あらすじ
第24回『このミステリーがすごい!』大賞・文庫グランプリ受賞作!
都市伝説×どんでん返し!
顔にぽっかり穴のあいたバケモノが人を攫って、穴の中に吞み込んでしまう。バケモノの名は「アナヅラさま」。
――ある地方都市で女性が相次いで行方不明になるなか、そんな噂が囁かれるようになった。行方不明者の捜索依頼を受けた探偵・小鳥遊穂香は、都市伝説の裏に連続殺人鬼がいると睨み、調査を進めるが……。一方、「アナヅラさま」と呼ばれる一連の事件の犯人は、想定外の事態に陥っていた。
感情タグBEST3
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面白かったです!
アナヅラさま視点からも描かれていて正体誰なんだろうと続きが気になって一気読みしてしまいました
表紙からみてホラーかなと思っていたけど
ミステリー要素多めなので読みやすかったです。
最後のどんでん返しが衝撃でした。
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面白かったです!!!満足です!!!
読み始めは、大穴の謎を解き明かす物語だと思っていましたが、大穴を利用する人間たちの謎を解き明かす物語でした。
まさか、未散が2代目アナヅラさまになっていたとは驚きでした…!そこからの流れは、順当に進んでいき、大変スカッとしました!
3代目アナヅラさまとなった穂香、果たして、実の父親の始末だけで終わることができるのか…きっと穂香なら終わりそうですね。分からないけど…
素敵な両親に引き取られても過去のトラウマは永遠に消えないのが切ないです。穂香がトラウマから開放される日が来ることを願ってやみません。
登場人物について、どこかで読み飛ばしてしまったのか、メイド長の存在意義があまり分からず、分かる方がいれば教えて欲しいです笑 もちろんどんな登場人物がいてもいいんですけどね!
仁さんは、本当にあの事件だけで穂香に心酔してるんですかね…?あまりにも忠犬すぎて、そこも若干気になりました!笑
穂香はとてもかっこよくて、豪快で、魅力的です!勝手に天海祐希を若くした感じで想像していました。笑
そして、昨今の小説に多い(ような気がする)、性暴力、本当にうんざりしますね。どれだけ人の心を傷つけるのか、心を痛めながら読みました。
最後のほうなんて、なんで鈴木を助けようとするんだよう!xろせよう!なんて思いながら見ちゃいました。
大穴と聞いて真っ先に思い浮かんだのが、幼き頃に読んだ星新一さんのSS「おーいでてこーい」の大穴でした。そう思っていたら、解説にもそのストーリーに触れていて、なんだか嬉しく思いました。星新一さんは偉大ですね〜、軽くて読みやすい上に、いつまでも人の記憶に残る。だいすきな作家さんです。
人は便利なものを発見すると当たり前に利用しますが、常に悪事に利用されることになるのは悲しいですよね〜、大穴も、ダイナマイトも、原子力も、同じだなと…
ちなみに、大穴の声は幻聴ですよね?その人の心の中の声ですよね?最初、本当に話しているのかと思っていて、この大穴は神様なのかな?なんて思っちゃっていました、ばかですね笑
また、始まりと終わりの文章が一致しているのはオシャレですよね〜。私はこの技法に出会う度に、鳥肌が立つくらい好きです!
長々と書いてしまいましたが、本当におもしろかったです!四島先生に大感謝です!!
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ほんとにこのミステリーがすごい!でした。
どんでん返しものとして衝撃ではありますが、それに加えて都市伝説という流行りと重なる相乗効果が生まれ、読者を誘うのにぴったりな作品はないと思います。
6月はpride monthと言われ、性の多様性を呼びかける毎年の恒例行事は今や勢いを増している事で、少しネタバレを挟むとすれば、レズビアンを含む意外な作品性も持っているため今作は特に読まれやすいことかと思います。時たま多様性を含む作品性はポリコレと揶揄されることもございますが、作品を読めば納得した筋の通る話でもあり読みやすいでしょう。ただ性被害や性暴力の残酷さ、性犯罪を扱う作品でもあり、小児性愛のえぐみが絶えない場面も苦手な人は気をつけ下さい。
とはいえ個人的には考えさせられる文学性もあり、とにかく魅力が絶えない今作はまるで入ったら抜けられない底なしの穴に引きづり込まれるようで恐ろしいです。
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アナヅラ様の正体がちらつくにつれて、想像していた怪物よりも怪物?だった。どんどんアナヅラ様の餌食になる被害者を救う男勝りな女探偵が話を面白く加速させており、面白かった。
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本屋で見かけてなんとなしに買ったので、ホラーかと思いきやちゃんとミステリーしてた笑
探偵事務所の面々キャラが立ってて面白かったけど、ラストの展開を見るに続編とかは無さそうかな。
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主人公たちがじわじわとアナヅラさまの正体に近づいていく流れがワクワクしました。
最初からアナヅラさまの行動が明確に書かれていて考察しやすかったけど、私は鈍いので気付けず…
現代に蔓延る犯罪の被害者たちに何となく共感してしまうような、ちょっと重いシーンがあります。
主人公が芸能人でイメージしにくくて逆にそれが面白かったです。
穴の正体について触れないのは意図してなのか?
