あらすじ
唯一無二の主人公が、今度は京都を駆け巡る! 成瀬シリーズ堂々完結!! 膳所高校を卒業し、晴れて京大生となった成瀬あかり。一世一代の恋に破れた同級生、「達磨研究会」なる謎のサークル、簿記YouTuber……。千年の都を舞台に、ますます個性豊かな面々が成瀬あかり史に名を刻む中、幼馴染の島崎のもとには成瀬から突然速達が届いて……!? 全6篇、最高の主人公に訪れる大団円を見届けよ!
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Posted by ブクログ
成瀬シリーズの良いところは、成瀬視点で語られることがほとんどないことにより、読者も成瀬を取り囲む1人としてこの世界観に没頭することが出来るところだと思う。
次はどんなことをしてくれるのか、という期待感を常に持たせてくれる最高の主人公だった。
もっと先の話を読みたいけど終わっちゃったんだねぇ...。
Posted by ブクログ
今日も成瀬はきっとどこかで元気に生活していると思って過ごす日々はほんの少しだけ心が弾むし、逞しくなれる。わたしの心にはしっかり成瀬が存在している。
Posted by ブクログ
2026/03/15
成瀬シリーズの3作品目。京都大学に進学した成瀬とそこで出会う新しい仲間たちとの関係の広がりや、これまで成瀬が築いてきた人間関係も混じり合ってより中身の濃い話になっている5篇が収録されています。
この本を読むとますます滋賀県大津市の琵琶湖周辺や、膳所といった本当にピンポイントでその場所に訪れてみたくなるのがとても不思議です。
成瀬が主人公の話もあれば、成瀬とこれまでに関わってきた人物に焦点を当てている物語とあります。
最初は「ここに成瀬がどう絡んでくるのだろうか?」と思うスタートから、読み進めていくと「成瀬はいつ出てくるんだ…!」と言う気持ちを掻き立てられる感じになっていたのが自分でも不思議でした。
そして成瀬が出てきた時の安心感は「どうして小説の中の人物なのにこんなに安心感があるんだろう」とこれもまた不思議な感覚になります。
どんなことにもまっすぐ進む成瀬が切り開いて築き上げた関係のもとに集まった人たちの織りなす話はとても面白くて笑わずに読み進めるのも大変な感じでした。
斜陽日本での楽しい生き方を示す
成瀬三部作完結編。京大生となった成瀬あかりと愉快な仲間たちを描く。👩🏻🎓翻訳家マライ・メントラインは、本シリーズのテーマを「地盤沈下している日本社会の空気感の中でいかにポジティブに生きるか」として捉えている。本シリーズ累計200万部超の実績は、こうした時代の要請に応えた結果なのだろう。👩🏻🎓ところで、成瀬のキャラについて、斬新という評価が目立つ一方、エロゲにはよくあるキャラとの指摘もあった。この指摘には、思わず笑ってしまった。👩🏻🎓
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様々な方向に伸びた線が繋がり、堂々の完結。
「わたしも二百歳まで生きようと思うの」という一言に2人の関係性が詰まっていて、目頭が熱くなった。
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とうとう読み終えてしまった。
成瀬はやっぱり成瀬だった。
成瀬は、周りの多数派から見れば、変わった人、あまり関わりたくない人と見られてしまうのだろう。
しかし、知れば知るほど魅力的。
誰もがこんなふうに生きたいと思うのに、現実はなかなか難しい。
成瀬をよく分かってくれる新しい仲間ができて、これまでの大切な人たちも集い、ラストに向かい読み進めた。
先が気になるのに、まだ終わらないで欲しいという読書をしたのは久しぶりでした。
手話のところ、良かったです。
成瀬にはなれそうにないけど、時間を大切に、やりたいことから逃げずに、真っ直ぐ生きたいと思った。
もちろん軟弱な自分ができる範囲で。
Posted by ブクログ
どっしりと根を下ろし、上に上へとまっすぐ伸びていく。周りの視線が気になって、紆余曲折、自分の思うことができない世の中。主人公の濁りのない姿に、人は憧れをもつのかもしれない。
Posted by ブクログ
大団円!だけど、成瀬のこれからの未来も想像できる終わり方なのが良いです。滋賀のこと、琵琶湖のこと、京都のことの豆知識も良かった!鳩居堂に行ってみたい。この作者さんの本は他にも読んだけど、やっぱり成瀬シリーズは特別な良さがあります。みんないつのまにか成瀬のことが好きになっちゃうこと、共感です!
