小説・文芸の高評価レビュー
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ネタバレ 購入済み
昔々、ハラハラドキドキしながら読んだものだった。今でも、充分、ハラハラドキドキしたけれど、やはり、最後には、無事に帰れるという事を知ってから、読むと、安心して読める。
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Posted by ブクログ
よりによってなんで大事な日に客車が離れる事故が起きるんだよ!と、その見えない運命が憎すぎて腹が立った…。
主人公の永野と友人の吉川兄妹の関係は彼らが小学生のころから知っている(大半のページにわたり書かれている)ので、この悲しすぎる結末に胸が痛くなり泣けた。とくにふじ子さんを想うともう…切なすぎる。
最初からすーっと物語に入り込め、読む手がとまらず、しまいには居眠りしたときの夢の中でも物語が展開されるほど夢中になれる。
「塩狩峠」はわたしが中学のころに母から教えてもらった本で母に借りたけど結局読まずに返却。あれから数十年、やっと読めた。読んで本当によかった。
「不朽の名作」に納得です。 -
Posted by ブクログ
よりによってなんで大事な日に客車が離れる事故が起きるんだよ!と、その見えない運命が憎すぎて腹が立った…。
主人公の永野と友人の吉川兄妹の関係は彼らが小学生のころから知っている(大半のページにわたり書かれている)ので、この悲しすぎる結末に胸が痛くなり泣けた。とくにふじ子さんを想うともう…切なすぎる。
最初からすーっと物語に入り込め、読む手がとまらず、しまいには居眠りしたときの夢の中でも物語が展開されるほど夢中になれる。
「塩狩峠」はわたしが中学のころに母から教えてもらった本で母に借りたけど結局読まずに返却。あれから数十年、やっと読めた。読んで本当によかった。
「不朽の名作」に納得です。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ正直ステマとPRに力が入っているだけの話題書やと最初は思ってました…
がんばらなくてもどうにかなるほど世界は優しくないし、自分ががんばりたくないときにかぎってがんばることを要求してくる。
そういう理不尽な毎日だから消えたくなるけど、生きていくしかない。
自分の基準で自分を愛して、納得して受け入れていいんだよ、とあたたかな幸せをもたらしてくれる優しい本でした。
そのためには自分の忖度なしの好きという気持ちを誰かのために献上したりせず、世間の当たり前や、足りている人間像に振り回されず、自分をほこれる自分になれるよう、傷つきながら、もがきながら、受け入れながら生きようと思いました。
アラサー女 -
Posted by ブクログ
だれといても、どこにいても、
自分のいちばん近くにいるのは自分自身なのよ。
だからね秀雪、だれよりもあなたがあなた自身のことを
いちばん思いやってあげなくては。
自分自身をないがしろにしながら
ひとさまのことを大事にしようだなんて、
そんなのできっこないのよ
『魯肉飯のさえずり』/温又柔
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母は、わたしの恥部だった――
申し分のない夫・聖司と結婚し、
〈ふつう〉の幸せになじもうとするも、
にわかに体と心は夫を拒み、性の繋がりも歪になっていく―
密かに声を殺して生きた子ども時代の〈傷〉に気づくとき、
台湾の祖母、叔母、そして異国に渡った母の一生が心を揺らす。
夫と妻、親と子 -
Posted by ブクログ
みんな自分の恋愛だけがきれいなんだよ。
不倫していようが、
歳の差があろうが、
略奪しようが、
自分たちの恋愛だけが正しくて、
あとは汚くて、気持ちが悪い
『神様の暇つぶし』 / 千早茜
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親を亡くし一人になった20歳の夏、
父よりも年上の写真家の男と出会った―。
男の最後の写真集を前にあのひとときが蘇る。
妙に人懐っこいくせに、時折みせるひやりとした目つき。
臆病な私の心に踏み込んで揺さぶった。
彼と出会う前の自分にはもう戻れない。
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読んでて苦しくて仕方なくて、
千早茜先生の細かな丁寧な描写に圧倒された本。
苦しくて重いけど、物語の湿度が高くて夏に読みたくな -
Posted by ブクログ
自分だけの世界であれば心地よい空間なはずなのに周りのどこか評価するような目で見られる、社会という環境では避けられない第三者の目が生々しく書かれてた。客観的に見ると実家から出て自分の働いたお金で1人で暮らしているわけだし、誰にも迷惑はかけていないはずなのにどこか型にはまらなければならない押し付けがましい世の中で、決して誇張してはないこの空気感の表現がすごいなと。snsでもなんでも決めつけて勝手にコメントをして他人に厳しい世の中、どうにか自分だけの幸せに集中できないものなのか、、。投稿を見て嫌な気持ちになるくせにどこか本作の周りの人間と同じ動きをしている自分もいる、、皮肉。
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Posted by ブクログ
大企業の最終面接のディスカッションで、それぞれの隠したい過去を封筒により暴かれていくというあらすじだけでも興味が出るのに、それで終わりではなく、最終面接から8年後に真犯人が暴かれ、当時の出来事をそれぞれ6人の登場人物が語るという構成で描かれた小説。
真犯人は〇〇でした!終わり!というシンプルな小説ではなく、人の裏側までは面接という数時間の間に測れるものではない。という内容を通して人間である以上隠したい出来事は誰にでもあるが、それは全員がそうであり、その人のことを知った気になっても実は裏側ではなく裏側を知った気になっただけである。といったことを常々思わせる面白い小説だった。小説を読みながら、序盤