ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 朝が来る

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    ネタバレ

    その後がどうなったかわからないまま終わってよかった。どうなってしまうのかとヒヤヒヤしながらも、最後は大号泣して読み終えた。

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    2025年12月11日
  • 木曜日にはココアを

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    登場人物ごとの温かい短編ストーリー集。
    ココアのようにホッと温まる、ほんのり甘い人間ストーリーが繰り広げられます。
    読み終えた時も、じんわりと温かい気持ちになりました。
    おすすめです☕️

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    2025年12月11日
  • でっちあげ―福岡「殺人教師」事件の真相―

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    映画のCMを見て読んだ。
    今の世の中を反映するような内容で他人事のように捉えることができなかった。
    認めたら負け、変な親に当たれば負け、偏向報道の餌食になったら負け、、、、、
    組織防衛が守ってくれないこともよく分かる。
    本の内容はとても興味深いものであったが、読め終えた後の何とも言えない思いだけが残った。

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    2025年12月11日
  • ペンギンにさよならをいう方法

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    こういうの大好き!!
    ついつい手に取ってしまう動物&冒険もの。
    そこに気難しい孤独な資産家のおばあちゃん要素が加わり、何だかドラマチックで面白いことが起こりそうな予感をヒシヒシと感じていました。

    遺産を譲る相手としてふさわしいかどうかを見極めるために、85歳で南極へ行くなんてどうかしてる!!
    強行軍で訪れた南極の地で待ち受けていたのは、必要最低限の暮らしと研究センターでペンギン研究に日々忙殺されているディートリッヒ、テリー、マイクの三人。そしてアデリーペンギンたち。

    天涯孤独のおばあちゃん・ヴェロニカとペンギンの未来はどうなる?
    愛しいペンギンと共にいる時間と、存在すら知らなかった孫の存在

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    2025年12月11日
  • 家守綺譚 上

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    大好きな梨木香歩さんの作品。原作の世界観が見事に表現されています。
    毎日少しずつ読み進めました。あの時代にタイムスリップしたいと思いつつ(笑)
    仕事で疲れた時、現実逃避したい時には最高です。
    梨木ワールドにどっぷり浸れます。

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    2025年12月11日
  • 俺たちの箱根駅伝 上

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    友人に勧められた一冊。年末までに読み終えて、2026年の箱根駅伝を見ようと思い読み始めました。

    まず、箱根駅伝が好きで毎年見ていたけれど、箱根駅伝のことを全然分かっていなかった。
    学生連合は箱根経験者は出られないこと、箱根駅伝のコースの特徴、メディア取材の箱根に向けた準備など、私が見ている箱根駅伝はそれぞれのいろんな思いや行動によって出来上がったものでした。
    実際にある大学名を引用したり、2008年原監督が指揮した際の学生連合4位の快挙など、ノンフィクションの箱根駅伝の歴史を紹介してくれていたりして、本を読む上でわくわくさせられました。
    紆余曲折ありながら学生連合のチームがまとまり、次は下巻

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    2025年12月11日
  • DOLL 警察庁特捜地域潜入班・鳴瀬清花

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    本作も民俗学的要素とホラー要素が絶妙でした。参考文献リストからもしっかりと細やかに情報収集されているのが分かります。
    情報過多にはならず、テンポ良くスラスラと読めてしまうのは、登場人物たちが際立って躍動しているからだと思いました。
    本シリーズは作中に出てくる地域の食べ物が密かに楽しみだったりします。

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    2025年12月11日
  • ポアロ登場

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    ネタバレ

    ヘイスティングスとポアロの短編集。
    〈西洋の星〉盗難事件
    マースドン荘の悲劇
    安アパート事件
    狩人荘の怪事件
    百万ドル債券盗難事件
    エジプト墳墓の謎
    グランド・メトロポリタンの宝石盗難事件
    首相誘拐事件
    ミスタ・ダヴンハイムの失踪
    イタリア貴族殺害事件
    謎の遺言書
    ヴェールをかけた女
    消えた廃坑
    チョコレートの箱
    以上14編収録。

    久々にヘイスティングスが出てくる話を読んだけど、この人こんなにウザい感じの人だっけ…?

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    2025年12月11日
  • 悪の教典(下)

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    怒涛の展開。
    マジで13日の金曜日を読んでいるのかと思った。

    とにかく怖すぎる。。。

    様々な人物がハスミンに対し、挑んでは消されて行く。。。。

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    2025年12月11日
  • NO.6〔ナンバーシックス〕 #5

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     「NO.6」文庫版の全9巻のうちの#5です。地獄のような現実に直面する紫苑とネズミに、それぞれの思惑で動くイヌカシと力河、そして沙布。視点の切り替わりが好きな巻でした。そろそろ、ここまでの謎の全貌が見えてくるような予感がしています。続きも読みます。

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    2025年12月11日
  • 悪の教典(上)

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    よく会話であいつは「サイコパス」だよって、会話を耳にするし、口にもしていた気がする。

    しかし、声を大にして言いたい。。。

    サイコパスっていうのは、本作「悪の教典」の
    蓮実聖司の事を言うんだ!!と。

    何が怖いって、普段の爽やかモードからあまりにも自然にシリアルキラーモードになっている事。
    ギアチェンジが滑らかすぎて、いつスイッチ入ったの?って感じ。

    とにかく、目的の為なら手段を選ばないのがサイコパス。。下巻が気になりすぎる。。?

