国内ホラー - 怖い作品一覧

  • 怪異十三
    4.3
    「一編でも読者が心から怖がってくれれば、編者冥利に尽きる」 怪異の名手・三津田信三が自ら選んだ、国内外のホラー名作十三篇。 それに加えて、三津田氏が今作のために書いた「霧屍疸村の悪魔」を収録した珠玉のホラーアンソロジー。 他では味わえない異様さ、不穏さ、無気味さ、そして忌まわしさを、存分に感じてください――。
  • 怪異フィルム
    3.5
    1巻682円 (税込)
    未発表のフィルムに刻まれた芸能界の闇、死体しか愛せない男が垣間見た驚愕の心霊現象、元アイドルが目撃した地獄、ゲーム製作の舞台裏で起きた心霊事件、心霊写真番組に隠された意外な真相、病魔の息子の前に現れた謎の存在、超能力者のやらせに迫った番組、いわくつきの有名スタジオで頻発する異変……。テレビ、映画、ゲーム業界で起きた様々な怪異を、現役のホラー映画監督が蒐集した衝撃と戦慄の実話怪談集。
  • 怪奇小説集
    4.3
    1~2巻607~660円 (税込)
    深夜、胸をしめつけられるような息苦しさに襲われたルーアンのホテル、真夜中の階段を上がっていく何者かの足音を耳にしたリヨンの学生寮、うなだれている人影を夜具の足許に目撃した熱海の旅館――「三つの幽霊」ほか、身の毛もよだつ恐怖譚15編を収録。
  • 怪奇博物館
    4.0
    大学教授、35歳の令子と、その助手を務める27歳の哲平は恋人同士。8歳も年下となると、令子には、哲平は可愛くてしょうがないという存在、一方、彼はそれがちょっと不満――とはいっても、実生活でも、哲平は彼女の助手(?)をするはめに……。ある日、発生した狼男の仕業といわれる殺人事件。でもそんなものが信じられない名コンビ、さっそく事件に首を突っ込んだ! 研究をやめて、けんかもやめて、二人が一致協力して取り組む名探偵の数々、ホラーな味つけの傑作集。
  • 怪奇話集 タクシー運転手のヨシダさん
    3.4
    1巻1,650円 (税込)
    「僕はずっとヨシダさんからの連絡を待っています」 いわくつきの廃墟の数々を共に巡った親友・ヨシダさんは、恐怖に呑まれ、あの世とこの世の狭間に引きずられていってしまいました。 <第11回ネット小説大賞受賞!> “僕”とヨシダさんの身に起こった不可思議な体験を集めた短編集。5万字超の書き下ろし加え、Web発の怪作が待望の書籍化! 【目次】 はじめまして/K病院/丑の刻参り/廃校であった怖い話/三ツ寺(ミッテラ)鉄仮面少女/二十世紀の聖域/東京夜走老婆/日本橋(ポンバシ)漂流少年/二十一世紀の聖域/再会/死神/人形塚/MOTHER/おわりのごあいさつ
  • 怪社奇譚 二十五時の社員
    4.0
    怪異に遭遇する場所が職場であったとしたら、あなたはそこを辞めることができるだろうか? そう、わかっていても、逃れられないのだ-。 「会社のエレベーターに張られた無数のお札」 「施錠されていたオフィスに入ってきた人影」 「残業中に廊下から聞こえてくる足音」…… 職場にまつわる話だけを集めた怪談実話の旗手による待望の奇譚集!
  • カイタン 怪談師りん
    3.5
    その怪談は誰にも語ってはならない。破れば「シャバネ」がさらいにくる――。女子高校生・戸鳴りんは、かつて神隠しに遭ってさらわれ「この世にいた全ての証拠とともに」消えてしまった妹・えつを探し続けていた。りんは、幼なじみの大学生・真加部丹葉とともに、えつの手掛かりを求めて怪談イベントに参加するが、そこで、皮肉屋の偏屈なカリスマ怪談師・馬代融と出会う。馬代はりんたちに、えつを探すための情報提供と引き換えに、自身の率いる怪談事務所「カイタン」へ加入するよう要求。怪談師見習いとなったりんは、丹葉とともに取材のため心霊スポットをめぐる羽目になり……怪異に遭遇し、怪異を語る。日本ホラー小説大賞読者賞受賞『夜葬』の実力派作家が放つ、新時代の怪談ホラー!!
  • 怪談青柳屋敷
    値引きあり
    3.6
    1~3巻352~726円 (税込)
    実は無類の怪談好きだった著者が、自ら体験あるいは学生時代から蒐集し続けている怪異譚の中から、とっておきの49篇を収録――深夜に帰宅したのは誰だったのか?(「夫の帰宅」)。心霊スポットの海岸で少年たちを襲った異変(「そこは海」)。夜毎バーに現れる奇妙な少女(「防空頭巾とタバスコ」)――人気ミステリ作家が書き下ろした初の実話怪談短篇集。
  • 怪談 悪霊の國
    3.0
    拝み屋が綴る最恐怪異群像 蠢く女の首。 左右から生えた細長い手足を折り曲げ蜘蛛を思わせる動きで――。 「首手足 行方不明」より 拝み屋たちを襲う魑魅魍魎 人の悪意と異形に蝕まれる! 宮城で長年、拝み屋としてこの世ならざる者たちと渡り合ってきた郷内心瞳が、怪異を追体験させるような「すさまじく怖い話」ばかりを集めた究極の怪談本。 ・放課後、怪談話をしていた女子高生の髪が突然…「それになる」 ・道で振り仰いだら上から若い女が降ってきて…「直撃」 ・特定の日現れる異様な女の怪「十三日の金曜日」 ・奇妙な夢を見た後に連絡があったかつての級友とその顛末「布団部屋の女たち」 ・郷内と同業の拝み屋の怪異との決死の対峙! 連作「ストレンジ温泉の怪」 ・全身の皮膚が剥がれ落ちた女が路上に立っていて…「バースターと花時雨」 ――など怖気震えあがる52話を収録。
  • 怪談売りは笑う
    3.3
    ライターの藤崎俊一はある男を追っていた。その男――怪談売りは、どこからともなく現れては『怪談あります』というのぼりを立て、路上販売の格好をしているという。古本の形をした商品は、怪談そのもの。買えばそこに書かれた怪異に見舞われ、売れば見舞われなくなるので、様々な事情を抱えた者たちが夜な夜な彼のもとを訪れる。彼はいったい何者なのか、その目的とは――。人間の闇と欲望に切り込む、一話完結の人間ドラマ!
  • 怪談和尚の京都怪奇譚 宿縁の道篇
    3.9
    超人気、怪談説法シリーズ第5弾! 雨ガッパ姿で全力疾走する女、究極の心霊スポット、子供の死の直前に現れた金髪の女――怖い、けれどためになる。怪談×説法第5弾!
  • 続・怪談和尚の京都怪奇譚
    4.5
    シェアハウス、パン屋さん、映画サークル、公園。ほら、あなたのうしろにも……! 京都・蓮久寺の三木住職のもとには、助けを求める人が絶えません。 悪霊に祟られた人、ポルターガイストに悩まされる人、人形をお祓いしてほしい、さまよう霊を供養成仏させてほしい……。 そんな実話や自身の体験など、現代の怪談、奇譚の数々をお届けします。 蓮久寺は江戸時代初めの建立で、島原の遊女・吉野大夫との縁も深い名刹。 三木住職の怪談は、テレビの「怪談グランプリ」準優勝の名人芸です。 見えない世界に触れることで、あなたの人生も変わるかもしれません。
  • 怪談怨霊館
    4.5
    書くインフルエンサーが語る戦慄の実話 「後ろの正面だーあぁーれ」 暗い部屋で後ろにいたのは、赤黒いべっとりとした液体を纏わりつかせた、ぐずぐずの―― (「かごめ唄」より) フォロワー20万人超のTikTokerが書き下ろす本当にあった怖すぎる心霊譚 怖い体験談を買い取る「京都怪談商店」などをプロデュースする、新進気鋭のホラープランナーCoco。怪談師としても活躍する彼女が極上の恐怖を求めて蒐集してきた怪談から選りすぐりを披露。 ・エレベーターの中にいたはずの男の子はどこに?「見えるようになったきっかけ」 ・テレワークの中、物音を立てると隣室から壁を叩く音がするのだ が…「おとなりさん」 ・子供の頃、とある神社で行うおまじないが流行ったのだが…「つくし様の願いごと」 ・屋根裏部屋で一人遊んでいたら見知らぬ子供たちに囲まれ…「かごめ唄」 ――など45話とライフワークでもある心霊スポット探訪から最ヤバな6か所をピックアップ収録。
  • 怪談稼業 侵蝕
    4.5
    徳島で建設業に従事する著者の日常と、体験者に聞き取り取材をした怪談が妖しく交差する土着的怪談実話集。怖いと感じることそれ自体を深く見つめることで、怪異の恐ろしさがぞくりとにじり出る8篇を収録。
  • 怪談狩り まだらの坂
    4.2
    警察官が遭遇した奇妙すぎる夜の交通事故を描く「物損事故」、四国の山奥の寒村を訪れた青年2人に襲いかかる怪異が不気味な「靴」、夏の日に突然町に蔓延した異臭の正体に震撼する表題作など。
  • 怪談狩り 葬儀猫
    4.0
    コロナ禍の町で、異様な格好の男を目撃した主婦の体験が不思議な「面布」。引っ越したばかりの地で、近所で立て続けに起きた不幸と、その共通点に震撼する「大黒柱」など、日常で遭遇する恐怖に加え、八甲田山雪中行軍遭難事件と千日デパート火災事故という2つの歴史的な事件にまつわる怪異の総括を収録。障りを危惧して伏せていた事実など、今だからこそ書けるエピソードも。実話怪談の先駆者が、土地に刻まれた記憶を語り継ぐ。
  • 怪談狩り 山の足音
    3.8
    実家の改築工事の最中、次々に発覚する家の奇妙な造りと、2つ目の仏壇の謎が恐ろしい「家の整理」。TV番組のため、都内の心霊スポットを訪れた撮影スタッフが遭遇した怪異と後日談に戦慄する「心霊動画」など日常に潜む恐怖に加え、怪異収集家である著者が厳選した山の怪談を収録。遭難した男性が出会った顔の印象のない男、夜の山道で何度も追い抜く同じ女性の後ろ姿――山という“異界”を堪能できる本当に怖い実話怪談集。
  • 怪談狩り 市朗百物語
    3.8
    1~3巻704~825円 (税込)
    六甲山を取材中にテレビのロケ隊が見たモノ、風俗嬢を見つめる顔、演劇部に伝わる黒い子供、遺体に肩をたたかれた納棺師の体験談……。現実世界の歪みから涌き出る、ふとした恐怖、ぬぐえない違和感を狩り集める。
  • 怪談狩り 黒いバス
    3.6
    ある日突如現れる、黒いバスのような乗り物は、生者と死者の恨みを乗せて走る――今なお継続する怪異に震えが止まらない「黒いバス」他。本書収録作をまとめて読むことで恐怖が増す、本当に怖い怪談実話集。
  • 怪談狩り あの子はだあれ?
