者「構想十年」の深奥の力作! -
キリスト教古典叢書2:カトリック教会の道徳
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 青年アウグスチヌスが改心後ローマへ帰ったとき、マニ教との攻撃に答えるために、カトリック教会が教え実践する道徳をまとめて著したのが本書である。神への愛と隣人への愛を基礎として考察を展開した本書は、哲学と神学、聖書の教えと日々の実践の諸問題を考え合わせ、キリスト教的道徳のすぐれた手引き書である。 【目次】 緒言 P・ネメシェギ 第一部 幸福と愛 一 幸福 二 愛の法 第二部 徳と教会 一 徳 二 諸徳 三 徳と愛 四 徳行の規範である教会 注 P・ネメシェギ ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 -
COSMOSの法則 THE LAWS OF COSMOS
「肉体は他人である」という気づきが、すべてを変える。 感謝と喜びで、生と死を超えるーー 死生観論争に終止符を打つ、壮大な宇宙法則の全貌が明らかに! AIが人間を滅ぼす時代に必読。 第1章 「肉体は他人」という真理 第2章 人類最大の悲劇とは 第3章 「心魂一如の愛」と「心魂分断の恩讐」 第4章 「肉体は他人」革命 第5章 物質世界と意識世界 第6章 「ZEROの法則」と「COSMOSの法則」 第7章 コスモスの意識に基づくコスモスの世界 第8章 COSMOSの法則に基づく生命原理 第9章 「COSMOSの法則」に基づく生命原理の検証 第10 章 「COSMOSの法則」と「CHAOSの法則」の検証 第11 章 コスモスの意識と私の意識の相関性 第12 章 「COSMOSの法則」の結論と確信 関連特集 -
他者の甦り(長崎純心レクチャーズ) アウシュヴィッツからのエクソダス
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 アウシュヴィッツは、過去となった悲劇の一例ではない。その全体主義の思想は、今日の人類的危機や破綻の原点となっている。それでは、この悲劇を脱出する思想的手がかりは、どのように求められるか。本書はまず、アウシュヴィッツの思想的温床を問うてギリシア哲学の系譜をたどり、他者の抹殺、すなわち人間の非人間化という問題が、アリストテレス・デカルト・ニーチェ・ハイデガーに至る存在神論に根差すことを明示する。その上でキリスト教の思索に目を転じ、古代教父ニュッサのグレゴリオスと中世の神秘家エックハルトの思想を考察、さらに旧約物語の解釈を通して、ヘブライ的伝統の中に他者に開かれてある人間の共生への手がかりを見出す。これまで著者が一貫して探求してきたヘブライ的脱在の思索を、初めて平易に書き下ろした講演。 【目次より】 「長崎純心レクチャーズ」について 片岡千鶴子 目次 序 現代の野蛮からの脱出 第一章 アウシュヴィッツとは何か 第一節 生をうばう 第二節 死をうばう 第三節 根源悪とは? 第二章 存在神論の歴史と現代におけるその根本的性格 第一節 アリストテレスから 第二節 デカルト 第三節 ニーチェ 第四節 技術学 総かり立て体制 第五節 技術的存在神論の超出にむけて 第三章 古代中世キリスト教思潮から 第一節 ギリシア教父ニュッサのグレゴリオス 第二節 西欧中世ドイツの神秘家マイスター・エックハルト 第四章 ヘブライ思想 エヒイェロギアの構築へむけて 第一節 アブラハム物語り 死と再生 第二節 出エジプト物語り ヤハウェとモーセをめぐって 第三節 ハヤトロギア・エヒイェロギア・存在神論 第四節 エリヤ物語り 沈黙の声と「イスラエルの残りの者」をめぐって むすびとひらき 文献表 註 あとがき ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 宮本 久雄 1945年生まれ。神学者、哲学者。東京大学名誉教授。専門は、古代・中世のキリスト教思想。東京大学文学部哲学科卒、同大学院修士課程修了。東京大学博士(学術)。和辻哲郎文化賞受賞。 著書に、『教父と愛智』『宗教言語の可能性』『「関わる」ということ』『福音書の言語宇宙』『他者の原トポス』『存在の季節』『愛の言語の誕生』『恨と十字架』『「ヨブ記」物語の今日的問いかけ』『いのちの記憶』『他者の甦り』『身体を張って生きた愚かしいパウロ』『旅人の脱在論』『ヘブライ的脱在論』『他者の風来』『出会いの他者性』『隠れキリシタン』など、 訳書に、V.ロースキィ『キリスト教東方の神秘思想』など多数ある。 -
縄文土器は神社だった!
縄文土器は単なる煮炊き用の土器でも観賞用の美術工芸品でもない! それは縄文人にとって一番身近な「神社」だ。そこに祈り奉られている神々はもちろん八百万の神々!イザナギであり、イザナミなのだ! なぜそれがわかるのか?それは「日本語とは漢字の皮を被ったシュメール語」であり、日本の神々はシュメールの神々とイコールだからわかるのです! ・「ウパラ土器」(カバー写真)こそは火焔型土器を筆頭に縄文土器の文様を読み解く為の基準土器である ・イザナギはシュメール(アヌンナキ)のエンキEn-ki(大地男神:牡牛神ハル) ・イザナミはシュメール(アヌンナキ)のニンキNin-ki(大地女神:蛇女神キ) ・天之御中主はシュメール(アヌンナキ)のアンAn(天神) ・鳥居とはシュメール(アヌンナキ)のエンリルEn-lil2(風神)の化身である白鳥が止まるところ ・「アラハバキ土偶」にはイザナギ(牡牛神ハル)、イザナミ(蛇女神キ)、コノハナサクヤヒメ(火山女神ニンフルサグ)の合体神が祀られている ・「月読(tuku-yomi)」はシュメール語でも「月・星・夜」の意味 ・「畏こみ畏こみ 祈り奉る」など神道に関するものはほぼシュメール語 ・日月神示の〇の中にあるにチョン「ゝ」の意味は、悪しき神のレッテルの「艮」に「ゝ」が戻り「良」神、即ち「正神」の座に戻ること ・これは国之常立神(火男神アンギビル一族)が「正神」となって復権することの証 ・「木之花佐久夜比売も祈り奉りてくれよ」とあるのは、アンギビル(国之常立神)のパートナーが木之花佐久夜比売こと火山女神ニンフルサグだから ・日本の伝統美の象徴である「富士fuji」は、実はシュメールのニンフルサグ女神(和名「木之花佐久夜比売」)そのものを表している -
松下松蔵と「宇宙の大気(だいき)」
