ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 三千円の使いかた

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    「他人は他人、自分は自分」分かってはいるけど、ぼんやりとした将来への不安から他人と比較してしまう。その中で、少しの希望の光を見出し、一歩前に進んでみる。その過程で周りの人の温かさに触れるエピソードに思わず涙がこぼれてしまった。人生はそうやって前に進むしかない。

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    2026年09月03日
  • アフリカから来たランナーたち 箱根駅伝のケニア人留学生

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    箱根駅伝やニューイヤー駅伝、高校駅伝でアフリカ人ランナーがいるのは当たり前の風景になっているが、彼らがどういう環境で育ち、なぜ日本に来て走っているのか、このあとどういう人生が待っているのかなど、あまり深く考えたことはない。本書はそれらの疑問に、アフリカでの取材を通して真っ向から挑んだ力作です。
    さらには、ランナーの世界だけではなく、日本で働く外国人たちに対する日本人のスタンスにも切り込んで論じていて、読み応えのあるルポルタージュでした。

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    2026年09月03日
  • すべてがFになる THE PERFECT INSIDER

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    ネタバレ

    大学生のとき以来とかの再読。やっぱり抜群だなあ。登場人物のセリフのパンチラインがすごい。森先生、引退撤回してあと100年くらい書いててくれないかな。。。

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    2026年09月03日
  • 食べごしらえ おままごと

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     熊本県天草生まれ水俣育ちで、水俣病患者に最期まで寄り添った作家の石牟礼道子。本書は主に幼少期の、食にまつわる思い出を綴ったエッセイ。
     米も野菜も、味噌も醤油も自宅でまかなった戦前の田舎では、家事は現代からは想像出来ないほど重労働で過酷だったと思うが、熊本弁混じりの滋味深い文章で綴られるとノスタルジックに輝いて見える。著者と縁の深い熊本の橙書店で購入。今年は水俣病70年。前回の地震から10年の節目に再び大地震にも遭ってしまった。全国の方に末永く注視していただきたいと切に願う。

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    2026年09月03日
  • 人質の朗読会

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    自分ならどういう物語を語るのだろう。

    異国で反政府ゲリラに拉致され、監禁された8人の人質が朗読し合った物語。
    日常で起きたささやかな出来事についての人質たちの語りは、彼らが悲劇的な死を迎えることをあらかじめ知らされていることで、静かな祈りとして、そして、生きていた証として胸に響く。

    生きている一人ひとりに物語があるのだということ。それを聞くことは一人ひとりが生きた証になるということ。
    物語とは本来そういうものなのかもしれないなあなどと思った。

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    2026年09月03日
  • ワセダ三畳青春記

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    一気に読んだ。
    面白くて次が気になって仕方なくなった。
    もし今もあるのならワセダの野々村荘やクルミの木を見てみたいと思った。

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    2026年09月03日
  • 私たちの世代は

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    あの時から世界が一気に変わった。一人でも何不自由なく生きていける世界になった。いや、元からそうだったのかもしれないがそれに慣れて逆に人と関わることが難しいと感じてしまう、一人の方がどうしても居心地が良くなっている。
    町から人が消え、その分携帯の中に人が溢れている当時の異様な光景。SNSで簡単に人と出逢えること。その分簡単に離れることが出来てしまうこと。目に見えないウイルスだからこそ人々がピリピリしていること。『やっぱり他人より自分』それだけが目に見えて怖かった。誰も悪くないからこそ誰も責めることが出来ないからこそぶつける所がなくやるせなかったこと。これから先一生忘れることはないと思うし、忘れて

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    2026年09月03日
  • 時穴みみか

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    同じ年代に生きていたから昭和の様子がとても懐かしく思い起こされる。最後はホロリとしてしまった。カンバちゃんちもビルになってたけど、中板もみんなビルになっていた事を思い出す。堀越さんちとか…ね。

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    2026年09月03日
  • 神さまのビオトープ

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    なぜだろう?凪良ゆうさんの作品を読み進めると、
    私の中で「愛おしさ」がいっぱい溢れてくる。人間愛の不自由さが描かれているけれど、それ以上に登場人物(幽霊、ロボットも含む)達が、せつなく愛おしく涙になる。狩野くん、春くん、愛する人を守ってね。

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    2026年09月03日
  • BUTTER

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    序盤のカジマナのカルト教祖感とバター醤油ご飯をはじめとするご飯の美味しそうさにとても惹きつけられた!

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    2026年09月03日
  • 金田一耕助ファイル5 犬神家の一族

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    さすが名作の面白さだったー!!
    小さい頃なぜか映画を見て、佐清の顔と菊人形死体が怖かったのをとても覚えていた
    ずっと薄暗い雰囲気と血縁者のドロドロ、最後に明かされる辛すぎる真実
    続きが気になりすぎてかなり一気読みした。

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    2026年09月03日
  • おかえり横道世之介

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    大好きな横道世之介!
    大学を卒業し、就活もパッとせずバイトで生活する世之介

    「横道世之介」を友達に勧めるときにどう説明したら分かってもらえやすいかずっと考えてた
    簡単に説明すると愛されキャラの世之介くんがちょっとずつ成長し人との繋がりを作っていく
    なんだけどそれだけじゃない良さがたくさんあって、なにか上手く伝えられないかずっと考えてたけど
    今回で少し分かった!

