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  • さようなら、お母さん

    さようなら、お母さん

    小説・文芸
    3.5
    1~3巻1,562~1,826円 (税込)
    島田荘司選 第9回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞優秀作! その女は「毒」だ。身体を蝕み、心を壊す――。原因不明の奇病を患った兄は激痛に耐えかね、病院の窓から飛び降りて死んだ。兄の症状に納得がいかない妹の笹岡玲央は看護師から、義姉の真奈美が兄の腫れた足に巨大な蜘蛛を乗せていたと聞く。美しく聡明で献身的な義姉の「本当の顔」とは? 玲央の幼なじみの天才毒物研究者・利根川由紀が乗り出す!
  • プレカリアートの憂鬱

    プレカリアートの憂鬱

    小説・文芸
    3.9
    1巻1,562円 (税込)
    めくるめくプレカリアートの世界へようこそ!  活動家・雨宮処凛が、17人の「プレカリアート」な人々を徹底取材。彼らに希望は?? 社会は変わるか? 生きること、働くことの根源を問う、渾身のルポルタージュ! ――俺たちの魂の叫びを聞いてくれ! これは、明日の見えない「プレカリアート」たちの自由と生存のための闘争史だ。月収10万円のフリーター、ロスジェネ世代のニート、「派遣切り」におびえる非正規雇用者、「債務奴隷」さながらの新聞奨学生、高学歴ワーキングプア、「ネットカフェ難民」の日雇い派遣……「雇用崩壊社会」の現実に迫る懇親のルポルタージュ!!
  • 常識的文学論

    常識的文学論

    小説・文芸
    -
    1巻1,562円 (税込)
    歴史小説、推理小説は「文学」に値するのか? ――大衆文化の隆盛とともに、文学の世界においても、大衆小説や中間小説が文壇の主流へと登場しつつあった1960年代初頭。こうした流れを、純文学にとってかわるものとして擁護する批評家の言も含め、歴史小説や推理小説の実体を根底的に批判した、ポレミックな文学論。<『蒼き狼』論争>となった井上靖への批判、深沢七郎の『風流夢譚』批判、松本清張批判など、スリリングな文芸時評16篇。 「昨年中から大衆文学、中間小説の文壇主流進出を認容する論調があった。現象自体は現代の大衆文化進展の一環であり、別に不思議もないが、われわれの伝統や世界文学史に基いた文学の理念をこわしてまでこれを擁護しようとする批評家が一部にあった。(略)私はそれらに対して、文学の原理を争うのではなく、諸君の礼拝している淫祠邪教の実体はこれなのだ、と摘発する方法によった。」(「序」より)
  • 飆風

    飆風

    小説・文芸
    3.0
    1巻1,562円 (税込)
    作家になることは悪人になることだ。生きることで他人を傷つけ、小説を書くことで自らをも痛めつけてゆく。すさまじい作家が、己の精神を追い込み、崩壊していく様を曝した、最後の私小説――「靴と下駄とスリッパが空中を飛んでいるんだ。ほら、そこに。」「くうちゃん、何言ってるの。何も飛んでいないじゃない。」「いや。飛んでいるんだ。階段も廊下も流れているし。」「変ねェ。何も流れていないじゃない。いつもの通りじゃない。」「ああ、俺は気が狂った。アロエの毒を呑まされた。」「誰に。」「誰だか分からない。俺の頭の中を風が吹いていくんだ。」「風?」(本文より)
  • 鳴滝日記・道 岡部伊都子随筆集

    鳴滝日記・道 岡部伊都子随筆集

    小説・文芸
    -
    1巻1,562円 (税込)
    「美の巡礼者」岡部伊都子の京を巡る随想集。いとはん育ちの著者は、婚約者を戦争に送った慚愧を胸に戦後を生き、暮しの細部に宿る美、哀歓を美しい言葉で綴った。土地の精霊との交感から生まれた清々しい初期随筆集! ――ふしぎなめざめにうながされて……、凍てつく土中から虫たちが這い出すように、女ひとり、戦後をつよく生きる想いを綴る「四季採譜」。大阪のこいさん育ちの著者が生涯の地・京に移り住み、暮らしの中から紡ぎ出す美しい言葉で古都の魅力を語り尽す「鳴滝日記」。古の道、ふるさとの道、露地の道を行き交う人の運命を哀切に描く「道」など4篇。豊かな感性と強靭な志の1冊。
  • 上海・ミッシェルの口紅 林京子中国小説集

    上海・ミッシェルの口紅 林京子中国小説集

    小説・文芸
    4.0
    1巻1,562円 (税込)
    戦争の影迫る上海の街で、四人姉妹の3番目の「私」は、中国の風俗と生活の中で、思春期の扉をあけ成長してゆく。鮮烈な記憶をたどる7篇の連作小説「ミッシェルの口紅」と、戦後36年ぶりに中国を再訪した旅行の記「上海」。長崎で被爆して「原爆」の語り部となる決意をした著者が、幼時を過ごしたもう一つの文学の原点=中国。
  • 黙阿弥

    黙阿弥

    小説・文芸
    5.0
    1巻1,562円 (税込)
    黙阿弥の真の姿と心の奥の風景を描く曾孫からの鎮魂の評伝。 ――坪内逍遙に“明治の近松、我国のシェークスピア”と称された河竹黙阿弥。その78年の生涯を、秘蔵の原稿や手記をもとに、曾孫にあたる著者が心をこめて描いた評伝。幕末から明治への激動の時代を生きた黙阿弥の作者魂と、江戸作者の矜持。それは現代にも通じるひとつの「生」の記録でもある。 ※本書の初出は、「別冊文藝春秋」(1991年夏~1992年秋)に「孤影の人」という題で発表され、単行本は、文藝春秋より1993年2月に『黙阿弥』と改題され刊行しました。底本は、文春文庫『黙阿弥』(1996年)を使用し、著者により若干の訂正をいたしました。
  • 書林逍遙

    書林逍遙

    小説・文芸
    4.0
    1巻1,562円 (税込)
    かくも深遠なる本の世界。太宰治・江戸川乱歩・柴田錬三郎・宇野千代・岡本綺堂・川口松太郎・三島由紀夫・舟橋聖一・幸田文・芥川龍之介・川端康成・夏目漱石・柴田翔・吉行淳之介・伊集院静・吉村昭・山田風太郎・小沼丹・向田邦子・近松秋江・武田泰淳……急逝が惜しまれる、稀代の読書家・久世光彦がこよなく愛した文学のかたち、そして初版本との出逢い! 〇書は<時代>を映し、かつての数々の<恥>を呼び覚ます。特に若い日に読んだ書は厄介だ。1冊1冊に恥が纏い付いている書の記憶は、突然蘇って、いまもこの身を苛んで離れない。「右大臣実朝」の顰みに倣うなら、《歳月トハ、怯懦ノ姿デアロウカ》――。<本文より>
  • 箱庭

    箱庭

    小説・文芸
    3.0
    1巻1,562円 (税込)
    戦後20年、経済的にも物質的にも豊かになった日本社会。東京山の手を舞台に、一つの屋敷内に住む、父母、長男夫妻、次男夫妻の世代の異なる3カップルが繰り広げる悲喜劇。主人公の長男・木俣学と、弟・修の妻・百合子の情事をきっかけに、「箱庭のようにせまく、息苦しくそのくせ形だけはととのっている」家族が、ゆっくりと、静かに崩壊してゆく姿と、その荒涼とした心の風景を描く力作。幸福な「家族」の静かな崩壊を描く長篇小説。
  • 夜逃げ町長

    夜逃げ町長

    小説・文芸
    -
    1巻1,562円 (税込)
    出馬予定の県会議員選挙の前夜、町長が行方をくらました。地方の平和な田園風景の中にくりひろげられる滑稽な人間模様の数々! 事実に基づく題材を、鋭利で、しかも軽妙な文体で活写した、記録文学の傑作。他に不可抗力として著者を襲った「落第について」、「幻、夢、うつつ。」など8つの作品集。哄笑・傑作小説集。
  • 私の長崎地図

    私の長崎地図

    小説・文芸
    4.0
    1巻1,562円 (税込)
    生まれ育った町を振り返りながら書き綴った「私の長崎地図」を中心に、筆者の長崎へ対する思いが溢れる小説、随筆を編纂した作品集。――生まれ故郷・長崎。しかし、そこは再訪するのに四半世紀の時を必要とした地でもあった。強い郷愁と訪れることへの不安が、町の色や海の香に彩られた過去から、現在に至る心の風景を紡ぎ出す。長崎を舞台にした「私の長崎地図」「歴訪」「色のない画」などの小説や随筆を精選したこの作品集は、『私の東京地図』と対をなす著者の魂の彷徨である。※本書は『佐多稲子全集』(講談社・昭和52年11月~昭和54年6月刊)、『小さい山と椿の花』(講談社・昭和62年10月刊)、『思うどち』(講談社・平成元年6月刊)を底本としました。
  • 未成年・桃 阿部昭短篇選

    未成年・桃 阿部昭短篇選

    小説・文芸
    5.0
    1巻1,562円 (税込)
    敗戦で失職した元海軍大佐の父。時代に背を向け不器用に生きた父と家族の「戦後」を、激情を内に秘めた簡潔な表現で描いた「未成年」(「父と子の連作」の一)。幼年期の記憶のヴェールに揺曳する一情景を、繊細な筆致で甦らせる「桃」。阿部文学の通奏低音である湘南の大自然と朽ちていく人の家を対比、早過ぎた晩年の心境を刻む「水にうつる雲」。澄明な文体と深いユーモアで人生の真実を描いた、短篇の名手の名篇10篇を精選。
  • 死の影の下に

    死の影の下に

    小説・文芸
    -
    1巻1,562円 (税込)
    無意識の記憶の突然の喚起をきっかけとして、主人公の城栄は、静岡県の田舎で伯母に育てられた牧歌的な日々の回想に誘いこまれる。早くも「喪失」の意味を知った少年は、伯母の死後、冒険的実業家の父親と暮らし始め、虚飾に満ちた社交界をつぶさに観察することになる。新しいヨーロッパ文学の方法をみごとに生かした、戦後文学に新たな地平を拓き、戦後文学を代表する、記念碑的長篇ロマン。
  • 瘡瘢旅行