アメリカでは、十九世紀末から、心霊主義の運動が盛んになっていた。 それは、アメリカのチェスターフィールドで行われた交霊会での出来事であった。 安藤弘平は研究のために交霊会に参加していた。四十八歳のことである。 安藤は、グロリア・ターバー夫人より、霊による自動書記の石版を渡され、 石版には、Matsuzoという単語が書かれていた。 ターバー夫人から、Matsuzoは安藤の背後の指導霊と教えられた。 自動書記による石版の伝言にはこのように書かれていた。 ―あなたの指導者として、私はこのことを言い残しておきたい。 ―信仰こそは、人生の宝庫のあらゆる扉を開く万能の鍵である。 ―あなたの言葉の使い方によって、あなたは認められたり非難されたりするのだ。 ―人生は現実のものであり、厳粛なものである。 ―今日の人々に必要なものは、物の糧ではなく、魂の糧だ。 ―あなたの考えと思いを、常に正しいことに向けよ。 まつぞう(matsuzo) スペイン風邪の大流行の時(大正八年) 毎日200人以上の患者を「コクリコクリ」で瞬時に治した! 疫病も逃げていくその「秘法」に迫る! 日本人よ!伝統に蓄えられた英知を思い起こせ! 昭和の神人たちが伝える宇宙の無限の力を活用して この危機を乗り超えよ! 松下松蔵と、それに連なる、塩谷信男、政木和三、本山博らの力は、 この世の裏側で今も働いている。 日本に根深く継承される神人の系譜を見事によみがえらせてくれる本! 【著者あとがきより】 私は、ささやかながらも、忘れられていた明治、大正の神人、 川面凡児翁を発掘し、「体から神に入る」という手法を学んだ。 川面の一番弟子、小泉太志命の『祓い太刀の世界』を紹介し、 邪気、邪霊を祓う作法を知ることができた。 そして今回、遅まきながらやっと松下翁と塩谷先生という 神人(ホモ・デウス)にたどりつき一篇の物語を編むことができた。 どんな人も国も、物語なくして生き延びることはできない。 物語や神話を忘れた国民は滅びていくのである。 二十一世紀の我が国に必要なのは、物語と神話なのである。 -
図解・スキナーの『言語行動』をめぐる冒険
「知ってはいるが、読んだことはない」 “難攻不落のダンジョン”攻略へ――頼れるシェルパ(案内人)があなたをガイド! 行動分析学を学ぶ者なら誰もが知る名著、B.F. スキナーの『言語行動(Verbal Behavior)』。470ページを超えるボリュームに、チョムスキーによる痛烈な批判、そしてシェイクスピアなどの文学作品からの引用の多さも相まって、いつしか「知ってはいるが、読んだことはない本」というイメージに。本書は、この『言語行動』を各章ごとに図表を交えてわかりやすく案内。 さらに、刊行から約70年の時を経た今だからこそ改めて注目すべきトピック――かつて小説家を志したスキナーが編み出した言語理解の仕組みが、データとフィードバックで言葉を学ぶAIのメカニズムと重なるという事実など――を歴史的な変遷も交えて展開する。 -
子どものトラウマに気づくとき
「この子が体験したことはトラウマとなるか」「子どもを癒すためになにから始めればよいのか」「この子はずっと不安を感じ続けるのだろうか」――本書は,子どもが逆境体験に遭遇したときに抱く不安や疑問に答え,回復における身近なおとなの役割と具体的なケアの道筋を明らかにする。 トラウマを引き起こす要因や具体的な出来事の例,子どもに起こる行動面の変化や,回避,自傷,衝動的な行動といったトラウマ反応への関わり方など,実践的な知識とスキルについて,ケースを交えつつわかりやすく解説する。 専門的援助が必要なケースの見極め方や種々の治療法,再燃予防についても示し,子どもの回復を包括的・継続的に支えられるよう導く。 子どもと関わるすべてのおとなが読むべきケアのためのガイドであり,トラウマの基礎について学ぶ入門書としても最適な一冊。 -
複雑性PTSDセルフケア・ワークブック
わたしに一体、何が起きているのか――? 他者からケアされ、他者に見つめられ、人は自分自身をつくりあげ、そして〈自分への接し方〉を学んでいく。ところが日常のなかで信頼を寄せていた相手から受ける虐待やネグレクト、見通しのきかない不安定な生活環境がもたらす逆境や傷つきが、手当てされないままに放棄されたとき、やがて〈複雑性PTSD(CPTSD)〉となって人を苦しめる。長期にわたる逆境体験、重篤化するトラウマ症状、不安定化する情動調整の、攻撃・自傷などの行動化、対人関係トラブルなど、複雑性PTSDの症状は多岐にわたる。 自覚できない何かが自分の身に起こる複雑性PTSDは、「わたしは誰?」というアイデンティティが失われたまま、いつの間にか「自分は生きている価値がない」という偽りのアイデンティティにすりかわってしまう。だからこそ回復過程では、再トラウマに転じない安全な方法で、「自分への理解」「自分への接し方」を学び直すことが欠かせない。 複雑性PTSDとPTSDの違い、恐怖と怒りの克服、解離の理解と対処、自分の考え方のメタ認知、エクスポージャー(曝露)の使用法、希死念慮・自殺願望への対処、物質使用との付き合い方、セラピストをとの出会い方など、専門用語を極力使わず日常的な表現やエピソードを多く用い、ひとりでも安全に学べる心理教育とコーピング(対処法)を提供し、寄り添う支援者にはトラウマインフォームドケアの視点を紹介する。 奪われたアイデンティティを取り戻し、癒しの道を歩みつづけるための、複雑性PTSDセルフケア・ワークブック。 -
不眠症に対する認知行動療法マニュアル 改訂版
不眠のための認知行動療法(CBT-I)は、現在高い有効性と安全性が証明され臨床現場に広く浸透している。実施方法もグループで行うものやwebを用いたものなど多様化しているが、基本は対面式で行う個人CBT-Iである。 本マニュアルは、2020年に刊行した『不眠症に対する認知行動療法マニュアル』の改訂版である。外来で個人CBT-Iを実施する際の、患者向けの資料も含んだ手引きとして、睡眠学会のホームページに収載したものを元に作成されている。改訂版作成にあたり、コラム数を増やし実臨床での実践の工夫などの項も追加した。 いま、CBT-Iを実践している方にはもちろん、これからCBT-Iを始めようと思っている方にもすぐに活用していただける一書である。 -
精神分析的ジェンダー論入門
「ジェンダーをまとった文化的影響の層の下には,本質的なジェンダーではなく,あいまいで,多重に構築された,自分の性との非常に葛藤に満ちた関係がある」(ディーメン,本書より) 本書は、精神分析がいわゆるジェンダーをどう捉えてきたのかを、大まかに概観してみようとする試みである。ジェンダーや性差は,意識されているか否かにかかわらず,人間の生き方に深く関わっている。 精神分析はともすれば男性中心主義的な思想をもち、古典的なジェンダーロールを規範として押しつけるものという印象を与えているかもしれない。しかし現実には精神分析理論は、フロイト以降もそのジェンダー観を発展させながら現代に至っている。著者は,フロイトから現代へ,今改めて,ジェンダーについての課題を問い直す。 -
パラノイア