あの穴に出会ってしまったら人はもう後戻りできないのか?
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顔にぽっかり穴の空いたバケモノが人を攫って、穴の中に飲み込んでしまう。バケモノの名前は「アナヅラさま」。
ある地方都市で女性が相次いで行方不明になるなか囁かれる噂。行方不明者の捜索依頼を受けた探偵・小鳥遊穂香は「アナヅラさま」が殺人鬼と睨み調査を始めるが…。
読みやすくて面白かった。「アナヅラさま」の行動も語られながら、ちゃんと違和感があったりして上手く出来ているな〜。ただ女性や子供に対する色んな事がちょっと苦手なので、読んでいて辛い部分もあった。
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若い女性を監禁して性的暴行を加え、山の大穴に落として殺す…連続殺人から話は始まります。
主人公には、ラスト幸せになって終わってほしかった…。
どんな人も自分のおかれた環境や状況と「絶対にバレない」という安心感さえあれば誰でも落とし穴にハマってしまう可能性があるの…かもしれない。
そんなふうにブルっとしてしまうようなホラーミステリー作品!
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終盤で予想外の展開になって思わず「やられた、まじか!」と感情が出てしまいました。こ言う時って小説を読んでて良かったなとつくづく考えさせられます。
本書は最初から犯人のアナヅラ様が登場して、どんな人物か分かってる状態で読者は物語を追っていきます。しかし、最終盤になって全く予想外な事が起きて、自分がどこで間違える方向に誘導されてしまったのかを考えるのがとても良かったです。
結構ダークな内容ですが、ミステリーと猟奇的な部分をうまくミックスさせた良作です。読んで損はないでしょう!おすすめです!
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面白かった!
アナヅラさまの不穏な表紙からしてホラー要素強いのかな?と思ったけれど、そうでもなかった。
しっかりどんでん返しがあり、キャラクターもしっかりして、読みやすい!
さすがこのミス。
ラストちょっとモヤっとしたけれど、アナヅラさまは継承されていくのね
全ては穴の中
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長野で若い女性が相次いで行方不明になる事件が。都市伝説となった「アナヅラさま」の仕業だと噂がたつ中、探偵小鳥遊穂香が調査を始める。
「このミス」の大賞?文庫部門の大賞?とかそういう一冊。といっても、犯人視点もあり「どの辺がミステリなんだろう?」と思ってましたが、なるほど。そういう・・・
おもしろかったです。最初の方こそ気が滅入る展開ではあったものの、ラストが自分好み。やっぱ復讐はちゃんとやりとげてこそすっきりですよね。倫理観とかはいらん。
反面、まあ予想できるラストではあったのとやたらキャラが立っている探偵事務所の仁、理子とか描写の量のわりに別になにもなく終わってしまった。よいキャラクターだったと思うのでちょっともったいないな。
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面白くて、スルスル読めたけど、終わり方が物語としてではなくて、自分個人として残念だった。
やっぱりそうなるかぁ、、と。
謎は謎のまま、謎解きしすぎず、不思議さは残す、、って感じで、すこしストレスが残る物語だった。
でもストーリーとしてはもちろん面白かったし、引きつけられた!
