作品一覧 2024/03/13更新 枕草子 試し読み フォロー とはずがたり 試し読み フォロー 日本史10人の女たち 試し読み フォロー 1~3件目 / 3件<<<1・・・・・・・・・>>> 佐々木和歌子の作品をすべて見る
ユーザーレビュー とはずがたり 後深草院二条 / 佐々木和歌子 両親に先立たれ、宮中に取り残された二条は居場所のない悲しみに暮れる。女中の逆恨み、望まぬ寵愛を経て、やがて宮中からも破門される。運命を恨んだ二条は西行法師の営みに憧れ、全てを捨てて出家する。 本書のテーマとは関係ないが、『武蔵野は一面萩野原だった』という文章が最も印象に残った。平安時代に東京が野原...続きを読むであったことは周知の事実である。しかし、著者の実体験に寄り添う事で、この事実をよりリアルにそして直情的に感じることができた。 Posted by ブクログ 枕草子 清少納言 / 佐々木和歌子 “春はあけぼの”で始まる『枕草子』は、清少納言が定子サロンで見て感じ考えた膨大な随筆集。政治的なしがらみもあり華々しい時は長くはなかったけれど、清少納言の「いとおかし」が詰まっていた。(百合要素は微笑ましい)。読みやすい訳だと思う。 Posted by ブクログ とはずがたり 後深草院二条 / 佐々木和歌子 おもしろい。自分の居場所はどこだろう、という現代にも通じる疑問を自分に問いかけつづけ、さまよっていく女性の物語。鎌倉時代というと、武家のイメージだが、こういう世界もあったのか。本当に日記なのかはわからない。作中に「光源氏」という表記が出てくるが、鎌倉時代は「源氏の君」ではなく「光源氏」だったのだろう...続きを読むか。 Posted by ブクログ とはずがたり 後深草院二条 / 佐々木和歌子 こんなに退廃的な古典は初めて読んだ。 後深草院の指示で好きでもない男に抱かれる二条が不憫でならない。 産まれた子どもをこの手で抱いて育てることもできないなんて悲しすぎる。 時代背景を含めたとはずがたりの解説本みたいなものも読んでみたいなと思った。 また、後半の旅路は一転して雰囲気が変わった。私もこん...続きを読むな旅をして写経してみたいなと思った。 Posted by ブクログ 佐々木和歌子のレビューをもっと見る