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集英社新書創刊20周年記念小冊子(試し読み付)
【祝!! 集英社新書創刊20周年!】集英社の<知の水先案内人>として、文化、芸術、政治、経済と幅広いジャンルを網羅する集英社新書が、2019年11月、創刊20周年を迎えました。そこで集英社新書でおなじみの著者の方々にご登場いただき、集英社新書や自身の著作への思いを語っていただきながら、その歴史を振り返ります。また、数々の名著の作品紹介と試し読みも収録。ぜひダウンロードしてお楽しみください。 -
これでいいのか? 日本の大学
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 (目次より) ●〔対談〕文科大臣×早大総長 オンライン授業によるグローバル化、地域格差解消 逆境が生み出したポストコロナの大学像 萩生田光一×田中愛治×司会:古沢由紀子 ●オックスフォードからの提唱 抵抗の場たるべく、「広く浅い」学びから脱却せよ 苅谷剛彦 ●〔対談〕知的刺激を与えるオンライン時代の試行錯誤 いま必要なのは「ゲリラ」的教育だ ウスビ・サコ×内田 樹×司会:小林哲夫 ●現役高校教師・緊急レポート コロナ禍に揺れる学校現場と新大学入試 大庭大輝 ●データ軽視・現場軽視を繰り返すな 大学入試改革は「失敗」から何を学ぶべきか 中村高康 ●コロナ禍の東工大で見えたオンラインの逆説的効果 尖った研究・尖った学びは「隙」から生まれる 伊藤亜紗 ●学生の悩み相談の現場から ここに注意! 自粛下の大学生のメンタルヘルスケア 梶谷康介 ●「退出」ボタンで途絶えない教育空間の喜び 新入生がキャンパス封鎖で経験し考えたこと 庭田杏珠 【学術会議編】 ●元会長が人事、安全保障問題等の疑問に答える 学術会議改革はどうあるべきか 大西 隆 ●時代錯誤なレッドパージと学者集団の大いなる矛盾 池内 恵 ●中国の軍民融合に無頓着な日本 大学はなぜ経済安保を直視しないのか 細川昌彦 -
竹宮惠子作品集 時を往く馬
…私には口がきけないと思うかい? そんなことはないよ もう1世紀半も時を渡って来たんだから。永い永い時を越えて遠い国を旅してきた馬がいた。スノーボウルに映るのは、出会いと別れ、そして人の心――? 感動の名作『時を往く馬』のほか、竹宮先生の素顔が見れちゃう!? モンゴル乗馬記や個展にまつわるコミックエッセイも収録した、大満足の作品集! 収録作品:時を往く馬 / 回帰 / ☆KIDの不毛な冒険 / ギイチくんとヨシコさん / モンゴルの大草原で馬に乗った…!! / K子ちゃんのモンゴル乗馬旅行 / あああ猫!さわりたい / K子ちゃんの教授生活 / 個展事始 / 個展あれやこれや -
竹宮惠子作品集 誰にもやらない
ああ――ほんと 夜の公園って幻想的――。大学院に通いながら大学でカウンセラーのバイトをしている誠は、ある日お隣に住む少年・尚之が瞬く間に表情を――まるで別人のように――変化させるのを目撃して……? 思春期の少年の繊細で、したたかな心を描く表題作「誰にもやらない」ほか、単行本初収録の「あしたのK子ちゃん」を含む全5作品を収録した傑作作品集! ■収録作品■誰にもやらない 前編・後編 / 僕だけが知っている(序) / 僕だけが知っている / 四神聖獣 / あしたのK子ちゃん -
竹宮惠子作品集 嘘つきな真珠たち
少女から、大人の女へ─―。私たちは自分に嘘をつきながら、この階段をのぼる。繊細さとしたたかさが同居する、少女と女の狭間の時間をロマンチックに描いた珠玉の連作「嘘つきな真珠たち」ほか、全6作品を収録した傑作作品集! ■収録作品■嘘つきな真珠たち VOL.1 高慢と偏見 / VOL.2 愛の妖精 / VOL.3 オレンジ・ブロッサム・ブルース / VOL.4 白梅 / そして、集まる日。 / 会話 PARTII -
竹宮惠子作品集 MIRAGE
そのときアンジュは空にいたんだ 空の中にぽっかり開いた窓をふいていたんだよ だから空の名を 数えあげたのさ。 美しくも幻想的、かつ衝撃的な“?” を投げかける表題作「MIRAGE」ほか、全6作品を収録! 現存するカラー扉を復刻した美麗・完全版! ■収録作品■MIRAGE / MIRAGE2 / ワン・ノート・サンバ / 雪国 / 夢狩人 / エメレンティア / ハンガリアン狂詩曲 / Something Coming! / ヴァージン・ラビット -
竹宮惠子作品集 告白
ああ……ぼくは泳いでいるんだ どこでだったろう――? そうです…私の知る限りでは マテオは本当に善い少年でした。それが なぜ あのような事件にまきこまれたのか――今となって彼の記憶をたどってみても私には……しかと理解はしかねるのです。これは夢か幻か……? 魅惑のファンタジック・ストーリー「告白」ほか、コミックス初収録作品「ヨーロッパを探して」など全6作品を収録! 現存するカラー扉を復刻した完全版! ■収録作品■告白 / 決闘2108年 / 遥かなり夢のかなた / ノルディスカ奏鳴曲 / 黄昏の維納 / ヨーロッパを探して -
竹宮惠子作品集 オルフェの遺言
青い服の少女――オルフェは青(ブルー)が好きだった。……事件はそこから始まった――。飛行機事故で消失した終笛を唯惟たちは何とか引き戻そうとするが……!? 表題作「オルフェの遺言」ほか全6作品を収録。現存するカラー扉&秘蔵のカラーイラストも復刻した決定版で登場! ■収録作品■集まる日, / オルフェの遺言 / 西暦2763年の童話 / 夜は沈黙のとき / アウフ・ヴィーダーゼーエン / アルファルファくん奮闘す ★巻末特別収録…西暦2763年の童話の原点、ラフや構想が綴られた“クロッキーノート”大公開! -
竹宮惠子作品集 NOEL!