Posted by ブクログ
全体の読後感としてはそこまで悪くなかった。けど、これはミステリーなのだろうか…という気持ちはある。
本筋の動きが明確で筋がと思っている故に、伏線として仕掛けている会話の数々が物語から浮いてしまっているような気がして、作中の仮説ゲームがもう完全に「答えに直結する伏線を出します!」みたいな雰囲気だったので何となく展開が読めてしまった。
呼び方を「アナヅラさま」にすることで複数人の物語を1人だけの描写みたいに見せるのも簡単だしね。そういう意味では、不気味さとギミックが両立している。
Posted by ブクログ
「このミス」文庫グランプリ受賞作。
若い女性を誘拐、監禁して性的暴行を加え、山の中の大穴に落として殺害する連続殺人の話。
読み始めは本当に嫌な気持ちになって、止めたくなったけど、市立探偵の穂香が登場して、事件の真相を探っていくにつれ、ミステリー色が強くなって、ちょっと客観的に見られるようになった。
アナヅラさまの語り方も、ちゃんとその後に活かされてたし、ストーリーも単なる殺人モノにとどまらず、いろいろな要素が詰まっていて、とてもデビュー作とは思えない仕上がりだと思った。
そして、なんといっても、表紙が不気味で印象的!本屋に並んでたら、めちゃめちゃ目立つよね。
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後味が悪いラストで、個人的にはあまり好きではなかった…。
主人公が独り身とかならこのラストでも有りなんだけど、主人公のことを好きで心配してくれてる人が周りにたくさんいるのに…。
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タイトルのインパクトがあって気になってました。
登場人物も少なめで、場面も話も複雑ではないし、読みやすいと思う。
時系列が前後するところがちょっとわかりにくい。
なるべく一気に読んだ方がよい。
穂香が社宅へ行くところ、仁に来て欲しかったな〜。
Posted by ブクログ
都市伝説×ミステリ…?と思ったけれど、都市伝説に寄りすぎずミステリも成立している、オカルト要素はしっかりあるのに現実感抜群でバランスのいい作品だった。
登場人物も癖が強くて好感度高い。
顔の穴で少女たちを飲み込む「アナヅラさま」という都市伝説。実際に女性が次々行方不明になっている事件。行方不明の人の捜索をする探偵は「アナヅラさま」に行き着くのかそれとも人為的事件か。
終わり方も面白くて好き。
Posted by ブクログ
都市伝説とミステリーで重暗さや妖しさがあるのに、コミカルな面も同時に持ち合わせていて、おもしろく独特な雰囲気。
アナヅラさまの正体や仕組みが衝撃的で快感ですらある。
Posted by ブクログ
ホラー2ミステリー8くらいの割合?
ほのかにラノベっぽい文体とキャラクターが気になる人は気になるかも。もうアナヅラ様と呼んでしまうが、の冒頭からストーリーに引き込まれて一気に読み終えたけど読後感は悪め。正義の怪異爆誕編!とも読めるけど、トラウマを抱えつつも立派に自立していた善人が、矮小な犯罪者と同じ位置に堕ちてしまったというのが結構なバッドエンドに感じました。穂香を愛している人が沢山いるだけにこの後を想像してしまって悲しい。ミステリー部分はわりと予想外でした。
Posted by ブクログ
ホラー作品のようでミステリー要素が多めな作品。都市伝説とはいうもののそんな大穴が誰にも見つからないということがあるのだろうか。あまり大穴についても語られることはなく、疑問に残る部分も多い。ミステリーとしても弱いけど、期待せず読むと楽しめると思う。
Posted by ブクログ
冒頭からアナヅラさまの犯人視点の行動が描かれ、都市伝説の謎や合間で描写される穂香の過去も含めてこの先どうなるか気になる展開が続いて面白く読み進めることができた。ただ期待が大きかった分、真相の明かされ方や真相自体がインパクトとして弱く、真相が判明したあとの展開も「そうなるのか…」とドキドキ、ハラハラとはならず、最大の謎の"大穴"もただの"謎の大穴"で少しもったいない印象だった。締めくくり方は都市伝説らしさがあったが、てっきり小鳥遊穂香はシリーズとして続いていくのかなとも思っていたのでこれで終わりとなるとやや駆け足感も感じてしまった。キャラが立っている登場人物が多く、コミカルで軽快なやり取りを含めてすらすらと読み進めることができるライトノベルっぽい作品だった。
