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桜舞う
「おいちちゃん、怖いよ。助けて……」。――胸騒ぎを覚えたおいちは、友のもとに駆け付けるのだが。本書は、この世に思いを残して死んだ人の姿を見ることができる娘・おいちが、その能力を生かし、岡っ引の仙五朗とともに、複雑に絡んだ因縁の糸を解きほぐしていく好評「おいち不思議がたり」シリーズ待望の新作。江戸深川の菖蒲長屋で、医者である父・松庵の仕事を手伝うおいちは17歳。父のような医者になりたいと夢を膨らませているのだが、そんなおいちの身にふりかかるのは、友の死、身内の病、そして自分の出生の秘密にかかわる事件等々。おいちは、様々な困難を乗り越え、亡き友の無念を晴らすことができるのか。悩みながらも強く生きたいと願う主人公を書いてきた作家・あさのあつこの青春「時代」ミステリー第二弾! 解説は、作家の小松エメル氏。 -
酒癖50
「Hate Alcohol Firm(ヘイト アルコール ファーム) に務める酒野聖は、とある企業の社長から“Hate Alcohol プログラム”の依頼を受けることに……。 それは“酒癖が悪いワースト50”通称「酒癖50(フィフティー)」の社員を集め、彼らに“とあるビデオ”を見せることで、お酒の恐ろしさを理解してもらうというプログラム。 しかし、参加者はプログラム受講後も懲りること無く、お酒を飲み続ける……。 そんな彼らに降りかかる、とんでもない“最悪の結末”とは……? 話題を呼んだABEMAオリジナルドラマがコミカライズ!! ※この作品はフィクションです。登場する人物、場所、団体は実在するものとは一切関係ありません。また、この作品には、いくつか過度な飲酒の表現がありますが、飲酒を助長することが目的ではありません。飲酒は20歳になってから、一定量でお楽しみください。 -
酒に溺れた人魚姫、海の仲間を食い散らかす
グロテスクなのになぜか心地いい。 酒飲みYouTuberとして名を馳せる著者が稀有な発想力を見せつける! 初の短編小説集。 人間関係や恋愛関係。小さな困難が積み重なり、複雑に絡まり合い、いつの間にかがんじがらめになる……そんな難しさや不確かさ、孤独や絶望をなんとか乗り越えているすべての方に、心地よいほろ酔いを届けます。 既婚者との関係から抜け出せない女性を救い出すために、一本の口紅が取った驚きの方法とは? (「口紅の弾丸」) ミニマリストを極めすぎた男、全てを捨てて、最後に捨てたものとは? (「 」)。 地下アイドルとして奮闘する少女を守り支える、くまのぬいぐるみの不思議な力とは? (「くまのくぅーちゃん」) 嵐の夜偶然知ってしまった酒の味。酒を求めて人間になることを決意し、裏切りを重ねた人魚が見つけた未来とは? (酒に溺れた人魚姫、海の仲間を食い散らかす) 最後のどんでん返しに息を呑む! 「まさかこんな展開になるなんて!」と、新鮮な驚きに包まれる! 日々の痛みを和らげる「お酒」のような恍惚と同時に、酔いが醒めたときの筋肉痛や頭痛のような痛み、それでも現実に立ち向かう一人ひとりへのエールのような余韻が残ります。 -
蔑まれた令嬢は、第二の人生で憧れの錬金術師の道を選ぶ ~夢を叶えた見習い錬金術師の第一歩~
冒険者ギルドの受付で働く子爵家令嬢のミーア・ホープリルは、ギルドの業務に加え、婚約者であるジールの、錬金術工房の手伝いに追われる日々に疲弊していた。 あとわずかで寿退職だからと、頑張るミーアだったが、彼女はなんと退職前日にジールの浮気現場に遭遇してしまう。これまでの努力を蔑ろにされた彼女は、婚約を破棄すると決めた。 ミーアは今後の身の振り方に悩んでいたが、そんな彼女に宮廷錬金術師のクレインからまさかの誘いが舞い込む。 「俺の助手になれば噂なんて吹き飛ぶぞ」 「私、錬金術師になれるんですか!?」 見習い錬金術師として働くことになったミーアは、「見習い」とは到底思えない才能をみるみる開花させていき――!? 蔑まれていた令嬢が天職にめぐりあう、お仕事ファンタジー開幕! -
左近
我、昇竜たらん――。大和国(やまとのくに)を治める筒井家で、その剛直さと胆力を認められた島左近清興(きよおき)は、若くして侍大将に取り立てられる。そんな中、梟雄(きょうゆう)・松永弾正久秀が大和に攻め入ってきた。次々に城を落とされ窮地に陥る筒井家にあって、左近は、松永勢を相手に獅子奮迅の働きをするが……。下剋上の時代に義を貫き、のちに「三成に過ぎたるもの」と謳(うた)われた乱世の申し子・島左近の生き様を渾身の筆致で描いた長編小説。著者急逝のため、絶筆となった力作長編だが、文芸評論家・縄田一男氏も「未完ではあるが、読み応え充分」と太鼓判を押す、大河ドラマ『天地人』原作者の最高到達点。 -
佐々木さんと宮本くん
佐々木小次郎の末裔《佐々木小代》はアルバイトを掛け持ちする苦学生――。 一方の宮本武蔵の末裔《宮本真蔵》は容姿端麗、文武両道の生徒会長――。 立ちはだかる学力・財力・権力などに抗いながら、勝利を目指し奮闘する剣客ラブコメディ開幕――! -
ささくれジャーナル(分冊版)