勝手気ままで風のような…タグ! 天才サギ師タグ・パリジャンのノエルとは…!? 雑誌掲載時のカラーページ&扉絵を完全収録した表題作「NOEL!」ほか全9作品も現存するカラー扉&秘蔵のカラーイラストも復刻した、決定版登場! ■収録作品■NOEL!-ノエル 前編 ・後編 / ミスターの小鳥 / ウィーン協奏曲 / 会話 / アンドレア / 千夜一夜物語 / パリ・ジュヌビェーブ通り人形館 / 薔薇色荘午後のお茶会 / 銀色の五月・雨の庭 ★巻末特別収録…作品の原点、ラフや構想が綴られた“クロッキーノート”全2ページ、大公開! -
竹宮惠子作品集 ジルベスターの星から
その物語はリルケの詩集で始まってリルケの詩集で幕を閉じた。わたし――トニオ・アロウ・ディッシャー…が、まだ若い――十三の少年だったころ……。表題作「ジルベスターの星から」ほか、現存するカラーページをすべて復刻した、全6作品を収録! ■収録作品■ジルベスターの星から / Qの字塔 / 真夏の夜の夢 / 扉はひらくいくたびも / 漫画狂の詩 楳図かずお伝 / 夏への扉 ★巻末特別収録…作品の原点、ラフや構想が綴られた“クロッキーノート”全4ページ、大公開! -
竹宮惠子作品集 まほうつかいの弟子
アメリカのいなか町にやってきた転校生リィトム・シュラソーは山カンかければ百発百中。まほう・トランプ自由自在! 彼にできないことはない♪ 女の子の恋の的! ありゃぜったい、まほうつかいだ。いや、子どもだからその弟子――!? 「まほうつかいの弟子」ほか全7作品を収録。現存するカラー扉&秘蔵のカラーイラストも復刻した決定版で登場! ■収録作品■まるで春のように! / ロベルティーノ! / もうっ、きらい! / ほほえむ少年 / ホットミルクはいかが? / 春よ恋! / まほうつかいの弟子 ★巻末特別収録…作品の原点、ラフや構想が綴られた“クロッキーノート”全9ページ、大公開! -
竹宮惠子作品集 ここのつの友情
竹宮惠子の1970年代初頭発表作品を収録した傑作短編集、第4弾! つゆの合間……だんだん夏へと育ってゆく太陽があつい六月のある日、オレはこの小さい友人と初めて出会った――。表題作「ここのつの友情」ほか全6作品を収録。現存するカラー扉&秘蔵のカラーイラストも復刻した決定版で登場! ■収録作品■ここのつの友情 / トゥ・リップルくん / ナイーダ / ガラスの迷路 / 星くずたちの夢 / 暖炉 ★巻末特別収録…作品の原点、ラフや構想が綴られた“クロッキーノート”全8ページ、大公開! -
竹宮惠子作品集 サンルームにて
竹宮惠子の1970年代初頭発表作品を収録した傑作短編集、第3弾! ジプシーの少年セルジュがいつも忍び込んでいたサンルームのある館へ、家族と共に引っ越してきた美しき兄妹エトアールとエンジェル。3人は瞬く間に友人となり、サンルームで空想に満ちた楽しい時間を過ごす。しかしやがてエトアールは、セルジュを独り占めしたいかのごとくエンジェルを仲間はずれにしはじめ……!? 表題作「サンルームにて」ほか、カラーページを鮮やかに復刻した「ヒップに乾杯!」を含む全6作品を収録! ■収録作品■GO!STOP!物語 / サンルームにて / タムタム&ベベ / 雪の日に… / おヤエさん / ヒップに乾杯! ★巻末特別収録…作品の原点、ラフや構想が綴られた“クロッキーノート”大公開! -
竹宮惠子作品集 森の子トール
竹宮惠子の1970年代初頭発表作品を収録した傑作短編集、第2弾! おてんば娘のミルが森で出会った少年トールは、婚約者に姿かたちはそっくりだけど性格は正反対で…。この少年の正体は――!? 表題作「森の子トール」を含む全4作品を収録! ■収録作品■アストロツィン / ある愛 / 森の子トール / ハートあげます ★巻末特別収録…作品の原点、ラフや構想が綴られた“クロッキーノート”大公開! -
私を月まで連れてって!