    3.5
    山道に佇む白無垢の花嫁、22階の高層マンションから落ちていく男性、ガソリン・スタンドに現われる子どもの謎、旅館の部屋に敷き詰められた真っ赤な椿――幽霊の出てこない怪異を集めた異色の実話集。
  • 怪談狩り 禍々しい家
    3.9
    怪奇蒐集家・中山市朗が狩り集めた戦慄の建物怪談。人の気配がない角部屋から聞こえる妙に大きな生活音、引っ越し先で見つけた不気味なビデオテープ、誰もいない子ども部屋で突然鳴りだすおもちゃの音、夜の自転車置き場の地面に這うモノ……。「新耳袋」で話題騒然、今もさまざまな憶測を呼ぶ「山の牧場」の、今だから書ける、ここでしか読めない後日譚6話も収録。どの町にもある普通の建物が、異様なものを孕む空間かもしれない。文庫オリジナル。
  • 怪談狩り 黄泉からのメッセージ
    3.6
    死んでも、伝えたいことがある―― 「新耳袋」の著者・中山市朗が蒐集したあの世からのメッセージ あの世からのメッセージは、さまざまな形でこの世に出現し、私たちに語りかけてくる――。親族に不幸があるたびに夢枕に現れる生首、幼い子どもをひき逃げした犯人を探し求める刑事が見つけた金属片、夜道に佇む男の子が手にした新聞紙、「俺は16歳までに死ぬ」が口癖だった同級生の家を代々襲う数奇な運命……。日常に潜む小さな違和や怪異を丁寧にすくいあげる。「新耳袋」の著者が全国から蒐集・厳選した戦慄の怪談実話集。
  • 怪談忌中録 煙仏
    4.0
    〈怪談最恐位〉下駄華緒が鮮烈に怪談本デビュー! 1万人の遺体を見送った男が綴るリアルな恐怖体験談! 元火葬場・葬儀屋職員、おくりびとミュージシャン・下駄華緒が綴った、本当にあった怖い話!!! 弔われたはずの子どもが枕元に… 火葬場で嗅ぎ馴れた屍臭が街中で… 異常に黒煙を放つ遺体 削除できないPC上の遺言書 金縛り中に髪を掴んで引き摺られる部屋 霊障が拡散する心霊写真 「怪談最恐戦2019」にて頂点〈怪談最恐位〉に輝いた元火葬場・葬儀屋職員の下駄華緒が満を持して怪談本デビュー! ・繁華街の路上生活者から放たれる強烈な死の薫り…「腐敗臭」 ・怪異に命を狙われる超危険な職場経験談…「中にいる」 ・古い宿舎に現れた凶悪な侍…「乗っ取り」 ・著者のバーテン時代に身に降りかかった戦慄の実体験…「赤い女」 ・神社で禁忌の祈願をした恐ろしい代償…「願い事」 ・古びた旅館に隠された開かずの間の謎に著者自身が挑む…「とある旅館」 ――等の怪異譚に加え火葬場の実体験談を収録。現場で見聞きした生々しい恐怖の数々に震える!
  • 怪談禁事録
    5.0
    大ヒットシリーズ「闇塗怪談」の営業のKによる 新たな恐怖伝説が始動! 群がる首無しっ子が 私の首をもぎ取ろうと ぐりぐり捻り回す……。 「供養塚」より 行ってはならぬ村 聞いてはならぬ声 禁忌に縛られた恐怖実話27! 金沢に実在する塗料会社のブログに綴られた実話怪談が話題を呼んで書籍化、 大人気シリーズとなった『闇塗怪談』の著者がさらなる禁忌に挑む新作実話怪談。 ●山陰の村で川に近づいてはならぬとされる日。破ると船がお迎えに来るというのだが…「船が来る」 ●等身大の幼児人形を抱いてカラオケ店に来た老婆。漏れ聞こえる歌声をよく聞くと…「まーくん」 ●北アルプスの断崖絶壁に立つ不気味な母娘。登山中に彼らから囁かれた言葉の意味とは…「二歩目より三歩めがいいです」 ●雪の峠で身動きできなくなった車。夜半、握り飯を差し出してくる男らに車を囲まれ…「車中で夜を明かした」 ●近所の空き家に忍び込もうとした少年らが見た存在しないはずの家族。恐怖は20年後に…「いつから呪われてた?」 ●出張から帰宅して感じた家族の異変。夕飯に出された一枚の冷えた食パンは…「付きっきり」 ●一人っ子なのになぜか姉がいた記憶のある女性。神社でお祓いを受けてから見えなくなった姉の正体は…「姉」 ●屋敷の床下から見つかった古い塚。工事を続行しようとすると、作業員の子供達が次々と死んで…「供養塚」 他、禁断の27話収録!
  • 怪談禁事録 朝が来ない
    3.6
    禁忌を暴き、恐怖を浴びる! 見てはならぬモノ。行ってはならぬ場所。 禁忌には必ず隠された理由がある。それも恐ろしい理由が……。 ◆東北の寒村で年に一度山から下りてくる狐面の行列。訪いを受けた家は…「山からやって来るモノ」 ◆朝目覚めると娘の全身に無数の噛み傷。原因は一族の血筋に…?「狗神というもの」 ◆山陰地方の入山禁止の山。人を喰うバケモノが棲むと言うのだが、騙されて踏み入った少年は…「ころがりわらし」 ◆夜、海辺でキャンプをしていると、沖のほうから無人の小舟がやってきて…「舟葬」 ◆財布の中に突如現れ、忽然と消えた白い紙。翌日、彼女の世界は光を失ってしまい…「朝が来ない」 ◆夜、出かけて行く母と入れ違いに布団に入って来る老婆の歌う不気味な子守歌…「子守歌」 ◆古民家に使われていた立派な柱を新居に使ったところ起こる怪異。実はとんでもない曰くが…「大柱だけ残した」 ◆樹上で過ごすの恐怖の一夜。不気味な女が囁く「はむか、のむか」の意味とは…「サバイバルキャンプ」 他、著者渾身の取材による本能がアラートを発する最新最凶怪談全25話!
  • 怪談禁事録 ハカが見える
    4.0
    「存在しない墓が見えたら終わり」 介護施設の記憶ゲームで起きた不気味な事件。 連鎖する死のルールは… (「ハカが見える」より) 幾度も書くのを”邪魔された”曰くつきの禁忌譚! 本来触れるべきではない領域にある話、本能が忌避するような怪異ばかりを集めた怪談集。 ・介護施設で行われた複数の絵を記憶するゲーム。ある人が存在しない墓の絵があったと言い出して…「ハカが見える」 ・1枚の人身事故画像にとり憑かれた男。事故について調べるうち恐ろしい事態が…「7センチの隙間」 ・家に母親が二人いるという女性。一人は生みの親、もう一人は生きていない存在だというが…「母親」 ・水死体のあがった日は海で殺生をするな。船頭の忠告を無視した釣り人の末路…「戻り恵比寿」 ・ある二階建て家屋の調査に赴いた不動産会社の社員。家の中に入るも階段が見当たらず、同行の女性に異変が…「土地家屋調査」 他、禁忌の扉がいま開く!