空手部の水森はるかは学園の戦乙女(ヴァルキリー)と呼ばれていたが、国語力を身につけたいと、いきなり新聞部に転部。そこにいたのは、変態的執念でスクープを追い求める部長・油谷よしお。彼女は油谷にあきれ、蔑み、鉄拳制裁を加えながらも、新聞部員として活動していくのだった。そしてコワモテの転校生・塩田まさよしを加えた新聞部は、生徒や先生の迷惑をかえりみない方向で活動の幅を広げていく…!! -
捧げられた乙女
領主の娘ながら家族を失い、財産をなくした16歳のマディは、途方に暮れていたところを助けられ、きらびやかな宮廷の片隅でひっそりと生きていた。そんなあるとき、突然彼女は王の忠臣と結婚するよう命じられる。王の慈悲により、マディは亡き父の土地を継ぐことになり、彼女の夫が新たな領主としてその地を治めるというのだ。わたしは領地を手に入れるための道具にすぎないのだろう……。だがほかになすすべはなく、マディは結婚を承諾した。そして婚約式の日、冷徹な表情の花婿と対面してマディはおののいた。サー・ジャレイント――初めて胸をときめかせた相手がそこにいた。■偶然の出会いからマディのことをふしだらな娘と思い込むジャレイント。一方マディは彼の誘惑は計算ずくだったと考えて……。愛すればこそ生まれる誤解の波を描く、読み応えたっぷりの物語です。 -
佐々々奈々の究明
失踪事件に挑む姉妹はミステリ作家と大学生 「どうして忘れてたんだろう。 アヴィーは男と一緒にいた 彼女がいなくなった夜に。 ――あれは誰だ!?」 叔父が暮らした山荘をおとずれた流々は 優しかった叔母のアヴィーが失踪した夜の記憶を取りもどす。 8年前のその失踪直前、 アヴィーは山荘から離れたボート小屋で男と密会していた―― あの男は誰だ? アヴィーはいま幸せだろうか。 流々が姉の奈々と「男」の正体を捜査しはじめたとたん 山荘に火が放たれ、関係者にも魔の手がせまり―― ひとりではコーヒーも淹れられない生活音痴のミステリ作家・奈々と、 そんな姉が大好きすぎる大学生の妹・流々のコンビが送る《姉妹ミステリ》、開幕! -
ササナキ
竹生島高校の新入生・甲賀忍は、そのルックスのせいで女子人気高し。だが入学以来、誰も彼の写真をケータイで撮ったことがないという(だって忍者だから)。だが、謎の美少女・茉莉花に初めてその姿が撮られてしまう -
笹の庵事件簿 愛はないけど縁はある
いっけん天敵同士に見える、才識財力兼備の大学生和彦と、見た目はかわいいのに野獣的な体育会系女子高生琴音には、妄想エスカレート力という共通項があった。静かなこの地で、次々と起こる珍・難・迷事件に2人の脱力系推理力が冴えわたる。そして喋れるかもしれない猫月子の活躍(?)も見逃せない。ある時は謎解き、ある時は「人生の隠しポイント」が探られていくゲームのような新感覚のラブ・コメディ。一体着地点はどこへ――? -
ささみさん@がんばらない
お兄ちゃんに愛され、私は今日も頑張らない ささみさんは引きこもり。着替えるのも、食事をするのも、がんばらない。 生活の面倒を見るのは、ささみさんの大嫌いな奴隷体質のお兄ちゃん。 そんなささみさんの日課は、パソコンに繋がれた「お兄ちゃん監視ツール」で外の世界を覗くこと。外の世界では、美少女三姉妹とお兄ちゃんがキャッキャ☆ウフフでラブコメ中って……間違ってる絶対!! この世界は何かがおかしい!! 実年齢は大人だが、見た目は子供という「ロリコンに優しい設定」な長女・つるぎ、そしていつも眠たそうなクラスメイト、次女・かがみ。そして見た目は大人の女性で小学3年生という「AVの撮影?」な三女・たまの三姉妹がおりなすドタバタと、「八百万の神々」のイタズラがささみさんを襲う!『バレンタインデーの惨劇』、『特殊イベント/全・裸・集・会!』、『ミニゲーム/いけない保健室……☆』!? 次々と起こる「非日常の日々」。もう疲れたよ。お兄ちゃん……。 『狂乱家族日記』などで数々のライトノベル新人賞、文学賞を同時受賞し、話題となった若き天才、日日日(あきら)の渾身の新シリーズ。 ※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。 -
ささみさん@がんばらない(イラスト簡略版)
お兄ちゃんに愛され、私は今日も頑張らない ささみさんは引きこもり。着替えるのも、食事をするのも、がんばらない。 生活の面倒を見るのは、ささみさんの大嫌いな奴隷体質のお兄ちゃん。 そんなささみさんの日課は、パソコンに繋がれた「お兄ちゃん監視ツール」で外の世界を覗くこと。外の世界では、美少女三姉妹とお兄ちゃんがキャッキャ☆ウフフでラブコメ中って……間違ってる絶対!! この世界は何かがおかしい!! 実年齢は大人だが、見た目は子供という「ロリコンに優しい設定」な長女・つるぎ、そしていつも眠たそうなクラスメイト、次女・かがみ。そして見た目は大人の女性で小学3年生という「AVの撮影?」な三女・たまの三姉妹がおりなすドタバタと、「八百万の神々」のイタズラがささみさんを襲う!『バレンタインデーの惨劇』、『特殊イベント/全・裸・集・会!』、『ミニゲーム/いけない保健室……☆』!? 次々と起こる「非日常の日々」。もう疲れたよ。お兄ちゃん……。 『狂乱家族日記』などで数々のライトノベル新人賞、文学賞を同時受賞し、話題となった若き天才、日日日(あきら)の渾身の新シリーズ。 ※※この作品は廉価版です。廉価版にはイラストが入りません。 -