    瘡瘢旅行

    小説・文芸
    3.6
    1巻1,562円 (税込)
    何故その私小説家のみ尊しであるのかと云う質問を、誰かから気まぐれに投げつけられたとしても、彼には、「知るか」と答えるより他はない。(中略)当事者が本気で行ない、身銭を切り、人生を棒に振るつもりでやっているのならば、たとえそんな理由なぞ皆目分からなくとも、自身では一向にかまわぬことである。――<本文より>
  • 建築探偵桜井京介 館を行く

    建築探偵桜井京介 館を行く

    小説・文芸
    3.2
    1巻1,562円 (税込)
    建築探偵の名の通り、桜井京介が建築探訪!著者初めてのエッセイは、建築探訪記。安藤忠雄の現代建築からフランク・ロイド・ライトまで、建徳探偵シリーズの主人公・桜井京介と著者が訪ねて語り合う。
  • あの頃トン子と

    あの頃トン子と

    小説・文芸
    4.0
    1巻1,562円 (税込)
    東北地方の農村で養豚業を営む洋一、39歳独身。その幼馴染で、東京で夢破れ故郷に舞い戻ったマナブ、バツイチ。二人は暇しのぎに、子豚のトン子に芸を仕込み始める。だが、そのトン子が、呼びかけられると「トン子!」と返事をするようになったのだ! 「しゃべる子豚」としてテレビ局の取材が相次ぎ、ついには豚骨ラーメンのCMに出演、トン子は日本中の人気者になる。ついに二人はトン子を擁して、上京するのだが……。
  • コズミック 世紀末探偵神話

    コズミック 世紀末探偵神話

    小説・文芸
    3.7
    1巻1,562円 (税込)
    本格ミステリ史上、最もバッシングを受けた鬼才のデビュー作。メフィスト賞の性格を決定づけ、後の作家に絶大な影響を与えた超問題作。1200の密室で1200人が殺されるという、密室卿を名乗る正体不明の人物からの犯罪予告が届く。1200年間、誰にも解けなかった密室の秘密を知ると豪語する密室卿の正体とは何か。JDC(日本探偵倶楽部)きっての天才にして、名探偵をも超越したメタ探偵・九十九十九が挑む!
  • 水の都 黄金の国

    水の都 黄金の国

    小説・文芸
    3.3
    1巻1,562円 (税込)
    海に浮かぶ街、ヴェネツィア。この地で友を亡くし、同じ悲しみを知る君と出会った。――時は明治。日本語講師としてイタリアに赴任した誠次郎は、下宿先の料理店で働く美青年・ルカとともに、迷宮都市で起きる様々な怪事件にかかわることになって――?
  • みずうみの歌

    みずうみの歌

    小説・文芸
    3.5
    1巻1,562円 (税込)
    「すべてはあの町から始まったのよね」母が最期に残した言葉の真意を知るため、独りになった少年は母の故郷を訪れる。手がかりは古いモノクロフィルムと未完の小説。町は徐々に陥没がすすみ、一部が大きな湖に飲み込まれていた。湖底に残された"思い出の品"を回収する男性・モグリに出会った少年は、しなやかに泳ぐ姿から"サカナ"と名付けられ、彼の仕事を手伝うことに。少年は母の想いと顔を知らない父の秘密に近付いていく。
  • 濁った激流にかかる橋

    濁った激流にかかる橋

    小説・文芸
    4.0
    1巻1,562円 (税込)
    激流によって分断された町の右岸と左岸。それをつなぐ唯一の異形の橋。かつての小川は氾濫をくり返し、川幅は百倍にもなり、唯一の橋は拡張に拡張を重ね、その全貌を把握できぬほどの複雑怪奇さを示す。そして右岸と左岸にはまったく気質の異なる人々が住む。この寓話的世界の不思議な住民たちの語る9つの物語。諧謔的かつ魔術的なリアリズムで現代の増殖する都市の構造を剔抉した読売文学賞受賞作。
  • 幸福な絶望

    幸福な絶望

    小説・文芸
    3.5
    1巻1,562円 (税込)
    「鬱の坂口恭平は別人なので、油断大敵なのである。でも、彼は彼なりに大変な目に遭っているわけだし、感謝しなくてはならない」。深い溝にもぐるような鬱の時期。しかし著者はそこでさまざまな煌めくアイデアを拾い上げてくるのだ。いわば宝箱であり、生の源泉だという。その彼をあるがままに受け止める妻フーとアオと弦。日記と問答集からなる愛と闘いの記録。
  • 十四歳の情景

    十四歳の情景

    小説・文芸
    4.0
    1巻1,562円 (税込)
    視力を失い始めた14歳の池山潤。同じ症状に苦しみ1年前に死を選んだ兄・昌義が遺した日記から、視力が消えてから見えてくる「時の情景」を知る。そして、滝口雅也。なぜ、兄貴は彼に私を託したのか――。遺伝子と折り合いをつけ、"此の世の理"に抗おうとした少女が綴った、ある夏の日記。
  • 新東京文学散歩 漱石・一葉・荷風など

    新東京文学散歩 漱石・一葉・荷風など

    小説・文芸
    -
    1巻1,562円 (税込)
    東京をこよなく愛し、住んだ文人たち。近代文学の中心・東京は、先の戦争で焦土荒廃の地と化した。野田宇太郎は、消え失せたそこに文学者の影を求め東京を、やがて全国を「文学散歩」し始める。『新東京文学散歩 上野から麻布まで』の後篇を、戦後七十年を機に読者のもとに届けつつ、近代文学の香りと共に、改めて東京文学散歩へ誘う……。
  • 新東京文学散歩 上野から麻布まで

    新東京文学散歩 上野から麻布まで

    小説・文芸
    -
    1巻1,562円 (税込)
    「文学散歩」という言葉を創案したのは、野田宇太郎である。東京の文人の辿った跡を丹念に歩き尽くしたこの作品――東京は、近代文学史上に名を刻んだほとんどの文学者の私生活の場所でもあった……。近代文学の真実に触れる事、すなわち東京を知ることと考えた著者の、生涯をかけた仕事『新東京文学散歩』は、文学を愛する読者に献げた、文学案内の礎でもある。
  • 夜明けの家

    夜明けの家

    小説・文芸
    4.0
    1巻1,562円 (税込)
    「老耄が人の自然なら、長年の死者が日々に生者となってもどるのも、老耄の自然ではないか。」――主人公の「私」が、未明の池の端での老人との出会いの記憶に、病、戦争、夢、近親者の死への想いを絡ませ、生死の境が緩む夜明けの幻想を語った表題作をはじめ、「祈りのように」「島の日」「不軽」「山の日」など「老い」を自覚した人間の脆さや哀しみと、深まる生への執着を「日常」の中に見据えた連作短篇集。
  • かわいいだけじゃない私たちの、かわいいだけの平凡。

    かわいいだけじゃない私たちの、かわいいだけの平凡。

    小説・文芸
    3.7
    1巻1,562円 (税込)
    今、最も注目される詩人・最果タヒが紡ぐ、初めての長編小説――。きみがぼくに使うかわいいという言葉が、ぼくを軽蔑していない、その証拠はどこにあるんだろう。好きとも嫌いとも言えないなら、死ねって言っているようなものだと、いつだってきみは、怒っている。ぼくは、きみを好きでも嫌いでもないまま、優しくありたい。かすかな、死の気配でありたい。
  • 探偵工女 富岡製糸場の密室

    探偵工女 富岡製糸場の密室

    小説・文芸
    3.7
    1巻1,562円 (税込)
    日本の近代化を推進する原動力として、明治新政府が総力を挙げて建設した富岡製糸場。開業翌年の明治6年、この大規模器械式製糸場内で、若き工女が惨殺死体となって発見された。密室殺人の裏に隠された意外な真相に、被害者の傍輩である工女が迫る。
  • イカロス・レポート

    イカロス・レポート

    小説・文芸
    3.8
    1巻1,562円 (税込)
    新宿区の大学に通う理系男子学生・坂崎。彼は「サイクリング同好会」に所属し、人生に波風立てる異性の影も形もない、平凡な日々を過ごしていた。そんな非モテが悪友の誘いで、鳥人間コンテストのパイロットに!? 航空機研究会の下級生・児島花澄に一目惚れした坂崎は、授業そっちのけで猛特訓を続けるが、あるトラブルが彼の心に大きな影を……。弱小航空機研究会で繰り広げられる、<恋>に不器用な男子たちの真っ直ぐな青春!
  • スミヤキストQの冒険

    スミヤキストQの冒険

    小説・文芸
    3.8
    1巻1,562円 (税込)
    そこは悪夢の島か、はたまたユートピアか。スミヤキ党員Qが工作のために潜り込んだ孤島の感化院の実態は、じつに常軌を逸したものだった。グロテスクな院長やドクトルに抗して、Qのドン・キホーテ的奮闘が始まる。乾いた風刺と奔放な比喩を駆使して、非日常の世界から日常の非条理を照射する。怖ろしくも愉しい長編小説。
  • ある日の結婚

    ある日の結婚

    小説・文芸
    3.0
    1巻1,562円 (税込)
    ありふれた男女の恋愛がたどる奇想天外な展開と衝撃のラスト。「ある日の結婚」は群像2013年7月号に掲載され、各紙文芸時評でも高く評価された傑作です。「恋愛の究極」を淡々とユーモラスに描いて恐ろしくも美しい、一度読んだら忘れられない表題作ほか、デビュー作「朝が止まる」、フジテレビ「世にも奇妙な物語 2013年秋の特別編」で映像化され話題を呼んだ短編「水を預かる」を収録する、注目の第一作品集。
  • 猫の目犬の鼻

    猫の目犬の鼻

    小説・文芸
    3.0
    1巻1,562円 (税込)
    中学三年の夏休み前、根本心美は、突然別のクラスの小山一樹から「つきあってほしい」と告白される。心美が返事を迷っている頃、生後間もない猫の姉弟が近所を歩いていた。姉猫は後に心美から「ぶち子」と名付けられることになる。初恋、遠距離恋愛、初体験、就職活動、同窓会……。心美は思春期から社会人へと成長し、ぶち子は出産と子離れを何度も繰り返す。不思議にリンクする女性と猫、それぞれの十年。
  • 天安門

    天安門

    小説・文芸
    -
    1巻1,562円 (税込)
    アメリカ生まれの著者が、初めて訪れた中国。都市を離れて、中国の奥へ奥へ――そこには現代があった。国境、言語を越え、歴史を遡るアイデンティティの旅。自身に流れる血を通して、自己の存在を、「仮」と「真」の中で映し出そうとした衝撃の作品群。一人の越境者の魂の漂泊は、現代中国の真の姿を求める。伊藤整賞受賞作「仮の水」を含む、鮮烈の短篇五作。
  • 台風の眼