オックスフォード大学心理学部教授のダニエル・フリーマンは30年間にわたりパラノイアの研究と治療の最前線で奮闘してきた。この素晴らしい本はその足跡を物語る。 数十年間にわたり,パラノイアは重症の精神保健の問題を抱えた人だけが経験するものであって,その悲惨な影響を修正する方法はほとんどないと従来は考えられてきた。 フリーマン教授は仮想現実といった最新のテクノロジーを活用して臨床的なパラノイアに対する画期的な治療法を開発した。不信感は社会の至る所に存在することを教授は明らかにした。パラノイアは幅広く存在し,陰謀論も根深く,その背後には複雑な感情が存在する。遺伝子,トラウマ,不眠,心配,自尊心の低さ,大麻の使用,幻聴等に基づいて,不気味な新型コロナウイルス陰謀論などが世界中に広がっていることにフリーマンは気づいた。パラノイアのために人生で手酷い影響を受けた人々の声に真摯に耳を傾け,それに光を当てて,画期的な治療によって多くの事例に変化をもたらした。 本書は実用的な本でもある。私たち自身の不信感をどのように自覚するかをフリーマンは指し示す。不信感がいかに根深いものであったとしても,それを改善することができるのであって,どのようにして不信感を改善することができるかが解説されている。最終的に,それは克服することが可能である。圧倒的な共感に富み,本書は不信感の最前線からの心強い言葉であり,私たち全員の信頼感を必死に再建する試みとなるだろう。 -
描画テストの読み方
投映法の一つであるバウムテストをはじめとした描画テストは,心理アセスメントに欠かせないツールとしてさまざまな臨床現場で用いられているが,使いやすい一方で,解釈の過程や検査結果について,「言葉にするのが難しい」,「まとめるのが難しい」といった声も聞かれる。 本書では,そのような初学者の声にこたえるべく,描画テストの事例検討会を主宰する著者が,その実施法,解釈の進め方,所見のまとめ方についてわかりやすく丁寧に解説する。 第I部では,さまざまな描画テストの紹介にはじまり,導入と教示,行動観察や描画後の質問(PDI)の説明,また,全体的評価,形式・内容分析,描画指標のまとめ方について食レポやコアイメージの演算といった著者独自のたとえを巧みに使いながら,解釈過程を描きだし,所見やフィードバックの要点が述べられる。第II部では,架空の事例検討会を通して第I部で学んだことを再確認し,参加者によるディスカッションのポイントを講師がまとめていく。さらに,初学者からの質問とそれに対する回答をまとめた補講を付した。 絵の解釈過程に焦点を当てた本書は,初学者だけでなく,心理臨床の現場で働く専門職や心理アセスメントの教育や指導に当たっている教員にも大いに参考となるであろう。 -
発達性トラウマ症の臨床
本書の大きなテーマは2つ。1つ目は重症トラウマへの治療。子ども虐待によって生じる発達性トラウマ症ならびに複雑性PTSD親子への家族併行治療の実践報告であり、TSプロトコールを用いた治療である。重症トラウマの臨床は、多重人格への治療が必要になるなど、通常の精神科臨床とは非常に異なった展開や独特の要素が多彩に認められる。様々な精神科疾患の診断基準を満たすため、まさに誤診の山であり、この領域への治療実践はわが国においては未開拓の部分が大きく、臨床の現場で苦闘されている方々に参考になるのではないかと思う。 2つ目は、精神科の診断をめぐる混乱である。DSMに代表されるカテゴリー診断全盛の中で様々な弊害が目につくようになった。そだちの臨床、とりわけ神経発達症をめぐる精神科臨床においてその弊害が特に著しい。精神科の診断が、あたかも実態があるもののように一人歩きしている現状があり、それが精神科臨床のみならず、教育にも大きな混乱を引き起こしている。もちろん診断をめぐる問題は、1つ目のテーマであるトラウマ臨床にも大きく関わってくる。DSM診断で神経発達症と診断されるのに、神経発達症への治療を行ってもまったく改善しない事例がしばしば認められるが、それらは言うまでもなく、トラウマを基盤とする発達性トラウマ症の子どもや、時として大人である。このような場合、ともかくトラウマ処理という特殊な心理治療の実践が最優先になる。II型トラウマによって引き起こされるフラッシュバックの治療をまず実施しないと、何が問題なのかまったく見えてこないからである。 -
協働するメンタルヘルス
1980年代のフィンランド・ケロプダス病院、長期入院者地域移行のプロセスのなかで生まれた「オープンダイアローグ」は、90年代以降、急性期対応を含む地域精神医療保健システムとして広く人口に膾炙している。2014年と2017年の二度にわたるケロプダス病院の視察以来、「オープンダイアローグ」の日本での実装可能性、地域移行支援、患者中心の多職種連携の可能性を構想してきた著者は、「包括型地域生活支援プログラム(ACT)」から「精神障害者アウトリーチ支援事業」を経て、現在は脱施設化時代を迎えた日本の地域精神医療保健の可能性を探究している。 地域と生活のフィールドで、援助者と当事者は何を思い、語り、そして動くのか? 多彩な登場人物が織り成す仮想事例記録を通じて「対話」と「協働」のリアルを伝え、経験専門家ならびに多職種専門家との対話(ダイアローグ)と省察(リフレクション)を経て、地域から始まる協働的チーム支援、そしてまだ見ぬ地域精神保健ケアの可能性を探ってゆく。 “会う・聴く・共に動く”からはじまる「多職種連携/チーム支援」ガイド。 -
ASDとカモフラージュ
この本によって、あなた自身のカモフラージュ行動に対する洞察を深め、どれがあなたの助けとなり、どれがあなたの妨げとなっているのか、そして、心の健康を改善するためには、どのようにすれば小さな変化を起こすことができるのか、気づくようになっていただければと願っています。……本書の目的は、私が経験したこと、私が学んだこと、そして最も私の助けになったツールを皆さんにお伝えすることです。これは、カモフラージュを完全にやめてしまうということではありません。自分の思考や思い込み、目標に関して、より大きな気づきを得るということなのです。本書に何度も書いているように、カモフラージュは必ずしも悪いものではありません。あらゆる人間が成長のために取り入れ用いるスキルであり、そうやって私たちは種としての社会性を身に着けてきたのです。それは多くの点で私たちが生き延びる助けとなりました。私たちは幼くしてそのことを学んだ賢さと驚くほどの強さを賞賛するべきでしょう。(本書「はじめに」より) -
サイコドラマをはじめよう
「サイコドラマ」は人を活かす! 人は誰もが幸せになる力を持っているものであるが、多くの人がそれが何なのかわからず、また、歳をとるごとに社会的・心理的役割にがんじがらめになっていくのではないだろうか。幸せになる力とは「自発性」であり、人が属している「集団」でそれは育まれていく。 ただ、その集団は安心できるものではなければならず、その経験が保障されているわけではない。そこで「サイコドラマ」の登場である。「サイコドラマ」を通じて役割を固定することなく、さまざまな役割を体験してみることで新たな発見があるはずだ。 本書では、「サイコドラマ」の具体的な実施方法はもちろん、簡単な用語解説も付している。人間関係に悩んでいる方やサイコドラマを知らない方、また実施するのに躊躇している方にも、自分の置かれている状況に応じて読み進められるようになっているので、気軽に手に取っていただきたい。 -
愛着トラウマケアガイド
