ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 紅蓮館の殺人

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    建物の構造が文字だけでは分かりずらかったので何回か読んだり図を見たり少し時間かかった。
    少年たちの青臭い感じも良かった。

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    2026年08月13日
  • それでも日々はつづくから(新潮文庫)

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    すごい好きな感じだった。
    なんかこうあんまり全てを言語化しない感じ、雰囲気が合ってた。
    サラッと読めてしまう。

    ボクたちはみんな大人になれなかったも見てよかった。

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    2026年08月13日
  • はじまりのスープ、夏ゼリー

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    あることをきっかけに、人と深く関わることから距離を置くようになった主人公。

    ぶっきらぼうで、どこかやさぐれているようにも見える。けれど、「料理」を通して人と向き合う姿はとても真面目で、誠実だった。誰かのために料理を作り、その人が食べる姿を見て、また少し人と関わっていく。その不器用さも含めて、とても好きな主人公に出会えたと思った。

    周囲の登場人物たちも素敵だった。中でも大家さんとのやりとりが大好きになった。

    「傷つかない位置で手を伸ばしたって、何にも届かないよ」

    この言葉が特に心に残った。

    人と関われば、傷つくこともある。だから距離を取れば、自分を守ることはできるのかもしれない。でも、

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    2026年08月13日
  • エピクロスの処方箋

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    「スピノザの診察室」を読んだとき「第二弾が出たら読みたい」と思っていたのと、期待を裏切らない内容だったので良かったです。

    緑樹庵清水の金平糖、大黒屋の御鎌餅、満月の阿闍梨餅、ゑびす屋加兵衛の矢来餅、(北野の)長五郎餅はすべて実存するお店の実存するお菓子ですね。

    レストラン蓮花門というのはどこのお店なんでしょう?東寺に「蓮華門」という門は確かにあるのですが、その近くにあるのは「おはぎの巴屋」くらいしか分かりませんでした。(←めちゃくちゃ美味しいです)

    あと、祇園の料亭・蛍屋ですが、祇園・鷲尾町に「ほたる」という料亭はあるようなので、ここのことかな?と。まぁ、こちらにお邪魔することは難しそう

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    2026年08月13日
  • 本性

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    ネタバレ

    とにかくエロシーンが多い

    ネタバレ

    サトウミサキといういくつもの男を虜にさせる魅惑の女による、中学校でいじめられて自殺未遂をした弟・浩紀の復讐劇

    4人の浩紀に関わった者たちと2人の刑事の視点で物語が進む。
    とくに3人目の青木繁子の章が衝撃的
    認知症っぽいおばあちゃん・繁子の家に孫の嫁・茜とサトウミサキが世話しに来る
    繁子は息子・一彦はどこに行ったのかと度々尋ねるが、答えは帰ってこない

    繁子だと思っていた人物は実は一彦であり、一彦は繁子を殺害して地下に埋め、繁子になりきって生活していた
    一彦は居眠り運転で孫を殺し、自分は生き残ったことを繁子から散々責められた(繁子は息子には厳しかったが孫

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    2026年08月13日
  • 熟柿

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    罪を犯してしまった人の償わなければならない使命と、判断力が無くなってしまう子どもを愛す気持ちの重さに苦しくなった。
    ひき逃げをしてしまう場面、その事故の真実が分かってしまう場面、その事実を知っていく息子の過程…と、読み進めるうちにますます辛くなって、時間が経つにつれて柿が熟れていく感じがして本当にオシャレ(というかなんというか)
    熟柿というタイトルがきれいに拾われていくのがとにかく感動した。

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    2026年08月13日
  • 地雷グリコ

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    面白かった〜!
    超ハイレベルな頭脳戦、心理戦、騙し合い。
    皆がよく知っている遊びに少しルールを加えるだけで、一気に複雑になる。
    話が進んでいくと、少しずつ真兎ちゃんの女子高生らしい歳相応な部分も見られてよかった。
    爽やかだけど手に汗握るバトル。最高でした!

