小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
ネタバレ「あの本読みました?」で紹介されていて気になって購入。確かに未知の読書体験だった。
①飛べない雄蜂の嘘、
②落ちない魔球と鳥
③名のない毒液と花
④笑わない少女の死
⑤眠らない刑事と犬
⑥消えない硝子の星
の順に読んだけど、この順でよかったと思った。
章によって同じ出来事を別の角度から別の人物の視点から見ることになるのでもし違う順で読んでいたらまた全く違った感じ方になったかな?と思う。
誰かのどこかの人生のうちの奇跡の一瞬に自分も同じように体験できたみたいに感じて、話がたとえハッピーエンドでなくても主人公たちの人生にそれぞれ希望を持った形でひとつひとつ読み終えることができた。
何年後かに1回は -
Posted by ブクログ
ほっこり成長系のお話。「花屋さんが言うことには」の続編らしいのだが、前作を読んでいないので、購入してみようと思う。
ミドリは芸大4年生。生花店でバイトをしつつ、今は卒業制作の真っ最中だ。今回はスカビオサを大きく描いた。今日で生花店のバイトを辞めて、金沢に移って社会人を始める。と、入社前から就職予定の会社が破産して倒産してしまった。
ミドリは生花店の近くのメイフラワー荘に引越し、生花店で働き始める。バイトとしてだけれど。幼稚園を併設している寿言寺で花祭りが行われて、ミドリは配達に。その時お花を活けてくれた高校生の千尋ちゃんに卒業制作のスカビオサを見たいと言われておうちにお招きする。画家になる -
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面白い、、、!!
この時代といえば源氏が正義で平家が悪という構図が一般的だと思うが、
この本は平家目線で話は進んでいく。
確かに、平家の慢心や驕りが滅亡へと繋がっていくんだけれども、
平家は平家として、理想や言い分があって未来へ繋げるために武士としてどう生きていくのが正しいか、悩みながら戦っていく。
源氏の台頭、まさに時代の移り変わる瞬間が描かれており、これまで今村先生の本を何冊か読んだ中でもかなり読み応えがある。
源頼朝は鎌倉幕府を作る時平清盛の政を参考に作ったとか。
平清盛の万能感、超カリスマが死ぬと同時に残された一族たちの路頭に迷う感じも人間的で面白い。
仕方ないことだが、清盛にはじ -
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ついに始まった二人だけのランデヴー。彼女たちの素性から考えれば、うまくいくことばかりではないため、当然のように苦労を重ねていく。全く知らない世界に飛び出して、互いのことを一番に思い合い、小さな仕事を引き受けて、時には人助け———
再読。
とても面白い。今まではテラとダイの二人が知っている世界で漁をして旅をしていたけれど、本書からは読者である私は当然ながら、二人も知らない世界を旅していくため、より彼女たちに感情移入できて深い感動を覚えた。彼女たちと同じ景色を見ているなんておこがましいことはいえないが、擬似的に同じ感動や衝撃を味わえて楽しかった。
読み終わってというか、読んでいる途中で気付いたの -
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とても面白かった。
どうしても直木賞が欲しい作家とそれに伴走する編集者の話。
二人とも女性なのだが、その二人の目線が読めるのがいい。
賞レースに残るような作品を作るにはどれほどの情熱を傾けなくてはいけないのか、どれほど心血を注がなくてはいけないのか。
作家、編集者それぞれの立場が読める。
自分の社会での立場が危うくなるほど全てを作品に費やす様はいっそ素晴らしく思える。あれほど何かに自分のリソースを割いたことがあるだろうか。
しかし結果は周囲が危惧した通りになってしまったわけだが。
作品の作り方も面白かった。
直木賞選考委員からの作家への辛辣な評価や、作中作への編集者の朱入れで小説というも -
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「自分はそんなに傲慢じゃない」と思っている人ほど、読んでほしい一冊だ。すごく打ちひしがれる。
傲慢と善良 は、婚活を軸にしながら、人が無意識に抱える“傲慢さ”と“善良さ”を描き出す物語である。登場人物はごく普通の人たちだが、その言葉や選択の中に、自分自身の価値観や思い込みが映し出される。
特に印象に残ったのは、「大恋愛じゃない?」と言われた瞬間に、はっとさせられる場面だ。それまで真実は、周囲との比較という限られた物差しの中でしか自分を見ていなかった。しかしその一言によって、視野が一気に開かれるスイッチになっている。他人軸ではなく、自分軸で物事を捉えることの大切さに気づかされる瞬間だった。
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ネタバレ★4.8
めちゃ面白かった!
効率化プロジェクトによりAIを導入する警察、そこには"人間の勘"と"AIの分析"が対立する。直感を信じる警視正とデータに基づくAIが未解決事件に取り組む話
かなり近未来的なミステリーで現実と地続きに読めるのが面白い!
500ページもあるし、リアリティのある警察物なのに飽きさせない細かい場面展開でずっと楽しめる
あと人物描写もイメージとして湧き出てくるぐらい全員凄く上手く描かれてて無駄がないなと感心した!
ただリアリティの追求とどんでん返し的な要素はトレードオフかなぁと感じるしょうがない部分もあったので−0.2って感じで
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