スティーヴン・ケイヴの作品一覧

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ユーザーレビュー

  • ケンブリッジ大学・人気哲学者の「不死」の講義
    今この時間を大切にしようと考えるきっかけを与えてくれる本。
    私たちは、いつか死ななければならないということを明確に認識しつつ、一方では自分が存在しない「死」というものを想像できない。このことが、自分は死ぬはずがないということを信じさせやすくなり、自分の消滅は不可能であるという「不死のシナリオ」を創出...続きを読む
  • ケンブリッジ大学・人気哲学者の「不死」の講義
    不死を追い求める人類。エジプトの王も始皇帝もそうだった。そのシナリオを「生き残り」「蘇り」「霊魂」「遺産」と4つの人類の歩みとして講義する。
    しかし、どれも充分な答えを得られない。
    最後に「知恵」のシナリオが登場する。
    先人はすでに答えを見つけていたらしい。
    「ギルガメッシュ叙事詩」「旧約聖書」エビ...続きを読む
  • ケンブリッジ大学・人気哲学者の「不死」の講義
    不死のシナリオは、4つあり、生き残りのシナリオ、蘇りのシナリオ、霊魂のシナリオ、遺産のシナリオである。文明の発生、存在、発展の、要因となってきた。しかし、そのどれも、実際には、不死を、約束しない。にもかかわらず、人類が不死を、必要としたのか、それは、不死のパラドックスにある。また、4つのシナリオに続...続きを読む
  • ケンブリッジ大学・人気哲学者の「不死」の講義
    今まで読んできた「生と死」に関する本の中で、この本が一番納得出来た。

    〈本から〉
    「私たちは生き残るためのマシンだが、『私たち』とは人間だけを意味するわけではない。そこには、あらゆる動物、植物、細菌、ウィルスが含まれる」のだ。

    私たちは二つの世界に生きている。一方は、他の生き物たちと共有している...続きを読む
  • ケンブリッジ大学・人気哲学者の「不死」の講義
    「ヒトは死を恐れるあまり、4つのシナリオを作ることで”死”から目を背け、一方で文明を興してきた」とする。
    確かに今でもそのシナリオは形を変えて我々の日常にも存在し続けていて、なるほど、と思わせる。

    とても面白い切り口だし、多くの知見が取り込まれていて筆者の博学ぶりもよくわかり、最後までじっくりと読...続きを読む

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