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    2026年08月13日
  • 楽園

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    不動産の管理をする康之は、失踪した店子・海原が残した住所録からとある山奥の物件の存在を知る。海原の手がかりを求め、恋人の沙織と共にそこを訪れた康之は、謎の住人たちによりそこに閉じ込められることになった。脱出するための条件は、その土地「楽園」の住人を一人殺すこと。しかしタイムリミットが迫る中、予想外の事件が起こる。
    「方舟」から続くシリーズですが、この一作だけでも読めないことはありません。が、「方舟」「十戒」を読んでおくに越したことはありません。そしてシリーズ読者ならきっとあの人があの人なので……と推理はできるものの、それでも全部は見抜けませんでした。罪の担保なくして外に出る方法は思いついたし、

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    2026年08月13日
  • この世界からサイがいなくなってしまう アフリカでサイを守る人たち

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    動物園でもそこまで気にしない存在であったサイがこんなに減っているとは。驚きの連続だった。角の密猟が貧困問題に結びついているのが深い。根本的な貧困問題から向き合うしか解決の糸口は見つからない気がする。必死で治療をする獣医や世話をするレンジャーたちの姿がまぶしかった。現地のアフリカ人たちは、自分が暮らす周辺に広がっている動物保護区には入場料がなく入れず、野生動物を見たことがないと言っていたのは驚きました。子供たちにもぜひ読ませたい一冊です。

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    2026年08月13日
  • 正欲(新潮文庫)

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    ネタバレ

    1人ずつ正義がある、ということを無意識にしてしまう怖さを知った。
    自分の当たり前を当たり前としてしまう浅はかさ、他人の背景を考えない早計さ。
    人を責め立ててしまうような気持ちは早々に鎮火するようになった。まだ一瞬火がつくときはある。
    ただ、他人の正義はわからない、という意識が強くなりすぎたのか自分の意見はさらに伝えることができなくなってしまったように感じる。分からないからこそ会話し続けることが大事なのに。

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    2026年08月13日
  • 開扉 警視庁異能処理班ミカヅチ

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    「その時」が来た。

    二度読みました。
    一度目はホントざっくりで重要な箇所だけじっくり。

    扉が開いたらどうなるのか、極意さんはどうなるのかが気になって仕方なかったので。

    結果号泣。

    全く予想もつかない展開になりました。
    (予想通りの人も居たと思います。)

    怜くん、広目さんの決死の活躍。
    極意さんはやっぱり極意さんだった。

    あと1作で完結。
    「アレ」との戦いにミカヅチは勝てるのか。
    そしてミカヅチはどうなるのか。

    楽しみです。

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    2026年08月13日
  • 口に関するアンケート

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    ゾワってする。ホラーって知らなかったからびっくりした。ページ数、サイズ感の割にしっかり詰まってた。怖いけどどんどん進みたくなる。書き方?が結構好き。普通に表紙が怖いです...。

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    2026年08月13日
  • YABUNONAKAーヤブノナカー

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    性加害をテーマにした百科事典のような一冊。この問題について考えられるありとあらゆる視点が全て詰め込まれている。そこに一切の説教臭さ、説明過多はなく、強い引力のある文章の連続に酔う。

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    2026年08月13日
  • スワイプ厳禁 変死した大学生のスマホ

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    スマホ型ってのが気になって読んでみた。ゾクゾクした。ドキドキが止まらなくてページめくるの怖かった。他人事じゃなくて自分事に見えるから余計に怖かった。

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    2026年08月13日
  • 52ヘルツのクジラたち【特典付き】

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    「52ヘルツのクジラたち」

    胸が苦しくなる話
    人が感じる感情を鮮明に目の前に突き付けられる
    幸せ、哀しみ、怒り、恐怖、無....