ささやかで大きな嘘
最初は子供同士のトラブルだった……。海辺の公立幼稚園、その夜のパーティに子供たちの歌声はなく、聞こえるのは罵り言葉と保護者の乱闘の音。そして保護者の一人が死亡。事故か? 殺人か? ……事の起こりは六カ月前、シングルマザーのジェーンの息子ジギーにいじめの疑いがかかった。本人はきっぱり否定するが、保護者たちは騒然。ジギーをいじめっ子と決めつける者、ジギーの言葉を信じる者に分かれ、険悪な雰囲気に。ジェーンは園で知り合った二人の友人とともに事態に立ち向かう。31カ国で翻訳、英米で150万部突破の傑作ミステリ登場。 -
ささやかな過ち
夜遅く、ルーシーがオフィスで一人コンピュータに向かっていると社長のニック・コンスタンチノが突然現れた。ふだんは飲まない彼が足元もおぼつかないほど酔っている。その日がニックの妻の葬儀となれば無理もない。ルーシーは秘書として彼の話し相手になり、女性として手の届かないニックへの想いを胸に秘めて求められるままに彼を慰めようとした。それがいつしか狂おしい一夜の情事に変わるとは思いもせずに。なぜそんなことになったのか彼女にはわからなかった。わかっているのはそれがもう二度と起こらないということだけ……。■“オフィスでの恋物語”――ただの秘書だけど、ひとりの女性としても見てほしい……。オフィスを舞台にした熱い愛の物語。 -
ささやかな甘傷
アミューズメントを手がける会社、エスライクに勤める澤村は、不注意から青年に車をぶつけてしまう。幸いにも捻挫程度の怪我ですんだが、「家に置いてくれたら事故のこと黙っていてやる、追い出そうとしたら淫行で訴える」と青年は澤村を脅してきた。仕方がなく澤村は、真治と名乗る青年と同居生活を送ることになった。二人での生活にもようやく慣れ、彼からの好意も感じられるようになった頃、真治が誰かに追われるように帰宅してきて…。 【おことわり】電子書籍版には、紙版に収録されている口絵・挿絵は収録されていません。イラストは表紙のみの収録となります。ご了承ください。 -
囁く影
パリ郊外の古塔で奇妙な事件が起きた。だれもいないはずの塔の頂で、土地の富豪が刺殺死体で発見されたのだ。警察は自殺と断定したが、世間は吸血鬼の仕業と噂した。数年後、ロンドンで当の事件を調査していた歴史学者の妹が何者かに襲われ、瀕死の状態に陥った。なにかが“囁く”と呟きながら。霧の街に跳梁するのは血に飢えた吸血鬼か、狡猾な殺人鬼か?吸血鬼伝説と不可能犯罪が織りなす巨匠得意の怪奇譚。改訳決定版。 -
刺された! 噛まれた! 危険・有毒虫図鑑
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 みなさんは絶対に真似しないでください! 痛っ! 実体験をぜーんぶ告白! 身近にひそむ『マジやばい』最凶な50匹を、 危険生物マスターがランキング! ■本に登場する虫たち 【キイロスズメバチ】 1つの巣に1000匹以上もひそんで群れる、 攻撃性の高い狩りの名人 【アオバアリガタハネカクシ】 体をつぶされた瞬間、 毒入りの体液を大放出して敵を攻撃 【ヒアリ】 ハチよりはるかに勝る 「数の暴力」には敵わない 【ヨコヅナサシガメ】 敵をマヒさせドロドロに溶かす! 2種の毒液が自慢のサシガメの横綱 【オオスズメバチ】 強いアゴを打ち鳴らして敵を威嚇し、 ときにはカマキリさえ捕食する 【イワサキカレハ( ヤマンギ)】 発熱して重症化も! 国内の毒毛虫でトップクラスの毒性を誇る 【ウミケムシ】 大量の毒針に夜の海でくねくね踊り狂う? 【モンハナシャコ】 一発でグラスに穴! ピストルの弾丸並みの 速さでパンチをくり出す 【グンタイアリ】 行進を邪魔するやつは哺乳類でも食う! 兵アリのアゴ×毒針攻撃に敵はナシ 【ゴライアスバードイーター】 硬くするどい「刺激毛」を手裏剣のように 飛ばす幅20センチ超こえの大ボス …など ■もくじ 第1章 家庭にひそむ最凶虫ランキング 第2章 公園や植え込みにひそむ最凶虫ランキング 第3章 山林にひそむ最凶虫ランキング 第4章 水辺にひそむ最凶虫ランキング 第5章 世界の最凶虫ランキング -
サザンハヤクリ△3三金型早繰り銀
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書は角換わり△3三金型早繰り銀の戦術書です。 本戦法は見た目は愚形ながら手得を主張する変則的な後手番早繰り銀のことで、第1号局は2013年の公式戦まで遡ります。 「変則的な早繰り銀」や「△3三金型早繰り銀」という名前では少し味気ない……ということで、著者の千葉幸生七段はサザンハヤクリと呼びます。 サザンハヤクリの最大の特徴は通常の後手早繰り銀よりも銀の出足が2手早いこと。手得を生かして切り込むも良し、相手の駒組みを牽制しながら待機するのも良し。 受け身になりがちな後手番角換わりにおいて、主導権を握って戦える数少ない貴重な戦法と言えます。 後手番で困っている居飛車党のかたにオススメの戦術書となります。 -
指田さんは僕のデッサン人形
