岡本美月の作品一覧

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ユーザーレビュー

  • 妖しい怪奇譚 実録怪談集

    事実に徹する

    体験に変な解釈をせず、あくまでも体験者が事実と信じる出来事を書くということに徹している。霊を信じる・信じないは個人の自由だが、体験者にとっては、それがどれだけ信じ難い現象であっても、体験したことが事実なのである。第三者が余計な解釈をするのは良くないというのが著者の態度で、その通りだと思う。
  • 百物語 第九夜 実録怪談集

    日常の怪異譚

    実話怪談集と言えどもこわい話ばかりではない。
    最後の「クボタ常務」のエピソードは、適度なユーモアがあり、ほっこりとした気分になる。作中の「クボタ常務」曰く、「あっちの世界でも同じような仕事をして忙しい」あの世でも仕事はするのである(笑)
  • 百物語 実録怪談集
     著者の主な執筆ジャンルは「SF」である。だが著者は同時に「視える」人でもある。
     これは、著者が三十年あまりにわたって体験したり蒐集したりした怪奇譚を、嘘偽りなく本当に百話収録した実話怪談集である……。

     このシリーズも大好きです。「視える」人でありながら怪異を受け入れつつも、本来SF畑である人...続きを読む
  • 百物語 第十夜 実録怪談集
     毎年刊行されているシリーズの最新作である。筆者の在地が岩手県ということもあり、今巻にはあの「東日本大震災」前後に起きた不可解な出来事も収録されている。
     まだ震災の傷が癒えきらないこの時期にそんな話を出版するのは不謹慎だ。そう主張する方もいるかもしれない。
     だが以前にも紹介した、稲川淳二さんが語...続きを読む
  • 百物語 第六夜 実録怪談集

    怪談とは言え

    作者があとがきで記している通り、怖い話ばかりではなく、哀切な話、心温まる話なども収録されていて、
    バラエティーに富んでいる。こういうのは、集めようとするのではなく、自然に集まって来るものなのだろう。これが最後と言いつつ、本書がシリーズ六作目。次回作が出るのも時間の問題か。

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