Posted by ブクログ
これまでの作品は、成瀬という少々変わった主人公を軸にしつつ、まわりの人物がいい塩梅に悩んだり笑ったりして楽しませてくれていた。今回は、たくさんの面白い人に囲まれて、成瀬がとても自然に生き生きしてたように思う。滋賀の素敵さに京都がよいスパイスを加えてくれたんじゃないかな。大団円といっていいパワーアップぶりだった。
森見ファンが共感できるポイントがいっぱいあってそれも楽しかった笑
Posted by ブクログ
成瀬シリーズは過去作2冊とも読んでいて、完結となるこの本を読むのがとても楽しみでした。
今3回目読み返しています。その都度新鮮で、自分も成瀬のいる世界に住んでいるような気分です。
今回も、周りの人達が成瀬と関わることによって生活や考えが変わっていく、のいう話が多いのですが、今までよりも、成瀬の内面の揺れを描いています。
成瀬が西浦や島崎、両親などを大切に思う気持ちも、わかるように書かれています。
人目を気にせず、自信を持って自分の道を突き進んで行っている成瀬の行動は、みんなの、成瀬を肯定する温かい視線があり、それを成瀬が感じてるからできるのだ、と理解できました。
成瀬を読むととても元気がでるので、成瀬シリーズが終わるのはとても寂しいです。
だけど、次作が出なくても、成瀬はどこかで周りの困りごとに首を突っ込み、周りを巻き込みながらも、自分の思ったことを行動し続けていくような気がしてます。
私も、全然、とまではいかないまでも、人目を気にせず、自分のやりたいことを見つけて、まっすぐに実行していきたい、と前向きになれる小説でした。
Posted by ブクログ
大好きな成瀬シリーズが完結してしまったー!泣
終わり方も綺麗だったし、成瀬はずっと成瀬だった…
どうか今後、機会があれば外伝や特別短編という形で成瀬たちが見れると嬉しいです。
成瀬シリーズが終わっても、私の中で生まれた成瀬魂は永遠に消えません!
Posted by ブクログ
大学生の成瀬も最高だ!!!!
念願だった成瀬母視点の話もあって良かった。
小説はこれで完結でも成瀬あかり史は続いてほしい。
成瀬と島崎、200歳まで生きろ!!!
Posted by ブクログ
成瀬は最高!宮島未奈は天才!
やはり期待通りの面白さ。
新キャラ坪井さくら、ぼきののか、達磨研究会メンバーも期待を裏切らない。
そしてシリーズ完結編として過去キャラ全登場もうれしい。
みゆきや母美貴子が語るようにあかりに成長が見られて、その突飛さが少し削がれているためか、もう過去の2作で成瀬あかりを理解しているためなのか、ストーリー展開に対する衝撃は少ないが、ファンなら納得できる展開はとっても嬉しいし、読んでいて思わず笑みがこぼれる。
やすらぎハムエッグ
坪井さくら登場。
実家が北白川
梅谷と達磨研究会の木崎、大曽根、橿原登場。
ぼきののか
ぼきののかこと田中ののか登場。
そういう子なので
母美貴子があかりの成長を振り返る
親愛なるあなたへ
西浦が成瀬と過ごす1日。
琵琶湖の水は絶えずして
島崎みゆきがあかりの代役で観光大使に。
好きなところ
p9
教師が出すとは思えないような「うえぇっ?」だった。
p22
笑顔というより変顔に近い気がするが、表情を付加しようとする心意気は感じる。
p36
「わたしも成瀬と一緒に京都をめぐってもいい?」
p43
これほど自然に呼んでいるということは、そこに葛藤を見出そうとする私の方が誤っているのかもしれない。
p63
いや、考えてないんかい。
p66
その状態から極めようとするなんて、無謀じゃないかと思っていると、大曽根氏が「極めがいがあるね」と笑顔を見せて、圧倒的敗北を味わう。
p71
一分の隙もない説明に、私は身震いするのを感じた。
p73
私と会長は同時に「あ」と発声した。
p84
さっき怒らせようとしたのは、ひこうタイプにじめんタイプの技をぶつけるぐらい意味がなかった。