幼少期に虐待やネグレクトなど不適切な養育環境を過ごして発達課題を達成できなかったがゆえに生じる「愛着トラウマ」は、自分の考えや感情に自信がもてず、他者を信頼できずにコミュニケーションを回避するなど、生活の質(QOL)を低下させる要因にもなりうる。しかし自己と他者への信頼を培いながら愛着トラウマを癒し、相談者自身が望む人生=生活を歩むことは決して不可能ではない。 心のケアに携わる支援者には、相談者が安心して心の内を打ち明けられるアタッチメント対象となり「安全基地(Secure Base)」を提供することが求められる。相談者の心と境界(バウンダリー)を守り、その怒りに深く共感し、相談者を承認していく姿勢、それと共に変わりゆく相談者の主体性・自律性の回復をサポートする「セキュア・ボンディング(Secure Bonding)」アプローチを紹介する。 第I部「愛着トラウマケアを理解する」では、愛着トラウマを癒すためには欠かせない「3つのセオリー」(アタッチメント理論・行動変容ステージ理論・アサーション権)、そして「安全基地」を提供する「セキュア・ボンディング」アプローチを紹介する。続いて第II部「愛着トラウマケアを実践する」では、安全基地の提供、治療的アセスメント、そして面接室の外の世界で人間関係を築いていくための戦略を、詳細な逐語録とともにわかりやすく解説する。最終第III部「愛着トラウマケアを研究する」では、相談者目線も取り入れながら、事例を通して愛着トラウマケアを学んでいく。 愛着トラウマに苦しむ相談者と、その変容と回復に連れ添う支援者のための、事例と逐語でわかりやすく学べる「トラウマケアガイドブック」。 -
〈効果的な〉精神科面接
本書は、日々の臨床実践を重ねた精神科医が、精神療法に関心をもっている、あるいは、その研修を始めたばかりの心理学部学生や大学院生、臨床研修医、精神科専門医を目指すひとたちへ向けて、〈効果的な〉精神科面接のための力動精神医学の視点を論じた1冊である。 「第I部 精神科医の視点」では、「適応障害(適応反応症)」「ボーダーラインパターン(境界性パーソナリティ障害)」「解離症とヒステリー」の概念と診断や治療を概説し、性ホルモンの影響に絞った女性のこころとからだの特徴や、医療面接で求められているコミュニケーション技能とそのトレーニング方法を概説する。 「第II部 精神科臨床と精神分析的精神療法」では、構造化された時間をとって行う精神療法の治療者でもあり、一般外来診療で短時間の診療を行う立場から薬物療法と精神療法をめぐる話題や、女性のセクシュアリティと精神分析的精神療法について論述し、また精神分析的精神療法を背景にもつ治療者が短時間の精神科外来診療の中で、どのような心的態度と視座を重視して診療を行っているかについて述べる。さらに、精神分析理論における精神力動論を概説し、その現代的な意義、精神分析と力動精神医学との関係についても論じる。 -
暴力を手放す
支援の現場で出合う暴力は,本質的には防止や制圧をするものではなく,クライエント自身が主体的選択として「手放す」ものである。しかし,クライエントは欲求や感情を言葉ではなく暴力という対処行動として表出し,そのことに苦しむ場合でも自ら援助を求めることはほとんどない。なぜなら,援助を求めるとは欲求や感情を言葉で表出することそのものだからである。その結果,暴力を振るうクライエントへの支援は困難を極めることになる。 本書では,暴力の定義,起源,要因を解説し,医療・司法・福祉各領域におけるDVや児童虐待への支援実践を概観しながら,思春期以降の児童から成人までを対象とした暴力を手放すための四つのフェーズからなる支援モデルとセラピストの適切な「ありよう」を提示する。 また,児童による性暴力と施設における暴力についての支援モデルを適用した二つの事例と,最終章で著者が提言する「情理の臨床」を通して,暴力を手放す臨床心理学的支援に迫る。 -
マインドフルな先生,マインドフルな学校
学校にマインドフルネスを取り入れるためには,まず教師が実際にマインドフルネスを体験することが必要です。教師自身が「マインドフルな先生」として生徒にマインドフルネスを教えることで,やがて学校全体にマインドフルネスを広め,定着させることができます。 著者は自身の教師,校長,ソーシャルワーカーとしての経験から,学校にマインドフルネスを定着させるその道筋を分かりやすく解説しています。本書では,世界各国における教育現場からの声と,著者自身の経験,そして豊富なエクササイズを通して,教師が仕事と私生活の両方を充実させるためのセルフケアに役立つ実用的なスキルを学ぶことができます。 本書は教師はもちろんのこと,カウンセラー,心理士,そして保護者といった,子どもの教育に携わるすべての方に向けて書かれたマインドフルネスのガイドブックです。これからマインドフルネスを学ぼうと考えている方,より深く学びたい方,そしてその学びを自身の教育の場で実践し,共有したいと考えている方にとって必携の書であり,あなたとあなたの生徒の人生をより豊かなものにしてくれることでしょう。 -
性暴力被害の心理支援
性暴力被害は,想像されるよりもずっと身近で生じており,その人の人生を大きく変えるほどに精神的衝撃が大きな被害です。 本書は,心理臨床の現場で,性暴力の被害に遭遇した方の支援を行う場合に,まず知っておくべき基礎的な知識や,心理支援の基本について記した本です。 第I部では性暴力とは何か,性暴力や性犯罪の現場で何が起こっているのか,二次的被害や心理教育,リラクセーションなど,被害者の心理にスポットを当てて説明しています。また,多機関・多職種との連携や支援者におこる二次受傷についても紹介します。 第II部では6つの架空事例をとおして,支援について具体的に示しました。この領域に慣れていない方でも,支援の実際がイメージできるように,事件概要や司法手続き,心理支援の流れが詳細に書かれています。 さらに,心理職が,被害者の回復に役立つ働きをするために必要な,法律,医学,政策や制度,連携機関等に関する周辺知識をトピックとして掲載しています。 -
学校現場から発信する 子どもの自殺予防ガイドブック
現在,世界では年間約百万人が自殺で亡くなっており,日本においても毎日80人近くの人が自ら命を絶っている厳しい現実がある。特に,若い世代(10代後半から39歳)においては自殺が死因のトップという深刻な状況がみられるとともに,いじめ,不登校・ひきこもり,非行といった学校問題と結びついた子どもの自殺の実態が注目されている。また数多く存在する,自死遺族・遺児やハイリスクな子どもへの対応は喫緊の課題である。 本書は,二十年余りにわたって学校教育の現場で教師・スクールカウンセラーとして自殺予防教育に関わってきた著者による,子どもの自殺リスクとアセスメント・危機介入についての「新しい自殺予防プログラム」をまとめたものである。 著者は数多くの詳細なデータを駆使し,自殺に関する基礎知識を整理したうえで,米国やオーストラリアにおける自殺予防教育を参照し,「教師を対象とした自殺予防プログラム」「子どもを対象とした自殺予防プログラム」の二つを本書で提示する。さらに後半では,学校現場における自殺リスクへの対応の実際を事例に沿って解説している。 -