放課後の美術室に、クラスのヒロイン・指田さんと二人きり。しかも彼女は水着姿――!? 雨の日の放課後、美術室でデッサンに行き詰まっていた月島の前に現れたのは、陸上部エースでクラスの人気者・指田(さした)さん。ただ座ってるだけでも「絵になる」彼女の姿に衝動を抑えきれなくなった月島は、「今から指田さんを描く!」と半ば強引に彼女を描き始める。戸惑いながらも、向けられる真剣な眼差しにドキドキする指田さん。 「腕を上げて。比率を知りたい。早く。」――絵のため強引になる月島の指示に従ううち、朗らかな彼女は次第に恍惚とした表情を浮かべ、まるで月島専用の“デッサン人形”のように変わっていき――!? 雨音の中、僕と指田さんの秘密の関係が今、始まる!! ちょっと刺激的な青春コメディ読切。 SNSで発表した漫画本編(修正なし版・全36ページ)に加え、カラーイラストと描き下ろしおまけも収録。 42ページ -
指物師一太郎なりわい帖
「痕跡は必ず残る!」 市井の職人の意地に懸けて、悪事は許さない! 鏡台に映る見知らぬ女の顔。 若き指物師と仲間四人は犯罪の臭いを嗅いで探索を始めた。 やがて明らかになるのは、底知れぬ江戸の闇! 指物に使い手の想いが刻まれ――新シリーズ第1弾 長屋の人気者・一太郎は腕は確かな一介の指物職人。指物を通じて人が幸せになれるよう願う毎日だ。だが、彼の指物にはなぜか使い手の想いが刻まれている。殺された宿屋の女将が鏡台の中から睨んでいる――。事件はそこから始まった! 捨ててはおけぬと仲間たちと立ち上がる。師匠が遺した指物に刻まれた文字から浮き彫りにされる女の不幸な生い立ちとは? 胸の空く全四話。 -
砂上の剣
とある砂漠の街。 二本の剣がぶつかりあい、甲高い音が空へ駆け上がっていった。静まり返っていた観客席で大きな歓声が沸き起こり、さらに口笛や足踏みが加わる。互いの全てを賭けて、そして勝負が始まった、その証しだった。 ここは、町の中心にある 『闘技場』。 少年剣士ハールの晴れ舞台である。 たくさんの夢と希望が渦巻くこの 『闘技場』 で、ハールは戦い続ける。最強の剣士を目指して。彼にとって 『闘技場』 こそが全てで、青春だった――。 -
砂上の恋【分冊】
仕事で砂漠の国を訪れた景観設計師のシーリアを待っていたのは、かつての恋人シーク・サリム。まさか4年前に突然別れを告げられた彼からの依頼だったなんて…。戸惑うシーリアだったが、サリムの圧倒的な熱にとらわれ、仕事を引き受ける。ふたりは砂漠に埋もれた古代都市(ロストシティ)をリゾート地にする事業を進めるが、以前と変わらぬサリムの魅力にシーリアは苦しんだ。さらに彼女はまだ告げていないことがあった。秘かに産んだ彼との子供の存在を。 -
砂塵に散った恋
「君は自分の行動がわかっているのか? 僕が当局に通報すれば……」アントーニアは人を蔑むような口調で言う男性をにらみつけた。重要な目的のため、中東の王国シネバルに船で向かったが、海賊に襲われ、嵐の海に飛び込んで豪華なヨットにたどりついた。中に忍び込み、パンを手にしたところを船の持ち主に見つかったのだ。あとひと息でシネバルなのに、ここでつかまるわけにはいかない。この威厳に満ちた態度の男性は、本当に私を警察に突き出すつもり?だが意外なことに、アントーニアが怪我をしていると知ると、男性は手当をしてくれ、船にそのまま滞在することも許してくれた。二人は徐々に打ち解け、ある夜とうとう愛を交わす――互いに憎み合うべき運命の相手だとは想像もせずに。■ドラマチックなストーリーが得意なスーザン・スティーヴンスが、冷たいシークとの恋のゆくえを描きます。ハーレクイン・ディザイアの「シークと籠の小鳥」の関連作です。 -
砂塵に散った恋【分冊】
仕事のため、憧れの砂漠の王国シネバルに船で向かったアントーニアは海賊に襲われてしまう。嵐の海に飛びこんだ彼女は豪華なヨットにたどりつくが、もち主である謎の男性セイフに捕まり、監禁される。彼女を犯罪者扱いする傲慢な彼に憤慨するが、野生の獣のような荒々しい魅力に囚われ、ある夜とうとう愛を交わす――。しかし、彼女は知らなかった。セイフの正体は“復讐の剣”と呼ばれるシネバルの国王。そして、彼女を憎む因縁の相手だということを。 -
サスエ前田式 最高に旨い魚の仕立て術
※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「私の店には、日本のスターシェフだけでなく、フランスをはじめ、世界中の一流料理人が仕込み技術を学びにやってきますが、この仕込み技術は、決してプロだけに通用するものではありません。地元のお客さんに食べていただく小売の魚も、グランメゾンに卸すプロ向けの魚も、美味しく食べるために施す工夫は基本的に同じです。駿河湾でメインに獲れる大衆魚を中心に、捌いて仕立てて火を入れるまでのプロセスを、皆さんにお伝えしたいと思っています」----「はじめに」より -
刺す! 咬む! 防御する! 猛毒をもつ危険生物:毒のしくみがよくわかる