    台風の眼

    小説・文芸
    -
    1巻1,562円 (税込)
    悪性腫瘍の手術後、作家は最後になるかもしれない小説を書きはじめる。自分が確かに生きていたと思える、記憶に深く刻み込まれた情景をつなぎとめながら。世界というものをふいに感じた4歳の頃の東京・赤坂、小学時代を過ごした植民地・朝鮮の田舎町、京城の中学時代、焼け跡の中の旧制高校、特派員として赴いたソウル、そしてサイゴン。自伝と小説の間を往還するように描かれた、新しい試み。
  • 哈爾濱詩集 大陸の琴

    哈爾濱詩集 大陸の琴

    小説・文芸
    4.0
    1巻1,562円 (税込)
    「きみは我が忘れもはてぬはるびんなりしか。はるびんよ……。昭和12年4月、旅行嫌いの犀星が、生涯でただ1度の海外(満洲)旅行に出かけた。「古き都」哈爾濱は、犀星の詩心を刺激し、後年『哈爾濱詩集』となる抒情詩の数々を産ませ、また、満洲で棄て子捜しをする男を中心に、船上で出逢った人々の荒唐無稽な人生を描いた小説『大陸の琴』を書かせた。本書は、随筆「駱駝行」他3篇を併録した<大陸もの>作品集。
  • 陽だまり幻想曲

    陽だまり幻想曲

    小説・文芸
    3.8
    1巻1,562円 (税込)
    中国人作家が新たなテーマに挑んだ意欲作! 6人兄弟を抱える隣家から、金曜の夜に届くのは、すさまじいケンカの怒号とそれに続くなまめかしい女の声…。となりの家族は「私」の理想なのか、それとも……。
  • パリの猫の一日はとても長い

    パリの猫の一日はとても長い

    小説・文芸
    3.3
    1巻1,562円 (税込)
    パリで20年間雑誌の仕事をして、昨年フランスで生まれた、銀次という名の灰色の猫をつれて東京に戻ってきた。離れてみると、パリに対して並外れた思いを抱いていたことに気づいた……ともあれパリは淑女に似ている、というひとがいるが、淑やかな女なら、必ずいくつかの秘密をもっているものだ。たしかに私のみたパリには、この淑女の条件がそろっていたような気がしてならない。――<あとがきより>
  • シャンプーが目に沁みる

    シャンプーが目に沁みる

    小説・文芸
    4.3
    1巻1,562円 (税込)
    個性的なファッションのため、クラスメートから拒絶された中学生活を送っていた郁美は、高校生になるのを機に、過去を隠すことにしていた。だが高校で、ヤクザの三代目・海江田、誰ともしゃべらない伊奈の、二人と出会う。ある日、海江田は家の前に、赤ちゃんが捨てられているのを発見。母親を探すうち三人は奇妙な事件に巻き込まれ……? 人と繋がることを極端に恐れ、同時に憧れる、現代の若者達のための青春ミステリ!
  • 黄石斎真報

    黄石斎真報

    小説・文芸
    3.3
    1巻1,562円 (税込)
    20世紀初頭、清が滅んで中華民国が成立した数年後、江南の仙陽で「黄石斎真報(こうせきさいしんぽう)」なる画報が発行された。「黄石斎真報」は、地元の社会問題や事件のみならず、怪しげな話題も取り扱っている。記者の陸亜森、居候の黒蝙蝠らは、新人の林崇徳と奇妙な出来事を取材する過程で、その真相に近づいていく。それらは記事になると同時に、黒蝙蝠らに副収入をもたらしてもいた……
  • 黄金伝説 雪のイヴ

    黄金伝説 雪のイヴ

    小説・文芸
    -
    1巻1,562円 (税込)
    常に時代と対峙し、辛辣な批判精神と強烈な抵抗精神で戦い続けた著者の、文学的出発期の作品「鬼火」「ある午後の風景」「長助の災難」「桑の木の話」。行方不明の女を捜し彷徨することで生を繋ぐ"わたし"が、娼婦となった女と再会――敗戦後の混乱を鋭く凝視し絶望を再生に転化させる新たな出発を示した「黄金伝説」、他に「無尽灯」「雅歌」「雪のイヴ」など収録10篇。
  • 京女殺人法廷 裁判員制度元年

    京女殺人法廷 裁判員制度元年

    小説・文芸
    3.0
    1巻1,562円 (税込)
    裁判員になった素人たちが京都の難事件を! 京都のタレントが殺された事件を初の裁判員制度で選ばれたタクシー運転手、食堂の親父や主婦などが扱うことになった。自白していた犯人が裁判冒頭に爆弾発言して。本格社会派ミステリー!
  • 白き失踪者

    白き失踪者

    小説・文芸
    3.0
    1巻1,562円 (税込)
    謎の女を、愛しぬけ。銃創が引き寄せた人々の運命は数奇にも激しく絡み合い、闇社会の渦へと呑み込まれていく。正義か。愛か。迫られる、究極の選択。
  • 蔦かずら

    蔦かずら

    小説・文芸
    -
    1巻1,562円 (税込)
    ラスト・ラブ。この恋を失ったらもう二度と人を愛せない。自分を囲っていた男が危篤になったときに抱く熱い恋心、年若の同僚に躰をゆだねられない切なさ、夫の不義を許してしまった妻の寂しさ――。曲がり角で愛に揺れる女性達の心の襞を描いた、8つの連作集。
  • 極楽家族

    極楽家族

    小説・文芸
    3.5
    1巻1,562円 (税込)
    せっぱつまった家計は家族を明るくする?! リストラ中年男の人生の悲哀と楽しみ。ゆっくりする時間が出来て初めてわかる自分という存在。過去を振り返り人間というものをしみじみ考える好篇3本名作小説集!
  • おーい、宗像さん

    おーい、宗像さん

    小説・文芸
    5.0
    1巻1,562円 (税込)
    煩悩満載の純文学小説! 少年の心を持った中年男。それは、ガキか馬鹿か? 純粋か? この小説を読みながら、考えてみて下さい。
  • 匿われている深い夢

    匿われている深い夢

    小説・文芸
    3.5
    1巻1,562円 (税込)
    甘美な夢が手招く驚愕の結末。身近な人物の底知れぬ悪意。ねじ曲げられた記憶に潜む、衝撃の過去。夢が現実の恐怖へとつながっていく、全10篇の哀しい物語。
  • 萩原重化学工業連続殺人事件

    萩原重化学工業連続殺人事件

    小説・文芸
    3.9
    1巻1,562円 (税込)
    「脳」を失った死体が語る、密室の不可能犯罪! 双子の兄弟、零と一の前に現れた、不死身の少女・祥子と、何もかもを見通す謎の家政婦。彼らが信じていた世界は、事件に巻き込まれる内に音を立てて崩壊していき……。脳のない死体の意味とは!? 世界を俯瞰する謎の男女と、すべての事件の鍵を握る"萩原重化学工業"の正体とは!? 浦賀和宏の最高傑作ミステリが世界の常識を打ち破る!!
  • あなたにだけわかること

    あなたにだけわかること

    小説・文芸
    3.6
    1巻1,562円 (税込)
    桐生駿と野田夏が出会ったのは5歳のとき。夏の父に恋した駿の母が、密会のため夏の家に通ったからだ。親同士の情事の間、それとは知らず階下で待っていた幼い二人は、やがて親たちの関係を知る。以来二人は、互いに「できれば思い出したくない相手」と感じながらも、なぜか人生の曲がり角ごとに出会ってしまう。まるで、互いの恋愛の証言者のように。男と女の「愛ではないけれど、愛よりもかけがえのない関係」を描く長編小説!
  • 第四権力〈スキャンダラス・テレビジョン〉

    第四権力〈スキャンダラス・テレビジョン〉

    小説・文芸
    2.0
    1巻1,562円 (税込)
    行政・立法・司法の三権を時として凌駕する力を擁する「報道」。中でも最大の影響力を誇るテレビ業界で、権力をめぐる権謀術数が渦を巻く。社長交代の軋轢に巻き込まれた若き経営企画部員は、局内のマドンナたる女性広報局長と連係して動き出すが……。
  • 三姉妹とその友達

    三姉妹とその友達

    小説・文芸
    5.0
    1巻1,562円 (税込)
    コミュニケーションの利便性を高度に追求した結果、人々は人間性を完全に喪失していた。二〇一二年七月、そのことを憂う口べたな四兄弟が立ちあがった。長兄は、多機能携帯電話を廃棄し、貝がらを耳にあてるよう訴える。そうすることで、人は心を静め、本来は聞き取れぬはずの声と交信することまで可能になり、それにより豊かな人間性を回復することができるというのだが……。ノスタルジィとリリシズムをたたえる福永信の最新作!
  • 季語、いただきます

    季語、いただきます

    小説・文芸
    5.0
    1巻1,562円 (税込)
    日本語の魅力を味わい尽くす! 身近な暮らしにあふれる季語の数々。その豊かで味わい深い世界をめしあがれ! 「ハンカチ」「黴」「運動会」「風邪薬」……。意外な言葉もみんな季語。不思議で面白い、そんな季語の秘密、魅力をやさしく解説。
  • 戦車のような彼女たち Like Toy Soldiers

    戦車のような彼女たち Like Toy Soldiers

    小説・文芸
    3.7
    1巻1,562円 (税込)
    裏から世界を支配する「統和機構」が製造した戦闘用合成人間の琥依。世界を根本から変えることができる能力を持つ危険人物の古猟邦夫。命を狙う少女と狙われた男が巡りあい、恋が生まれた。だが組織の命令に逆らうことなど、琥依に許されるはずもない。「戦い」を運命づけられた少女を待ち受けるのは幸せか、それとも破滅か?
  • 野球小僧

    野球小僧

    小説・文芸
    3.7
    1巻1,562円 (税込)
    子供の頃から打ち込んだ野球だけが自分の存在証明だった。しかし高校を中退した雪彦は15歳で人生に行き詰る。雪彦は甲子園球場の整備のアルバイトをしながら、自分の将来を奪った男に復讐を考える。夏の高校野球全国大会開会式の前夜、男を呼び出したグラウンドでは信じられない光景が。甲子園球場がなぜ野球の聖地と呼ばれるのか。野球を愛する人々の姿が、世代を超えた感動を呼ぶ、書下ろし長編小説。
  • K

