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「島崎、わたしはこの夏を西武に捧げようと思う」幼馴染の島崎みゆきにそう宣言したのは、中学二年生の成瀬あかり。閉店を間近に控える西武大津店に毎日通い、ローカル番組の中継に映るといいだした。さらに、お笑いコンビ・ゼゼカラでM-1に挑み、高校の入学式には坊主頭で現れ、目標は二百歳まで生きること。最高の主人公の登場に、目が離せない! 本屋大賞を受賞した圧巻の青春小説!(解説・森見登美彦)
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Posted by ブクログ
ヒット作であることが十二分に頷ける最高の小説! 成瀬あかり史の登場人物視点から描かれる5編と、成瀬あかり視点で描かれる1編。 1〜5編では、他者から見た成瀬あかりは何事にも動じず文武両道な完璧超人であり、関わり難い奇人変人でもあると印象付けさせられる。 しかし6編目、突然幼馴染が上京すると聞きあから...続きを読むさまに動揺する様に、成瀬あかりも人間なんだな、と頬が緩む。 二作目も文庫化したら読もう…と思ったが、12月に三作目=完結作が出ると知り、成瀬が200歳まで生きたか気になるので単行本で読んでしまうな。
読んでいて終始ほっこりするし、すごく読んでいて楽しい作品だった。 成瀬と島崎のキャラクターが魅力的で、二人の関係性もすごく好き。青春らしい、微笑ましいだけではなく、成瀬の突飛さのおかげでしっかり面白さにもつながっていた。 最近はミステリーばかり読んでいたが、たまにはこういう肩の力を抜いて楽しめる...続きを読む作品もいいなと思えた。
【きっかけ】 周囲の読者の評判も良かったし、同僚がランニングしながらAudibleで聴いてみろと繰り返し囁いてくるので。 【感想】 なるほど、確かに面白い。主人公が羨ましいほどの行動派。なかなか、真似できない感じ。 こんな友達がいたら、刺激を受けただろうか?いや、遠目で「スゲ〜奴」と感心しつつ、距離...続きを読むを置いたかも。 他人の目を気にせず、自分の中で常に目標を持ち、チャレンジする姿は清々しい。 成瀬に関わる人が影響を受けて、またそれぞれ、魅力的なキャラクターに成長していく感じが、とても良い。 他のキャラクターの、それぞれが持つコンプレックス的な感情や考え方が、個性があって面白い。成瀬は、変わらず成瀬なのだが、いろんな視点で成瀬を見ることにより、新たな成瀬像が構築される。 三部作らしい。評判良いので、続編も読もうと思う。
高校生の子供に勧められて読んだんですが、凄く良かった。高校生でこの本を読めた子供が羨ましくなるくらい。人生は一度きり、誰かの顔色伺って生きてても何も得られないなんて事を、成瀬や島崎から教えて貰った気がします。成瀬はあたしンちの石田に少し似てますね。
今の自分と照らし合わせ読んでいたが、 成瀬の行動力、考え方に深く考えさせられた。 島崎のやってみよう精神も合わせて勉強させて頂きました。 人生=行動した経験だと思う。 少しでも自分を変えるために、 行動してみたいと思わせる本でした。
2024年本屋大賞受賞作。近年で最も人口に膾炙した賞だろう。若者人気と実際の売上げその後の映像化など。 本書の魅力は何よりテンポ。滋賀県大津市の膳所のローカルネタを題材にしながら、成瀬あかりという主人公とそれに翻弄される友人たちが描かれる。ほぼ成瀬目線でないところが独特。やや変人でありそれでも愛す...続きを読むべきキャラクターとして成瀬の人物造形と語りのバランスが良い。 舞台となる滋賀県の立ち位置がまた何より良いセレクト。 さすがに人気が出るだけあり終始楽しめる作品でした。
私は「話が面白い人は何をどう読んでいるのか」という本の感想からこの本について知り、読み始めた。 なので、成瀬が今までにない青春シリーズであるということは念頭に置いた上で、自分の生き方とは対象的な自分の芯を曲げない確固たる判断軸を持っているところに痺れた。 また、成瀬だけではない他の人の視点からも...続きを読む書かれているのが、私自身偏見で思ってたことが別の視点から見ることで全く変わることにも面白いと思った。 それに、なんと言っても今まで見た小説の中で断トツで読みやすかった。小説は毛嫌いしていて、1ヶ月くらい空けたりすることで話を忘れて読むのを諦めることが多い自分だが、そんなことは全くなく読書が好きになるきっかけとなった。 最高の作品だ
私は九州出身で、本書は滋賀県を舞台にしている。直線距離にしておおよそ500km。つまり本書の多くを占めている内輪ネタや地元あるあるには完全に蚊帳の外である。 そんな私が本書に惹かれたのは、その軽快快活な文章だけではなく、「自由を持って意図せず他者を幸せにしていく」という成瀬のキャラクター性と、彼女の...続きを読む独りよがりにならぬことを証明するかの如く、彼女の周囲にきちんとフォーカスを当ててストーリーが展開されていくことであろう。 しょっぱなから放たれる西武のネタを皮切りに、地元を愛してやまない彼ら彼女らの世代を問わぬ生き様は、読者に対し「存在しない地元の記憶」を植え付ける理由としては十分である。これは今からでも味わうことのできる、老若男女の青春物語だ。
【2026年読書記録No.5】 成瀬あかりの生き方にただただ魅了された。 「自分らしく生きる」 それを見事に体現しつつ、生きていく姿に目が離せなかった。 しかしそこには地元を愛する気持ち、友を大切にする気持ちもあった。 読みやすく爽快感もあり、そして笑ってしまうような人の温かさも感じることができる...続きを読む。 そんなシリーズの始まりを感じた。
hilarious! M-1を目指すゼゼカラのやり取りが面白すぎてゲラゲラ笑った。成瀬の言ってることはスケールがデカいが、地元愛溢れる身近にも感じられるお話であった ついつい喋り方が伝染る 私は聖地巡礼してみたい。ミシガンクルーズに乗りたい そのくらいハマってしまった
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