ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 新装版 播磨灘物語(1)

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    読み出すと止まらない。地元神戸近辺の摂津、播磨の光景が目に浮かぶ。伊川谷みたいなマイナーな土地名も出てきた。
    室町幕府の終焉から、戦国期にかけての播州の状況が理解できた。

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    2026年08月14日
  • 僕には鳥の言葉がわかる

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    研究とはなんなのか。自分の気付き・興味から仮説を立て、それを多角的に検証する鈴木氏の姿から学ぶものが多かった。
    鈴木氏のユーモラスな書き方によって、非常にアカデミックな内容であるにもかかわらず、楽しみながらすらすらと読めた。
    動物好きの私にはたまらなかった。
    オススメの一冊。

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    2026年08月14日
  • 平場の月

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    直木賞受賞、朝倉かすみさんの本。受賞作ではなく、少し前の本を読んでみた。朝倉さんの本では「田村はまだか」という、こちらもやはり高校の同級生の交流を描いた本が面白かったが、今回も同様にとても良かった。昔好きだった人との再会を経て良い仲になるのはよくある話だが、この本では二人は離婚歴があり家庭を崩壊させた経験がある。両親の不倫や離婚、親の介護、自分自身の病気とも向き合いながら、なんとかその日を生きている。高校時代のキラキラした、瑞々しい時代がまるで幻のよう。そんな50代の心のひだの奥まで、もっというと、そのひだに溜まった垢のようなパサパサしたつまらない感情みたいなものがこれでもかと描かれている。そ

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    2026年08月14日
  • ナミヤ雑貨店の奇蹟

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    いろんな人生が交錯(しかも時代も戦前から近年までまたぐ)し、それぞれの人生が自分の意思でその人のストーリーになっていくところを体験できる。切ない人生もあるが、いずれの人もその人なりのその時点での正解を見つけて一生懸命生きていて、心が温まる。人生にちゃんと向き合い、運命を受け入れ、自分に素直に、自由に悔いなく燃えて生きていくことこそが大事なのだと思える本。

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    2026年08月14日
  • 漂泊の星舟

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    ただただストーリーが面白かった。
    ミステリーとSFが合わさっている宇宙船での話と学園物語の過去編の話で構成されている。
    AIや社会情勢、陰謀論など様々な要素が出てくるが主張が強すぎず、ストーリーを良い意味で盛り上げてくれる。
    アメリカと日本のハーフで2つの国での暮らしを経験している作者の実体験や感情が主人公を通して伝わってくるのも良かった。

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    2026年08月14日
  • 多類婚姻譚

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    面白かった!
    Position Talkがグサグサ刺さった…この本の登場人物の中で、一番自分は朱里に似ていると思ったから。
    こんなの読んでしまうと、今自分がやってる結婚なんて放り出してしまいたくなるな。でも今の自分より少し上の世代の大人たちもこうやって足掻いてるんだと知れたことに安心して、愛おしく思った。

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    2026年08月14日
  • いただきます。 人生が変わる「守衛室の師匠」の教え

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    著者の作品をいくつか読みましたが、この作品が一番こころに響き感動しました。
    いろいろ考えることができましたし、自分に関わってくださった方々に想いを馳せたり、お盆に読めて良かったです。

    NHKの「世界に開け秘密のドアーズ」という番組では海外のゴマの生産者やタコ漁の人たちのことをみせてくれ、また日本人が食べて感謝を伝え、それを見た生産者は自分の仕事に誇りを持ちお互いに感謝するというのをやっていました。
    まさしくこの本の内容の(つながり)ですね。
    不穏なニュースが多い中、この本の考えが広まっていけば少しは明る未来があるのかな?

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    2026年08月14日
  • 成瀬は都を駆け抜ける

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    ネタバレ

    成瀬の京大生の話に、森見登美彦先生が出てきて、泣きそうになり、島崎でで来ないまま終わるかと思いきや、最後に私もまだ乗れていない琵琶湖疏水船にゼゼカラの二人が観光大使で、もう最後涙ぐんでしまった。
    成瀬が盲腸で落ち込んでるかと思いきや、200歳以上生きようとしていて、最後に笑った。

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    2026年08月14日
  • 国宝 下 花道篇

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    ネタバレ

    上下巻どちらも引き込まれて、冗長と感じる要素が無い数少ない傑作。映画は観なくとも、映像美が脳裏に映し出されるのは、仔細な表現だからこそ。歌舞伎や歴史に疎い自分にも分かりやすく、ストーリーと演目が重なる仕立てであるが故、感情移入もし易く、より深く知りたい、観たいとさせる。単なる血筋を呪うような安い話しではなく、人が業を極めるとは如何な事か、そしてそれを一観客として求めると言う事の残酷さと儚さ。役者が何故突然死してしまうのか、ブラウン管を通して観ていた私としては勿体無い、何故?という感情しかなかったが、この作品を読み、完璧では無いが、自分で幕引きをするタイミングが決まったのかということを少しだけ理

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    2026年08月14日
  • 風が強く吹いている(新潮文庫)

