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「小林義久」の「国連安保理とウクライナ侵攻」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「小林義久」の「国連安保理とウクライナ侵攻」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
タイトルからウクライナ戦争と国連安保理でのやりとりを描いたものかと思ったけど、内容としては、国連の成立から近年にいたる流れの説明が中心。
当初の期待とは違ったけど、ウクライナ戦争と国連の関係を長いスパンのなかで考えるためにはわかりやすい説明だと思う。
あらためて、国際関係というのは、アナーキーであること、つまり国家を超える強制力をもった機関が存在せず、条約があろうが、国際法があろうが、それを強制することはできないということがわかる。
ウクライナの状態をみて、どうして国連はなにもできないのか?と素朴な疑問をもつ人にはいい本だと思う。
個人的には、もうちょっとウクライナ戦争によりフォーカス
Posted by ブクログ
先の大戦の戦勝国がいまだに世界を牛耳ることを是とする体制。
しかも5つの内二つは、実のところ、当時建国すらされていなかった国。
その根源は、核戦力。
設立当時からの矛盾を解消できていないと言うか、顕在化してきたというか。所詮暴力に説得力を持たせるための仕組みだな。
s5の話はしなかったし、小国が独立国として同等の力を持つのもいいが、当然、そこにC国が影響力を持って、事実上「暴力」になりかねない部分もある。
結局、核を超える暴力が開発され、それをどこかが独占するしか今の状況が変わることはないんじゃないかなと思わせる。
国連の仕組みの解説は面白かったが、この人の意見は、さほどでもない。あっちの人