  • 怪談禁事録 ヨミの島
    4.0
    東北の漁村に伝わる《禁忌の島》伝承。 曰く、雨と霧の夜に出現する島は桃源郷だが、その姿を見た者は二度と戻れない――。 「行こう、ヨミを見つけたんだ。」 夜釣りの高校生二人組を襲う恐怖と運命の分かれ道。言い伝えの真相とは? ――「ヨミの島」より 金沢市の塗料会社で営業マンをしながら、怪異を集める著者が見聞きした最新怪談集。 毎朝4時に聞こえる子供が川で遊ぶような音。川を探しに出た彼女が見たものは…「川の子供たち」 田舎に移住した男性の玄関に人知れず置かれる《贈り物》。送り人不明のそれは徐々に不気味なものに…「その土地にいるモノ」 霊能者Aさんの叔母を襲う霊障。悪霊を始末すべく現場の家に向かったAさんのとった方法とは…「漆黒を作る」 社員旅行の余興で心霊スポットの廃神社に行ってから生肉を食べるようになった娘。廃神社でいったい何が…「娘の視線」 東北の漁村で古くから伝わる幻の島の話。雨と霧の夜に出現するその島を見たものは二度と戻れないというのだが…「ヨミの島」 保険会社の男子トイレに出る女の霊。目撃した社員の相次ぐ退職の真相は…「カリフラワーの花」 両親と喧嘩別れして東京に出た看護師の女性。母危篤の知らせに雪の中を向かう途中で起きた怪…「生者でも亡者でも」 死んだ妹の身代わりにと人形を作って母に贈った長女。だが人形の顔つきが徐々に変化して…「人形は何処にいる?」 懐かしさからかつて住んでいたマンションを訪ねた女性。外から見上げるベランダに見た衝撃のモノ…「彼女の過去」 姉が連れてきたみどりという名の少女霊。みどりは姉の惨たらしい死を予言して…「終わりの記憶」 バイクでツーリング中、山奥で見つけた洒落た店。絶品のコーヒーを味わうのだが何かがおかしくて…「最高の店に出会えた」 余命僅かな妻のために30年前の思い出のカクテルをもう一度飲ませてあげたい。夫の悲願と不思議な怪現象…「紛れもなく怪異」 他、禁忌に触れる危険な因果ばなしから切なく不思議な奇談まで、生者と死者のあわいで陽炎のごとく揺れる怪、全27話収録。
  • 怪談グランプリ 2017 未公開! タブー怪談
    3.0
    この夏、最恐の怪談師の饗宴!! 【内容紹介】 この夏、放送予定の最恐テレビ番組「怪談グランプリ」出演者たちが、テレビでは語れない秘蔵の怪談を本書で披露。 某タレントさんの事故死にまつわる不吉な前兆、 事故物件住みます芸人ならではの、とんでもエピソードなどなど 読まずにはいられない怪談を収録
  • 怪談群書 墜落人形
    5.0
    「気づかなかった? あなた、呪いの人形なのよ」 ビルから落下する人形の幻を見る男 ある日、人形が言葉を… 「墜落人形」より 一癖も二癖もある、アク強すぎの怪実話! 出てくる霊も体験者も曲者ぞろい。 俄かには信じがたい異常現象と歪で底冷えのする恐怖たち。 一筋縄ではいかない怪異ばかりを集めた強烈な実話怪談集! ・スベリヒユが群生するプレハブ小屋。中では女装の少年がある霊的な作業を…「スベリヒユ」 ・嫁入りの夜に出現すると言われる縁起のよい帆掛け船。だが船には黒い人影が…「ゴブリン対策」 ・激辛カレーを食べる謎の老女。食事中、老女の袂から何かが…「蝉と蛇とカレーライス」 ・玄関に立つデリヘル嬢の霊。勢いよく殴った時だけ手応えが…「殴打のテオリア」 ・手首切断事故と目撃されたオレンジ色の爪をした左手首の幽体。その正体は…「手首が来る」 ・セーラー服の少女を車で轢いてしまった幻の感触。その後、車が盗まれ意外な展開に…「轢いた記憶」 ・福岡のとある会社社長一族が行う秘密儀式伝うことになった男。  山奥の薄野原で井戸と対峙した怪奇な5日間…「可哀相な井戸」 ・ビルから落下する人形の幻影を見る男。なぜ自分にそれが見えるのか?  それが霊だとして、なぜ人間ではなく人形なのか?戦慄の結末…「墜落人形」 他、満を持して世に放つ著者9年ぶりの単著!
  • 怪談五色 破戒
    4.0
    新たな五色の怪談絵巻が始動する。五人の書き手によって綴られる極上の実話怪談アンソロジーだ。 世界各地の実話怪談を綴り、新風を吹き込む丸山政也、人の狂気系恐怖譚を得意とするが今回はグッと怪談に寄せてきた渋川紀秀、奇妙で不思議、纏わりつく厭な恐怖を描く我妻俊樹、怪異に纏わる場所に引き寄せられて取り込まれる恐怖譚を川奈まり子、淡々と、日常を襲う怪異と見え隠れする悪意を炙りだす福澤徹三。 最凶な実話怪談が揃い踏み、どっぷりと五色に染まっていただきたい。
  • 怪談歳時記 12か月の悪夢
    3.0
    初詣の夜に妻を見失った男。帰ってきた妻は、以前とはなにかがちがっていた。老人の語りが戦慄を呼ぶ「鬼がくる家」。女子大生の〈あたし〉は真夏の山中で、われにかえった。見知らぬ車に見おぼえのない服。失われた記憶を求めて恐るべき真相にたどり着く「迷える羊」。平凡なOLが引っ越したマンションには、得体のしれない誰かが住んでいた。女の情念と狂気を描く「九月の視線」。四季を舞台に織りなす12篇の恐怖。
  • 怪談四十九夜 合掌
    5.0
    地獄へいざなう四十九の実話怪談! 大人気競作シリーズ最終巻! あの世とこの世を繋ぐ夜のごとき、不思議で怖い不気味な話49話を綴る人気シリーズがいよいよファイナル。 黒木あるじのもとに、ベテラン・福澤徹三と岩井志麻子を迎えての強力布陣で送る。 ・ドライブの途中に見つけた朽ちかけた祠の恐怖「紅葉ドライブ」(我妻俊樹) ・魔物に連れ出されてたと口にする少女、やがて…「魔物の宝」 (朱雀門出) ・整体院に来る謎の女性患者の奇妙な振る舞い「美婆」(神薫)、 ・向かいの家から漂う腐臭に最悪の事態を想像したが…「S家の不安」(黒史郎) ――他、百目鬼野干、冨士玉目、そして新鋭・蛙坂須美が参加。その先は極楽か――いえいえ地獄は続きます。
  • 怪談師の証 呪印
    5.0
    「死にます。さよなら」 そう遺して自殺した上司から、なぜか奇妙なメッセージが届く(『LINE怪談』収録) TVなどでも大活躍! 怪談社の実話怪談集! 現代における怪異体験談の蒐集と発表を行う団体、怪談社。そこに在籍するのは、舞台やメディアで怪談を語る怪談師・上間月貴と糸柳寿昭、書籍として実話怪談を世に出している書記・伊計翼。彼らの手元に集まる怪異から選りすぐりを収録したのが今作だ。病室に突然吹き抜けた風、その顛末「病院の風」、肝試しに心霊スポットに行ったという友人から“逃げろ”という電話、その驚愕の理由「住所どこだっけ」、地下鉄で見知らぬ男に右肩を叩かれた。そこから起こる奇妙な女のストーキング「バトンタッチ」など64編を収録。 著者について 伊計翼(いけい・たすく) 関東に実在する怪談イベント団体「怪談社」の書記。著作に『怪談社』十干シリーズ、『怪談社書記録 赤ちゃんはどこからくるの?』『怪談与太話』『魔刻百物語』『あやかし百物語』『恐國百物語』『怪談社RECORD 黄之章』他多数。
  • 怪談社THE BEST 天の章
    5.0
    ここにきてから死ぬ夢が多い気がする(収録話「暗黒の夜」) 糸柳×上間 最恐タッグ! メディアで大活躍の怪談社、待望のベスト版!書き下ろしも収録! 怪談ライブ、TV、YouTube等で大活躍!全国を渡り歩き心霊体験談を蒐集する怪談社の、初期の怪奇譚を纏めた記念すべき初のベスト版! ・6歳の娘の口癖の由来を質すと悍ましい事実が…「発覚」 ・大学で逢った女の子の恐ろしく異常な趣味とは!?「猫が好き」 ・異形の者たちに追いすがられる!戦前の病院の怪異譚「第五號室」 ・長期入院の末に亡くなった誰からも好かれる母、弔いのために想い出の海を訪れると身の毛もよだつ衝撃の過去が判明する…「想い出」 ――など多数の名作に加え書き下ろし9篇を収録。 怪談社が紡いだ恐怖の伝説は、いま始まったばかりだ!
  • 怪談社 THE BEST 鬼の章
    3.5
    増ページで恐怖が迸る! 傑作に大幅加筆を加え、「廃校の怪談」ほか新作30話書き下ろし 心霊TV番組「怪談のシーハナ聞かせてよ。」「怪談好きが集まるBAR REQIEM」のレギュラーや怪談ライブ、YouTubeなどでも活躍中の怪談師・糸柳寿昭と上間月貴。 彼らが所属する怪談社の人気既刊本〈十干〉シリーズより、自ら厳選した怪談に大幅加筆したベスト版最終巻。 ・中学生の友達の額をふざけて指で突いたらその指がズボリと…「指先の脳」 ・買い物から買ってきたら家の敷地から見知らぬ少女が飛び出してきて…「便利屋がいた話」 ・心霊スポットに入り込み、紙垂がかかった扉の鍵を開けたのだが…「廃校の怪談」 ――など、書き下ろし新作30話を含めた57話を収録。怪談に塗れて溺れろ!