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    「面白かった...。終わってしまった...。」がまず第一声にでます!!
    面白くてページ数も少なくないのにどんどん読んでしまいました。早く続きが読みたくて止まらない手と、まだこの物語を終わらせたくないという気持ちの葛藤もすごく楽しかったです。
    最後の終わり方も現実離れしすぎていない感じが程よく、小説だしな。ありえないな。など思わせないくらいのリアリティがあって清々しい気持ちになれました。スポーツってこんなに素晴らしいものなのかとしみじみ感じさせられました。

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    2026年08月14日
  • 地球、この複雑なる惑星に暮らすこと

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    ヤマザキさんが昆虫方面も行ける人だとは知らなかった。昆虫の話題を起点にしながら、さまざまなジャンルへと話が飛んでいき、知的好奇心が刺激される。

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    2026年08月14日
  • 物語の種

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    久しぶりの有川さん作品でした。有川さんらしい慣用的な?言い回しやツッコミ文がクスッと面白く、また短編集なのでさくさく読めます。

    有川さんの描く女性キャラの勢い、たくましさ、はつらつさは読んでて元気でます。
    仕事頑張るか〜と思ったり、やっぱり適当でいいか〜と思ったり、昔の友達に会いたくなったり、いろいろな楽しい気持ちに出会えます。
    個人的には胡瓜と白菜の彼と彼女が好きです。あとは金髪やりたくなりました。

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    2026年08月14日
  • 阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし

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    私にとって初めてのエッセイでした。
    お二人の頭の中を覗かせていただいているようで面白かったです。
    エッセイだけかと思いきや短編小説もあり、大変楽しめました。

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    2026年08月14日
  • 四季 秋 White Autumn

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    秋はそう、「四季」の深まり

    四季シリーズも3作品目となり、いよいよ少しずつ出されてきた伏線や繋がりが一気に回収されていき秋らしく実りのある、深まりのある一冊になっていた。

    犀川先生と西之園さんの関係性もS &Mシリーズから少しずつ前に進んできたものが一層深まりを見せ、将来に向かってのカタチを探し始めていた。その中で二人にある「四季」の影が、西之園さんの心と行動に揺さぶりをかけていく中で、犀川先生との関わり、そして紅子さんとの関わりにより、「自分らしさ」を見つめ直していく過程、「自分らしさ」を受け入れていく過程がとてもよかった。

    四季さんの一面にもまた違った見え方が、「春」のような

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    2026年08月14日
  • 汝、星のごとく【電子限定特典付き】

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    初めて凪良ゆうさんの本を読みました。
    地元今治が、舞台と言う事で景色や場所すぐにわかって…でも内容はすごく刹那いし、涙なしでは読めなかった。ラストは特に…。

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    2026年08月14日
  • アナヅラさま

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    得体のしれない存在が人間をあとかたもなく消し去ってしまう、と噂されている都市伝説の「アナヅラさま」
    それが伝わっている地域で起きた、少女行方不明事件を追う私立探偵の怪異ミステリ
    コメディ要素多めで吟味しやすくとても楽しめた!
    キャラの個性も好き

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    2026年08月14日
  • スピノザの診察室

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    シンガポールの地で、夏川草介氏の『スピノザの診察室』を読み終えた。

    物語の舞台となる「京都の街の小さな病院」で繰り広げられる日常は、とても静かで、そしてどこか温かい。哲学者スピノザになぞらえられた主人公の医師・雄町(おまち)の姿を通して、この本は「生きること」、そして「命を看取ること」の意味を優しく手解きしてくれた。

    かつて大学病院で将来を嘱望される優秀な内視鏡医だった雄町は、妹の死をきっかけに幼い甥を引き取り、大学を辞めて地域医療の現場へと身を投じる。なぜ彼は、第一線のキャリアを捨ててまでこの場所へ来たのか。それは、単に病気という「器官の異常」を治すこと以上に、「患者という一人の人間の人

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    2026年08月14日
  • お探し物は図書室まで

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    お守りみたいな本。
    セラピーみたいな本でもあると思う。
    読む人の悩みやモヤモヤを小町さんが優しく撫でてくれる。
    きっと、読む時期によって見え方が変わって、いつ読んでもあなたに寄り添ってくれる、そんな本。

    いい本を読んだ〜

    2026年 夏美篇が1番ブッ刺さった

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    2026年08月14日
  • ゴールデン街コーリング

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    馳星周の自伝的青春小説。まあ、さすがに殺人事件は無かっただろうけど。20歳前後のまだ何者でもなく、何者にでもなれる可能性があった時代が描かれてて甘酸っぱい気持ちになった。面白かった。

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    2026年08月14日
  • どうせ世界は終わるけど

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    ネタバレ

    連作短編集。
    人類滅亡、ただし100年後、の世界で生きる人々のお話。
    最後の話が書き下ろしで、全体的にうまくまとまっていて良かった。
    もっとドロドロの作品かと思っていたけど、めちゃくちゃ爽やかな感じで面白い。
    登場する、特に子ども達が生き生きしてて好き。

    隕石ホープが衝突しなくても、いつでも、いつかは、人類は滅亡するし、、、っていう視点に立ち戻るのは、良き。
    ま、厳密には違うやろ、とも思うけど。

    これを機に「種の存続っていう根源的な本能」を人類は捨てたりしないのかな?
    っていう件が印象的だった。

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    2026年08月14日