時代は――まあ、百年後。月旅行が北海道への蜜月旅行(ハネムーン)ほどに、火星旅行は欧州旅行ほどなじみ深くなった頃。A級宇宙飛行士ダン・マイルド(26歳)が恋をしたのは、エスパー少女ニナ(9歳)!? ――そう、私 あなたに恋をしてたわ。ダンぜんマイってたの――。 キュートでコミカルなロマンティックSFラブコメの金字塔!! カラーを全て復刻した完全版第1巻☆ 収録作品:Vol★1 夢みるマーズポート / Vol★2 ダン・マイルド氏はご機嫌ななめ / Vol★3 浪漫的家屋(ルビ:ロマンチックハウス) / Vol★4 パラドックスの匣 / Vol★5 麗しのSABURINA / Vol★6 ヘラクレス病原体 / Vol★7 ザ・クローン / Vol★8 スーパーカー・グラフィティ / Vol★9 ジャバーウォックとお茶会を / Vol★10 オリオン座は笑う -
りんたろうパニック!
ハロー! ぼく りんたろう、よろしくね。ご主人さまのひな子ちゃんには、ぼくだけが知っているとーんでもないヒミツがあるんだぜ! ――ニコちゃんバッジを指ではじくと女の子の“ひな子”から男の子の“ノバ”に大変身!? しかも飼い犬のりんたろうと会話までできるようになっちゃって…ひな子ちゃんはルンルン、りんたろうはク~ラクラ! 超・個性的なオバアちゃんとのバトルに、のんびりやのガキ大将・庄司くんとの恋と、ひな子ちゃんの周りは今日も大・パニック★ 連載当時のカラーページを141ページすべて復刻した完全版で、登場!! 竹宮先生Withわんにゃんの生活が覗き見できる!?『私設 七里ヶ浜動物園』も収録した、キュートな1冊の登場です♪ 収録作品:りんたろうパニック! / 私設 七里ヶ浜動物園 -
地球へ…
遙か遠い未来……ワープ航法を可能にした人類は、欠乏する資源を求めて宇宙へと飛び立つなか、一つの結論に到達した。人間たちこそが地球(テラ)を窒息させる――と。そして訪れた、特殊政府体制(スペリオルドミネーション)の時代。性格一致、完全温厚、歩行整然……一糸乱れず。エネルギーのぬけた顔が並ぶ中ひときわ目立つ、エネルギーがありあまった不良児童・ジョミー・マーキス・シンにも“目覚めの日”が訪れようとしていた。1977年の連載開始と共に大ブームを巻き起こした、冒険と感動の超大作SFコミックス『地球へ…』。連載当時のカラーページを完全復刻し、今よみがえる! -
スパニッシュ・ハーレム
フラットの経営者だった母が亡くなり、ひとり残されたシャーリーは、マンチェスターに向かった。そして、家を捨て遊び人生活を送る兄・バロンを、友人・ジンジャーともども『スパニッシュ・ハーレム』へと連れ戻すことになり!? ロンドン・ラジカル・コネクション第1巻!! -
>5:00PM REVOLUTION
無類のダンス好き、桜木凜一――通称リン。他人に火をつける体質の、クセになりそうな――あいつ。ダルマ、サラダ、クーリーたちとDAMPを結成したリンが50年代のサウンドにノれば、駐車場だってディスコにはやがわり! >5:00PMにはじまるロックンロール・グラフィティ第1巻!! -
イズァローン伝説
これは人びとと自然とが、まだ分かたれないころの物語。樹海に覆われしイズァローン王国にはふたりの王の子がいた。現王の子アル・ティオキアと、亡き兄王の子ルキシュ――幼少期を両性体(プロトタイプ)で過ごすというこの国の子どもの特質により、王子でもなく王女でもないまま、きょうだいのように仲良く育っていったふたりであったが、時がたち、ひとり――ルキシュが王子となっても、もうひとり――ティオキアは両性体のままであったことにより、次期王位をめぐる周りの人々によってふたりの仲は切りはなされていった。その中、ティオキアはイズァローン王の命により人質として隣国へ送られることになる――!! -
通りすがりに殺したい
姫川基、17歳――通称“姫”。知る人ぞ知る反逆児にして学園のアイドル。派手なことでは他に類を見ず、かといって絶対に人におもねることをしない孤立無援の存在――そして、つくづく美形。誰だって惹かれずにはいられない“姫”くんが大活躍の人気シリーズ、一挙収録! 全話に艶やかカラー扉付! -
ロンド・カプリチォーソ
銀盤を華麗に舞う、ふたり――天性の才能に恵まれ、父の期待を一身に背負った弟・ニコルと、その弟を愛しながらも嫉妬に身を焦がす兄・アルベル。悲しい運命がロンド・カプリチォーソの旋律に乗って廻り、美しくも残酷な氷上物語が幕をあける。 ★巻末特別収録…作品の原点、ラフや構想が綴られた“クロッキーノート”大公開! -
ウェディング・ライセンス
リバティ・バランス15歳――神父をめざし神学校に通う心清き少年が、父の急死によって継ぐことになったのは泣く子も黙るギャング稼業!? めまぐるしい生活の変化に、憧れのマドンナとの恋も空回りで…。ああ、神様――どうか、お救いください!! 竹宮惠子が描くアクション・コメディ第1巻! ★巻末特別収録…作品の原点、ラフや構想が綴られた“クロッキーノート”大公開! -
竹宮惠子作品集 あなたの好きな花