    まずは世之介が「善良」なこと
    そしてどこか自分たちと重なるところがあるところ

    唐突に何の前触れもなくフッと、もう何年も会ってない同級生や昔の職場で出会った人のことを思い出すことがあるけど、ストーリーの展開がそうなんだろうなと
    そし

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    2026年09月03日
  • 動く指

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    びっくりするくらいミス・マープルが出てこないんだけど、今までのマープルシリーズの中で1番好き。
    あしながおじさん的な展開にきゃー♡となりました!

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    2026年09月03日
  • 竜宮ホテル 魔法の夜

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    小学生の頃に児童書を読みまくっていた村山早紀さんの本!! 確定で面白いだろうと長旅のお供に読みました
    不思議な世界の描写がとても綺麗で細かくて、想像しながら読むのがとても楽しかったです!綺麗で美しくて度々涙が出そうになりました。
    私のファンタジー好きはこの方の本から始まったよな〜やっぱり好きだな〜としみじみ。
    あとこちらは竜宮ホテルシリーズの2らしいので、1も是非とも読みたいです!!

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    2026年09月03日
  • わすれなぐさ

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    やっぱり日本人って昔からこういうの好きなんだな…とすごく思った!少女3人の三角関係?のお話。
    今風に言うと 一軍トップの陽子と、真面目陰キャの一枝、変わり者の牧子。
    なぜか陽子が牧子を気に入って連れ回してドタバタやるシーンは古さを感じませんでした。
    昭和の男性作家はよく読んでるけど女性作家はあまり読んだことないな、あの時代の男尊女卑ってひどいけど、女性作家はどう書いてるんだろうと思い読みました。
    牧子の父の思考(女は結婚して子供産めば勉強などどうでもいい。男は勉強して俺の後を継げ)がキツすぎて本気で腹が立った。
    解説を読んで更に納得。あの時代はそれが当たり前だったのですよね…

    また少女小説と

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    2026年09月03日
  • 風ヶ丘五十円玉祭りの謎

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    高校生時代の夏休みの日常ミステリ☆*:.。.
    高校生らしい瑞々しいライトなストーリー

    裏染天馬シリーズ第3弾は連作短編集。
    毎度の安定したメンバーが、いや天馬クンが
    日常ミステリを解決いたします。

    天馬クンは変人設定が強すぎて
    わたしにはあまり魅力的ではなかったのですが
    今回は良かった!
    短編が故に密度が濃い!
    青崎さんは『地雷グリコ』のように
    連作短編にしてくれた方が読みやすく感じます。

    青崎さんの遊びゴコロなんでしょうが
    一作目二作目ともに登場人物が多すぎて
    登場人物紹介を見たくなくなるΣ('◉⌓◉’)イヤン
    それ故に天馬クンがなかなかでてこず
    魅力を発揮する前に
    解決に

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    2026年09月03日
  • 竜宮ホテル 水仙の夢

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    今回も本当に暖かくて綺麗な物語だった✨
    最後のクリスマスのくだりは泣けてきて、通勤途中だったので一旦読むのやめました笑
    あとがきの寅彦さんと安斎先生のサスペンスあまりにも気になってそっちに気持ちもってかれた!4巻は…ないのかな??

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    2026年09月03日
  • 鴨川ホルモー

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    鴨川ホルモーも、ホルモーも全部最高!!
    はじめは、ホルモーって何?の中で話は進んでいき、おいおいと思いそうになるも、そこはそこで面白く。
    途中からは怒涛のスピード感というか、いや、面白い!!いやー、面白い!!
    この作者の本初めてだったので、ほかも読んでこう!

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    2026年09月03日
  • 探偵小石は恋しない

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    書評家さん達がこぞってオススメしている
    『探偵小石は恋しない』。森バジルさん。
    バジリコがふんだんに効いておりました!

    当初タイトルがなめとるやないかい!
    表紙もカジュアルで気にも留めていませんでしたが、皆さんがそこまでいうなら読んでみようと。限定リバーシブル&キラキラホログラムのカバー仕様だったことも背中を押し購入。

    さてさて、作品は。とても読みやすい文体と展開がはやく面白くて一気読み!キャラ設定は文句なしで楽しめます。
    とくにミステリ小説を読んでいる読者にとっては
    読んできた名作小説が出てくるのは
    なんか嬉しい!4〜5時間くらいで読めちゃうので年末年始オススメですね。

    『事前

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    2026年09月03日
  • 激しく煌めく短い命

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    ネタバレ

    少女同士の恋愛、そして彼女らが大人になって再会する…。古い言い方をすれば百合小説、レズ物語なのだが、淫靡とか耽美とかそういうイメージで括れるようなものではない。

    とんでもなく純愛小説なのである、久乃と綸の二人が幸せそうに語り合ってじゃれあってデートして睦みあって、揉めてケンカして…その一つ一つが愛おしくて可愛らしくて羨ましい。

    お互いがとても愛し合っているのであれば、性別とか年齢とかどうでもエエやんか。部外者がどうこう言うてわり込んでいく野暮は愚の骨頂。という当たり前のことを今更ながらに気付かせられた。

    600Pの大作だが、初めから終わりまで隙のない良質の恋愛小説である。

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    2026年09月03日