    K

    小説・文芸
    3.9
    1巻1,562円 (税込)
    1959年、〈ぼく〉は詩の同人誌で〈K〉と出会った。ふたりは結婚し、一児をなしたが、詩人としてのプライドが強すぎた〈K〉の言動は常軌を逸しはじめ、〈ぼく〉は困惑する。ふたりの生活は、すれ違い、やがて別居へと至る……。ただ、この奇妙な生活にも、「夫婦愛」は紛れもなく存在していた!
  • クロスマッチ 止まらない心臓

    クロスマッチ 止まらない心臓

    小説・文芸
    -
    1巻1,562円 (税込)
    妻を突然死で失った波多野豊は、人生の再出発を試みる。しかし、遺品を整理した際に、彼女の死の理由に繋がるかもしれないある疑惑を知ってしまう。そんなとき、心臓に重大な持病を抱える一人息子の俊太郎が倒れた。息子が助かるには、心臓移植しか道はない。適合=クロスマッチする心臓を得るために、波多野は亡妻の悲劇の鍵を握る男の殺害を企てる。さまざまな人間関係に不穏な影を落としながら、計画は決行されるが……!?
  • 黄金街

    黄金街

    小説・文芸
    3.6
    1巻1,562円 (税込)
    大事な人をなくし、いまは小さなバーを営む渚。街のギター流しの入院を聞き、思いは揺れる。切なくも温かい人生を切りとる珠玉の6篇
  • 量刑(上・下合冊版)

    量刑(上・下合冊版)

    小説・文芸
    -
    1巻1,562円 (税込)
    裁判員制度が開始され、もう誰もが人ごとではすまされない量刑の判断。殺人と死体遺棄容疑、自首目前の逮捕、示談の決裂、死因鑑定の揺れ。法壇と傍聴席の背後には不穏なさざ波が。量刑に厳しいと評判の神谷(かみや)裁判長は審理の帰趨(きすう)をどう判断するのか。情状の余地とは、人が人を裁くとは、量刑の客観性はどこにあるのか。「正義」とは、「法」とはなにか。一裁判官の職責と人間性を通して描く衝撃作!
  • 焔火

    焔火

    小説・文芸
    3.9
    1巻1,562円 (税込)
    昭和初期の東北の寒村で貧しい狸とりの息子として、侘しい暮らしを送る男。肺病の家系にあり、村八分にされている。そんな彼の心の慰めは、おミツという村の女だった。盗人の家に生まれ、差別さて続けたおミツと男は惹かれあう。しかし、あるとき村長の息子たちに捕らえられ、おミツは殺され、男は村長の息子等を殺して、命からがら生まれた村を離れる。自然の中でつかの間の幸せを味わう男に迫る追っ手の魔の手。彼の運命はいかに
  • BANG! BANG! BANG!

    BANG! BANG! BANG!

    小説・文芸
    3.7
    1巻1,562円 (税込)
    幼なじみのばんちゃんを失い、口も心も閉ざした俺。いつからか、クラスの“裏掲示板”に、そんな俺への悪意が投稿され始める。そんなある日、掲示板に突如、謎のメッセージが投稿される。〈Bくんのことは悲しいじこで誰のせきにんでもない>。……一体、誰が? その日を境に、死んだばんちゃんと裏掲示板を巡る意外な事実が少しずつ明らかになってゆくのだが――。
  • むらぎも

    むらぎも

    小説・文芸
    3.0
    1巻1,562円 (税込)
    金沢の旧制高校から東京帝大に入学した片口安吉の〈新人会〉での活動を核に、豊潤な感性で描く精神の軌跡。時代の終焉を告げる天皇の死。合同印刷ストライキ。激動の予感を孕みながら展かれてゆくプロレタリア運動。流されるままに流れる〈心〉の襞の光と影。『梨の花』『歌のわかれ』に続く自伝的長篇小説。毎日出版文化賞受賞。
  • すべての若き野郎ども

    すべての若き野郎ども

    小説・文芸
    4.0
    1巻1,562円 (税込)
    生涯戦績、317勝無敗(自称)の達夫と、元暴走族特攻隊長・恭平は、最強コンビを組み「天下統一」を目指す。5つの暴走族、地元のヤクザを向こうに回し旋風脚と皿割りで連戦連勝。そこに立ちはだかる伝説の男の正体は? 天下無双のスケールにドラマ化が追いつかない!? でも、とりあえずはガンガンいきゃあいいんだよ! 美女たちに、おとぼけな野獣ども。本気とも冗談ともつかない達夫の情熱が、いつの間にか恭平の魂を熱く溶かしていった!
  • 償いのフェルメール

    償いのフェルメール

    シリーズ連続全米1位! 世界的名画《合奏》が消え、いわくつきの富豪が殺害された。 その背後には核の危機を招く陰謀が―― 巨匠が描く、スパイ小説の最前線。 アマルフィの豪邸で黒い噂のある実業家が殺害され、一枚の絵画が盗まれた。イタリア当局から協力を求められたガブリエル・アロンは消えたのはフェルメールの幻の名画であり、殺人はプロの手口だと見定める。手がかりを追ううち、Zのタトゥーのある暗殺者の襲撃を受けたガブリエルは、事件の裏に“コレクター”と呼ばれるロシアの謎の新興財閥(オリガルヒ)の存在と、隠された核を巡る陰謀を突き止め――。
  • スパイたちの遺灰

    スパイたちの遺灰

    その“手記”は世界の秩序を破壊する。 WWⅡ後の諜報史、その裏には伝説のスパイ・スカーレットがいた―― ジェフリー・ディーヴァー絶賛! 「生まれながらのストーリーテラー」ジェフリー・ディーヴァー 「注目必至。ページをめくる手が止まらない」スティーヴ・キャヴァナー サンデータイムズ紙のBook of the Year 2023選出! ガーディアン紙のBook of the Year 2023選出! ある日、冴えない諜報史の准教授マックスのもとに1枚の名刺が届く。スカーレット・キング――MI6の伝説のエージェントが、半世紀にわたる諜報活動を綴った手記を出版したいと言うのだ。イギリス政府が隠蔽してきた作戦が表に出れば、世界が注目する。マックスは浮き足立つが、直後にスカーレットが殺害され、MI5に追われる身に。窮地を脱するため手記の原本を捜すうち、歴史の裏に隠された真実が浮かび――。
  • リスペクト ――R・E・S・P・E・C・T

    リスペクト ――R・E・S・P・E・C・T

    小説・文芸
    4.0
    1巻1,551円 (税込)
    やれるか、やるべきか、じゃない。やるしかないときがある。2014年にロンドンで実際に起きた占拠運動をモデルとした小説。ホームレス・シェルターに住んでいたシングルマザーたちが、地方自治体の予算削減のために退去を迫られる。人種や世代を超えて女性たちが連帯して立ち上がり、公営住宅を占拠。一方、日本の新聞社ロンドン支局記者の史奈子がふと占拠地を訪れ、元恋人でアナキストの幸太もロンドンに来て現地の人々とどんどん交流し……。「自分たちでやってやれ」という精神(DIY)と、相互扶助(助け合い)と、シスターフッドの物語。
  • 怪奇日和

    怪奇日和

    「この現実と地続きの近未来恐怖絵図」【解説】東雅夫(文芸評論家) 新世代モダンホラーの旗手ジョー・ヒル最新作。 記憶を吸い取る“ポラロイドカメラ”を手にした謎の男が現れる『スナップショット』、森林火災が迫る町で起きた不可解な銃撃事件を追う『こめられた銃弾』、スカイダイビング中に不思議な雲に迷い込んだ男の追憶『雲島』、奇妙な雨が降り、あらゆものが命を奪われていく『棘の雨』の4篇収録。デビュー作にしてブラム・ストーカー賞に輝いたモダンホラーの奇才が放つ、怪奇幻想文学 中篇集! 【収録作品】 スナップショット  白石 朗 訳 Snapshot こめられた銃弾  玉木 亨 訳 Loaded 雲島  安野 玲 訳 Aloft 棘の雨  高山真由美 訳 Rain
  • 詩人と母

    詩人と母

    小説・文芸
    -
    1巻1,543円 (税込)
    2021年冬、ほぼ同じ頃に母を亡くした同世代の詩人が、 それぞれの母への想いや少年時代のエピソードなどを詩とエッセイで綴り、 それが1冊の詩集になりました。この詩集は、母の死をきっかけに生まれた詩集であり、 同時に、中国と日本の詩人の友情から生まれた詩集でもあります。 二人の詩人は「あとがき」に次のような言葉を記しています。 「母が亡くなった翌日、涙を流しながら、詩を書き始めました。 私たち二人の母だけでなく、天下のあらゆる母に感謝します。産んでくれてありがとう」(田原) 「読んでくれるみなさん、一人ひとりが、身近な人の死に関わる時、 そこから命を引き継いで自分らしく生きていくヒントになればと願って、 私はこの本と『さよなら』して、読者としてまた鑑賞します」(松崎義行) 本書では、「母の死」を描くことで「母の生」に光を当て、 詩人らしい感性豊かな言葉で生き生きと「私の母」を描いています。 それは心の中でいつまでも生き続けるやさしい母ですが、 同時に「謎」としての母でもあります。 そして詩の中の母は、肉体の死を超えて永遠に生き続けるようにさえ思えます。
  • 探偵は吹雪の果てに〔新版〕

    探偵は吹雪の果てに〔新版〕

    小説・文芸
    -
    1巻1,540円 (税込)
    大泉洋&松田龍平主演の映画『BYE BYE LOVE 探偵はBARにいる』12月25日の映画公開を前に原作小説が新版で登場! 偶然に再会した昔の恋人。彼女からの依頼で一通の手紙を届けることになった探偵だったが……〈ススキノ探偵〉シリーズ最高傑作!
  • 革命前・革命中・革命後 歴史概説