竹宮惠子の1970年代初頭発表作品を収録した傑作短編集! カーネーションの花が散乱する部屋で絶命していた母――殺人の容疑をかけられたのは、実の兄だった。行方をくらます兄。恋人から告げられた一方的な別れ――絶望の中、よりどころをなくしたあずさは、ひとり真相をつきとめる決意をする。表題作「あなたの好きな花」を含む全5作品を収録! ■収録作品■ラブ・バッグ / 人形おじさん / あなたの好きな花 / 白い水車小屋 / 女優入門 -
魔女はホットなお年頃
山の中でヒッチハイクをする美女がひとり……彼女の名前はコン子。正体はなんと――キツネ! お母さんの形見のペンダントにキスをすると魔法まで使えちゃう魔女なのです♪ 人間のヘンテコな常識なんてなんのその。コン子のとびっきりセクシーでチャーミングな大活躍をとくとご覧あれ! ★巻末特別収録…作品の原点、ラフや構想が綴られた“クロッキーノート”大公開! -
風と木の詩
――ぼくを満たしてくれるものは、あのあつい肌と肌とのふれあい――。妖しい魅力を纏った少年、ジルベール・コクトーは抱かれることでしか心満たされず、威厳あるラコンブラード学院においても退廃的な生活を送っていた。あるのは、孤独だけ……そんな中、学院に1人の転入生がやってくる。セルジュ・バトゥール――貴族の父とジプシーの母の血を引き、黒髪ととび色の肌をした転入生。眩いばかりの純粋さで周囲を魅了する一方で、彼もまた埋めがたい孤独を抱えていた。共に孤独を抱えながら、対照的な2人は、傷つけ傷つきながらも交差する。19世紀南仏を舞台に開花する青春と愛を描いた、傑作ロマン第1巻! -
戦後民主主義に僕から一票
雑誌・新聞掲載原稿、解説、講演を大幅加筆修正、書下ろしを加え、未来の日本がどのような変化を遂げていくべきか、日本の根幹を創る「民主主義」「政治」「憲法」「教育」の4項目について論じる、内田イズムが詰まった1冊。 戦後民主主義の価値観はどのように生まれ、どのような変遷をたどったのか? 「戦後民主主義」の含意は、さまざまであるが、日本国憲法に示された主権在民、平和主義、基本的人権の尊重、また教育基本法が背景にあることには誰しも異論がないだろう。占領下に生まれた戦後民主主義はこれからどこへ向かうのか? 日本の国の根幹を支える「民意」の反映は、もう失われてしまったのか? 道徳的「インテグリティ」が欠如する政治、日本社会が「株式会社化」する民主主義、沈黙の憲法制定過程問題、貧して鈍して劣化する教育。 日本の未来を創るうえで最重要となる4大イシューを取り上げ、日本を代表する論客が日本のイディオクラシーを批判するとともに、この国の未来を問う。 -
いきなりはじめる仏教入門
仏教について何も知らない哲学者が、いきなり仏教に入門!? 多様な知見を手がかりに、「悟りとは何か」「死は苦しみか」など、仏教の根源的なテーマについて丁々発止の激論を交わす。刺激的な仏教入門! -
沈む日本とカオス化する世界
戦後日本モデルの限界と、カオス化する世界秩序の中で、沈まないための「日本再生論」 統治コストを嫌う権力が中産階級を壊し、人を信じる制度は監視へ傾く。役に立たない人を排除する空気のなかで、言葉を失った社会はさらに統治しやすくなる。画面に奪われた身体感覚と共感に寄りかかる政治が「改革」を空洞化させ、単純な物語が人と社会を傷つける。世界では同盟の前提が揺らぎ、安保を他国に委ねてきた日本に選択が迫られる。コモンが痩せた国で、何を守り、どこに居場所をつくるのか。複雑さに耐える知性への招待。 ※カバー画像が異なる場合があります。 -
街場のマンガ論
日本マンガと日本人を身びいき目線で論じる。 「これほど好きなジャンルは他にない」と語るマンガびいきの著者が、世界に誇る日本マンガについて熱く語る! 『エースをねらえ!』から、男はいかに生きるべきかを学び、『バガボンド』で教育の本質を見いだす。手塚治虫の圧倒的な倫理的指南力に影響を受けた少年時代、今なお、読み続ける愛すべき少女マンガ…。 日本でマンガ文化が突出して発展した理由をユニークな視点で解き明かす。巻末には養老孟司氏との対談を収録。言語としての日本語の特殊性と「マンガ脳」についての理論には瞠目される。マンガは、どれほどビッグビジネスになろうとサブカルチャーに踏みとどまって、その代償として自由を享受してほしい、と願う著者の「愛と敬意」のマンガ論である。 -
日本霊性論
迷走する日本人のこころと向き合う 二賢人から、渾身のメッセージ 東日本大震災後、あらためて問い直された日本人の死生観や宗教性。経済効率至上主義や個人主義が加速するなかで、置き去りにされた日本人の「こころ」の問題を、現代の二賢人が論じる。思想家として教育、医療、司法、宗教の倫理的立て直しを説く内田氏(第一部)、宗教者として日本的霊性のルーツに迫りつつ現代にふさわしい共生のありかたを探る釈氏(第二部)。どちらも自らの信ずる道を振り返りながら、社会を担う一員としての読者に、まっすぐ問いを投げかける。穏やかな笑顔からは想像もつかない、切実な問題意識に胸を打たれること間違いなしの力作。自分探しの「スピリチュアル」でもなく、特定の宗教・宗派にこだわるでもなく、人間が社会をつくり生き延びていくために根源的な支えとなる「霊性」をいま、問い直す。 ※電子版限定 内田樹×釈徹宗対談「日本的霊性と大拙、そして私たち」収載 -
身体の言い分