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 名作ビジュアルブックが新シリーズ「サイエンスブックスNEXT」として復活!! 今知りたい科学の話題から子供に人気のテーマまで、多数のラインナップを揃えた名作ビジュアルブックシリーズが生まれ変わりました!! 動画コンテンツも収録し、科学の世界を豊富な写真やイラストで紹介しています。 生き物、自然、宇宙、テクノロジーなど、続々ラインナップ予定! シリーズ第9弾のテーマは「猛毒をもつ危険生物」。 ヘビやカエルといった爬虫類や両生類から、貝やクラゲなどの海洋生物、植物、キノコ、昆虫、クモやサソリなどの節足動物まで、各分野の専門家が厳選した、さまざまな生物たちが登場します。 日本国内の身近な環境に生息する“要”注意種から、滅多に見る機会のない世界の“超”注意種まで、美しい写真とともに約100種を紹介。 生物が長い進化の過程で獲得してきた「毒」と、その特徴、驚くべき利用法、しくみなど、「毒」の不思議な世界をご案内します。 -
サスケ
かつて日本中の少年たちを熱狂させた、「サスケ」が電子版で登場!! ▼微塵がくれ▼忍者猿群▼獣道の術▼謎の女忍者▼火の水▼火遁▼落武者狩り▼風移し▼炎がくれ▼移し身▼通り魔▼剣鬼▼正体▼悪領主▼挑戦▼風車▼逆風▼ミドリ沼▼毒には毒▼刑場異変▼怪僧▼竜神▼天罰▼のろし▼挑戦▼逆襲▼円月剣▼めくらまし ●登場人物/サスケ(猿飛の術を使う少年忍者)、大猿(サスケの父)、服部半蔵(公儀隠密団の首領) ●あらすじ/大坂夏の陣を前に、徳川家康は江戸城で柳生但馬、服部半蔵などの家来を集め、会議を開いていた。席上、但馬は天井裏に潜む猿飛流の忍者を発見し、ただちに公儀隠密団の首領・服部半蔵に追跡を命じる。家康の敵・真田幸村の配下にある猿飛忍者を抹殺したい半蔵は、猿飛忍者を追う途中でひとりの少年・サスケに出会う。その頃、半蔵率いる隠密団だけでは猿飛忍者は消せないと判断した但馬は、自らの配下にある柳生忍群を使って猿飛忍者を追っていた。やがて柳生忍群の一人が猿飛忍者を仕留めるが、新たに出現した猿飛忍者によって殺されてしまう。そして、出来事の一部始終を目撃していた服部半蔵は、猿飛忍者が実は一人ではなく、猿飛の技を使う者すべてが猿飛忍者を名乗っていたことを知る(忍者猿群)。 -
サステナベーション sustainability × innovation ――多様性時代における企業の羅針盤
「サステナベーション(Sustainnovation)」とは、「サステナビリティ」と「イノベーション」を組み合わせた筆者による造語です。現在、SDGsをはじめとして、サステナブルな社会と環境、経済をつくり出そうという動きは、世界中に広まっています。 本書は、世界が今後そうした目標に向かっていくために、特にITの分野でさらなるイノベーションを起こしていくことが不可欠になる、という視点から執筆されたもの。サステナビリティを実現するためのイノベーションを「サステナベーション」と定義し、筆者の独自取材に基づく世界の最新事例を紹介しながら、今後企業が必要とされる存在であり続けるために、いかにしてビジネスを進めていくべきかを問いかけます。 筆者はNTTデータで金融システム部門に長く携わった後に、欧米分野とグローバルマーケティング分野の担当副社長となりました。その経験から、「世界では、SDGsをはじめとしてサステナビリティを目指すこと当たり前に考えられ、特に若い世代がサステナビリティの実現と定着に対して非常に意欲的であり、サステナブルな社会を達成するイノベーションを創造する中心の世代となりつつある」と語ります。さらに、「日本には積み重ねたイノベーションによる技術蓄積と、長い歴史にサステナビリティを大切にする伝統と素地があるのに、その発信についてはまだまだやるべきことが多い」とも指摘しています。 企業経営者や経営企画担当者をはじめとして、幅広いビジネスパーソンに、これから展開すべきビジネスを考えるうえで示唆に富む一冊です。 -
サスペンス小説の書き方
パトリシア・ハイスミス曰く、「あらゆる物語には、サスペンスがある。」 鋭利な観察眼と執拗な心理描写、深い洞察と巧みな構成で世界中の読者を魅了するサスペンスの巨匠が、「書くこと」と「仕事にすること」についてのノウハウを明かす。 「私は物語のきっかけになるような日々の出来事からこの本を始めている。作家はそこから進んでいく——まず作家が、次に読者が動き出す。芸術はいつでも、おもしろいことや、数分ないし数時間を費やす価値があると思えることを語って、読者の気を惹けるかどうかの問題なのである。」(本文より) 鋭利な観察眼と執拗な心理描写、深い洞察と巧みな構成で多くの文芸ファンをも魅了するサスペンスの巨匠、パトリシア・ハイスミス。「この本はハウツー式の手引き書ではない。どうすれば成功する本、つまり読みやすい本が書けるかを説明することは不可能である」と本書冒頭で確言する著者が、自らの「小説を書くことと、それを職業にすること」についてのノウハウを明かした、文章読本・執筆論。 本書は、1966年に初版が刊行され、その後なんども版元を変えながら現在まで熱心に読み継がれてきたハイスミスの隠れた名著。長編・短編集を合わせ30タイトルほどある作品のほぼすべてが邦訳されている作家の唯一の小説指南書であり、今回が待望の初邦訳となる。 何が「小説を書くこと」を専門的職業としうるのか、なおかつ何がそれを刺激的で生き生きとしたものにするのか。同時に、絶えず失敗の可能性を秘めたものである「執筆」において、失敗から学べることとはなんなのか。ハイスミスは本書において、サスペンス小説の重要な要素をプロセスに分けて解説し、アイディアの芽、書き始め、プロットの作り方、行き詰まり、初校、改稿など、自身の小説から豊富な実例を示しながら余すところなく説明していく。自身の経験から成功や失敗についても包み隠さず語られ、そのキャリアに基づいた実践的なアドバイスは、失敗や行き詰まりを経験した作家志望者の心を必ず捉えるだろう。ミステリにとどまらず、全てのジャンルの小説家志望者の必読書! -