p101
「象」と淡々と答えていく。
「さすがに『しね』はやめたほうがいい」
p121
あかりが異次元のスピードでゴール目指して進みはじめた瞬間、慶彦も美貴子も目を見開いた。
p125
美貴子は反射的に「せやろな」とつぶやいた。
p131
きっと今日の出来事も、あかり史に刻み込まれるだろう。
p136
自由。言い得て妙である。
p197
自分が大津の空気にチューニングされていくのがわかる。このまちには成瀬がいるのだ。
p213
あんまり「ゼゼカラの島崎さん」って呼ばれたことないからそわそわする。
p213
わたしは心の中で「重っ」とつぶやいた。
p221
どうやら元かるた班の血が騒いだらしい。
p222
「『朝ごはんは何を食べましたか』と聞かれたから『鮭と米』と答えた。」
中表紙にけん玉持った無表情のあかりが描かれていた!気づかなかった。
ざしきわらし氏の装画は良い。
ドラマ化するなら森七菜か。ひらやすみの印象強い。
Posted by ブクログ
成瀬みたいな人って、一般的には「変な人」と言われがちなのではないだろうか。
変人かもしれないが、確固たる芯が通っている人は今までもこれからも私はいないと思う。だから、多くの人が惹かれ、励まされ、応援する。読者の私もこの完結編で余計に成瀬を応援したくなった。200歳まで周りに恵まれ続けながら本当に生きてほしい。
Posted by ブクログ
シリーズ3作目、多分最終作ですよね。過去ニ作も佳作でしたが、今作が一番じゃないかな。成瀬の成長を感じて思わず頬が緩みます。
余談ですがこの本を読んで久しぶりに森見登美彦のことを考えました。なんとなく敬遠してたけど、ちょっと見てみようかな。
Posted by ブクログ
やっぱり成瀬がおもしれー女すぎる。
最後に成瀬の周りの相関図が綺麗な円になったのが見えた。人を繋げる人って素敵で良い。
そんな中でやっぱり島崎は特別で、2人の物語をもっと見たかったなと寂しい気持ちにもなった。
今年の目標:琵琶湖を見に行く
Posted by ブクログ
今回のお話は特に好きでした!
成瀬の魅力が爆発していました!!
成瀬を取り巻く人達も魅力的な人ばかりで、この作者さんはキャラを考えるのが凄く上手だと思いました!
完結してしまったのがとても寂しいです。
Posted by ブクログ
成瀬シリーズ、完走!売れてて、表紙のイラスト的にもティーン向けかと勝手に思い遠ざかっていた同シリーズ。試しに読んだら面白い、面白い。
成瀬あかりがとても魅力的で、彼女のことを、章ごとに別の主人公が描いている、というのが面白いのだ。主人公なのに、主人公の視点でないって新しい。
今作は集大成だが、今まででてきた人物たちが出てきたり、新たな登場人物がでてきたりするのも魅力。三作目の今作が1番良かった!特にすきだったのは、ぼきののかとやすらぎハムエッグ。とくに一章のハムエッグは危うく泣きそうなくらい感情移入。
毎日一章ずつ、大切に読んだ。どの年代でも性別でも楽しめる一冊ではないか。
人生を考えさせられる啓発本的な
森見登美彦ファンにはうれしい話もあり、笑いながら読みました。成瀬のまっすぐで一生懸命で、人を惹きつけるのは、自分をしっかりもった人なんだと思った。心病みそうな現代社会において、必読書です。続編がどうかありますように🙏
読み手さえも照らす成瀬の煌めき
大学生になっても成瀬の勢いは止まらない。
新たな出会いと、これまでの登場人物との絆。
シリーズ完結は名残惜しいですが、成瀬を語るには少し淡白なくらいがふさわしいのかもしれません。名作です。
ついにあの成瀬が完結する
しかし何という爽快感だろうか。成瀬がまさに京都の京都を駆け抜けて行く。その周りの人々を巻き込んで、みんなも何故か成瀬の話しをしてしまう。そして彼女はこれからもこのままで生きて行くんだろうね。