Posted by ブクログ
“どんでん返し”を強く打ち出していたため期待して読んだが、途中で展開や正体がある程度読めてしまい、肩透かしを受けたような印象だった。
また、物語の核となる部分も、論理的なトリックというよりはホラー・ファンタジー的な要素が強く、「ミステリー」として読むと少し物足りなさを感じた。
一方で、登場人物のキャラクター性はしっかりしており、その点は魅力的だった。
Posted by ブクログ
まあまあかな
緊張感のあるシーンで
「これからどうなる!?」
と期待させられたシーンかいくつかあったが、
どれも淡白な感じがしたので
もう少し、あと引く嫌〜な緊迫感が欲しかった
探偵事務所の登場人物の設定が面白かったので、
後半にもう少し何か回収というか
ひねりがもう一つあるといいと思った
と中途半端なダメ出しに
なってしまったが
まあ、及第点ではないでしょうか
Posted by ブクログ
テンポが良く読みやすかった。
最後どんでん返しとまではならなかったな。
出てくる登場人物の性格がちょっとラノベっぽく感じた。
アナヅラさまは継承される。
Posted by ブクログ
「アナヅラさま」に迫る中盤の高揚感が良く、飽きることなく読み進めることができる。
分かりやすくも個性のある比喩表現は著者の魅力の一つだと感じた。
一方で、結末に対する期待感が高まりすぎたのか衝撃は特に受けなかった。
Posted by ブクログ
本屋や帯での購入。内容は、まあ。昔のサスペリアとかホラーMを読んでるみたいな。想像できる余地があって、それを超えられないと、頭からっぽのまま読めていればなと思う。
Posted by ブクログ
私立探偵が行方不明になった恋人を追うが… 都市伝説「アナヅラさま」とは何なのか? #アナヅラさま
■あらすじ
私立探偵である小鳥遊穂香のもとに、行方不明になった恋人を探して欲しいと依頼を受ける。昨今、若い女性が雲隠れしてしまう事件が次々と起こり、都市伝説の「アナヅラさま」ではないかと噂されていた。
ある日、山奥の旅館で働いていた噂の「アナヅラさま」のもとに、スマホの充電が切れてしまった女性が助けを求めてきた。しかし彼女は「アナヅラさま」の犠牲になってしまい…
■きっと読みたくなるレビュー
強烈な装画ですよね~、インパクト抜群! これは書店で平積みされてたら思わず手に取っちゃいますね。
そして物語の中身もなかなか強烈。「アナヅラさま」と呼ばれ男が、若い女性を手籠めにし、さらには絶対見つからない場所に死体遺棄。並行して、私立探偵の穂香が中心となり、被害者と思われる人物を探していくというという筋立てです。
まずアナヅラさまって何だよって、ツッコミですよね。いかがわしさ満点の舞台設定が最高。都市伝説って、口裂け女、トイレの花子さん、人面犬など、たびたび話題になったりして面白いよね。怪しげな都市伝説も絡ませながら、事件を捜査していくってところがユニークだなって思いました。
個人的に好きだったのは、やっぱり「大穴」ですよね。これは本作にとって重要なテーマであり、モチーフでもあるんです。果たして大穴がどのように使われるのか注目して下さいね。
ちなみに陥没穴は実際に世界中で見られる現象で、ある日突然できたりします。日本でもちょっと前に事故がありましたよね、皆さんも気をつけましょう。
そして本作はキャラクターがいいんです、ハヤブサ探偵事務所の3人がキュートすぎませんか。
探偵役の穂香は大柄のアマチュアボクサーで超強い、そんな穂香を惹かれている仁、そして事務職は新人でありながら中年の理子。穂香からはメイド長と呼ばれる。それぞれが独特の価値観をもっていて、ポテンシャルを感じるのよ。
まだまだ彼らから色々なエピソードが聞けそう。あと穂香の父親(警察関係者)との関係性もほのぼのしてて好き。
ミステリーとしては、基本的には人探しの私立探偵小説ですが謎解きのメインは「アナヅラさま」って、結局いったい誰なんだ? というところ。ミステリーファンだと色々予想しちゃうんだけどさ、斜め上をいく真相だったなー。しかし、こうやってまとめましたか! 物語のサゲとしても、なるほど感があっていいですね。
探偵たちが素敵なので、ぜひ都市伝説探偵シリーズとして続編を書いていただけると嬉しいです!
■ぜっさん推しポイント
男なんてどれだけ成功しても、結局は女を抱きたいだけ… 真理だと思いました。本作は男性の下らない欲望を分かりやすく書いてくれてるところが好きなんです。でも陰鬱にならず、コミカルなところがところが好印象でした。