さすらい同心 坂東一徹
いかつい顔にげじげじ眉の南町奉行所同心、坂東一徹は、自他ともに認める頑固者で、悪や不正を許さぬまっすぐな男。事件解明のためならば、上司にさえも噛みつく仕事の鬼だが、その性格と容貌がわざわいし、女にはさっぱりもてないという有り様である。ところが文政元年の五月、この一徹に、不釣り合いなほどの別嬪な娘が嫁いできた。まさに美女と野獣の夫婦に、周囲ばかりか一徹本人も戸惑っていたが、その婚礼の場で、なんと殺人事件が発生する。妻を得て、よりいっそう仕事に邁進する一徹であったが、事件の真相を知ったときから、謎の単身赴任を繰り返すはめに……。愛する妻とわかれ、ひとり各地をさすらう名同心の悪党退治! -
授かったら、エリート弁護士の愛が深まりました
会社をリストラされ、家も失ったOLの菜穂。バイトを始めると、常連客でエリート弁護士の黒川と急接近。ある日食事に行くことになるが、いつもは紳士な黒川が豹変…!? いきなり求愛宣言され、強引に唇を奪われて…。「ずっと君に触れていたい」――甘く迫ってくる彼に戸惑う菜穂だったが、熱い愛を全身に刻まれて身も心も奪われていく。そんな矢先、菜穂の妊娠が発覚!? しかし彼には別の女性がいるという噂を聞き、菜穂は身を引くことに…。彼と離れて秘かに産むつもりだったけど、「俺が君を守ってやる」――予想外の溺愛に次第に蕩けていき… -
誘い誘われ囚われて~地味な私と溺愛王子~【合冊版】
備品管理の地味な仕事をしている山田夏美。会社には花形部署のエースで御曹司の王子と呼ばれる佐伯凰士がいるが接点は何もない…はずだった。凰士の残業に付き合わされることになった夏美。凰士はまったく覚えていないが5年前に学生バイトで出会い誘われていたが、勇気がなくて怖じ気づいた過去があって…。自分のことを覚えてもいないのに残業のお礼として淀みなく食事を誘われ嬉しい反面、悲しくもなり…ついひっぱたいてしまった!?それがかえって興味を持たれたのか、執拗に誘われるようになって断り切れずに…!!※同タイトルの1~3話を収録した合冊版です。重複購入にご注意ください。 -
蠍座の君へ
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 今までになかった星座の本 「もっと自由に、もっと自分らしく生きるための星座の本」 ★蠍座の心の風景をあらわした、幻想的な写真の数々。 ★蠍座の人へ、鏡リュウジからのメッセージ&アドバイス。 ・「夢に向かって動き出したい時」「自分に自信を持ちたい時」 「やりたいことが見つからない時」「壁にぶつかって、落ち込んでしまった時」・・・ あなたが、より自分らしく生きるために、その星座に合った31の方法を教えてくれます。 -
誘われた花嫁【分冊】
叔父の遺産として大農園の債権を相続し、フィレンツェを訪れたアレックス。そこで彼女が出会ったのは、その大農園の経営者。限りなくゴージャスな兄弟、リナルドとジーノだった。債権について話し合おうとするアレックスに冷たい目を向ける、兄のリナルド。それどころかリナルドは、彼女をホテルからさらって無理やり農園に連れていくという強硬手段に出て!? -
佐竹義重
「退け! 逃げよ。彼奴は人でなし。鬼じゃ!」――大将自ら、真っ先に敵陣の中へと踊り込み、瞬時に7人を斬り捨てる。漆黒の甲冑が一転して朱に染まるが、それにも飽き足らず、太刀が届く相手を次々と血祭りに上げていく。「鬼佐竹」「坂東太郎」と諸国から怖れられ、伊達・北条と互角に渡り合った常陸の戦国大名、佐竹義重。その鬼神のような戦場での働きは、下妻の追撃戦で北条軍2万を潰走させ、人取橋の戦いでは奥州の伊達政宗さえも討ち取る寸前にまで追い込んだ。最盛期には義重が戦場に姿を現すだけで、敵軍は戦わずして退いていくこともしばしばであったという。清和源氏の流れを組む関東屈指の名家でありながら、常陸の半分にしか勢力が及ばない「半国守護」として、長年屈辱を味わってきた佐竹氏。だが、義重の登場によって悲願の常陸統一を果たし、絶頂期を迎える! 守護職の誇りをかけて、乱世を戦い抜いた男の生涯を描く。 -
佐竹義宣
「鬼佐竹」「坂東太郎」と諸国に怖れられた父・義重を超えて、一族悲願の“常陸の旗頭”となった佐竹義宣――。その所領は、常陸一国54万石余、旗下を入れれば80万石余にもおよび、兵に換算すれば2万人以上を出陣させられる強大な勢力である。豊臣政権下では、関東に移封された徳川家康の“目付役”を担うなど、絶頂期を迎えた。佐竹一族の繁栄を助けた石田三成に恩義を感じる義宣は、秀吉亡きあと、天下取りの野望に向かって横暴をきわめる家康に不信感を抱く。さらには福島正則など武断派による襲撃から、三成の窮地を救った義宣は、日に日に憤りの念を強めていった。そして三成の挙兵を聞き、小山から引き返そうとする家康に、義宣は佐竹氏得意の“追い討ち”をかけようと計るのだが……。時代の流れに抗い、敵将である家康をして「今の世に義宣ほど律儀なものは見たことがない」とも言わしめた、北関東の若き義将の生涯を描く! -