    革命前・革命中・革命後 歴史概説

    【タイトル】 『革命前・革命中・革命後 歴史概説』 【内容紹介】 ウジェーヌ・スクリーブ (1791–1861) +ド・ルージュモン (1781–1840)作『革命前・革命中・革命後 歴史概説』は、典型的な貴族シュルジー家の約40年間(1787年・1793年・ 1825年)を、フランス革命がどのように変革したかを、それぞれ喜劇・ドラマ・ヴォードヴィルという3つの演劇ジャンルに分けて舞台上で表現してみせた驚くべき意欲作である。スクリーブは、長子相続権に象徴されるアンシャン・レジーム(旧体制)の支配した革命前、離婚法に代表される極端な民主化を産んだ革命中、王政復古で立憲王政になった革命後、その激動の時代のフランスを描き切ったのである。日本ではほとんど紹介されたことのない19世紀最大の劇作家スクリーブの問題作の本邦初訳である。 2. 英語紹介文 (English Description) 【Title】 Before, During, and After the Revolution: A Historical Survey 【Description】 Before, During, and After the Revolution: A Historical Survey—co-authored by Eugène Scribe (1791–1861) and Michel-Nicolas Balisson de Rougemont (1781–1840)—is a remarkably ambitious play. It vividly demonstrates on stage how the French Revolution transformed the lives of the Churlgy family, a typical aristocratic household, over a span of approximately forty years (1787, 1793, and 1825). Strikingly, the authors captured each of these eras through three distinct theatrical genres: comedy, drama, and vaudeville. Scribe masterfully depicts a changing France: the pre-revolutionary period ruled by the Ancien Régime and symbolized by primogeniture; the revolutionary period marked by radical democratization and the introduction of divorce laws; and the post-revolutionary period under the constitutional monarchy of the Restoration. This volume marks the very first Japanese translation of this thought-provoking masterpiece by Scribe, the greatest playwright of the 19th century, whose work has rarely been introduced in Japan. 3. フランス語紹介文 (Description Française) 【Titre】 Avant, Pendant, et Après : Esquisse historique 【Description】 Avant, Pendant, et Après : Esquisse historique—œuvre co-écrite par Eugène Scribe (1791–1861) et Michel-Nicolas Balisson de Rougemont (1781–1840)—est une pièce d'une ambition remarquable. Elle met en scène la manière dont la Révolution française a bouleversé sur près de quarante ans (1787, 1793 et 1825) la vie de la famille de Churlgy, une lignée aristocratique typique. Les auteurs ont le génie de dépeindre chacune de ces époques à travers trois genres théâtraux distincts : la comédie, le drame et le vaudeville. Scribe y retrace magistralement les mutations profondes de la France : l'Avant-Révolution dominé par l'Ancien Régime et le droit d'aînesse ; le Pendant-Révolution qui vit naître une démocratisation extrême illustrée par la loi sur le divorce ; et l'Après-Révolution sous la monarchie constitutionnelle de la Restauration. Cet ouvrage propose la toute première traduction en langue japonaise de cette œuvre majeure de Scribe, le plus grand dramaturge du XIXe siècle, dont le génie restait jusqu'alors largement méconnu au Japon.
  • 研修医・小石川蘭の謎解きカルテ

    研修医・小石川蘭の謎解きカルテ

    小説・文芸
    3.5
    1巻1,540円 (税込)
    令和の研修医のリアルな日常を描くクリスティー賞受賞作家の新境地 一浪二留で医学部を卒業、晴れて研修医となった小石川蘭。臨床研修先は患者も同僚も癖者ぞろいで日々さまざまな事件が起こり……
  • 骨董匣~異形コレクションLX~

    骨董匣~異形コレクションLX~

    小説・文芸
    4.3
    1巻1,540円 (税込)
    ホラー・幻想小説のシーンを牽引する、全編新作書下ろしの巨大アンソロジーシリーズ、創刊28年目にして到達した記念すべき第60巻は、「異形」の原点の一つとも言える「骨董」がテーマです。常連新鋭入り交じった、美しくも呪わしい饗宴にご参集ください。収録作家:藍内友紀、天沢時生、井上雅彦、大島清昭、空木春宵、上條一輝、北沢陶、黒木あるじ、澤村伊智、篠たまき、斜線堂有紀、田辺青蛙、久永実木彦、牧野修、芦花公園
  • 新版 クレヨンしんちゃんのまんが宇宙のふしぎなぜなにブック

    新版 クレヨンしんちゃんのまんが宇宙のふしぎなぜなにブック

    小説・文芸
    -
    1巻1,540円 (税込)
    小学生の理科で人気が高く、中学受験入試にも頻出する「宇宙・天文」の分野。本書では「太陽の動き」「月の満ち欠け」「四季の星空」などを、楽しいまんがとやさしい文章、イラストで解説。「宇宙」への関心や理解を深め、家族や友達といっしょに、宇宙の不思議を理解して、自由研究の観察や学習に役立つ1冊。  ※この商品は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
  • 時計じかけのオレンジ〔完全版〕

    時計じかけのオレンジ〔完全版〕

    近未来の高度管理社会。15歳の少年アレックスは、平凡で機械的な毎日にうんざりしていた。そこで彼が見つけた唯一の気晴らしは超暴力。仲間とともに夜の街をさまよい、盗み、破壊、暴行、殺人をけたたましく笑いながら繰りかえす。だがやがて、国家の手が少年に迫る!
  • ジミー・ハワードのジッポー

    ジミー・ハワードのジッポー

    小説・文芸
    3.0
    1巻1,540円 (税込)
    2019年7月、小説家の桑島洋介はベトナム戦争を題材に新作を書こうと思い立ち、取材のため彼の国を訪れた。ベトナム人女性で、旧知の新聞記者ホアン・タオにホーチミン市内を案内してもらった折に、戦時中に米兵が所有していたらしいひとつのジッポーを、桑島は手に入れた。約50年前、激戦地で任務に就いていた兵士の名は「JIMMY HOWARD」と刻まれている。俄然、興味が湧いた桑島が調査に乗り出すと、次々に意外な事実が明らかになり、やがてアメリカで殺人事件が発生する。いまだ癒えぬ戦争の影と米軍の闇を暴く正統派ノンストップ・サスペンス!!
  • 文藝 2026年秋季号

    文藝 2026年秋季号

    小説・文芸
    -
    1巻1,540円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【創作】 大前粟生「いつか、僕のしたことをきみに話せるだろうか」 作家仲間たちと公園で落ち合う深山。Iさんが最近は戦争のことばかり考えてしまうと言う。そして深山にもついに「その日」が訪れ――時代の生傷を照射する圧巻の日記文学。 金子薫「〇(まる)」 未解決事件の新展開を機に、自身の創作にひそむ妄想に取り憑かれた人形作家・宍戸。万物の球化を幻想し、生みだす手と殺める手が重なりかけた先で彼が出会う世界とは――。 日比野コレコ「ALL IS HONEY TO ALL」 建築学科生のしゅづきは、友だちの恋人で身長が3mの「六」と出会う。彼は金属製の竹馬のような装置を履き、まるで尖塔のようで――。奇想と日常が溶け合う青春短篇。 【特集1 失踪・家出・エスケープ】 ◎短篇 石田夏穂「私を某国に連れてって」 奥野紗世子「惑星と大銀杏」 木村友祐「握った手を放すかも」 相川英輔「丸洗い」 ◎短歌 穂村弘 選 “失踪”短歌10首 ◎ブックガイド 佐藤究・松永K三蔵・江南亜美子・駒田隼也・豊永浩平・杉江松恋・倉本さおり 作家・書評家7人による人生を揺さぶる「失踪」文学3選 ◎エッセイ・論考 島本理生「銀河鉄道には乗らない」 大森時生「thin たぬき」 いがらしみきお「リセット三題」 金川晋吾「いなくなって、戻ってくる父」 星野概念「星野狂セリ、みたいな」 森あらた「繰り返す、ニューノーマル」 村上靖彦「刑務所で出会ったAさんの逃走から教わる」 【特集2 AIは中原昌也を拡張できるか】 高橋源一郎「中原昌也と声帯AI中原昌也とオレ、エトセトラ」 高橋源一郎×中原昌也×宇川直宏「声帯AI中原昌也と未来の文学」 【紀行】 西加奈子「北米滞在記」 【第9回 日本語で読みたい韓国の本 翻訳コンクール 受賞者決定!】 ◎審査評 星野智幸、オ・ヨンア、古川綾子 ◎受賞の言葉 中井優子 ◎課題作 キム・メラ 著、中井優子 訳「エコール」  【特別寄稿 戦争がふたたび日常になったこの時代に】 皆川博子「声」 辻真先「戦争が日常だった時代のぼく」 【連載】 師田史子・柳谷あゆみ・須藤輝彦「世界の路上から」vol.2 アフマド・サアダーウィー 著、柳谷あゆみ 訳「ムタナッビー通りから世界へ バグダード──痛みと語りの街」 北村薫「日もすがら、夢みつつ……」【第2回】 星野智幸×シン・ミナ 往復書簡「地球から半歩」【第3回】キム・ソキ、清水知佐子 訳 円城塔「ホモ・ネクロ」【第5回】 いとうせいこう「難民移民モノローグ」【モノローグ6】 岸政彦「犬は人生」【第6回】 岸本佐知子「尻 on fire 日記」【第6回】 文芸季評 水上文「たったひとり、私だけの部屋で 立場性と文学」2026年4月~6月 山本貴光「文芸的事象クロニクル」2026年3月~5月 第64回文藝賞応募規定 【書評】 皆川博子『ジンタルスRED AMBER』【評】石井千湖 町屋良平『IDOL』【評】笠井康平 八木詠美『アンチ・グッドモーニング』【評】土門蘭 遠野遥『吸血鬼』【評】河野真太郎 土門蘭『戦争と五人の女』【評】植本一子 松田いりの『ハッピー山』【評】原宿 荻世いをら『彼女のカロート』【評】山本莉会 J.D.サリンジャー 著、柴田元幸 訳『サリンジャー初期短篇全集』【評】佐藤友哉 著者一覧 次号予告・編集後記
  • レオン、ザ・ゴラッソ~スラム街編

    レオン、ザ・ゴラッソ~スラム街編

    小説・文芸
    -
    1巻1,540円 (税込)
    ワールド・カップ優勝の夢を抱き、東南アジアにあるカヤオ国のスラム街ドリーム・ヒルズから、世界へと飛び立つサッカー少年、レオン・メンドーサの挫折と希望の物語。サッカーに夢を託した少年、レオン・メンドーサの物語の第一章「スラム街編」です。東南アジアのある国の、トタン板に囲まれたスラム街ドリーム・ヒルズに生まれ育った少年レオン・メンドーサ。未来のない貧困に囲まれながらも、ある日サッカーに出会い日本のジュニア・チームとの試合で蒲田平介コーチの目にとまります。スラム街の男の子レオンが自分のそしてスラム街の人たちの夢をサッカーに託し、小さな身体でたくましく歩み成長する、友情と挫折と希望の長編物語。東南アジアから日本、日本から欧州へと、サッカーの真なる「野生」の強さ、清々しさを纏る、レオンがたどるサッカーの旅路を皆さんと楽しめればと願っています。本作は「スラム街編」です。
  • 仮面紳士 ハイカラ右京探偵全集~探偵くらぶ~