新版 症例でたどる子どもの心理療法
長期におよぶ,ある少年との心理療法のプロセスを治療者とクライエントの心の通いあいを軸にたどった本書初版は,幾度か版を重ねてきたが,今回大幅な修正と新たな論考を加えて増補改訂版を刊行することになった。 子どもの心理療法において,セラピストは,何を考え,どんなことを感じるのだろうか。クライアントに対する基本的態度とはどういうものなのか。また,言葉による表現力を持たない子どもとのかかわりあいにおいては,言葉を越えて感じられる交流が大きな意味を持ち,その実践はどのようなものか。 精神分析的心理療法を治療基盤とする著者は,アンナ・フロイト,クライン,スターン,ウィニコット,ストロロウらの理論と技法を援用しつつ,日常臨床における具体的な知見,見立てと初回面接,言葉の使い方,身体接触,治療の終わり,そしてクライアント・セラピスト間に展開する転移・逆転移などの臨床治験を間主観的な観点からわかりやすく解説している。精神分析的心理療法における治療構造の理解と子どものセラピーの基本を身につけるための,懇切丁寧な臨床指導書である。 -
[決定版]子どもと若者の認知行動療法ハンドブック
「子どものやる気をどう保つ?」「子ども中心のセッションを進めるには?」――リアルな事例をヒントに,よくある疑問を根本解決。アセスメント,介入,軌道修正,「次なる一手」を創造的(クリエイティブ)に繰り出して,変わりゆくクライエントを柔軟(フレキシブル)にサポートする! ひとりひとりの個性や状況にしっかり寄り添い,それぞれの課題を共感的に理解し,たしかな信頼関係を結び,問題解決法を組み立てる――子どもと若者の認知行動療法(CBT)に求められる基礎知識とスキルを,今すぐ現場で使える資料とともにわかりやすく解説。好評既刊『子どものための認知行動療法ワークブック――上手に考え,気分はスッキリ』(金剛出版[2020]),『若者のための認知行動療法ワークブック――考え上手で,いい気分』(金剛出版[2020])と併用すれば,子どもと若者に特化した認知行動療法がさらに巧みに実施できるヒントが満載。 子どもの生きる力を重視する,世界にひとつしかないオーダーメイドCBTガイド。 -
大人のADHDのためのマインドフルネス
本書は,ADHD(Attention-Deficit/Hyperactivity Disorder:注意欠如・多動症/注意欠如・多動性障害)にみられる特徴に悩んでいる人のために書かれた一冊です。 Part1では,マインドフルネスについて詳しく説明し,このアプローチがADHDと診断された方々にどのように役に立つのかを紹介しています。 中心となるPart2では,ADHDのための8週間でできるマインドフルネスの8ステッププログラムを紹介します。ステップ1~3では,自動操縦から抜け出し,注意力を鍛え,今この瞬間に集中する能力を強化します。 ステップ4~8では,これらのマインドフルネスの中核となるスキルを使って,自分の思考や感情,行動を観察してマネージメントする方法を紹介します。 各ステップはお互いに支え合うようにできているので,順番に行っていくのが一番ですが,自身のペースで自由に進むことができます。 最終章では,ADHDの日常生活でのマインドフルネス活用法について論じ,よくある質問に答えています。 マインドフルネスを実践した人の脳を対象としたさまざまな研究から,感情のコントロール,柔軟な対応,洞察力,共感力,賢さなどを司る脳の実行回路が活性化し,強化されることが一般的にわかっています。脳にエネルギーを送り込み,運動が筋肉を鍛えるように,本書のエクササイズで心の筋肉を鍛えましょう。 マインドフルネスの主要な実践方法を解説したオーディオCD付! -
薬物依存症の回復支援ハンドブック
現在薬物依存症の患者は全国に10万人と言われ,覚せい剤事犯者の再犯率は6割を超える。このように近年深刻な社会問題となっている「薬物依存症」であるが,わが国においては一部の特定施設を除き,標準化された治療システムが見当たらず「無医村」的状況が続いている。 本書は,「ようこそ外来」や「ごほうび療法」を実践する著者が,20年以上にわたる依存症臨床の経験から,患者や家族と向き合い,個別や集団での治療プログラムを使い,依存症者との信頼関係を構築することで依存症からの回復を目指すための指針を公開したものである。 当事者とその家族をはじめ,医療・福祉・行政・司法・教育など薬物依存症に携わるすべての人々に。 -
マインドフルネス実践講義
「マインドフルネスの難しい専門用語がわからない」「マインドフルネスをセラピーやセルフケアにどう取り入れたらいいかわからない」という声にこたえて,好評『マインドフルネス入門講義』の続篇が,マインドフルネスを使いこなすための理論と方法をガイドする実践篇として刊行。 対象は,フラッシュバックや身体症状など不可解な現象をもたらすトラウマ=PTSD。トラウマからの回復という孤独な長距離走を,「安全基地(secure base)」としてのセラピストと共に走り抜き,サバイバーとして日常を生きるために,マインドフルネスにはいったい何ができるのか? 「PTSD症状安定」「トラウマ統合」「日常生活の安定」「ポスト・トラウマ成長」という4段階プロセスを通じて,フラッシュバックや身体症状など不可解な現象をもたらすトラウマからの回復を,マインドフルにケアするための理論と方法を学ぼう! ビギナーセラピストやベテランセラピスト,そしてセルフケアにトライしてみたい当事者にとっても役に立つ,「マインドフルネス段階的トラウマセラピー」(MB-POTT)が学べる最良の実践ガイド! -
心理療法家の気づきと想像
「心理的援助とは、他者の生きる上での痛みや苦しみがあることによって、必要とされている……」(本書より)。 こころがかかわる課題は、社会の変容を反映してますます多様化、複雑な問題を引き起こしている。心理援助職の仕事の重要性が高まりつつある現在、セラピストにはバランス感覚を持った対処能力が要請されているといえよう。 本書においては、臨床家としての著者の「プロフェッショナル論」が全編に亘って展開される。村瀬の方法は、臨床現場の事実から帰納法的に導き出され形成されたものであり、このうえもなく現実的、実践的に洗練されたものである。それが「統合的心理療法」であり、クライエントと援助者を繋ぐ、クライエントの内的現実と外的現実を繋ぐ、またさまざまな理論と技法をクライエントの状態に応じて活かす意味での統合、といった多面的な内容を含んでいる。 収載された著者最新の論考を読むことで、心理療法面接の理論と技術、原則と治療のプロセスを学ぶうえでの多くの有益な知見が得られるであろう。 -
リベラリズム
