ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 花のれん

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    1958年、第39回直木三十五賞受賞作。『白い巨塔』『大地の子』『華麗なる一族』など代表作がたくさんある山崎豊子さんの出世作であり、傑作小説。大阪に生まれ、若くして夫に先立たれ、商売に命を捧げた女性・多加のど根性の生涯を描いている。

    明治末期、堀江の米問屋の次女として生まれた多加は、お見合いにより船場の呉服問屋・河島屋に嫁ぐ。義父が急死してしまい、夫の吉三郎が二代目の店主となったが、商売に身が入らず、多加が店を切り盛りしていた。吉三郎は「借金返済のための金策に行く」などと言って常に外出し、寄席を見に行っていた。寄席小屋で落語を見て笑い、終わると芸人を連れて飯を食いにいく生活。しだいに借金が返

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    2026年02月13日
  • リバース

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    ネタバレ

    久しぶりの読書にふと手に取った一冊でしたが、やはり有名な作家さんの書く文章はここまで読みやすいものなのかと感動しました。普段読んできた文章のレベルの低さと、整った活字を読み進める快感に気付かされた、出会いの一冊でした!最後の一文で本当に全てが「リバース」される、お手本のような起承転結だと感じました。

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    2026年02月13日
  • 分水―隠蔽捜査11―

    購入済み

    毎回楽しみなシリーズ

    今回も最初から最後まであきさせない作品でした。
    なんといっても主人公の筋をとおした捜査への進め方と周りの人との会話などの掛け合いが面白い。
    おすすめのシリーズです

    #共感する #カッコいい #憧れる

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    2026年02月13日
  • 鬼平犯科帳[決定版](十五) 特別長篇 雲竜剣

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    ネタバレ

    平蔵が襲撃され、二同心が殺害されるという暗い始まりから、火付盗賊改の総力を挙げた多方面での捜査、少しずつ事件の全貌が明らかになっていき、残った最後の謎が解ける頃には…
    序盤の陰鬱とした雰囲気から、長編を生かした壮大な事件を解決していくカタルシスがとても気持ちよい。

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    2026年02月13日
  • 十四歳の遠距離恋愛

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    ネタバレ

    何年も積読にしてしまったが、
    さすがに手に取り、読み始めたら、止まらなくなった。
    堅苦しくなく、マイルドに描かれてるので読みやすい。

    主人公仲葦さんの一見個性的なキャラクターが、実はよく見ると、
    しっかりしていて、何か矜持を持っていそうな強い意志を感じる。地頭良さそう。
    無茶はするけど、そこは14歳という年齢ならでは。

    主人公以上に強烈な藤森君には、色々笑ってしまった。
    今ではあまり使うこともない、コテコテの名古屋弁満載で、この人もある意味矜持(というか、こだわり)を持ってるような考えや格好。

    そして、、やはりこの物語にもロリータブランドが次々に出動してくるので、ワクワクしてしまった。

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    2026年02月13日
  • 夜の道標

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    少年のモノローグから始まるんで、てっきり青春の闇系かと思ったら壮大な闇だったなぁ。

    少年の友情と毒親貧困問題、塾長殺人事件と指名手配犯、それを追う2人の刑事が入り乱れる。
    今でこそ指名手配男の言動の不自然さに気づくけど、物語の時代設定上では理解されにくかったかもしれない。
    時代のせいだと片付けるには、あまりにも苦しい話しだった。

    さて、ではどうすれば良かったのか。
    彼らの問題は誰にも解決できない、21世紀の現在でも答えは見いだせていない。
    頭で理解していても解決に至らない。

    少年達がどうなったのか、犯人は捕らえられたが、その後の審判や刑事のその後は一切語られない。
    語りようもないのだ。バ

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    2026年02月13日
  • ミス・サンシャイン

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    吉田さんは今 映画で大ヒットしている「国宝」の作者でもあります。
    伝説の映画女優・和楽京子と大学院生の岡田一心。
    一心が京子(鈴さん)の自宅で、資料や書籍などの荷物整理を手伝う。
    バイトを通じて鈴さんの人生の歴史と向き合う。
    一心は小学五年生の夏に妹を亡くし、鈴さんは親友を原爆症で亡くしている。
    年齢差のある二人が心を通してつながり合う。
    大人の恋愛。
    出演した映画のストーリーとも絡み合う人生。
    とても良い作品でした。

    この作品はaoi-soraさん、地球っこさん、松子さんとの一緒に読書を楽しむ「みんどく」。
    今回の選書はaoi-soraさん。
    とっても素晴らしい本を選んでくださり、ありがと

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    2026年02月13日
  • 雪男は向こうからやって来た

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    素晴らしいノンフィクション。単に雪男捜索の話ではなく、なぜそれに情熱を燃やし、中には命を落とすほどの危険を犯すのかを考察している。実際に冒険家であり、捜索隊に加わった筆者にしか書けない内容。伝説の探検家鈴木が雪男捜索にハマっていたとは知らなかったので感慨深い。エピローグにある鈴木の最期に関する考察は非常に説得力がある。見たことがあるというだけでなく、一番最初に達成したいという冒険家の性があるのだろう。

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    2026年02月13日
  • 少年と犬

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    犬を飼っているからか、犬の持つ不思議な能力には、頷けるところがたくさんありました。我が家の愛犬と重ねながら読み進め、なお一層愛おしい存在なりました。手放せない1冊になりました。
    文体は、とても読みやすくサクサク読めました。

