つながりの作法 同じでもなく 違うでもなく

つながりの作法 同じでもなく 違うでもなく

693円 (税込)

3pt

“つながらないさみしさ”“つながりすぎる苦しみ”――自閉症と脳性マヒというそれぞれの障害によって外界との「つながり」に困難を抱えて生きてきた二人の障害当事者が、人と人とが「互いの違いを認めた上でなお、つながりうるか」という、現代社会の最も根源的課題に挑む画期的な書。

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つながりの作法 同じでもなく 違うでもなく のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    とても面白かった。自己と向き合う、をビジネス書に書いてないアプローチで理解したい人にも良さそう。(でも抽象では同じこと言ってる)。

    弱さは終わらない、と最後の章にあるように、一生付き合っていく自己との折り合いの付け方、がリアルでよい。

    本質主義的にならない=決めつける、無理に答えを出すことを控え

    0
    2024年09月01日

    Posted by ブクログ

    アスペルガーの方と脳性麻痺の方による、それぞれの特性について当事者の立場で考察した交換書簡。特に自閉についてとてもよくわかった。

    0
    2024年08月21日

    Posted by ブクログ

     常識やコモンセンスといった液体で満たされたグラスの中に、マイノリティー成分とでも呼ぶべき固体(氷みたいなもの)が沈んでいる。
     恐らくはこの液体・固体両者を含めてのものが「私」。しかし色のついた液体は容易に固体を覆い隠す。またその状態こそが正解だと思い込まさせられる。結果、固体をもった私は「悪い私

    0
    2023年08月17日

    Posted by ブクログ

    私と似通った特性の綾屋紗月さんの当事者研究、パートナーの熊谷氏との共著。
    自らの特性を深く追求し、研究し続けるさまに、頭が下がります。
    多くの発達特性の人は、自らのセルフモニタリング能力が難しい中、綾屋紗月さんは、当事者研究に立ち向かっている生き様に、あこがれをいだきました。
    私のこれからにも、

    0
    2023年03月09日

    Posted by ブクログ

    とてもツラい時期にこの本に救われた。(お二方と同じ状況、境遇なわけではないけれど)わたしの孤独をわかってくれるひとがここにいたんだ、と。当時、暗くて出口のないトンネルを歩き続けているような日々だったけど、この本が理解者として優しく寄り添ってくれた。いまでも読み返すと涙が止まらない。

    0
    2021年11月22日

    Posted by ブクログ

    当事者研究、熊谷先生、「つながり」に関心があり手に取った。
    ASD当事者と脳性麻痺当事者の、身体の中の「つながり」、他者・社会との「つながり」をベースに当事者研究について綴られていた。

    自分の弱さをそのまま他者やコミュニティに共有し、少し心が軽くなる。また、それを経て自己の理解を更新し続ける。当事

    0
    2021年06月27日

    Posted by ブクログ

    「当事者研究の可能性」という章の中に、「所属するコミュニティの言語、社会制度、信念や価値観」という基本設定が文化人類学者の大村敬一さんにならって「構成的体制」と呼ぶことにして紹介されているが、この「構成的体制」と、「個人の日常実践」との相互循環という考え方が読後に一番印象に残った。個人間の差異だけ見

    0
    2021年03月03日

    Posted by ブクログ

    冒頭では、そもそもアスペルガーとは、自閉症とは何かを、筆者の日常とシナプスの結合という科学的な仕組みにより、非常にわかりやすく、イメージされやすく解説している。

    その後、個と集団の両立の難しさや、同族感による安心感と煩わしさなど、私にも共感出来るような形で書いている。

    個人的には、人と違うことは

    0
    2021年02月21日

    Posted by ブクログ


    過剰につながれない綾屋と,過剰につながりすぎる熊谷の両氏が,それぞれの立場から,多様な他者を他者として認めた上でどのようにつながれるのかを考察した一冊。
    
    どのようにしたらつながることができるのか(つながりの作法)についての著者らの考えは大きく4つにまとめられる。
    
    1. 世界や自己のイメ

    0
    2020年02月15日

    Posted by ブクログ

    面白い!
    最近、自閉症の人が周囲の環境からどういう刺激を受けているのか、テレビなどで可視化されているが、この本はその先駆け。

    それだけではなく、当事者研究の豊かな可能性を示している。

    生きづらさを感じている人が生きやすい世の中に
    なるヒントであり、健常者、マジョリティと思っている
    自分も「地続き

    0
    2018年01月14日

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