■□待望のハンドブック、ここに現る□■ 社会が不安定化するなか、リベラリズムの果たすべき役割とは何か。31のキートピックと21の著作解説により、個人の自由や多様性を尊重し合意を模索していく社会の基盤となる現代リベラリズムを、基礎から実践まで包括的に理解する。 【主要目次】 はじめに(宇野重規・加藤晋・井上彰) I リベラリズムの基礎 [01]公正としての正義(加藤晋) [02]重なり合うコンセンサス(合意)と多元主義(田中将人) [03]公共的理性(井上彰) [04]理想理論と非理想理論(井上彰) [05]自由と平等主義(宮本雅也) [06]立憲デモクラシー(田畑真一) [07]基本財とケイパビリティ(加藤晋) [08]リバタリアニズム(井上彰) II 現代的課題への応用 [01]契約主義(押谷健) [02]認識的デモクラシー(小林卓人) [03]正統性(福島弦) [04]市民的不服従(森達也) [05]差別(石田柊) [06]人権(服部久美恵) [07]リベラル・フェミニズム(宮本雅也) [08]グローバル・ジャスティス(山田祥子) [09]移民正義(浦山聖子) [10]戦争と国際秩序(田中将人) [11]経済成長(高見典和) [12]福祉国家(遠藤知子) [13]教育とリベラリズム(松元雅和) [14]リベラル・パラドクス(加藤晋) III 歴史的・思想的背景 [01]ジョン・ロック(古田拓也) [02]イマヌエル・カント(網谷壮介) [03]アダム・スミス(野原慎司) [04]ジョン・スチュアート・ミル(板井広明) [05]リベラリズムとリパブリカニズム(犬塚元) [06]帝国とレイシズム(馬路智仁) [07]ナラティヴの構築(馬路智仁) [08]フランスのリベラリズム(宇野重規) [09]近代日本のリベラリズム(宇野重規) IV リベラリズム著作案内 [01]ジョン・ロールズ『政治的リベラリズム』(宇野重規) [02]マイケル・サンデル『リベラリズムと正義の限界』(押谷健) [03]ロナルド・ドゥオーキン『平等とは何か』(阿部崇史) [04]マーク・フローベイ『公平・責任・厚生』(加藤晋) [05]ジョセフ・ラズ『自由の道徳』(服部久美恵) [06]デイヴィッド・エストランド『民主的権威』(小林卓人) [07]ジョナサン・クォン『卓越性抜きのリベラリズム』(田中将人) [08]ジェラルド・ガウス『公共的理性の秩序』(福島弦) [09]マーサ・ヌスバウム『女性と人間開発』(保田幸子) [10]アマルティア・セン『正義のアイデア』(野原慎司) [11]チャールズ・W・ミルズ 『人種契約』(福家佑亮) [12]チャールズ・R・ベイツ『国際秩序と正義』(山田祥子) [13]ジュディス・シュクラー「恐怖のリベラリズム」(松元雅和) [14]ミランダ・フリッカー『認識的不正義』(小林知恵) [15]エヴァ・フェダー・キテイ『愛の労働あるいは依存とケアの正義論』(石田柊) [16]エリザベス・ブレイク 『最小の結婚』(宮本雅也) [17]アイリス・マリオン・ヤング 『正義への責任』(遠藤知子) [18]ロバート・E・グディン『公共哲学としての功利主義』(福島弦) [19]フリードリヒ・ハイエク「真の個人主義と偽の個人主義」(加藤晋) [20]グレゴリー・マンキュー「トップ1%を擁護する」(加藤晋) [21]ロバート・ノージック『アナーキー・国家・ユートピア』(井上彰) あとがき 索引 執筆者紹介 -
裂け目に世界をひらく
希望を見出すための倫理的な出発点を探る――人類社会、地球環境に様々な危機が差し迫る現代の「共生」は、「すべての存在が豊かに生きるための哲学」によって実現しうる。東京大学東アジア藝文書院が、新たなリベラルアーツの実践のために言葉と思索の力で問いかける12の連続講義。 【主要目次】 まえがき(石井 剛:東京大学大学院総合文化研究科・東京大学東アジア藝文書院院長) Ⅰ わかつ 第1講 共生をめぐる小さな自伝的物語り――トラウマを生きる(青山和佳:東京大学東洋文化研究所) 第2講 先住民族との共生(張政遠:東京大学大学院総合文化研究科) 第3講 他者と共生する「私」とは誰か――レヴィナスの思想を手がかりに(藤岡俊博:東京大学大学院総合文化研究科) 第4講 仏教から見た共生――私ひとりで幸せになれるのか?(柳 幹康:東京大学東洋文化研究所) Ⅱ わたる 第5講 自然に意義を見出す価値観を育てる――中国の自然保護活動における共生(呂植:北京大学/[訳]片岡真伊:国際日本文化研究センター) 第6講 類を違える物と共に生きる世界――中国思想から問う新しい環境倫理(田中有紀:東京大学東洋文化研究所) 第7講 共生を求めること・共生を堪えること――魯迅を手がかりとして(王 欽:東京大学大学院総合文化研究科) Ⅲ ただす 第8講 いかにして共に生きるか――食べること、あるいは共同体のリズム(星野 太:東京大学大学院総合文化研究科) 第9講 共生と生政治(中島隆博:東京大学東洋文化研究所所長) 第10講 文学研究と「ポストクリティーク」――批判は共生のための技術になりえないのか?(村上克尚:東京大学大学院総合文化研究科) 第11講 有機体論的な隠喩をこえて、あるいはサイバネティクスのあとの哲学(ユク・ホイ:エラスムス大学ロッテルダム/[訳]伊勢康平:東京大学大学院人文社会系研究科博士課程) 終講 よりよく生きるためのスペースを想像する(石井 剛) あとがき(中島隆博) -
公認心理師ベーシック講座 福祉心理学
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 心理系学生が学ぶべき福祉心理学の基礎を体系的に解説。コラムや図表も充実。本文カラー。 《 目 次 》 第1部 総論:福祉分野の基礎知識 第1章 社会福祉とは 第2章 福祉現場における心理支援の基本 第2部 子ども家庭福祉分野における心理支援 第3章 子ども家庭福祉分野と法制度 第4章 子育て支援と発達相談 第5章 発達障害の早期療養 第6章 虐待対応と心理支援 第7章 社会的素養と心理支援 第3部 障害福祉分野における心理支援 第8章 障害の理解と社会福祉制度 第9章 知的障害のある人への心理支援 第10章 身体障害のある人への心理支援 第11章 発達障害・精神障害のある人への心理支援 第12章 障害のある人への就労支援 第4部 高齢者・地域福祉分野における心理支援 第13章 高齢者福祉分野における心理支援と法制度 第14章 認知症の人とその家族・介護者への心理支援 第15章 地域福祉分野における法制度と心理支援 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 -
影響力の武器[新版] 人を動かす七つの原理