  • 怪談社書記録 闇語り
    3.0
    「コイツさ、ゆうれいが視えるんだぜ」 血だらけになった彼がひとりの少女を連れてきた――(「愛を知らない」収録) 怪談社の実話怪談、背筋を揺さぶる新シリーズ! メディアでも活躍中、全国を跋扈して怪異体験談を蒐集する怪談社。 闇の奥底より溢れ出す怪異の語り部による新シリーズいよいよ始動! オフィスの倉庫に響く、聞こえるはずのないため息「いるはずない」、 ある旧家に残されていた奇妙な手紙、綴られた恐るべき内容とは「命がない」、 神隠しのように忽然と消えた最愛の弟。調べるうちに悍ましい異形にたどりつく「言葉じゃない」、 怪異に彩られた男ふたりと少女ひとりの奇妙な同居生活の行方…哀切の怪奇譚「愛を知らない」など71篇を収録。
  • 怪談蒐集癖 凶禍の音
    5.0
    この男、憑かれている… とんでもない〈怪談野郎〉があらわれた! 怪談蒐集を趣味に持ち、仕入れたネタを友人の怪談作家に提供していた「私」。 ある時、自分の網にかかったネタと怪談作家の取材したネタが被っていることに気づく。 現在進行形の怪談を「怖いから書かない」と言う友人に「私」は思わず口にしてしまった。 「じゃあ自分が書く」と──。 表題作「凶禍の音」を機に蒐集のみならず書き手になってしまった著者の、恐るべきストック怪談集。 ・ブロック塀に囲まれている奇妙な家屋「デスマッチの家」 ・近所の地蔵になんの気なしに手を合わせたら…「身代わり」 ・仕事に追い詰められていた帰り道、遠くに見えたのは…「楽しそうな通り」 ――など、魂の奥に流れこんでくる44編!
  • 怪談実話 黒い百物語
    3.3
    怪談実話の名手、福澤徹三が5年間にわたって蒐集した全100話。平凡な日常に潜む怪異を静謐な文章がリアルに描きだす。1話また1話とページをめくるたびに背筋が寒くなる「読む百物語」。
  • 怪談実話傑作選 弔
    3.6
    実話怪談単著デビューから六年、1000話以上の怪談を送り出してきた黒木あるじの初のベスト傑作選がいよいよ登場! 厳選された最恐の59編と書き下ろし6編を収録。どこまでも冥く底が見えない怪異を描く怒涛の黒木ワールドを、これでもかと堪能できる珠玉の一冊。解説は平山夢明。
  • 怪談実話傑作選 磔
    3.0
    怪談実話シリーズで絶大な人気を誇る黒木あるじのベスト版第2弾。 これまでの中から最恐作品ばかりを抽出し1冊に纏めました。 ファンのみならず怪談初心者もまずはここから読まれたし!
  • 怪談実話二人衆 嫐
    4.0
    「嫐」と書いて「うわなり」と読むそうですよ。後釜に座った女という意味があるとか。悪い女かもしれませんね。でも、嘘つきではありません。「嫐」が語る怪談はどれも本当の話なんですよ。甘やかに酷く、じわりぬるりと嬲(なぶ)ってあげましょう(「はじめに」より)。 AV界のレジェンド、現在は小説家として官能やホラーを世に送り出す川奈まり子と官能小説家であり今回は怪談実話に挑戦した吉澤有貴。その戦慄の怪異とは……あの女が現れてから身体に異変が起きて…「血胎」(川奈まり子)、職場の同僚女性と上司との禁じられた関係、それが終わる時「無言の男」(吉澤有貴)など、冷たくなった身体に恐怖が絡みつき離れない、二人の「女」の怪談実話集。
  • 怪談の仕掛け
    4.5
    1巻2,200円 (税込)
    近年、怪談会や怪談イベントが人気を集め、怪談の動画コンテンツも盛んに配信されるようになっている。なぜ、今も昔も、恐怖を感じさせる怪談は人を引き付けるのか。そもそも、怪談を怪談たらしめているものは何なのか。 怪談の基本を声の文化として捉え、怖がらせたい語り手と怖がりたい聞き手の関係性のなかで生成する怪異をめぐる話として怪談を位置づける。そして、悲話、笑い話、猥談、落語、童話、ネットロア、予言譚、実話など、様々な話を成立させる仕掛けと怪異的な要素の関係を読み解くことで、怪談のメカニズムを浮き彫りにする。 話し手と聞き手の共犯関係や特定の感情を呼び起こさせる話の型・装置に着目して、「怪談とは何か」「怪談と恐怖の関係とは何か」を明らかにする。
  • 怪談のテープ起こし
    3.8
    自殺する間際にメッセージを録音して残す人がいる。それを集めて記事にしないか? 編集者時代の三津田に企画を提案したライターが突然失踪。後日、三津田の元に届いた1本のテープには何が。カセットやMDに録音された体験談に材を取った6つの怪異譚と、それらを連載し本になるまでの、担当編集者との裏話的なエピソードから成る作品集。この物語を読むあなたは恐怖を「体感」することになる。
  • 怪談売買録 拝み猫
    5.0
    振り向くな!耳を澄ますな!怪しい気配を目で追うな! 怪異はすでにそこにいる…。 鬼才・黒木あるじの新シリーズ! 「怪談」を実際に売り買いする「怪談売買所」というイベントがある。 これは客が、自身(もしくは家族や友人)の不思議な体験を話してくれた場合に店が「拝聴料」を支払い、逆に怪談話を聞きたいという人には店の者が語り聞かせ、「語り賃」を頂戴するというもの。 虫歯が疼くと幽霊が見える友人の話「歯痛幽霊」、亡くなった祖母のお骨の恐怖「左手」など、演出も誇張もない、誰もが体験しうるリアルな実話怪談の妙を、存分にご堪能いただきたい。
  • 怪談売買録 死季
    5.0
    あ、怪異が待ち伏せしている! 怪談ワークショップで集めた衝撃の体験談! 客と机を挟んで対峙して座り、乞われれば怪談実話を語り代金としてお金をいただく。 逆に客が体験談を語ってくれれば、その代金をお支払いする――イベントで行われた「怪談売買所」で語られた怪異の数々。 鏡越しに飛び降り自殺をした女と目が合って…「逆になる」、出勤途中に出会った見知らぬ女に大声で怒鳴られ続け…「人殺し」など、日常のふとした綻びに垣間見える恐怖、決して他人事ではない。
  • 怪談売買録 嗤い猿
    4.7
    あなたの不思議な体験、買います―― これは市中で選り集めた、限りなく生に近い恐怖の実録である…… 黒木あるじが地元・山形県でおこなったイベント「怪談売買所」。 集まったのは、リアルな日常の影から不意に姿を現したかのような怪談の数々。 大雨の夜、道に佇む母子を父親は車の荷台に乗せたが…「関山峠」、 山道で出逢った異形が放つ奇妙な声「嗤い猿」、 絶対に書いてはいけないと代々言われ続けてきた〈文字〉。それを記すと…「喪字」、 人が亡くなる前に訪れるのモノとは…とある地区の伝承を書き留めた連作「シンがきた」など73話を収録。 誰もが不思議な話や奇妙な体験談を持っている。もちろん、あなたも――。 解説/宇津呂鹿太郎 著者について 『怪談実話 震』で単著デビュー。 「無惨百物語」シリーズ、『黒木魔奇録』『怪談売買録 拝み猫』『怪談実話傑作選 弔』『怪談実話 終』など。 共著には「FKB饗宴」「怪談五色」「ふたり怪談」「瞬殺怪談」「怪談四十九夜」各シリーズなど。 小田イ輔やムラシタショウイチなど新たな書き手の発掘にも精力的だ。 近著に小説『掃除屋 プロレス始末伝』。
  • 怪談聖 あやしかいわ
    5.0
    交わす言霊より生まれし怪。 聞き手と語り手が紡ぐ密なる実話怪談! 人と人の会話の中に、怪異の正体は隠されている―― 取材時の会話を可能な限り再現することで表した体験談は、 行間に零れる息遣いに生々しい恐怖が匂い立つ。 取材を続けて十数年、怪の伝道を続ける聖【ひじり】と呼ぶにふさわしい男が集めた実話怪談集! ・認知症の父親が風景に見つけた奇妙なもの「父親の幻覚」 ・取材の結果、体験者が気付いていなかった怪奇が明らかに「心霊スポットの帰り」 ・外に昭和の風呂屋街で流れた不気味な噂の真相「ぷかぷか浮いていた」 ・何気ない教室で教師が語る奇妙なこと「終わってる会」 ・ソーシャルディスタンスの世界で参加者の異変「オンライン飲み会」 ・人生の呪縛から逃れるため母親がとった行動「受け継がれる不幸」 ・もしあなたがとり憑かれたとき運命を左右するのは…「お祓いの重要性」 ……ほか、オール書き下ろし55話収録!
  • 怪談聖 とこよかいわ
    4.0
    「みんな天袋で死んじゃうの」 遺体が出た貸家。 肝試しにきた大学生。 家主の奇妙な告白。 近隣住民の証言。 複数の取材から繋がった因果と戦慄の結末。 恐怖が生まれる瞬間をとらえた会話形式の実話怪談! 「取材者と体験者の「会話」から引き出される「怪話」を、臨場感そのままに記録した実話怪談集。 庭に開けてはいけない物置小屋がついた戸建て物件の怪…「条件つきの物件」 職人たちに異様なルールが課される危険な現場。その理由とは…「これ守れよ」 踏切横の柵の上に載った奇妙な木箱。友人はそれが人の顔に見えるというのだが…「踏切の箱」 心霊スポットと化した空き家の写真。窓に写る老人の顔をよく見ると…「廃屋の顔」 天袋から病死体が出た貸家に纏わる戦慄の連作「お祓いしてた平屋」「天袋で死んだ」「感染した呪い」「消えた三人」他、軽妙な語りの内に潜む底知れぬ闇を覗かれたし。
  • 怪談人恋坂
    3.8
    その日、郁子が小学校から帰ると、お姉ちゃんが死んでいた。そして通夜の晩、死んだはずの姉から告げられたショッキングな事実。不幸な謎の死をとげた姉・裕美子と自分の出生の真相を解き明かそうとするうちに、郁子のまわりでは次々と人が死んでいき……。「人恋坂」に雨の降るとき、なにかが起こる──運命の怨念がこだまする坂道を舞台に、人間の弱さと哀しみを浮き彫りにした、現代怪談噺の最高傑作!
