あらすじ
「島崎、わたしはこの夏を西武に捧げようと思う」幼馴染の島崎みゆきにそう宣言したのは、中学二年生の成瀬あかり。閉店を間近に控える西武大津店に毎日通い、ローカル番組の中継に映るといいだした。さらに、お笑いコンビ・ゼゼカラでM-1に挑み、高校の入学式には坊主頭で現れ、目標は二百歳まで生きること。最高の主人公の登場に、目が離せない! 本屋大賞を受賞した圧巻の青春小説!(解説・森見登美彦)
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台風の目のような成瀬に付近の人間が巻き込まれ、意識や行動が変化していく様子が楽しい。ずっと他者目線で破天荒ぶりが語られる成瀬だが、最終話で本人による目線になると意外にも繊細な一面や感性が垣間見れ、愛らしくかんじる。
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「あー、おもしろかった!」
が、読み終わって一番に浮かんだ感想。
テンポがとてもいいので、どんどん読み進めていける。
成瀬がとにかくおもしろい。
成瀬あかり史をできる限り見届けたい島崎の気持ちがとてもよく分かる。
周りから見た成瀬の話だけかと思ってたら、最後は成瀬目線の話で、この話がすごくよかった。
ちょっと泣けた。
読みながらニコニコしてしまう、そんな本でした。
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成瀬あかりにはぜひ天下を取ってほしい。二百歳まで生きてほしい。島崎との友情も永遠に。また来年も、ときめき夏祭りの司会と漫才、よろしく。◆ありがとう西武大津店。ローカルTVに映る成瀬。◆膳所から来ました。M-1に出場する成瀬。◆階段は走らない。マサルと敬太はタクローを探す。◆線がつながる。高校の入学式に丸坊主で登校する成瀬。◆レッツゴー・ミシガン。成瀬を好きになった広島の西浦。◆ときめき江州音頭。司会のゼゼカラ、漫才も行う。
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面白かった。
成瀬みたいに周りの目を気にせずに、堂々としてる姿はかっこいいし憧れる。
自分のやりたいと思ったことを恥ずかしいと思わずに、実行出来るように見習おうと思った。
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シンプルに読みやすい。
流れとしては1.2章が島崎視点で成瀬が描かれ、3章ではまた違った大津関連の話、4章は高校の同級生大貫視点、5章はかるた関連の広島の人視点、6章は成瀬自身の視点として成瀬あかりという人物が描かれている。
明らかな奇人であり、心の内が見えないところもあると思っていたが、終盤にかけて人間味があるというか、1人の女子であることを認識させられる。そこに成瀬あかりというキャラクターの良さがあると思う。
島崎に対する思いを認識させられるところが1番好きなところです。
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変わり者で才能溢れる成瀬と、成瀬をとりまく人たちの話。色んな人の視点から成瀬の人柄がわかる作風で面白かったです。地元愛を感じて作品の舞台に行ってみたくなる。日常系だけど飽きずに読めました!なんとなく成瀬のポジションが令和のハルヒっぽい…。
ずっと注目の的が成瀬だったけど、成瀬も島崎のことを大事に想っているのが伝わってきてほっこりしました。そのうちアニメ化しそう。
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成瀬は自意識だけで世界を押し切っていく人物に見えた。でも不思議と嫌味にならない。近くで見るほど超人ではなく、偏りや不器用さを抱えた一人の人間が浮かぶ。そんな成瀬のそばに島崎がいる。その関係は青春のきらめきというより、他人と並んで生きることの奇跡に近い。
私も以前、地元の友人とM-1に出た。目標にした同い年の芸人のコンビが優勝し、私たちは一回戦で負けた。あれから8年経ったが、今はその友人と仕事をしている。蒔いた種のうち、漫才の芽は出なかったが、別の何かが私たちの縁をつないだ。ジジイになっても、成瀬と島崎のように笑い合えるだろうか。
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一行目から、フフっとなり、持ってかれる。
成瀬という人物が面白く、
サクサク読みやすいし、
何ならスタバでニヤニヤしながら読んだwww
何だろう、共感できる人物は1人(大貫)だけなのに
出てくる登場人物みんな好きだった
森見登美彦さんの解説が絶妙で
最後のセリフ、、
何だっけな手元に本ある人教えてほしい
"我々は成瀬によって自由を手に入れる"(うろ覚え)
みたいなのが、なるほどなと思った
自分らしく生きる難しさと
自分らしく生きることの素晴らしさ。
続きを早く読みたい
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満を持して、話題の成瀬1作目。