人を動かす6つの原理「返報性」「コミットメントと一貫性」「社会的証明」「好意」「権威」「希少性」。そして今、7つ目の承諾誘導戦略が明かされる。 あなたも、こんな経験ありませんか? 「試食だけのつもりが、思わず商品を購入してしまった」 「ひっかかるはずのない怪しい〈儲け話〉に乗せられてしまった」 「限定品と聞くと、つい欲しくなってしまう」・・・・・・ 相手の術中にはまり「イエス!」と応えてしまうのはなぜか。社会心理学理論から導き出した、人のココロの動きに影響を与える原理を、6つにカテゴライズした不朽の名著がバージョンアップ。 本書ではさらなる承諾誘導戦略を1つ加え、新たな研究知見や活用方法に差し替えた。グローバル社会を生き抜くためのインターネットの活用や対処法、そして世紀を超えて続く民族紛争でも影響力を発揮した原理とその顛末など、前版同様の知的好奇心をくすぐる事例を多数紹介。 影響力を駆使して人を、社会を、そして世界を動かすための理論的基盤を身につけることができる。 -
極限の思想 ラカン 主体の精神分析的理論
大澤真幸・熊野純彦責任編集「極限の思想」第6回配本。 精神分析家ラカンは人間をどのように捉えたのか。フロイトの「無意識」「事後性」など諸概念の可能性を掬い上げ、アリストテレスの原因論を足掛かりとして、新たに練り上げられる独創的な概念。 〈他者〉=シニフィアンの導入はいかに「主体」を原因づけるのか。またそこに構造的に内在する「欠如」はどのように「主体」に責任を引き受けるよう迫るのか。 原因と因果性をめぐる思考の果てに到達する、象徴界に穿たれた現実界への開口部とは? 【目 次】 序 章 精神分析家ラカンの軌跡 第1部 アリストテレスにおける「原因」 第一章 四つの原因 第二章 アウトマトンとテュケー 第三章 質料と偶然 第2部 ラカンにおける原因と対象 第一章シニフィアン因果性の三平面 第二章ラカンにおけるテュケー 第三章 原因としての真理、対象の機能 -
中世イングランドにおける修道院の所領形成
中世イングランドの裕福な人々は、修道院ができるとこぞって所有地を寄進し、自分自身や親族の現在ならびに未来永劫の繁栄を祈願しました。しかしその背景には、人々のキリスト教への純粋なる信仰心だけではなく、ローマ教会とブリテン島の征服者それぞれの思惑も存在していました。 本書では、冒頭で人類の土地移動の歴史を概観し、続いてアングロ・サクソン人によるブリテン島の征服とキリスト教化、1066年のノルマン征服以降に修道院への土地寄進がどのように広がっていったか、などについて、民族法や告解制度、土地利用といった観点を交えながら解説します。それぞれの時代背景において、人々が聖書の教えを意識的に、もしくは無意識の内に反映して日々を送ったことが伝われば幸いです。 -
公認心理師ベーシック講座 神経・生理心理学
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 公認心理師課程の科目「神経・生理心理学」向けの教科書。 こころの計測方法や、精神活動と脳神経系の関わりを解説した。 全編フルカラーで図と練習問題を豊富に掲載し、初学者でもわかりやすい。 「仕事との関わり」を説明した章を設置し、現場に出たことがない学生でも、公認心理師としての業務のイメージをつかむことができる。 《公認心理師ベーシック講座》 ・豊富な図解とイラストで、初学者でも基礎からよくわかる ・学生が覚えにくい専門用語は赤字にしてしっかりフォロー ・国家試験の出題基準(ブループリント)をおさえつつ、「楽しく・興味深く学ぶことができる」にこだわったつくり 【目次】 第1章 脳神経系の構造と大まかな機能 第2章 大脳皮質の機能局在 第3章 脳活動の生理学 第4章 こころの計測1 非侵襲脳機能計測:脳波,脳磁界 第5章 こころの計測2 非侵襲脳機能計測:PET,MRI,NIRS 第6章 こころの計測3 眼球運動・視線計測 第7章 こころの計測4 心電図・心拍,体温,発汗,瞳孔反応 第8章 感覚・知覚と脳神経系の関わり 第9章 学習と脳神経系の関わり 第10章 記憶・言語と脳神経系の関わり 第11章 行動・注意と脳神経系の関わり 第12章 自己・他者・社会性と脳神経系の関わり 第13章 情動・ストレスと脳神経系の関わり 第14章 動機づけ・摂取行動・性行動・睡眠と概日リズム 第15章 発達障害・精神疾患・神経疾患と脳神経系の関わり 第16章 神経・生理心理学と仕事との関わり ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 -
認知行動療法実践のコツ
今や、多くの精神疾患の治療について認知行動療法(CBT)のエビデンスがあり、メジャーな精神疾患の治療ガイドラインでCBTをファーストラインの治療法として取り上げていないものはまずない。エビデンスという点でCBTは勝ち組と言えるが、勝ったと言えるためには病気に勝ったという結果も必要だろう。 強迫症や不安症などへのCBTを得意とし、抜群の治療成績を上げてきた著者が30年間CBTを使い続ける理由とは何か。本書のテーマは、CBTという道具を使ってどう治療の「パフォーマンス」をあげるかにある。 エクスポージャー、動機づけ面接、ACTといったCBTの各技法の実践のコツを、著者の臨床の知から具体的にわかりやすく解説。症例検討編や、うつ病、不安症、薬物依存などの各疾患ごとの治療についても語る、CBTの名手による実践的著作集。 -
トラウマにふれる
心は震え、身体はささやき、そして人は生きていく。 薬物依存、摂食障害、解離性同一性障害、女性への性暴力、男児への性虐待、ジェンダー/セクシュアリティをはじめとした臨床現場の経験の知から、中井久夫、エイミー・ベンダー、島尾ミホ・敏雄との対話、学際研究の価値を問う人文の知へ。「傷を語る・傷に触れる」「臨床の知」「傷に寄り添う」「傷と男性性」「知は飛翔する」という高密度に編成された五つのセクションを通じて、臨床の足跡と、医療人類学の考察が、多方向へと展開されていく。 傷を語ることは、そして傷に触れることはできるのか? 問われる治療者のポジショナリティとはいかなるものか? 傷ついた心と身体はどのように連動しているのか? ジェンダー・センシティビティはいかにして臨床の質を左右するのか?――傷ついた心と癒されゆく身体、その波打ち際でトラウマと向き合う精神科医にして医療人類学者の、思索の軌跡と実践の道標。 -
子ども虐待とトラウマケア
児童相談所における虐待相談対応件数が激増している昨今,医療や福祉をはじめとするあらゆる支援の現場には,逆境的環境で育ち,こころにケガをしている子どもがさまざまな支援ニーズを抱えて登場する。 こうした子どもたちへの治療や支援を考える際には,まず,彼らがこころにケガ(トラウマ)をしているということを念頭に置いて対応すること(トラウマインフォームドケア)が何よりも求められる。 本書は,理論の核となるトラウマインフォームドケアの他,被虐待児に起こるPTSDの諸症状やアセスメントのポイント,重要な治療プログラムとしてのTF-CBT,アタッチメントや発達障害とトラウマとの関連,児童精神科臨床の実態など,多岐にわたる臨床実践的観点から構成されている。 長年,精神科臨床に携わってきた著者によって子ども虐待とトラウマケアに必要なさまざまな視点や対処法を示す,臨床家だけでなく保健・福祉・教育・司法といったあらゆる支援の現場の方の指針となる一冊。 -
