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竹宮惠子の大ヒット自伝が、ついに文庫化!
★文中に多々登場する竹宮作品、書籍執筆時に著者が本当は入れたかった作品の中身(コミック立ち読みファイル)を、主だった12作品・計130頁の参考画像集として電子版だけに収録。
石ノ森章太郎先生に憧れた郷里・徳島での少女時代。
高校時代にマンガ家デビューし、
上京した時に待っていた、出版社からの「缶詰」という極限状況。
のちに「大泉サロン」と呼ばれる東京都練馬区大泉のアパートで
「少女マンガで革命を起こす!」と仲間と語り合った日々。
当時、まだタブー視されていた少年同士の恋愛を見事に描ききり、
現在のBL(ボーイズ・ラブ)の礎を築く大ヒット作品『風と木の詩』執筆秘話。
そして現在、教育者として、
学生たちに教えている、クリエイターが大切にすべきこととは。
1970年代に『ファラオの墓』『地球(テラ)へ…』など
ベストセラーを連発して、
少女マンガの黎明期を第一線のマンガ家として駆け抜けた竹宮惠子が、
「創作するということ」を余すことなく語った必読自伝。
漫画ファンはもちろん、そうではない読者からも
感動の声が続々と寄せられ、
朝日、読売、毎日など各紙書評や
各種SNSで大反響だった単行本が、ついに文庫化。
カラーイラスト増ページ、「文庫刊行によせて」を収録。
Posted by ブクログ 2020年01月15日
表紙のジルベールが半端なく美しい。単行本で出たときは、購入するのを躊躇ったくらいだった(苦笑)。文庫本は意を決して購入した。サンキュータツオ氏のあとがきの最初の一文は、「これほどシビれる読後感を抱くことはなかなかない」。思わず膝をたたいていまった。全くそのとおりだった。
この本は主に竹宮先生のデ...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年01月11日
今や少女漫画は、60代80代になった大人をも満足させられる芸術の一部門になっているが、竹宮さんがデビューした頃はまだ、“女子供のモノ”と少年漫画に比べて少し下に見られる分野だった。
かく言う私も、中学生になると、お決まりハッピーエンドの少女漫画に興味を失い、少年漫画を主に読むようになった。
それゆえ...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年04月23日
「大泉」の死によせて、竹宮惠子は壮麗な墓へ美しい花を手向けるように語るけれど、萩尾望都はいまだ埋葬も叶わぬその死体と暮らしていると悲痛に告げる。
わたしは10代からの萩尾望都の大ファンであるけれども彼女たちが少女漫画雑誌の表紙を飾っていたころの世代ではない後追いファンで、『一度きりの大泉の話』の読...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年04月24日
『一度きりの大泉の話』を読んだので、こちらも読まなければフェアじゃないと思い、読む。
やっぱり竹宮さんは賢くて情熱的な人だなと思う。
萩尾さんの本でもアシスタントに対する注文が非常に的確だったとあったが、この本を読んで納得した。漫画だけでなくあらゆる芸術作品をきちんと研究・分析し、それをどう漫画の表...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年01月30日
萩尾望都先生の大泉の話を読んだので、もうお一方の側面からと思いこちらも。
デビューから「風と木の詩」で地位を確立されるまでの竹宮惠子先生のお気持ち、葛藤が綴られている。もちろん、萩尾望都さんとの日々や彼女に他強いて感じていた感情も。
望都先生の本にも書かれているエピソードともつながり、こんな私的...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年11月29日
萩尾望都派だけど竹宮恵子の名に反応してしまうのは、やはりどちらも読み漁った世代だからなのか。デビュー前後のこと、代表作秘話、「大泉サロン」での繋がりなど、これまで知らなかった知りたかったいろんなことを興味深く読んだ。あのときこうなったのはそういうことだったのかーとか(ただコミックス追っかけ派なので雑...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年06月29日
まず表紙のジルベールの美しさに惹かれ
やはり竹宮先生は素晴らしいと第一に
思った。
先に萩尾望都先生の、一度切りの大泉の話を
読んでいたのでどちらの立場が良いか悪いか
は別として、大泉サロンと言う場所から
全てがはじまり二人の偉大な漫画家が
誕生した事に読み手の私達は感謝している。
竹宮先生の風と木...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年02月12日
秀才の苦悩と独白。
でも、それだけではなく
個人的には創作の過程や、
ストーリー作りなどにおいて
とても参考になりました。
萩尾望都さんの「一度きりの大泉の話」
の存在が気になり、
まずはこちらからと思い手に取った本です。
動機は不純ですが、
竹宮惠子さんと萩尾望都さん。
少女漫画界の重鎮とさ...続きを読む
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