綾屋紗月の作品一覧
「綾屋紗月」の「ソーシャル・マジョリティ研究」「つながりの作法 同じでもなく 違うでもなく」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「綾屋紗月」の「ソーシャル・マジョリティ研究」「つながりの作法 同じでもなく 違うでもなく」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
常識やコモンセンスといった液体で満たされたグラスの中に、マイノリティー成分とでも呼ぶべき固体(氷みたいなもの)が沈んでいる。
恐らくはこの液体・固体両者を含めてのものが「私」。しかし色のついた液体は容易に固体を覆い隠す。またその状態こそが正解だと思い込まさせられる。結果、固体をもった私は「悪い私」となってしまう…。
「対話」の場は、そんな「私」達が集い、氷を中央のボウルへと入れていく「場」である。このボウルは、安全安心という規則のもとで、出来るだけ常識・コモンセンスという液体が混ざり込まないように工夫されている。そこに集められた氷達は、ゆっくりとボウルの中でとけだし、緩やかに混ざりあう。
Posted by ブクログ
私と似通った特性の綾屋紗月さんの当事者研究、パートナーの熊谷氏との共著。
自らの特性を深く追求し、研究し続けるさまに、頭が下がります。
多くの発達特性の人は、自らのセルフモニタリング能力が難しい中、綾屋紗月さんは、当事者研究に立ち向かっている生き様に、あこがれをいだきました。
私のこれからにも、
当事者研究のスタートラインに立てたように思えました。文中のなかの、独特な表現に、「わたしも、あるよな〜で、おうちで、ぐったり」とうなずける部分あり。
熊谷氏のつながりの研究にも、頭が下がります。
当方、福祉の仕事についているため、利用者様に寄り添い、ただつかずはなれずてきにも、支援しようと学びの機会に