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    2025年12月11日
  • 小さなことばたちの辞書

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    辞書の編集に関わる小説といえば、映画やドラマにもなった三浦しをんさんの「舟を編む」が思い出されますが、これは男女間の不平等や性差別が原因で、辞書には収録されなかったことば(小さなことばたち)を、掬い上げて一冊の辞書にまとめた女性の物語、海外文学です。

    原題は「失われたことばの辞典」。
    舞台は19世紀末の英国。『オックスフォード英語大辞典』の編纂者を父にもつ主人公のエズメは、幼いときに母を亡くし、父の職場であるスクリプトリウム(写字室)でいつも遊んでいましたが、ある日、編纂者たちが落とした1枚の見出しカードを偶然拾い、こっそり隠してしまいます。

    その見出しカードに書かれていたことばは、「ボン

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    2025年12月11日
  • はじめて考えるときのように 「わかる」ための哲学的道案内

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    考えることの原点に戻ってこれるような本
    例えが面白いのですんなり頭に入ってくる
    1冊を通して挿絵に物語性があることに驚いた

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    2025年12月11日
  • 駐車場のねこ

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    どれも好きだなー

    「一等賞」
    気づくと、細田守監督がアニメ化した映像を勝手にイメージして読んでいた。
    脳内に映像がどんどん浮かんできて、それはどこかポップな絵で、いかにもアニメ的だった。
    主人公が転んだ場面、冬であったりその原因や怪我の状況などが、私の小学生の時の思い出とかなり重なっていてビックリした。

    GOAT初号に収められていた短編をきっかけに読んだわけだけれど、期待を裏切られず大いに楽しめた。
    もうすっかり嶋津輝さんファンである。

    森絵都さんの解説も楽しく、最後のツッコミ?的な指摘に大いに納得した。

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    2025年12月11日
  • 新装版 殺戮にいたる病

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    エピローグで犯人が捕まるところから始まる。

    逮捕に至るまでを犯人・息子が犯人ではと疑う母親・元刑事の3人の視点で進んでいく。
    個人的には、覚悟していたグロさは意外と平気で、それよりも犯人の性的嗜好の方が気持ち悪かった。
    そして最後の1ページで今まで見てきたものが覆る衝撃!
    とても面白かった。
    グロさに耐性があればぜひおすすめしたい。

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    2025年12月11日
  • マチネの終わりに

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    わたしは平野啓一郎がつくる、この独特な理解はできない難しいけどどこか素敵な世界観が大好きななので、、、!ただの恋愛のはずなのに、難しい言葉や色々な行為や自称に例え話に例え話を重ねるこのワールドに超魅了された!幸せになりたいね、そして人の幸せを奪いたくはないね、過去は変えられる、本当にいい言葉だ、、、

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    2025年12月11日
  • 民宿ひなた屋

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    山本甲士さんの「ひなた」シリーズは「ひなた弁当」に続いて2作目。
    冴えない中年男性が、ふとしたきっかけから人生を好転させていくストーリー。
    それまでやってきた経験と、持ち前のアイデア、人の縁にも助けられつつ、自分にできることを精一杯やっていく姿が胸を打つ。
    (一見、関係なさそうな経験が意外なところでつながる・役に立つというのは、著者の山本さんの実体験がベースらしい)

    登場人物、全員良い人ばかりじゃん
    とんとん拍子でうまく行きすぎでは?
    もっと波乱・起伏があってもいいんじゃない?

    現実にはちょっとありえないか?というところもあるだけに、こんな声があがるかもな、と思いつつ、それでもあえて言いた

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    2025年12月11日
  • いけないII

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    面白い!!
    一作目が本当に面白かったから、二作目も楽しみにしてました!!!期待を裏切らない面白さ!!!
    読みやすいし、推理に参加できて楽しい!

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    2025年12月11日
  • Ank : a mirroring ape

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    最高やん、この小説。
    読む手が止まりませんでした。ずっと読んでました。

    猩々たちと人類の垣根とはなんだろうか。その問い自体はカモフラージュで、人類がなぜホモサピエンスしか存在しないのか、という問いこそが、京都暴動の根幹を為していると思ってしまった。

    チンパンジーとボノボは似ているが、互いに存在している。類人猿は姿形こそ違えど、似たようなコミュニケーションを取る。

    人間はなぜ、一種しかいないのだろうか。

    そして、なぜ、類人猿の進化は止まったと、我々人類は錯覚しているのだろうか。

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    2025年12月11日
  • 木曜日にはココアを

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    本当に心があったまる作品!読むとなんだか幸せな気持ちになります。
    短編に分かれてるけど、登場人物がそれぞれ繋がりをもっているのが面白かったです。私も青山美智子先生の描く世界の住人になりたいです。

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    2025年12月11日