    仮面紳士 ハイカラ右京探偵全集~探偵くらぶ~

    小説・文芸
    -
    1巻1,540円 (税込)
    幻の名作ミステリーを掘り起こす「探偵くらぶ」の最新作は、異色の推理小説作家として知られる日影丈吉の創造した名探偵・ハイカラ右京の作品集。明治初期、文明開化の波に揺れる日本で、山高帽に針のような口髭、鹿革の手袋に細身の杖という洋装で、元国際スパイとも噂される「仮面紳士」のハイカラ右京こと右京慎策が難事件を次々と解決する!
  • 命に嫌われている。

    命に嫌われている。

    小説・文芸
    4.0
    1巻1,540円 (税込)
    多くの命が失われた14歳の誕生日、それでも僕の日常は何も変わらず、先細る未来の中で僕はひとつの決断をした――。いまだ答えの見えない問いに真正面から向かい合う、真実をもとにした生と死の物語。
  • 世界怪奇実話傑作選

    世界怪奇実話傑作選

    小説・文芸
    4.0
    1巻1,540円 (税込)
    ・三つの筆名を使い分け、わずか35歳で忽然と世を去った伝説の作家、長谷川海太郎=牧逸馬。 ・「中央公論」に連載された代表作を精選。愛好家必読のミステリー百科。 ・著者は、1928年、中央公論社の特派員として、1年3ヵ月に及び欧州に滞在。ロンドンでは、中央公論の潤沢な資金を用いて、街一番の古書店にある、あらゆる怪奇事件を伝える資料を買い占めたと伝えられる。 ・帰国後、この資料をもとに執筆されたのが、「牧逸馬」名義の代表作となった「世界怪奇実話」である。 ・『中央公論』1929年10月号~1933年3月号連載。全33話。1930年~32年に順次書籍化されるが、単行本としては未完。 ・本書は、島田荘司氏が、本連載から「ミステリー百科」的要素を持たせたいと14編を精選。1)短篇小説として読める。2)その出来具合、面白さの度合い。3)ミステリー教養的な意味合いで、事件の客観的重要度。以上の観点からセレクトしたもの。 ・本書の編集にあたって、各編のタイトルは、事件に寄せたものに一部変更。 ・事件の同時代に現地に居合わせた作家によるドキュメントとしても貴重。 ・2003年、島田荘司編『牧逸馬の世界怪奇実話』として刊行されたものを改題した。
  • 桜田に散る

    桜田に散る

    小説・文芸
    -
    1巻1,540円 (税込)
    戦国の関東を駆け抜けた一人の武将、その生と死を描く歴史小説。 本作『桜田に散る』は、北条氏の関東制覇という激動の時代を背景に、大道寺政繁という実在の武将の生涯を軸に描かれた重厚な物語です。 北条早雲の登場から始まる関東の覇権争い。応仁の乱後の混乱を機に、旧来の秩序が崩れ、新たな力が台頭していく中で、武士たちは己の野心と信念を胸に戦場へと身を投じていきます。そうした時代のうねりの中で、大道寺家は北条氏と運命を共にし、その中心にいたのが政繁でした。 河越夜戦をはじめとする数々の合戦、主君への忠義、家の存続を背負う覚悟――。若き日から戦場に立ち続けた政繁の姿は、単なる武勇伝にとどまらず、「武士とは何か」「生きるとは何か」を問いかけます。 本書は、戦国史における北条氏の躍進と関東の勢力図の変遷を丹念に描きながら、一人の武将の生き様を通して、時代そのものの熱と重みを伝えます。歴史好きはもちろん、骨太な人間ドラマを求める読者にも強く響く一冊です。
  • 拝啓パンクスノットデッドさま

    拝啓パンクスノットデッドさま

    小説・文芸
    3.8
    1巻1,540円 (税込)
    ――すべての若き読者どもに送る、「音楽×青春」小説!――
  • ブック・フェスティバルは大騒ぎ

    さえないミステリ作家の事件簿

    自分の本を売り込もうとブック・フェスティバルへの参加を決めたミステリ作家のジェイン。けれど来場作家リストに名前はないし、売れている新人に嫉妬してしまうし、大物編集者にも書評家にもうまく話しかけられない……だったらせめて自分の小説を物販ブースの目立つ場所に移動させてしまおうと、テントに忍び込んだ。そこで見つけたのは、業界でも有名なやり手エージェントの死体! ジェインは第一発見者として警察と話をするけれど、たかが本のことで人が殺されるわけがないと決めてかかっている。このままでは犯人は見つからないのではないか。フェスティバル会場でも事件のことを、出し物のひとつのように噂している。今までジェインが執筆してきた探偵術は、現実でも犯人を見つけられるのか!?
  • 凍える霧

    凍える霧

    小説・文芸
    5.0
    1巻1,540円 (税込)
    航空輸送専門の熟練パイロット、ライ。未曽有の濃霧が立ち込める中、不審な黒い箱を運ぶが、着陸直前に何者かによるレーザー光線の妨害を受けて、墜落してしまう。ライは無事に脱出、黒い箱を持って飛行場へ向かおうとするが、その現場にやってきたのは、女性医師のブリン。黒い箱の早期回収にこだわる彼女がひた隠しにする事情とは何なのか? 一方、箱の中身のためなら手段を選ばない者が他にもいて、ブリンを執拗に追うのだった・・・・・・。二転三転、五里霧中の展開で真相への視界はゼロ。フルスロットル・ホット・サスペンス!
  • 文藝 2026年夏季号

    文藝 2026年夏季号

    小説・文芸
    -
    1巻1,540円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 特集:失恋、あるいは愛の不可能性 【創作】 小泉綾子「私の獲物が、」 絶対ありえない。夫の上司に勝手に子どもの命名をされ、怒髪天をつく那美の信じられない反撃! 女が自由に生きられない世界に全力でNOを突きつける、文藝賞受賞第一作! 図野象「空洞」 若くして死んだ友人の葬式に出席するため、俺は会社を辞めることにした。恋・仕事・友情――人生の地獄めぐりの果てに見えた景色とは。衝撃の文藝賞受賞第一作。 ◎BAUM×文藝 特別企画 掌編 西加奈子「みどり」 幼い頃、桜の下で「小さなおばさん」を目撃したみどり。以来「わからない」を忌避してきたが――。 【特集1 失恋、あるいは恋の不可能性】 ◎対談 島本理生×濱野ちひろ「『恋愛の加害性』を超えて」 又吉直樹×小原晩「ひと、わからないからおもしろい」 ◎短篇 長井短「根津ハイツ400」 J.D.サリンジャー、柴田元幸 訳「イレーン」 小原晩「さようならしないよ」 ◎短歌 川野芽生「占星」 ◎論考 堀内翔平「試行錯誤のできない社会で、恋の不可能性を考える」 難波優輝「恋愛の根源的はちゃめちゃさとおもちゃの恋」 ◎ブックガイド 瀬戸夏子、宮崎智之、青木耕平「もうすぐ絶滅するという恋愛についてのブックガイド」 ◎エッセイ 石井ゆかり「『世の中』の周縁のサンクチュアリ」 八木詠美「失恋博物館へ」 年森瑛「一角獣は自由恋愛の夢を見るか?」 山田由梨「恋愛を描きたくなかったのは」 ラブリーサマーちゃん「痛みを誇る」 【緊急寄稿 特集2 殺したくも殺されたくもない私たちのNO WAR】 いとうせいこう「平和を笑うな」 金井真紀「二月、テヘランにて」 グレゴリー・ケズナジャット「葬儀の準備」 コムアイ「絶望に駆られないための読書とポッドキャスト」 瀬尾夏美「あたりまえの反戦」 谷崎由依「四歳児の問うたこと、または資本主義の身体について」 吉村萬壱「症例(手記 六十五歳・小説家)」 【新連載】 北村薫「日もすがら、夢みつつ……」【第1回】 大久保健、粟飯原文子、嘉山正太「世界の路上から」【vol.1】 奈倉有里「酸素ボンベ——ロシア文学の海外出版・地下出版の現在」 嘉山正太「煙の街──一五歳の少女と横たわる死」 【連載】 町田康「ギケイキ」【最終回】 往復書簡 星野智幸×シン・ミナ「地球から半歩」【第2回】キム・ソキ、清水知佐子 訳 円城塔「ホモ・ネクロ」【第4回】 いとうせいこう「難民移民モノローグ」【モノローグ5】 岸本佐知子「尻 on fire 日記」【第5回】 岸政彦「犬は人生」【第5回】 柳美里「JR常磐線夜ノ森駅」【第9回】 【季評】  水上文「たったひとり、私だけの部屋で (ディストピア)文学」2025年12月~2026年3月 【書評】 松浦理英子『今度は異性愛』【評】水上文 島本理生『ノスタルジア』【評】吉田大助 世阿弥、岡田利規 訳『現代語訳 風姿花伝・三道』【評】濱口竜介 綿矢りさ『グレタ・ニンプ』【評】中西智佐乃 桜庭一樹、斜線堂有紀『そうだ、きみを憎めばいいんだ』【評】齋藤明里 水沢なお『こんこん』【評】大前粟生 才谷景「海を吸う/庭に接ぐ」【評】朝宮運河 有手窓『お隣さんの置き配がヤバすぎる』【評】犬山紙子 【連載】 山本貴光「文芸的事象クロニクル」2025年12月~2026年2月 著者一覧 次号予告・編集後記
  • 1分小説

    1分小説

    小説・文芸
    3.5
    1巻1,540円 (税込)
    ある日、とつぜんテレビやスマートフォンが「夜の管理者」を名乗る存在にジャックされた。「お前たち地球人の思い上がりは目にあまる。見せしめとして、30日後に月を消す」回避する方法は、毎日デバイスに送られてくる「1分小説」に潜んだヒントを読み解いて、彼らの「真実の名」を言い当てること――。1分で読める小説を30作収録し、予想外の展開が待ち受ける枠物語をつけて構成した、手軽に読めて面白い新感覚の小説集。
  • 君と恋する季節のなかで 意味がわかるとキュンとする140字