サタンと貧しき娘
バーバラは父を止めるため、雪の中をひた走っていた。冷酷な実業家と噂の新しい工場主ジョセフに、父は労働者たちを率いて抗議しようとしていた。刑務所に入れられてしまうかもしれないのに…。現場に着くや、人波にのまれ転倒しかけたバーバラを、颯爽と現れたジョセフが抱きとめる。「悪魔とは、神よりも美しい顔をして人間の前に現れるのだわ――」一瞬で彼女の心を奪ったジョセフはしかし、バーバラを利用し暴動を収束させると、金貨をばらまいて人々を侮辱して…!? -
サターンリターン
『先生の白い嘘』鳥飼茜、衝撃最新作。 書けない小説家・加治理津子(かじりつこ)。 ある日、かつて最も心を許した男友達・アオイが夢に現れ、理津子に問いかけた。 「それ ほんとうに お前の人生?」 電話の着信で目が覚めた理津子は、アオイが自殺したことを知らされる。 昔輝いていた夢、現在の夫婦生活、大切な人の死… 目を背けていた“喪失”の人生が動き始める―― 【サターンリターン/土星回帰】 意味…土星の公転周期が約30年であること。そのことから占星術では、約30年に一度、人生での大きな転機が訪れると言われる。土星は「凶」の象徴であり、この時期に人は自殺しやすいとも言われる。 -
貞子
鮎川茜が教師を勤める女子高では、何者かによって動画サイトに投稿された自殺を生中継した映像が話題となっていた。噂では、その生中継を偶然見ていた人も皆、死んでしまったらしい。そんな中、教え子の森崎典子が不可解な死を遂げる。刑事の小磯たちは複数の不審死に疑問を抱き、調べを進めるうちに死の直前にある動画を見ていた、という共通点に辿り着くが--。 -
禎子の千羽鶴
広島で原爆にあい、10年後に原爆症となった少女・佐々木禎子さん。12歳で亡くなるまで、周囲の人を思いやり、明るくふるまいながら千羽鶴を折り続けた禎子さんは「原爆の子の像」のモデルとなりました。実の兄がはじめて書いた禎子さんと家族の物語。 -
作家たちのフランス革命
想像の源泉か? 歴史観の表明か? フランス革命は「自由・平等・友愛」を標語にする共和国の出発点であり、革命をどう記述するかはフランスのナショナル・アイデンティティ構築の鍵を握る。フランスの作家たちは大革命をどのように眼差し、どう描いてきたのだろうか。本書では、18世紀から20世紀を専門とする7名の仏文学者たちが、7人の作家の作品を通し、この問いに鮮やかに答える。 取り上げるのは、革命を経験したナポレオンとほぼ同世代のスタール夫人(村田)とシャトーブリアン(小野)、「ブリュメール18日」のクーデタの直後に生まれナポレオン帝政期と復古王政期に人となったバルザック(柏木)とユゴー(西永)、そしてドレフュス事件と第一次大戦のあいだの1912年に「恐怖政治」を扱った小説を出版したアナトール・フランス(三浦)、その一回り下の世代で、ドレフュス事件から両大戦間の人民戦線期にかけて「フランス革命劇」連作8篇を書いたロマン・ロラン(アヴォカ)、最後に我々と同時代人で、マリー=アントワネットを主人公にヴェルサイユ最後の3日間を描いたシャンタル・トマ(関谷)。 約200年に渡って強烈な個性と才能が考え抜いてきた「革命像」が、いまここに広がる。 -
化身の残夢 那々木悠志郎、最後の事件
怪異譚蒐集家であり孤高のホラー作家・那々木悠志郎は、因縁深き人宝教に招かれ、そこで発生した複数の怪現象の調査を依頼される。調査を進めるうち、それらの怪異は那々木が過去に遭遇したものであることが明らかになる。『存在するはずのない怪異』が現れ、意識を失った信者が本部の地下へと消える。果たしてこれは、教団が那々木に仕掛けた罠なのか。 調査の見返りに『最も大切に思っている人物との再会』を提示された那々木は、それが十五年前に命を落としたはずの叔父、那々木登志也のことであり、彼を取り込んだおぞましい怪異が広大な施設のどこかに隠されていると確信を抱く。 一方、妻子を教団に奪われた元記者の春岡は、信者に成りすまして教団本部に潜入。そこで彼が出会ったのは、教団に強い復讐心を抱く覆面の男だった。 那々木悠志郎が投じる教団との戦いがついに決着する。シリーズ最終巻! -
邪宗館の惨劇
一年前の火災事故で親友を失った天田耕平は、恋人と共に慰霊祭へと向かう途中にバスが事故を起こし、山道で立ち往生してしまう。 雨風をしのぐため他の乗客らと共に近くの廃墟へと避難するが、そこはかつてある宗教団体の信者が集団死したといういわくつきの建物だった。 その夜、乗客たちが次々に殺害される事件が発生。建物からの脱出を試みた耕平は、恐ろしい姿をした怪物に遭遇し意識を失う。 目を覚ました時、耕平は事故を起こしたはずのバスに乗っていた。その後、まったく同じ流れで繰り返される殺人事件を体験し、耕平は自分がこの夜を『繰り返している』ことに気づく。 「俺は、タイムループに陥ってしまったのか……」 何度『繰り返し』を経験しても誰も救えず、『繰り返し』からの脱出もできない耕平の前に現れたのは、怪異譚蒐集のため、この地を訪れたホラー作家、那々木悠志郎であった。 -