読めば身も心も軽くなる、現代人必読の「読むサプリ」待望の文庫を電子書籍化。飛ぶ鳥を落とす勢いの人気哲学者・内田樹と、話を聞いただけで悪いところを直してしまう革命的治療家・池上六朗が、頭より体を使った「正しい」生き方について本音で語り合う。「肩肘張ってる人は生きるのに肩肘を張っている」「取り越し苦労は傲慢である」(内田氏)、「元気も病気も自分で決めるもの」(池上氏)と両者から飛び出す辛口発言のいっぽうで、「今の自分を肯定しよう」(内田氏)と呼びかける。 「ライト・タイム、ライト・プレイス(正しい時、正しい場所に、正しい仕方で存在すること)」をキーワードに、不安や悩みを抱える人たちへ「あなたのための場所はあるんだよ」とエールを送る。 ※こちらの作品は過去に他出版社より配信していた内容と同様となります。重複購入にはお気を付けください -
身体知―カラダをちゃんと使うと幸せがやってくる
男手一つで子育てした内田樹と「オニババ」論の三砂ちづるが“おじさん”“おばさん”として提言! 「いいから黙って結婚しなさい!」……なんで?――大きな価値観の変動のなかで個人が幸せになるための条件を、気鋭の学者たちがそれぞれ一人のおとなとして、家庭人として提言。結婚や出産にも流行があり、悲しい思いやつらい経験をした前の世代へのいたわりの視線をもちつつ、日本人が培ってきた身体の知恵、日本文化のもつ他者への愛情や距離の取り方についてまとめていく。結婚したり出産したり、家庭をもったりして見えてくる人生の味わいを若者たちに見失わせてはならない。 ●変なおじさん、おばさんが役に立つ ●ネガティブなオーラから逃げる武道の感受性 ●結婚の相手は結局誰でもいい ●何でオニババになっちゃうの? ●夫婦のエロス的結びつきから家庭がはじまる ※本書は2006年バジリコ株式会社から刊行された『身体知――身体が教えてくれること』を文庫化したものです。 -
アジア辺境論 これが日本の生きる道
アメリカ、欧州で排外的な政治勢力が台頭する中、ロシア、中国の影響力が日増しに拡大している。米ソ対立の冷戦終結から四半世紀経ち、世界各地に複数の覇権の競合関係が生まれている。はたして、その狭間で日本が生き残るためには何が必要なのか? そのカギは日・台・韓の連帯にあり。アメリカとの一方的な従属関係を見直し、中国、ロシアなど、スーパーパワー間にある中小民主主義国家同士の協力関係の構築はいかにして可能か。世界史レベルの地殻変動と戦後の平和国家的な国のあり方を蹂躙する近年の日本の政策を目の前に、リベラルの重鎮ふたりがその理路を提示する。 【目次】はじめに 日本・韓国・台湾連携の夢 ――これがボクらの生きる道 内田 樹/序章 問題提起 ――自由主義はなぜこれほど脆かったのか/第一章 リベラルの限界 ――「モビリティー」に無力化された自由主義/第二章 ニッチな辺境国家が結ぶ新しいアジア主義の可能性/第三章 アジアの連携を妨げる「確執」をどう乗り越えるか/第四章 不穏な日本の行く末 ――たどり着けるか「日本の生きる道」/おわりに アジア辺境の「虚妄」に賭ける ――これがみんなの生きる道 姜尚中/主要参考文献 -
世界「最終」戦争論 近代の終焉を超えて
アメリカの国力の低下と共に勃興する諸大国の新たな覇権主義。拡大する中東の戦乱、国境を越える大量の難民、欧州のテロ事件。行き過ぎたグローバル経済と格差社会。国内に目を転じれば大規模な災害が起こる中、平和主義の戦後レジームからの脱却を主張する動きが勢いを増している。いよいよ混迷を深める世界と社会の情勢。その背景にあるのは、世界史レベルのパラダイム(知的枠組)の地殻変動である。顕在化している近代の崩落過程についてリベラル派の言論人を代表するふたりが語り合い、難局を避けるために必要な世界の見取り図を提示する。【目次】はじめに――悲劇の氾濫の中で 姜尚中/序章 問題提起 世界は「最終戦争」に向かっているのか/第一章 液状化する国民国家とテロリズム/第二章 我々は今、擬似戦時体制を生きている/第三章 帝国再編とコミューン型共同体の活性化/第四章 グローバリズムという名の「棄民」思想/第五章 シンガポール化する日本/第六章 「不機嫌な時代」を暴走させないために/おわりに 内田 樹/主要参考文献 -
生存教室 ディストピアを生き抜くために
マンガ『暗殺教室』(松井優征・作)は、「担任教師の“殺せんせー”なる超生物を卒業までに倒すこと」「そのために殺傷技術に練達すること」「中学生たちを学校で教育し成長させること」という一見まったく相容れない課題と一風変わった学校生活をスリリングに描写した傑作SFコメディ。この作品に武道家であり思想家の内田と武術家の光岡が着目。このマンガに内在する「師を超えること」という極めて教育的かつ武術的なテーマをはじめ、社会が完全管理に向かいつつある今、生きることの本質と、古来人間を支えてきた「古の身体」の文化、生き残るための武術的知性とは何かを縦横無尽に語る。【目次】はじめに 「戦争の切迫」というアクチュアルな状況で考える生存の知恵 内田 樹/第一章 生存のための文化とはなにか/第二章 古の身体文化 能と武術/第三章 生存のための学びと教えの作法/第四章 古の身体に帰って見える未来/おわりに 生存のための文化の本質を求めて 光岡英稔 -
一神教と国家 イスラーム、キリスト教、ユダヤ教