  • 怪談びたり
    3.8
    1巻1,430円 (税込)
    怪談と結婚した女と呼ばれる人気怪談師による実話怪談集。 数々の怪談会でその怖さと語り口が話題の深津さくら、初の単著。 それって幽霊だったんじゃない!? 日常の余白に潜む怪に出会う戦慄の43話。 【家の怪】 宮崎のマンション/塩/兄の部屋/古い家の子供/三兄弟/Y字路の家/田中家/大きな皿/羽の向こう/カラーひよこ 【施設の怪】 アニメーション/研究所/回廊/ビジネスホテル/僧侶とホテル/雨音/古民家喫茶/アーケード/美容室 【路上の怪】 古い振袖/絵馬/運搬/変な電話/怪談会/鴨川の飛び石/おきてと指輪/幽霊の感触 【野の怪】 夜釣り/清滝/村のトンネル/カーブ/小さな墓/黒い車/呼び声 【人の怪】 遊園地の写真/実家の心霊写真/ファインダー/ある動画/おまじない/僧侶と猫/インターホン/百合の花/離別
  • 怪談風土記 七つのしきたり
    3.5
    1巻1,727円 (税込)
    「あんた、知らない方がいいよ」 ある土地、ある一族だけに伝わり根を張る因習、掟。 最東対地が禁忌(タブー)を踏み抜き、隠された真実を追う土俗の恐怖奇譚! 特定の地域、人々の間で昔からそのようにしてきた習わし=しきたり。 だが、当然のごとく「そうしてきたことなり」の中には、底知れぬ闇が隠されていることがある。 暴いてはいけない禁忌。 禁忌を犯した者に訪れる恐怖。 最東対地が土地の風俗・習俗を訪ね、しきたりの因果を紐解く7つの怪奇ヴァナキュラー! 一 いちまさんの首   消えた人形の首と奇怪なひな祭りの習わし 二 家焼蟹 殺すと家が燃える忌み蟹。言い伝えは本当か 三 葬列   野辺送りの風習と不気味な臭いの正体 四 シジミを拾いに   子捨てと間引きの因習を隠す恐ろしき言葉 五 伝染夢   歯が抜ける夢を見ると家族が死ぬ俗信の真相 六 深夜の呪祭   余所者に見られてはならぬ禁忌の儀式 七 忌の火   火を食べてはならないの意味と村八分の掟
  • 怪談まみれ
    4.0
    1巻1,430円 (税込)
    “怪談と結婚した女”と呼ばれる人気怪談作家、深津さくら最新刊! 日常の景色に漂うかすかな怪――新たに蒐集した実話怪談43篇を収録。 気味の悪い不条理、強力な呪い、温かい感触、障る場所… “あんなのに触って、おまえ呪われたで” 突然やってきて通り過ぎる怪異が生む物語 【街の怪】 お城/マジック/美術館/予備校/大使館/煙/プール/怖い通り/放課後/地底/清掃 【家の怪】 こけし/海の道/フィギュア/コ ーラス/鶏/手を組んで見る夢/留学/映画/チラシ 【食の怪】 酒/訪問/朝の海/カレーと兵隊/家族旅行 【野の怪】 感染/深夜高速/ターミナル/女と夜/空き地/登り窯/幽閉/踏む 【人の怪】 人の怪/祖父の山/すきま/プレゼント/恋人たち/遭遇/廊下/自画像/姓/瞑目/掃除 あとがきにかえて
  • 怪談 民俗学の立場から
    3.0
    いるのか、いないのか。『日本怪談集』の著者が、豊富な「実例」をもとに幽霊の謎に迫る。他に類のない怪談学の基本書、堂々復刊!
  • 船玉さま 怪談を書く怪談
    3.7
    海が怖い。海は死に近いからーー。山では、「この先に行ったら、私は死ぬ」というような直感で足がすくんだこともある。海は、実際恐ろしい目にあったことがないのだけれど、怖い。ある日、友人が海に纏わる怖い話を始めた。話を聞いているうちに、生臭い匂いが立ちこめ……。(「船玉さま」より) 海沿いの温泉ホテル、聖者が魔に取り込まれる様、漁師の習わしの理由、そして生霊……視える&祓える著者でも逃げ切れなかった恐怖が満載。 「”これ本当に実体験! ?”と驚くことばかり。ぞくぞくします。」 高松亮二さんも絶賛の声! (書泉グランデ) 文庫化にあたり、メディアファクトリーから刊行された『怪談を書く怪談』を『船玉さま 怪談を書く怪談』に改題し、書下ろし「魄」を収録。解説:朝宮運河
  • かぎろいの島
    3.2
    1巻1,870円 (税込)
    エブリスタ×竹書房が推すホラーの頂点 第3回最恐小説大賞受賞作は、孤島の怪奇ミステリ―! 天涯孤独の小説家・津雲佳人の元にある日届いた、伯母を名乗る人物からの手紙。 そこには幼い佳人と、十数年前に自死した若き頃の父の写真が同封されていた。 一度あなたの故郷へ来てほしいという伯母に、 佳人は九州南西部の孤島・陽炎島に渡る。 しかしそこは地元の者も近寄らぬ禁域、異人殺しの伝説が残る忌まわしき島だった。 島では異人の魂を弔う秘密の神事が行われており、 その神事を担うのが佳人の一族・白(つくも)家であるという。 現在は佳人のいとこにあたる、みのり、ハル、セイの3人がそのお役目を果たしている。 父はなぜ幼い佳人を連れて島を出たのか? 母は? 様々な疑念が渦巻く中、島で起きる殺人事件、奇怪な祭り。 犯人は異人の亡霊なのか、それとも……。 閉ざされた島で起きる戦慄の惨劇、ヴァナキュラーな孤島の怪奇ミステリー! 「あそこは異人殺しの島ですよ」 昔、陽炎島に鬼の一族が漂着した。 島民は金品と引き換えに上陸を許し、その夜、歓迎の酒宴を開いた。 宴は異様な盛り上がりを見せ、ついに島民達は酔った勢いで鬼達とまぐわってしまう。 翌朝目を覚まし我に返った島民は、鬼達が眠っている隙に彼らを惨殺し、金銀財宝を奪って死体を山に棄てた。 「その鬼が異人であると?」 「さあ。ただその亡霊が彷徨うんです、今も」
  • 覚醒者
    1.0
    「ドン!」。200X年、突然、福岡市中心部を突き上げるような巨大な揺れが襲った! それはただの地震ではなかった。この世ならぬ者たちがゾロゾロと地上に這い出てくる、カタストロフィの前兆だったのだ……。 インドネシア辺境の島々から始まった、古代の神々の「文明への逆襲」――いま、凄絶な闘いが始まる! ホラー界の魔王が4年ぶりに放つ、戦慄の本格ホラー。
  • 影牢 現代ホラー小説傑作集
    3.8
    『七つのカップ 現代ホラー小説傑作集』と対をなす傑作ホラー短編8選。大都会の暗い水の不気味さを描く鈴木光司の「浮遊する水」。ある商家の崩壊を 陰惨に語る宮部みゆきの時代怪談「影牢」。美しく幻想的な恐怖を描く小池真理子の不気味な地下室が舞台の「山荘奇譚」。記憶の不確かさと蠱惑的世界を 描いた綾辻行人の「バースデー・プレゼント」など、ホラー界の実力派作家によるオールタイムベスト! 解説・朝宮運河 【収録作】鈴木光司「浮遊する水」(『仄暗い水の底から』角川ホラー文庫 坂東眞砂子「猿祈願」(『屍の聲』集英社文庫 宮部みゆき「影牢」(『あやし』 三津田信三「集まった四人」(『怪談のテープ起こし』集英社文庫 小池真理子「山荘奇譚」(『異形のものたち』角川ホラー文庫 綾辻行人「バースデー・プレゼント」(『眼球綺譚』角川文庫 加門七海「迷(まよ)い子」(『美しい家』光文社文庫 有栖川有栖「赤い月、廃駅の上に」(『赤い月、廃駅の上に』
  • かげろう日記
    3.6
    人は、いったい何のために日記を書くのだろうか? 大学時代の恋人・内藤茜を捨てた町田輝樹のもとに、差出人不明のノートが返送されてきた。表紙には茜の筆跡で『かげろう日記』。だが茜は、輝樹にふられた十ヵ月後に、不幸な事件で死んでいる。日記は生前の彼女が、やがてくる悲劇的運命も知らず、忘れられぬ輝樹への思いを綿々と書き綴ったものだった。それを読みはじめた輝樹は、日記が死の日に近づくにつれ、茜の存在を体感する恐怖に襲われていく。
  • 瑕死物件 209号室のアオイ
    3.5
    誰もが羨む、川沿いの瀟洒なマンション。 専業主婦の菜緒は、育児に無関心な夫と、 手のかかる息子に疲弊する日々。 しかし209号室に住む葵という少年が一家に「寄生」し、 日常は歪み始める。 キャリアウーマンの亜沙子、 結婚により高校生の義母となった千晶、 チョコレート依存の和葉。 女性たちの心の隙をつき、不幸に引きずり込む少年、「葵」。 彼が真に望むものとは? 恐怖と女の業、一縷の切なさが 入り交じる、衝撃のサスペンス! (単行本『209号室には知らない子供がいる』改題)
  • 家政婦トミタ
    3.2
    高級住宅街に新築を建てた明は幸せの絶頂だったが、隣家の不気味な老親子の存在が気懸りだった。共働きの夫婦は子供のために家政婦を雇う。愛想が良く優秀な彼女は歓迎されたが……。戦慄のパニックホラー!