ドゥルーズとガタリの『哲学とは何か』を精読する 〈内在〉の哲学試論
ドゥルーズとガタリによる最後の共著『哲学とは何か』。難解をもって知られるこの著作をどう読んだらいいのか。 読解のため、本書では大きく三部で構成される。 第一部では、ドゥルーズとガタリの〈内在〉概念とはどのようなものかを明らかにする。単に内在と超越という二項対立ではなく、彼らが「内在野」と名指ししたものは何だったのか。スピノザ、ベルクソンなども参照しつつ、その形成過程を明らかにしていく。 第二部では、哲学・科学・芸術の三つを同じ形式をもったものとして、あえて並列に描こうとしたドゥルーズとガタリの意図に分け入っていく。そこから「脳」と「カオス」が析出される次第は、まさに『哲学とは何か』を解読する重要な準備となる。 第三部では、いよいよ『哲学とは何か』をきわめて精密に読み解く。各章に概要、用語、読解の見出しを立て、まさに一字一句を読んでいく。その先に見えてくる〈内在〉の哲学とは? -
臨床現場で活かす!よくわかるMMPIハンドブック(基礎編)
クライエントのパーソナリティを高解像度で解き明かすMMPI(Minnesota Multiphasic Personality Inventory:ミネソタ多面人格目録)の基礎知識・施行法・臨床応用を,「MMPIを知るためのQ&A」「MMPIを理解しよう!」「MMPIをはじめよう!」「MMPIをケースでまなぼう!」の全4章でわかりやすく解説。MMPIの始め方から,基礎尺度・追加尺度の基礎知識,解釈法,ケーススタディ,さらにMMPI試行の全体像をマッピングした付録「樹形図」まで,臨床心理アセスメント初学者はもちろん,アセスメントスキルをブラッシュアップしたいベテラン心理職,チーム医療を志す医師・コメディカルスタッフにもよくわかる実践本位テクニカルガイド! -
はじめての哲学 賢者たちは何を考えたのか?
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 世界はなぜ存在するのか、人は何のために生きるのか、死んだらどうなるのか。哲学は、だれもがいだくこんな根源的な問いについて、できるだけ深く、はじめの一歩から考える方法です。本書は、「無知の知」を説いたソクラテス、人間にとっての「善」「美」を追究したプラトン、絶望の哲学者キルケゴール、「存在のなぞ」を解明しようとしたハイデガーなど、世界を大きく変える考えを提唱した22名の哲学者をとりあげ、彼らが考えたことを楽しいイラストとともに紹介します。 〈哲学って何だろう〉哲学とは/哲学の3つのなぞ/哲学と近代社会/哲学の問い/哲学って何の役に立つ? 〈世の中を変えた哲学者たち〉タレス/ソクラテス/プラトン/アリストテレス/孔子/アウグスティヌス/ホッブス/デカルト/パスカル/スピノザ/ロック/ヒューム/ルソー/カント/ヘーゲル/ショーペンハウアー/キルケゴール/マルクス/ニーチェ/フッサール/ハイデガー/ウィトゲンシュタイン -
キリスト教古典叢書1:聖アウグスチヌスの生涯
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書は、古代キリスト教界の最も偉大な人物アウグスチヌスの最古の伝記で、著者であるポシディウスは彼の親友であり弟子でもある。争いと侵略に悩まされた当時のアフリカを背景に、恩師アウグスチヌスの生活、苦労、善徳、力、死などのかざりのない描写はこの偉人の魅力ある姿をわれわれの眼前に彷彿させる。 【目次】 刊行の辞 (M・ゴンザレス) 緒言 (P・ネメシェギ) 原著者の序言 一章 誕生から洗礼まで 二章 神に奉仕する決心 三章 修道生活と最初の使徒的活動 四章 司祭叙階 五章 修道院の創設と説教 六章 一マニ教徒との論争 七章 アフリカにおけるカトリック教会は、アウグスチヌスの活動により、頭をもたげ始めた 八章 司教叙階 九章 ドナトゥス派に対する働き 十章 巡廻僧たちの乱行 十一章 修道院の発展、アウグスチヌスの著作 十二章 ドナトゥス派から受けた攻撃 十三章 一致と平和の発展 十四章 エメリトゥスとの論戦 十五章 神のみ摂理と人間の知恵 十六章 一マニ教徒の改心 十七章 アリウス派の異端者たちとの討論 十八章 ペラギウス派との論争 十九章 裁判官としてのアウグスチヌス 二十章 世俗の権力者との関係 二十一章 教会会議 二十二章 食事と愛徳 二十三章 教会の財産について 二十四章 教会の財産の管理 二十五章 修道院の規律 二十六章 婦人との関係 二十七章 聖職者の賢明と臨終の際にとるべき態度 二十八章 バンダル人の侵入 二十九章 最後の病気 三十章 ホノラトゥスへの書簡 三十一章 死去 注 (P・ネメシェギ) ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 -
[新訂版]面接技術の習得法
2015年に刊行された『面接技術の習得法』に補論1「精神分析的精神療法のエビデンスをめぐる個人的経験」と補論2「自殺」,12章に最新のエビデンスを加えた新訂版。 本書では,面接の基本技術について具体的に解説し,患者にとって安心で良質な面接が提供できることを目指す。 たとえば,患者に会う前にどのような準備をしたらよいか?面接が行き詰まってしまったら?面接のときに贈り物を渡されたら?など具体的なシーンについてどうすべきかを解説する。 面接をはじめて行う初学者からあらためて学びたいすべての精神科医,心理士,援助職に贈る。 -
快楽主義を生きる エピクロスの哲学
電子版は本文中の写真を多数カラー写真に差し替えて掲載。 自足による最大の果実は、心の自由である。 わずかなもので満足できない者は、何ものにも満足できない。 われわれが生まれるのは一度きりで、二度生まれることなどできない。 今日を楽しめ。隠れて生きよ――。 「快楽主義」は、その語感からつねに誤解を受けてきた。 いっぽうで、古代ギリシアのヘレニズム時代やローマ時代の人びとの心をとらえたのは、その思想が読む者の心に癒やしをあたえたからであろう。 心の平静を求め、友情を重視し、今現在に目を向ける……。 エピクロスを中心とする「快楽主義」の系譜をたどり、現代を生きるわれわれにも色褪せない、普遍的な魅力溢れる思想の本質を探る。 【目次】 序 章 激動の時代が求めた思想 I エピクロスの生涯と哲学 第一章 人と思想 第二章 継承者たち 第三章 原子論的世界 第四章 運命と自由意志 Ⅱ 快楽主義を生きる 第五章 快楽主義とは何か 第六章 心を癒やす特効薬 第七章 友情について―エピクロスの園から 終 章 より善く生きるための哲学
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