ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 傲慢と善良

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    傲慢と善良、自己愛と謙虚、意志と社会の標準。全てが共存するけど、本質は何か。
    そんな問いが普遍的で色んな世代に刺さるのだろう、と自分には中年危機で感じるわだかまりをクリアにする内容だった。

    ちなみに、
    「拘泥」、この本で初めて知った単語。1度しか出てこなかったと思うが、とても刺さった。自分の中の教科書にある、なかなか書き換えられないもの。そんな感じ。

    後、朝井リョウの解説が言い得て妙。凄すぎる。本が気になったらこの解説で知った気になっても良い(本人曰くネタバレは避けてるとか)くらいのストーリーは大ネタバレ、エッセンスは読んでこそ。

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    2026年05月28日
  • きょうの日はさようなら 完全版

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    面白かった〜
    余韻が長く続く小説だ…
    途中で泣きそうになり、ある展開で鳥肌が立ち…久しぶりに小説の醍醐味を味わえた気持ち

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    2026年05月28日
  • 極楽征夷大将軍 上

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    足利尊氏の話。
    マンガ。逃げ上手の若君が大好きなので読んでみたら、メチャクチャ面白い!!!

    逃げ若の尊氏は曹操っぽいが、こっちは劉備っぽい!!ホントになんだが、よくわからない天下人っていう評価なんだなぁ。逆にマンガではカッコ良かった後醍醐天皇と護良親王が少し、嫌な感じで書かれているのが新鮮。

    しかし、自分は逃げ若を読んでいたから、なんとかなったが、でてくる登場人物。これ初見だと、「高氏」「高国」「高家」「高時」がややこしすぎて発狂するのでは?

    しかし、顔はぎエピソード。口での白刃どり等が出てくると思わなかった。これは、太平記にある描写なんだろうなぁ。

    後半も楽しみすぎる!!

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    2026年05月28日
  • ビリー・サマーズ 下

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    凄腕の暗殺者が最後の仕事として請け負ったのは、200万ドルという破格の報酬の仕事。ただし暗殺のチャンスが巡ってくるまでに時間がかかる。それまでに町の住人として馴染んでおくという準備期間も含めた報酬。仮の仕事は駆け出しの小説家。どうせならと自伝を描き始める。彼の過去と現在が並行して語られていく。いつもと違うスタイルの仕事に、違和感もあり警戒しながら、偽装の日常生活を送る主人公。生き生きと描かれた日常生活も魅力的だ。読者としても、あぁ、このまま暗殺なんて起こらず、このままの日常が続けば良いのにと思ってしまう。(それでは小説にならないのはわかっているのだけど。)とても面白かった。

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    2026年05月28日
  • 生殖記

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    ネタバレ

    語り部として最強じゃないか?生殖本能。
    三人称でありながら、「視点」はあくまで一人称。地の文は全てモノローグになる。とっても新鮮でした。

    この本がテーマに置く内容としては、異性愛か同性愛か、その他だとしてもなんとな〜くしっくり来るような気がする。後半にかけて尚成の思考に合わせて気持ちが明るくなっていくのもこっちまで共感しました。

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    2026年05月28日
  • カリオストロ伯爵夫人

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    別サイトから読書歴を移設。
    あまりにも有名すぎるアルセーヌ・ルパン、でも作品に触れたのはこれが初めて。まだルパンとなる前の青年時代のお話。 物語が二転三転して最後までどうなるのか読めなかった上に、エピローグでもええっ!な展開。他の作品もきになるな~。 それにしても伯爵夫人、もっと賢く立ち回れたろうになぁ。結局は惚れたことが弱みになっちゃった。庇護の対象に見えていたクラリスが一番最強ではなかろうか。

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    2026年05月28日
  • お父さんはユーチューバー

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    「YouTuber」という現代の人達がイメージしやすいジャンルを用いて家族の素晴らしさを上手く書けてると感じました。
    小学5年生の主人公が同級生からYouTubeのことを知り、父にユーチューバーをやってみるように提案し、収入の額を聞いてやる気になるところから物語が始まります。
    飽き性の父はYouTubeにだけは熱心に取り組んでいく過程もまた興味深く非常に面白い作品でした!

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    2026年05月28日
  • 母という呪縛 娘という牢獄

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    こんな母親でも、母が喜んでくれることを嬉しいと思ってしまう。そんな子どもに備わった宿命のようなものが切ない。生存本能ともいえるその初期装備がなければ、子どもを親自身の承認欲求や不安の穴埋めにしてしまう親から、もっと強い意思で逃げられるのかもしれないのに。

    親の未熟さが子どもの人生に直撃した、この親子の例を見ていると、出産に適性検査があってもいいのではないか…そんな考えが自分の中にあることを、改めて認識させられた。もちろん、そう思わない日もあるのだけれど。

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    2026年05月27日
  • 三千円の使いかた

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    月収に続いて、また価値観さまざま系
    三千円という絶妙な金額で話が広がっていく感じ、みんながやんわり繋がってる感じ面白かったー

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    2026年05月27日
  • たゆたえども沈まず

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    2026/32
    ──いちばん描きたいものを、私は、永遠に描くことができません。
    「絵画」というものに本気で向き合ってる4人のお話
    1つの絵画の作品で、こんなに情景が思い浮かびやすいお話をかける原田マハには本当に感銘を受けます……流石キュレーター!
    C’était très bien !

