ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 流星の絆

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    文庫本で600ページ越え。
    その厚みに戸惑いつつ、読んでみるも全く苦にならない構成。

    絆で結ばれた兄妹、そこに加わる新たな絆。
    夢中で読ませて頂きました。

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    2026年04月16日
  • 博士の愛した数式

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    子供の頃に何度も何度も読んだ本。人生で1番読んだ回数が多い本かもしれない。当時はこれが「名著」であることなんて分かっていなかった。

    受験勉強やら、就職やらで読書から離れた期間があり、それでも教師という私の職業柄、本の素晴らしさに再度気付くことができた。そんなこんなで、しばらく色んな本を読み漁っていたが、この本は何度も読んだことがあったので、法律上大人になってからは一度も読んでいなかった。ここまで自分も成長(?)してきているのだから、なぜ昔の自分があんなに魅了されていたのか分析くらいできるようになっているだろうと思って、現在に至る。

    読んでみた。

    魅了されすぎて分析する余地もなかった。

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    2026年04月16日
  • たゆたえども沈まず

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    初めてこういう作品を読んだ。この本はおばあちゃんの遺品から貰ったもの。
    美しい描写と、ゴッホの生き様が不協和音を生み出してる感覚…
    美術館とか行ったことなかったけど、絵をみる、感じることの素敵さをこの本で学んだ気がする。
    それにしても、たゆたえども沈まずって素敵な言葉だな。
    おばあちゃんはこの本を読んで何を思ったのかな〜。私ももう少し歳を重ねてからも読んでみたい。

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    2026年04月16日
  • 火星の人〔新版〕 下

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    最後まで目が離せない展開だった、
    火星でのサバイバルなんて非日常すぎて経験したことがないのに夢中で読んでいると不思議と光景が頭に浮かんできて、一緒に体験している気分になった。次から次へと迫るピンチを主人公、NASA、ヘルメス、地球が一体となって心を合わせて潜り抜けていく様子がかっこよくて、最後の瞬間は涙が出た。
    最後の最後まで、めちゃ、面白かったです!

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    2026年04月16日
  • 八月の御所グラウンド

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    ◾️ページ数 P204

    ◾️感想
    おもしろかった!
    駅伝の感動話かと思って、途中で中だるみしそうだな…と嫌な予感がしたけど、そんな単純な話ではなくて、2つの物語がホラー要素も含めながら少しだけつながる読み応えのある話だった。
    そう来たか!と嬉しくなった。
    2つ目は読み終わった後ちょっと切なくなったけど、どちらの話も主人公が最後は前向きに生きようとしていて嬉しくなったし、読み終えた時にほっこり&面白かったー!と思った。

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    2026年04月16日
  • ほどなく、お別れです

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    死者と対話できる能力を持っている主人公というありふれたストーリーかと思いきやしっかり感動させられました。

    特別凝った作品ではなかったが、個人的には高評価。

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    2026年04月16日
  • 箱庭の巡礼者たち

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    素晴らしい連作短編ファンタジー。

    物語の中に別の物語があったり、物語と隣り合うように別の物語があったり、物語で創られた輪廻の輪の中に別の物語があったり、循環しているのか墜ちていっているのか。

    たまたま開いたページから好き勝手読んでも良いのかもしれません。

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    2026年04月16日
  • 交換ウソ日記【スターツ出版文庫版】

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    過去一の速さでサラサラと読めた。
    ちょっと子供っぽいけど恋愛系は大体そうな気もする。
    読みやすくて面白かった

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    2026年04月16日
  • 黄色い家(下)

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    ネタバレ

    外部から成熟を要求される時、振り返ることができない。

    花というヤングケアラーの少女が、親から安心できる環境を得られず、成熟を要求されざるを得ない立場に居続けた。外部に頼れない花は自身の空想のユートピアに頼らざるを得なくなる。彼女の居場所を彼女自身か守るために。それが「れもん」でもあり、「黄色い家」だった。

    心が壊れること。ユートピアが崩壊すること。
    長い時間をかけて出来事が過去になること。
    そこから、やっとあの出来事が過去になり、花があれはなんだったのだろうと振り返れるようになったところ、そこが物語のスタートだ。

    傑作だと思います。

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    2026年04月16日
  • 赤と青とエスキース

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    青山美智子さんの小説は本当に美しい。

    人生は一度きりじゃない。何度でもある。
    いつからでも、どんなふうにでも、新しく始められる。

    ただ始めるのは思いのほか容易で、おしまいはいつもあっけない。難しいのは、続けること。

    続けられず離れても、時と空間を経て洗練され再度惹かれ合い、完璧な絵と額のような、はたまた対を成しつつもお互いに引き立て合う赤と青のような、そんな 「縁」を堪能させていただきました。

    ああ、いい本だ。

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    2026年04月16日
  • 百年の時効

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    ネタバレ

    昭和、平成、令和の世代を越えて、刑事たちがある事件の真犯人を追い詰める話。
    最新の技術でなければ分からなかった情報や、逆に過去の緩い時代であったからこそ得られた情報、あるいは昭和のさらに前の時代の情報などがパズルのピースになり、全体像が見えてくる辺りが面白い。

    話の筋には過去に実際にあった事件や事柄などもフレーバーとして編み込まれており、いくつかのものは当時テレビなどで見ていたものもあったので、その時の世相を思い出した。それらの影響で刑事たちが事件の調査を中断させられるシーンは、確かにそれは仕方がないと思ったりで、現実味を帯びる辺りも個人的には好みだった。

    感想とは外れるが、2025年は昭

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    2026年04月16日
  • 熟柿

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    人を轢き殺すというイレギュラーはあるが、なんというかあくまで日常を描いている印象。
    だからこそ、主人公の過ごした17年間を一緒に過ごしたかのような気持ちになって、不思議な読後感です。

    主人公を含め登場人物全員が、ちょっと一癖あるのもいい。全員が印象的。一人一人がそんなに長時間登場する訳では無いのに、それぞれの背景に想像を巡らせてしまいます。鶴子ちゃん、憎めない!!!

