あらすじ
「島崎、わたしはこの夏を西武に捧げようと思う」幼馴染の島崎みゆきにそう宣言したのは、中学二年生の成瀬あかり。閉店を間近に控える西武大津店に毎日通い、ローカル番組の中継に映るといいだした。さらに、お笑いコンビ・ゼゼカラでM-1に挑み、高校の入学式には坊主頭で現れ、目標は二百歳まで生きること。最高の主人公の登場に、目が離せない! 本屋大賞を受賞した圧巻の青春小説!(解説・森見登美彦)
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Posted by ブクログ
ぶっ飛んだ成瀬の感覚に対して、普通に受け入れて付き合える島崎がすごい。
それと対比して大貫の態度はいたって普通だと思うが、成瀬に家に来てほしくないために熱を下げようとする大貫がおもしろかった。笑
RPGの村人のところでも笑った。
Posted by ブクログ
ここまでキャラが立っている主人公も珍しい。
なんというか、我が道をゆく というか、 個性 というか、唯一無二 というか…
そんな所が良い。
それでも最後の話で、そんな成瀬も分かりやすく動揺してもろもろスランプに陥った所を持ってきた。
そしてそこでゼゼカラ漫才でまた戻ったところで終わる、というのが読後感がよく感じる。
続編の文庫化が待ち遠しい。
Posted by ブクログ
たくさんの賞を受賞している話題の本。やっと読めた。半日でイッキ読み。
舞台は大津市膳所ぜぜ。琵琶湖にも隣接。地元愛が強い成瀬さんの中学高校の物語。
天下を取りにいく具体的行動がユニーク
デパートの閉店を応援
M1の漫才に挑戦
百人一首、シャボン玉
将来目標は
200歳まで生きる
デパートをぜぜに建てる など
空気を読まない天才肌の成瀬さんは孤立しガチですが、数少ない理解者である友人と大人たちに助けられて、マイペースに成長していきます。コロナ禍における地方のニューヒーロー、ヒロイン?の誕生のように感じました。地方創生の申し子。行動力が半端ない。神。
空気を読むのに疲れた学生や社会人にも読んでほしい。アフターコロナにおいてもこの清々しさ。学校など小さな社会のヒエラルキーなんて大したことではないのです。
Posted by ブクログ
うーん、そんなに最後まで盛り上がって読めたかと言うとそうではないかも。多分、主人公の行動が常識とはかけ離れていて、それを私自身が面白いと思う人間性ではないからだと思う。私も島崎側ではなく、『やばい人いる……』って遠巻きから見る側だろう。
主人公成瀬の力強さ、思い切りの良さは気持ちが良かった。しかし、思い切って行動に移し、結果を知ることが大事で、結果を出すことは大して重要視しておらず、志半ばであっさりやめたりする。そんな姿に島崎と一緒になんだかがっかりすることもしばしばあった。
しかし、200歳まで生きると目標を決め、毎日を生きる姿はかっこいい。なんだか行動も一貫性があって、見習いたい、こんな風になりたいと思った。
色々諦めながら生きる人々に元気を与える1冊。