    君と恋する季節のなかで 意味がわかるとキュンとする140字

    小説・文芸
    -
    1巻1,540円 (税込)
    「あのとき素直になれてたら、今ごろ君の隣には、私がいたのかな」 こんな恋の結末、予想できない! 最後の1行で世界がひっくり返る、ときめく69編を収録。 好きな人と話せるだけで、毎日が輝いて見えた―― 学校で、バイト先で、部活動で。 140字の甘酸っぱい恋物語です。 通学時間、朝読、夜寝る前の読書におすすめです!
  • 美貌の県主は領地の事件を解く
    完結

    美貌の県主は領地の事件を解く

    小説・文芸
    -
    全1巻1,540円 (税込)
    京城一の美貌と謳われた名門令嬢――昭華県主。 皇帝に寵愛された公主の娘として生まれ、 両親に溺愛されて育った“掌中の珠”。 しかし十六歳で嫁いだ先の夫は、臆病で無能な野心家。 夫婦の心はすぐに離れ、財産を分けて別居。 結婚は名ばかりのものとなった。 二十七歳となった今、 彼女は南方の領地〈緑桑塢〉で自由気ままな生活を送っている。 広大な荘園、富と権力、忠実な従者たち。 だが、この地では日々さまざまな事件が起こる。 盗み、争い、不可解な死―― 聡明な県主は、領主として民の訴えを裁き、 時に自ら現場に赴き、謎を解き明かしていく。 そんな彼女の前に現れたのは、 かつて幼い頃、彼女の家に預けられていた少年。 今や皇帝の子として封じられた、若き親王だった。 年下で、狡猾で、執念深い男。 そして――彼女にだけ執着する男。 彼は微笑んで言う。 「あなたと私が結ばれる理由ですか?」 「縁がなくても――権力があればいい。」 領地で次々と起こる奇妙な事件。 背後に潜む陰謀と権力争い。 そして十年越しに再び動き出す、危険な恋。 聡明な美女県主 × 腹黒年下親王。 二人が挑むのは、恋と謎に満ちた事件の数々―― 中華風ミステリ×ロマンス、開幕。
  • あの日、君の背中を追いかけなければ

    あの日、君の背中を追いかけなければ

    小説・文芸
    5.0
    1巻1,540円 (税込)
    SNS総フォロワー数35万人超え、累計発行部数10万部突破! 切ない恋愛メンタリティーを表現する投稿に共感の声が続出。 恋愛作品作家、メンヘラ大学生初の長編書き下ろし小説。 大学時代にSNSで始めた恋愛に関する切実な投稿が共感を呼び、 それらをまとめた恋愛エッセイ『好きな人のよさをわかっているのは自分だけでいい』(KADOKAWA)でデビュー。 初著書で4万部突破。2023年に初の小説『君に選ばれたい人生だった』を刊行。 人気スリーピースバンド「Saucy Dog」の楽曲から生まれた連作小説集がSNSで反響を呼び3万4000部突破。 本作『あの日、君の背中を追いかけなければ』は著者初の長編小説。 東京の私立大学に合格し、山梨から上京した主人公・矢島幹人は、新歓コンパで出会った少し変わった女の子・長岡ちなと意気投合。 彼女の望みである<死ぬまでにやりたいことノート>を2人で1つ1つ実践し、叶えていくことを約束する。 ところが、そのノートを叶えていくためには、彼女の抱えるある病気が大きな障害に。 その病にふたりは、どのように向き合い、答えを出していくのか………? 恋をすることの意味、人を愛した証しとは? 幹人とちなが決断したラストに、涙腺決壊必至。切なすぎる青春ラブストーリー。 プロローグ 1章 俺はお前らがうっすら嫌いだし たぶんそれ以上に自分のことが嫌いだ 2章 君と出会ってからやたらと世界がまぶしい 3章 近付かなければ、知らなければ 4章 それでも好きでいいですか 5章 君が君じゃなくても <ストーリー概要> 市立高校を卒業したと同時に、志望していた都内の大学の合格通知が届いた幹人。 東京出身の母の学歴志向により、中高と勉強に明け暮れた幹人にとって、東京での大学生活ははじめて手にする自由だった。 ところがいざ学校が始まると、幹人の思うような大学生活は始まらなかった。 輝かしい学生生活を謳歌しようと必死な同級生たちを冷めた目で見ているうちに、いつの間にか周りは友達で固まり、 幹人にとって唯一気軽にしゃべれるのは、たまたま学籍番号が隣だった同じ地方出身の勇太だけだった。 焦りを感じた幹人は、勇太の誘いで、飲みサー同然のバドミントンサークルの新歓コンパに参加する。 馴染んでいく勇太と違い上手く立ち回れない幹人は、飲めないアルコールを無理強いされた挙句にジョッキを落とす失態をしてしまう。 そんな中、飲み会の最初から気になっていた女の子が、席を立ち店を出ようとしていたところを見つけ、 思わず声をかけ、ともに店を抜け出すことになる。 長岡ちなと名乗る彼女は、長い間病気をしていたため、これまでの人生でできなかったことが多く、 闘病中にそれをノートにリスト化してきたのだという。それが通称<死ぬやり>ノート。 これからの大学生活で、ノートのリストの1つ1つに挑戦していきたいのだと言う彼女に、 幹人は、思わず「一緒に手伝いたい」と申し出る。 嬉しさのあまり泣き出したちな。こうしてふたりの「死ぬやり」ノートの実践の日々が始まるが……。 <著者より> なんで人は恋に落ちるんだろう。 誰かを好きになって、ときに苦しんで、それでも過ごした時間を愛おしく思うんだろう。 幹人とちな、二人が選ぶ恋のあり方に注目して読んでみてください。
  • ハレー彗星の館の殺人 老令嬢探偵の事件簿

    老令嬢探偵の事件簿

    小説・文芸
    3.7
    1巻1,540円 (税込)
    【1910年、ハレー彗星の降る夜。誰が子爵を殺したか?】 面白すぎて発売前に14ヵ国が版権取得!! 79歳の老令嬢と少年院帰りの召使いが挑む。 フーダニット×孤島×密室×貴族の館=どんでん返しの連続殺人!? 解説・若林踏 【誰が子爵を殺したか? 容疑者リスト】 No.1 エドウィン ケチな下院議員。 No.2 ミスター・ストークス 優秀な執事。 No.3 レティス 子爵の従姉(いとこ)。 No.4 ジョリオン 大酒飲みの海軍少将。 No.5 ミュラー教授 ドイツ人科学者。 《探偵チーム》 ミス・デシマ 79歳の毒舌老令嬢。 スティーブン 少年院帰りの召使い。 テンペランス 泣き虫メイド。 《ロンドン警視庁》 ジャーヴィス警部 【あらすじ】 1910年の英国。少年院帰りのスティーブンは謎の手紙に導かれ、孤島の館で従僕(じゅうぼく)として仕えることに。 その日は奇(く)しくもハレー彗星が地球に到達する日で「毒ガスが広まり、世界が終わる」と騒動が起きていた。主の子爵は館中の窓や扉を板で密閉させ、スティーブンに嫌われ者の老令嬢デシマの世話を任せる。 その夜、事件が起きる。子爵が書斎で殺されたのだ。犯人は誰(フーダニット)? 面白すぎて発売前に14ヵ国が版権取得した超期待作! The Murder at World's End by Ross Montgomery カバーイラスト/原田俊二 カバーデザイン/鈴木成一デザイン室
  • ことばと vol.1

    ことばと

    小説・文芸
    -
    1~9巻1,540~1,870円 (税込)
    文学ムック 『ことばと』vol.1 創刊号 編集長/佐々木敦 ロゴマーク/石黒正数 表紙・本文デザイン/戸塚泰雄 装画・挿絵/近藤恵介 巻頭表現 福田尚代「文房具たち」 創作 阿部和重 小笠原鳥類 片島麦子 小林エリカ 佐川恭一 千葉雅也 保坂和志 マーサ・ナカムラ 山本浩貴 本がなければ生きていけない 伊藤亜紗 堤雄一 など ※電子版には≪【座談会】柴田聡子×又吉直樹×佐々木敦「「言葉と何か」についての120分」≫≪翻訳 ウティット・ヘーマムーン 心焦がすサイゴン 福冨渉訳≫は含まれません。 【目次】 巻頭表現 福田尚代 文房具たち 創作 千葉雅也 マジックミラー マーサ・ナカムラ 帝都の墓/阿弥家の墓参り 阿部和重 Hunters And Collectors 小笠原鳥類 エルガーを聞きながら書いた小説 小林エリカ 緋色の習作 A Study in Scarlet 佐川恭一 舞踏会 保坂和志 胸さわぎ 片島麦子 レースの村 山本浩貴 pot hole(楽器のような音) 本がなければ生きていけない 堤雄一 二つの本棚 本がなければ生きていけない 伊藤亜紗 とともに考える 執筆者プロフィール ことばと新人賞創設のお知らせ・公募一次選考通過作品 編集後記 【著者】 書肆侃侃房編集部 書肆侃侃房編集部
  • 三重県津市西区平山町3-15-7

    三重県津市西区平山町3-15-7

    小説・文芸
    3.6
    1巻1,540円 (税込)
    「ていうか、そもそも三重に西区も平山町もないやん。釣り確定」 「その通りです。けれどこの住所は、検索履歴、ネットの書き込み、テレビの速報テロップ……。 あらゆるところに紛れ込んでいるのです。本当に、存在しない、のでしょうか?」 『三重県津市西区平山3‐15‐7』 それは、存在するはずのない住所。 けれどネットで、書籍で、新聞で、雑誌で。 あらゆるところでその住所の情報を目にし、 作家の小林は、まるで見入られたように、その住所について調べ始める。 すると一見関連性のない出来事が、一つの真実を指し示し……。 カクヨムコン10 ホラー部門大賞、コミカライズ賞受賞のモキュメンタリ―ホラー、書籍化!
  • シャーロック・ホームズの事件録 三つの鍵