忌木のマジナイ 作家・那々木悠志郎、最初の事件
ホラー作家、那々木悠志郎の担当編集となった久瀬古都美は、彼が初めて体験したという怪異譚を題材にした未発表原稿を読むことに。 そこに書かれていたのは、心霊現象に懐疑的な小学6年生、篠宮悟が、流行りの噂話で語られる『崩れ顔の女』を呼び出してしまうという物語だった。 その顔を見てしまった者は視力を奪われ、精神的に追い詰められた末に自殺してしまうという怪異。その真相を調べにやってきた那々木悠志郎の助けを借りて、悟は調査を進めていく。 一方で、原稿を読み進める古都美のもとにも『崩れ顔の女』が現れる。怪異の目的は何なのか、原稿に登場する怪異が自分のもとにやってくるのは何故なのか。 答えは那々木悠志郎の原稿の中にーー。 彼の物語はここから始まった。 異端のホラー作家、那々木悠志郎の原点が描かれる。シリーズ第三弾! -
作家の収支
1996年38歳のとき僕は小説家になった。作家になる前は国立大学の工学部助教授で、月々の手取りは45万円だった。以来19年間に280冊の本を出したが、いまだミリオンセラの経験はなく一番売れたデビュー作『すべてがFになる』でさえ累計78万部だ。ベストセラ作家と呼ばれたこともあるが、これといった大ヒット作もないから本来ひじょうにマイナな作家である――総発行部数1400万部、総収入15億円。人気作家が印税、原稿料から原作料、その他雑収入まで客観的事実のみを作品ごと赤裸々に明示した、掟破りで驚愕かつ究極の、作家自身による経営学。 -
サッカー「いい選手」の考え方 個とチームを強くする30の方法(池田書店)
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 この本は、フットボールスタイリストの著者が世界のトップレベルのサッカー指導に関わる中で得た体験と経験を紹介する本です。1章、3~6章では21の考え方、2章では14の動き(写真解説)を紹介することで、35の個とチームが強くなる方法を解説しています。鬼木理論の特徴は、プレーイメージを大切にする独自のワードセンスと、動作よりも意識を重視する指導方法です。本書では、できるだけ多くの人に伝わるようイラストで解説しました。 -
サッカー観戦がもっと面白くなる プレミアリーグ熱狂大全
★元Jリーガー・大人気解説者の林陵平推薦! ★プレミアリーグや日本代表戦のYouTubeライブ視聴者数は1万人超! ★マンチェスター・シティ公式番組のMCとして出演! 2010-2011シーズンから最新シーズンまでのプレミアリーグを一挙に振り返る! チームの成績や選手の活躍、移籍市場、クラブの歴史、当時話題になったトピックなど、 プレミアをこれから知っていきたい方はもちろん、 プレミアをずっと視聴し続けてきたコア層まで楽しめる 「プレミアリーグを愛するすべての人たち」へ送る、唯一無二のプレミア観戦本です! 試合をより楽しむために、プレチャンがどのように試合前後に情報を収集して、 何に注目して試合を見ているのか、「サッカーの観戦力」も高めることができます。 【目次】 ★1章 プレミアリーグの楽しみ方 ・「推しチーム」の決め方 ・「試合日前」の5つの楽しみ方 ・「試合中」の4つの楽しみ方 ・「試合後」の楽しみ方 ・「移籍市場」の楽しみ方 ★2章 プレミアリーグ覚醒前夜(2010-2016) ・2010-11シーズン振り返り ~ ・2015-16シーズン振り返り ★3章 プレミアリーグ全盛期(2016-2024) ・2016-17シーズン振り返り ~ ・2023-24シーズン振り返り ★4章 クラブの歴史と文化 ・アーセナルの歴史と文化 ・マンチェスター・シティの歴史と文化 ・リヴァプールの歴史と文化 ・トッテナム・ホットスパーの歴史と文化 ・チェルシーの歴史と文化 ・マンチェスター・ユナイテッドの歴史と文化 ・BIG6以外の歴史と文化 -
サッカー監督の決断と采配-傷だらけの名将たち-
サッカー監督の本音と実像に迫る傑作ノンフィクション Jリーグで鎬を削る「傷だらけの名将たち」の生き様と采配の舞台裏を描く サッカー監督の「決断」と「采配」をテーマにしたノンフィクション短編集。Jリーグを中心に指揮をとる9人の監督に取材を重ね、その生き様と采配の舞台裏を描く。 成功と失敗が紙一重のサッカーにおいて、ずっと結果を残し続ける監督は過去にも現在にも、おそらく未来にも存在しない。どんなに有能な監督も必ず敗れさるときがくる。選手の起用、戦術の決定、チームマネジメント……様々な局面で問われる監督の決断で揺れ動く勝敗の機微。 歴戦の指揮官は自らの采配とその結果をどのように受け止めて生きているのか? どんなに叩かれても、クビになっても、また修羅場に足を踏み入れるのはなぜなのか? カタールW杯でも話題になったように、監督の采配はチームの勝敗のみならず、関係する多くの人の人生も左右する。そのような重責を一身に背負う指揮官の決断の舞台裏には、実にドラマティックで不条理な物語が存在している。
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