「ユダヤ教、キリスト教、イスラームの神は同じ」「戒律を重んじるユダヤ教とイスラームのコミュニティは驚くほど似ている」「千年以上にわたって中東ではユダヤ教、キリスト教がイスラームのルールに則って共存してきた」。なのに、どうして近現代史において衝突が絶えないのか?本書は、日本ではなじみが薄い一神教の基礎知識を思想家内田樹とイスラーム学者中田考がイスラームを主軸に解説。そして、イスラームと国民国家、アメリカ式のグローバリズムの間にある問題を浮き彫りにし、今後の展望を探る。【目次】序 レヴィナシアン・ウチダ、ムスリム中田先生に出会う 内田 樹/第一章 イスラームとは何か?/第二章 一神教の風土/第三章 世俗主義が生んだ怪物/第四章 混迷の中東世界をどう読むか/第五章 カワユイ(^◇^)カリフ道/補遺 中東情勢を理解するための現代史 中田 考/跋 未だ想像もできないものへの憧憬 中田 考 -
荒天の武学
武術において想定外は許されない。不意の事態に際して、最適な答えを常に求められるのが武術本来の在り方だ。その精神は危機の時代、先の読めない荒天の世にこそ真価を発揮する。現代思想家・内田樹は合気道七段の武道家でもある。その内田が注目するのが中国武術韓氏意拳の光岡英稔。光岡は十一年にわたるハワイでの武術指導歴を持ち、きれい事ではない争闘の世界を歩いてきた。本書は二人の対話を通じ、護身、闘争という狭い世界にとどまらない、武術に秘められた荒天の時代を生き抜くための知恵を提示する。【目次】はじめに 「弱い武道家」という立ち位置から 内田 樹/序章 武運ということ/第一章 荒天を生きるための武術/第二章 荒天型武術の学び方/第三章 達人はフレームワークを信じない/第四章 荒天を進む覚悟/おわりに きれい事では済まない状況を如何にきれいに解決できるか 光岡英稔 -
嘘みたいな本当の話 [日本版]ナショナル・ストーリー・プロジェクト
「人生にはいろんなことがあるよねって僕は読んでてホッとしました」 ──内田樹 ★ほしよりこの楽しいイラストに、 柴田元幸×内田樹による〈特別対談〉も収録! ひとはいつだって、それぞれの現実を生きている ◎スリに遭い、大事な写真がなくなった!でもある日、郵便受けを開けたら……(「写真」) ◎死のうと思った。二歳の息子と車に乗ってエンジンをかけたそのとき……(「死のトンネル」) 「あるある」から「まさか!」まで、どこかの誰かの身に起きた、本当にあったストーリー。 ポール・オースターが呼びかけ、全米から体験談が寄せられた『ナショナル・ストーリー・プロジェクト』。 いきいきとアメリカの姿を描き出した、感動のプロジェクトを日本でも。 -
【電子版限定特典付】 少年の名はジルベール
【ご注意】 ※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 竹宮惠子の大ヒット自伝が、ついに文庫化! ★文中に多々登場する竹宮作品、書籍執筆時に著者が本当は入れたかった作品の中身(コミック立ち読みファイル)を、主だった12作品・計130頁の参考画像集として電子版だけに収録。 石ノ森章太郎先生に憧れた郷里・徳島での少女時代。 高校時代にマンガ家デビューし、 上京した時に待っていた、出版社からの「缶詰」という極限状況。 のちに「大泉サロン」と呼ばれる東京都練馬区大泉のアパートで 「少女マンガで革命を起こす!」と仲間と語り合った日々。 当時、まだタブー視されていた少年同士の恋愛を見事に描ききり、 現在のBL(ボーイズ・ラブ)の礎を築く大ヒット作品『風と木の詩』執筆秘話。 そして現在、教育者として、 学生たちに教えている、クリエイターが大切にすべきこととは。 1970年代に『ファラオの墓』『地球(テラ)へ…』など ベストセラーを連発して、 少女マンガの黎明期を第一線のマンガ家として駆け抜けた竹宮惠子が、 「創作するということ」を余すことなく語った必読自伝。 漫画ファンはもちろん、そうではない読者からも 感動の声が続々と寄せられ、 朝日、読売、毎日など各紙書評や 各種SNSで大反響だった単行本が、ついに文庫化。 カラーイラスト増ページ、「文庫刊行によせて」を収録。 -
「戦後80年」はあるのか――「本と新聞の大学」講義録
日本の「戦後70年」とは平和の時代であった。しかし今日「戦後レジームからの脱却」へ歩を進める政権によって、かつてないほど不安で希望の見えない時代が迫りつつある。果たして私たちに「戦後80年」は到来するのだろうか。比較敗戦論、論壇と出版、集団的自衛権と憲法、歴史学による戦前・戦後論、少子化問題、中央銀行の破綻……。日本の知の最前線に立つ講師陣が「戦後とは何か」を論じつつ、この先10年、日本が歩むべき道を提言する。朝日新聞社と集英社による連続講座シリーズ「本と新聞の大学」第4期の書籍化である。【目次】まえがき 姜尚中/第一回 基調講演 一色 清×姜尚中/第二回 比較敗戦論 敗戦国の物語について 内田 樹/第三回 本と新聞と大学は生き残れるか 東 浩紀/第四回 集団的自衛権問題とは何だったのか 憲法学からの分析 木村草太/第五回 戦後が戦前に転じるとき 顧みて明日を考える 山室信一/第六回 戦後日本の下半身 そして子どもが生まれなくなった 上野千鶴子/第七回 この国の財政・経済のこれから 河村小百合/第八回 総括講演 姜尚中×一色 清/あとがき 一色 清 -
女は何を欲望するか?