まさに疾走感!こんなにグイグイ一気に読めたのは久しぶりかも。次々と読みたくなったので、逆に1話ずつゆっくり読もうと努力がいったくらい。成瀬あかりと島崎みゆき、本当にいいコンビ。エピソードはいろいろな人の目線から書いてあるのも新鮮。最初どういう繋がりかなと考えるのも楽しい(すぐ判明するけど)。6番目(最後)の話が、島崎との関係に少し悩んでしまう成瀬、よき。あと2冊、あるのが楽しみです。
すき
成瀬になりたいし、成瀬と友達になりたい。
あんな人いるとは思えないけどいつか出会えると信じてこれから生きていきたい笑
新鮮だった
今まで出会ったことがない女性が繰り広げる青春群像。まわりの登場人物が逆にいるいるこんな人という秀逸な展開も見事。映像化するなら成瀬は原菜乃華か蒔田彩珠か、なんて思いました。
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たくさんの賞を受賞している話題の本。やっと読めた。半日でイッキ読み。
舞台は大津市膳所ぜぜ。琵琶湖にも隣接。地元愛が強い成瀬さんの中学高校の物語。
天下を取りにいく具体的行動がユニーク
デパートの閉店を応援
M1の漫才に挑戦
百人一首、シャボン玉
将来目標は
200歳まで生きる
デパートをぜぜに建てる など
空気を読まない天才肌の成瀬さんは孤立しガチですが、数少ない理解者である友人と大人たちに助けられて、マイペースに成長していきます。コロナ禍における地方のニューヒーロー、ヒロイン?の誕生のように感じました。地方創生の申し子。行動力が半端ない。神。
空気を読むのに疲れた学生や社会人にも読んでほしい。アフターコロナにおいてもこの清々しさ。学校など小さな社会のヒエラルキーなんて大したことではないのです。
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こんな友達がいたらどうなるんだろうという想像と、自分にもこういうことが出来るのかな?という想像をしながら読みました。エネルギーをもらえる作品。
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めちゃめちゃ面白かった。
本屋に行く度気になっていた、こんなふざけたタイトルの本。
しかも続編が出るし本屋大賞もとっているし、とりあえず読んでおこうか程度の動機で読み始めました。
私は50年近く前、きっと西武大津店がオープンして間もない頃に一度だけ行っています。それは今も寝室にあるデスクタイプのドレッサーを買うためでした。
こういうデザインのドレッサーは当時無くて、インテリア雑誌に載っていた情報をもとに大津まで買いに行ったのです。その西武大津店が舞台になっていて・・・。
しかもその頃憧れていた人が膳所高校出身で、膳所高校にも特別な印象が残っていたのです。
これは私のため?と思ったほど(笑)
主人公は私とは全く似ていないとても個性的な自分を持った少女。
その彼女の立ち居振る舞いに魅了されっぱなしでした。
とても楽しく読めたし、シリーズの続きも読みまあ~す!
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読んでいてとても気持ちのよい展開しかない。よくB級映画のテンプレにありがちな、中盤でなにか無駄に不穏やピンチを入れてくるようなことがなく、終始楽しく聞ける。オムニバス形式でひとつひとつの話がコンパクトにまとまりちゃんと落ちているのでダレることもない。
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成瀬は危なっかしい。
だから目が離せない。でもそんな成瀬からいつのまにか手が離せない。
心配ではなく、魅力で目が離せなくなる。
成瀬はそんな人間だ。
やりたいことがどんどん湧いてきてどんどん叶えていく。そんな成瀬はかっこいい。
成瀬は許容を求めない、でも成瀬は許容を獲得する。そんな成瀬はかっこいい。
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私のような年代のものには、やはり内容がヤング向けという感は否めないが、それでも楽しめた。若い世代にはもっとお勧めしたいかな。
愛すべきキャラ成瀬あかり。そして作品を通じて、大津愛、滋賀愛をとても感じて、また作者の成瀬愛をも強く感じた。
個人的に今年からゆえあって滋賀県に縁ができたので、その点もあって、興味深く、思い入れをこめて読むことができた作品だったな。
Posted by ブクログ
主人公の成瀬がとにかくパワフルで、眩しかった。「これをやる」と決めたら迷わず口に出して、達成のためにできることは惜しまず取り組む。一方で、時にはあっさりと潔く諦めるような人間らしい魅力もあって、彼女の物語をずっと見続けていたいと惹きつけられた。
読み進めるうちに自分の学生時代のことも振り返させられた。周りの目を気にして自分の気持ちに蓋をしたり、どうせ無理だと熱意を捨ててしまったことをポロポロと思い出した。
「あの時、成瀬みたいに挑戦できてたら今の自分はどんな景色を見ていただろう」と考えさせられた。そんなふうに過去の自分を振り返りながら、ちょっと背中を押されつつも切なくなる不思議な気持ちになった一冊!