    感情の紆余曲折を経て逞しく美しいエンディング
    涙を流す瞬間は幾つもあった
    産まれてくる子に罪はない。親が全て悪い
    そうなんだけど、そうじゃない、でもそうなんだ
    綺麗事だけでは生きていけない、でも綺麗事を信じて生きていくことはできる

    世の中には人には言えない誰に言ったら良いのか分からない
    それぞれの52ヘルツがある
    全員の52ヘルツを聴くことは難しい
    聴くのにも責任と覚悟が必要
    私は自分の大切な人たちの52ヘルツを聴ける人になりたい
    52ヘルツを旋律して

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    2026年08月13日
  • プレゼント(新潮文庫)

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    発売前から話題になっていて本屋で見つけてすぐに購入。どの作家さんも読んだことのある、印象に残る作品のある方々。

    短編ですが、どのお話もすーっと入り込んで読書の醍醐味を存分に味わえました。江國香織さんの作品は読むのが20年ぶりくらいかも…

    真実のトランク、見越しのマツ、この二篇が特に余韻が残りました。

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    2026年08月13日
  • 夜は短し歩けよ乙女

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    非常に面白かった。文章には少しクセがあり、初めて聞くような単語が度々出てくるため少し読みづらさはあった。だが、それ以上に物語全体の世界観が非常に魅力的で特に木屋町や先斗町の雰囲気は異世界のような不思議な雰囲気が文章から表現されていて自分自身もそこで散策しているような不思議な気持ちになった。今度京都に行き、この本と一緒に聖地巡礼というものに挑戦したいと思う。本当に魅力的な作品だった。
    また、感想とは異なるが作中に出てきた虚心坦懐という言葉は人生において非常に大切な教えであると思い、座右の銘にしようと思う。

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    2026年08月13日
  • 満月珈琲店の星詠み~本当の願いごと~

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    ネタバレ

    前作より、占星術がさらに噛み砕いて表現されていました!
    どちらのお話も素敵なのですが、小雪さんのお話が凄く刺さりました。
    願いごとを整理しているところでは、じわじわ目頭が熱くなる…。
    一作ごとに完結形式だと思っていたので、前作の登場人物との繋がりが分かった瞬間嬉しかったです!
    最後には、「みんな、本当に良かったね…!」と思わずにいられません。

    私の本当の願いごとはなんだろう?…分からないから、私も満月珈琲店に行きたいなぁ…。
    とりあえず、今の本気のお願いは『いて座のりんご飴』を食べる事ですね、切実に…!

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    2026年08月13日
  • ファイア・ドーム 下

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    ネタバレ

    田舎に住んだ事のある人間にしかわからない、狭くて、呼吸できないほど息苦しい、逃げ場のない、社会。いいか、悪いか、ではなくて、良かれと思って、善人の皮を被って振る舞った結果を、誰も責任は取らない。火の粉が大きくなったあとには、誰も救済しない傷だらけの被害者の完成。美冬が、善意から生まれた悪意の塊に押しつぶされそうなあたりは、読んでいて辛く苦しくて、絶望を感じた。田舎ではもう生きては行けないと信じるほどだったのに、都会に出たら、誰も知らない、自分のことなんて。

    (噂ってなんなんだろうな。

    じゃあ、言っていたのは誰なんだろうな。自分じゃない。加担してたわけじゃない。
    誰も当事者にならないし、反省

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    2026年08月13日
  • 好きです、死んでください

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     インターネット番組『クローズド・カップル』という恋愛リアリティーショーに参加した小口栞は高校在学中に小説家デビューしたものの、それ以降は鳴かず飛ばずの大学生の小説家。彼はモデルや俳優などの芸能人とともに孤島で行われる番組の撮影に参加した。名物プロデューサーが仕掛けるその番組は恋愛リアリティーショーとは別に出演者にも伏せられたある何かが起こるそうなのだが。そしてはじまる虚構の中の『推理劇』がはじまるのだが、実際の殺人が起こってしまい……。
     ということで本書は孤島での恋愛リアリティショーという特殊なクローズドサークルの中で起きた虚実曖昧な殺人事件を描きつつ、外野から本来見えないショーの内幕に隠

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    2026年08月13日