性差を取り払おうともがけばもがくほど、差別が助長される現実。世の中の悪の原因を頑なに男社会に求めたがる独特のフェミニズム論を、柔軟な論理力と明快な言語で喝破してゆく。 -
健全な肉体に狂気は宿る ――生きづらさの正体
30代女性を縛る「自己実現」イデオロギーの呪縛を、解き放とう!生存戦略としての中腰姿勢、未来への敬意、そして身体信号に向き合うことを、今こそ見直そう! -
態度が悪くてすみません ――内なる「他者」との出会い
現代思想界の旗手が、社会システム論、死生観、人生観を通じて、自分の内なる「他者性」と「未知」と向き合い、時空間での自己マッピング力を身につけることの重要性を説く。生きづらさに悩む人に贈る出色エッセイ。 -
ぼくたち日本の味方です
3.11後の日本をどう生きるか―― 渋谷陽一氏の司会で、国内政治をテーマに二人の論客が対談するシリーズ第二弾。2010年11月から2012年2月にかけて、東日本大震災をはじめ、沖縄基地問題、橋下徹論、原発問題、天皇制、経済成長、民主主義などを語り合った。 <わたしたちは、やがて、いなくなるが、わたしたちの後から来る人たちのために、「ニッポン」さんには、まだまだ頑張ってもらわなきゃならない。そのためにどうすればいいか。わたしは、ない知恵をふりしぼって考えてみた。みなさんが考えるためのヒントに少しでもなれば幸いである。>高橋源一郎「文庫版のためのあとがき」より ※このコンテンツは『どんどん沈む日本をそれでも愛せますか?』(2012.6 ロッキング・オン刊)を改題したものです。 -
竹と樹のマンガ文化論(小学館新書)
内田樹×竹宮惠子の目ウロコ初対談。 内田樹と竹宮惠子の初対談。日本のマンガはなぜグローバルになったのか?よくある質問だが、誰も言わないことを言う内田樹と、少女マンガの常識を打ち破ってきた竹宮惠子は、思いがけない理由を次々とあげる。核心になるのは「オープンソース」。マンガは描き手が次々生み出す手法をコンピュータのOSのように公開し、誰が使ってもいい許容の中で成長してきたからすたれない、と言う。 ふたりは共に1950年生まれ。戦後マンガの黄金時代の始まりと成長期がぴったり重なった世代で、人生が変わるくらい大きな影響を受けた。マンガ家とヘビー・リーダーに分かれたが、共に大学教授になるなど、じつは共通点が多い。奥深いマンガ界に迫る「竹と樹の詩」ならぬ「竹と樹のマンガ論」。 -
嘘みたいな本当の話みどり 日本版ナショナル・ストーリー・プロジェクト
泣いた、笑った、驚いた! 今回も、日本全国からとっておきの“嘘みたい”な話が集まりました。選者・内田樹、高橋源一郎両氏の琴線に触れた実話145編に、田原総一朗、横尾忠則、立川談春、三浦大輔、小泉武夫、近藤聡乃、山崎ナオコーラ、横塚眞己人氏、計8名の「あの人の『嘘みたいな本当の話』」も特別収録。 『きょうの猫村さん』で大人気・ほしよりこさんのたのしいイラストも満載です!! -
善く死ぬための身体論
緊張と不安の時代に、「善く死ぬ」とはどういうことか? 武道、呼吸、瞑想からヒマラヤでの想像を絶する修行までさまざまなエピソードを通じて、武道家にして思想家の内田樹と、ヨーガの大家、成瀬雅春が死について縦横無尽に語り合う。そもそも死は病ではなく、いずれ誰にも訪れるもの。むやみに恐れるのではなく、生の充実を促すことが善き死を迎える準備となりうるというヒントを、ふたりの身体のプロがやさしく教える。 -
人口減少社会の未来学
文明史的スケールの問題に挑む! 21世紀末、日本の人口が約半数になる⁉ この大きな変化に対して私たちは何をなすべきか。 人口減少社会の「不都合な真実」をえぐり出し、文明史的スケールの問題に挑む“生き残るため”の論考集。各ジャンルを代表する第一級の知性が贈る、新しい処方箋がここに。 【目次】 ・序論 文明史的スケールの問題を前にした未来予測 内田樹 ・ホモ・サピエンス史から考える人口動態と種の生存戦略 池田清彦 ・頭脳資本主義の到来 ――AI時代における少子化よりも深刻な問題 井上智洋 ・日本の“人口減少”の実相と、その先の希望 ――シンプルな統計数字により、「空気」の支配を脱する 藻谷浩介 ・人口減少がもたらすモラル大転換の時代 平川克美 ・縮小社会は楽しくなんかない ブレイディみかこ ・武士よさらば ――あったかくてぐちゃぐちゃと、街をイジル 隈 研吾 ・若い女性に好まれない自治体は滅びる ――「文化による社会包摂」のすすめ 平田オリザ ・都市と地方をかきまぜ、「関係人口」を創出する 高橋博之 ・少子化をめぐる世論の背景にある「経営者目線」 小田嶋 隆 ・「斜陽の日本」の賢い安全保障のビジョン 姜尚中 内田樹×藻谷浩介の特別対談「世界の人口動態と帝国再編」を収録 ※この電子書籍は2018年4月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。 -
反知性主義者の肖像
