小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
失敗の本質を読み、ミッドウェー海戦に興味を抱き、さらにその主要人物の事を深く知りたいと思い、山本五十六の次に山口多聞を選んだ。
今で言う超エリートと言うべきか、飛龍と共に沈んだのは本当に残念に思う。
しかし終戦まで生き延びても、山本五十六共々戦犯になっていたのだろうか。あれほど開戦に反対していたのにそれは居た堪れないと思う。
自分の役割に徹し、開戦となったら自ら訓練に臨んだり、目の前のことにまさに命懸けで臨むところは見習いたいと思う。
妻孝子への手紙も記載されており、ツンデレが垣間見えるところも温かい人となりがよくわかった。
以前、吉村昭の零式戦闘機を読んだことがあり、あの、牛で引かれてい -
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2026/09/01
岬の先端にポツンとある一軒の喫茶店に集まってくる色々な人の人生についての短編的な物語。
不運なバイクのガス欠に見舞われて迷い込むかのように喫茶店へたどり着いた青年に始まり、この店に泥棒に入ろうとする男の人や、岬の喫茶店の近くに建物を建てようとしているおじさんやら色々な人が登場します、
どの人たちもこの喫茶店を営んでいる悦子さんの不思議なオーラに飲み込まれて、ついつい自分の心の奥底を話したり、自分の境遇を知ってもらおうとしてしまったりしてしまう。
それぞれの人たちに合う音楽を選曲する悦子さんの人を見る目は本当に確かですごいものだとこの小説を通して感じることができる。
どのエ -
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人間30年40年50年と生きてくりゃ 思い出したくないこと、人に言いたくないこと、言えないこと たくさんあるものだ。けれど、自分の家族について その「いろいろ」を、どのくらい把握しているものだろうか? いやもちろん、家族だからって 「いろいろ」を知っていなければならないってものでも無いけれど。家族であるからこそ あえて パンドラの箱を開けたくない、深く覗き込まない、…みたいなところもあるんじゃないかしら。 深く知りたいという愛もあれば、知らずにおくという愛もあるよね。
心に深い傷を負っていても 見上げれば どこまでも蒼い空、愛される存在であると同時に 誰かを愛する存在でもあるから。自由と引 -
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とってもとっても慎重で繊細で用意周到な著者だからこそ見える世界をいつもお裾分けしてくれてありがたい
不安な時おばあちゃんに励まされて終わりではなく
フィンランドの老後の暮らしの雑誌を買うのすごい
(私も20代にしては、50代以上向けの本を読んでいる方だとは思うが)
「人生は予期せぬことの連続だけど、その度に今までの自分を少しずつ手放して”できないこと”を前提び新しいアイデンティティを築き直していく」
本当に大事!!!
自分も年配の人向けの本をたくさん読むようになったのはコロナ後遺症で寝たきりになって一気に老化が進んだからなんだった 思い出した
私のおじいちゃん(95歳)はそれができず、自分が -
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天藤真の本格推理長編第一作。殺人か自然死か、分からない状態での完全無欠の密室が出てくる。登場する容疑者たちの様子はコミカルで、この作品からすでに天藤ワールドが作り出されている。伏線のはり方があまりに自然で、気づいて材料を集め、推理するのは難しい。しかし、再読すると確かに伏線はある。最後の伏線は決定的で見事である。また、天藤真の文体には独特のリズムが感じられる。読みやすく彼の世界に容易に引き込まれる。これもまた、力作、傑作である。なぜ、江戸川乱歩の評価が低かったのか、不明(大下宇陀児は絶賛)。
文章の細部にかなりの工夫があり、再読すると驚く。語彙や表現の豊富さにも、現代の読者は戸惑うかもしれ -
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圧倒的に過去一胸糞悪い作品だった。
胸糞悪いで有名な本作だが、噂以上に想像を遥かに超えてきた。
ひっどい話だよ…これは。。。
読んでてここまで救いがなく、胸糞悪い読書体験は初めてだった。目も当てられない仕打ち……
暴力描写、精神攻撃、拷問、脅迫などなどの、ありとあらゆる残虐非道な行為が読み進めるたびにエスカレートしていく。読みやすいが故にスルスルと内容が頭に入ってきて読むに耐えない。。。
1958年の夏。わたし(デイヴィッド)は隣の家に引っ越してきた美しい少女メグと出会う。両親を亡くしたメグとその妹は叔母のルースの家に預けられる。しかし、次第にルースによる残虐な虐待が始まり、それはどん -
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ネタバレp.91
記憶は頭の中だけに関係している。~ いい記憶も悪い記憶も、頭の中にあるのだ。
頭の中には、ぼくたちが学んだことをすべて入れておくひきだしがある。 ~
思い出は、ひきだしの中には入っていない。思い出はぼくたちの真ん中に宿っている。たいていはうつらうつらしているが、生きているし、息だってしている。そして、たまに目をあける。 生きていて、息をして、まどろんでいる。手のひらに、足の裏に、鼻に、心臓に、そしてズボンのおしりにだって。ぼくたちがかつて経験したことは、何年も何十年もたってから、突然もどってきて、ぼくたちの目をのぞきこむ。すると、ぼくたちは感じるのだ。そうだ、思い出はなくなってしまっ
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