  • 躯 KARADA
    3.7
    あなたの体が静かな復讐を始める! 女性の膝に異常に興奮する男、怪しい育毛剤に手を出す青年、アヒルのようなお尻の女子高校生。 体に執着する恐怖を描く新感覚ホラー。 解説・朝宮運河 ※この電子書籍は2002年8月に文藝春秋より刊行された文庫本の新装版を底本としています。
  • カラダ探し 上
    値引きあり
    3.0
    学校にまつわる赤い人の怪談。「ねえ、明日香……私のカラダを探して」。明日香達は、夜の学校で友人の遥のバラバラにされたカラダ探しをすることに。カラダをすべて探さないと、永遠に11月9日は繰り返され、赤い人に殺され続ける。明日香達を襲う赤い人の正体は? 遥はなぜカラダ探しを頼むのか? Eエブリスタのホラーランキングで1位を獲得したサバイバル学園ホラー!!
  • カラダ探し~第二夜~  上
    値引きあり
    3.5
    「私のカラダを探して」とバラバラにされたカラダ探しを頼んできた友人の明日香。美雪達は、明日香を愛する高広とともに、夜の学校でカラダ探しをすることになる。しかし、ただの学校の怪談話だと思っていた赤い人が出て邪魔をしてきた。その呪いを解こうと、赤い人の住んでいた家に足を踏み入れる決意をした美雪達だが…。『カラダ探し』待望の第二弾!
  • 川崎怪談
    4.0
    神奈川県では横浜市の次に人口が多い川崎市は、工業地帯として発達した一方、怪異や人の業が渦巻くダークな都市でもある。各地の土地の因縁話の蒐集をライフワークとする著者が川崎の膨大な資料・文献から厳選した奇妙な話の行方を綴ったマニアックな実話ご当地怪談集。大手自動車工場に勤める男のもとに奇妙な電話がかかってくる「水底から」(川崎区)、橋脚に現れた少女の姿にまつわる土地の怪異「橋脚の少女」(高津区)など。また、川崎市出身の平山夢明がとっておきの川崎怪談を寄稿。自殺が多発する団地の近くにある食堂では…「とんかつ豚次」(幸区)ほか収録。
  • 完璧な家族の作り方
    3.6
    新人賞に応募された小説作品「完璧な家族の作り方」。 角川ホラー文庫編集部は、著者のある目的のため、本作の書籍化を決定しました。 ※本作は、note主催・創作大賞2024〈角川ホラー文庫賞〉受賞作です。
  • 玩具修理者
    3.8
    玩具修理者は何でも直してくれる。独楽でも、凧でも、ラジコンカーでも……死んだ猫だって。壊れたものを一旦すべてバラバラにして、一瞬の掛け声とともに。ある日、私は弟を過って死なせてしまう。親に知られぬうちにどうにかしなければ。私は弟を玩具修理者の所へ持って行く……。現実なのか妄想なのか。生きているのか死んでいるのか――その狭間に奇妙な世界を紡ぎ上げ、全選考委員の圧倒的支持を得た第2回日本ホラー小説大賞短編賞受賞作品。
  • 奇奇奇譚編集部 ホラー作家はおばけが怖い
    3.4
    1~3巻572~792円 (税込)
    新人ホラー作家の熊野惣介は、毒舌担当編集者・善知鳥と小説のネタ探しのため心霊スポットを巡るなかで、奇妙な音を出す霊と遭遇し――。霊の見える作家と見えない編集者が「究極のホラー小説」を目指す!
  • 奇々耳草紙 憑き人
    3.0
    後ろの正面に恐怖はいる! 目を瞑れば死が見える実話。シリーズ最高傑作!!この世の隅で絶えず囁かれる奇怪な話、異様な話、それらに〈聞き耳〉をたてて――日常の狭間に覗く恐怖をたっぷり53話収録。一家心中の生き残りの男の元に、今もやって来るという両親の霊。その戦慄の理由「心残り」、先祖が戦国武将だという同級生は証拠を持ってくると言った翌日に死んだ。その夜…「大和山実山」、大学に伝わる伝説とそれにまつわる恐るべき独白「死ぬ地蔵」など。
  • ふりむけばそこにいる 奇譚蒐集家 小泉八雲
    3.7
    1~2巻825~858円 (税込)
    19世紀英国。父母を亡くし、一族から疎まれて北イングランドの神学校に送られたオーランドは、この世の怪を蒐集する奇妙な少年と出会う。生者を道連れに誘う幽霊列車、夜の寄宿舎を彷徨う砂男と聖母マリアの顕現、哀切に歌う人魚の木乃伊の正体とは。怪異が、孤独な少年たちの友情を育んでゆく。のちに『怪談』を著したラフカディオ・ハーン――小泉八雲の青春を綴る奇譚集。
  • 忌談
    3.9
    1~5巻528~671円 (税込)
    キャバ嬢、風俗関係者、裏街道に生きる人々……。そんな彼らが出くわした怖い話、嫌な話、おぞましい話……。思わず頁を閉じたくなるようなエピソードの数々。本書は気の弱い方にはオススメしません。
  • きっと、夢にみる 競作集 <怪談実話系>
    3.0
    幼い息子が口にする「だまだまマーク」ということばに隠された秘密、夢で聞こえる音が生活を脅かしていく異様さ……ふとした瞬間に歪む現実の風景と不協和音を端正な筆致で紡ぐ。読む者を恐怖に誘う豪華怪談競作集。
  • 君の教室が永遠の眠りにつくまで
    3.0
    大嫌い、大好き。――だからお願い、地獄に落ちて。 二人の少女をめぐる、運命と戦慄の「百合」×「ホラー」 30年以上、正体不明の灰色の雲に頭上を覆われている北海道F町。この町に暮らす小学六年生の遠野葵は、同級生の落合紫子が無二の親友であり、また友情を超えた感情をも抱きながら幼い日々を幸福に暮らしていた。しかし、葵が犯した過ちがきっかけで、研究者をしている紫子の父のスキャンダルが暴かれる。紫子は町中からバッシングされ、学校でも激しいいじめに遭ってしまう。葵は謝罪すらできないまま、紫子は転校して町を去る。同じ頃、町では住人が相次ぎ失踪する事件が起き、新しい担任の狭間百合が学校にやってくる。百合は葵に「私はあなたの秘密も過ちも知っている。そして私だけがあなたを助けることができる」と告げる。その言葉に従い、葵は恐ろしい儀式に手を染める。やがてついに、葵たちは運命の日を迎えることになるのだが……。スクール・ホラー、クローズド・タウン、そして儚い百合ロマン。ミステリとホラー、それぞれの読者を驚愕させる、規格外の横溝正史ミステリ&ホラー大賞「優秀賞」受賞作
  • 909の恐怖
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「あなたの怖いものはなんですか?」シンプルな問いから紡ぎだされる本質的で、根源的な恐怖を、あなたに。
  • 恐國百物語
    3.5
    闇から蘇り蠢く恐怖! 次の犠牲者は誰だ! 取り扱い注意、怪談社の九十九話。 語り部たちの話を書きまとめる、怪談社の書記・伊計翼による〈百物語〉シリーズファイナル。トンネルで遭遇した凄絶な怪異(第16話)、怪談番組ロケで起きた現象とは(第49話)、捨てることができない手紙の奇跡(第67話)、長屋の部屋で見つけたのは恐怖の欠片(第98話)など――怒涛の九十九話が貴方に常夜の戦慄を体感させる。
  • 凶宅
    3.4
    山の中腹に建つ家に引っ越してきた、小学四年生の日々乃翔太。周りの家がどれも未完成でうち棄てられていることに厭な感覚を抱くと、暮らし始めて数日後、幼い妹が妙なことを口にする。この山に棲んでいるモノが、部屋に来たというのだ。それ以降、翔太は家の中で真っ黒な影を目撃するようになる。怪異から逃れるため、過去になにが起きたかを調べ始めた翔太は、前の住人の残した忌まわしい日記を見つけ――。“最凶”の家ホラー。
  • 京都怪談 神隠し
    3.5
    「近づくのは、よくない」友人が語る京都最恐の場所とは――(花房観音「楽園」収録) 令和の古都に積み重なる怪異を5人の作家が綴る! 京都に所縁のある作家たちが書き下ろす〈京都〉が舞台の実話怪談集。 花房観音、田辺青蛙、朱雀門出の実力派とともに、怪談師として活動する深津さくら、新進気鋭の舘松妙の五名がそれぞれの〈京都の怪〉を披露する。 たびたび出没する鬼の目撃例をまとめた怪異譚「鬼の話」、心霊スポットで異形に追いすがられる戦慄「深泥池」、著者自身も巻き込んだ死の連鎖「死神」など洛中洛外の恐怖譚を収録。 京都は怨念の土地――令和も続く古都の念は魅惑的に貴方に取り憑くに違いない。 著者について 「花祀り」で第一回団鬼六大賞を受賞しデビュー。 著書に『ゆびさきたどり』『好色入道』『うかれ女島』など。 近著に『京都「魔界」探訪』を監修。
  • 京都怪談 猿の聲
    5.0
    最恐心霊都市 京都裏ガイド ミヤコに彷徨う怪異が詰まった京都だけのご当地怪談集! 豊臣秀次の霊が、木屋町の飲食店に… 怪奇現象が絶えないK大学 幼い霊が棲む右京区の団地 西陣に開いた異空間への入り口 石清水八幡に出没する謎の鯉女 物の怪が潜む南禅寺 妖し蠢く〈京都〉を舞台にした実話怪談を京都に所縁ある五人の作家が書き下ろす。 ・観劇の帰り夜の西陣で見かけた神社で起きた怪異とその後「夜の西陣」(三輪チサ) ・木屋町で見かけた綺麗な女性は…「肖像権」(緑川聖司) ・御所内を夜の散歩中、聞こえた声に誘われたのだが…「京都御所の怪異」(Coco) ・南禅寺で遭遇した奇妙な出来事とは「金地院の亀」(舘松妙) ・元教授に聞いたキャンパス怪異譚「K大学にまつわる話」(田辺青蛙) ――など51話を収録。 ねっとり纏わりつくのは魑魅魍魎、あなたを暗黒の京都へお連れします。