〈本書は、単行本『コロナ後の世界』(2021年 文藝春秋刊)を文庫化にあたり改題したものです。〉 「生きている気」がしなくなる国で 陰謀論、他者への悪意、排外主義……社会の病毒をえぐり再生への道筋を示す処方箋。文庫化企画として森本あんりさんとの対談を掲載。 なぜ日本は”生きている気”がしない国になったのか。「自分は正義を執行している」と信じる人は時にとてつもなく残酷になれる。尖った言葉が蔓延する社会で「親切」であることの意味を問う言葉の処方箋。『コロナ後の世界』を改題し、文庫化特別企画として『反知性主義』『不寛容論』の著者、森本あんりさんとの対談を収録。 単行本 『コロナ後の世界』2021年12月 文藝春秋刊 文庫版 2025年12月 文春文庫刊 ※文庫化にあたり改題 この電子書籍は文春文庫版を底本としています。 -
コモンの再生
知の巨人が語り尽くす、日本への刺激的処方箋 いつの間に、日本はこんなに生きづらい、貧しい国になってしまったのか? なぜ、こんなにデタラメな政治がまかり通る世の中になってしまったのか? その答え、実は「コモン」ですべて説明できるのです。 AIによる大量失業、富の一極集中、アンチ・グローバリズム、人口減少による高齢化と過疎化…… いよいよ限界を迎え、音を立てて軋んでいる資本主義。 その背景には、昔はどこにでもあったコモン(共有地)の喪失がある。 今こそ分断を超え、新しい共同幻想を立ちあげるときだ。 絶望の果てに光を見出す希望の書。 巻末に文庫版特別付録として、東京大学大学院准教授・斎藤幸平との対談「心地よい、新しいコモンについて語ろう」収録! 21世紀の新たな「囲い込み」を警戒せよ! そこには、ディストピアしかない──。 ・西部劇「シェーン」は「コモンの消失」という悲劇を描いていた ・「貧困は自己責任」と切り捨てる心理 ・「青年」も「旦那」も消え、子どもおじさん・おじいさんが出現 ・「一罰百戒」で委縮するテレビ局や大手メディア ・ディープ・フェイクの時代を生き抜くために ※この電子書籍は2020年11月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。 -
君たちのための自由論 ゲリラ的な学びのすすめ
かたや哲学者であり武道家、かたやアフリカ・マリ出身の元大学学長。2人の個性派教育者による、自由すぎるアドバイスとメッセージ。曰く、「管理から逃れて創造的であるために、もっと“だらだら”しよう」「“ゲリラ的”な仕掛けで、異質なもの同士の化学反応を生み出そう」「将来は“なんとなく”決めるべし」「“なんでやねん!”とツッコミを入れて、自らの中に問を立てよ」等々。若い人たちが「大化け」するためのアドバイスとメッセージを、コロナ禍の教育現場から発信。かくも窮屈で不自由な世界を、君たちはどう生くべきか? 京都精華大学で行われた人気講義「自由論」をもとに、新規に語り下ろした対談などを加えて構成。 -
新世界秩序と日本の未来 米中の狭間でどう生きるか
「台湾侵攻」は起こるのか? コロナ後の覇権国とは? 時代を代表する論客ふたりが、不透明な世界の先行きを展望する! コロナ禍という未曽有の大惨事を経て、世界情勢は大きな変化を遂げた。アメリカではバイデン新政権が誕生し、国際協調路線を推し進めている。他方、中国は香港やウイグルの問題を抱えながらも「ワクチン外交」を繰り広げ、世界的に影響力を拡大しようとしつつある。こうした米中の覇権抗争のもとで、今後の世界はどのような動きを見せていくのか。アメリカを覆う「分断」の歴史的背景、中国の積極的な対外進出の裏側にある「焦り」の正体、そしてこれからの日本の展望などについて、時代を代表する論客ふたりが縦横無尽に議論する。 -
生きづらさについて考える【毎日文庫】
「自分が機嫌よくいられる場所」を見つけよう 「最悪の時代」を生き抜くためのウチダ流哲学 【本書の内容】 特に今の若者たちはほんとうに厳しく、生きづらい時代を生きていると思う。 僕が10代だった1960年代は明るい時代だった。 米ソの核戦争が始まって世界が滅びるのではないかという恐怖が一方にはあったが、そんなことを日本人が心配しても止める手立てもない。 「どうせ死ぬなら、今のうちに楽しんでおこう」という半ばヤケクソの、ワイルドでアナーキーな気分が横溢していた。 だから、自由で、民主的で、いろいろな分野で次々とイノベーションが起きるとても風通しのいい時代だった。 それに比べると、今の日本の社会はとても風通しが悪い。息が詰まりそうだ。 誰もが「生きづらさ」を感じている。世界は移行期的混乱のうちにあり、あらゆる面で既存のシステムやルールが壊れかけているのに、日本の社会はその変化に柔軟に対応できず、硬直化している。 当代きっての思想家・内田樹が、この国の閉塞感の原因を解きほぐし、解決のヒントを提示する。 巻末に「あとがき リーダビリティとは何か」を加え、待望の文庫化!