成瀬シリーズ第三弾は京都大学に進学した成瀬の大学生活が描かれます。新しい環境で新しい友人を作り、相変わらず自由な成瀬が描かれています。今回は成瀬の母視点が特に印象的でした。じんわり感動するシーンを多く成瀬は都を駆け抜けるでした。京都を極めた成瀬は次はどこに向かうのか、次回作があるのかわかりませんが楽しみにしています。
完結だけど、さよならじゃない
最終巻、最終章で成瀬フレンズが大集結。
シリーズは完結しても、まだまだ成瀬あかり史は続きます。
なぜなら彼女とそれを見届ける友人は、二百歳以上生きるのだから。
(良い意味で)完結詐欺と言われても、またいつか帰って来ることを期待しています。
Posted by ブクログ
成瀬あかり、突き抜けた存在であり、周りを惹きつけ愛される。僕たち読者にも。しかし、その存在は家族や友人、繋がった人々により支えられている。そのことが描かれているところがこの物語の素敵なところだと思う。
Posted by ブクログ
成瀬シリーズやっぱりいい。ホンワカ、ホロリ。今作も輪の中心には成瀬。人を自然に惹きつけてしまう魅力的な少女。懐かしい百万遍の情景目に浮かぶ。銭湯はもうなくなってたが。桃鉄やりたくなった。
Posted by ブクログ
爽快。森見文学まで出てきて最高。この小説は文学というより、元気の素。なんか京大生にいそうなタイプなのよね。島崎からの目線でのラストで上手くまとまった感じ。でも、続編を期待してしまう。成瀬は社会人なら起業家タイプ。もしくは研究者か。政治家はつらいか。
Posted by ブクログ
達磨研究会なるサークル、簿記YouTuber。京大生となった成瀬は新たな仲間たちと出会い、京都の街をひた走る。一方、東京の大学に進学した島崎のもとに、ある知らせが…。
作者が京大卒というのは知っていたけれど、先輩にあたる森見登美彦をかなり尊敬していることが本作にしっかり描かれている。確かに森見作品からファンタジー色を取り除けばどこか似ているような気もする。
(B)
Posted by ブクログ
シリーズ最後という事で感動の最終回?を期待しながら読んだが、やはり成瀬は裏切らない。
成瀬は最後まで成瀬だったが、シリーズ1作目から比べるとだいぶ人間味が出てきたように感じる。シリーズの中で出会った人々によって変化してきたのかな?と思いつつ、島崎との関係は一貫していて安心出来た。
まだまだ続きそうな終わり方だったので、また成瀬に会えることを期待する。
Posted by ブクログ
成瀬シリーズの完結編。大学に行っても変わらずのキャラクター。
100個のうち1個ができればいい。大事なのはその中での過程という言葉がまさに成瀬を体現している良い言葉。
誰かのためではなく自分が純粋にやりたいことに邁進する。それが大きいことか小さいことか、意味があるのかないのか等関係なく、想いに純粋に向き合っているその姿勢が結果周りに明かりを照らし、次第に成瀬を中心に人が集まる。
読後、なんだかいい元気に、良い気分になる不思議な作品。
Posted by ブクログ
ずっと読んでたいのに、あっという間に読んでしまった。あいかわらず男前すぎる成瀬。シリーズ完結編らしいが、そんなこといわずに200巻くらい続いてほしい。まだ大学1年生じゃないか。まだまだいくらでもあるだろ!
物語の構造としても成瀬がほぼ舞台装置なので無限に続けられるはず。完璧な舞台装置がときおり見せる等身大の瞬間がたまらなく良い。今回だと母親や西浦くんとの絡みとか。
ここで終わらせるのはもったいなさすぎる。ぜひ続けてください。切なる願い。
Posted by ブクログ
最終巻も単純に面白かった。
このシリーズはとにかく読後感がいい。
自分にも周りにもまっすぐな成瀬が、うらやましいくらい。
人の意見をまず受け入れられる、その素直さがいいんよね。