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面白かったです。この面白いは漫才的な面白さで、物語的な面白さは他と変わらない感じでした。テンポ感がすごくいいのとクセになる成瀬の性格がほぼ中毒みたいな感じでハマります。
何かを始めてみたいっていう行動力はすっごくもらえました。私の好きな何か新しい視点、考え方をくれるって面は弱い気がします。
視点が変わって飽きないのも魅力ですかね。先ほど中毒と言いましたね。はい、絶対文庫本で続編出たら買います笑
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「ありがとう西武大津店」
「膳所から来ました」
「階段は走らない」
「線がつながる」
「レッツゴーミシガン」
このお話が一番好きだな
「ときめき江州音頭」
成瀬のキャラクターにちょっとだけ重なるなと思う人が身近にいて、ときどきその人のことが頭に浮かんで楽しかった。
続編もあるようだから機会があれば読んでみようかな。
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すごく面白いのはそうだが、なんとなく児童書のような雰囲気を感じてしまった。悩みの多い中学生のうちに読んでおきたかった。+どうしても主人公を好きになれなかった。
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嫁が一章で脱落したから代わりに読んだけど、まあまあだった
現実的なハルヒって感じで、最後の友情に気づくところはジーンと来た
サクッと読めて気晴らしに良き
膳所は確かに覚えた
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期待値が上がりすぎていたせいで、そんなにいくつも賞とって絶賛されるほどかな?というのが正直な感想。もっと突き抜けた面白さだと思っていたので。
でも、この作品が面白いのは確か。好きかと聞かれたら、大好き。
成瀬あかりという一風変わった人物の言動を楽しむ話なのかと思っていたが、どうやら少し違うみたい。その成瀬を前にしたときの「人による受け止め方の違い」こそが見所なのかなと思った。
島崎とは一生ゼゼカラ(めちゃくちゃいいコンビ名!)やっていてほしい。ただ小学生の頃は成瀬のこと避けてたっぽいのに、いつのまにか一番の理解者で親友みたいになっていたのは気になった。
大貫は成瀬と関わりたくないのに向こうから寄ってきてしまうのがおかしい。
西浦から見た成瀬は本当に魅力的だった。
同窓会の話だけは微妙だったけど、敬太たちは最終話で成瀬たちと繋がって嬉しかった。
最近の作品だと思っていたのに作中がコロナ禍で驚いた。そうか6年も経てば3作も出るし文庫にもなるか…。
大学時代を草津市で過ごしたこともあり、色々と懐かしかった。
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偏見だが関西圏なら変わった成瀬に興味を持ちそうなクラスメイトがいてもおかしくない気がしたが、そんな人はおらずどこか異物扱いだった。絶対面白いと思うんだが。そういう意味では成瀬に恋心を抱いた人物が一番共感できる。
成瀬シリーズに対する期待感が高かったのか、期待を上回ることなくほどほどだった。もっとぶっ飛んでいて周りを強引に振り回すことを期待していたが、そうでもなかった。
とはいえ、成瀬に魅力があるのは確かで「成瀬ならどうする」「成瀬はどうなっていく」とページを捲らせてくれる力がある。
地域を盛り上げようと取り組んでいる人はどこか眩しさを感じる。
Posted by ブクログ
3.2
表紙のデザインが良くて読んでみました。ここまで地元を愛せる成瀬が素晴らしいです。これ案外島崎も弱変な奴だったりするかも?
ミステリーが好きなんですがこの本はコメディ系?の中でもするすると読んでいくことが出来てライトな気持ちで楽しむのにピッタリの1冊でした。
Posted by ブクログ
★3.8
成瀬のように周囲からの評判に囚われずに我が道を邁進するという生き方を羨ましく思う人も多くいると思う。
私も正直羨ましく思ったりはするが、そのような生き方は誰もが出来る訳ではない。著しく周囲に迷惑をかけている訳では無い成瀬でさえ冷遇を受ける。これが恐らく現実。
なのでそのような生き方を快適にするには、強靭なメンタルか、余っ程な鈍感力が必要に思う。
私は多分そのどちらもにも振り切れていない凡人なので、最低限の協調性を忘れないように生きるべきなのだと再認識させられるキッカケになった。
Posted by ブクログ
書き忘れていたので思い出しながらメモ
少し変わり種の少女、成瀬とそれに関わる人々の物語
舞台となる膳所の姿も目に浮かぶような描写はとても良かった!
時代背景も自分たちの世代としてわかりやすて良い。
Posted by ブクログ
うーん、そんなに最後まで盛り上がって読めたかと言うとそうではないかも。多分、主人公の行動が常識とはかけ離れていて、それを私自身が面白いと思う人間性ではないからだと思う。私も島崎側ではなく、『やばい人いる……』って遠巻きから見る側だろう。
主人公成瀬の力強さ、思い切りの良さは気持ちが良かった。しかし、思い切って行動に移し、結果を知ることが大事で、結果を出すことは大して重要視しておらず、志半ばであっさりやめたりする。そんな姿に島崎と一緒になんだかがっかりすることもしばしばあった。
しかし、200歳まで生きると目標を決め、毎日を生きる姿はかっこいい。なんだか行動も一貫性があって、見習いたい、こんな風になりたいと思った。
色々諦めながら生きる人々に元気を与える1冊。