  • 今日の別れに
    3.0
    男と女のあわい恋心が、やがて大きなうねりとなって、静かな狂気へと変貌していく。ファンタジックホラーの金字塔。 ※本書は、2003年1月に小社より刊行された角川ホラー文庫を加筆修正のうえ、改版したものです。
  • 恐怖小説集 金曜日の女
    3.8
    自分を捨てた男からの電話を、何年も電話の前で待ち続ける女。婚礼の前日、会ったばかりの男と駆け落ちを企てる女。女たちの胸の奥底に渦を巻く出口のない想いがえぐり出される。森瑤子の遺した傑作サイコホラー集。
  • 恐怖実話 怪の足跡
    3.0
    瑕疵物件、事故現場…恐怖の残穢が胸に突き刺さる! 暗澹とした実話譚!! 実話怪談の収集・取材のため頻繁に「怪談現場」を訪れる著者。 ただし、誰もが怪異を体験し、ウラが取れるならばそれはもう『怪談』ではないとも語る。 それではなぜ現場に行くのかとの問いに「場所の空気を感じたいから」であり、場所の地形や雰囲気、建物の具合を感じ取りたいからだという。 また、その土地の歴史も掘ってみたいとも語る。 怪の足跡をたどれば――そこにあるのは黒く深い恐怖のみ。
  • 恐怖実話 怪の遺恨
    4.5
    全国の怪談を綿密な取材のもとに探求し続ける<オカルト探偵>吉田悠軌の人気シリーズ第6弾。 美大生の男が先輩の部屋に行きたくないおぞましい理由「ブックエンド」、肝試しに行った山で豹変し行方不明になった友人。十年後その消息に驚愕する「山頂に行った友人」、歌舞伎町に巣食うものは何? ビルオーナーが話してくれた連鎖の怪異「オレンジのやつ」、東京都心のJR路線で続出している奇怪な現象を検証する「鶯谷の怪」、温泉好き著者が各地で蒐集したお湯にまつわる怪談「浸かる人」、幼馴染が住んでいた新築の家にまつわる薄暗い記憶とは…「ユウ君の家」など32話を収録。
  • 恐怖実話 怪の残滓
    3.0
    「……なぁ、✕✕さんが死んだ部屋ってここか」 物がすぐに腐る強烈な事故物件で見た真実とは――(「あの人だ」より) 現場・資料・実体験から恐怖の残滓を炙り出す 吉田悠軌のリアル恐怖実話! 恐怖の現場を検分し怪異をえぐり出す、吉田悠軌のルポルタージュ怪談第5弾! ・内見した事故物件で予期せぬ恐ろしい真実と対峙する…「あの人だ」 ・外科医が語る現代医学では証明できない怪事例…「ゾンビさん」 ・都内に点在する曰くつきの地、不気味な縁に導かれ現地を訪ね歩いた著者が辿りついた真相とは…「第六天の森」 ・不幸の絶えない集合住宅の住人が語るリアルと恐怖体験…「死人マンション」 ・八王子で度々目撃される都市伝説めいた怪人…「窓から首ひょこひょこ女」 ・都会の地下に広がる異界には正体不明の怪異が確かに存在した…「下水道」 ――など30篇を収録!
  • 恐怖のお持ち帰り ~ホラー映画監督の心霊現場蒐集譚~
    4.0
    1~2巻616円 (税込)
    現役ホラー監督が暴く! 戦慄の心霊実話怪談! ! 出る局、廃墟ロケハン、心霊ビデオ……。テレビの裏側に潜む、漆黒の実話怪談40編! こんな話、書いちゃっていいんですか!?(編集担当) 【あらすじ】 心霊番組の監督Tが廃墟でのゲリラ撮影中に突然見舞われた謎の怪異、若手監督Mが新人女性タレントを自宅に連れ込んで起きた恐怖の出来事、放送作家Tがディレクターに見せられた異様な心霊ビデオ――。ホラー映画の監督や脚本家として活躍する筆者が、実際に撮影現場で見聞きした数々の恐怖実話を収録。実際に体験したからこそ伝えられる、恐怖のリアリティ。身の毛、髪の毛、ヨダツかな……。ケケケヶヶヶ。
  • 恐怖の構造
    3.9
    サーカスのピエロを、たまらなく恐ろしく感じる症状を「クラウンフォビア」という。また本来なら愛玩される対象であるはずの市松人形やフランス人形は、怪談やホラー映画のモチーフとして数多く登場する。なぜ人間は、“人間の形をした人間ではないモノ"を恐れるのか。また、日本人が「幽霊」を恐れ、アメリカ人が「悪魔」を恐れるのはなぜか。稀代のホラー作家が、「エクソシスト」や「サイコ」など、ホラーの名作を例に取りながら、人間が恐怖や不安を抱き、それに引き込まれていく心理メカニズムについて徹底考察。精神科医の春日武彦氏との対談も特別収録!
  • 恐怖の正体 トラウマ・恐怖症からホラーまで
    3.7
    うじゃうじゃと蠢く虫の群れ、おぞましいほど密集したブツブツの集合体、刺されば激痛が走りそうな尖端、高所や閉所、人形、ピエロ、屍体――。なぜ人は「それ」に恐怖を感じるのか。人間心理の根源的な謎に、精神科医・作家ととして活躍する著者が迫る。恐怖に駆られている間、なぜ時間が止まったように感じるのか。グロテスクな描写から目が離せなくなる理由とは。死の恐怖をいかに克服するか等々、「得体の知れない何か」の正体に肉薄する。
  • 恐怖・呪い姫~実話狂気怪談
    4.5
    幽霊よりも恐いもの……それは生身の人間だ!オカルト界の異端児・山口敏太郎が、実際に遭遇した奇人・変人達……全22話。【内容紹介】ネットで知り合った、妖怪や民俗学に造詣が深い女の驚愕の正体とは?世界UFO大会に出ていると電話をかけてきた女の末路は?自称・地底人と地底語翻訳者とのインタビューの全貌。彼氏が宇宙人だと言い張る女の本当の姿。ネパールでUFOに話しかけられたという女性……。テレビをはじめ、数々のメディアで活躍する著者が、実際に遭遇した「トンデモ」な人々との奇妙奇天烈な交流を描く。病んだ心や悲鳴に満ちた、キ○ガイな22話を収録。
  • 恐怖箱 厭鬼
    4.0
    エグいほどに恐ろしい。 内臓の襞に粘りつく、おぞまし怪談! ひと言で言えば、おぞましい。厭な話ばかりが集められている。生者の闇が、死者の無念をひきずりだし、悪意に力を与えたとでも言おうか…人心の醜さがとてつもない恐怖と惨事を引き起こしている。蔵で見つけた般若の面の曰くとは…「紙般若」、家族が順繰りに死んでいく呪われた家…「四人結界」、墓場でコックリさんをした姉妹は…「妹からの手紙」ほか、魘されること必至の35話!
  • 恐怖箱 怪医
    4.7
    科学の聖域とでも言うべき医療の現場で起きた、想像を絶する異常現象。にわかには信じがたい―だが人ならざるモノの存在を肯定しなければ説明のつかぬ怪奇事件の数々を、長く医療に携わってきた著者が物語風に綴った戦慄の異色実話怪談集。これがすべて本当にあった話だというのだから、もう病院へ行くことが恐ろしくなる。生と死の交差点、病院。そこに霊が存在することを当たり前と見るか否か、それはあなた次第である。ただ、最先端科学をもってしても消せぬ何かが今日も潜んでいる、そのことだけはもはや疑いようがない。ある意味、病院そのものがひとつの巨大な病巣と言えなくもない。実話怪談コンテスト【超-1】2006年度大会で発掘された異才が、ついにデビュー。従来の「病院の怖い話」とは一線を画する重厚な大人向け怪談であることをここに宣言する。
  • 恐怖箱 醜怪
    4.0
    粘りつく恐怖。死を呼ぶ忌話。 手加減なしの容赦なき実話怪談! 人は誰しも醜い闇の一面を有している。妬み、嫉み、怨み、怒り…これら負の感情が煮詰まり死に際の心を占めると、魂は成仏できずに怨霊悪霊となり、呪い祟りといった怪事を引き起こす。これすなわち怪談の誕生である。そして、その怪談を嬉々として聞きたがる、読みたがるのもまた人間の性であり、闇ではあるまいか。怪の惨事が酷ければ酷いほど、我々の心は強く惹かれてしまう。本書は著者がとくに「死臭の濃い」と思われる話ばかりを30話集めた怪奇実話集である。好奇心が命取りとならぬよう心して楽しまれたし。
  • 恐怖箱 呪霊不動産
    5.0
    「象の鼻、象の鼻!」 深夜、壁から生えた白い腕に彼女はしがみつき… ――「鼻」より 住人の怨念が染みつき、家は呪いの箱と化す… 絶対に住んではいけない曰くつき物件怪談! 見えない先住者のいる部屋、住む者を不幸にする家。 そうした呪われた物件は確かに実在する。 瑕疵物件のみならず、土地に祟りがあれば上物の家や部屋に障りが出るのだ。 ・毎朝、庭に家族全員が佇立する家。原因は家の2階に…「睨み合う家」 ・夜中に階段を上る足音がする心霊物件。隠された因果は踊り場の下に…「踊り場」 ・関わる人間がみな左目に異常をきたす古民家。家主だけが無事な理由は…「家主」 ・着物姿の童子が現れると、翌日必ず悪い事が起きる家。だが意外な対処方法が…「座敷童」 他、住んではいけない場所に住んでしまった人たちの戦慄体験、家に纏わる恐怖実話全30話収録!