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    2026年05月27日
  • 告白

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    読書はダラダラとやってしまいがちだけど、続きが気になって通勤電車内・昼休み・帰宅後の時間全部使って一日で読んでしまった
    ひとつの出来事も語る人によって全然書かれ方が違うのは「人間でこういうもんだよな」と思った。新任の先生をやたら悪く書く委員長の女の子とか。そこまで悪く言わなくても…と思ったら終盤で渡辺も同じように書いててやっぱりそうなんだと思った。
    下村母のエピソードが一番怖かった

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    2026年05月27日
  • 私たちはたしかに光ってたんだ

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    ネタバレ

    学生時代に全力を注いだこと、好きだったこと、好きだった人たち。大切な思い出を遠くに追いやってなんとか社会人として働き続けてきた私には、破壊力抜群の物語でした。読んでると鼻がツンとして目が熱くなりました。えぐられる。出てくる音楽も雰囲気もあまりにも私が好きだったものだったので眩しかった…。
    あの頃の自分自身と再び出会えたというか、繋がれたというか、当時のことも今日までの選択も許せたような、そんな感じがして、本当に最高でした。力強い全肯定ではなくて、迷いながらも、過去から現在に光が差すような読後感でした。

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    2026年05月27日
  • チルドレン

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    読みやすくて面白くてどんどんページが進んだ
    いくつかの短編になっているので通勤時間中に読むのにちょうど良かった
    永瀬と陣内の関係性が心地よいなと思った

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    2026年05月27日
  • 汝、星のごとく【電子限定特典付き】

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    一気に読んだ。途中メンタルきつかった。お互い募っていく気持ちが苦しかった。強く生きるってなんだろう。自分のしたいことってなんだろう。どこに行っても周りの目を気にしてしまう私には、どうしようもなくかっこよく見えた。惹かれ合うって素敵。

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    2026年05月27日
  • 魔眼の匣の殺人

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    クローズドサークル、人が減るにつれて減る人形。ど定番なのに最後には予想を全てひっくり返された。

    予知能力と言う非現実が殺人と歪に絡まっていているのに最後には丁寧に解いていく作業が前作同様上手で読みやすかった。

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    2026年05月27日
  • すべてがFになる THE PERFECT INSIDER

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    ネタバレ

    推理パートがあまりにも面白くて手が止まらなかった。これまで謎とされていた事が一つずつ、そして正確に紐解かれていく様が気持ちよくて自分も頭が良くなったと錯覚するほどだった。

    森博嗣先生の作品を初めて読んだがここまで面白いとは。正直前半くらいは難しい言葉や口調もあって??が浮かぶ時はあったが、慣れてくると気持ちよく読む事ができた。

    S&Mシリーズ、全て読んでみたいと思える一冊だった。

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    2026年05月27日
  • 母という呪縛 娘という牢獄

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    ミステリー小説を彷彿とさせる序章にグイグイ引き込まれました。良かった。こんな言い方しちゃだめな気もするけど娯楽として楽しめた。野次馬?

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    2026年05月27日
  • 遊び人 新・秋山久蔵御用控(二十四)

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    書店で本を手に取って初めて、藤井邦夫氏が逝去されていたことを知りました。上田秀人氏といい、まだまだ作品を書いて頂きたかったです。

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    2026年05月27日
  • 三千円の使いかた

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    住宅ローン返済、奨学金、親の老後、子供の教育資金…いずれ考える必要はあるが後回しにして、なるべく考えることを無意識に避けていた内容を突きつけられた。三千円だとしてもお金の使い方にその人の人生が表される。「他人は他人、自分は自分」と言い聞かせて、自分の物差しで人生を豊かにしていきたいと思った。

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    2026年05月27日
  • 貸し物屋お庸謎解き帖 絵草紙と隠金

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    今回はちょっと陰謀の話も出てくるけれど、
    人情物にあやかしと今回もバランスのいい構成。

    最後の「名残雪の別れ」は
    そんじょそこらのホラーなら軽くあしらえる程度に怖かった。

    シリーズとして、ひとつ大きな区切りとなるエピソードでもあった。

    やっぱりちゃんと進行があると読んでいて安心感がある。

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    2026年05月27日