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    2026年02月13日
  • 暁星

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    悲しく、救いのない話だった。だが、読む手は止まらなかった。悪徳宗教にはまり込んだ母親に苛まれるという共通点をもつ主人公の2人の動きからとにかく目が離せなかったからだ。終盤ではこの2人を応援したい以外の心境にはならなかった。やや複雑なストーリー展開であったが、2人が支え合う姿が何よりも印象に残る物語であった。作者が伝えたかったのはごくシンプルなことだったと思う。

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    2026年02月13日
  • 盲目的な恋と友情(新潮文庫)

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    これはすごい!
    ただの恋愛小説ではない。かなりサスペンスが入った大どんでん返しのストーリー。
    瑠利絵のような盲目的な思いをぶつけてくれる友達が欲しいような、やっぱり怖すぎて欲しくないと思う自分もいる。
    最後はハラハラドキドキであっという間に読み終えてしまった。

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    2026年02月13日
  • 再会

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    かなり面白い。話の展開、登場人物、背景描写。淳一の真っ直ぐなところは良い。この筆者は苦労して江戸川乱歩賞を受賞した。どこか自分と重ねたのかもしれない。文章や言い回しはまだ荒削りさを感じた部分はあった。それでも、なんとか形にして、受賞に繋がった

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    2026年02月13日
  • アナヅラさま

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    ネタバレ

    非常に面白かった。
    なんとなく予想できる展開で終わるのだろうかと思っていたら、思いもよらぬ展開へと進んでいく。そこまでを読み返すと、全く違う見方になる。
    大穴の存在についての謎は残っているが、不思議と物足りなさは感じなかった。
    結果として同じような罪を犯していても、そこまでの経緯を知ると全く異なる感情を抱いてしまう。自分の中で、嫌悪や同情など、整理のつかない感情が交差することに戸惑う。正しさとは何か、分からない。
    事件の内容としてはかなり気分の悪い部類である。穂花を含め、信じたくない親子関係の存在も思い知らされるが、フィクションであれ、目を背けてはいけない問題である。探偵事務所のメンバーをはじ

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    2026年02月13日
  • カフネ

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    読み終えました。満足でとても充実しています。人々の葛藤を食を通じて癒していく物語り。最後は主人公の決断に驚きましたが、それまでの主人公の性格や職業からして納得かな。私はこういう話し好きです。

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    2026年02月13日
  • 思わず考えちゃう

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    1ヶ月半の子のお世話の合間に読んだ
    小分けになってサクッと読めるし、内容も良かった。
    私も心配性だし考えすぎちゃうとこあるので、とても共感できた。気持ちがほっこり楽になる。ありのままを認めてもらえた感じした。
    イライラ健康法のイラスト可愛くて笑っちゃった‪

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    2026年02月13日
  • 成瀬は都を駆け抜ける

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    リアル本にて。
    シリーズものの小説を追いかけて、発売と同時に買うなんて、いつぶりだろうか。
    成瀬あかりの相変わらずの破天荒ぶりと、軽妙な読み口、そして馬場公園のリニューアルにまで触れる、あふれんばかりの地元愛。
    このシリーズのおかげで、より一層におの浜が好きになれた。

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    2026年02月13日
  • 汝、星のごとく

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    とにかくすれ違いばかりで切なくて、もどかしくて苦しかった。
    でも読み終わった後になんだか大切な人をもっと大切にしようと思える作品だった。
    感動なんて言葉ではいい表せれないくらいだった。

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    2026年02月13日
  • 青を抱く

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    別レーベルで出版されていた方をずーっと積読していたのですが、うかうかしているうちに角川から修正加筆版が出版されてしまったので、こちらを読みました

    一穂ミチ作品は何冊持ってても無問題ですからね
    2冊隣に並べたいと思います

    結論から言うと
    めちゃくちゃ泣いた
    何度も泣いた

    最初はキュンキュンしてただけなのに
    どんどん深く苦しくなっていって
    辛くて泣きながら読みました

    何で一穂ミチ作品のBLって
    幸せなだけじゃないんだろう

    世の中にハッピーで浮かれただけのBLなんて溢れまくっているのに、こんなにも藻掻きながら生きなきゃいけないなんて

    でもそんな幸せの形を、こちらが決めることさえ烏滸がまし

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    2026年02月13日
  • ルビンの壺が割れた(新潮文庫)

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    どんでん返しというよりかは、どんどん真実が明るみになるような暴露系みたいな気持ちになりました。前半はなんか普通だなあと思っていたけど後半に行くほど本を読む手が止まらなくなりました。でも、前半があったからこそ後半の驚きもあるんだろうなと同時に主人公たちが真実を知った時の追体験にもなっているような気がしました。

    もう一度読み返してどのような感情になるかを見たいです。

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    2026年02月13日
  • べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~ 二

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    “江戸のメディア王”蔦重こと蔦屋重三郎の生涯を題材にした大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』(森下佳子, 2025)の小説版第2作。

    老中 田沼意次らが座頭金について調査を始める第13章「お江戸揺るがす座頭金」から、日本橋進出を目指す蔦重が丸屋の女将ていと出会う第24章「げにつれなきは日本橋」までを収録。

    幼馴染の瀬川や蔦重に「耕書堂」の堂号を贈ってくれた平賀源内との別れ、行方知れずだった唐丸/喜多川歌麿との再会、蟠りがあった鱗形屋孫兵衛との和解、きな臭すぎる蝦夷地上知計画、吉原への恩返しとしての日本橋出店……。毎週欠かさず視聴し、毎回ハラハラドキドキワクワクした昨年のべらぼうに楽しか

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    2026年02月13日