  • 恐怖箱 風怨
    3.0
    実話怪談としては長編と言ってもいい50ページを超える大作「撃墜王」「背中」、30ページを超える中編「恋の見立て」「ヒューム」を含む全8作を収録。どれもこの長さでしか収められない途方もない怪奇事件である。長きにわたる真摯な取材によってしかなしえない究極の実話怪談と言っていいだろう。恐怖はふいにやってくる。首筋を撫でる北風のように、荒々しく巻き上げるハリケーンのように、あなたを突然襲い翻弄する。それは見えないし、避けることもできない。生きている限り、あなたの呼吸する空気にもはや「それ」はいるのだから……。じっくりと呼吸するようにこの濃密なる恐怖を堪能していただきたい。謎に包まれた因果をひも解く昂揚感、妖しくも馨しい昭和の匂い、すべてが実話であるという衝撃を噛みしめながら――。
  • 恐怖箱 閉鎖怪談
    3.0
    そこに入ってはいけない…。 逃げ場ゼロの恐怖、閉ざされた場所で人知れず起きた怪奇! 加藤一、雨宮淳司、神沼三平太、高田公太、橘百花、つくね乱蔵、戸神重明、鳥飼誠、ねこや堂、久田樹生、深澤夜、三雲央、鈴堂雲雀、渡部正和――恐怖箱の人気作家14名が「閉鎖空間の恐怖」をテーマに競演! 暗く、狭い場所――例えば、島、村、拘置所、防空壕、水の中、車、トイレ、クローゼット…。閉ざされた社会や、逃げ場所のない空間で起きた恐怖ばかりを集めた空恐ろしき実話怪奇譚。かくれんぼで遊ぶ子供が隠れたダンボールの中は…「かくれんぼ」、封印されていた実家の屋根裏部屋の秘密…「ちゃぶ台」、祖父危篤の報せに戻った故郷の島、だがそこには恐ろしき因習が…「サークル」他、絶体絶命の状況で体験した限界ギリギリの恐怖32話!
  • 恐怖ファイル 不怪
    4.0
    読む心霊特番・戦慄の44選! 不可解だから怖い、現代の怪奇心霊事件簿。 一度聞いただけで擦り込まれてしまう恐怖の歌「かげろかげろ」 人為的に凶宅=禍を呼ぶ家を作る中国大工の呪法「木工厭勝」 ショッピングモールで迷子になった子が吸い寄せられる「魔の場所」 全く別の土地から何度も寄せられる究極の「曰くつき怪談」 死んだ動物と話せる少女 なぜか集まる中原中也の詩集の怪 絶対に思い出せない謎の言葉 廃墟で撮った画像に写った宴会 孤独死の部屋から聞こえる腐る音 特殊清掃人すら驚く死臭の持ち主 子供から乳歯を買う軍服男の霊 恐怖!火事現場で自撮りした顔の異変 戦慄!ニュース速報で流れた「水」一文字の意味 降霊実験で録音された「死にたくない」の声 ★実録・怪紀行~100メートルの廃墟、世界平和大観音
  • 禁忌
    3.6
    女性と幼女の死体が横浜市、佐野市で次々と発見された。その頭からは脳がえぐり出され、手足からは肉がそぎ取られていた。警視庁捜査一課の刑事・水野薫は、被害者のひとり、結城みちるの交際相手である大学准教授・日下部遼の自宅を訪ねた。日下部は、文化人類学者であり、協力して連続猟奇殺人鬼の心理分析(プロファイリング)を行うことに。次第に浮かび上がってくる衝撃の真実。ベストセラーになった『多重人格殺人』を改題し、大幅に手を入れたホラーミステリーの傑作が遂に、復活。
  • 禁忌装置
    3.1
    その日、クラスでいじめられていた女子高校生・津田楓に、意味不明の数字の羅列が書かれたメールが送られてきた。それは、アドレスを変えても送られてくる気味の悪いメールだった。噂ではそれを受け取った人が次々と自殺を遂げているという。気にしつつも、その日は同級生で親友の希美と一緒に帰る日だったため、待ち合わせの場所に急ぐ楓。目的の場所にたどりつこうとしたとき、こともあろうに希美が校舎の屋上から飛び降りる瞬間を目撃してしまう。悲鳴混じりの人垣の向こう、地面に血を流して倒れる希美の側には、例のメール画面が表示された携帯電話が落ちていた……。大人気、「禁止」シリーズ著者のデビュー作!
  • 禁じられた遊び (本のサナギ賞受賞作)
    3.4
    ★2023年9月8日 実写映画『禁じられた遊び』公開! ★橋本環奈さん・重岡大毅さんW主演! ★監督は『リング』『事故物件 恐い間取り』の中田秀夫監督! ★新帯は、映画の「ティザーポスタービジュアル」版です。 シリーズ10万部突破!(※) 「第4回 本のサナギ賞」大賞作 ※2023年1月ディスカヴァー・トゥエンティワン調べ ////////////////////////////////////////////// 主人公・伊原直人は、妻の美雪、息子の春翔と共に幸せな生活を送っていた。 しかし、念願のマイホームを購入した矢先、美雪が交通事故で命を落とす。 絶望する直人のかたわらで、春翔は「ママを生き返らせる」と、美雪の死体の指を庭に埋め、 毎日熱心に祈りを捧げ出す。 同じころ、フリーのビデオ記者、倉沢比呂子の周囲では 「誰も乗っていないエレベーターが動き出す」「部屋の中にカラスの死骸が突然あらわれる」など 奇怪な出来事が次々に起こり始めた。 直人の元同僚である比呂子はかつて、美雪から直人との不倫を疑われていた。 その当時、奇怪な現象に悩まされた比呂子は、その原因を美雪の持つ不思議な力のせいだと確信していた。 今回も再び美雪が自分に対してその力を使っていると考える比呂子だったが、 美雪はすでに亡くなっていることを知った。 真相を知るために直人の家を訪ねた比呂子は、そこであまりにも異様な光景を目にする…。 恐怖が身に迫る本格Jホラー。
  • 禁足怪談 野晒し村
    3.0
    『咒(のろい)隠し』と呼ばれる奇祭のある山村、野指村。記者がそこで目にしたのは、生贄に見立てた人形の首を括り火をつけるという凄惨な祭祀だった…。 表題作「野晒し村」他、新居で多発する怪異の原因を探り辿り着いた悪夢「母たちの役目」、入ると呪われる廃屋に忍び込んだ少年を襲う恐怖「骨の家」、修学旅行で訪れた韓国の怪旅館「讐愕旅行」、祖母に禁じられた山奥に隠された真実「山の子供たち」の5話を収録。 小説投稿サイト<エブリスタ>発、呪われた地の恐怖譚!
  • 祇園怪談
    3.7
    祇園南一の老舗お茶屋「夕月」に現れた、舞妓志望の少女・恵里花。女将の月春はその才能を見抜き、夕月に入ることを認めるが、霊に憑かれやすいという恵里花の周りでは不可解な事態が続出する。それは、痛ましき伝説をもつ梅姫の呪いなのか。そう、恵里花が梅の枝を折ったその時から、悪夢が始まったのだった。雅で華やかな世界に巻き起こる悲劇のゆくえは――。日本ホラー小説大賞出身作家が描く、驚愕と衝撃の連作短編集!
  • くさり ホラー短篇集
    3.3
    地下にある父親の実験室をめざす盲目の少女。ライフルを手に錯乱した肥満の女流作家。銀座のクラブに集った硫黄島での戦闘経験者。シリアスからドタバタまで、おぞましくて痛そうで不気味な恐怖体験が炸裂。
  • 首ざぶとん
    3.9
    華道教室に通うまりかの先生・嵯峨御流正教授である龍彦の趣味は、なんと怪談蒐集。最初は引き気味のまりかだったが、龍彦の優しげな雰囲気に惹かれ、怪談蒐集の手伝いをすることとなる。ある日まりかは、「おざぶ…おざぶ…」という声が聞こえる穴の噂を聞く。早速龍彦に報告しその穴を調べに行くが、そこで2人は、奇妙で恐るべき怪異に巻き込まれてしまう―。新たな怪談の旗手が描く、日常に潜む怪異の世界。連作短編集!

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