    もし人を轢いてしまったら、もし子と引き離されてしまったら自分はどうするのか。そしてその時絶対に後悔しない選択肢をとれるのか。な〜んて色々考えて読んでいた中で、最後のタイトル回収ですっと答えを貰った気分になりました。

    熟柿、素

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    2026年04月16日
  • エピクロスの処方箋

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    静かに涙が出るような作品だった。派手な展開があるわけではないが、その分一つ一つの出来事や人との関わりが丁寧に描かれており、読んでいる時間そのものが心地よかった。マチ先生の凄さも、『スピノザの診察室』に続いてより強く感じられた。原田病院の先生や患者、南先生との関係性はどれも温かく、こうした人とのつながりの中で成り立つ医療のあり方に惹かれた。

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    2026年04月16日
  • プロジェクト・ヘイル・メアリー 下

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    海外小説やSFはなんとなく避けてきた読書人生。
    それももうおしまい!

    目を覚ましたとき、ここがどこなのか、自分が何者なのかもわからない。
    状況を整理していく中で、少しずつ蘇る記憶。
    この「わかっていく過程」がとにかく面白い!
    気づけば一気に引き込まれていた。

    容赦なく出てくる科学や物理の話に頭をひねり、時にはパンクしそうになったけど、それすら楽しい!

    ハラハラする展開、思わず笑ってしまう場面、そして胸が苦しくなる瞬間。
    感情を大きく揺さぶられながら、ページをめくる手は止まらない。

    そして何より、“ある存在”が本当に魅力的。
    最初は恐怖だったのに、気づけば愛くるしく、頼もしい存在に。主人

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    2026年04月16日
  • 還暦後の40年

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    健康を起点に キャリア、お金、生き方などこれからの歩み方をデータを元に 新時代と称してワクワクさせてくれる論調。将来の不安とは見えないから起きるものだが、この本は、必要かつ具体的な情報を見えるメガネをかけてくれる。こんな本が読みたかった。近年のベスト本と言っていい。

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    2026年04月15日
  • チョコレートコスモス

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    蜜蜂と遠雷が好きな人は99%と好き。ガラスの仮面が好きな人は80%好き。そんな作品。
    恩田陸の作品は表現が瑞々しく、平易な言葉で世界を鮮明に書き上げる手法は圧巻としか言いようがない。
    超面白いです!

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    2026年04月15日
  • 新装版 殺戮にいたる病

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    ネタバレ

    面白すぎてあっという間に読み終わった、、!
    細かく視点が切り替わる構成で、ちまちまと読み進めるのに向いていると思ったのは序盤だけ。
    中盤を超えるとページを捲る手がとまらず、早く続きが読みたくてソワソワした。
    そして今日、明日も仕事だというのに寝る時間を削ってまで完読してしまった。
    綺麗にだまされた。悔しい、、
    ネタバレは踏まないように気をつけたが、叙述トリックの名作であるという情報は得ていた。
    序盤から違和感は持っていた。
    権威、、カセット、、おじん、、、
    疑いながら読んだこともあって、もしかしたらこいつ若くないのでは?
    とは思ったが、雅子が息子は大学生だと言うので、、ほな若いかと、、まんまと

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    2026年04月15日
  • 失踪者

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    ネタバレ

    面白かった。
    山岳カメラマンの主人公と、その相棒だった天才クライマー樋口を中心とした話。友情とロマン。最後は少し泣けた。ここまで信頼できる相棒を持てるって、なんだか羨ましくなる。
    終盤にいくまで過去と現在が入れ替わり立ち替わりで時系列がよく分からず、今どんな状況だったっけ?と少し混乱したけど、読み進めてく内にだんだん馴染んできて終盤はすらすら読めた。メインのネタが少し複雑なのもある。
    あと主人公お前、なんでそこで会社をとるんだ。何年も苦楽を共にした樋口をなんでそんな簡単に捨てるんだよ。樋口が可哀想すぎた。が、最終的には相棒には全部理解できたようで良かった(良かったのか??悲しすぎるな

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    2026年04月15日
  • リバース

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    湊かなえ先生の作品を本を通して読むのは初めてだった。
    イヤミスの女王の作品のため、伏線やどんでん返しがあることはわかっていたが、予測が不可能で主人公に没入して一緒にリバースしている気にすらなった。
    だからこそ最後の一文を読んでる手が震えていた。
    完結後の主人公のこれからの行動を想像するとさらに震えてしまいとても面白い、最高のイヤミス作品でした。

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    2026年04月15日
  • I

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    ネタバレ

    本が好きな友人から、勧めてもらった本。
    読む方向から結末が変わるという先入観から推測しながら読んだ。実際は、当初の考えと同じでどちらから読んでも結末は変わらない実感をしている。

    本作は、人の認識が誤解し合ったことによる悲劇の連鎖のストーリー。一部の悪い人がきっかけで、その次の関わる人達が傷を負い、その不運な状態や憎しみを更に、憎しみの相手に報復する。しかし、その相手を誤認したことで、歪んだ事実の被害者が出でしまう。
    死人に口無しという言葉があるように事実を知る人がいなくなれば、何も分からない。だらかこそ、生きる人は難しいんだなと。

    戸籍がない人がいることが新鮮な概念だった。
    また希望を失っ

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    2026年04月15日