作品一覧

  • クリティカル・ワード メディア論
    3.0
    1巻2,420円 (税込)
    ゲーム、ソフトウェア、モバイル、資本、ジェンダー、観光、軍事まで…… 現在/過去の技術や概念を体系的に一望できる、メディア論の新しい教科書! 2020年代を迎えた現在、グローバル資本主義と政治的分断の加速を背景に、インターネット以降のテクノロジーやスマートフォン、SNSの一般化はさらに進み、メディアを取り巻く社会や文化、私たち人間の状況は、かつてないほどの大きな変化にさらされ、メディアの在り方も大きく変容し続けています。 そのような状況において「メディア論」は常にアップデートされ続ける研究領域であり、現代社会のあらゆる局面を考える上でますます重要な分野になっていると言えるでしょう。本書は、人文社会研究におけるメディア論の新たな動向や、メディア理論の歴史的な系譜を現代の視点で整理し直し、さらにメディアの実践を横断的にとらえて論じることを試みた、理論編・系譜編・歴史編の三部からなるメディア哲学の入門書です。 ◆シリーズ[クリティカル・ワード]とは 現代社会や文化および芸術に関わるさまざまな領域を、[重要用語]から読み解き学ぶことを目指したコンパクトな入門シリーズです。 基本的かつ重要な事項や人物、思想と理論を網羅的に取り上げ、歴史的な文脈と現在的な論点を整理します。もっと深く理解し、もっと面白く学ぶために必要な基礎知識を養い、自分の力で論じ言葉にしていくためのヒントを提供します。
  • ホワッチャドゥーイン、マーシャル・マクルーハン? : 感性論的メディア論
    3.0
    1巻2,816円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 マクルーハンとは何者で、なにをしているのか? 彼独特のパフォーマティヴな言葉遣いに注目し、緻密なテクスト読解からまったく新しいマクルーハンの真実を明かす!

ユーザーレビュー

  • クリティカル・ワード メディア論

    Posted by ブクログ

    最初の理論編は新しいことが多く力を入れているので、これだけを読んでも役に立つと思われる。
     歴史編では、憑依メディア、観光メディア、物流メディア、金融メディア、軍事メディア、司法メディアなと、ほとんど今では聞かれないメディアが多い。
     惜しむらくは活字が薄くて細いということである。がくせいにとっては問題ないであろうが、老眼者にとってはややつらい。

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    2021年10月04日
  • ホワッチャドゥーイン、マーシャル・マクルーハン? : 感性論的メディア論

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    【新たな感性としての触覚性―共感覚と麻酔】p75-76
    一方で、共通感覚ないし諸感覚の相互作用としての触覚性。そして他方で、「光学的無意識」、あるいは視覚の体制から阻まれたものとしての触覚性。

    <第6章 クールの変容―プローブすること>
    マクルーハンにとって、テレビというメディアは、視覚的なメディアと聴覚的なメディアの対立図式によって把捉可能になるメディアの歴史的布置そのものを切り崩す潜勢力を備えているのである。p175

    ▲スラング辞典における「クール」の定義。
    p253注釈

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    2014年06月22日

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