    シャーロック・ホームズの事件録 三つの鍵

    19世紀、ロンドンを賑わす大魔術師の脱出マジックで殺人が―― ホームズ×ワトスン、3つの謎に挑む本格パスティーシュ! 1887年、大魔術師の公演に沸くロンドン。その魔術師のもとに切断された指が届き、心配した妻がベイカー街221Bを訪ねてきた。ホームズとワトスンが公演へ赴くと、巨大な水槽からの大脱出の最中ありえない事故が起きる。同じ頃、若い娘が忽然と姿を消し、腕をもぎとられた彼女の人形が川で発見される。さらにワトスンは亡き母が遺した鍵のかかった小箱を受け取り……。ホームズの新たな事件!
  • 神様のリセット

    神様のリセット

    小説・文芸
    -
    1巻1,540円 (税込)
    ショートショートの小箱シリーズ第5弾! 怪しく面白い不可思議な世界、花咲町へようこそ! 珠玉のショートショートがラストにつながる39編 → 1編というハイブリッドな展開をご堪能あれ 舞台となる花咲町界隈は、怪しくも面白い不可思議な世界です。 随所に散りばめられた伏線と、まさかの結末をご堪能ください。(「はじめに」より) 【目次】 はじめに 川柳合戦 丑の刻参り 欲張りなばあさま みんなの夢 心霊盛り 森の鍼灸院 夜のしらべ 自称宇宙人 茶屋の藁人形 手品少年 異星のターザン 口止め料込 三つ目の願い アリ仙人 流れ者の報酬 小さな英雄 オリク星 十左衛門の首 憑依生物 三つ目入道 なぞかけ町 あっぱれな忍者 首長族の商法 老舗ブラック軒 神の喫茶 昭和風小学校 長年の増築 返信王子 本物 骸骨星人 動物店員 パワーアップ 身体を張って 前世と来世は 不可思議な力 二人の先生 トリックプレー 伝説のオオカミ 神様のリセット 【著者】 目代雄一 高知県生まれ。学校勤務を経て、現在はショートショート作家。著書に『花咲町奇談』『開けてもいい玉手箱』『切手の贈り物』『森の美術館』などがあり、単行本とともに電子版も配信中。
  • マテメソ(Materials and Methods)

    マテメソ(Materials and Methods)

    小説・文芸
    -
    1巻1,540円 (税込)
    ゲイバーで働く大学院生が殺害され、その背景にある黒薔薇の研究をめぐる人間関係と、捜査に携わる刑事たちの追跡を描いた警察小説。

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  • 暗殺者の奪還 上

    暗殺者の奪還

    小説・文芸
    4.5
    1~2巻1,540円 (税込)
    冒険アクションの最高峰〈グレイマン〉シリーズ最新作 極寒の強制収容所に捕らわれたゾーヤを救うため、グレイマンはロシア入国を目指し、脅迫や賄賂、殺人などあらゆる手を尽くすが!
  • 人に学び、人に生かす。

    人に学び、人に生かす。

    小説・文芸
    -
    1巻1,540円 (税込)
    Ai時代、人からの学びが人を、組織を育てる。 度肝を抜かされた星野仙一の愛、悔しさしか残らなかった名将・野村克也との出会い、指導者として学びを与えてくれた工藤公康、辻発彦……名将たち、松井稼頭央、浅村栄斗、柳田悠岐……名プレイヤーたち。実績を残せずとも心に残る多くの指導者、選手たちに学び、生かそうとしたこととは? 優しいだけでもダメ。叱るだけでもダメ。 どうすれば、指導者は選手を、組織を成長させることができるのか? 向き合い続けた平石洋介が綴るその作法は「平石洋介を作らない」。 39歳で東北楽天ゴールデンイーグルスの監督となった平石洋介。その後も、福岡ソフトバンクホークス、埼玉西武ライオンズのコーチとして請われてきた。 「年齢関係なく、意見ができる」  PL学園の先輩で楽天時代のチームメイト、その後はコーチと選手、さらにはヘッドコーチと監督というさまざまな関係性を築いた松井稼頭央は平石をそう評価する。  選手にも慕われた。「辞めないでください」行く先々でかけられた。   平石洋介が多くの選手、チームに信頼された理由。  それが「本気で人に、チームに向き合う」なかで「長所」「短所」を見つけ、必要なタイミングで伝える、ことに腐心したことだ。  なぜそれができたのか? プロ入りまで中学生で大分から大阪に渡るほどの心意気で野球に没頭し、プロ入り後は多くの失敗を経験して「人に学んできた」。そこから導き出された人生の在り方と、頼られるリーダーのあるべき態度。
  • 信商デパートは終わらない

    信商デパートは終わらない

    小説・文芸
    4.0
    1巻1,540円 (税込)
    信商デパート――それは長野県の信州商業高等学校で、在籍生徒総動員で行われる年に一度の大イベントである。 生徒たちが模擬会社を組織し、自らの手で「信商デパート」と呼ばれる大規模販売会を企画・運営するのだ。 冴えない中学生時代に信商デパートを訪れ、その楽しさに魅せられた三浦和樹は、「ここの社長になりたい!」という野望を胸に信商に入学した……のだが、生来の内気な性格を打ち破ることができず、3年生となった今年も一社員としての参加にとどまるであろう、相変わらずの冴えない青春を送っていた。 そんなとき、密かに憧れていた教師の村松摩耶に呼び出された和樹は、彼女から「社長特別補佐」に任命される。聞いたこともないその役職に戸惑う和樹。しかも今年度の社長は文武両道に秀でた完璧少女として名高い武田晴香なのだから、自分の出る幕などどこにあるというのだろう。ますます困惑する和樹に、村松はさらなるミッションを与えた。「あの子の様子を見張って、私に報告してほしいの」と。 アイドル志望の少女と料理男子が「和食の甲子園」を目指し奮闘する姿を描いた『コイのレシピ』の著者が新たにお贈りする、実在する高校生たちによる模擬会社とその事業をモデルとした青春ストーリー!!
  • ノーサンガー・アビー

    ノーサンガー・アビー

    小説・文芸
    4.2
    1巻1,540円 (税込)
    ゴシック小説に夢中な十七歳のキャサリンは、逗留先のバースで社交界デビューを果たす。舞踏会で知り合ったヘンリー・ティルニーに惹かれ、彼の妹とも懇意になる。親友の兄ジョン・ソープの身勝手な妨害のために、関係が危うくなりもしたが、ついにティルニー家の自宅に招かれることに。そこは小説の舞台さながらの古い元僧院だと聞き、キャサリンの期待はいやがうえにも高まるが……。夢見がちな女子の成長と恋愛を描く。
  • 比喩の短歌 コレクション1000

    比喩の短歌 コレクション1000

    小説・文芸
    -
    1巻1,540円 (税込)
    本書は「比喩」を活かした古今の短歌の1000首を選出。比喩の種類別を明示し難解なものは脚注で解説しました。 短歌はレトリックの宝庫です。中でも「比喩」は花形で、古今の名歌の多くは「比喩」に満ち溢れています。本書は「比喩」を活かした古今の短歌の1000首を選出。比喩の種類別を明示し難解なものは脚注で解説しました。 【目次】 はじめに 比喩の種類と定義・用例 自然 社会 文化 人 コラム さくいん 【著者】 日本短歌総研 梓志乃 石川幸雄 水門房子 武田素晴 依田仁美
  • 悪霊島 人見十吉秘境小説集成2~探偵くらぶ~

    悪霊島 人見十吉秘境小説集成2~探偵くらぶ~

    小説・文芸
    -
    1巻1,540円 (税込)
    映画「ゴジラ」の原作者としても著名な香山滋。そのライフワークともいえるのが秘境探検家・人見十吉を主人公とするシリーズ第二弾! 江戸川乱歩も驚愕したオンリーワンの個性を持った作品群を集大成!
  • グッバイ、サイレントゴースト

    グッバイ、サイレントゴースト

    小説・文芸
    3.0
    1巻1,540円 (税込)
    本当はずっと、さよならしたかったんだ。 ――此見えこ史上最も切ない、「決別」と「再生」の物語。 博多に暮らす高校1年生の白崎結芽は、言葉を話すことができない。 中学時代のある事件をきっかけに、声を出せなくなってしまったのだ。 ある朝、どうしても学校に行けず教室から逃げるように訪れた公園で、不登校の中学生・くるみと出会う。 近い境遇に意気投合する2人だったが、くるみの兄は高校でアイドル的の存在の三年生・須賀雅也先輩だった。 2人との出会いで大きく動き出す結芽の人生。 しかし平穏な日々は唐突に、そして残酷に終わりを迎える――。 切なくも驚愕を伴うラストを、あなたは予想できるか。 儚くも美しい青春を描き切る、此見えこ新境地!
  • 歌舞伎町 路地裏法律事務所『山科信一』の事件簿『完全犯罪のレシピ』

    歌舞伎町 路地裏法律事務所『山科信一』の事件簿『完全犯罪のレシピ』

    小説・文芸
    -
    1巻1,540円 (税込)
    欺く者と暴く者の果てなき攻防。 法と論理が完全犯罪を崩す瞬間を描いた、知的興奮に満ちた本格推理の新境地。 本書『完全犯罪のレシピ』は『完全犯罪の美学』に続くシリーズ第2弾。歌舞伎町の路地裏に佇む弁護士・山科信一が再び挑むのは、鉄壁のアリバイに守られた数々の難事件である。 仁徳天皇陵を舞台にしたゴーストライターと歴史学者の確執、国際空港のトイレで起きた不可解な殺人、古式銃と猛毒トリカブトを組み合わせた冷酷な計画、AIと動画編集を駆使したデジタル偽装、そして東北新幹線「はやぶさ61号」とねぶた祭りに絡む時間操作の罠――。 五つの事件はいずれも周到に仕組まれ、誰もが不可能と思う「完全犯罪」に見える。しかし、どれほど完璧に構築されたアリバイであっても、わずかな綻びは必ず存在する。山科は冷徹な論理と弁護士としての観察眼をもって、それらを一点突破で崩していく。 本作は単なる謎解きにとどまらず、現代社会の暗部を鮮烈に映し出す。SNSに氾濫する虚構、歴史の捏造、投資詐欺、デジタル社会の影――人間の欲望と欺瞞が複雑に絡み合い、読者に「真実とは何か」を問いかける。 鮮烈なトリックと現代性、そして法と論理による逆転の快感。欺く者と暴く者の果てなき攻防を描いた本格ミステリーの新境地がここにある。読後には「してやられた」と唸ること必至。推理小説ファンのみならず、リーガルサスペンスや映像化作品を愛する読者にも強く推奨したい一冊である。

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